JPH0661997A - 移動通信用フレーム同期方式 - Google Patents
移動通信用フレーム同期方式Info
- Publication number
- JPH0661997A JPH0661997A JP4100102A JP10010292A JPH0661997A JP H0661997 A JPH0661997 A JP H0661997A JP 4100102 A JP4100102 A JP 4100102A JP 10010292 A JP10010292 A JP 10010292A JP H0661997 A JPH0661997 A JP H0661997A
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- JP
- Japan
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- frame synchronization
- frame
- signal
- circuit
- synchronization circuit
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】移動体ディジタル衛星通信システムにおいて、
同期を速やかに確立できず、音声信号を廃棄してしまう
ことを救済できるフレーム同期方式を提供する。 【構成】受信したバースト信号の音声データ信号の先頭
のユニークワードを抽出して前方保護および後方保護の
過程を経てフレーム同期確立を行う移動通信用フレーム
同期方式において、バースト信号を並列に受信する第1
および第2のフレーム同期回路1,2と、同期回路の後
方保護状態を示す信号、フレーム同期確立を示す信号、
前方保護状態を示す信号、フレームタイミング信号を入
力して所定の判定を行い、同期回路に動作許可信号を与
える手段を備えた制御回路3とを有する。
同期を速やかに確立できず、音声信号を廃棄してしまう
ことを救済できるフレーム同期方式を提供する。 【構成】受信したバースト信号の音声データ信号の先頭
のユニークワードを抽出して前方保護および後方保護の
過程を経てフレーム同期確立を行う移動通信用フレーム
同期方式において、バースト信号を並列に受信する第1
および第2のフレーム同期回路1,2と、同期回路の後
方保護状態を示す信号、フレーム同期確立を示す信号、
前方保護状態を示す信号、フレームタイミング信号を入
力して所定の判定を行い、同期回路に動作許可信号を与
える手段を備えた制御回路3とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体ディジタル衛星
通信システムにおけるボイスアクティベーション方式を
採用しているシステムの移動通信用フレーム同期方式に
関する。
通信システムにおけるボイスアクティベーション方式を
採用しているシステムの移動通信用フレーム同期方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に移動体衛星通信システムは、少数
の中心局とこれと通信を行う多数の子局により構成さ
れ、このシステムに収容する子局数が非常に多い。しか
し、多数の子局が音声データとして実際に送信する時間
率は非常に低いために、限りある通信衛星のパワーを有
効に活用するために、音声がない時に送信信号を出力し
ない、いわゆるボイスアクティベーション方式を採用し
て通信衛星のもつパワーを節約している。従来、この種
のボイスアクティベーション方式のバースト信号のフォ
ーマットは、図3に示すように、音声符号化した音声デ
ータの前に、プリアンブルワード(PW)と、ユニーク
ワード(UW)とを配置し、音声が入力し続けられる間
ユニークワードを各フレーム周期で挿入する。プリアン
ブルワードは、受信側復調器での同期引き込み特性を改
善するために挿入される。ユニークワードは音声データ
の開始タイミングの決定及び、その検出パターンにより
復調時に発生する位相不確定性除去を行うために一定周
期のフレーム長で配置される。従来のフレーム同期回路
は、まず受信信号中からユニークワードを検出すること
から始め、一度ユニークワードが検出されると、次にユ
ニークワードが受信されるであろうと予測される時間位
置が1フレーム長後であるから、それまでユニークワー
ド検出は行わず、1フレーム長後の検出予測時間位置
に、1ないし数ビット幅のユニークワード検出用の窓で
あるユニークワードウィンドウ(ユニークワードアパー
チャーともいう)をあけ、そのタイミングでのみユニー
クワードの検出を行う。このようにして、1フレーム周
期で連続N回ユニークワードが検出されたとき初めてフ
レーム同期が確立したと認知し、このN回を後方保護と
いう。また、フレーム同期中にユニークワード検出ミス
した時、ただ一度のミス検出によりフレーム同期を外し
