JPH0660316U - 紐式刈払機 - Google Patents

紐式刈払機

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JPH0660316U
JPH0660316U JP642693U JP642693U JPH0660316U JP H0660316 U JPH0660316 U JP H0660316U JP 642693 U JP642693 U JP 642693U JP 642693 U JP642693 U JP 642693U JP H0660316 U JPH0660316 U JP H0660316U
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JP
Japan
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drive shaft
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克美 清岡
香 加藤
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を低減させて、製造及び保守管理に
有利な紐式刈払機10を提供する。 【構成】 上側ボス34及び下側ボス38は、板状刈刃式刈
払機では駆動軸14に嵌装されて間に板状刈刃を挟持する
役目を果たす。刈紐ケース30は駆動軸14の下端部に締付
けボルト33により固着され、刈紐32を適当な長さ引き出
されている。上側ボス34及び下側ボス38は、テーパ状カ
バー部材36と共に駆動軸14に嵌装され、テーパ状カバー
部材36を挟持する。テーパ状カバー部材36は下端におい
て刈紐ケース30の上面に接し、下側ボス38の外側を包囲
する。上側ボス34は、円板部42の上面においてギヤケー
ス16の下端との間を詰められ、ギヤケース16の下端を覆
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、紐式刈払機に係り、草の蔓等が絡み付くのを防止できる紐式刈払 機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
紐式刈払機では、作業中、草の蔓等が、先端部の駆動軸ケースと刈紐ケースと の間に絡み付いて、刈刃の回転を阻害することがあるので、駆動軸ケースと刈紐 ケースとの間を筒状カバーで覆っている。従来の一般的な紐式刈払機では、筒状 カバーは駆動軸ケース側に固定されており、固定側の筒状カバーと回転側の刈紐 ケースとの間の間隙へ蔓が食い込んで、絡み付き易い。
【0003】 これに対し、実公昭61−29225号公報の紐式刈払機では、上方へすぼむ テーパ状カバー部材が、下端において駆動軸ケースの上面に接し、上端部におい て上下の挟持体を介して駆動軸に固定されて、刈紐ケースと共に回転するように なっている。また、上側の挟持体は、駆動軸ケースとテーパ状カバー部材との間 を外側から覆いつつ駆動軸ケースの下端より上方へ達する円周壁を備えている。 この紐式刈払機では、駆動軸ケースの上面と駆動軸ケースとの間には、回転側と 固定側との上下方向対峙部がなく、蔓等の絡み付き防止効果が増大する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
実公昭61−29225号公報の紐式刈払機では、テーパ状カバー部材を挟持 する挟持体が、板状刈刃式刈払機とは別個に紐式刈払機専用に用意されるので、 製造及び保守上、不利であるとともに、上側の挟持体は、駆動軸ケースの下端を 外側から包囲するように隆起する円周壁を必要とし、加工又は製造が複雑になる 。
【0005】 この考案の目的は、上記問題点を克服した紐式刈払機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案の紐式刈払機(10)は次の(a)〜(e)の構成要素を有している。 (a)駆動軸ケース(16)内で回転自在に軸支され駆動軸ケース(16)の下端から突 出する駆動軸(14) (b)駆動軸ケース(16)の下端との間を詰めて駆動軸(14)に嵌装され駆動軸ケー ス(16)の下側を覆う上側ボス(34) (c)上側ボス(34)の下側において駆動軸(14)に嵌装され板状刈刃式刈払機にお ける使用時には上側ボス(34)との間に板状刈刃を挟持する下側ボス(38) (d)駆動軸(14)と一体回転するように駆動軸(14)の下端部に取付けられ刈紐(3 2)が突出する刈紐ケース(30) (e)下端において刈紐ケース(30)の上面に接し下側ボス(38)の外側を包囲しつ つ上方へ向かってすぼみ上端部では上側ボス(34)と下側ボス(38)との間に挟持さ れているテーパ状カバー部材(36)
【0007】
【作用】
刈紐ケース(30)及びテーパ状カバー部材(36)は、駆動軸(14)の回転に伴って、 一体的に回転する。刈紐(32)は、刈紐ケース(30)から延び出して、回転し、草の 蔓等を刈り取る。刈紐ケース(30)とテーパ状カバー部材(36)との間は、間隙がな いので、蔓等が絡み付くのを回避される。また、上側ボス(34)の上面は、駆動軸 ケース(16)の下端に極めて近接して、実質的に間隙がない状態になっているので 、駆動軸ケース(16)の下端との間に蔓等が絡み付くのを回避される。上側ボス(3 4)及び下側ボス(38)は、板状刈刃式刈払機に使用されるときは、テーパ状カバー 部材(36)の代わりに板状刈刃を挟持するようになっている。
