JPH10336912A - 電源切替装置 - Google Patents
電源切替装置Info
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- JPH10336912A JPH10336912A JP9135578A JP13557897A JPH10336912A JP H10336912 A JPH10336912 A JP H10336912A JP 9135578 A JP9135578 A JP 9135578A JP 13557897 A JP13557897 A JP 13557897A JP H10336912 A JPH10336912 A JP H10336912A
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- Japan
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- power supply
- voltage
- switching
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部電源用の遅延手段と、バッテリ用の逆流
防止用ダイオードに並列接続したリレースイッチとを備
え、逆流防止用ダイオードの順方向バイアス電圧による
電圧効果と電力損失を無くしてバッテリ使用の長時間化
が図れる電源切替装置を提供する。 【解決手段】 接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ
3、遅延手段１２、逆流防止手段（逆流防止用ダイオー
ド）１３、電圧検出手段１４、切替手段１５及び逆流防
止手段（逆流防止用ダイオード）１６を備えた電源切替
装置。
防止用ダイオードに並列接続したリレースイッチとを備
え、逆流防止用ダイオードの順方向バイアス電圧による
電圧効果と電力損失を無くしてバッテリ使用の長時間化
が図れる電源切替装置を提供する。 【解決手段】 接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ
3、遅延手段１２、逆流防止手段（逆流防止用ダイオー
ド）１３、電圧検出手段１４、切替手段１５及び逆流防
止手段（逆流防止用ダイオード）１６を備えた電源切替
装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源切替装置に係
り、特に携帯機器に搭載したバッテリと外部電源との自
動切替を行い、バッテリ使用の長時間化が図れる電源切
替装置に関する。
り、特に携帯機器に搭載したバッテリと外部電源との自
動切替を行い、バッテリ使用の長時間化が図れる電源切
替装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の電源切替回路を示した図で
ある。図３に示した従来の電源切替回路５０では、外部
電源５１の出力側とバッテリ５２の出力側とにダイオー
ド５３，５４の一端を接続し、且つ、ダイオード５３，
５４の他端を結線して、この後ＤＣ／ＤＣコンバータ５
５、負荷回路５６に順次結線している。この際、外部電
源５１の外部電源電圧をバッテリ５２のバッテリ電圧よ
りも大きく設定することにより、外部電源５１が優先さ
れて、両者の自動切替が行えるようになっている。
ある。図３に示した従来の電源切替回路５０では、外部
電源５１の出力側とバッテリ５２の出力側とにダイオー
ド５３，５４の一端を接続し、且つ、ダイオード５３，
５４の他端を結線して、この後ＤＣ／ＤＣコンバータ５
５、負荷回路５６に順次結線している。この際、外部電
源５１の外部電源電圧をバッテリ５２のバッテリ電圧よ
りも大きく設定することにより、外部電源５１が優先さ
れて、両者の自動切替が行えるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の電源切替回路５０では、バッテリ５２側に切り替え
られた時に、ダイオード５４による電圧降下分と、ダイ
オード５４に流れる電流とを掛け算した電力ロスが発生
してしまい、これによりバッテリ５２の長時間化が妨げ
られていた。
来の電源切替回路５０では、バッテリ５２側に切り替え
られた時に、ダイオード５４による電圧降下分と、ダイ
オード５４に流れる電流とを掛け算した電力ロスが発生
してしまい、これによりバッテリ５２の長時間化が妨げ
られていた。
