JP4925719B2 - ゲート駆動回路 - Google Patents

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本発明は、ゲート駆動回路に関し、特に、ハイサイドスイッチのゲート駆動回路に関する。
一般的に、電子機器装置では、外来ノイズによるシステム誤動作を防止しなければならない。特に、自動車においては、車載のラジオの周波数帯へのノイズ侵入が問題となる。外来ノイズを発生させないシステム作りが求められる。
また、自動車では、ボデーアース(車体がGND電位)のため、負荷がロウサイド側に設置される場合が多く、誘導性負荷がスイッチとGND間に接続されるハイサイドスイッチが多用され、低オン抵抗、低コストのため、スイッチとして、Nチャネル型MOSFETが多用される。
負荷は、モータ、ソレノイドなどの誘導性負荷が用いられる場合も多く、ハイサイドスイッチでオン/オフ制御した場合に発生する逆起電力から、スイッチを保護することも必要となる。
ソースホロワ動作するNチャネルMOSトランジスタからなるハイサイドスイッチの駆動には、電源電圧より高いゲート電圧を印加する必要があり、このために、電源電圧を昇圧する昇圧回路を設ける必要がある。昇圧回路としては各種のものが実用乃至提案されているが、いずれもインバータや発振回路などの電子回路及びコンデンサなど複雑な回路構成を必要とする。
図3は、ハイサイドスイッチのゲートに与える昇圧電圧を生成するチャージポンプ回路の回路の概略を示す図である。図4は、図3のチャージポンプ回路の動作タイミングチャートである。図4のVCP、VC1、VC2、VOSCは、図3のVCP、VC1、VC2、VOSCの電圧波形である。また、図5(a)、図6(a)、図7(a)は、図5(b)、図6(b)、図7(b)のハイサイドスイッチのドレイン・ソース間電圧の動作波形をそれぞれ示す図である。
チャージポンプ回路は、図3のように、電荷充電用コンデンサ(C1、C2)、逆流防止ダイオード(D1、D2)、発振回路(OSC)、インバータ(INV)を備えている。
インバータINVは、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタQ1と、ドレインとゲートがNチャネルMOSトランジスタQ1のドレインとゲートにそれぞれ共通接続され、ソースが電源(バイアス電源)VBに接続されたPチャネルMOSトランジスタQ2を備えている。発振回路OSCは、インバータINVのゲート(トランジスタQ1とQ2の共通接続されたゲート)を駆動する。インバータINVの出力(トランジスタQ1、Q2の共通ドレイン)はコンデンサC1の一端に接続され、コンデンサC1の他端(高電位側+)は、ダイオードD1、D2のカソード、アノードにそれぞれ接続されている。ダイオードD1、D2のアノード、カソードは電圧源V1、コンデンサC2の他端(高電位側+)(昇圧電圧出力端子)に接続されている。
発振回路OSCの出力VOSCがHIGHレベルの時、トランジスタQ1がオンし、トランジスタQ2はオフし、電圧V1からダイオードD1の順方向電圧降下(VF)を引いた電圧(V1−VF)でコンデンサC1が充電される(図4の電圧波形VC1の「C1充電」参照)。
次に、発振回路OSCの出力VOSCがLOWレベルとなり、トランジスタQ1がオフし、トランジスタQ2がオンする。この時、コンデンサC1に充電された電荷が、ダイオードD2を経由してコンデンサC2に移る。
ダイオードD2による順方向電圧降下(VF)が発生するため、コンデンサC2には、
VC1−VF
の電圧が充電される(図4の電圧波形VC2の「C2充電」参照)。
一方、コンデンサC2の低電位側の端子は、給電端子VBに接続されているため、コンデンサC2の高電位側(+)は、
VB+(V1−2・VF)
の電圧が発生する(図4の電圧波形VCP参照)。
