JP2633455B2 - 短絡保護システム - Google Patents

短絡保護システム

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JP2633455B2
JP2633455B2 JP5115508A JP11550893A JP2633455B2 JP 2633455 B2 JP2633455 B2 JP 2633455B2 JP 5115508 A JP5115508 A JP 5115508A JP 11550893 A JP11550893 A JP 11550893A JP 2633455 B2 JP2633455 B2 JP 2633455B2
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潤治 大塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は短絡保護システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5、図6に示す機器Rとリ
モコンとを接続線S1 で接続するものにおいて、リモコ
ン接続端子T1 、T2 間が低インピーダンス状態になっ
て電流検出用抵抗110の両端の電圧が高くなると、電
流検出用抵抗110とその両端のトランジスタ111と
の設定で決まる定電流値でトランジスタ111のコレク
タ電流を抑制する短絡保護システムBが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の短
保護システムBでは、レアショート状態においてトラン
ジスタ111が発熱する為、トランジスタ111を大電
力形にする必要があるとともに放熱用のヒートシンクが
必要となる。
【0004】本発明の目的は、リモコン接続端子への通
電を制御する半導体スイッチ回路の発熱を少なくした短
絡保護システムの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1) 安定化電源回路の一方出力極とリモコン接続端子
の一端との間に配される半導体スイッチ回路と、該半導
体スイッチ回路に並列接続されるバイパス用抵抗と、前
記リモコン接続端子の他端と前記安定化電源回路の他方
出力極との間に配される電流検出用抵抗と、入力される
前記電流検出用抵抗の端子電圧に基づいて、前記半導体
スイッチ回路をオン状態又はオフ状態にする短絡保護回
路とを有し、該短絡保護回路は、前記端子電圧が基準電
圧V1 を越えると、前記半導体スイッチ回路をオン状態
からオフ状態に切り替えるとともに基準電圧を前記基準
電圧V1 より低く設定した基準電圧V2 に変更し、前記
端子電圧が前記基準電圧V2以下に低下すると前記半導
体スイッチ回路をオフ状態からオン状態に戻す
【0006】(2)安定化電源回路の一方出力極と後記
する電流検出用抵抗の一端との間に配される半導体スイ
ッチ回路と、該半導体スイッチ回路に並列接続されるバ
イパス用抵抗と、前記半導体スイッチ回路の反電源回路
側と前記リモコン接続端子の一端との間に配される電流
検出用抵抗と、入力される前記電流検出用抵抗の端子電
圧に基づいて、前記半導体スイッチ回路をオン状態又は
オフ状態にする短絡保護回路とを有し、該短絡保護回路
は、前記端子電圧が基準電圧V 1 を越えると、前記半導
体スイッチ回路をオン状態からオフ状態に切り替えると
ともに基準電圧を前記基準電圧V 1 より低く設定した基
準電圧V 2 に変更し、前記端子電圧が前記基準電圧V 2
以下に低下すると前記半導体スイッチ回路をオフ状態か
らオン状態に戻す。
【0007】
【作用】(請求項1、2) リモコン接続端子間のインピーダンスが正常範囲にある
場合には、電流検出用抵抗の端子電圧が基準電圧V1
下となり、短絡保護回路が半導体スイッチ回路をオン状
態に維持する。ショート等により、リモコン接続端子間
のインピーダンスが低下すると、電流検出用抵抗の端子
電圧が基準電圧V1 を越え、短絡保護回路は半導体スイ
ッチ回路をオフ状態に切り替え、基準電圧はV2 に変更
される。そして、バイパス用抵抗により制限された電流
が、例えば、安定化電源回路→バイパス用抵抗→リモコ
ン接続端子→電流検出用抵抗→安定化電源回路と流れて
端子電圧は基準電圧V2を越え、短絡保護回路は半導体
スイッチ回路のオフ状態を維持する。ショート等が解消
され、リモコン接続端子間のインピーダンスが正常に戻
ると電流検出用抵抗の端子電圧が基準電圧V2 以下にな
って短絡保護回路は半導体スイッチ回路をオン状態に戻
す。そして、オン状態において、端子電圧は基準電圧V