【０００４】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、その目的は、外部電
源用の遅延手段と、バッテリ用の逆流防止用ダイオード
に並列接続したリレースイッチとを備え、逆流防止用ダ
イオードの順方向バイアス電圧による電圧降下と電力損
失を無くしてバッテリ使用の長時間化が図れる電源切替
装置を提供することにある。
するためになされたものであって、その目的は、外部電
源用の遅延手段と、バッテリ用の逆流防止用ダイオード
に並列接続したリレースイッチとを備え、逆流防止用ダ
イオードの順方向バイアス電圧による電圧降下と電力損
失を無くしてバッテリ使用の長時間化が図れる電源切替
装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る電源切替装置は、接続された外部電源の
外部電源電圧を遅延する遅延手段及びこの遅延手段に接
続された第１の逆流防止手段と、バッテリの正極と並列
に接続した切替手段及び第２の逆流防止手段と、第１の
逆流防止手段の出力側と、並列に接続した切替手段及び
第２の逆流防止手段の出力側とに接続した出力端子と、
遅延する前の外部電源電圧の電圧値を検出して、該電圧
値に応じて切替手段を外部電源側とバッテリ側とに選択
的に切り替える電圧検出手段とを備えたことを特徴とす
る。
に本発明に係る電源切替装置は、接続された外部電源の
外部電源電圧を遅延する遅延手段及びこの遅延手段に接
続された第１の逆流防止手段と、バッテリの正極と並列
に接続した切替手段及び第２の逆流防止手段と、第１の
逆流防止手段の出力側と、並列に接続した切替手段及び
第２の逆流防止手段の出力側とに接続した出力端子と、
遅延する前の外部電源電圧の電圧値を検出して、該電圧
値に応じて切替手段を外部電源側とバッテリ側とに選択
的に切り替える電圧検出手段とを備えたことを特徴とす
る。
【０００６】本発明に係る電源切替装置は、接続された
外部電源の外部電源電圧を遅延する遅延手段及びこの遅
延手段に接続された第１の逆流防止手段と、バッテリの
正極と並列に接続した切替手段及び第２の逆流防止手段
と、第１の逆流防止手段の出力側と、並列に接続した切
替手段及び第２の逆流防止手段の出力側とに接続した出
力端子と、遅延する前の外部電源電圧の電圧値を検出し
て、該電圧値に応じて切替手段を外部電源側とバッテリ
側とに選択的に切り替える電圧検出手段とを備えたの
で、逆流防止手段の電圧降下と電力損失を無くすことが
できる。
外部電源の外部電源電圧を遅延する遅延手段及びこの遅
延手段に接続された第１の逆流防止手段と、バッテリの
正極と並列に接続した切替手段及び第２の逆流防止手段
と、第１の逆流防止手段の出力側と、並列に接続した切
替手段及び第２の逆流防止手段の出力側とに接続した出
力端子と、遅延する前の外部電源電圧の電圧値を検出し
て、該電圧値に応じて切替手段を外部電源側とバッテリ
側とに選択的に切り替える電圧検出手段とを備えたの
で、逆流防止手段の電圧降下と電力損失を無くすことが
できる。
【０００７】また、本発明に係る電源切替装置は、複数
の外部電源の出力電圧を検出して切替手段のオン／オフ
を制御する電圧検出手段を備えたことを特徴とする。
の外部電源の出力電圧を検出して切替手段のオン／オフ
を制御する電圧検出手段を備えたことを特徴とする。
【０００８】本発明に係る電源切替装置は、複数の外部
電源の出力電圧を検出して切替手段のオン／オフを制御
する電圧検出手段を備えたので、複数の外部電源の出力
電圧が検出されない場合、切替手段をオンし、複数の外
部電源の出力電圧が検出された場合、切替手段をオフす
ることができる。
電源の出力電圧を検出して切替手段のオン／オフを制御
する電圧検出手段を備えたので、複数の外部電源の出力
電圧が検出されない場合、切替手段をオンし、複数の外
部電源の出力電圧が検出された場合、切替手段をオフす
ることができる。
【０００９】さらに、本発明に係る電源切替装置は、複
数の外部電源の出力電圧を遅延させる遅延手段を備えた
ことを特徴とする。
数の外部電源の出力電圧を遅延させる遅延手段を備えた
ことを特徴とする。
【００１０】本発明に係る電源切替装置は、複数の外部
電源の出力電圧を遅延させる遅延手段を備えたので、複
数の外部電源から切替手段を通してバッテリへの逆流電
流を防止することができる。
電源の出力電圧を遅延させる遅延手段を備えたので、複
数の外部電源から切替手段を通してバッテリへの逆流電