ハイサイドスイッチで、NチャネルMOSトランジスタ(「Nチャネル型MOSFET」ともいう)を駆動する場合には、ソース電位がVBまで上昇するため、ゲート電圧をVB以上に昇圧する必要がある。チャージポンプ回路により、前述のとおり、ゲート電位をVB以上とすることが可能となり、NチャネルMOSトランジスタによるハイサイド駆動が可能となる。
次に図5(a)は、誘導性負荷をハイサイドスイッチで制御した構成(図5(b)参照)の動作波形を示す。図5(b)を参照すると、ドレインが電源VCCに接続され、ゲートが入力端子VINに接続されソースが出力端子VOUTに接続されたNチャネルMOSトランジスタTR(スイッチ)と、出力端子VOUTとGND間に接続された誘導性負荷Lを備えている。
VINがHIGHからLOWレベルに遷移しスイッチ(TR)がオフする時には、誘導性負荷Lによる逆起電力により、スイッチ(TR)のドレイン・ソース間に過大電圧が発生する。
スイッチ(TR)がオン時に、負荷電流(i)とインダクタンス(L)に応じて、
E=L・i/2
のエネルギが誘導性負荷Lに蓄積される。このエネルギは、スイッチのオフ時に放電されることになるが、スイッチ・オフ時には、エネルギを放出できる経路がないため、スイッチをブレークダウンさせるべくスイッチ両端の電圧を上昇させる。
スイッチのブレークダウンは素子破壊につながることから、一般的に過電圧からスイッチを保護するために、図6(b)又は図7(b)に示すように、スイッチの絶対最大定格よりも低いツェナーダイオードや整流ダイオードなどが用いられる。
図6(b)の例では、トランジスタTRのドレインとソースにカソードとアノードが接続されたツェナーダイオードZDを備えている。VINがHIGHからLOWレベルに遷移しスイッチ(TR)がオフする時に、VOUTは、ツェナー電圧でクランプされ、
VOUT=VCC−VZ(ただし、VZはツェナー電圧)
となる。
図7(b)の例では、誘導性負荷Lと並列に整流ダイオードDを接続し、VINがHIGHからLOWレベルに遷移しスイッチ(TR)がオフする時に、VOUTは、整流ダイオードの順方向VF電圧でクランプされ、
VOUT=−VF
となる。
チャージポンプ回路では、コンデンサに充電された電荷の受け渡しのために発振回路が設けられる。
通常、ソレノイドやモータ等の負荷駆動に使用されるスイッチには、パワーMOSFETが使用され、そのゲート電荷量は、大きいものでは、数100nCとなる。例えば20kHzのPWM(パルス幅変調)(最小オンDuty10%)で、100nCのMOSFETを駆動する場合、最小オンDuty時のオン期間は5usとなる。
入力信号に応じた出力信号を発生させるためには、スイッチング時間をオン期間の20%程度に抑える必要(本例では、5us×20%=1us)がある。
さて、100nCのゲート電荷量を持つMOSFETを1usで作動させるためには、100nC/1us=0.1Aの出力電流を持つ出力バッファがチャージポンプ回路に必要となる。
MOSFETのゲートは容量性であるため、ゲート充電後はゲート電流は殆どゼロとなるが、充電時には、上記の通り、0.1Aの充電電流を1us間供給する必要がある。このため、出力部はドライブ可能なバッファサイズを確保しなければならず、チップサイズが大きくなる要因となる。
バッファサイズは、チャージポンプ回路のドライブ電流を減らすことで、縮減可能となるが、そのためには周波数を上げて充電する回数を増加させなければならない。
前出の例において、0.1A出力バッファを、0.01A出力バッファ(ドライブ電流が0.1Aの1/10)にするためには、周波数を20kHzから200kHzに、高周波化する必要がある。
しかし、高周波化することで、ノイズによる問題が浮上する。
前記したように、自動車電装用途では、車載ラジオにより、LW帯(150〜280kHz)、AM帯(510〜1710kHz)のノイズ発生源が問題とされており、チャージポンプ回路による使用に制限がある。
誘導性負荷のオフ時に発生する過電圧によるスイッチの保護には、図6(b)、図7(b)に示したように、ツェナーダイオード又は整流ダイオードが用いられるが、専ら、保護のためだけに用いられている。かかる構成は、単純に、コストアップする要因となっている。