たのでは、フレーム同期が外れる可能性が大いにあるた
め、これも連続M回ミス検出したことをもってフレーム
同期外れとする。このM回を前方保護という。このよう
に従来のフレーム同期方式は音声バーストを受信する
と、後方保護過程を経てフレーム同期を確立し、フレー
ム同期が外れのときは、前方保護過程を経てから同期外
れとなる。ユニークワードアパーチャーは、フレーム同
期外れ状態以外の状態のとき、1フレーム同期でのみあ
けられ、それ以外のタイミングで受信されるいかなる信
号に対してもユニークワード検出動作を一切行わなかっ
た。
の中心局とこれと通信を行う多数の子局により構成さ
れ、このシステムに収容する子局数が非常に多い。しか
し、多数の子局が音声データとして実際に送信する時間
率は非常に低いために、限りある通信衛星のパワーを有
効に活用するために、音声がない時に送信信号を出力し
ない、いわゆるボイスアクティベーション方式を採用し
て通信衛星のもつパワーを節約している。従来、この種
のボイスアクティベーション方式のバースト信号のフォ
ーマットは、図3に示すように、音声符号化した音声デ
ータの前に、プリアンブルワード(PW)と、ユニーク
ワード(UW)とを配置し、音声が入力し続けられる間
ユニークワードを各フレーム周期で挿入する。プリアン
ブルワードは、受信側復調器での同期引き込み特性を改
善するために挿入される。ユニークワードは音声データ
の開始タイミングの決定及び、その検出パターンにより
復調時に発生する位相不確定性除去を行うために一定周
期のフレーム長で配置される。従来のフレーム同期回路
は、まず受信信号中からユニークワードを検出すること
から始め、一度ユニークワードが検出されると、次にユ
ニークワードが受信されるであろうと予測される時間位
置が1フレーム長後であるから、それまでユニークワー
ド検出は行わず、1フレーム長後の検出予測時間位置
に、1ないし数ビット幅のユニークワード検出用の窓で
あるユニークワードウィンドウ(ユニークワードアパー
チャーともいう)をあけ、そのタイミングでのみユニー
クワードの検出を行う。このようにして、1フレーム周
期で連続N回ユニークワードが検出されたとき初めてフ
レーム同期が確立したと認知し、このN回を後方保護と
いう。また、フレーム同期中にユニークワード検出ミス
した時、ただ一度のミス検出によりフレーム同期を外し
たのでは、フレーム同期が外れる可能性が大いにあるた
め、これも連続M回ミス検出したことをもってフレーム
同期外れとする。このM回を前方保護という。このよう
に従来のフレーム同期方式は音声バーストを受信する
と、後方保護過程を経てフレーム同期を確立し、フレー
ム同期が外れのときは、前方保護過程を経てから同期外
れとなる。ユニークワードアパーチャーは、フレーム同
期外れ状態以外の状態のとき、1フレーム同期でのみあ
けられ、それ以外のタイミングで受信されるいかなる信
号に対してもユニークワード検出動作を一切行わなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のボイスアク
ティベーション方式を用い、かつ、前方保護及び後方保
護を採用したフレーム同期方式は、新しいバーストが送
信された時、受信側でまだ前のフレームタイミングによ
るフレーム同期保護過程にあると、ユニークワードアパ
ーチャを前のフレームタイミングでしかあけないため、
新しい音声バーストの新しいフレームタイミングでのユ
ニークワードを検出できない。又前方保護過程期間を経
過して一度フレーム同期が外れたあと、改めてフレーム
同期引き込み動作を行うまでフレーム同期を確立できな
いので、その間の音声受信データを受信できず、音声バ
ースト間の時間が短いほど受信できない時間が増加する
欠点がある。この欠点を救済する方法として、音声バー
ストの最後のエンドオブバーストを検出し、受信フレー
ム同期を外す方法も考えられる。しかし、移動体局が建
物の影に入るなどしてシャドーイングされた場合に、受
信側でのバースト終了認識が遅れて、結局新しい音声バ
ーストの先頭部分を廃棄してしまうことになり、エンド
オブバースト信号も有効な解決策でなかった。
ティベーション方式を用い、かつ、前方保護及び後方保
護を採用したフレーム同期方式は、新しいバーストが送
信された時、受信側でまだ前のフレームタイミングによ
るフレーム同期保護過程にあると、ユニークワードアパ
ーチャを前のフレームタイミングでしかあけないため、
新しい音声バーストの新しいフレームタイミングでのユ
ニークワードを検出できない。又前方保護過程期間を経
過して一度フレーム同期が外れたあと、改めてフレーム
同期引き込み動作を行うまでフレーム同期を確立できな
いので、その間の音声受信データを受信できず、音声バ
ースト間の時間が短いほど受信できない時間が増加する
