JP2797338B2 - ゲートドライブ回路 - Google Patents

ゲートドライブ回路

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JP2797338B2 JP63255131A JP25513188A JP2797338B2 JP 2797338 B2 JP2797338 B2 JP 2797338B2 JP 63255131 A JP63255131 A JP 63255131A JP 25513188 A JP25513188 A JP 25513188A JP 2797338 B2 JP2797338 B2 JP 2797338B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モータ駆動回路、特に12V程度の低圧を中
心とする電源系を持つ装置に使用されるモータ駆動回路
のうち、パワーMOSFETを使用した回路のゲートドライブ
回路に関するものである。
従来の技術 近年、パワーMOSFETの性能向上に伴い、従来のパワー
トランジスタによる大電流制御が、パワーMOSFETによる
大電流制御にとって替わられるようになってきた。パワ
ーMOSFETは本質的に電圧制御素子であり、電流制御素子
であるパワートランジスタとはその回路構成が大きく異
なる。パワーMOSFETが実際に応用されていて一般的であ
る分野はFA分野が多い。その中でもACサーボモータ駆動
回路、又はDCサーボモータ回路、さらにインバータ回路
に応用されている。ただし、これらの回路は電源が100V
以上の高電圧回路が多い。
電源電圧の低いOA分野では、回路コストの点から今だ
パワーMOSFETは十分に使用されていないが、自動車のバ
ッテリーを利用する電装分野では序々にその応用が考え
られている。最近は、自動車に使用されるモータでも30
A〜50Aの大電流制御をする必要のあるものも現れてき
た。しかし、自動車においてはその制御回路コストは極
めて低く抑えなければならず、FA分野で使用されている
回路をそのまま使用する訳にはいかない。
以下に従来のゲートドライブ回路について説明する。
第6図は従来のパワーMOSFETのゲート駆動回路図であ
り、1はパワーMOSFET、2はフォトカプラ、3a〜3fは抵
抗、4a〜4cはトランジスタ、5a〜5bはツェナーダイオー
ドである。
第7図は第6図に記載されたゲートトライブ回路を使
用してDCモータのフルブリッジ回路を構成した例であり
6a〜6dはDC−DCコンバータ,7a〜7dは第6図のゲートド
ライブ回路、8はDCモータ、9は抵抗、10a〜10dはパワ
ーMOSFETである。
以上の様に構成されたゲートドライブ回路について、
以下その動作を説明する。
まず、フォトカプラ2の発光ダイオード側がHighレベ
ルになると、フォトカプラ2の受光トランジスタにベー
ス電流が供給され、フォトカプラの受光トランジスタが
ONするので、トランジスタ4aのベースは電流が供給され
ず、トランジスタ4aはOFFする。
すると、トランジスタ4bのベースに+V1から抵抗3cを
通してベース電流が供給され、トランジスタ4bはONす
る。トランジスタ4bのエミッタはほぼ+V1となるので、
パワーMOSFETのゲート・ソース間はV1の電圧がかかり、
ゲート抵抗3eを通して、パワーMOSFETのゲート・ソース
間容量がチャージされ、FETはONする。一方、フォトカ
プラ2の発光ダイオード側がLOWレベルのときは、パワ
ーMOSFETのゲート・ソース間は−V2に逆バイアスされ、
FETはOFFする。このとき、回路に与えられる+V1,0,−V
2の電圧は通常出力絶縁型DC−DCコンバータで発生させ
られ、他のどの電位とも絶縁されている。第7図に示し
たDCモータのフルブリッジ回路は、パワーMOSFETが4個
で構成されている。例えば、パワーMOSFET10aと10dがON
となる状態を考える。そのときは、10aのソースはほぼV
CCに等しく、10dのソースはぼぼGndに等しい。しかし、
DC−DCコンバータ6a,6dによって、それぞれのゲートド
ライブ回路の電源は絶縁されているので、パワーMOSFET
がどんな電位にあろうと確実にON・OFF制御ができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の構成では、それぞれのゲートドラ
イブ回路に与える電源を絶縁されたものにする必要があ
り、DC−DCコンバータが複数個必要であり、さらに少な
くともVCCに配置されるパワーMOSFETについてはそれぞ
れ別のDC−DCコンバータとする必要があった。このDC−
DCコンバータは通常リンギングチョークコンバータ方式
と言われる方式をとり、トランスが必要となる。よっ
て、コストが高くつき、自動車用にはコスト面で採用し
にくいという欠点を有していた。
本発明は、従来の問題点を解決するもので、トランス
等の高価で体積の大きい部品を使用することなく、FET
のON・OFF制御を可能とするゲートドライブ回路を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するため本発明のゲートドライブ回路
は、コンデンサとツェナーダイオードを並列接続し、モ
ータに直結したツェナーダイオードのアノード側をMOSF
ETのゲートに接続し、カソード側をスイッチング機能を
持つ電源に接続するものである。
作用 この構成によって、ゲートドライブ回路の電源は昇圧
された電源一つで十分であり、またゲートをOFFすると
きにもMOSFETのゲート・ソース間にチャージされた電荷
を逆バイアスによって高速でディスチャージするので、
高速スイッチング動作が可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるゲートドライブ回
路を示すものである。第1図において、11はツェナーダ
イオード、12はコンデンサ、13はゲート抵抗、14a〜14b
