JPH0528904Y2 - - Google Patents
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- JPH0528904Y2 JPH0528904Y2 JP1986186536U JP18653686U JPH0528904Y2 JP H0528904 Y2 JPH0528904 Y2 JP H0528904Y2 JP 1986186536 U JP1986186536 U JP 1986186536U JP 18653686 U JP18653686 U JP 18653686U JP H0528904 Y2 JPH0528904 Y2 JP H0528904Y2
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- alarm lamp
- voltage
- transistor
- terminal
- alternator
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 13
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
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- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
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- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、車両用交流発電機の制御装置に関
するものである。
するものである。
第2図は、従来のこの種の装置の一例を示し、
図に於て、1は不図示の車両に装着された不図示
の機関により駆動される交流発電機で、電機子コ
イル101と界磁コイル102から構成されてい
る。2は上記交流発電機1の交流出力を全波整流
する整流器で、3つの出力端子201,202,
203を有している。上記出力端子201は交流
発電機1のメイン出力を整流出力するメイン出力
端子、上記出力端子202は界磁コイル102の
励磁と、後述する電圧調整器3、警報器4に交流
発電機1の整流出力電圧を印加する補助出力端
子、上記出力端子203は接地端子である。
図に於て、1は不図示の車両に装着された不図示
の機関により駆動される交流発電機で、電機子コ
イル101と界磁コイル102から構成されてい
る。2は上記交流発電機1の交流出力を全波整流
する整流器で、3つの出力端子201,202,
203を有している。上記出力端子201は交流
発電機1のメイン出力を整流出力するメイン出力
端子、上記出力端子202は界磁コイル102の
励磁と、後述する電圧調整器3、警報器4に交流
発電機1の整流出力電圧を印加する補助出力端
子、上記出力端子203は接地端子である。
3は交流発電機1の整流出力電圧である補助出
力端子202に現われる整流出力電圧を所定値に
制御する電圧調整器で、次の各部により構成され
ている。301,302は整流器2の補助出力端
子202からの整流出力電圧を分圧する分圧抵
抗、303はツエナーダイオードで、これらによ
つて交流発電機1の整流出力電圧の大きさを検出
する。304はエミツタ接地されたトランジスタ
で、ツエナーダイオード303の不導通・導通に
より断続される。305はエミツタ接地された出
力トランジスタで、トランジスタ304の導通・
不導通により断続制御され、界磁コイル102の
界磁電流を制御する。306はトランジスタ30
4のコレクタ抵抗であると共に出力トランジスタ
305のベース抵抗、307は界磁コイル102
に並列に接続され、界磁コイル102に発生する
断続サージを吸収するダイオードである。
力端子202に現われる整流出力電圧を所定値に
制御する電圧調整器で、次の各部により構成され
ている。301,302は整流器2の補助出力端
子202からの整流出力電圧を分圧する分圧抵
抗、303はツエナーダイオードで、これらによ
つて交流発電機1の整流出力電圧の大きさを検出
する。304はエミツタ接地されたトランジスタ
で、ツエナーダイオード303の不導通・導通に
より断続される。305はエミツタ接地された出
