JPH0526911Y2 - - Google Patents

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JPH0526911Y2
JPH0526911Y2 JP1986125064U JP12506486U JPH0526911Y2 JP H0526911 Y2 JPH0526911 Y2 JP H0526911Y2 JP 1986125064 U JP1986125064 U JP 1986125064U JP 12506486 U JP12506486 U JP 12506486U JP H0526911 Y2 JPH0526911 Y2 JP H0526911Y2
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voltage
storage battery
voltage dividing
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charging generator
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、充電報知手段が正常に作動するよう
にした充電発電機の電圧調整装置の改良に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の充電発電機の電圧調整装置は第1図に示
したような構造を有していた。第1図において、
101は充電発電機1の電機子巻線、102は界
磁巻線である。2は電機子巻線101の交流出力
を直流に変換する主整流器で、三相全波整流を行
う。4は主整流器2に接続された充電すべき蓄電
池で、これには自動車の各種電装品である外部負
荷7が接続されている。202は界磁巻線102
に励磁電流を供給する補助整流器、3はその励磁
電流を制御して電機子巻線101の出力電圧を、
蓄電池4の電圧が一定になるように調整する電圧
調整回路である。
この電圧調整回路3は、分圧抵抗器307,3
08、ツエナーダイオード306、トランジスタ
305、抵抗器304、トランジスタ303,3
02、フライホイールダイオード301から成つ
ている。分圧抵抗器307,308は主分圧回路
を構成して蓄電池4に並列接続され、その分圧端
子に蓄電池4の電圧に相応する電圧を検出する検
出回路として作用する。界磁巻線102は補助整
流器202のカソード端子とトランジスタ30
2,303のコレクタ端子間に接続されている。
6は蓄電池4に充電が行われていないことを表
示する充電表示灯、5はキースイツチである。充
電表示灯6とキースイツチ5の直列回路は補助整
流器202のカソード端子と蓄電池4の電圧が検
出される方の端子即ちプラス端子間に接続されて
いる。
上述した従来装置の作動は次の通りである。
キースイツチ5を投入すると、蓄電池4から充
電表示灯6、界磁巻線102、トランジスタ30
2を通して初期励磁電流が流れ、充電発電機の回
転数の上昇とともに電機子巻線101の出力電圧
が上昇する。充電発電機の出力は主整流器2を介
して蓄電池4に充電される。充電発電機の出力電
圧が規定の電圧に達すると、分圧抵抗器307,
308の分圧端子に接続されたツエナーダイオー
ド306が導通し、これによつてトランジスタ3
05が導通し、トランジスタ302,303が遮
断されるから、界磁巻線102を励磁電流が減少
し、出力電圧は低下する。また、充電発電機の出
力電圧が規定の電圧より下がると、ツエナーダイ
オード306が遮断され、トランジスタ302,
303が導通するから、界磁巻線102の励磁電
流が増加し、出力電圧は上昇する。このような動
作の繰り返しで蓄電池4の電圧はほぼ一定に保持
される。
ところで、この装置においては、蓄電池4が完
全充電状態にあるとき、外部負荷7に流れる電流
が急激に減少すると、充電表示灯6が一時的に点
灯してしまうという問題がある。この理由は次の
通りである。蓄電池が完全充電状態にあるとき、
外部負荷7に流れる電流が急減すると、界磁巻線
102に流れる励磁電流は急激には減少しないた
め、充電発電機の出力電圧が一時的に高くなる。
この状態では、蓄電池4の電圧は規定の電圧より
高くなつており、外部負荷電流が少ないために規
定の電圧に戻るまでに最大2秒程度の時間を要す
る。この間、ツエナーダイオード303は導通
で、トランジスタ305が導通、トランジスタ3
03,302が遮断の状態にあるので、界磁巻線
102に流れる励磁電流は減少し、電機子巻線1
01の出力電圧は低下する。すると補助整流器2
02のカオード電圧も低下するので、充電表示灯
6が点灯してしまうわけである。
このような現象は、常用電気負荷の少ないデイ
ーゼルエンジン車において、負荷の大きい夜間照
明灯を消灯した時などに起こり、エンジンが運転
状態にあるのに充電表示灯が点灯するので、運転
車に不安感を与えるという不都合があつた。
この問題を解決する装置として、蓄電池4の電
圧に相応する電圧を検出する検出回路を、蓄電池
に並列に接続した分圧回路により構成し、補助整
流器のカソード端子の電圧が所定値以下になつた
とき該分圧回路をその分圧端子の電圧が低下する
ように遮断するスイツチング素子を設けたものが