欠点がある。この欠点を救済する方法として、音声バー
ストの最後のエンドオブバーストを検出し、受信フレー
ム同期を外す方法も考えられる。しかし、移動体局が建
物の影に入るなどしてシャドーイングされた場合に、受
信側でのバースト終了認識が遅れて、結局新しい音声バ
ーストの先頭部分を廃棄してしまうことになり、エンド
オブバースト信号も有効な解決策でなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信用フレ
ーム同期方式は移動体ディジタル衛星通信システムにお
ける音声データ信号の先頭にユニークワードを有するバ
ースト信号を受信し、前記ユニークワードを抽出して前
方保護および後方保護の過程を経てフレーム同期確立を
行う移動通信用フレーム同期方式において、前記バース
ト信号を並列に受信する第1および第2のフレーム同期
回路と、前記第1および第2のフレーム同期回路の後方
保護状態を示す信号、フレーム同期確立を示す信号、前
方保護状態を示す信号、フレームタイミング信号を入力
して所定の判定を行い前記第1および第2のフレーム同
期回路に動作許可信号を与える手段を備えた制御回路と
を有する
ーム同期方式は移動体ディジタル衛星通信システムにお
ける音声データ信号の先頭にユニークワードを有するバ
ースト信号を受信し、前記ユニークワードを抽出して前
方保護および後方保護の過程を経てフレーム同期確立を
行う移動通信用フレーム同期方式において、前記バース
ト信号を並列に受信する第1および第2のフレーム同期
回路と、前記第1および第2のフレーム同期回路の後方
保護状態を示す信号、フレーム同期確立を示す信号、前
方保護状態を示す信号、フレームタイミング信号を入力
して所定の判定を行い前記第1および第2のフレーム同
期回路に動作許可信号を与える手段を備えた制御回路と
を有する
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図、図2
は各信号のタイムチャートである。図1の実施例は第1
のフレーム同期回路1と第2のフレーム同期回路2と制
御回路3とから構成される。
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図、図2
は各信号のタイムチャートである。図1の実施例は第1
のフレーム同期回路1と第2のフレーム同期回路2と制
御回路3とから構成される。
【0005】次に図2を参照して本実施例の動作を説明
する。フレーム同期を確立する過程として、制御回路3
はまず、フレーム同期回路1にフレーム同期動作を許可
する動作許可信号11を出力し(ステップ1)、フレー
ム同期回路2にはフレーム同期動作を許可する動作許可
信号21は出力しない。フレーム同期回路1は、受信信
号中からユニークワードを検出することから始め、一度
ユニークワードが検出されると、制御回路3へ後方保護
過程中を通知する後方保護状態信号12とフレームタイ
ミング信号14を出力し(ステップ2)、次にユニーク
ワードが受信されるであろうと予測される時間位置に、
ユニークワードアパーチャーをあけ、そのタイミングで
のみユニークワードの検出を行い、連続N回ユニークワ
ードが検出されたときにフレーム同期確立を宣言する。
この時点で制御回路3にフレーム同期状態信号13を出
力し、後方保護状態信号12の出力を停止する(ステッ
プ3)。制御回路3はこの間、フレーム同期回路1から
のフレームタイミング信号14を正しいフレームタイミ
ング信号として外部へ出力する。すなわち、フレーム同
期回路2が動作停止している場合には、フレーム同期回
路1からのフレームタイミング信号14を選択する。こ
こまではフレーム同期回路2は、全く動作しない。
する。フレーム同期を確立する過程として、制御回路3
はまず、フレーム同期回路1にフレーム同期動作を許可
する動作許可信号11を出力し(ステップ1)、フレー
ム同期回路2にはフレーム同期動作を許可する動作許可
信号21は出力しない。フレーム同期回路1は、受信信
号中からユニークワードを検出することから始め、一度
ユニークワードが検出されると、制御回路3へ後方保護
過程中を通知する後方保護状態信号12とフレームタイ
ミング信号14を出力し(ステップ2)、次にユニーク
ワードが受信されるであろうと予測される時間位置に、
ユニークワードアパーチャーをあけ、そのタイミングで
のみユニークワードの検出を行い、連続N回ユニークワ
ードが検出されたときにフレーム同期確立を宣言する。
この時点で制御回路3にフレーム同期状態信号13を出
力し、後方保護状態信号12の出力を停止する(ステッ
プ3)。制御回路3はこの間、フレーム同期回路1から
のフレームタイミング信号14を正しいフレームタイミ
ング信号として外部へ出力する。すなわち、フレーム同
期回路2が動作停止している場合には、フレーム同期回
路1からのフレームタイミング信号14を選択する。こ