力トランジスタで、トランジスタ304の導通・
不導通により断続制御され、界磁コイル102の
界磁電流を制御する。306はトランジスタ30
4のコレクタ抵抗であると共に出力トランジスタ
305のベース抵抗、307は界磁コイル102
に並列に接続され、界磁コイル102に発生する
断続サージを吸収するダイオードである。
4は交流発電機1の整流出力電圧を診断警報す
る警報器で、次の各部により構成されている。4
01はトランジスタが2段にダーリントン接続さ
れていると共にエミツタ接地され後述の警報ラン
プ10を駆動する警報ランプ駆動用トランジス
タ、402は導通・不導通により警報ランプ駆動
用トランジスタ401の断続を制御するエミツタ
接地された制御用トランジスタ、403は交流発
電機1の整流出力電圧を検出するツエナーダイオ
ード、404は制御用トランジスタ402のコレ
クタ抵抗であると共に警報ランプ駆動用トランジ
スタ401のベース抵抗、405はツエナーダイ
オード403を介して接続された制御用トランジ
スタ402のベース抵抗である。
る警報器で、次の各部により構成されている。4
01はトランジスタが2段にダーリントン接続さ
れていると共にエミツタ接地され後述の警報ラン
プ10を駆動する警報ランプ駆動用トランジス
タ、402は導通・不導通により警報ランプ駆動
用トランジスタ401の断続を制御するエミツタ
接地された制御用トランジスタ、403は交流発
電機1の整流出力電圧を検出するツエナーダイオ
ード、404は制御用トランジスタ402のコレ
クタ抵抗であると共に警報ランプ駆動用トランジ
スタ401のベース抵抗、405はツエナーダイ
オード403を介して接続された制御用トランジ
スタ402のベース抵抗である。
5は後述の上記発電機の初期励磁回路、警報器
4の電源を駆動する電源駆動回路で、次の各部に
より構成されている。501は電源駆動用トラン
ジスタ、502は電源駆動用トランジスタ501
を制御するエミツタ接地されたトランジスタ、5
03はトランジスタ502のコレクタ抵抗と電源
駆動用トランジスタ501のベース抵抗とを共通
に兼ねる抵抗、504はトランジスタ502のベ
ース抵抗で、警報ランプ駆動用トランジスタ40
1のコレクタ電位を電源としている。
4の電源を駆動する電源駆動回路で、次の各部に
より構成されている。501は電源駆動用トラン
ジスタ、502は電源駆動用トランジスタ501
を制御するエミツタ接地されたトランジスタ、5
03はトランジスタ502のコレクタ抵抗と電源
駆動用トランジスタ501のベース抵抗とを共通
に兼ねる抵抗、504はトランジスタ502のベ
ース抵抗で、警報ランプ駆動用トランジスタ40
1のコレクタ電位を電源としている。
6は上記車両に装着された蓄電池、7は蓄電池
6の(+)側端子に接続されたキースイツチ、
8,9は発電機の初期励磁回路を構成しており、
8は逆流防止ダイオード、9は初期励磁用抵抗で
ある。これらは電源駆動用トランジスタ501の
コレクタと出力端子202間に直列的に接続され
ている。10は警報ランプ、11は警報ランプ1
0の断芯時の保護用並列抵抗である。この警報ラ
ンプ10の一端はキースイツチ7に接続され、他
端は警報ランプ駆動用トランジスタ401のコレ
クタに接続されている。なお、キースイツチ7と
警報ランプ10とが直列に接続されるとともに並
列抵抗11が警報ランプ10に並列に接続されて
警報ランプ回路が構成されている。
6の(+)側端子に接続されたキースイツチ、
8,9は発電機の初期励磁回路を構成しており、
8は逆流防止ダイオード、9は初期励磁用抵抗で
ある。これらは電源駆動用トランジスタ501の
コレクタと出力端子202間に直列的に接続され
ている。10は警報ランプ、11は警報ランプ1
0の断芯時の保護用並列抵抗である。この警報ラ
ンプ10の一端はキースイツチ7に接続され、他
端は警報ランプ駆動用トランジスタ401のコレ
クタに接続されている。なお、キースイツチ7と
警報ランプ10とが直列に接続されるとともに並
列抵抗11が警報ランプ10に並列に接続されて
警報ランプ回路が構成されている。
次に動作について説明する。上記機関の始動に
際して、キースイツチ7が閉じられると蓄電池6
からキースイツチ7、警報ランプ10を通して警
報ランプ駆動用トランジスタ401のコレクタに
電圧が印加され、さらに、ベース抵抗504を通
