JPH07261860A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
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- JPH07261860A JPH07261860A JP7656394A JP7656394A JPH07261860A JP H07261860 A JPH07261860 A JP H07261860A JP 7656394 A JP7656394 A JP 7656394A JP 7656394 A JP7656394 A JP 7656394A JP H07261860 A JPH07261860 A JP H07261860A
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- Japan
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- circuit
- power supply
- inrush current
- current limiting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】損失を少なくして突入電流を低減することがで
きる電源回路を提供すること。 【構成】突入電流制限用抵抗１２を平滑コンデンサ５に
直列接続すると共に、突入電流制限用抵抗１２と並列に
スイッチ回路１３を接続し、電源の電圧の供給が開始さ
れた後、所定期間経過すると、このスイッチ回路１３を
オフ状態からオン状態に切り換える。
きる電源回路を提供すること。 【構成】突入電流制限用抵抗１２を平滑コンデンサ５に
直列接続すると共に、突入電流制限用抵抗１２と並列に
スイッチ回路１３を接続し、電源の電圧の供給が開始さ
れた後、所定期間経過すると、このスイッチ回路１３を
オフ状態からオン状態に切り換える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源回路
等の電源回路に係り、特に突入電流の低減が図れる電源
回路に関するものである。
等の電源回路に係り、特に突入電流の低減が図れる電源
回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スイッチング電源回路等の電源回路にお
いては、整流回路の出力側に突入電流制限用抵抗を配置
し、これにより突入電流を低減する。
いては、整流回路の出力側に突入電流制限用抵抗を配置
し、これにより突入電流を低減する。
【０００３】例えば、図３に示すように、スイッチング
電源回路等に適用されるコンデンサインプット型の電源
回路１は、４つのダイオードＤ１〜Ｄ４をブリッジ状に
接続し、これによりこの４つのダイオードＤ１〜Ｄ４で
全波整流回路を形成する。電源回路１の全波整流回路に
は商用電源３を供給して、この商用電源を整流し、スイ
ッチング電源回路等で形成される負荷回路（Ｚ）４にこ
の整流した出力電圧を供給する。
電源回路等に適用されるコンデンサインプット型の電源
回路１は、４つのダイオードＤ１〜Ｄ４をブリッジ状に
接続し、これによりこの４つのダイオードＤ１〜Ｄ４で
全波整流回路を形成する。電源回路１の全波整流回路に
は商用電源３を供給して、この商用電源を整流し、スイ
ッチング電源回路等で形成される負荷回路（Ｚ）４にこ
の整流した出力電圧を供給する。
【０００４】負荷回路４には、並列に平滑コンデンサ５
を接続し、この平滑コンデンサ５で全波整流回路の出力
電圧を平滑化する。負荷回路４及び平滑コンデンサ５の
並列回路に対して、パワーラインに直列に突入電流制限
用抵抗６を接続する。整流回路の出力電圧は、この突入
電流制限用抵抗６を介して出力される。
を接続し、この平滑コンデンサ５で全波整流回路の出力
電圧を平滑化する。負荷回路４及び平滑コンデンサ５の
並列回路に対して、パワーラインに直列に突入電流制限
用抵抗６を接続する。整流回路の出力電圧は、この突入
電流制限用抵抗６を介して出力される。
【０００５】すなわちこの種の電源回路１において、商
用電源３の供給を開始すると、平滑コンデンサ５に充電
電流が流れ、この平滑コンデンサ５が所定電圧に充電さ
れて定常状態に立ち上がる。この充電電流が平滑コンデ
ンサ５に流れる際に、ダイオードＤ１〜Ｄ４やヒューズ
２には、この充電電流の分、定常状態に比べて大きな突
入電流が過渡的に流れ、この突入電流でダイオードＤ１
〜Ｄ４等が破損する場合がある。
用電源３の供給を開始すると、平滑コンデンサ５に充電
電流が流れ、この平滑コンデンサ５が所定電圧に充電さ
れて定常状態に立ち上がる。この充電電流が平滑コンデ
ンサ５に流れる際に、ダイオードＤ１〜Ｄ４やヒューズ
２には、この充電電流の分、定常状態に比べて大きな突
入電流が過渡的に流れ、この突入電流でダイオードＤ１
〜Ｄ４等が破損する場合がある。
【０００６】この電源回路１のように、突入電流制限用
抵抗６を介して整流回路の出力電圧を出力すれば、電源
回路１においては、その分突入電流の電流値を低減し
て、ダイオードＤ１〜Ｄ４の損傷を回避できる。
抵抗６を介して整流回路の出力電圧を出力すれば、電源
回路１においては、その分突入電流の電流値を低減し