流を防止することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。図１は本発明に係る電源切替
装置の要部ブロック構成図である。図１において、本発
明に係る電源切替装置１は、接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ
2、出力端子Ｔ3、遅延手段１２、逆流防止手段（逆流防
止用ダイオード）１３、電圧検出手段１４、切替手段１
５及び逆流防止手段（逆流防止用ダイオード）１６を備
える。
基づいて以下に説明する。図１は本発明に係る電源切替
装置の要部ブロック構成図である。図１において、本発
明に係る電源切替装置１は、接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ
2、出力端子Ｔ3、遅延手段１２、逆流防止手段（逆流防
止用ダイオード）１３、電圧検出手段１４、切替手段１
５及び逆流防止手段（逆流防止用ダイオード）１６を備
える。
【００１２】接続端子Ｔ1には少なくとも一つ以上の外
部電源が接離自在に接続されている。接続端子Ｔ1に接
続された外部電源の外部電源電圧ＶEは、遅延手段１２
と電圧検出手段１４とに印加され、逆流防止ダイオード
１３を介して出力端子Ｔ3から出力される。この際、遅
延手段１２は外部電源電圧ＶEの立ち上がりを遅延させ
ている。また、逆流防止ダイオード１６による電圧降下
分をδとすると、後述のバッテリ側に対して、外部電源
電圧ＶEは、ＶE−δ≧ＶBに設定されている。
部電源が接離自在に接続されている。接続端子Ｔ1に接
続された外部電源の外部電源電圧ＶEは、遅延手段１２
と電圧検出手段１４とに印加され、逆流防止ダイオード
１３を介して出力端子Ｔ3から出力される。この際、遅
延手段１２は外部電源電圧ＶEの立ち上がりを遅延させ
ている。また、逆流防止ダイオード１６による電圧降下
分をδとすると、後述のバッテリ側に対して、外部電源
電圧ＶEは、ＶE−δ≧ＶBに設定されている。
【００１３】このように外部電源電圧ＶEを設定するこ
とにより、後述のバッテリ電圧ＶB側に対して外部電源
電圧ＶE側が優先される。通常、接続端子Ｔ2には、バッ
テリ１１が接続されていて、このバッテリ１１の正極が
切替手段１５と逆流防止用ダイオード１６のアノード端
子とにバッテリ電圧ＶBが印加されている。
とにより、後述のバッテリ電圧ＶB側に対して外部電源
電圧ＶE側が優先される。通常、接続端子Ｔ2には、バッ
テリ１１が接続されていて、このバッテリ１１の正極が
切替手段１５と逆流防止用ダイオード１６のアノード端
子とにバッテリ電圧ＶBが印加されている。
【００１４】また、切替え手段１５と逆流防止用ダイオ
ード１６は並列に接続され、この後接続端子Ｔ3に接続
されている。この際、逆流防止用ダイオード１６による
電圧降下分をγとする。尚、バッテリ１１は電源切替装
置１内に設置されても良い。
ード１６は並列に接続され、この後接続端子Ｔ3に接続
されている。この際、逆流防止用ダイオード１６による
電圧降下分をγとする。尚、バッテリ１１は電源切替装
置１内に設置されても良い。
【００１５】接続端子Ｔ1に外部電源が接続されていな
い場合、電圧検出手段１４は、接続端子Ｔ1の電位が所
定値未満であることを検出して得られる検出信号Ｓ14を
切替手段１５に出力して切替手段１５をオンにする。そ
して、出力端子Ｔ2と出力端子Ｔ3とは切替手段１５を介
して直結され、バッテリ電圧ＶBが逆流防止用ダイオー
ド１６を介することなく、切替手段１５を通って切替出
力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）として出力端子Ｔ3に出力され
る。
い場合、電圧検出手段１４は、接続端子Ｔ1の電位が所
定値未満であることを検出して得られる検出信号Ｓ14を
切替手段１５に出力して切替手段１５をオンにする。そ
して、出力端子Ｔ2と出力端子Ｔ3とは切替手段１５を介
して直結され、バッテリ電圧ＶBが逆流防止用ダイオー
ド１６を介することなく、切替手段１５を通って切替出
力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）として出力端子Ｔ3に出力され
る。
【００１６】接続端子Ｔ1に外部電源が接続された場
合、電圧検出手段１４は、接続端子Ｔ1の電位（ＶE）が
所定値以上であることを検出して得られる検出信号Ｓ14
を切替手段１５に出力して切替手段１５をオフにする。
合、電圧検出手段１４は、接続端子Ｔ1の電位（ＶE）が