【0008】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1は紐式刈払機10の先端部の構造図である。紐式刈払機10はギヤ装置12を備 え、ギヤ装置12では、駆動軸14が、ギヤケース16内を鉛直方向へ延び、下端部に おいてギヤケース16の下端開口から下方へ突出している。かさ歯車18は、駆動軸 14の上端部に一体回転的に嵌合するとともに、ボールベアリング20を介してギヤ ケース16の内面に回転自在に支持される。ボールベアリング22は、内外輪をそれ ぞれ駆動軸14の周部及びギヤケース16の下端開口部に固着され、駆動軸14を回転 自在にギヤケース16の下端開口部に軸支している。かさ歯車24は、かさ歯車18に かみ合い、ボールベアリング25を介して回転自在にギヤケース16の斜め突出の筒 部内に支持される。伝動軸26は、操作桿27内を同軸的に延び、下端部においてか さ歯車24に一体回転的に嵌合し、操作桿27の上端部のエンジン部(図示せず)か らの回転動力をかさ歯車24へ伝達する。
【0009】 カッタ部28は、刈紐ケース30と、基端側を刈紐ケース30内に収納かつ留められ て刈紐ケース30から適当な長さ延び出ている2本の刈紐32とを有している。締付 けボルト33は、刈紐ケース30の下面側から刈紐ケース30を中心線に沿って貫通し 、駆動軸14の下端部に螺合して、刈紐ケース30を駆動軸14の下端部に一体回転的 に固定している。上側ボス34、テーパ状カバー部材36及び下側ボス38は、上側か らその順番の配列で駆動軸14の下端部に嵌装され、駆動軸14への締付けボルト33 の締付けに伴い、駆動軸14の軸方向上下から駆動軸14の段部と刈紐ケース30の上 面とにより挟圧され、駆動軸14と一体的に回転する。テーパ状カバー部材36は、 上方へ向かってすぼむテーパ状とされ、上端の端面部では上側ボス34と下側ボス 38とから挟圧されているとともに、テーパ部では、下側ボス38の下面と刈紐ケー ス30の上面との間に形成されている間隙40を放射方向外側から包囲している。上 側ボス34は、テーパ状カバー部材36の上面に当てられる周辺部の円板部42と、ギ ヤケース16の内周側において上方へ隆起している中央の隆起部44とを備えている 。円板部42の上面は、ギヤケース16の下端との間を詰められ、ギヤケース16の下 端との間の間隙を実質的になくしている。
【0010】 実施例の作用について説明する。 操作桿27の上端側に取付けられているエンジン部の回転動力は、伝動軸26及び かさ歯車24,18を介して駆動軸14へ伝達され、駆動軸14を回転、駆動する。刈紐 ケース30及びテーパ状カバー部材36は、駆動軸14の回転に伴って、一体的に回転 する。刈紐32は、刈紐ケース30から延び出して、回転し、草の蔓等を刈り取る。 刈紐ケース30とテーパ状カバー部材36との間は、間隙がないので、蔓等が絡まる のを回避される。また、上側ボス34の上面は、ギヤケース16の下端との間を詰め て、その間隙を実質的になくしているので、回転側の上側ボス34と固定側のギヤ ケース16との間に蔓等が絡まるのが回避される。
【0011】 紐式刈払機10は板状刈刃式刈払機(図示せず)とはほぼ共通化されており、紐 式刈払機10を板状刈刃式刈払機へ変更する場合は、紐式刈払機10からカッタ部28 及びテーパ状カバー部材36を取り外して、円板状刈刃等の板状刈刃を、上側ボス 34及び下側ボス38との間の駆動軸14の部位へ小石等の飛散防止用の保護カバー等 と共に嵌装してから、上側ボス34及び下側ボス38により挟持させる。
【0012】
【考案の効果】
この考案では、テーパ状カバー部材を上下から挟持している上側ボス及び下側 ボスは、板状刈刃式刈払機において板状刈刃を挟持するものが使用されるように なっているので、部品点数が低減して、製造及び保守管理に有利となる。また、 上側ボスは、駆動軸ケースの下端より上方へ隆起して駆動軸ケースの下端を外側 から包囲するような周壁を省略できるので、上側ボスの製造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紐式刈払機の先端部の構造図である。
【符号の説明】
10 紐式刈払機 14 駆動軸 16 ギヤケース(駆動軸ケース) 30 刈紐ケース 32 刈紐 34 上側ボス 36 テーパ状カバー部材 38 下側ボス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸ケース(16)内で回転自在に軸支さ
    れ前記駆動軸ケース(16)の下端から突出する駆動軸(14)
    と、前記駆動軸ケース(16)の下端との間を詰めて前記駆
    動軸(14)に嵌装され前記駆動軸ケース(16)の下側を覆う
    上側ボス(34)と、この上側ボス(34)の下側において前記
    駆動軸(14)に嵌装され板状刈刃式刈払機における使用時
    には前記上側ボス(34)との間に板状刈刃を挟持する下側
    ボス(38)と、前記駆動軸(14)と一体回転するように前記
    駆動軸(14)の下端部に取付けられ刈紐(32)が突出する刈
    紐ケース(30)と、下端において前記刈紐ケース(30)の上
    面に接し前記下側ボス(38)の外側を包囲しつつ上方へ向
    かってすぼみ上端部では前記上側ボス(34)と前記下側ボ
    ス(38)との間に挟持されているテーパ状カバー部材(36)
    とを有していることを特徴とする紐式刈払機。
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