て、ダイオードＤ１〜Ｄ４の損傷を回避できる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
単に突入電流制限用抵抗６を介して整流回路の出力電圧
を出力する場合、定常状態に立ち上がった後において、
この抵抗６の分だけ消費電力が増大するという問題があ
る。この場合、例えば図４に示す電源回路７のように、
この抵抗６の両端にサイリスタ８等のスイッチ回路を接
続し、定常状態に立ち上がった後は、このスイッチ回路
をオン状態に切り換えて抵抗６をシャントする方法が考
えられる。
単に突入電流制限用抵抗６を介して整流回路の出力電圧
を出力する場合、定常状態に立ち上がった後において、
この抵抗６の分だけ消費電力が増大するという問題があ
る。この場合、例えば図４に示す電源回路７のように、
この抵抗６の両端にサイリスタ８等のスイッチ回路を接
続し、定常状態に立ち上がった後は、このスイッチ回路
をオン状態に切り換えて抵抗６をシャントする方法が考
えられる。
【０００８】このようにパワーラインに配置された突入
電流制限用抵抗６を介して整流回路の出力電圧を出力す
る場合、負荷回路４としてスイッチング電源回路を用い
る場合等においては、この負荷回路４の直流端子電圧が
変動することにより、負荷回路が誤動作するおそれがあ
る。また、このスイッチ回路としてサイリスタ８やトラ
イアック等を使用する場合に、負荷回路４側で直流端子
電圧が変動することにより、このサイリスタ８やトライ
アックの動作の切り換えが難しい。スイッチ回路として
リレーをを用いる場合には、基板上の占有面積が増大
し、コスト高であり、機械的接点を用いるので寿命が短
いという問題がある。
電流制限用抵抗６を介して整流回路の出力電圧を出力す
る場合、負荷回路４としてスイッチング電源回路を用い
る場合等においては、この負荷回路４の直流端子電圧が
変動することにより、負荷回路が誤動作するおそれがあ
る。また、このスイッチ回路としてサイリスタ８やトラ
イアック等を使用する場合に、負荷回路４側で直流端子
電圧が変動することにより、このサイリスタ８やトライ
アックの動作の切り換えが難しい。スイッチ回路として
リレーをを用いる場合には、基板上の占有面積が増大
し、コスト高であり、機械的接点を用いるので寿命が短
いという問題がある。
【０００９】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、損失を少なくして突入電流を低減することができる
電源回路を提供することを目的とする。
で、損失を少なくして突入電流を低減することができる
電源回路を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、入力された電源を平滑コンデンサを用いて平滑
する電源回路において、上記平滑コンデンサに直列接続
された突入電流制限用素子と、上記突入電流制限用素子
に並列に接続されたスイッチ回路と、を備える電源回路
により、達成される。
っては、入力された電源を平滑コンデンサを用いて平滑
する電源回路において、上記平滑コンデンサに直列接続
された突入電流制限用素子と、上記突入電流制限用素子
に並列に接続されたスイッチ回路と、を備える電源回路
により、達成される。
【００１１】本発明にあっては、好ましくは前記スイッ
チ回路は、電界効果型トランジスタである。本発明にあ
っては、好ましくは前記スイッチ回路は、バイポーラ型
のトランジスタとダイオードからなる。
チ回路は、電界効果型トランジスタである。本発明にあ
っては、好ましくは前記スイッチ回路は、バイポーラ型
のトランジスタとダイオードからなる。
【００１２】
【作用】上述した構成によれば、平滑コンデンサに突入
電流制限用抵抗のような突入電流制限用素子を直列接続
しているので、平滑コンデンサの直接充電電流を低減で
きる。突入電流制限用素子に並列にスイッチ回路を接続
されているので、電源の電圧の供給が開始された後所定
期間経過してスイッチ回路をオフ状態からオン状態に切
り換えることで、突入電流制限用素子によるロスを防げ
る。
電流制限用抵抗のような突入電流制限用素子を直列接続
しているので、平滑コンデンサの直接充電電流を低減で
きる。突入電流制限用素子に並列にスイッチ回路を接続
されているので、電源の電圧の供給が開始された後所定
期間経過してスイッチ回路をオフ状態からオン状態に切
り換えることで、突入電流制限用素子によるロスを防げ
る。
【００１３】さらにスイッチ回路１３を、半導体１３を
用いた半導体スイッチで形成して、信頼性を確保し得、
また全体構成を小型化、簡略化することができる。
用いた半導体スイッチで形成して、信頼性を確保し得、
また全体構成を小型化、簡略化することができる。
【００１４】
【００１５】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様の限られるものではない。
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様の限られるものではない。
【００１６】図１は、本発明の電源回路の好ましい実施
例を示す接続図である。図１において、この電源回路１
１の構成中、上記従来例と同一符号を付した箇所はこれ
と同様の構成であるので、重複する説明は省略する。
例を示す接続図である。図１において、この電源回路１
