JPH0549247A - スイツチング電源装置 - Google Patents

スイツチング電源装置

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Publication number
JPH0549247A
JPH0549247A JP22941191A JP22941191A JPH0549247A JP H0549247 A JPH0549247 A JP H0549247A JP 22941191 A JP22941191 A JP 22941191A JP 22941191 A JP22941191 A JP 22941191A JP H0549247 A JPH0549247 A JP H0549247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
control signal
power supply
switching power
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22941191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Ikenari
昌司 池成
Tsukasa Nagatsuma
司 長妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP22941191A priority Critical patent/JPH0549247A/ja
Publication of JPH0549247A publication Critical patent/JPH0549247A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流出力をオンオフするリレーがオンする時
の容量性負荷への突入電流を小さくし、それによってリ
レー接点が溶着するのを防止する。 【構成】 外部から与えられる制御信号RSに基づいて
リレー12をオンオフさせる制御回路14の入力部に、
制御信号RSに基づいてリレー12をオンさせるまでに
遅れ時間を持たせる時定数回路22を設けた。また、同
じ制御信号RSに基づいて、リレー12の入力側と出力
側との間をバイパスさせるバイパス回路28を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リレーを使用して直
流出力のオンオフを行うスイッチング電源装置に関し、
より具体的には、当該リレーがオンした時の容量性負荷
への突入電流によりリレー接点が溶着するのを防止する
手段に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチング電源装置の従来例
を図3に示す。このスイッチング電源装置は、一例とし
て自励かつフライバック式(即ちRCC方式)のもので
あり、トランス2の一次巻線2aにスイッチングトラン
ジスタ4を直列接続し、かつ同トランス2のベース巻線
2cの出力をコンデンサ6、抵抗8を介してスイッチン
グトランジスタ4のベースに帰還するよう構成されてい
る。
【0003】トランス2の二次巻線2b側には、整流用
のダイオード10が接続されており、かつそれからの直
流出力ラインに直列に、そこを断続するリレー12が挿
入されている。このリレー12の励磁コイル12aに
は、トランジスタ16、抵抗18を有する制御回路14
が接続されており、これに外部から制御信号RSが与え
られる。この制御信号RSが高レベルになると、トラン
ジスタ16がオンし、励磁コイル12aに電流が流れて
リレー12がオンし、出力電圧V0 が出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記スイッチング電源
装置においては、出力側負荷に容量性負荷20が接続さ
ている場合、リレー12がオンする時に当該容量性負荷
20に大きな突入電流が流れ、それによってリレー12
の接点が溶着することがあるという問題がある。
【0005】そこでこの発明は、上記のようなリレーが
オンする時の容量性負荷への突入電流を小さくし、それ
によってリレー接点が溶着するのを防止することを主た
る目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のスイッチング電源装置は、前記制御回路
の入力部に前記制御信号に基づいて前記リレーをオンさ
せるまでに遅れ時間を持たせる時定数回路を設け、かつ
前記制御信号に基づいて前記リレーの入力側と出力側と
の間をバイパスさせるバイパス回路を設けたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、制御信号に応答してリレー
がオンするまでに、ある遅れ時間が作られ、その間に、
バイパス回路を経由して容量性負荷に幾らかの充電電流
が流れる。それによって、リレーがオンした時には、容
量性負荷への突入電流が小さくなり、リレー接点の溶着
が防止される。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るスイッチ
ング電源装置を示す回路図である。図3の従来例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は当該従来例との相違点を主に説明する。
【0009】この実施例においては、前述した制御回路
14の入力部に、互いに直列接続された抵抗24および
コンデンサ26を有する時定数回路22を設けており、
これによって、外部から与えられる制御信号RSが高レ
ベルになっても、トランジスタ16のベース電圧がいき
なり上昇せずに徐々に上昇して、トランジスタ16がオ
ンするまでにある遅れ時間T(図2参照)を持たせるよ
うにしている。
【0010】また、同じ制御信号RSに基づいて、前述