はツェナーダイオード、15はパワーMOSFETである。
第2図は本発明の一実施例におけるDCモータの駆動回
路である。第2図において、16はモータ、17は昇圧型の
DC−DCコンバータ(出力は非絶縁タイプ),18a〜18dは
トランジスタ、19a〜19dはモータに直結したツェナーダ
イオード、20a〜20dはコンデンサ、21a〜21b及び22a〜2
2b,23a〜23bは抵抗である。
第3図及び第4図は、第2図の回路でパワーMOSFETの
スイッチングを行ったときの動作を説明する図である。
以上の様に構成された本実施例のゲートドライブ回路
について、以下その動作を説明する。
まず、第2図において、トランジスタ18a〜18dにはLU
=RL=Lowレベル,RU=LL=Highレベルの信号が入ってい
るとする。そのときの回路の状態は第3図に示す様に、
パワーMOSFET15aと15dがONし、15bと15cはOFFである。
モータには実線矢印の方向に電流が流れる。C点の電位
は、15aの電圧降下を0と仮定すればほぼVCCである。ま
たB点の電位は、抵抗21aでの電圧降下を0と仮定すれ
ば、昇圧回路の出力電圧VHからツェナーダイオード19a
のツェナー電圧VZを差引いたものであり、 VB≒VH−VZ となる。パワーMOSFET15aがON状態を継続するために
は、VBの電位がVCの電位よりもゲートスレッショルド電
圧VSHだけ高いことが必要である。
VB>VC+VSH=VCC+VSH よって、 VH>VZ+VCC+VSH であればよいことがわかる。このとき、コンデンサ20a
は、第3図の極性でVZに充電される。
一方、D点の電位はパワーMOSFET15dの電圧降下を無
視すれば、ほぼGndである。F点の電位は、VHを抵抗22b
と23bで分圧した電位からツェナーダイオード19aのVZ
差引いたものであり、 VE=VH・R2(R1+R2) VF=VE−VZ よってVFの電位がゲートスレッショールド電圧VSHより
大きければ、パワーMOSFET15dはON状態を継続できる。
次に、LU=LL=RU=RL=Highレベルになったときを考
える。
第4図においてA点はGndに接続され、その瞬間B点
の電位は、 VB=−VZ となる。また、モータ電流はインダクタンスの影響によ
り、同じ方向に流れようとするので、パワーMOSFET15b
及び15cのボディーダイオードを通して流れる。
そのときC点の電位は、ボディーダイオードの順方向
電圧下降をVDとすると、 VC=−VD である。パワーMOSFET15aが十分OFFするためには、ゲー
ト電位はソース電位よりも低くすることが必要である。
(原理的にはゲートスレッショールド電圧VSHよりも低
ければよいが、高速スイッチングを行うためにはゲート
・ソース間電圧VGSをマイナスにバイアスし、ゲート・
ソース間に蓄積された電荷を強制的に充電しなければな
らない)よって、 VB−VC=−VZ+VD<0 ツェナーダイオード19aのツェナー電圧はVDより大きく
する必要がある。
またE点の電位もGndとなり、その瞬間F点の電位
は、 VF=−VZ となる。このときパワーMOSFET15dのソースはほぼGndな
ので、十分にOFFすることがわかる。
以上の様に本実施例によれば、コンデンサを並列接続
したツェナーダイオードのアノード側をパワーMOSFETの
ゲートに接続し、カソード側を昇圧された電源に接続す
れば、高速スイッチングが可能で、かつゲートドライブ
用の昇圧電源は1個でよいことになる。
なお、パワーMOSFETを並列接続して使用する場合は、
第5図の様にツェナーダイオードのアノードとパワーMO
SFETのゲートに抵抗を挿入する。さらに第2図では、DC
モータのフルブリッジ回路を一実施例として記載した
が、三相ブラシレスモータの駆動回路を始め、多相モー
タの回路に応用できることは言うまでもない。また、ス
テッピングモータの駆動回路のようにパワーMOSFETのソ
ース又はドレインを接地する方式にも応用できる。
発明の効果 本発明は、コンデンサを並列接続したツェナーダイオ
ードのアノード側をパワーMOSFETのゲートに接続し、カ
ソード側をON・OFF機能を有した電源に接続することに
より、昇圧電源で非絶縁型のものが1個でよく、また、
コンデンサのチャージによって、パワーMOSFETに逆バイ
アスをかけてOFFさせるため、高速スイッチングが可能
となる。よって、コストの安いゲートドライブ回路を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるゲートドライブ回路
の回路図、第2図は本発明の一実施例におけるDCモータ
制御回路の回路図、第3図、第4図は第2図の動作説明
図、第5図は本発明の一実施例におけるパワーMOSFETの
並列接続を示す図、第6図は従来例におけるゲートドラ
イブ回路の回路図、第7図は第6図の回路を使用したDC
モータ制御回路の回路図である。 11,14a〜14b……ツェナーダイオード、12……コンデン
サ、13……抵抗、15,15a〜15d……パワーMOSFET、16…
…モータ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサが並列に接続されたツェナーダ
    イオードのアノード側を、モータに直結したMOSFETのゲ
    ートに接続し、当該ツェナーダイオードのカソード側
    を、MOSFETがONするのに十分な電圧を有し、かつ外部信
    号によりON・OFFされるスイッチング機能を有した電圧
    電源に接続し、前記外部信号によりMOSFETをON・OFF制
    御することを特徴とするゲートドライブ回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゲートドライブ回路を備え
    たモータ駆動回路。
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