して、トランジスタ502にベース電流が流れ
る。従つて、トランジスタ502が導通する為、
電源駆動用トランジスタ501が導通する。又、
ツエナーダイオード303は不導通で抵抗306
を通じて出力トランジスタ305も導通する。こ
れらにより蓄電池6から電源駆動用トランジスタ
501を通じ、逆流防止ダイオード8、初期励磁
用抵抗9を介して界磁コイル102に初期励磁電
流が流れ、交流発電機1は発電可能な状態とな
る。この状態に於ける整流器2の補助出力端子2
02の電位は蓄電池6の電圧を初期励磁用抵抗9
と、界磁コイル102の抵抗で分圧した値とな
り、比較的低い電位となつている。
際して、キースイツチ7が閉じられると蓄電池6
からキースイツチ7、警報ランプ10を通して警
報ランプ駆動用トランジスタ401のコレクタに
電圧が印加され、さらに、ベース抵抗504を通
して、トランジスタ502にベース電流が流れ
る。従つて、トランジスタ502が導通する為、
電源駆動用トランジスタ501が導通する。又、
ツエナーダイオード303は不導通で抵抗306
を通じて出力トランジスタ305も導通する。こ
れらにより蓄電池6から電源駆動用トランジスタ
501を通じ、逆流防止ダイオード8、初期励磁
用抵抗9を介して界磁コイル102に初期励磁電
流が流れ、交流発電機1は発電可能な状態とな
る。この状態に於ける整流器2の補助出力端子2
02の電位は蓄電池6の電圧を初期励磁用抵抗9
と、界磁コイル102の抵抗で分圧した値とな
り、比較的低い電位となつている。
従つて、この電位の分圧を検出しているツエナ
ーダイオード303は不導通で、トランジスタ3
04も不導通なので出力トランジスタ305が導
通しており、上記界磁電流は流れ続ける。
ーダイオード303は不導通で、トランジスタ3
04も不導通なので出力トランジスタ305が導
通しており、上記界磁電流は流れ続ける。
一方、警報器4は抵抗404を通して警報ラン
プ駆動用トランジスタ401にベース電流が流
れ、警報ランプ駆動用トランジスタ401が導通
し、警報ランプ10が点灯し、非発電状態を表示
する。この時、警報ランプ駆動用トランジスタ4
01のコレクタ電位は低下するが、警報ランプ駆
動用トランジスタ401は、ダーリントン接続形
トランジスタで構成している為警報ランプ10程
度の駆動時にはコレクタ−エミツタ間飽和電圧が
1V程度あり、従つて、トランジスタ502の導
通を維持する事が出来る。
プ駆動用トランジスタ401にベース電流が流
れ、警報ランプ駆動用トランジスタ401が導通
し、警報ランプ10が点灯し、非発電状態を表示
する。この時、警報ランプ駆動用トランジスタ4
01のコレクタ電位は低下するが、警報ランプ駆
動用トランジスタ401は、ダーリントン接続形
トランジスタで構成している為警報ランプ10程
度の駆動時にはコレクタ−エミツタ間飽和電圧が
1V程度あり、従つて、トランジスタ502の導
通を維持する事が出来る。
次に、上記機関が始動され交流発電機1は回転
駆動されて発電を開始すると、まず、警報器4は
交流発電機1から補助出力端子202に現われる
整流出力電圧が抵抗405を通してツエナーダイ
オード403に印加され、この発電電圧の上昇に
よつて、ついにはツエナーダイオード403が導
通し、制御用トランジスタ402が導通する。こ
れにより警報ランプ駆動用トランジスタ401が
不導通となり警報ランプ10が消灯し、交流発電
機1が正常に発電を開始したことを表示する。
駆動されて発電を開始すると、まず、警報器4は
交流発電機1から補助出力端子202に現われる
整流出力電圧が抵抗405を通してツエナーダイ
オード403に印加され、この発電電圧の上昇に
よつて、ついにはツエナーダイオード403が導
通し、制御用トランジスタ402が導通する。こ
れにより警報ランプ駆動用トランジスタ401が
不導通となり警報ランプ10が消灯し、交流発電
機1が正常に発電を開始したことを表示する。
一方、電圧調整器3は交流発電機1から補助出
力端子202に現われる整流出力電圧を分圧抵抗
301,302とツエナーダイオード303で検
出しており、交流発電機1の整流出力電圧が上記
分圧抵抗301,302とツエナーダイオード3
03とで設定した所定値を越えると上記ツエナー
ダイオード303が導通しトランジスタ304が
導通する。逆に、交流発電機1の整流出力電圧が