１の構成中、上記従来例と同一符号を付した箇所はこれ
と同様の構成であるので、重複する説明は省略する。
【００１７】図３と図４の従来の電源回路において突入
電流制限用抵抗６を介して整流回路の出力電圧を出力す
る代わりに、図１の実施例の電源回路１１は、平滑コン
デンサ５に対して、直列に突入電流制限用素子としての
突入電流制限用抵抗１２を接続している。この突入電流
制限用抵抗１２は、パワーラインには配置されない。こ
の突入電流制限用抵抗１２を用いて、平滑コンデンサ５
に流れる充電電流を直接低減もしくは抑制する。これに
より、電源回路１１の突入電流制限用抵抗１２は充電電
流を低減もしくは抑制した分突入電流を低減することが
できる。これにより、電源回路における分消費電力の増
大を有効に回避して突入電流を低減することができ、さ
らに負荷回路４の直流端子電圧の変動を有効に回避する
ことができる。
電流制限用抵抗６を介して整流回路の出力電圧を出力す
る代わりに、図１の実施例の電源回路１１は、平滑コン
デンサ５に対して、直列に突入電流制限用素子としての
突入電流制限用抵抗１２を接続している。この突入電流
制限用抵抗１２は、パワーラインには配置されない。こ
の突入電流制限用抵抗１２を用いて、平滑コンデンサ５
に流れる充電電流を直接低減もしくは抑制する。これに
より、電源回路１１の突入電流制限用抵抗１２は充電電
流を低減もしくは抑制した分突入電流を低減することが
できる。これにより、電源回路における分消費電力の増
大を有効に回避して突入電流を低減することができ、さ
らに負荷回路４の直流端子電圧の変動を有効に回避する
ことができる。
【００１８】電界効果型トランジスタ１３のソース及び
ドレインをそれぞれ抵抗１２の両端に接続している。こ
の電界効果型トランジスタ１３のゲートは、制御回路１
４に接続している。平滑コンデンサ５が充電されて突入
電流が流れ込まなくなった後には、制御回路１４は電界
効果型トランジスタ１３の動作をオフからオン状態に切
り換える。つまり、制御回路１４は、好ましくは電源の
電圧の供給が開始された後所定期間経過すると、電界効
果型トランジスタ１３にオン信号を与えて、突入電流制
限用抵抗１２をシャントする。
ドレインをそれぞれ抵抗１２の両端に接続している。こ
の電界効果型トランジスタ１３のゲートは、制御回路１
４に接続している。平滑コンデンサ５が充電されて突入
電流が流れ込まなくなった後には、制御回路１４は電界
効果型トランジスタ１３の動作をオフからオン状態に切
り換える。つまり、制御回路１４は、好ましくは電源の
電圧の供給が開始された後所定期間経過すると、電界効
果型トランジスタ１３にオン信号を与えて、突入電流制
限用抵抗１２をシャントする。
【００１９】平滑コンデンサ５と直列に突入電流制限用
抵抗１２を接続して負荷回路４の直流端子電圧の変動を
有効に回避できることにより、負荷回路４の端子電圧を
検出して簡易かつ確実に電界効果型トランジスタ１３の
動作を切り換えることができる。また負荷回路４の誤動
作も有効に回避することができる。電源回路１１では、
消費電力の増大を有効に回避して突入電流を低減するこ
とができ、しかも半導体を用いてスイッチ回路を形成し
て確実に動作を切り換えることができることにより、リ
レー、サイリスタ等を用いる従来の電源回路に比べて全
体構成を簡略化、小型化して確実に突入電流を低減する
ことができる。
抵抗１２を接続して負荷回路４の直流端子電圧の変動を
有効に回避できることにより、負荷回路４の端子電圧を
検出して簡易かつ確実に電界効果型トランジスタ１３の
動作を切り換えることができる。また負荷回路４の誤動
作も有効に回避することができる。電源回路１１では、
消費電力の増大を有効に回避して突入電流を低減するこ
とができ、しかも半導体を用いてスイッチ回路を形成し
て確実に動作を切り換えることができることにより、リ
レー、サイリスタ等を用いる従来の電源回路に比べて全
体構成を簡略化、小型化して確実に突入電流を低減する
ことができる。
【００２０】図２は、本発明の電源回路の他の好ましい
実施例を示している。図２において、この電源回路２１
の構成中、上記実施例と同一符号を付した箇所はこれと
同様の構成であるので、重複する説明は省略する。
実施例を示している。図２において、この電源回路２１
の構成中、上記実施例と同一符号を付した箇所はこれと
同様の構成であるので、重複する説明は省略する。
【００２１】図２の電源回路２１では、図１の実施例で
用いた電界効果型トランジスタ１３に代えて、バイポー
ラ型トランジスタ２２とダイオード２３とでスイッチ回
路を構成している。電源回路２１のトランジスタ２２の
コレクタ及びエミッタをそれぞれ抵抗１２の両端に接続
し、このコレクタ及びエミッタにダイオード２３を接続
する。トランジスタ２２のベースは制御回路１４に接続
し、負荷回路４の端子電圧が定常電圧に立ち上がると、
この制御回路１４でトランジスタ２２をオン状態に切り
換える。
用いた電界効果型トランジスタ１３に代えて、バイポー
ラ型トランジスタ２２とダイオード２３とでスイッチ回
路を構成している。電源回路２１のトランジスタ２２の
コレクタ及びエミッタをそれぞれ抵抗１２の両端に接続
し、このコレクタ及びエミッタにダイオード２３を接続
する。トランジスタ２２のベースは制御回路１４に接続