こまではフレーム同期回路2は、全く動作しない。
【0006】次に、フレーム同期回路1がフレーム同期
状態で、ユニークワード検出ミスが発生すると(ステッ
プ4)、フレーム同期回路1は、前方保護過程中を通知
する前方保護状態信号15を制御回路3へ出力する。制
御回路3はこれによりフレーム同期回路2に動作許可信
号21を出力する(ステップ5)。フレーム同期回路2
は、これを受けて受信信号中のユニークワードの検出を
開始する。ここで、フレーム同期回路2がユニークワー
ドを検出する前に、フレーム同期回路2が先にユニーク
ワードを再検出し、前方保護過程から復帰すれば、フレ
ーム同期回路1は、前方保護状態信号15の出力を停止
し(ステップ6)、制御回路3はフレーム同期回路2へ
の動作許可信号21を取り消し、フレーム同期回路2は
動作を停止する(ステップ7)。制御回路3はフレーム
同期回路1からのフレームタイミング信号14を選択し
続ける。ここで、フレーム同期回路1が前方保護状態信
号15を出力した状態で、フレーム同期回路2が後方保
護状態へ移行せず、フレーム同期外れ状態のまま後方保
護状態信号22を出力しない場合も、制御回路3はフレ
ーム同期回路1からのフレームタイミング信号14を選
択する。もし、フレーム同期回路2が先に後方保護状態
になると、フレーム同期回路2は後方保護状態信号22
とフレームタイミング信号24を制御回路3へ出力する
(ステップ8)。制御回路3は、フレーム同期回路1か
らの前方保護状態信号15を入力している間に、フレー
ム同期回路2から後方保護状態信号22を入力すると、
フレーム同期回路2のフレームタイミング信号24を選
択し外部へ出力する(ステップ9)。
状態で、ユニークワード検出ミスが発生すると(ステッ
プ4)、フレーム同期回路1は、前方保護過程中を通知
する前方保護状態信号15を制御回路3へ出力する。制
御回路3はこれによりフレーム同期回路2に動作許可信
号21を出力する(ステップ5)。フレーム同期回路2
は、これを受けて受信信号中のユニークワードの検出を
開始する。ここで、フレーム同期回路2がユニークワー
ドを検出する前に、フレーム同期回路2が先にユニーク
ワードを再検出し、前方保護過程から復帰すれば、フレ
ーム同期回路1は、前方保護状態信号15の出力を停止
し(ステップ6)、制御回路3はフレーム同期回路2へ
の動作許可信号21を取り消し、フレーム同期回路2は
動作を停止する(ステップ7)。制御回路3はフレーム
同期回路1からのフレームタイミング信号14を選択し
続ける。ここで、フレーム同期回路1が前方保護状態信
号15を出力した状態で、フレーム同期回路2が後方保
護状態へ移行せず、フレーム同期外れ状態のまま後方保
護状態信号22を出力しない場合も、制御回路3はフレ
ーム同期回路1からのフレームタイミング信号14を選
択する。もし、フレーム同期回路2が先に後方保護状態
になると、フレーム同期回路2は後方保護状態信号22
とフレームタイミング信号24を制御回路3へ出力する
(ステップ8)。制御回路3は、フレーム同期回路1か
らの前方保護状態信号15を入力している間に、フレー
ム同期回路2から後方保護状態信号22を入力すると、
フレーム同期回路2のフレームタイミング信号24を選
択し外部へ出力する(ステップ9)。
【0007】図2に図示しないが、その後、フレーム同
期回路2が、後方保護状態信号22を解除しフレーム同
期信号23を出力する前に、フレーム同期回路1が前方
保護状態信号15を解除しフレーム同期状態に復帰すれ
ば、制御回路3はフレーム同期回路2への動作許可信号
21を解除して停止させ、フレーム同期回路1のフレー
ムタイミング信号14を選択して外部へ出力する。
期回路2が、後方保護状態信号22を解除しフレーム同
期信号23を出力する前に、フレーム同期回路1が前方
保護状態信号15を解除しフレーム同期状態に復帰すれ
ば、制御回路3はフレーム同期回路2への動作許可信号
21を解除して停止させ、フレーム同期回路1のフレー
ムタイミング信号14を選択して外部へ出力する。
【0008】もし、フレーム同期回路1が前方保護過程
信号15を解除しフレーム同期状態に復帰する前に、フ
レーム同期回路2がフレーム同期状態となって、後方保
護過程信号22を解除しフレーム同期状態信号23を出
力すると、制御回路3はフレーム同期回路1への動作許
可信号11を停止し、フレーム同期回路2からのフレー
ムタイミング信号24を外部に出力する(ステップ
9)。また、フレーム同期回路1が前方保護状態からフ
レーム同期外れ状態へ移行した場合、すなわち前方保護
状態信号15とフレーム同期状態信号13が停止する
と、制御回路3は動作許可信号11を解除し、フレーム
同期回路1の動作を停止させる。
信号15を解除しフレーム同期状態に復帰する前に、フ
レーム同期回路2がフレーム同期状態となって、後方保