所定値以下となると、ツエナーダイオード303
が不導通となり、トランジスタ304が不導通と
なる。以上の上記トランジスタ304の断続によ
り出力トランジスタ305が導通・不導通とさ
れ、界磁コイル102に流れる界磁電流を断続制
御して交流発電機1の整流出力電圧を所定値に調
整している。この交流発電機1の発電によりメイ
ン出力端子201を介して蓄電池6へと充電電流
が流れて蓄電池6を充電する。
力端子202に現われる整流出力電圧を分圧抵抗
301,302とツエナーダイオード303で検
出しており、交流発電機1の整流出力電圧が上記
分圧抵抗301,302とツエナーダイオード3
03とで設定した所定値を越えると上記ツエナー
ダイオード303が導通しトランジスタ304が
導通する。逆に、交流発電機1の整流出力電圧が
所定値以下となると、ツエナーダイオード303
が不導通となり、トランジスタ304が不導通と
なる。以上の上記トランジスタ304の断続によ
り出力トランジスタ305が導通・不導通とさ
れ、界磁コイル102に流れる界磁電流を断続制
御して交流発電機1の整流出力電圧を所定値に調
整している。この交流発電機1の発電によりメイ
ン出力端子201を介して蓄電池6へと充電電流
が流れて蓄電池6を充電する。
ところで、この様な従来装置に於ては、機関の
始動に際して、キースイツチ7が閉じられた時点
では警報ランプ10が点灯しているわけである
が、上記車両や上記機関の振動、又は警報ランプ
10の寿命等により、警報ランプ10が断芯した
場合、警報ランプ駆動用トランジスタ401のコ
レクタ電流が減少し、コレクタ−エミッタ間飽和
電圧が1V以下となりトランジスタ502が不導
通となつて電源駆動回路5が動作しなくなるおそ
れがある。そこで、警報ランプ10が断芯した場
合にも電源駆動回路5を動作させ交流発電機1の
初期励磁回路を正常に動作させる必要から警報ラ
ンプ駆動用トランジスタ401のコレクタ−エミ
ツタ間飽和電圧が1V以下に低下しない様に警報
ランプ10に並列に警報ランプ10相当の比較的
容量の大きい即ち抵抗値の低い例えば50〜100Ω
の並列抵抗11が接続されている。そのために並
列抵抗11自身のコストが割高になつたり、その
消費電力による抵抗11自体の発熱が問題になる
他に、警報ランプ10が正常な時には警報ランプ
駆動用トランジスタ401は、警報ランプ10
と、並列抵抗11の両方に電流を流さなければな
らず、警報ランプ駆動用トランジスタ401は大
容量のものを採用しているのが現状である。
始動に際して、キースイツチ7が閉じられた時点
では警報ランプ10が点灯しているわけである
が、上記車両や上記機関の振動、又は警報ランプ
10の寿命等により、警報ランプ10が断芯した
場合、警報ランプ駆動用トランジスタ401のコ
レクタ電流が減少し、コレクタ−エミッタ間飽和
電圧が1V以下となりトランジスタ502が不導
通となつて電源駆動回路5が動作しなくなるおそ
れがある。そこで、警報ランプ10が断芯した場
合にも電源駆動回路5を動作させ交流発電機1の
初期励磁回路を正常に動作させる必要から警報ラ
ンプ駆動用トランジスタ401のコレクタ−エミ
ツタ間飽和電圧が1V以下に低下しない様に警報
ランプ10に並列に警報ランプ10相当の比較的
容量の大きい即ち抵抗値の低い例えば50〜100Ω
の並列抵抗11が接続されている。そのために並
列抵抗11自身のコストが割高になつたり、その
消費電力による抵抗11自体の発熱が問題になる
他に、警報ランプ10が正常な時には警報ランプ
駆動用トランジスタ401は、警報ランプ10
と、並列抵抗11の両方に電流を流さなければな
らず、警報ランプ駆動用トランジスタ401は大
容量のものを採用しているのが現状である。
従来の車両用交流発電機の制御装置は以上のよ
うに構成されているので、警報ランプ10の並列
抵抗11のコストが割高となり、又、並列抵抗1
1の発熱が問題となる他の警報ランプ駆動用トラ
ンジスタ401の容量を大きくする必要があるな
どの問題点があつた。
うに構成されているので、警報ランプ10の並列
抵抗11のコストが割高となり、又、並列抵抗1
1の発熱が問題となる他の警報ランプ駆動用トラ
ンジスタ401の容量を大きくする必要があるな
どの問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、コストが安く且つ発熱をほと