図8に、チャージポンプ回路及びツェナーダイオードによる素子保護を設けた構成を示す。図8に示す例では、チャージポンプ回路、保護用ツェナーダイオードZDが必要となることから回路規模が大きくなる。
なお、特許文献1には、N型チャンネル絶縁ゲートトランジスタからなるハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを直列接続してそれぞれ構成される一対のインバータを有し、各スイッチゲート電極に所定周期の制御電圧を印加して両インバータの出力端間の負荷(誘導性負荷)を双方向駆動するHブリッジ回路において、昇圧量の増大、回路構成の簡易化が可能な昇圧回路を有するHブリッジ回路が開示されている。また、特許文献2には、ハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを直列接続してそれぞれ構成される複数のインバータを並列接続してなるスイッチングブリッジと、前記各インバータの出力端から双方向通電されるインダクタンス負荷と、電源と前記ハイサイドスイッチの高位端との間に介設されて前記ハイサイドスイッチから前記電源への通電を禁止する逆流禁止手段と、前記高位端から充電される蓄電手段と、前記スイッチを断続して前記負荷コイルの通電を制御する通電制御手段とを備えることを特徴とするインダクタンス負荷駆動ブリッジ回路が開示されている。電源は逆流禁止手段によりハイサイドスイッチの高位端からの充電を禁止されるので、インダクタンス負荷の磁気エネルギに起因する上記還流電流は蓄電手段に蓄積され、この蓄電手段に蓄積された高電圧は次の位相期間にインダクタンス負荷に印加され、このインダクタンス負荷への供給エネルギが増大させることができ、これによりインダクタンス負荷の高電圧駆動を可能としている。また、この高電圧を例えばそれが必要な上記スイッチの制御するための通電制御手段などの電源電圧などに利用することができる。 これらは、いずれもHブリッジ回路であり、後述されるハイサイドスイッチのゲート駆動回路とは相違している。なお、誘導性負荷を駆動するスイッチのゲート駆動回路にチャージポンプ回路を使用する構成として、特許文献3等の記載が参照される。
特開平8−162934号公報 特開平9−069435号公報 特開平11−008994号公報
上記したように、従来の回路においては、誘導性負荷をハイサイドスイッチで制御する場合、回路規模の増大、ノイズの発生等の問題を有している。
さらに、チャージポンプ回路で、ハイサイドスイッチを制御する場合、バッファサイズの小型化のためには高周波化が必要とされノイズの増大、消費電流の増大を招いている。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明は、誘導性負荷のターンオフ時に発生する逆起電力を、ハイサイドスイッチのゲート容量の充電のために再利用する構成としている。より詳細には、本発明は、誘導性負荷を駆動するハイサイドスイッチのゲート駆動回路であって、前記誘導性負荷のターンオフ時に発生する逆起電力のエネルギを蓄積手段に蓄積し、前記蓄積手段に蓄積された前記逆起電力のエネルギを前記ハイサイドスイッチのゲート容量の充電のために再利用する制御を行う手段と、を備えている。
本発明に係るゲート駆動回路は、ソースフォロワ動作で誘導性負荷を駆動するトランジスタよりなるスイッチのゲート駆動回路であって、前記誘導性負荷と並列に、逆起電力エネルギ回生用の整流素子(「第1の整流素子」という)と、逆起電力による回生電流で充電される容量素子との直列回路を備え、前記容量素子の蓄積電圧に基づき、前記スイッチ素子のゲートに電源供給を行うように制御する回路を備えている。
本発明においては、前記容量素子と並列に、定電圧素子と逆流防止素子の直列回路が接続され、逆起電力による回生電流で充電される前記容量素子の端子間電圧が、所定電圧にクランプされる。
