JPS603704Y2 - 刈払機 - Google Patents
刈払機Info
- Publication number
- JPS603704Y2 JPS603704Y2 JP7320379U JP7320379U JPS603704Y2 JP S603704 Y2 JPS603704 Y2 JP S603704Y2 JP 7320379 U JP7320379 U JP 7320379U JP 7320379 U JP7320379 U JP 7320379U JP S603704 Y2 JPS603704 Y2 JP S603704Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- reel
- lid
- cutting cord
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転軸に固着するケース内に、このケースと
、ケースの開口部を覆う蓋部との間に、刈ひもを巻回、
収納するリールを回転自在に支持せしめた刈払機に係る
ものである。
、ケースの開口部を覆う蓋部との間に、刈ひもを巻回、
収納するリールを回転自在に支持せしめた刈払機に係る
ものである。
一般に、この種の刈払機においては、ケースと蓋部とを
係脱自在に係合する係合部と、また蓋部とり−−ルとを
係脱自在に係止する係止部とを設け、ケースを回転軸に
固着した状態で係合されるよう構成されているが、従来
の刈払機においては、この係合部は中心部付近に設けら
れて、回転軸からスプラインを介して直接ケースおよび
蓋部に係合しており、このスプラインの長さを充分に長
く設けることには制約があり、しかも通常合成樹脂等の
強度の小なる材料で形成され、かつ回転中に刈ひもが石
、樹木等の強固な物体に衝突した際には刈ひもが強力に
ひかれることがあって、この係合部の損傷、摩耗が大と
なっていた。
係脱自在に係合する係合部と、また蓋部とり−−ルとを
係脱自在に係止する係止部とを設け、ケースを回転軸に
固着した状態で係合されるよう構成されているが、従来
の刈払機においては、この係合部は中心部付近に設けら
れて、回転軸からスプラインを介して直接ケースおよび
蓋部に係合しており、このスプラインの長さを充分に長
く設けることには制約があり、しかも通常合成樹脂等の
強度の小なる材料で形成され、かつ回転中に刈ひもが石
、樹木等の強固な物体に衝突した際には刈ひもが強力に
ひかれることがあって、この係合部の損傷、摩耗が大と
なっていた。
また、刈ひもの内端は、リールの底面を貫通して係止し
ているため、底面を二重底とする等構成が複雑となり、
しかも係止作業が厄介であった。
ているため、底面を二重底とする等構成が複雑となり、
しかも係止作業が厄介であった。
本考案は、この係合部をケースの外周部に設けることに
より、保合部のモーメントを大にして、係合部の損傷、
摩耗を少なくし、しかも、刈ひもをリールの側板に設け
た係止部で係止することによってリールの構造を簡単に
し、かつ刈ひもの係止作業を容易とし、またこの係止部
を利用してリールを蓋部に係止することにより、別途の
係止部を設けることなく構造を簡単とした刈払機を提供
しようとするものである。
より、保合部のモーメントを大にして、係合部の損傷、
摩耗を少なくし、しかも、刈ひもをリールの側板に設け
た係止部で係止することによってリールの構造を簡単に
し、かつ刈ひもの係止作業を容易とし、またこの係止部
を利用してリールを蓋部に係止することにより、別途の
係止部を設けることなく構造を簡単とした刈払機を提供
しようとするものである。
以下、図面により本考案の1実施例について詳細な説明
を行なう。
を行なう。
図において、1はエンジン3とギヤーケース5とを連結
するアウターパイプ、7,9はそれぞれアウターパイプ
1に固着して設けたハンドル、握り部、11はギヤーケ
ース5に回転自在に支持された回転体である。
するアウターパイプ、7,9はそれぞれアウターパイプ
1に固着して設けたハンドル、握り部、11はギヤーケ
ース5に回転自在に支持された回転体である。
回転体11はつぎのように構成されている。
すなわち、13はギヤーケース5に軸支された回転軸、
15は回転軸13に螺着する金属製のめねじ部で、合成
樹脂製のケース17の加熱成型時においてケース17の
中心部に1体的に接着して設けられている。
15は回転軸13に螺着する金属製のめねじ部で、合成
樹脂製のケース17の加熱成型時においてケース17の
中心部に1体的に接着して設けられている。
ケース17は下方を開口する形状に形成され、外周部1
9の開口部20の内面に沿って段部21が設けられてい
る。
9の開口部20の内面に沿って段部21が設けられてい
る。
23はケース17の内部に回転自在に支持されたリール
で、刈ひも25を巻回、収納する溝部27が設けられて
いる。
で、刈ひも25を巻回、収納する溝部27が設けられて
いる。
29はリール23の外周を支持するために、ケース17
の外周部19の内面に突出して設けた支持片である。
の外周部19の内面に突出して設けた支持片である。
刈ひも25は溝部27に2本並列に巻回され、1端は溝
部27の底部付近おいて、リール23の側板31に設け
た支持孔33を貫通し、さらに側板31の外面に沿って