んど生じない並列抵抗を用いることができ、警報
ランプ駆動用トランジスタの容量を比較的に小容
量にできる車両用交流発電機の制御装置を得るこ
とを目的とする。
になされたもので、コストが安く且つ発熱をほと
んど生じない並列抵抗を用いることができ、警報
ランプ駆動用トランジスタの容量を比較的に小容
量にできる車両用交流発電機の制御装置を得るこ
とを目的とする。
この考案に係る車両用交流発電機の制御装置
は、キースイツチと警報ランプとが直列に接続さ
れるとともに警報ランプに並列に接続された抵抗
を有し一方の端子が蓄電池の一方の端子に接続さ
れた警報ランプ回路、この警報ランプ回路の他方
の端子と蓄電池の他方の端子との間に設けられた
警報ランプ駆動用半導体開閉素子、警報ランプ回
路の他方の端子と蓄電池の他方の端子との間の端
子間電圧が所定レベル以上のとき導通するトラン
ジスタとこのトランジスタの導通により制御され
蓄電池から界磁コイルに初期励磁電流を供給せし
める半導体開閉素子とを有する電源投入回路及び
上記半導体開閉素子の導通により動作用電力が供
給され整流出力電圧が所定値以下のとき警報ラン
プ駆動用半導体開閉素子を閉路することにより警
報ランプを点灯して警報する警報回路を備えた車
両用交流発電機の制御装置において、警報ランプ
の抵抗値に比較して警報ランプに並列に接続され
た抵抗の抵抗値が大きくするとともに、上記端子
間電圧により開閉制御され警報ランプ駆動用開閉
素子を開閉制御し上記端子間電圧を所定レベル以
上に制御する端子間電圧制御用開閉素子を設けた
ものである。
は、キースイツチと警報ランプとが直列に接続さ
れるとともに警報ランプに並列に接続された抵抗
を有し一方の端子が蓄電池の一方の端子に接続さ
れた警報ランプ回路、この警報ランプ回路の他方
の端子と蓄電池の他方の端子との間に設けられた
警報ランプ駆動用半導体開閉素子、警報ランプ回
路の他方の端子と蓄電池の他方の端子との間の端
子間電圧が所定レベル以上のとき導通するトラン
ジスタとこのトランジスタの導通により制御され
蓄電池から界磁コイルに初期励磁電流を供給せし
める半導体開閉素子とを有する電源投入回路及び
上記半導体開閉素子の導通により動作用電力が供
給され整流出力電圧が所定値以下のとき警報ラン
プ駆動用半導体開閉素子を閉路することにより警
報ランプを点灯して警報する警報回路を備えた車
両用交流発電機の制御装置において、警報ランプ
の抵抗値に比較して警報ランプに並列に接続され
た抵抗の抵抗値が大きくするとともに、上記端子
間電圧により開閉制御され警報ランプ駆動用開閉
素子を開閉制御し上記端子間電圧を所定レベル以
上に制御する端子間電圧制御用開閉素子を設けた
ものである。
この考案における車両用交流発電機の制御装置
における端子間電圧制御用開閉素子は、警報ラン
プが断芯した場合に警報ランプに並列に接続され
た抵抗の抵抗値が大きいため抵抗と警報ランプ駆
動用半導体開閉素子によつて分圧される電圧であ
る警報ランプ回路の他方の端子と蓄電池の他方の
端子との間の端子間電圧が低下しようとするのを
防止し、所定レベル以上に制御する。よつて、上
記端子間電圧によつて動作するトランジスタの導
通が確保され、このトランジスタによつて制御さ
れる半導体開閉素子により、ランプが断芯してい
る場合でも界磁コイルに初期励磁電流を供給でき
る。従つて、上記抵抗を小容量で安価なものにで
き、またこの抵抗による発熱の問題が解消され、
電力損失も低減できる。
における端子間電圧制御用開閉素子は、警報ラン
プが断芯した場合に警報ランプに並列に接続され
た抵抗の抵抗値が大きいため抵抗と警報ランプ駆
動用半導体開閉素子によつて分圧される電圧であ
る警報ランプ回路の他方の端子と蓄電池の他方の
端子との間の端子間電圧が低下しようとするのを
防止し、所定レベル以上に制御する。よつて、上
記端子間電圧によつて動作するトランジスタの導
通が確保され、このトランジスタによつて制御さ
れる半導体開閉素子により、ランプが断芯してい
る場合でも界磁コイルに初期励磁電流を供給でき
る。従つて、上記抵抗を小容量で安価なものにで
き、またこの抵抗による発熱の問題が解消され、
電力損失も低減できる。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
る。
