JP2002291315A - 刈払機に用いる刈払いヘッド - Google Patents

刈払機に用いる刈払いヘッド

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JP2002291315A
JP2002291315A JP2001103768A JP2001103768A JP2002291315A JP 2002291315 A JP2002291315 A JP 2002291315A JP 2001103768 A JP2001103768 A JP 2001103768A JP 2001103768 A JP2001103768 A JP 2001103768A JP 2002291315 A JP2002291315 A JP 2002291315A
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JP
Japan
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brush cutter
case
locking
protection
operation member
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Pending
Application number
JP2001103768A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sugihara
秀雄 杉原
Hajime Tomita
一 富田
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Diatop Corp
Original Assignee
Diatop Corp
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Publication date
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Priority to US10/113,908 priority patent/US6754964B2/en
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/416Flexible line cutters

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部材の磨耗を抑制することができるとと
もに、部品点数を少なくして製造及び組み付け作業を容
易に行うことができ、保護部材の脱落・飛散を防止する
ことができる刈払機に用いる刈払いヘッドを提供する。 【解決手段】 ケース17内にリール21を間欠的に相
対回動可能に収容する。ボビン22の下端部に対しカッ
ターコード23を巻き戻すための操作部材24を連結す
る。前記操作部材24を常にはケース17から突出する
方向に付勢するバネ26を設ける。前記操作部材24を
樹脂材により成形する際、その底部24bに金属材より
なる保護部材27をインサート成形し、該保護部材27
のバネ受け片27cを前記底部24bの上面に延出して
バネ26の受け座を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッターを旋回さ
せて草を刈る刈払機に用いる刈払いヘッドに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、カッターコード方式の刈払ヘッ
ドは操作棹の先端部に設けたモータの回転軸に対し、取
り外し可能に装着されたケースと、このケース内に収容
されたカッターコードを巻着したリールとを備えてい
る。前記リールの中心穴には操作部材が上下方向の移動
可能に設けられ、この操作部材はコイル状のバネにより
常にはケースから下方に突出するように付勢されてい
る。さらに、前記操作部材の地面への打ち当て動作によ
りケースに対するリールの回動位相角を前記カッターコ
ードの遠心力と協同して変更する位相角変更機構が設け
られている。
【0003】従来のカッターコードを用いた刈払機は、
作業時間が長くなると、カッターコードの先端が磨耗す
る。このため、草刈作業中に操作部材を地面に打ち当て
たり、回転を停止して手動で操作部材を操作したりする
ことによりケースとリールとの間に設けられた位相角変
更機構によりケースに対するリールの位相角を所定角度
だけ相対回動させて、カッターコードを巻き戻し、カッ
ターコードの長さを調節するようになっている。
【0004】上記の操作部材の構造として、従来次のよ
うなものが提案されている。 (1)操作部材全体を合成樹脂で型成形する。 (2)合成樹脂製の操作部材の底部に開口を設け、その
開口に金属製の保護部材を当接し、該保護部材に連結し
たネジを前記開口に挿通し、ナットにより保護部材を操
作部材に締め付け固定する。(米国特許第4524515 参
照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例
(1)は、草刈作業に操作部材を地面接触させたり、操
作部材の底部を地面に打ち当てる動作を繰り返したりし
ているうちに操作部材の底部が比較的早期に磨耗して、
破損するという問題があった。
【0006】操作部材の底部が早期に磨耗すると、他の
機能は正常であるにも係らず、部品全体を交換しなけれ
ばならず、不経済であった。又、操作部材の底部を形成
する樹脂の磨耗や飛散が多くなって、環境汚染の要因に
もなっていた。
【0007】又、操作部材を下方に付勢するバネが操作
部材の底部上面に接触しているので、底部上面がバネと
の摺動により磨耗するという問題もあった。従来例
(2)は、上記の操作部材の磨耗の問題を解消すること
ができる反面、操作部材の打ち当て動作を繰り返し行う
ことにより、ネジが緩み、保護部材が脱落・飛散して非
常に危険であるという問題があった。又、操作部材の底
部バネ受け座の磨耗も進行し、保護部材の組み付けが面
倒で難しいという問題があった。
【0008】本発明の目的は、操作部材の磨耗を抑制す
ることができるとともに、部品点数を少なくして製造及
び組み付け作業を容易に行うことができ、保護部材の脱
落・飛散を防止することができる刈払機に用いる刈払い
ヘッドを提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、上記の目的に加え
て、バネ受け座の磨耗を抑制することができる刈払機に