し、負荷回路４の端子電圧が定常電圧に立ち上がると、
この制御回路１４でトランジスタ２２をオン状態に切り
換える。
【００２２】このようにバイポーラ型トランジスタ２２
とダイオード２３とでスイッチ回路を構成しても、平滑
コンデンサ５が充電されて突入電流が流れ込まなくなっ
た後に、突入電流制限用抵抗１２をシャントして、この
突入電流制限用抵抗１２によるロスを低減できる。つま
り、図２の電源回路２１は、消費電力の増大を有効に回
避して、従来に比して全体構成を簡略化、小型化して確
実に突入電流を低減することができる。
とダイオード２３とでスイッチ回路を構成しても、平滑
コンデンサ５が充電されて突入電流が流れ込まなくなっ
た後に、突入電流制限用抵抗１２をシャントして、この
突入電流制限用抵抗１２によるロスを低減できる。つま
り、図２の電源回路２１は、消費電力の増大を有効に回
避して、従来に比して全体構成を簡略化、小型化して確
実に突入電流を低減することができる。
【００２３】本発明の図１と図２の実施例では、ＤＣパ
ワーラインに抵抗１２を入れていないので、ＤＣライン
の電位が安定する。よって、突入電流制限用抵抗１２を
シャントするためのスイッチ回路のドライブが容易であ
り、誤動作もしずらい。突入電流制限用抵抗１２をシャ
ントするためのスイッチ回路として、電界効果型トラン
ジスタ１３やバイポーラ型トランジスタ２２とダイオー
ド２３を用いることにより、従来のようなリレー等の機
械的スイッチを使用するのに比べてスペースが小さくな
り、安価に構成できる。
ワーラインに抵抗１２を入れていないので、ＤＣライン
の電位が安定する。よって、突入電流制限用抵抗１２を
シャントするためのスイッチ回路のドライブが容易であ
り、誤動作もしずらい。突入電流制限用抵抗１２をシャ
ントするためのスイッチ回路として、電界効果型トラン
ジスタ１３やバイポーラ型トランジスタ２２とダイオー
ド２３を用いることにより、従来のようなリレー等の機
械的スイッチを使用するのに比べてスペースが小さくな
り、安価に構成できる。
【００２４】また、突入電流制限用抵抗１２をシャント
するためのスイッチ回路として、電界効果型トランジス
タ１３やバイポーラ型トランジスタ２２とダイオード２
３を用いることにより、従来のようなサイリスタ、トラ
イアック等を使用するのに比べて、スイッチ回路の抵抗
分によるロスを低減できる。このように、本発明の実施
例では、スイッチング電源等に使用されるコンデンサイ
ンプット型の整流回路において、コンデンサと直列に抵
抗体のような突入電流制限用素子を挿入して、突入電流
の抑制を行い、通常時は、抵抗体をスイッチ回路でシャ
ントすることにより、抵抗体による損失の低減と、特性
の向上を図ることができる。
するためのスイッチ回路として、電界効果型トランジス
タ１３やバイポーラ型トランジスタ２２とダイオード２
３を用いることにより、従来のようなサイリスタ、トラ
イアック等を使用するのに比べて、スイッチ回路の抵抗
分によるロスを低減できる。このように、本発明の実施
例では、スイッチング電源等に使用されるコンデンサイ
ンプット型の整流回路において、コンデンサと直列に抵
抗体のような突入電流制限用素子を挿入して、突入電流
の抑制を行い、通常時は、抵抗体をスイッチ回路でシャ
ントすることにより、抵抗体による損失の低減と、特性
の向上を図ることができる。
【００２５】上述の実施例においては、商用電源を整流
して出力する電源回路に本発明を適用する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、所定電圧の直流電源
を平滑コンデンサに入力して例えばスイッチング電源回
路に出力する電源回路にも広く適用することができる。
して出力する電源回路に本発明を適用する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、所定電圧の直流電源
を平滑コンデンサに入力して例えばスイッチング電源回
路に出力する電源回路にも広く適用することができる。
【００２６】さらに上述の実施例においては、負荷回路
の端子電圧を検出してスイッチ回路の動作を切り換える
場合について述べた。しかし、本発明はこれに限らず、
本発明は、突入電流自体を検出することにより、電源の
供給が開始された後、所定期間経過してスイッチ回路の
動作を切り換える場合や、タイマを用いて電源の供給が
開始された後、所定期間経過してスイッチ回路の動作を
切り換える場合等、広く適用することができる。
の端子電圧を検出してスイッチ回路の動作を切り換える
場合について述べた。しかし、本発明はこれに限らず、
本発明は、突入電流自体を検出することにより、電源の
供給が開始された後、所定期間経過してスイッチ回路の
動作を切り換える場合や、タイマを用いて電源の供給が
開始された後、所定期間経過してスイッチ回路の動作を
切り換える場合等、広く適用することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電源回路に
よれば、損失を少なくして突入電流を低減することがで
きる。
よれば、損失を少なくして突入電流を低減することがで
きる。
【図１】本発明の電源回路の好ましい実施例を示す接続
図である。
図である。
【図２】本発明の電源回路の好ましい別の実施例を示す
接続図である。