第1図に於て、従来例と同様の部分は同符号を
付し、その説明を省略する。警報器4の410,
411は警報ランプ駆動用トランジスタ401の
コレクタと接地間に直列接続され警報ランプ駆動
端子電圧VOを分圧する分圧抵抗、412はベー
スが両分圧抵抗410,411の分圧点に接続さ
れ分圧抵抗410、411の分圧電圧により制御
されるエミツタ接地されたトランジスタで、これ
らによつて警報ランプ駆動端子電圧VOを検出し、
その電圧VOが所定値になる様に動作する。41
3はベースがトランジスタ412のコレクタに接
続されていると共にコレクタが制御用トランジス
タ402のコレクタ及び警報ランプ駆動用トラン
ジスタ401のベースに接続されトランジスタ4
12の導通・不導通により断続制御され、警報ラ
ンプ駆動用トランジスタ401を制御するエミツ
タ接地されたトランジスタであり、トランジスタ
412とトランジスタ413とによりこの考案に
おける端子間電圧制御用開閉素子を構成してい
る。、414は抵抗404と共に逆流防止ダイオ
ード8のアノードと電源駆動用トランジスタ50
1のコレクタとの接続点に接続されたトランジス
タ413用ベース抵抗である。なお、警報ランプ
10に並列接続されている並列抵抗11は従来装
置に比較してその抵抗値が比較的に大きく、例え
ば500Ω〜1000Ωの抵抗値を有し、又、警報ラン
プ駆動用トランジスタ401の容量も従来装置の
それに比較して小容量のものである。
付し、その説明を省略する。警報器4の410,
411は警報ランプ駆動用トランジスタ401の
コレクタと接地間に直列接続され警報ランプ駆動
端子電圧VOを分圧する分圧抵抗、412はベー
スが両分圧抵抗410,411の分圧点に接続さ
れ分圧抵抗410、411の分圧電圧により制御
されるエミツタ接地されたトランジスタで、これ
らによつて警報ランプ駆動端子電圧VOを検出し、
その電圧VOが所定値になる様に動作する。41
3はベースがトランジスタ412のコレクタに接
続されていると共にコレクタが制御用トランジス
タ402のコレクタ及び警報ランプ駆動用トラン
ジスタ401のベースに接続されトランジスタ4
12の導通・不導通により断続制御され、警報ラ
ンプ駆動用トランジスタ401を制御するエミツ
タ接地されたトランジスタであり、トランジスタ
412とトランジスタ413とによりこの考案に
おける端子間電圧制御用開閉素子を構成してい
る。、414は抵抗404と共に逆流防止ダイオ
ード8のアノードと電源駆動用トランジスタ50
1のコレクタとの接続点に接続されたトランジス
タ413用ベース抵抗である。なお、警報ランプ
10に並列接続されている並列抵抗11は従来装
置に比較してその抵抗値が比較的に大きく、例え
ば500Ω〜1000Ωの抵抗値を有し、又、警報ラン
プ駆動用トランジスタ401の容量も従来装置の
それに比較して小容量のものである。
次に動作について説明する。従来装置の場合と
同様に上記機関の始動に際してキースイツチ7が
閉じられた時に、上記車両や上記機関の振動、又
は警報ランプ10の寿命等により警報ランプ10
が断芯している場合、蓄電池6からキースイツチ
7と並列抵抗11を介して流れる警報ランプ駆動
用トランジスタ401のコクレタ電流が減少して
そのコレクタ−エミツタ間飽和電圧が低下しよう
とするが、警報ランプ駆動用トランジスタ401
のコレクタ電圧である警報ランプ駆動端子の電圧
VOを分圧抵抗410,411とトランジスタ4
12とにより検出しており、その警報ランプ駆動
端子電圧VOが所定値以下となるとトランジスタ
412が不導通となり、電源駆動用トランジスタ
501を介しベース抵抗414を通じてベース電
流を供給されるトランジスタ413は導通する。
従つて、これによりベース電位を低下された警報
ランプ駆動用トランジスタ401は不導通とな
り、警報ランプ駆動端子電圧VOが上昇する。次
に、警報ランプ駆動端子電圧VOが所定値を越え
ると両分圧抵抗410,411の分圧値がある闘
値を超えるので分圧抵抗410を通してベース電
流を供給されるトランジスタ412は導通し、こ
れによりベース電位を下げられたトランジスタ4
13は不導通となる。従つて、これによりベース
抵抗404を通じてベース電流を供給される警報
ランプ駆動用トランジスタ401は導通し、警報
ランプ駆動端子電圧VOは低下する。以上の動作