所定値以上であることを検出して得られる検出信号Ｓ14
を切替手段１５に出力して切替手段１５をオフにする。
【００１７】ここで、遅延手段１２の出力が逆流防止用
ダイオード１３を介して出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶC
を供給するまでの間、出力端子Ｔ3には逆流防止用ダイ
オード１６を介して接続端子Ｔ2に接続されているバッ
テリ１１からの電圧が出力される。
ダイオード１３を介して出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶC
を供給するまでの間、出力端子Ｔ3には逆流防止用ダイ
オード１６を介して接続端子Ｔ2に接続されているバッ
テリ１１からの電圧が出力される。
【００１８】そして、遅延した外部電源電圧ＶE側の出
力電圧ＶC（ＶC≧ＶB）によって逆流防止用ダイオード
１６に逆バイアス電圧（ＶC≧ＶB）が掛かり、接続端子
Ｔ2は出力端子Ｔ3から電気的に切離されるので、切替出
力電圧ＶC（ＶC＝ＶE−δ）が出力端子Ｔ3から出力され
る。
力電圧ＶC（ＶC≧ＶB）によって逆流防止用ダイオード
１６に逆バイアス電圧（ＶC≧ＶB）が掛かり、接続端子
Ｔ2は出力端子Ｔ3から電気的に切離されるので、切替出
力電圧ＶC（ＶC＝ＶE−δ）が出力端子Ｔ3から出力され
る。
【００１９】外部電源から接続端子Ｔ1に印加されてい
た外部電源電圧ＶEが無くなった直後、出力端子Ｔ3の切
替出力電圧ＶC（ＶB−γ）が逆流防止用ダイオード１６
を介して接続端子Ｔ2に接続されているバッテリ１１か
ら供給される。
た外部電源電圧ＶEが無くなった直後、出力端子Ｔ3の切
替出力電圧ＶC（ＶB−γ）が逆流防止用ダイオード１６
を介して接続端子Ｔ2に接続されているバッテリ１１か
ら供給される。
【００２０】この後、電圧検出手段１４は、接続端子Ｔ
1の電位が所定値未満であることを検出して得られる検
出信号Ｓ14を切替手段１５に出力して切替手段１５をオ
ンにする。そして、出力端子Ｔ3は切替手段１５を介し
てバッテリ１１と直結され、バッテリ電圧ＶB側の切替
出力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）が出力端子Ｔ3から出力され
る。
1の電位が所定値未満であることを検出して得られる検
出信号Ｓ14を切替手段１５に出力して切替手段１５をオ
ンにする。そして、出力端子Ｔ3は切替手段１５を介し
てバッテリ１１と直結され、バッテリ電圧ＶB側の切替
出力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）が出力端子Ｔ3から出力され
る。
【００２１】尚、本実施の形態例（図１）は、外部電源
を１個としたが複数の外部電源を備えても良い。
を１個としたが複数の外部電源を備えても良い。
【００２２】このように、本発明に係る電源切替装置１
は、接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ3、遅延手
段１２、逆流防止手段（逆流防止用ダイオード）１３、
電圧検出手段１４、切替手段１５及び逆流防止手段（逆
流防止用ダイオード）１６を備えたので、接続端子Ｔ1
に外部電源が接続されていない場合、接続端子Ｔ２に接
続されているバッテリ１１のバッテリ電圧ＶBを切替手
段１５から直接切替出力電圧ＶCとして出力端子Ｔ3に出
力し、接続端子Ｔ1に外部電源が接続されてた場合、接
続端子Ｔ２に接続されているバッテリ１１から外部電源
の外部電源電圧ＶEに、瞬断することなく自動的に切り
替えて出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶCを出力することが
できる。
は、接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ3、遅延手
段１２、逆流防止手段（逆流防止用ダイオード）１３、
電圧検出手段１４、切替手段１５及び逆流防止手段（逆
流防止用ダイオード）１６を備えたので、接続端子Ｔ1
に外部電源が接続されていない場合、接続端子Ｔ２に接
続されているバッテリ１１のバッテリ電圧ＶBを切替手
段１５から直接切替出力電圧ＶCとして出力端子Ｔ3に出
力し、接続端子Ｔ1に外部電源が接続されてた場合、接
続端子Ｔ２に接続されているバッテリ１１から外部電源
の外部電源電圧ＶEに、瞬断することなく自動的に切り