本発明においては、第1電源に一端が接続された第2の整流素子と、前記容量素子と前記第1の整流素子の接続点に一端が接続された第3の整流素子と、を備え、前記第2及び第3の整流素子の他端同士は共通接続され、制御端子に入力される制御信号によってオン・オフ制御される第1のスイッチ素子と、前記第2及び第3の整流素子の他端の共通接続点と、前記スイッチのゲートとの間に接続された第2のスイッチ素子と、を備え、前記第1のスイッチ素子は、前記第2のスイッチ素子の制御端子と第2電源間に接続されている。
本発明において、前記第1のスイッチ素子がオンのとき、前記第2のスイッチ素子はオンとされ、前記スイッチのゲートには、前記第1電源電圧から、前記第2の整流素子の順方向電圧分差し引いた電圧が供給される。
本発明において、前記第1のスイッチ素子がオンの後、前記第1のスイッチ素子をオフとし、前記第2のスイッチ素子もオフとされ、前記誘導性負荷の逆起電力による回生電流で前記容量素子を充電し、つづいて前記第1のスイッチ素子がオンとされ、前記第1電源の電圧、又は、前記容量素子と前記第1の整流素子の接続点の電圧のうち、前記第2及び第3の整流素子のOR接続で規定される一方の電圧が、オン状態の前記第2のスイッチ素子を通して、前記スイッチのゲートに供給される。
本発明において、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子は、互いに極性が異なるバイポーラジャンクショントランジスタよりなる。
本発明において、前記スイッチが、NチャネルMOSトランジスタよりなる。
本発明においては、前記第1のスイッチ素子がパルス幅変調(PWM)駆動される構成としてもよい。
本発明によれば、ハイサイドスイッチのターンオフ時の誘導性負荷の逆起電力をハイサイドスイッチのゲート容量の充電のために再利用することで、チャージポンプによる昇圧方式を不要としており、チャージポンプ回路を削除することが可能となる。このため、低コストでハイサイドスイッチの構成が可能となる。また、ノイズ発生源も削除ができる。さらに、誘導性負荷のターンオフ時に発生する高電圧を吸収することにもなり、ハイサイドスイッチの過電圧保護も同時に実現することができる。
また、本発明によれば、誘導性負荷をPWM(パルス幅変調)で制御することにより、逆起電力が発生するが、このエネルギを、蓄電用コンデンサに充電し、ハイサイドMOSFETのゲート容量に供給することで、MOSFETをオンすることが可能となる。また、ハイサイドMOSFETのドレイン・ソース間電圧も同時に、過電圧から保護される。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく添付図面を参照して以下に説明する。本発明は、図1を参照すると、本発明は、ソースフォロワ動作で誘導性負荷(L)を駆動するトランジスタ(Q1)よりなるスイッチのゲート駆動回路であって、誘導性負荷(L)とは並列に、逆起電力エネルギ回生用の整流素子(D3)と、逆起電力による回生電流で充電される容量素子(Cbs)からなる直列回路を備え、制御信号(ON/OFF信号)に基づき、容量素子(Cbs)の蓄積電圧に基づき、トランジスタ(Q1)のゲートに電源供給を行うように制御する回路(トランジスタTR1、TR2、ダイオードD1、D2)を備えている。本発明において、好ましくは、容量素子(Cbs)と並列に、定電圧素子(ZD)と逆流防止素子(D4)の直列回路が接続され、逆起電力による回生電流で充電される容量素子(Cbs)の端子間電圧が、所定電圧にクランプされる。
本発明は、第1電源(VSUP)に一端が接続された第2の整流素子(D1)と、前記容量素子(Cbs)と前記第1の整流素子(D3)の接続点(a)に一端が接続された第3の整流素子(D2)と、を備え、前記第2及び第3の整流素子の他端同士が接続され、制御端子に入力される制御信号(ON/OFF信号)によってオン・オフ制御される第1のスイッチ素子(TR1)と、前記第2及び第3の整流素子の他端の接続点と、前記スイッチ(Q1)のゲートとの間に接続された第2のスイッチ素子(TR2)と、を備え、第1のスイッチ素子(TR1)は、第2のスイッチ素子(TR2)の制御端子と第2電源(GND)間に接続されている。