知られている(特公昭60−32429号公報)。しか
し、この装置ではスイツチング素子としてトラン
ジスタを用いるためコストがアツプする他、スイ
ツチング素子が壊れた場合には蓄電池に損傷を与
えるためスイツチング素子に並列に抵抗を接続し
ておく必要があるなどの難点が生じていたもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の点に鑑みて考案されたもの
で、外部負荷電流の急減により補助整流器のカソ
ード端子電圧が所定値以下になつたとき、本来は
蓄電池の電圧に相応すべき検出電圧を、蓄電池の
電圧には関係なく強制的に所定値以下にする手段
を設け、これによつて補助整流器のカソード端子
電圧がある程度以下に低下するのを防止し、充電
表示灯等の充電報知器が一時的に作動することの
ないようにするとともにコストが低廉でかつ回路
が壊れても蓄電池に損傷を与えることのないよう
にした充電発電機の電圧制御装置を提供すること
を目的とする。
(問題を解決するための手段) 本考案の要旨は、電機子巻線101および界磁
巻線102を有する充電発電機1と、この充電発
電機1の出力を整流して蓄電池4に供給する主整
流器2と、前記蓄電池4の電圧に相応する電圧を
検出しその検出電圧に応じて前記界磁巻線102
の励磁電流を制御することにより前記充電発電機
1の電圧を調整する電圧調整回路3と、前記充電
発電機1の出力を整流する補助整流器202のカ
ソード端子と前記蓄電池4の電圧検出側端子間に
接続され前記蓄電池4に充電が行われていないこ
とを報知する充電報知器6とを備えた充電発電機
の電圧調整装置において、前記蓄電池4の電圧に
相応する電圧を検出する検出回路を前記蓄電池に
並列に接続した分圧抵抗器307,308からな
る主分圧回路によつて構成し、かつ前記補助整流
器202とアースの間にダイオード309、分圧
抵抗器310,312を接続し、分圧抵抗器30
7,308の接続点Bと分圧抵抗器310,31
2の接続点Aとの間にダイオード311を接続し
たことを特徴とする充電発電機の電圧調整装置に
存する。
充電報知器としては、充電表示灯、充電警報器
などを用いることができるが、一般的には充電表
示灯が用いられる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面中第2図に
基づいて説明する。
第2図に示した本考案装置において、既に説明
した第1図の従来装置との相違点は次の通りであ
る。補助整流器202とアースの間にダイオード
309、分圧抵抗器310,312が接続されて
いる。該分圧抵抗器310,312は補助分圧回
路を構成するものである。また分圧抵抗器30
7,308の接続点Bと分圧抵抗器310,31
2の接続点A間にダイオード311が接続されて
いる。ダイオード309のアノードは該補助整流
器202に接続され、分圧抵抗器307,308
の接続点Bにダイオード311のアノードが接続
され、かつ分圧抵抗器310,312の接続点A
にダイオード311のカソードが接続されてい
る。
上記した以外の構成は第1図ものと同じである
ので再度の説明は省略する。
このような構成により、その作用を説明する。
エンジン運転状態では補助整流器202からの
電圧によつて分圧抵抗器310,312の分圧点
Aに分圧端子電圧が現れる。この分圧端子電圧は
あらかじめ分圧抵抗器307,308の分圧点B
の分圧端子電圧より高い値に設定してあるためダ
イオード311は逆方向電圧となり電流は流れず
従来同様通常の電圧調整動作が行われる。
一方、第1図の従来装置の場合にも説明したご
とく、外部負荷7の電流が急激に減少したとき蓄
電池4の電圧が高くなり補助整流器202のカソ
ード電圧が低くなる。これに伴い分圧抵抗器31
0,312の分圧点Aの電圧も低下し分圧抵抗器
307,308の分圧点Bから分圧点Aにダイオ
ード311を介して順方向電流が増加するため分
圧点Bの電圧が低くなる。このときツエナーダイ
オード306が遮断されトランジスタ305が遮
断しトランジスタ303,302が導通して界磁
巻線102の励磁電流を増加させ充電発電機の出
力電圧を上昇させ補助整流器202のカソード端
子電圧の低下を押さえる。したがつて、外部負荷
電流の急減時に充電表示灯6が一時的に点灯する
という事態も防止されるものである。ダイオード
309がないと、キースイツチ5が開のときでも
以下の経路にて微小ながら電流が流れてしまう。
即ち、 蓄電池4の+側→抵抗器307→ダイオード3
11→抵抗器310→抵抗器304→トランジス
タ303のベースからエミツタ→トランジスタ3
02のベースからエミツタ、また、上記抵抗器3
10から分流して、抵抗器310→界磁巻線10
2→トランジスタ302のコレクタからエミツタ
のように電流が流れる。このような微小電流の流
れを防ぐためにダイオード309が必要である。
上述した本考案装置の動作を具体式数値を用い
てさらに詳細に説明する。
通常の電圧調整が行われている場合、蓄電池4
の端子電圧をVB、分圧抵抗器307をR1、分
圧抵抗器308をR2とすると、分圧点Bの分圧
端子電圧V1は次式で表される。
V1=〔R2/(R1+R2)〕×VB… (1) 例えば、ここでR1+2KΩ,R2=2KΩ,VB
