JP2736159B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2736159B2
JP2736159B2 JP2236377A JP23637790A JP2736159B2 JP 2736159 B2 JP2736159 B2 JP 2736159B2 JP 2236377 A JP2236377 A JP 2236377A JP 23637790 A JP23637790 A JP 23637790A JP 2736159 B2 JP2736159 B2 JP 2736159B2
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正弘 竹下
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスイッチング方式の電源装置に関するもので
ある。
従来の技術 商用電源から安定化した直流電圧を得る方式として効
率のよいスイッチング電源装置が多く用いられている。
第3図は従来のスイッチング電源装置の回路図であ
る。第3図において、商用電源が電源スイッチ1を介し
てダイオードブリッジ2の交流側端子に接続され、ダイ
オードブリッジ2の直流側端子のマイナス側は接地さ
れ、ダイオードブリッジ2の直流側端子のプラス側は、
他端が接地されたコンデンサ3、トランス4の1次巻
線、および抵抗5の一端に接続されている。トランス4
の1次巻線の他端はスイッチングトランジスタ6のコレ
クタに接続され、抵抗5の他端はスイッチングトランジ
スタ6のベースに接続され、スイッチングトランジスタ
6のエミッタは抵抗7を介して接地されている。さら
に、トランス4には巻線8、9が設けられ、巻線8、9
の一端における接続点は接地され、巻線8の他端は抵抗
10、さらにコンデンサ11を介してスイッチングトランジ
スタ6のベースに接続され、また、巻線9の他端はダイ
オード12を介して、他端が接地されたコンデンサ13およ
び抵抗14の一端、定電圧ダイオード15のカソードに接続
されている。抵抗14の他端はトランジスタ16のベースに
接続されるとともに抵抗17を介して接地されている。定
電圧ダイオード15のアノードはトランジスタ16のエミッ
タに接続され、トランジスタ16のコレクタは抵抗18を介
してトランジスタ19のベースに接続されている。トラン
ジスタ19のコレクタはスイッチングトランジスタ6のベ
ースと抵抗5の他端との接続点に接続され、エミッタは
接地されている。また、トランジスタ20のコレクタはス
イッチングトランジスタ6のベースに接続され、エミッ
タは接地され、ベースはスイッチングトランジスタ6の
エミッタと抵抗7の接続点に接続されている。また、ト
ランス4の2次巻線の一端はダイオード21を介して、他
端が接地されたコンデンサ22および負荷23の一端に接続
され、トランス4の2次巻線の他端は接地されている。
上記構成により、以下その動作を説明する。電源スイ
ッチ1が投入されると、商用電源はダイオードブリッジ
2で整流され、コンデンサ3で平滑される。このように
して商用電源から整流されて安定化された直流電圧は、
トランス4の1次巻線に印加され、同時に抵抗5を介し
てスイッチングトランジスタ6のベースにベース電流を
供給する。これにより、スイッチングトランジスタ6は
オンしてトランス4の1次巻線を介してコレクタ電流が
流れる。この結果、トランス4の1次巻線の両端には起
電力が生じ、したがって巻線8にも電圧が発生し、この
電圧は抵抗10およびコンデンサ11を介してスイッチング
トランジスタ6のベースに供給されるベース電流をさら
に増加させ、スイッチングトランジスタ6は完全に導通
する。スイッチングトランジスタ6のコレクタ電流が一
定値になると、トランス4の巻線には起電力が発生せ
ず、スイッチングトランジスタ6のベース電流は減少し
て行く。これにより、スイッチングトランジスタ6のコ
レクタ電流は急激に減少して遮断状態となる。この結
果、トランス4の1次巻線には逆起電力が発生し、同時
にこの逆起電力はトランス4の2次巻線にも発生し、こ
の電圧はダイオード21を介して整流されコンデンサ22で
平滑される。この平滑された出力電圧V0は負荷23に供給
される。このダイオード21を流れる電流が停止すると、
今度は、スイッチングトランジスタ6を導通させるため
の起電力が巻線8に発生し、スイッチングトランジスタ
6は再び導通状態になる。この動作が繰り返されてスイ
ッチング動作が続行する。
また、入力商用電圧の変動または負荷変動により出力
電圧V0が変化した場合、次のような動作で電圧の安定化
が行われている。まず、巻線9を介して出力電圧V0に比
例した電圧は、ダイオード12で整流されコンデンサ13で