本発明において、第1のスイッチ素子(TR1)がオンのとき、第2のスイッチ素子(TR2)はオンとされ、スイッチ(Q1)のゲートには、第1電源電圧(VSUP)から第2の整流素子(D1)の順方向電圧分、シフトした電圧が供給される。本発明において、前記誘導性負荷(L)の逆起電力による回生電流で容量素子(Cbs)を充電し、つづいて第1のスイッチ素子(TR1)がオンとされ、第1電源の電圧(VSUP)、又は、容量素子(Cbs)と前記第1の整流素子(D3)の接続点(a)の電圧のうち、第2及び第3の整流素子のOR接続で規定される一方の電圧が、オン状態の前記第2のスイッチ素子(TR2)を通して、前記スイッチ(Q1)のゲートに供給される。以下実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。電力吸収用コンデンサ(Cbs)、信号変換用トランジスタ(TR1、TR2)、ツェナーダイオード(ZD)及びダイオード(D1〜D4)を備えている。NPN型バイポーラジャンクショントランジスタTR1のエミッタはGNDに接続され、ベースはON/OFF信号が入力され、コレクタは、PNP型バイポーラジャンクショントランジスタTR2のベースに接続されている。トランジスタTR2のエミッタは、アノードが電圧VSUPに接続されたダイオードD1のカソードに接続されている。トランジスタTR2のコレクタは、ハイサイドスイッチ(トランジスタQ1)のゲートに接続されている。トランジスタQ1のドレインはVSUPに接続され、トランジスタQ1のソースは、誘導性負荷Lの一端に接続され、誘導性負荷Lの他端はGNDに接続されている。
本実施例では、誘導性負荷(L)と並列に、逆起エネルギ回生用ダイオード(D3)と電力吸収用コンデンサ(Cbs)との直列回路が接続される。また、コンデンサ(Cbs)に並列に、ツェナーダイオード(ZD)と逆流防止ダイオード(D4)の直列回路が接続され、Cbsに充電される電圧が過電圧にならないようにしている。コンデンサCbsの高電位側(+)と、ダイオードD3のカソードとの接続点は、ダイオードD2を介してバイポーラジャンクショントランジスタTR2のエミッタに接続される。
コンデンサCbsの高電位側(+)とダイオードD3のカソードの接続点(a)の電位は、VSUPとダイオードOR接続にて、バイポーラジャンクショントランジスタTR2を通して、NチャネルMOSトランジスタQ1のゲートに供給される。NチャネルMOSトランジスタQ1のゲート駆動は、外部から入力される信号(ON/OFF信号)により、バイポーラジャンクショントランジスタTR1をオン・オフ制御することで行われる。すなわち、バイポーラジャンクショントランジスタTR1のコレクタは、バイポーラジャンクショントランジスタTR2のベースに接続され、トランジスタTR1がオンすると、トランジスタTR2がオンし、NチャネルMOSトランジスタQ1のゲートに電流を供給できる電流パス(Cbs+からダイオードD2、トランジスタTR2へのパス(B))が確立される。
図2は、図1の動作を説明するためのタイミングチャートであり、Vb_TR1は、TR1のベース電圧、Vb_TR2は、TR2のベース電圧、Vg_Q1はトランジスタQ1のゲート電圧、Vs_Q1はトランジスタQ1のソース電圧、V_CbsはコンデンサCbsの端子間電圧である。
図2に示すように、(1)初期状態、(2)スタートアップ1、(3)スタートアップ2、(4)オン動作の4つの状態が1巡することで、ハイサイド側でのトランジスタQ1の駆動が行われる。