折り曲げられ、支持孔33の付近の、側板31の外面に
突出して設けた係止部35に囲まれて、係止部35の係
止孔37を貫通して係止されている。
部27の底部付近おいて、リール23の側板31に設け
た支持孔33を貫通し、さらに側板31の外面に沿って
折り曲げられ、支持孔33の付近の、側板31の外面に
突出して設けた係止部35に囲まれて、係止部35の係
止孔37を貫通して係止されている。
刈ひも25の他端はケース17の外周部19に設けた保
持溝39を貫通して外方に延びている。
持溝39を貫通して外方に延びている。
41は保持溝39を嵌合、保護するための保護管である
。
。
43は、外周部付近において、ケース19の段部21に
嵌合して開口部20を覆う蓋部で、上方に突出する係合
部45は、段部21内に円周を8等分する位置に設けた
凹状の係合部47に係脱自在に係合している。
嵌合して開口部20を覆う蓋部で、上方に突出する係合
部45は、段部21内に円周を8等分する位置に設けた
凹状の係合部47に係脱自在に係合している。
49はめねじ部15の先端に突出するスプライン部51
に嵌合する金属製のボス部で、合成樹脂よりなるキャッ
プ53の加熱成型時に、中心部に1体的に接着されてい
る。
に嵌合する金属製のボス部で、合成樹脂よりなるキャッ
プ53の加熱成型時に、中心部に1体的に接着されてい
る。
55はスプライン部51の先端に突出するおねじ部57
に螺合するナツト、59はおねじ部57の先端部に嵌合
するスナップリングで、ナツト53の螺合範囲を規制し
ている。
に螺合するナツト、59はおねじ部57の先端部に嵌合
するスナップリングで、ナツト53の螺合範囲を規制し
ている。
61はキャップ53の上方に並設された突起部63.6
3の間に形成された係止部で、円周を4等分する位置に
設けられ、リール23の係止部35を嵌合、係止し、リ
ール23と蓋部43との間の回動運動を係止している。
3の間に形成された係止部で、円周を4等分する位置に
設けられ、リール23の係止部35を嵌合、係止し、リ
ール23と蓋部43との間の回動運動を係止している。
65はケース17ど蓋部43とを離隔する方向に押圧す
る弾機である。
る弾機である。
以上の構成において、エンジン3を駆動すると、アウタ
ーパイプ1内の伝動軸(図示せず)、ギヤーケース5内
のベベルギヤー(図示せず)を経て回転軸13が回転し
、回転体11の回転にともなって遠心力によって外方に
延長する刈ひもにより、草等の刈払作業を行なうもので
ある。
ーパイプ1内の伝動軸(図示せず)、ギヤーケース5内
のベベルギヤー(図示せず)を経て回転軸13が回転し
、回転体11の回転にともなって遠心力によって外方に
延長する刈ひもにより、草等の刈払作業を行なうもので
ある。
刈払作業によって刈ひもが損耗した際には、ナツト55
を弛めて蓋部43とケース17とを離隔する方向に移動
せしめて、係合部45,47の係合を解放し、刈ひも2
5の端部を外方に引いて刈ひもを巻き戻し、係合部45
を、適宜の位置の係合部47に一致せしめ、ナツト55
を締めつけて、蓋部43をケース17に固着する。
を弛めて蓋部43とケース17とを離隔する方向に移動
せしめて、係合部45,47の係合を解放し、刈ひも2
5の端部を外方に引いて刈ひもを巻き戻し、係合部45
を、適宜の位置の係合部47に一致せしめ、ナツト55
を締めつけて、蓋部43をケース17に固着する。
またり−ル23の係止部35と蓋部43の係止部61と
が係止されているが、係止部35は刈ひも25の端部を
確実に係止するとともに、リール23と蓋部43を構造
簡単に係止している。
が係止されているが、係止部35は刈ひも25の端部を
確実に係止するとともに、リール23と蓋部43を構造
簡単に係止している。
またナツト55はスナップリング59により移動範囲を
規制しているので、ナツト55を弛めた際に、蓋部43
、リール23等が脱落するようなことがない。
規制しているので、ナツト55を弛めた際に、蓋部43
、リール23等が脱落するようなことがない。
以上のように本考案は、回転軸に固着するケースと、前
記ケースの開口部を覆う蓋部とを設け、前記ケース内に
、刈ひもを巻回、収納するリールを回転自在に支持せし
めて設け、前記ケースの外周部に前記蓋部を係脱自在に
係合する係合部を設けるとともに、前記リールの側板に
設けた支持孔を貫通して側面の外面に沿って折り曲げら
れた前記刈ひもの内端を囲って係止する係止部を介して
前記リールを前記蓋部に係止して設けた刈払機であるか
ら、ケースと蓋部とを係合る係合部および蓋部とリール
とを係止する係止部を、大きな力が加わる中心部を避け
て、外周部または側面部に設けて、係合部、係止部の損
傷、摩耗を少なくし、しかも、刈ひも内端を係止する係
止部をリール側面に形成して、リールと蓋部とを係止る
係止部に兼用して、リールの構造を簡単とするとともに
刈ひもの内端の係止作業を容易とすることができるもの
である。
記ケースの開口部を覆う蓋部とを設け、前記ケース内に
、刈ひもを巻回、収納するリールを回転自在に支持せし
めて設け、前記ケースの外周部に前記蓋部を係脱自在に
係合する係合部を設けるとともに、前記リールの側板に
設けた支持孔を貫通して側面の外面に沿って折り曲げら