平滑された後抵抗14、17で分割されてトランジスタ16の
ベースに印加されると同時に定電圧ダイオード15を介し
てトランジスタ16のエミッタに印加される。ここで、出
力電圧V0が上昇するとコンデンサ13の両端電圧も上昇
し、トランジスタ16のエミッタ電圧は増加する。トラン
ジスタ16のコレクタ電流は抵抗18を介してトランジスタ
19のベース電流になり、トランジスタ19は導通方向とな
る。トランジスタ19の導通でスイッチングトランジスタ
6のベース電流はトランジスタ19に分流して減少する。
このため、スイッチングトランジスタ6の導通期間が短
くなる。スイッチングトランジスタ6の導通期間が短く
なるとトランス4を介して出力電圧V0は低下して安定化
される。
また、出力電圧V0が低下した場合は、上記の場合とは
逆にスイッチングトランジスタ6の導通期間は長くなり
出力電圧V0が高くなって安定化される。
さらに、電源スイッチ1を投入した場合、負荷回路部
のコンデンサ22に大きな充電電流が流れてスイッチング
トランジスタ6のコレクタ電流が異常に大きくなり、ト
ランス4のコアが磁気飽和状態になるとさらに大きなコ
レクタ電流が流れてスイッチングトランジスタ6を破壊
する場合がある。このため、スイッチングトランジスタ
6のエミッタと抵抗7の接続点における電圧をトランジ
スタ20のベースに入力し、スイッチングトランジスタ6
のエミッタ電流が所定値を越えた時にトランジスタ20が
導通するように設定する。これにより、スイッチングト
ランジスタ6のエミッタ電流が所定値を越えた時、トラ
ンジスタ20が導通してスイッチングトランジスタ6のベ
ース電流はトランジスタ20のコレクタに分流してスイッ
チングトランジスタ6のコレクタ電流が制限され、スイ
ッチングトランジスタ6の破壊が防止される。
第4図は第3図における負荷電流I0と出力電圧V0の関
係を示している。第4図に示すように、負荷電流の最大
値をI1とすると、さらにそれより大きな負荷電流I2とな
った状態でトランジスタ20が導通して出力電圧V0が低下
するように抵抗7は設定される。この負荷電流I2はトラ
ンス4のインダクタンスのバラツキなどを考慮して、通
常の最大負荷電流I1よりも30%以上大きな値に設定され
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、トランス4は最大
負荷電流I1よりも大きな負荷電流I2の状態でもトランス
4のコアが磁気飽和しないように設定することが必要で
あり、トランス4のコアは大きなものが必要となる。こ
のため、スイッチング電源装置のコストは大きいものと
なる。すなわち、スイッチング電源装置のコストはトラ
ンスの占める割合が大きく、トランスを小型化すること
が必要であり、この場合、トランスに流れる最大電流を
低くすると小型化することができるが、第4図に示すよ
うに定常時の最大負荷電流I1がかなり大きな値でも磁気
飽和しないようにする必要があるので、トランスを小型
化することが困難であった。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、トランス
の小型化を図ることができ安価なスイッチング電源装置
を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のスイッチング電源
装置は、商用電源からの交流電圧が入力される第1整流
回路と、前記第1整流回路から出力される直流電圧が一
次側巻線の一端に供給され、二次側巻線の一端が第2整
流回路を介して負荷に接続され他端が接地されたトンラ
スと、前記トランスの一次側巻線の他端にコレクタが接
続され、エミッタが第1抵抗と第2抵抗の直列接続を介
して接地され、ベースに前記第1整流回路からの直流電
圧が供給される第1トランジスタと、前記第1トランジ
スタのエミッタにベースが接続され、第1トランジスタ
のベースにコレクタが接続されるとともに、エミッタが
接地された第2トランジスタと、前記直列接続された第
1抵抗と第2抵抗の接続点にコレクタが接続され、エミ
ッタが接地されるとともに、ベースに前記トランスの第
3巻線からの電圧をダイオードとコンデンサからなる第
3整流回路で整流された直流電圧のバイアス電圧が供給
される第3トランジスタと、前記トランスの第4巻線か
らの電圧を前記第1トランジスタのベ−スに供給する抵
抗およびコンデンサからなる電圧供給手段とを備え、前
記第1トランジスタのエミッタ電流が所定値を越えた時
に前記第2トランジスタが導通するように設定するとと
もに、前記第3整流回路のコンデンサの充電電圧が所定
値以上になった時、前記第3整流回路からの直流電圧の
バイアス電圧により前記第3トランジスタが導通するよ
うにしたことを特徴とするものである。
作用 上記構成により、スイッチングトランジスタのエミッ