バイポーラジャンクショントランジスタTR1のベース電圧をVb_TR1、バイポーラジャンクショントランジスタTR2のベース電圧をVb_TR2、ダイオードD1の電圧降下をVF_D1、ダイオードD2の電圧降下をVF_D2、ダイオードD3の電圧降下をVF_D3、ダイオードD4の電圧降下をVF_D4、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧をVZ、誘導性負荷LのインピーダンスをZL、MOSトランジスタQ1のゲート容量をCiss_Q1とする。また、バイポーラジャンクショントランジスタTR2のエミッタ電圧をV_D1D2、コンデンサCbsの端子間電圧をV_Cbs、MOSトランジスタQ1のゲート電圧をVg_Q1、MOSトランジスタQ1のソース電圧をVs_Q1、ドレイン電流をILとする。
図1において、誘導性負荷Lによる逆起電力の回生パスを(A)、コンデンサCbsによるトランジスタQ1ゲート充電パスを(B)、コンデンサCbs高電位側端子(+)とダイオードD3のカソードの接続点を(a)とする。
各状態について、図1及び図2を用いて説明する。
(1)初期モード
初期状態では、Vb_TR1が0Vであり、トランジスタTR1はオフとなる。そのため、トランジスタTR2はオフ状態を示す。Vb_TR2はV_D1D2電位を示す。
バイポーラジャンクショントランジスタTR2がオフのため、MOSトランジスタQ1のゲートへの電源供給はなされず、オフ状態となる。
(2)スタートアップ1(初期状態 → TR1オン)
ON/OFF信号を5Vとして、バイポーラジャンクショントランジスタTR1のベース・エミッタ間電圧Vb_TR1を5Vとし、バイポーラジャンクショントランジスタTR1をオン状態とする。トランジスタTR1がオンすることにより、バイポーラジャンクショントランジスタTR2のベース電流を引き込み、バイポーラジャンクショントランジスタTR2がオンしてトランジスタQ1にゲート電圧をVSUPから供給する。
Vg_Q1には、VSUPからダイオードD1の順方向電圧を差し引いた電圧VSUP−VF_D1が印加される。
MOSトランジスタQ1のゲートに電源供給が行われると、MOSトランジスタQ1の入力容量Ciss_Q1を充電し、MOSトランジスタQ1のゲート・ソース間電圧がそのスレッショルド電圧(VT)を超えると、MOSトランジスタQ1が導通する。
MOSトランジスタQ1が導通すると、そのドレイン電流ILと、誘導性負荷ZLにより、Vs_Q1が上昇していく。
Vs_Q1は、0VからVSUPに遷移しようとするが、Vg_Q1は、VSUP−VF_D1電位であるため、
VSUP−VF_D1−VGS
(ただし、VGSはQ1のゲート・ソース間電圧)と負荷電流IL×ZLで均衡し、誘導性負荷Lに対して、十分な電流を供給することができなくなる。
この時、MOSトランジスタQ1は飽和領域にあり、発熱量も大きく、MOSトランジスタ本来の使用領域である線形領域での動作とはなっていない。
(3)スタートアップ2(TR1オン → TR1オフ)
状態(2)の問題を解決するために、トランジスタTR1を強制的にオフさせる。
ON/OFF信号を0Vとし、Vb_TR1を0Vとして、バイポーラジャンクショントランジスタTR1をオフすることにより、状態(2)の時点で、誘導性負荷Lに蓄積されたエネルギが、
L→GND→D3→Cbs→Lのパス(A)で回生される。
この際、コンデンサCbsは回生電流により充電され、Cbsの両端間に、V_Cbsが発生する。
Cbsに、並列にツェナーダイオード(ZD)及びダイオード(D4)が接続されており、V_Cbsは、VZ+VF_D4を最大値としてクランプされる。
なお、Vs_Q1電位は、−(VF_D3+VZ+VF_D4)となり、MOSトランジスタQ1のドレイン・ソース間には、
VSUP+VZ+VF_D3+VF_D4
の電圧が印加されることになる。この電圧以上の絶対最大定格を持つMOSトランジスタを使用すれば、破壊の問題はない。
(4)オン動作(TR1オフ → TR1オン)
スタートアップ1及び2を経た後、再度、TR1をオンとする。