1 以下である為、短絡保護回路は半導体スイッチ回路の
オン状態を維持する。
【0008】
【発明の効果】(請求項1、2) 短絡保護回路は、ショート等によりリモコン接続端子間
のインピーダンスが低下すると、半導体スイッチ回路を
オフ状態に切り替えバイパス用抵抗で電流を制限し、基
準電圧V1 より低く設定した基準電圧V2 と電流検出用
抵抗の端子電圧とを比較してインピーダンスが正常に戻
ったかどうかを判定する構成である為、半導体スイッチ
回路の発熱量を少なくする(オフ状態では半導体スイッ
チ回路に電流が流れず発熱しない為)事ができる。又、
バイパス用抵抗により制限した電流を電流検出用抵抗に
流してリモコン接続端子間のインピーダンスを監視して
いる為、インピーダンスが正常に戻ると直ちに半導体ス
イッチ回路をオン状態に戻してリモコン接続端子に正常
な通電を行なう事ができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例(請求項1に対応)を図
1、図2に基づいて説明する。図1に示す様に、短絡保
護システムAは、半導体スイッチ回路2と、バイパス用
抵抗3と、電流検出用抵抗4と、短絡保護回路5とを備
える。又、61は整流回路、62は通信回路である。
【0010】半導体スイッチ回路2は、安定化した+1
2Vを出力するレギュレータIC12の(+) 出力端子1
21にエミッタ211を接続し、コレクタ212をRF
C13を介してリモコン接続端子14に接続し、リモコ
ン接続端子14- 16間が略ショート状態の場合にオフ
状態とされるトランジスタ21(2SAタイプ)と、エ
ミッタ211- ベース213間に接続した抵抗22(1
0kΩ)と、一端をベースに接続した抵抗23(750
Ω)とで構成される。
【0011】バイパス用抵抗3(330Ω)は、トラン
ジスタ21のエミッタ211- コレクタ212間に並列
に接続される。電流検出用抵抗4(4.7Ω)は、一端
をレギュレータIC12の(-) 出力端子122に接続
し、他端をRFC15を介してリモコン接続端子16に
接続している。
【0012】短絡保護回路5は、分圧抵抗511、51
2、513(120kΩ、6.2kΩ、1.5kΩ)、
抵抗内蔵形のトランジスタ52(pnpタイプ)、比較
器53、及び駆動用トランジスタ54等とで構成され、
正相入力端子532への入力電圧(分圧抵抗513の端
子電圧)が、逆相入力端子531への入力電圧(=電流
検出用抵抗4の端子電圧)より高い場合は、トランジス
タ21をオン状態にする。
【0013】つぎに、整流回路61を作動状態にして短
絡保護システムAを立ち上げた時の作動を図2とともに
説明する。トランジスタ2の入力電圧がハイレベル(抵
抗22、23による)、トランジスタ52がオフ、分圧
抵抗511がバイパスされず、基準電圧が一時的に約
0.41V(=V2 )に設定され、半導体スイッチ回路
2がオフ状態となる(ステップs1)。逆相入力端子5
31への入力電圧(=電流検出用抵抗4の端子電圧)が
基準電圧、約0.41V(=V2 )以下の場合(YE
S)は、ステップs3の作動を行ない、約0.41V
(=V2 )を超える場合(NO)は、ステップs5の作
動を行なう(ステップs2)。逆相入力端子531への
入力電圧≦V2 であるので、出力533がハイレベル、
コレクタ電位541がローレベル、トランジスタ52が
オンとなり、基準電圧が約2.33V(=V1 )に設定
され、トランジスタ21がオン状態になる(ステップs
3)。尚、約2.33Vは、最大リモコン消費電流より
大きな電流(本実施例では約0.497A)を流した時
に電流検出用抵抗4の両端に発生する電圧である。逆相
入力端子531への入力電圧が基準電圧、約2.33V
(=V1 )以下の場合(YES)は、ステップs3の作
動を継続し、約2.33V(=V1 )を超える場合(N
O)は、ステップs5の作動を行なう(ステップs
4)。逆相入力端子531への入力電圧>V1 であるの
で、出力533がローレベル、コレクタ電位541がハ
イレベル、トランジスタ52がオフとなり、基準電圧が
約0.41V(=V2 )に設定され、トランジスタ21
がオフ状態になり、この作動は、逆相入力端子531へ
の入力電圧が基準電圧、約0.41V(=V2)を超え
る間、継続する(ステップs5)。
【0014】本実施例の短絡保護システムAは、以下の
利点を有する。 〔ア〕リモコンへ接続する通信線どうしのショート等に
より、立ち上げ時にリモコン接続端子14- 16間が略
ショート状態にある場合、又は、立ち上げ後にリモコン
接続端子14- 16間が略ショート状態になった場合
