JPS6014344Y2 - 刈払機 - Google Patents
刈払機Info
- Publication number
- JPS6014344Y2 JPS6014344Y2 JP7135079U JP7135079U JPS6014344Y2 JP S6014344 Y2 JPS6014344 Y2 JP S6014344Y2 JP 7135079 U JP7135079 U JP 7135079U JP 7135079 U JP7135079 U JP 7135079U JP S6014344 Y2 JPS6014344 Y2 JP S6014344Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- case
- locking
- rotating shaft
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転軸と1体的に回転するリールに巻回、収
納された刈ひもの端部を遠心力により放射状に延長せし
め、この刈ひもの端部で草等の刈払作業を行なわしめる
ための刈払機に係るものである。
納された刈ひもの端部を遠心力により放射状に延長せし
め、この刈ひもの端部で草等の刈払作業を行なわしめる
ための刈払機に係るものである。
従来、この種の刈払機においては、第4図に示すごとく
刈ひもを巻回、収納する溝部を備えたリールと、このリ
ールの外周を覆うケースとを設け、このケースを回転軸
に固着し、リールをこのケースに回転自在に支持せしめ
、このリールに突出して設けた係止片を、ケースに等間
隔に設けた複数個の係止孔に嵌合、係止せしめていた。
刈ひもを巻回、収納する溝部を備えたリールと、このリ
ールの外周を覆うケースとを設け、このケースを回転軸
に固着し、リールをこのケースに回転自在に支持せしめ
、このリールに突出して設けた係止片を、ケースに等間
隔に設けた複数個の係止孔に嵌合、係止せしめていた。
刈払作業によって、刈ひもが損耗したときは、ケースと
リールとを回転軸に固着するナツトを弛めてリールとケ
ースとを離隔せしめ、係止片を係止孔から離脱せしめて
、刈ひもの端部を把持して引き出すとリールが回動する
。
リールとを回転軸に固着するナツトを弛めてリールとケ
ースとを離隔せしめ、係止片を係止孔から離脱せしめて
、刈ひもの端部を把持して引き出すとリールが回動する
。
係止片がつぎの係止孔の位置にきたとき、係止片を係止
孔に係合し、ナツトによりり・−ルとケースを再び回転
軸に固着していた。
孔に係合し、ナツトによりり・−ルとケースを再び回転
軸に固着していた。
しかるにこの刈ひもの損耗は激しく、シたがって刈払作
業生別ひもを引き出す作業を頻々と行なう必要があり、
その都度ナツトを弛めて前述の作業を行なうことが非常
に厄介で、かつ作業能率を低下せしめていた。
業生別ひもを引き出す作業を頻々と行なう必要があり、
その都度ナツトを弛めて前述の作業を行なうことが非常
に厄介で、かつ作業能率を低下せしめていた。
を低下せしめていた。
本考案は、刈ひもが損耗した際に、刈ひもをひき出す作
業を容易に行なわしめ、作業能率の向上を計ろうとする
ものである。
業を容易に行なわしめ、作業能率の向上を計ろうとする
ものである。
以下、図面を用いて本考案の1実施例について詳細な説
明を行なう。
明を行なう。
第1図〜第3図において、1はエンジン3とギヤーケー
ス5とを連結するアウターパイプ、7はハンドル、9は
握り部である。
ス5とを連結するアウターパイプ、7はハンドル、9は
握り部である。
11はギヤーケース5に回動自在に支持された回転部で
、エンジン3の動力はアウターパイプ1内を貫通して設
けられた伝動軸(図示せず)からギヤーケース5内のベ
ベルギヤー(図示せず)を経て回転部11を回転駆動せ
しめる。
、エンジン3の動力はアウターパイプ1内を貫通して設
けられた伝動軸(図示せず)からギヤーケース5内のベ
ベルギヤー(図示せず)を経て回転部11を回転駆動せ
しめる。
回転部11はつぎのように構成されている。
すなわち、13は刈ひも15を巻回、収納する溝部17
を備えたリール、19はリール13の外周を覆うケース
である。
を備えたリール、19はリール13の外周を覆うケース
である。
21はギヤーケース5に回転自在に軸支され、エンジン
3の動力で駆動される回転軸で、スプライン23を介し
てケース19を嵌合している。
3の動力で駆動される回転軸で、スプライン23を介し
てケース19を嵌合している。
刈ひも15は溝部17に2本並んで巻回され1端は溝部
17の底部付近に設けた係止孔25を貫通して係止され
、他端はケース19の外周を貫通して設けた案内孔27
を通過して適宜な長さに保持されている。
17の底部付近に設けた係止孔25を貫通して係止され
、他端はケース19の外周を貫通して設けた案内孔27
を通過して適宜な長さに保持されている。
29は案内孔27に嵌合する保護筒である。
31はケース19の軸筒部33の外周に回転自在に嵌合
するねじ筒で、外周に設けたねじ部35においてリール
13の内径部に螺合している。
するねじ筒で、外周に設けたねじ部35においてリール
13の内径部に螺合している。
回転軸21の回転の始動時にリール13は静止慣性力に
より回転が抑制されて上方向に移動するよう構成されて
いる。
より回転が抑制されて上方向に移動するよう構成されて