バイポーラジャンクショントランジスタTR1とオンとすると、バイポーラジャンクショントランジスタTR2もオン状態となる。ここで、バイポーラジャンクショントランジスタTR2のエミッタは、(a)点電位とVSUPと、D1、D2によるダイオードOR接続されており、Vg_Q1には、何れかの高い電位が、トランジスタTR2を経て出力される。
MOSトランジスタQ1の導通後、Vs_Q1は、MOSトランジスタQ1のドレイン電流ILとZLにより、状態(2)同様に、VSUPに遷移していく。
一方、(a)点電位は、Vs_Q1の上昇に応じて、V_Cbs分持ち上がって遷移する。すなわち、(a)点電位は、Vs_Q1+V_Cbsとなる。
やがて、
((a)点電位−VF_D2)>(VSUP−VF_D1)
となると、V_D1D2は(B)のパスにより電源供給されることとなる。
そのため、MOSトランジスタQ1のゲート電位VG_Q1は、
Vs_Q1+V_Cbs−VF_D2
となり、MOSトランジスタQ1のゲート・ソース間には、
V_Cbs−VF_D2
の電圧が供給されることとなる。この電圧は、MOSトランジスタQ1のドレイン電源であるVSUPに依存しないため、MOSトランジスタQ1を線形領域で動作させることができ、負荷Lへ、
電流値=VSUP/ZL
の大電流を供給することが可能である。
本発明は、チャージポンプ回路によるゲート電圧の昇圧に代替する手法として、誘導性負荷の駆動による逆起電力を使用する。チャージポンプ回路そのものが不要となるため、チップサイズの削減及び発振回路によるノイズ源の削除が可能となる。
MOSトランジスタQ1をオンさせるためには、製品固有のゲート容量(Ciss)を10V程度に充電する必要がある。
誘導性負荷Lによる逆起電力により、MOSトランジスタQ1をオンさせるためには、この電荷量を十分に供給できるだけのエネルギ発生が条件となる。
パワーMOSFETのゲート容量(Ciss)は、大きいもので15000pF程度あり、この容量を10Vで充電させるために必要なエネルギは、C・V/2より、
7.5×10−7[J]となる。
一方、ソレノイド等の誘導性負荷は、10mH程度のインダクタンスを持ち、1A程度の負荷電流となる。
これにより発生する逆起電力は、L・i/2より、
5×10−3[J]となる。
オンDutyを1%(=10−2)としても、
5×10−5[J]
であり、パワーMOSFETを駆動させるには十分なエネルギ量を発生することができる。
次に、本発明の第2の実施例として、誘導性負荷をPMW(Pulse Width Modulation)駆動する場合について説明する。回路構成は、前述した図1と同様である。
MOSトランジスタ(MOSFET)Q1を、PWMで駆動する場合には、バイポーラジャンクショントランジスタTR1のオン/オフ制御が必須となる。そのため、実施例1で示した、スタートアップ1及び2を意識することなく、自動的にCbsが充電され、MOSトランジスタQ1のゲートには、
VCbs−VF_D2
の電圧を供給することができる。
従来のチャージポンプ回路において、ハイサイドMOSFETが、PWM駆動となると、バッファサイズの縮小のため、更に高周波化する必要があり、大きなノイズ源となるだけでなく、チャージポンプ回路自身の消費電流が大きくなる。
本発明においては、チャージポンプ方式による昇圧方式を用いないため、低ノイズ、かつ、消費電流の増加もなしでハイサイドMOSFETの駆動が可能となる。
上記実施例によれば、スイッチオフ時の誘導性負荷の逆起電力を活用することで、チャージポンプによる昇圧方式を不要としており、チャージポンプ回路を削除することが可能となる。この低コストでハイサイドスイッチの構成が可能となり、かつ、ノイズ発生源の削除ができる。また、誘導性負荷のターンオフ時に発生する高電圧を吸収することにもなり、ハイサイドスイッチの過電圧保護も同時に実現することができる。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施例の回路構成を示す図である。 本発明の一実施例の動作を説明するためのタイミングチャートである。 従来技術(チャージポンプ回路)の回路構成を示す図である。 チャージポンプ回路(図3)の動作タイミングチャートである。 (a)、(b)は、誘導性負荷オフ時のドレイン端子波形と回路を示す図である。 (a)、(b)は、誘導性負荷オフ時のドレイン端子波形(ツェナーダイオードで保護した場合)と回路を示す図である。 (a)、(b)は誘導性負荷オフ時のドレイン端子波形(整流ダイオードで保護した場合)と回路を示す図である。 チャージポンプ回路を用いたハイサイドNチャネル型MOSFET駆動回路の構成を示す図である。