護過程信号22を解除しフレーム同期状態信号23を出
力すると、制御回路3はフレーム同期回路1への動作許
可信号11を停止し、フレーム同期回路2からのフレー
ムタイミング信号24を外部に出力する(ステップ
9)。また、フレーム同期回路1が前方保護状態からフ
レーム同期外れ状態へ移行した場合、すなわち前方保護
状態信号15とフレーム同期状態信号13が停止する
と、制御回路3は動作許可信号11を解除し、フレーム
同期回路1の動作を停止させる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、2個の
フレーム同期回路と、これらの制御回路とを備えること
により、従来フレームタイミングが継続しないバースト
間において、補間の役割をする第2のフレーム同期回路
が新しいバースト信号の先頭からフレーム同期動作を開
始できるため、速やかにフレーム同期を確立してフレー
ムタイミング信号を発生させることができる効果があ
る。したがって新バーストの先頭部分の音声信号を廃棄
することなく、品質のよい音声伝送回線を構成すること
ができる効果がある。
フレーム同期回路と、これらの制御回路とを備えること
により、従来フレームタイミングが継続しないバースト
間において、補間の役割をする第2のフレーム同期回路
が新しいバースト信号の先頭からフレーム同期動作を開
始できるため、速やかにフレーム同期を確立してフレー
ムタイミング信号を発生させることができる効果があ
る。したがって新バーストの先頭部分の音声信号を廃棄
することなく、品質のよい音声伝送回線を構成すること
ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の各信号のタイムチャートである。
【図3】本実施例および従来例に共通の信号フォーマッ
トである。
トである。
1,2 フレーム同期回路 3 制御回路 11,21 動作許可信号 12,22 後方保護状態信号 13,23 フレーム状態同期信号 14,24 フレームタイミング信号 15,25 前方保護状態信号
Claims (2)
- 【請求項1】 移動体ディジタル衛星通信システムにお
ける音声データ信号の先頭にユニークワードを有するバ
ースト信号を受信し、前記ユニークワードを抽出して前
方保護および後方保護の過程を経てフレーム同期確立を
行う移動通信用フレーム同期方式において、前記バース
ト信号を並列に受信する第1および第2のフレーム同期
回路と、前記第1および第2のフレーム同期回路の後方
保護状態を示す信号、フレーム同期確立を示す信号、前
方保護状態を示す信号、フレームタイミング信号を入力
して所定の判定を行い前記第1および第2のフレーム同
期回路に動作許可信号を与える手段を備えた制御回路と
を有することを特徴とする移動通信用フレーム同期方
式。 - 【請求項2】 前記制御回路がいずれか一方のフレーム
同期回路にフレーム同期動作を開始させ、フレーム同期
動作を開始した第1のフレーム同期回路にてフレーム同
期が確立した後に、第1のフレーム同期回路が前方保護
状態に移行した場合に、第2のフレーム同期回路にフレ
ーム同期動作を開始させる動作手順と、第2のフレーム
同期回路がフレーム同期状態に移行するより先に第1の
フレーム同期回路がフレーム同期状態に復帰した場合
に、第2のフレーム同期回路の動作を停止させる動作手
順と、第1のフレーム同期回路がフレーム同期状態に復
帰するより先に第2のフレーム同期回路がフレーム同期
状態に移行した場合に、第1のフレーム同期回路の動作
を停止させる動作手順と、第1のフレーム同期回路が前
方保護状態から同期外れ状態に移行した場合に、第1の
フレーム同期回路の動作を停止させるように制御する動
作手順と、第1または第2のフレーム同期回路のいずれ
か一方が動作停止状態にある場合に、他方の動作中の第
1または第2のフレーム同期回路からのフレームタイミ
ング信号を選択し、第1のフレーム同期回路が前方保護
状態にあり、第2のフレーム同期回路がフレーム同期外
れ状態にあるときには第1のフレーム同期回路からのフ
レームタイミング信号を選択し、第1のフレーム同期回
路が前方保護状態にあり、第2のフレーム同期回路が後
方保護にあるときには第2のフレーム同期回路からのフ
レームタイミング信号を選択する動作手順とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載の移動通信用フレーム同期