替えて出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶCを出力することが
できる。
【００２３】図２は本発明に係る電源切替装置の要部回
路構成図である。図２において、電源切替装置１Ａは、
接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ3、リップルフ
ィルタ回路１２Ａ、電圧検出手段１４Ａ、スイッチ１５
Ａ及び逆流防止用ダイオード１６を備える。
路構成図である。図２において、電源切替装置１Ａは、
接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ3、リップルフ
ィルタ回路１２Ａ、電圧検出手段１４Ａ、スイッチ１５
Ａ及び逆流防止用ダイオード１６を備える。
【００２４】また、リップルフィルタ回路１２Ａは、ト
ランジスタＱ1、抵抗Ｒ1、ツェナーダイオードＺＤ1及
びコンデンサＣ1を有する。尚、ツェナーダイオードＺ
Ｄ１はなくても良い。
ランジスタＱ1、抵抗Ｒ1、ツェナーダイオードＺＤ1及
びコンデンサＣ1を有する。尚、ツェナーダイオードＺ
Ｄ１はなくても良い。
【００２５】接続端子Ｔ1に接続された外部電源の外部
電源電圧ＶEは、リップルフィルタ回路１２Ａと電圧検
出手段１４Ａとに印加される。通常、接続端子Ｔ2に
は、バッテリ１１が接続されていてスイッチ１５Ａと逆
流防止用ダイオード１６のアノード端子とにバッテリ電
圧ＶBが印加されていると共に、スイッチ１５Ａと逆流
防止用ダイオード１６は並列に接続されている。
電源電圧ＶEは、リップルフィルタ回路１２Ａと電圧検
出手段１４Ａとに印加される。通常、接続端子Ｔ2に
は、バッテリ１１が接続されていてスイッチ１５Ａと逆
流防止用ダイオード１６のアノード端子とにバッテリ電
圧ＶBが印加されていると共に、スイッチ１５Ａと逆流
防止用ダイオード１６は並列に接続されている。
【００２６】また、リップルフィルタ回路１２Ａは、図
１に示した遅延手段１２と逆流防止用ダイオード１３を
合せた機能を備えている。上記リップルフィルタ回路１
２Ａは、接続端子Ｔ1に接続された外部電源の外部電源
電圧ＶEをトランジスタＱ1と抵抗Ｒ1とコンデンサＣ1と
で遅延し、さらにトランジスタＱ1と抵抗Ｒ1とツェナー
ダイオードＺＤ1とで定電圧化して出力端子Ｔ3に切替出
力電圧ＶCを出力する。
１に示した遅延手段１２と逆流防止用ダイオード１３を
合せた機能を備えている。上記リップルフィルタ回路１
２Ａは、接続端子Ｔ1に接続された外部電源の外部電源
電圧ＶEをトランジスタＱ1と抵抗Ｒ1とコンデンサＣ1と
で遅延し、さらにトランジスタＱ1と抵抗Ｒ1とツェナー
ダイオードＺＤ1とで定電圧化して出力端子Ｔ3に切替出
力電圧ＶCを出力する。
【００２７】接続端子Ｔ1に外部電源が接続されていな
い場合、電圧検出手段１４Ａにより、スイッチ１５Ａは
オン状態にあり、出力端子Ｔ2と出力端子Ｔ3とはスイッ
チ１５Ａを介して直結され、バッテリ電圧ＶBが切替出
力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）として出力端子Ｔ3に供給され
る。
い場合、電圧検出手段１４Ａにより、スイッチ１５Ａは
オン状態にあり、出力端子Ｔ2と出力端子Ｔ3とはスイッ
チ１５Ａを介して直結され、バッテリ電圧ＶBが切替出
力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）として出力端子Ｔ3に供給され
る。
【００２８】接続端子Ｔ1に外部電源が接続された場
合、電圧検出手段１４Ａにより、スイッチ１５Ａをオフ
状態にする。
合、電圧検出手段１４Ａにより、スイッチ１５Ａをオフ
状態にする。
【００２９】ここで、リップルフィルタ回路１２Ａの出
力が出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶCを供給するまでの
間、出力端子Ｔ3の切替出力電圧ＶCは逆流防止用ダイオ
ード１６を介して接続端子Ｔ2に接続されているバッテ
リ１１から供給さる。
力が出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶCを供給するまでの
間、出力端子Ｔ3の切替出力電圧ＶCは逆流防止用ダイオ
ード１６を介して接続端子Ｔ2に接続されているバッテ
リ１１から供給さる。
【００３０】そして、遅延した外部電源電圧ＶE側の切
替出力電圧ＶCによって逆流防止用ダイオード１６に逆