は、トランジスタ21をオフ状態に切り替えるととも
に、バイパス用抵抗3で小電流を流し、約0.41V
(=V2 )と低い基準電圧と電流検出用抵抗4の端子電
圧とを比較してリモコン接続端子14- 16間のインピ
ーダンスを監視する構成である。この為、オフ状態でト
ランジスタ21に電流が流れず(小電力用のトランジス
タが使用可能)、発熱しない(放熱板が不要)為、部品
代を低減でき、占有スペースも少なくする事ができる。
【0015】〔イ〕インピーダンスが正常に回復すると
直ちにトランジスタ21がオン状態になる為、別途にリ
セット回路を設ける必要が無い。又、トランジスタ21
がオン状態の場合には、基準電圧が約2.33V(=V
1 )である為、トランジスタ21のオン状態中にリモコ
ン接続端子14- 16間のインピーダンスの監視を適正
値で行なう事ができる。
【0016】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.上記実施例では、トランジスタ21がオン時にはリ
モコン接続端子14- 16間のインピーダンスが約1
9.42Ωを下回る場合、トランジスタ21のオフ時に
は約65.43Ωを下回る場合を、略短絡状態としてい
るが、オン時とオフ時との設定値を同じにしても良く、
オフ時の方を低く設定しても良い。尚、設定変更は、分
圧抵抗511、513、電流検出用抵抗4、バイパス用
抵抗3の定数を変えれば良い。 b.短絡保護システムにより保護される安定化電源回路
は、レギュレータIC12(三端子)以外の形式のもの
であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る短絡保護システムの電気回路図で
ある。
【図2】その短絡保護システムの作動を説明する為のフ
ローチャートである。
【図3】本発明の短絡保護システムを説明する構成図で
ある。
【図4】本発明の短絡保護システムを説明する構成図で
ある。
【図5】機器とリモコンとを接続線で接続する遠隔制御
システムの説明図である。
【図6】従来の短絡保護システムの電気回路図である。
【符号の説明】
絡保護システム 2 半導体スイッチ回路 3 バイパス用抵抗 4 電流検出用抵抗 5 短絡保護回路 12 レギュレータIC(安定化電源回路) 14 リモコン接続端子(リモコン接続端子の一端) 16 リモコン接続端子(リモコン接続端子の他端) 121 (+) 出力端子(一方出力極) 122 (-) 出力端子(他方出力極)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安定化電源回路の一方出力極とリモコン
    接続端子の一端との間に配される半導体スイッチ回路
    と、 該半導体スイッチ回路に並列接続されるバイパス用抵抗
    と、 前記リモコン接続端子の他端と前記安定化電源回路の他
    方出力極との間に配される電流検出用抵抗と、入力される前記電流検出用抵抗の端子電圧に基づいて、
    前記半導体スイッチ回路をオン状態又はオフ状態にする
    短絡保護回路とを有し、 該短絡保護回路は、前記 端子電圧が基準電圧V1 を越え
    ると、前記半導体スイッチ回路をオン状態からオフ状態
    に切り替えるとともに基準電圧を前記基準電圧V1 より
    低く設定した基準電圧V2 に変更し、前記端子電圧が前
    記基準電圧V2以下に低下すると前記半導体スイッチ回
    路をオフ状態からオン状態に戻すことを特徴とする短絡
    保護システム。
  2. 【請求項2】 安定化電源回路の一方出力極と後記する
    電流検出用抵抗の一端との間に配される半導体スイッチ
    回路と、 該半導体スイッチ回路に並列接続されるバイパス用抵抗
    と、 前記半導体スイッチ回路の反電源回路側と前記リモコン
    接続端子の一端との間に配される電流検出用抵抗と 入力
    される前記電流検出用抵抗の端子電圧に基づいて、前記
    半導体スイッチ回路をオン状態又はオフ状態にする短絡
    保護回路とを有し、 該短絡保護回路は、前記端子電圧が基準電圧V 1 を越え
    ると、前記半導体スイッチ回路をオン状態からオフ状態
    に切り替えるとともに基準電圧を前記基準電圧V 1 より
    低く設定した基準電圧V 2 に変更し、前記端子電圧が前
    記基準電圧V 2 以下に低下すると前記半導体スイッチ回
    路をオフ状態からオン状態に戻すことを特徴とする短絡
    保護システム。
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