を繰り返すことにより警報ランプ駆動端子電圧
VOが所定値に制御されるものであり、この場合
の上記所定値を例えば1Vに設定しておけば、ト
ランジスタ502はベース電流を供給されて導通
し続けるので電源駆動用トランジスタ501が導
通し続け、電源駆動回路5の動作を維持する事が
できる。これによつて交流発電機1の初期励磁機
能は損なわれる事がない。
同様に上記機関の始動に際してキースイツチ7が
閉じられた時に、上記車両や上記機関の振動、又
は警報ランプ10の寿命等により警報ランプ10
が断芯している場合、蓄電池6からキースイツチ
7と並列抵抗11を介して流れる警報ランプ駆動
用トランジスタ401のコクレタ電流が減少して
そのコレクタ−エミツタ間飽和電圧が低下しよう
とするが、警報ランプ駆動用トランジスタ401
のコレクタ電圧である警報ランプ駆動端子の電圧
VOを分圧抵抗410,411とトランジスタ4
12とにより検出しており、その警報ランプ駆動
端子電圧VOが所定値以下となるとトランジスタ
412が不導通となり、電源駆動用トランジスタ
501を介しベース抵抗414を通じてベース電
流を供給されるトランジスタ413は導通する。
従つて、これによりベース電位を低下された警報
ランプ駆動用トランジスタ401は不導通とな
り、警報ランプ駆動端子電圧VOが上昇する。次
に、警報ランプ駆動端子電圧VOが所定値を越え
ると両分圧抵抗410,411の分圧値がある闘
値を超えるので分圧抵抗410を通してベース電
流を供給されるトランジスタ412は導通し、こ
れによりベース電位を下げられたトランジスタ4
13は不導通となる。従つて、これによりベース
抵抗404を通じてベース電流を供給される警報
ランプ駆動用トランジスタ401は導通し、警報
ランプ駆動端子電圧VOは低下する。以上の動作
を繰り返すことにより警報ランプ駆動端子電圧
VOが所定値に制御されるものであり、この場合
の上記所定値を例えば1Vに設定しておけば、ト
ランジスタ502はベース電流を供給されて導通
し続けるので電源駆動用トランジスタ501が導
通し続け、電源駆動回路5の動作を維持する事が
できる。これによつて交流発電機1の初期励磁機
能は損なわれる事がない。
即ち、警報ランプ10の並列抵抗11は従来装
置の場合の50〜100Ωに対し、500〜1000Ω程度に
抵抗値を大きくする事が可能で、蓄電池6の電圧
が12V系の場合、その並列抵抗11の容量は従来
の2.9〜1.4Wに対し0.29〜0.14Wと1/10に低減す
ることができる。
置の場合の50〜100Ωに対し、500〜1000Ω程度に
抵抗値を大きくする事が可能で、蓄電池6の電圧
が12V系の場合、その並列抵抗11の容量は従来
の2.9〜1.4Wに対し0.29〜0.14Wと1/10に低減す
ることができる。
従つて、並列抵抗11のコストが低減され、
又、消費電力による発熱の問題も解消される他、
警報ランプ駆動用トランジスタ401の容量は警
報ランプ10を駆動できる程度の容量で良いもの
である。
又、消費電力による発熱の問題も解消される他、
警報ランプ駆動用トランジスタ401の容量は警
報ランプ10を駆動できる程度の容量で良いもの
である。
尚、この考案の場合、警報ランプ10を駆動時
の警報ランプ駆動用トランジスタ401のコレク
タ−エミツタ間飽和電圧が所定値以上の場合は、
上述の所定値に制御する動作は不能となるが、何
ら他の動作に影響は及ぼさない。
の警報ランプ駆動用トランジスタ401のコレク
タ−エミツタ間飽和電圧が所定値以上の場合は、
上述の所定値に制御する動作は不能となるが、何
ら他の動作に影響は及ぼさない。
以上のように、この考案によれば、警報ランプ
回路の他方の端子と蓄電池の他方の端子との間の
端子間電圧を所定レベル以上に制御うる端子間電
圧制御用開閉素子及び上記端子間電圧によつて動
作するトランジスタにより半導体開閉素子を制御
して蓄電池から界磁コイルに初期励磁電流を供給
せしめる電源投入回路を設けたので、警報ランプ
と並列に接続される抵抗の抵抗値を大きくして、
抵抗を小容量で安価なものにでき、またこの抵抗
による発熱の問題が解消され、消費電力も低減で
きる効果がある。
回路の他方の端子と蓄電池の他方の端子との間の
端子間電圧を所定レベル以上に制御うる端子間電
圧制御用開閉素子及び上記端子間電圧によつて動
作するトランジスタにより半導体開閉素子を制御
