JPS6129225Y2 - - Google Patents

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JPS6129225Y2
JPS6129225Y2 JP14706980U JP14706980U JPS6129225Y2 JP S6129225 Y2 JPS6129225 Y2 JP S6129225Y2 JP 14706980 U JP14706980 U JP 14706980U JP 14706980 U JP14706980 U JP 14706980U JP S6129225 Y2 JPS6129225 Y2 JP S6129225Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
cutter
support body
rotating shaft
gap
Prior art date
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JP14706980U
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JPS5769524U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は草等を刈り払うための刈払機に関する
ものである。
一般に刈払機にあつては、高速で回転するカツ
ター部によつて草等を刈り払う所から、カツター
部によつて刈取られた草や葉等が回転軸に巻付く
ようになる。
回転軸に草や藁等が巻き付きそれらが順々に成
長してくると回転軸の回転に影響がでてくる。
また、カツター部を取囲むケースが合成樹脂製
の場合には摩擦熱により変形したり最悪の場合は
溶けて孔があく等の恐れがある所から、巻き付き
防止用のカバーを採用し巻き付きを防ぐ工夫がな
されている。
しかしながら濡れた牧草地等に使用する場合に
草や藁等に付着した雨水や、また塵埃等がカバー
内に侵入する恐れがあり、錆を招来する等の不具
合が発生する。また、塵埃等は内部で溜る恐れが
あつた。
そこで、本考案は、草等の巻き付き防止機能と
雨水等の侵入防止機能が得られるようにした刈払
機を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、支持体3に軸支された回転可能な回転軸15
に椀状のカツター部5を固着して設け、前記回転
軸15に、椀状に形成され前記カツター部5のケ
ース上面側へ延長されたカバー体31の上部を固
着して前記支持体3とカツター部5との間隙部4
3を円周状に取囲むと共に該カバー体31の上面
円周部に立上がつて適宜な間隙をもつて前記支持
体3の外周下端部を覆う上部カバー35を設けた
ものである。
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細に説明を行なう。
第1図,第2図において、1は刈払機を示すも
ので、つぎのように構成されている。すなわち、
3はカツター部5を回転自在に支持する支持体
で、連結杆7を介してエンジン9に連結されてい
る。11は連結杆7に設けたハンドル、13は握
り部である。15は回転軸で、ベアリング17,
17を介して支持体3に回転自在に軸支され、エ
ンジン9の動力を伝達する伝動軸19に係合して
いる。伝動軸19は連結杆7の内部を貫通する伝
動軸(図示せず)および支持体3の内部に設けら
れたベベルギヤー(図示せず)を介して動力を伝
達されている。カツター部5は合成樹脂製のケー
ス23と合成樹脂製の刈ひも25よりなる。刈ひ
も25はケース23の内部に収容されたリール
(図示せず)に巻回され、ケース23の側壁に設
けた孔(図示せず)を貫通して端部を外方に延伸
している。27は頭部を、ケース23の成型時に
1体に固着されたボルトで、回転軸15の端部に
設けたねじ孔29に螺合して、回転軸15とカツ
ター部5とを固定している。31はカバー体で、
下部カバー33と上部カバー35とよりなる。上
部カバー35はカバー体31の上面円周部に立上
がつて、中央部を、回転軸15に設けたスプライ
ン37に係合し、適宜な間隙をもつて支持体3の
下端部外周を覆つて回転自在に重合している。3
9は支持体3の端部に設けた切欠部、41は上部
カバー35に設けた孔である。下部カバー31は
支持体3とカツター部5との間の間隙部43を覆
つて回転軸15とカツター部5とを固定する固定
部分45の外方に設けられている。固定部分45
は回転軸15の先端部、カラー47,49、ワツ
シヤー51、ボルト27よりなり、カツター部5
を回転軸15に締め付け、固定している。下部カ
バー33はカツター部5側を大径とする円錐面5
3に形成されている。上部カバー35、下部カバ
ー33はカラー47,49、ワツシヤー51を介
してボルト27によつて挾持、固定され、回転軸
15、カツター部5とともに1体的に回転する。
以上の実施例において、エンジン9の駆動によ
りカツター部5を回転せしめ、作業者はハンドル
11、握り部13を把持して、回転する刈ひも2
5により草・藁等を刈り払うものである。
また刈り払われた草や藁片は回転するカバー体
31によつて遠心力で振り出される。長い草片の
一端が万一巻き付こうとする場合には、下部カバ
ー33の外周の円錐面53に沿つて上方の支持体
3の方向に移動し、支持体3の外周に押し出され
るものである。さらに、上部カバー35と支持体
3の外周との間隙から侵入する雨水、塵埃等は回
転する上部カバー35の遠心力によつてこの間隙
から振り出され、内部に振入することがない。
第3図は他の実施例を示すもので、固定部分4
5は、回転軸15の先端部、カラー47,49、
上部ワツシヤー55、下部ワツシヤー57、ボル
ト59よりなり、上部ワツシヤー55、下部ワツ
シヤー57との間に、外周に鋸刃を備えた円板状
のカツター部61を挾持、固定している。なお、
第2図と同一の符号は同一の構成部分を表わすも
のである。
なお、前述の実施例においては、カバー体31
を形成する上部カバー35と下部カバー33は別
体に構成されているが、上部カバー35と下部カ
バー33は鋳造等により一体的に形成してもよ
い。またカバー体31の上端部は支持体3の下端
部の外方に重合して設けられているが、カバー体
31の上端部を支持体3の下端部の内方に重合し
て設けてもよいものである。
以上説明したように本考案の刈払機によれば、
カバー体によつて草片等が巻きつくのを防ぐこと
ができる上に、さらに雨水や塵埃等の侵入をも同
時に防止できるため、防錆上大変好しいものとな
り、長期間に亘つて安定した作動が可能となる。
また、カバー体も小さくてよい利点がある。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の斜視説明図、第2
図は要部の側断面図、第3図は他の実施例の要部
の側断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3……
支持体、5……カツター部、15……回転軸、2
7……ボルト、31……カバー体、35……上部
カバー、43……間隙部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体3に軸支された回転可能な回転軸15に
    カツター部5を固着して設け、前記回転軸15
    に、椀状に形成され前記カツター部5のケース上
    面側へ延長されたカバー体31の上部を固着して
    前記支持体3とカツター部5との間隙部43を円
    周状に取囲むと共に該カバー体31の上面円周部
    に立上がつて適宜な間隙をもつて前記支持体3の
    外周下端部を覆う上部カバー35を設けたことを
    特徴とする刈払機。
JP14706980U 1980-10-17 1980-10-17 Expired JPS6129225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14706980U JPS6129225Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14706980U JPS6129225Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5769524U JPS5769524U (ja) 1982-04-26
JPS6129225Y2 true JPS6129225Y2 (ja) 1986-08-29

Family

ID=29506602

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JP14706980U Expired JPS6129225Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

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JP (1) JPS6129225Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416112A (ja) * 1990-05-10 1992-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動草刈機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5769524U (ja) 1982-04-26

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