いる。
37は保護キャップ39、摩擦板41を介して軸筒部3
3を回転軸21に固着するナツト、43はリール13の
上面に外周を4等分に切欠いて設けた係止部、45はケ
ース19に突出して設けた係止部で、リール13が上方
に移動したとき係止部43に係合するよう設けられてい
る。
3を回転軸21に固着するナツト、43はリール13の
上面に外周を4等分に切欠いて設けた係止部、45はケ
ース19に突出して設けた係止部で、リール13が上方
に移動したとき係止部43に係合するよう設けられてい
る。
47はケース19とリール13との間に弾装された弾機
で、リール13を下方に、すなわち、係止部43.45
が互に離脱する方向に付勢している。
で、リール13を下方に、すなわち、係止部43.45
が互に離脱する方向に付勢している。
49はケース19とねじ部31との間に弾装された弾機
で、ねじ筒31を摩擦板41に押圧し、適宜の摩擦力を
生じさせている。
で、ねじ筒31を摩擦板41に押圧し、適宜の摩擦力を
生じさせている。
刈ひも15は遠心力によって引き出されようとするとき
、リール13をケース19の回転方向と反対に回動せし
める方向にリール13に巻回されている。
、リール13をケース19の回転方向と反対に回動せし
める方向にリール13に巻回されている。
すなわち、係止部45と係止部43が係止して、ケース
19からリール13に回転が伝達するとき、刈ひも15
の遠心力によってリール13がケース19の回転方向と
反対方向に回動しようとし、ねじ部35に沿ってリール
13は上方向に移動しようとして、係止部43.45の
係止状態が保持されるものである。
19からリール13に回転が伝達するとき、刈ひも15
の遠心力によってリール13がケース19の回転方向と
反対方向に回動しようとし、ねじ部35に沿ってリール
13は上方向に移動しようとして、係止部43.45の
係止状態が保持されるものである。
以上の構成において、エンジン3を駆動し、ハンドル7
、握り部9を両手で把持して、回転する回転部11の外
方に放射状の姿勢で回転する刈ひも15.15によって
草等の刈り払い作業を行なうものである。
、握り部9を両手で把持して、回転する回転部11の外
方に放射状の姿勢で回転する刈ひも15.15によって
草等の刈り払い作業を行なうものである。
刈ひも15が損耗したときには、エンジン3を停止せし
めると、弾機47の弾性力により、リール13はねじ部
53に沿って下方に移動し、係止部43は係止部45か
ら離脱する。
めると、弾機47の弾性力により、リール13はねじ部
53に沿って下方に移動し、係止部43は係止部45か
ら離脱する。
したがって刈ひも15の端部を把持して外方に引くとリ
ール13は弾機47によって上昇を妨げられて、ねじ筒
31とともに摩擦板41との間で回動して、刈ひも15
は巻き戻される。
ール13は弾機47によって上昇を妨げられて、ねじ筒
31とともに摩擦板41との間で回動して、刈ひも15
は巻き戻される。
刈ひも15を適宜の長さに引き戻した状態で、エンジン
3を回転せしめると、リール13は静止状態を維持しよ
うとする慣性力により回転が抑制されるとともに、ねじ
筒31は摩擦板41との間の摩擦力により回転軸21と
ともに回転するので、リール13は上方向に移動し、係
止部43が係止部45に係合し、ケース19と一体的に
回転し、しかも前述のごとく刈ひも13の遠心力によっ
てこの係止状態が保持されて刈払作業が行なわれるもの
である。
3を回転せしめると、リール13は静止状態を維持しよ
うとする慣性力により回転が抑制されるとともに、ねじ
筒31は摩擦板41との間の摩擦力により回転軸21と
ともに回転するので、リール13は上方向に移動し、係
止部43が係止部45に係合し、ケース19と一体的に
回転し、しかも前述のごとく刈ひも13の遠心力によっ
てこの係止状態が保持されて刈払作業が行なわれるもの
である。
以上のように本考案は、刈ひもを巻回、収納する溝部を
備えたリールと、前記リールの外周を覆うケースとを設
け、前記リールと前記ケースとを、相対的に回転自在に
支持せしめるとともに、回転軸の軸方向に対して相対的
に遊動自在に設け、前記遊動作動により前記リールと前
記ケース19とを係脱自在に係止する係止部を設け、前
記リール、前記ケースのいずれか1方をねじ部を介して
回転軸に遊嵌せしめるとともに、始動時に他方の静止慣
性力により係止部が係止する方向に相対的に移動すべく
前記ねじ部のねじ方向を形成して設けた刈払機であるか
ら、刈ひもが損耗した際に、刈ひもを引き出す作業を容
易とし、作業能率を向上することができるものである。
備えたリールと、前記リールの外周を覆うケースとを設
け、前記リールと前記ケースとを、相対的に回転自在に
支持せしめるとともに、回転軸の軸方向に対して相対的
に遊動自在に設け、前記遊動作動により前記リールと前
記ケース19とを係脱自在に係止する係止部を設け、前
記リール、前記ケースのいずれか1方をねじ部を介して
回転軸に遊嵌せしめるとともに、始動時に他方の静止慣
性力により係止部が係止する方向に相対的に移動すべく
前記ねじ部のねじ方向を形成して設けた刈払機であるか
ら、刈ひもが損耗した際に、刈ひもを引き出す作業を容
易とし、作業能率を向上することができるものである。
なお、本実施例では、ケースを回転軸に固着し、リール
を回転自在に設けているが、反対にリールを回転軸に固