バイアス電圧が掛かり、接続端子Ｔ2は出力端子Ｔ3から
電気的に切離されるので、切替出力電圧ＶCが出力端子
Ｔ3から出力される。
替出力電圧ＶCによって逆流防止用ダイオード１６に逆
バイアス電圧が掛かり、接続端子Ｔ2は出力端子Ｔ3から
電気的に切離されるので、切替出力電圧ＶCが出力端子
Ｔ3から出力される。
【００３１】外部電源から接続端子Ｔ1に印加されてい
た外部電源電圧ＶEが無くなった直後、出力端子Ｔ3の切
替出力電圧ＶCは逆流防止用ダイオード１６を介して接
続端子Ｔ2に接続されているバッテリ１１から供給され
る。
た外部電源電圧ＶEが無くなった直後、出力端子Ｔ3の切
替出力電圧ＶCは逆流防止用ダイオード１６を介して接
続端子Ｔ2に接続されているバッテリ１１から供給され
る。
【００３２】この後、電圧検出手段１４は、接続端子Ｔ
1の電位が所定値未満であることを検出して得られる検
出信号Ｓ14を切替手段１５に出力して切替手段１５をオ
ンにする。そして、出力端子Ｔ3は切替手段１５を介し
てバッテリ１１と直結され、バッテリ電圧ＶB側の切替
出力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）が出力端子Ｔ3から出力され
る。
1の電位が所定値未満であることを検出して得られる検
出信号Ｓ14を切替手段１５に出力して切替手段１５をオ
ンにする。そして、出力端子Ｔ3は切替手段１５を介し
てバッテリ１１と直結され、バッテリ電圧ＶB側の切替
出力電圧ＶC（ＶC＝ＶB）が出力端子Ｔ3から出力され
る。
【００３３】このように、本発明に係る電源切替装置１
Ａは、接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ3、リッ
プルフィルタ回路１２Ａ、電圧検出手段１４Ａ、スイッ
チ１５Ａ及び逆流防止用ダイオード１６を備えたので、
接続端子Ｔ1に外部電源が接続されていない場合、接続
端子Ｔ２に接続されているバッテリ１１のバッテリ電圧
ＶBをスイッチ１５Ａから直接切替出力電圧ＶCとして出
力端子Ｔ3に出力し、接続端子Ｔ1に外部電源が接続され
てた場合、接続端子Ｔ２に接続されているバッテリ１１
から外部電源の外部電源電圧ＶEに、瞬断することなく
自動的に切り替えて出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶCを出
力することができる。
Ａは、接続端子Ｔ1、接続端子Ｔ2、出力端子Ｔ3、リッ
プルフィルタ回路１２Ａ、電圧検出手段１４Ａ、スイッ
チ１５Ａ及び逆流防止用ダイオード１６を備えたので、
接続端子Ｔ1に外部電源が接続されていない場合、接続
端子Ｔ２に接続されているバッテリ１１のバッテリ電圧
ＶBをスイッチ１５Ａから直接切替出力電圧ＶCとして出
力端子Ｔ3に出力し、接続端子Ｔ1に外部電源が接続され
てた場合、接続端子Ｔ２に接続されているバッテリ１１
から外部電源の外部電源電圧ＶEに、瞬断することなく
自動的に切り替えて出力端子Ｔ3に切替出力電圧ＶCを出
力することができる。
【００３４】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。バッテリ側に切り替えた時には、バッテリ側のバ
ッテリ電圧は切替手段から直接出力されるので、電力ロ
スが発生しないため、バッテリの長時間化を図ることが
できる。
する。バッテリ側に切り替えた時には、バッテリ側のバ
ッテリ電圧は切替手段から直接出力されるので、電力ロ
スが発生しないため、バッテリの長時間化を図ることが
できる。
【００３５】更に、外部電源とバッテリとを、瞬断する
ことなく自動切替えすることができ、その際に、外部電
源がバッテリに印加されることがないので、信頼性が高
い。
ことなく自動切替えすることができ、その際に、外部電
源がバッテリに印加されることがないので、信頼性が高
い。
【００３６】よって、本発明は、バッテリ使用の長時間
化が図れ、経済的で、信頼性の高い電源切替装置を提供
することができる。
化が図れ、経済的で、信頼性の高い電源切替装置を提供
することができる。
【図１】本発明に係る電源切替装置の要部ブロック構成
図
図
【図２】本発明に係る電源切替装置の要部回路構成図
【図３】電源切替回路の要部ブロック構成図
１，２…電源切替装置、１１…バッテリ、１２…遅延手
段、１２Ａ…リップルフィルタ回路、１３，１６…逆流
防止手段（逆流防止用ダイオード）、１４…電圧検出手
段、１５…切替手段、１５Ａ…スイッチ、Ｃ1…コンデ