=14Vとすると、 7V=〔2KΩ/(2KΩ+2KΩ)〕×14V 又、補助整流器202からのカソード電圧を
VL、分圧抵抗器310をR3、分圧抵抗器31
2をR4、ダイオード309の順方向電圧をVD
とすると、分圧点Aの分圧端子電圧V2は次式で
表される。
V2=〔R4/(R3+R4)〕×(VL−VD)
… (2) 例えば、ここでR3=3KΩ,R4=6KΩ,VL
=14V,VD=0.6Vとすると、分圧点Aの分圧端
子電圧は、 9V≒〔6KΩ/(3KΩ+6KΩ)〕×(14V−0.6V)
となる。したがつて、通常の電圧調整が行われて
いるときの分圧点Bの分圧端子電圧は分圧点Aの
分圧端子電圧に比べて低いためダイオード311
は逆方向電圧となり電流は流れない。
一方、外部負荷7が急激に減少し補助整流器2
02のカソード電圧VLが徐々に低下し、例えば、
8Vに下がつた時点での分圧点Aの分圧端子電圧
V2は上記(2)式から、 5V≒〔6KΩ/(3KΩ+6KΩ)〕×(8V−0.6V)
となり、分圧点Bより低くなるためダイオード3
11を介して順方向電流が増加するため分圧点B
の電圧が低くなる。このときツエナーダイオード
306が遮断されトランジスタ305が遮断しト
ランジスタ303,302が導通して界磁巻線1
02の励磁電流を増加させ充電発電機の出力電圧
を上昇させ補助整流器202のカソード端子電圧
の低下を押さえる。したがつて、上述した如く、
外部負荷電流の急減時に充電表示灯6が一時的に
点灯することはないこととなる。
(考案の効果) 以上のように、本考案の充電発電機の電圧調整
装置は、外部負荷電流の急減により補助整流器の
カソード端子電圧が所定値以下になつたとき、本
来は蓄電池の電圧に相応すべき検出電圧を、蓄電
池の電圧には関係なく強制的に所定値以下にする
手段を設け、これによつて補助整流器のカソード
端子電圧がある程度以下に低下するのを防止し、
充電表示灯等の充電報知器が一時的に作動するこ
とのないようにするとともにコストが低廉でかつ
回路が壊れても蓄電池に損傷を与えることがない
という実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の充電発電機の電圧調整装置を示
す回路図及び第2図は本考案の一実施例の回路図
である。 101……充電発電機の電気子巻線、102…
…界磁巻線、2……主整流器、3……電圧調整回
路、4……蓄電池、6……充電表示灯、7……外
部負荷、202……補助整流器、307,308
……分圧抵抗器、306……ツエナーダイオー
ド、302,303……トランジスタ、309…
…ダイオード、310,312……分圧抵抗器、
311……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電機子巻線101および界磁巻線102を有す
    る充電発電機1と、この充電発電機1の出力を整
    流して蓄電池4に供給する主整流器2と、前記蓄
    電池4の電圧に相応する電圧を検出しその検出電
    圧に応じて前記界磁巻線102の励磁電流を制御
    することにより前記充電発電機1の電圧を調整す
    る電圧調整回路3と、前記充電発電機1の出力を
    整流する補助整流器202のカソード端子と前記
    蓄電池4の電圧検出側端子間に接続され前記蓄電
    池4に充電が行われていないことを報知する充電
    報知器6とを備えた充電発電機の電圧調整装置に
    おいて、前記蓄電池4の電圧に相応する電圧を検
    出する検出回路を前記蓄電池に並列に接続した分
    圧抵抗器307,308からなる主分圧回路によ
    つて構成し、かつ前記補助整流器202とアース
    の間にダイオード309、分圧抵抗器310,3
    12を接続しかつ該ダイオード309のアノード
    を該補助整流器202に接続し、分圧抵抗器30
    7,308の接続点Bにダイオード311のアノ
    ードを接続しかつ分圧抵抗器310,312の接
    続点Aにダイオード311のカソードを接続した
    ことを特徴とする充電発電機の電圧調整装置。
JP1986125064U 1986-08-14 1986-08-14 Expired - Lifetime JPH0526911Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5674044A (en) * 1979-11-16 1981-06-19 Hitachi Ltd Voltage regulator circuit for charging generator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5674044A (en) * 1979-11-16 1981-06-19 Hitachi Ltd Voltage regulator circuit for charging generator

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JPS6333342U (ja) 1988-03-03

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