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4100102A JP2705445B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 移動通信用フレーム同期方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4100102A JP2705445B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 移動通信用フレーム同期方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661997A true JPH0661997A (ja) | 1994-03-04 |
JP2705445B2 JP2705445B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=14265033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4100102A Expired - Fee Related JP2705445B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 移動通信用フレーム同期方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705445B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07288501A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Nec Corp | 移動体衛星通信システムにおける音声伝送方式及び音声伝送装置 |
JPH08237243A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-13 | Nec Corp | フレーム同期方式 |
KR100556461B1 (ko) * | 1998-11-09 | 2006-05-25 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신시스템에서의 프레임 동기 획득방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6064544A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-13 | Nec Corp | フレ−ム同期検出回路 |
JPS63258132A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-25 | Fujitsu Ltd | 瞬時フレ−ム同期方式 |
JPH0267030A (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-07 | Fujitsu Ltd | フレーム同期回路 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP4100102A patent/JP2705445B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6064544A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-13 | Nec Corp | フレ−ム同期検出回路 |
JPS63258132A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-25 | Fujitsu Ltd | 瞬時フレ−ム同期方式 |
JPH0267030A (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-07 | Fujitsu Ltd | フレーム同期回路 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07288501A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Nec Corp | 移動体衛星通信システムにおける音声伝送方式及び音声伝送装置 |
JPH08237243A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-13 | Nec Corp | フレーム同期方式 |
KR100556461B1 (ko) * | 1998-11-09 | 2006-05-25 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신시스템에서의 프레임 동기 획득방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2705445B2 (ja) | 1998-01-28 |
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