ンサ、Ｑ1…トランジスタ、Ｒ1…抵抗、Ｓ14…検出信
号、Ｔ1，Ｔ2…接続端子、Ｔ3…出力端子、ＶB…バッテ
リ電圧、ＶC…切替出力電圧、ＶE…外部電源電圧、ＺＤ
1…ツェナーダイオード。
段、１２Ａ…リップルフィルタ回路、１３，１６…逆流
防止手段（逆流防止用ダイオード）、１４…電圧検出手
段、１５…切替手段、１５Ａ…スイッチ、Ｃ1…コンデ
ンサ、Ｑ1…トランジスタ、Ｒ1…抵抗、Ｓ14…検出信
号、Ｔ1，Ｔ2…接続端子、Ｔ3…出力端子、ＶB…バッテ
リ電圧、ＶC…切替出力電圧、ＶE…外部電源電圧、ＺＤ
1…ツェナーダイオード。
Claims (1)
- 【請求項１】 携帯機器に搭載したバッテリと、少なく
とも一以上の外部電源との自動切替を行う電源切替回路
において、 接続された前記外部電源の外部電源電圧を遅延する遅延
手段及びこの遅延手段に接続された第１の逆流防止手段
と、 前記バッテリの正極と並列に接続した切替手段及び第２
の逆流防止手段と、 前記第１の逆流防止手段の出力側と、並列に接続した前
記切替手段及び前記第２の逆流防止手段の出力側とに接
続した出力端子と、 遅延する前の前記外部電源電圧の電圧値を検出して、該
電圧値に応じて前記切替手段を前記外部電源側と前記バ
ッテリ側とに選択的に切り替える電圧検出手段とを備え
たことを特徴とする電源切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135578A JPH10336912A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 電源切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135578A JPH10336912A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 電源切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10336912A true JPH10336912A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15155101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9135578A Pending JPH10336912A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 電源切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10336912A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008203981A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Fujitsu Ltd | 電源制御回路 |
| JP2013030154A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Quanta Computer Inc | ラックサーバシステム |
| WO2014061436A1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | 株式会社サンメディカル技術研究所 | 電源切換回路及び人工心臓システム |
| JP2014079062A (ja) * | 2012-10-09 | 2014-05-01 | Komatsu Ltd | 電力供給システム |
| CN105990900A (zh) * | 2015-01-30 | 2016-10-05 | 明瑞电子(成都)有限公司 | 备用电源控制电路及使用其的备用电源供应系统 |
| JP2022034656A (ja) * | 2020-08-19 | 2022-03-04 | 矢崎総業株式会社 | 給電制御装置、給電システム、給電制御方法、及びプログラム |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP9135578A patent/JPH10336912A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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