接続図である。
【図３】従来例の電源回路を示す接続図である。
【図４】従来例の電源回路を示す接続図である。
１、７、１１、２１ 電源回路 ２ ヒユーズ ３ 商用電源 ４ 負荷回路 ５ 平滑コンデンサ ６、１２ 抵抗 １３、２２ トランジスタ １４ 制御回路
Claims (3)
- 【請求項１】 入力された電源を平滑コンデンサを用い
て平滑する電源回路において、 上記平滑コンデンサに直列接続された突入電流制限用素
子と上記突入電流制限用素子に並列に接続されたスイッ
チ回路と、を備えることを特徴とする電源回路。 - 【請求項２】 前記スイッチ回路は、電界効果型トラン
ジスタである請求項１に記載の電源回路。 - 【請求項３】 前記スイッチ回路は、バイポーラ型のト
ランジスタとダイオードからなる請求項１に記載の電源
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7656394A JPH07261860A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7656394A JPH07261860A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07261860A true JPH07261860A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13608716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7656394A Pending JPH07261860A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07261860A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006325302A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Nec Corp | 放電防止回路及び該放電防止回路が設けられている電子機器 |
| FR2896927A1 (fr) * | 2006-01-31 | 2007-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | Alternateur automobile |
| JP2010074928A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Fuji Electric Systems Co Ltd | インバータ装置 |
| JP2011178245A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2011178244A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2019097925A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | オムロン株式会社 | 遊技機 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP7656394A patent/JPH07261860A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006325302A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Nec Corp | 放電防止回路及び該放電防止回路が設けられている電子機器 |
| US7579707B2 (en) | 2005-05-17 | 2009-08-25 | Nec Corporation | Discharge prevention circuit and electronic equipment provided with the discharge prevention circuit |
| JP4584024B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2010-11-17 | 日本電気株式会社 | 放電防止回路及び該放電防止回路が設けられている電子機器 |
| FR2896927A1 (fr) * | 2006-01-31 | 2007-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | Alternateur automobile |
| US7646120B2 (en) | 2006-01-31 | 2010-01-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Automotive alternator |
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| JP2011178245A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
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