着し、ケースを回転自在に設けてもよい。
を回転自在に設けているが、反対にリールを回転軸に固
着し、ケースを回転自在に設けてもよい。
また本考案は、前述の実施例に限定されるものではなく
、他の態様においても実施しうるものである。
、他の態様においても実施しうるものである。
なお第4図は従来の刈払機の要部を示すもので、51は
リール13に設けた係止片、53はケース19に設けた
係止孔で、ナツト37を固着した状態では常時係合して
いる。
リール13に設けた係止片、53はケース19に設けた
係止孔で、ナツト37を固着した状態では常時係合して
いる。
第1図〜第3図に示す符号と同一の符号は同一の構成部
分を示すものである。
分を示すものである。
第1図は本考案の1実施例の斜視説明図、第2図、第3
図はそれぞれ要部の側断面説明図、平面断面説明図、第
4図は従来の刈払機の側断面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、13・・・・・
・リール、15・・・・・・刈ひも、17・・・・・・
溝部、19・・・・・・ケース、21・・・・・・回転
軸、43.45・・間係止部。
図はそれぞれ要部の側断面説明図、平面断面説明図、第
4図は従来の刈払機の側断面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、13・・・・・
・リール、15・・・・・・刈ひも、17・・・・・・
溝部、19・・・・・・ケース、21・・・・・・回転
軸、43.45・・間係止部。
Claims (1)
- 刈ひも15を巻回、収納する溝部17を備えたリール1
3と、前記リール13の外周を覆うケース19とを設け
、前記リール13と前記ケース19とを、相対的に回転
自在に支持せしめるとともに、回転軸21の軸方向に対
して相対的に遊動自在に設け、前記遊動作動により前記
リール13と前記ケース19とを係脱自在に係止する係
止部43.45を設シフ、前記リール13、前記ケース
19のいずれか1方をねじ部35を介して回転軸21に
遊嵌せしめるとともに、始動時に他方の静止慣性力によ
り係止部43,45が係止する方向に相対的に移動すべ
く前記ねじ部35のねじ方向を形成して設けたことを特
徴とする・刈払機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7135079U JPS6014344Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 | 刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7135079U JPS6014344Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 | 刈払機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55172033U JPS55172033U (ja) | 1980-12-10 |
JPS6014344Y2 true JPS6014344Y2 (ja) | 1985-05-08 |
Family
ID=29305053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7135079U Expired JPS6014344Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 | 刈払機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014344Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007023758A1 (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Sakuji Yamada | 刈払機用回転刃およびこれを用いた刈払機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022130U (ja) * | 1983-07-23 | 1985-02-15 | カ−ツ株式会社 | 可撓線条刃刈払機用ケ−ス |
-
1979
- 1979-05-29 JP JP7135079U patent/JPS6014344Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007023758A1 (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Sakuji Yamada | 刈払機用回転刃およびこれを用いた刈払機 |
JP5042838B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2012-10-03 | 策次 山田 | 刈払機用回転刃およびこれを用いた刈払機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55172033U (ja) | 1980-12-10 |
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