タとアース間に接続した抵抗の値を電源投入時は定常動
作時より大きくするように制御手段で制御するので、電
源投入時のトランスの最大電流値が通常時の最大電流値
以下に制限され、トランスの小型化が可能となって安価
なスイッチング電源装置となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、従来例と同一の作用効果を奏するもの
には同一の符号を付してその説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例を示すスイッチング電源装
置の回路図である。第1図において、ダイオード12のカ
ソードと抵抗14の一端との接続点は抵抗31を介して抵抗
32の一端およびトランジスタ33のベースに接続され、抵
抗32の他端は接地されている。また、スイッチングトラ
ンジスタ6のエミッタとトランジスタ20のベースとの接
続点は抵抗34、35の直列回路を介して接地されている。
抵抗34、35の接続点はトランジスタ33のコレクタに接続
され、トランジスタ33のエミッタは接地されている。
上記構成により、以下その動作を説明する。電源投入
後には、コンデンサ13の両端に発生する電圧が抵抗31を
介してトランジスタ33のベースに供給されてトランジス
タ33が導通することにより、抵抗35はトランジスタ33に
よって短絡され、回路動作には影響しない。
電源投入時には、トランジスタ33は導通していないた
め、抵抗34、35の両端に発生した電圧がトランジスタ20
のベースに供給され、抵抗35の値を選択することにより
定常時の最大負荷電流以下の値にスイッチングトランジ
スタ6の最大コレクタ電流を制限することができる。す
なわち、スイッチングトランジスタ6のエミッタとアー
ス間に接続した抵抗の値を電源投入時は定常動作時より
大きくして、電源投入時のトランスの電流を定常動作時
と比べて同等以下にしている。
したがって、第2図に示すように、電源スイッチ投入
時のみ最大負荷電流I3を定常時の最大負荷電流I1よりも
低く設定し、これにより、電源投入時のトランスのコア
の磁気飽和が防止されてトランスの小型化が実現可能と
なる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、電源投入時のトランス
の最大電流を通常時の最大電流値以下に制限することが
できるため、トランスを小型化することができて安価な
電源装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスイッチング電源装置
の回路図、第2図は第1図における負荷電流と出力電圧
の関係を示す特性図、第3図は従来のスイッチング電源
装置の回路図、第4図は第3図における負荷電流と出力
電圧の関係を示す特性図である。 4……トランス、6……スイッチングトランジスタ、33
……トランジスタ、34、35……抵抗。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源からの交流電圧が入力される第1
    整流回路と、前記第1整流回路から出力される直流電圧
    が一次側巻線の一端に供給され、二次側巻線の一端が第
    2整流回路を介して負荷に接続され他端が接地されたト
    ンラスと、前記トランスの一次側巻線の他端にコレクタ
    が接続され、エミッタが第1抵抗と第2抵抗の直列接続
    を介して接地され、ベースに前記第1整流回路からの直
    流電圧が供給される第1トランジスタと、前記第1トラ
    ンジスタのエミッタにベースが接続され、第1トランジ
    スタのベースにコレクタが接続されるとともに、エミッ
    タが接地された第2トランジスタと、前記直列接続され
    た第1抵抗と第2抵抗の接続点にコレクタが接続され、
    エミッタが接地されるとともに、ベースに前記トランス
    の第3巻線からの電圧をダイオードとコンデンサからな
    る第3整流回路で整流された直流電圧のバイアス電圧が
    供給される第3トランジスタと、前記トランスの第4巻
    線からの電圧を前記第1トランジスタのベ−スに供給す
    る抵抗およびコンデンサからなる電圧供給手段とを備
    え、前記第1トランジスタのエミッタ電流が所定値を越
    えた時に前記第2トランジスタが導通するように設定す
    るとともに、前記第3整流回路のコンデンサの充電電圧
    が所定値以上になった時、前記第3整流回路からの直流
    電圧のバイアス電圧により前記第3トランジスタが導通
    するようにしたことを特徴とするスイッチング電源装
    置。
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