れた前記刈ひもの内端を囲って係止する係止部を介して
前記リールを前記蓋部に係止して設けた刈払機であるか
ら、ケースと蓋部とを係合る係合部および蓋部とリール
とを係止する係止部を、大きな力が加わる中心部を避け
て、外周部または側面部に設けて、係合部、係止部の損
傷、摩耗を少なくし、しかも、刈ひも内端を係止する係
止部をリール側面に形成して、リールと蓋部とを係止る
係止部に兼用して、リールの構造を簡単とするとともに
刈ひもの内端の係止作業を容易とすることができるもの
である。
なお、本考案は、前述の実施例に限定されるものではな
く、他の態様においても実施しうるものである。
く、他の態様においても実施しうるものである。
第1図は本考案の実施例の斜視説明図、第2図、第3図
はそれぞれ要部の細断説明図、平面断面説明図、第4図
は第2図のIV−IV線の断面説明図、第5図は第2図
の■−■線の断面説明図、第6図は要部の下面説明図で
ある。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、13・・・・・
・回転軸、17・・・・・・ケース、19・・・・・・
外周部、20・・・・・・開口部、23・・・・・・リ
ール、25・・・・・・刈ひも、31・・・・・・側面
、33・・・・・・支持孔、35・・・・・・係止部、
43・・・蓋部、47・・・・・・係合部。
はそれぞれ要部の細断説明図、平面断面説明図、第4図
は第2図のIV−IV線の断面説明図、第5図は第2図
の■−■線の断面説明図、第6図は要部の下面説明図で
ある。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、13・・・・・
・回転軸、17・・・・・・ケース、19・・・・・・
外周部、20・・・・・・開口部、23・・・・・・リ
ール、25・・・・・・刈ひも、31・・・・・・側面
、33・・・・・・支持孔、35・・・・・・係止部、
43・・・蓋部、47・・・・・・係合部。
Claims (1)
- 回転軸13に固着するケース17と、前記ケース17の
開口部20を覆う蓋部43とを設け、前記ケース17内
に、刈ひも25を巻回、収納するり−ル23を回転自在
に支持せしめて設け、前記ケース17の外周部19に、
前記蓋部43を係脱自在に係合する係合部47を設ける
とともに、前記リール23の側板31を設けた支持孔3
3を貫通して側面31の外面に沿って折り曲げられた、
前記刈ひも25の内端を囲って係止する係止部35を介
して前記リール23を前記蓋43に係止して設けたこと
を特徴とする・刈払機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7320379U JPS603704Y2 (ja) | 1979-06-01 | 1979-06-01 | 刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7320379U JPS603704Y2 (ja) | 1979-06-01 | 1979-06-01 | 刈払機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55174229U JPS55174229U (ja) | 1980-12-13 |
JPS603704Y2 true JPS603704Y2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=29306820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7320379U Expired JPS603704Y2 (ja) | 1979-06-01 | 1979-06-01 | 刈払機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603704Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291315A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-08 | Diatop Kk | 刈払機に用いる刈払いヘッド |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031227U (ja) * | 1983-08-09 | 1985-03-02 | 小林 勇 | 草刈機の刈払機構 |
-
1979
- 1979-06-01 JP JP7320379U patent/JPS603704Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291315A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-08 | Diatop Kk | 刈払機に用いる刈払いヘッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55174229U (ja) | 1980-12-13 |
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