したリレー12の入力側と出力側との間をバイパスさせ
るバイパス回路28を設けている。このバイパス回路2
8は、この例では、リレー12をバイパスさせるように
互いに直列接続されたトランジスタ30および抵抗3
5、制御信号RSが高レベルになった時にオンしてトラ
ンジスタ30をオンさせるトランジスタ32、および抵
抗34、36を有している。
【0011】このスイッチング電源装置の二次側回路の
動作例を図2も参照しながら説明する。初めにリレー1
2がオフした状態で、時刻t1 に制御信号RSが高レベ
ルになると、それによって即座に、バイパス回路28中
のトランジスタ32がオンし、かつトランジスタ30が
オンし、それによってトランジスタ30および抵抗35
を経由して容量性負荷20に幾らかの充電電流が流れ、
出力電圧V0 が徐々に上昇する。このときの充電電流
は、抵抗35の値によって調整することができる。
【0012】一方、時刻t1 に制御信号RSが高レベル
になると、それによって時定数回路22中の抵抗24を
介してコンデンサ26に充電が始まり、その両端の電
圧、即ち制御回路14中のトランジスタ16のベース電
圧VB は、主として抵抗24およびコンデンサ26によ
って決まる時定数で徐々に上昇する。時刻t1 から遅れ
時間Tだけ遅れた時刻t2 に、ベース電圧VB がトラン
ジスタ16がオンするしきい値に達すると、トランジス
タ16がオンし、それによってリレー12の励磁コイル
12aに励磁電流が流れてリレー12がオンする。
【0013】リレー12がオンすることによって、容量
性負荷20には規定の出力電圧V0 が印加されるが、そ
のときには既に容量性負荷20の電位が前述した充電電
流によってある程度上昇しているので、大きな突入電流
は流れない。即ちリレー12のオン時の突入電流は、遅
れ時間Tによって調整することができる(例えば遅れ時
間Tをより大きくすれば突入電流はより小さくなる)。
その結果、リレー12の接点の溶着を防止することがで
きる。また、突入電流容量の小さなリレーを使用するこ
ともでき、それによって低コスト化を図ることもでき
る。
【0014】なお、バイパス回路28においてトランジ
スタ32を設けたのは、制御信号RSが高レベルの時に
トランジスタ16とトランジスタ30が共にオンするよ
うに条件を合わせるためであり、トランジスタ32以外
の手段によって同じ目的を達成することも可能である。
【0015】また、以上はRCC方式の場合を例に説明
したが、スイッチング電源装置としての方式は、自励
式、他励式、フォワード式、フライバック式を問わな
い。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、リレー
がオンする時の容量性負荷への突入電流を小さくするこ
とができ、それによってリレー接点が溶着するのを防止
することができる。また、突入電流容量の小さなリレー
を使用することもでき、それによって低コスト化を図る
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るスイッチング電源
装置を示す回路図である。
【図2】 図1のスイッチング電源装置の二次側回路の
各部の電圧波形の一例を示す図である。
【図3】 従来のスイッチング電源装置の一例を示す回
路図である。
【符号の説明】
2 トランス 4 スイッチングトランジスタ 12 リレー 14 制御回路 20 容量性負荷 22 時定数回路 28 バイパス回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの二次側の直流出力ラインに直
    列に挿入されていてそこを断続するリレーと、外部から
    与えられる制御信号に基づいてこのリレーをオンオフさ
    せる制御回路とを備えるスイッチング電源装置におい
    て、前記制御回路の入力部に前記制御信号に基づいて前
    記リレーをオンさせるまでに遅れ時間を持たせる時定数
    回路を設け、かつ前記制御信号に基づいて前記リレーの
    入力側と出力側との間をバイパスさせるバイパス回路を
    設けたことを特徴とするスイッチング電源装置。
JP22941191A 1991-08-14 1991-08-14 スイツチング電源装置 Pending JPH0549247A (ja)

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JP22941191A JPH0549247A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 スイツチング電源装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258246A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Nichicon Corp スイッチング電源
JP2011172485A (ja) * 2011-06-06 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2011172443A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 直流電源装置
CN103915997A (zh) * 2013-01-07 2014-07-09 立锜科技股份有限公司 切换电源转换装置

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JP2011172485A (ja) * 2011-06-06 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
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