符号の説明
C1、C2、Cbs コンデンサ
D1、D2、D3、D4 ダイオード
ZD ツェナーダイオード
L 誘導性負荷
OSC 発振回路
Q1 MOSFET
TR1、TR2 バイポーラジャンクショントランジスタ
VB バイアス電源
V1 電圧源

Claims (9)

  1. ソースフォロワ動作で誘導性負荷を駆動するトランジスタよりなるスイッチのゲート駆動回路であって、
    前記誘導性負荷に並列に、逆起電力エネルギ回生用の整流素子(「第1の整流素子」という)と、逆起電力による回生電流で充電される容量素子との直列回路が接続され、
    逆起電力による前記容量素子の蓄積電圧を、制御信号に基づき、前記スイッチのゲートに供給するように制御する回路を備えている、ことを特徴とするゲート駆動回路。
  2. 前記容量素子に並列に、定電圧素子と逆流防止素子との直列回路が接続され、
    前記誘導性負荷のターンオフ時に発生する逆起電力による回生電流で充電される前記容量素子の端子間電圧が、所定電圧にクランプされる、ことを特徴とする請求項記載のゲート駆動回路。
  3. 第1電源に一端が接続された第2の整流素子と、
    前記容量素子と前記第1の整流素子との接続点に一端が接続された第3の整流素子と、
    を備え、
    前記第2及び第3の整流素子の他端同士が接続され、
    制御端子に入力される制御信号によってオン・オフ制御される第1のスイッチ素子と、
    前記第2及び第3の整流素子の他端同士の接続点と、前記スイッチのゲートとの間に接続された第2のスイッチ素子と、
    を備え、
    前記第1のスイッチ素子は、前記第2のスイッチ素子の制御端子と、第2電源との間に接続されている、ことを特徴とする請求項又は記載のゲート駆動回路。
  4. 前記第1のスイッチ素子がオンのとき、前記第2のスイッチ素子はオンとされ、前記スイッチのゲートには、前記第1電源電圧から前記第2の整流素子の順方向電圧分シフトした電圧が供給される、ことを特徴とする請求項記載のゲート駆動回路。
  5. 前記第1のスイッチ素子をオンからオフとし前記第2のスイッチ素子をオフとして前記誘導性負荷の逆起電力による回生電流で前記容量素子を充電し、つづいて前記第1のスイッチ素子がオンとされ、前記第1電源の電圧、又は、前記容量素子と前記第1の整流素子の接続点の電圧のうち、前記第2及び第3の整流素子のOR接続で規定される一方の電圧が、オン状態の前記第2のスイッチ素子を通して、前記スイッチのゲートに供給される、ことを特徴とする請求項又は記載のゲート駆動回路。
  6. 前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子は互いに極性が異なるバイポーラジャンクショントランジスタよりなる、ことを特徴とする請求項記載のゲート駆動回路。
  7. 前記スイッチが、NチャネルMOSトランジスタよりなる、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載のゲート駆動回路。
  8. 前記第1のスイッチ素子がパルス幅変調(PWM)駆動される、ことを特徴とする請求項に記載のゲート駆動回路。
  9. 請求項1乃至のいずれか一記載の前記ゲート駆動回路を備えたハイサイドスイッチ回路。
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