JP2661331B2 - ベース駆動回路用電源回路 - Google Patents

ベース駆動回路用電源回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインバータ等における主回路開閉素子として
のトランジスタに対するベース駆動回路用電源回路に関
する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の電源回路としては第2図の回路図に例
示するものが知られている。
第2図において、T1は主トランジスタ、1は該主トラ
ンジスタに対するベース駆動回路であり制御用トランジ
スタT2,T3と抵抗R2〜R6とスイッチSWとから成る。また
PとNとBとはそれぞれ前記ベース駆動回路1の正電位
印加点と負電位印加点とベース電流出力点とである。な
お前記トランジスタT1はスイッチSWの閉路時に抵抗R5
経由して順方向ベース電流が与えられて導通状態とな
り、他方前記スイッチSWの開路時には前記順方向ベース
電流が断たれてしゃ断状態となり、且つ該しゃ断状態は
抵抗R6を介した逆方向バイアスにより安定化されてい
る。次にTRはその出力巻線W2のみを図示した変圧器、
D1,D2はダイオード、C1,C2は図示極性にて直列に接続さ
れ図示矢印の如き極性の端子電圧E1,E2はをそれぞれ有
する整流電圧平滑用のコンデンサである。なお該両コン
デンサの直列接続点の電位が制御上の基準電位GNDとな
り、従って前記両電圧E1とE2とは該基準電位GNDに対し
てそれぞれ正極性と負極性とを有するものとなる。また
ZDは定電圧ダイオード、R7は該ダイオードZDの通電電流
制限用抵抗、C4は平滑用のコンデンサであり図示矢印の
如く前記基準電位GNDに対して負極性を有し且つその大
きさが前記定電圧ダイオードZDのツェナ電圧VZに制約さ
れた端子電圧E4を有するものである。該電圧E4が前記ベ
ース駆動回路制御用の負極性電源電圧となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記の如き従来方式の電源回路において
は、前記E4の如き電圧を得るための定電圧ダイオードZD
に関しその定電圧動作を十分行わすためにその通電電流
を所要十分な値にまで増大させる必要があり、このため
前記R7の如き電流制限抵抗の抵抗値はこれを出来るだけ
小となす必要があり、これに伴い前記電流制限抵抗の定
格容量の増大と該抵抗を収納する電源装置の大形化とを
来たしていた。
上記に鑑み本発明は、前記定電圧ダイオードに対する
前記抵抗R7の如き特定された電流制限抵抗の省略を図っ
たトランジスタのベース駆動回路用電源回路の提供を目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のベース駆動回路
用電源回路は、トランジスタの順方向ベース電流制御用
の直流電源と、該直流電源と直列に接続された前記トラ
ンジスタのベースに対する逆方向バイアス制御用の直流
電源とを有するベース駆動回路用の電源回路において、
前記ベース駆動回路の負電位側母線にそのカソードを接
続し且つそのアノードを前記逆方向バイアス制御用直流
電源の負極に接続した定電圧ダイオードと、該ダイオー
ドのカソードと制御上の基準電位点をなす前記両直流電
源間の直列接続点との間に接続した平滑コンデンサとを
設けるものとする。
〔作用〕
今、電圧がそれぞれE1とE2とである2組の直流電源を
直列に接続し、該両電源の直列接続点を基準電位GNDと
なせば、該電位GNDに対し+E1と−E2との正負両電圧を
得ることができる。また負荷とそのツェナ電圧がVZであ
る定電圧ダイオードZDとの直列接続を、前記負荷側が前
記+E1側,前記ダイオードZDのアノード側が前記−E2
となるように前記両電源に接続し、且つ前記負荷とダイ
オードZDとの直列接続点である該ダイオードのカソード
側とその電位が前記GNDである基準線との間にコンデン
サを接続すれば、該コンデンサの端子電圧EcはEc=E2
VZの大きさを有し前記電位GNDに対し負極性電圧とな
る。
すなわち、前記負荷は+E1と−Ec間の電圧にて動作
し、且つ前記電圧VZを規定する前記ダイオードの通電電
流は前記両電圧の和E1+E2を前記負荷の抵抗分と前記ダ
イオードZDの内部抵抗との和により除したものとなり、
該通電電流が適当な範囲内に保たれる限り、前記の電源
電圧E2よりツェナ電圧VZだけ降圧して作成された前記負
荷に対する逆バイアス電圧Ecを安定的に得ることが可能
となる。
本発明は、前記負荷として複数の制御用のトランジス
タと抵抗等から成る主トランジスタ用ベース駆動回路を
対応させ、該回路の総合内部抵抗により該回路に直列に
接続された前記定電圧ダイオードの通電電流を制限し該
回路の逆バイアスを前記電圧Ecにより行うものであり、
前記通電電流制限用の特定専用の抵抗の省略を可能とす
るものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図の回路図に従って説明す
る。なお第1図においては第2図に示す従来技術の実施
例の場合と同一機能の構成要素に対しては同一の表示符
号を附している。
第1図は第2図の回路図において、定電圧ダイオード
ZDの通電電流制限用抵抗R7と平滑用のコンデンサC4とを
除くと共に、前記ダイオードZDの接続点変更を行いその
カソードをベース駆動回路1のN点へ,またそのアノー
ドを平滑用のコンデンサC2の負極側へ接続し更に前記ダ
イオードZDのカソードとその電位を基準電位GNDとなす
基準点との間にコンデンサC3を設けたものである。
上記の如き回路構成により、前記ベース駆動回路1の
N点は前記基準電位GNDに対し前記コンデンサC3の端子
電圧E3(E3=E2−VZ)だけ負電位となされることにな
る。
すなわち前記電圧E3は前記駆動回路1に対する逆バイ
アス電圧となり、その値は前記ツェナ電圧VZの変更によ
る前記電源電圧E2からの降圧量の変更により適宜可変と
なる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、主回路開閉素子としてのトランジス
タに対するベース駆動回路の逆バイアス用電源回路に関
し、前記ベース駆動回路と定電圧ダイオードとを直列に
接続し、該接続点とベース駆動制御上の基準電位点とを
コンデンサにより結合することにより該コンデンサの端
子電圧を以って前記ベース駆動回路に対する逆バイアス
用電圧となすことができ、且つ前記定電圧ダイオードの
通電電流制限を前記ベース駆動回路の総合内部抵抗によ
り行うことにより、前記定電圧ダイオードのツェナ電圧
変更による前記逆バイアス電圧の適宜容易な可変と更に
前記通電電流制限用の特定専用の抵抗とその放熱対策と
が共に省略可能となり、該抵抗を収納する電源装置の小
形低廉化と前記逆バイアス電圧変更の簡易化に伴う機能
上の汎用化とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は従来
技術の実施例を示す回路図である。 1……ベース駆動回路、C1〜C4……コンデンサ、D1,D2
……ダイオード、R1〜R7……抵抗、SW……スイッチ、T1
……主トランジスタ、T2,T3……制御用トランジスタ、T
R……変圧器、W2……変圧器出力巻線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランジスタの順方向ベース電流制御用の
    直流電源と、該直流電源と直列に接続された前記トラン
    ジスタのベースに対する逆方向バイアス制御用の直流電
    源とを有するベース駆動回路用の電源回路において、前
    記ベース駆動回路の負電位側母線にそのカソードを接続
    し且つそのアノードを前記逆方向バイアス制御用直流電
    源の負極に接続した定電圧ダイオードと、該ダイオード
    のカソードと制御上の基準電位点をなす前記両直流電源
    間の直列接続点との間に接続した平滑コンデンサとを設
    けたことを特徴とするベース駆動回路用電源回路。
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