して蓄電池から界磁コイルに初期励磁電流を供給
せしめる電源投入回路を設けたので、警報ランプ
と並列に接続される抵抗の抵抗値を大きくして、
抵抗を小容量で安価なものにでき、またこの抵抗
による発熱の問題が解消され、消費電力も低減で
きる効果がある。
第1図はこの考案による一実施例を示す回路
図、第2図は従来の装置を示す回路図である。 図に於て、1……交流発電機、2……整流器、
3……電圧調整器、4……警報器、5……電源駆
動回路、6……蓄電池、8……逆流防止ダイオー
ド、9……初期励磁用抵抗、10……警報ラン
プ、11……並列抵抗、410,411……分圧
抵抗、412,413……トランジスタ、414
……ベース抵抗である。なお、図中、同一符号は
同一、又は相当部分を示す。
図、第2図は従来の装置を示す回路図である。 図に於て、1……交流発電機、2……整流器、
3……電圧調整器、4……警報器、5……電源駆
動回路、6……蓄電池、8……逆流防止ダイオー
ド、9……初期励磁用抵抗、10……警報ラン
プ、11……並列抵抗、410,411……分圧
抵抗、412,413……トランジスタ、414
……ベース抵抗である。なお、図中、同一符号は
同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 界磁コイルを有する交流発電機の整流出力によ
り充電される蓄電池、上記交流発電機の整流出力
電圧を検出し上記交流発電機の界磁電流を断続制
御することにより上記整流出力電圧を調整する電
圧調整器、キースイツチと警報ランプとが直列に
接続されるとともに上記警報ランプに並列に接続
された抵抗を有し一方の端子が上記蓄電池の一方
の端子に接続された警報ランプ回路、この警報ラ
ンプ回路の他方の端子と上記蓄電池の他方の端子
との間に設けられた警報ランプ駆動用半導体開閉
素子、上記警報ランプ回路の他方の端子と上記蓄
電池の他方の端子との間の端子間電圧が所定レベ
ル以上のとき導通するトランジスタとこのトラン
ジスタの導通により制御され上記蓄電池から上記
界磁コイルに初期励磁電流を供給せしめる半導体
開閉素子とを有する電源投入回路及び上記半導体
開閉素子の導通により動作用電力が供給され上記
整流出力電圧が所定値以下のとき上記警報ランプ
駆動用半導体開閉素子を閉路することにより上記
警報ランプを点灯して警報する警報回路を備えた
車両用交流発電機の制御装置において、上記警報
ランプの抵抗値に比較して上記警報ランプに並列
に接続された上記抵抗の抵抗値を大きくすると共
に、上記端子間電圧により開閉制御され上記警報
ランプ駆動用開閉素子を開閉制御し上記端子間電
圧を上記所定レベル以上に制御する端子間電圧制
御用開閉素子を設けたことを特徴とする車両用交
流発電機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186536U JPH0528904Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186536U JPH0528904Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6390941U JPS6390941U (ja) | 1988-06-13 |
JPH0528904Y2 true JPH0528904Y2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=31136177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986186536U Expired - Lifetime JPH0528904Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528904Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP1986186536U patent/JPH0528904Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6390941U (ja) | 1988-06-13 |
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