用いる刈払いヘッドを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、刈払機の操作棹の先端
部に設けた回転軸に対し、取り外し可能に装着されるケ
ースと、このケースに装着された刈払い具とを備えた刈
払いヘッドにおいて、前記ケースの底部又は該底部に設
けられた接地部材を樹脂材により形成する際、その底部
又は接地部材に前記樹脂材よりも耐磨耗性に優れた材料
よりなる保護部材をインサート成形したことを要旨とす
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、刈払いヘッドは、前記ケース内に収容され、かつ刈
払い具としてのカッターコードを巻着したリールと、上
記リールの中心部に位置して前記リールをケースに対し
所定角度だけ相対回動させて、カッターコードを巻き戻
すようにした接地部材としての操作部材と、前記操作部
材を常にはケースから突出する方向に付勢する付勢手段
と、前記操作部材の操作によりケースに対するリールの
回動位相角を変更し得る位相角変更機構を備え、前記操
作部材を樹脂材により形成し、その底部に耐磨耗性に優
れた材料よりなる保護部材をインサート成形したことを
要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記保護部材の一部は前記底部の上面に延出して付
勢手段の受け座を形成したことを要旨とする。請求項4
に記載の発明は、請求項2において、前記保護部材の一
部は前記底部を貫通してその上方に突出された複数の係
止片と、その上端縁に形成され、かつ前記付勢手段とし
てのコイル状のバネを係止する係止爪とにより構成され
ていることを要旨とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一項において、前記保護部材は金属板をプレス
成形したものであることを要旨とする。請求項6に記載
の発明は、請求項2〜4のいずれか一項において、前記
保護部材 は操作部材の底部の外表面に露出される保護
板部と、該保護板部の外周に複数箇所に切り起こし形成
された起立片と、各起立片の上端部に外側方へ折り曲げ
形成され、かつ前記底部の上面に露出するようにした受
け座としての複数のバネ受け片と、前記起立片の間にお
いて上方に折り曲げ形成され、かつ底部の外周面に露出
する複数の側部カバー片とにより構成されていることを
要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一項において、前記保護部材は操作部材の底部
の外表面に露出される保護板部と、該保護板部の外周に
形成された筒状部と、筒状部の上端部において側方へ折
り曲げ形成され、かつ前記底部の上面に露出するように
した複数のバネ受け片と、前記バネ受け片の間において
折り曲げ形成され、かつ前記付勢手段としてのコイル状
のバネを係止する係止片及び係止爪とにより構成されて
いることを要旨とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一項において、前記保護部材は上下方向から重
ね合わせて連結された二つの構成要素からなり、第一の
要素は、保護板部と、その外周縁に上方に折り曲げ形成
された側部カバー片とからなり、第2の要素は保護板部
と、その外周に上方に折り曲げ形成された筒状部と、そ
の上端周縁に外側方へ折り曲げ形成されたバネ受け片と
により構成されていることを要旨とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一項において、前記保護部材は上下方向から重
ね合わせて連結された三つの構成要素からなり、第一の
要素は、保護板部と、その外周縁に上方に折り曲げ形成
された側部カバー片とからなり、第2の要素は保護板部
と、その外周に上方に折り曲げ形成された筒状部と、そ
の上端周縁に外側方へ折り曲げ形成されたバネ受け片と
により構成され、第3の要素は、保護板部と、その外周
縁に複数箇所に上方に折り曲げ形成され、かつ前記付勢
手段としてのコイル状のバネを係止するための係止片
と、その上端縁に形成された係止爪とにより構成されて
いることを要旨とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項7〜9
のいずれか一項において、前記筒状部には、底部を形成
する樹脂を内外から連結するための透孔が形成されてい
ることを要旨とする。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化した刈払機に用いる刈払いヘッドの第1の実施
形態を図1〜図9に従って説明する。
【0019】図1に示すように刈払機の操作棹11の先
端部にはモータ12が下向きに固着されている。モータ
12の回転軸13には、刈払いヘッド14が取り外し可
能に装着されている。
【0020】刈払いヘッド14を構成する合成樹脂製の
本体ケース15は、円筒部15aとその上端縁に一体形
成された天板15bとにより有蓋円筒状に成形され、そ
の下端開口部は例えば6ナイロン、66ナイロン等の合
成樹脂製の蓋板16により閉鎖されている。前記本体ケ
ース15と蓋板16によりケース17が構成されてい
る。
【0021】前記本体ケース15の天板15bの中心部
には前記回転軸13を貫通する挿通孔15cが設けら
れ、該挿通孔15cを囲繞するように天板15bの下面
に一体形成した収容筒部15dには、ナット18が嵌合
され、該ナット18に前記回転軸13が螺合されてい
る。
【0022】図3に示すように前記本体ケース15の円
筒部15a外周面には下端縁から二箇所(一箇所のみ図
示)に係止片15eが切込み形成され、その下端外縁に
は係止爪15fが設けられている。一方、前記蓋板16
は平板部16aとその外周縁に一体形成されたフランジ
部16bとにより成形されている。前記平板部16aの
中心部には穴16cが設けられ、前記フランジ部16b
の内周面には前記本体ケース15側の係止爪15fを係
止する係止凹部16dが形成されている。そして、前記
回転軸13に本体ケース15を取り付け後に本体ケース
15の円筒部15aの下端外周部に蓋板16を嵌合する
と、係止爪15fがフランジ部16bにより押圧されて
係止片15eが弾性変形され、係止凹部16dに係止爪
15fが係合される。
【0023】前記ケース17内にはリール21が収容さ
れている。このリール21を構成するボビン22は、前
記本体ケース15の天板15bの下面に前記収容筒部1
5dと同心状に一体形成された軸筒部15hの外周面に
対し回動可能に嵌合された円筒部22aと、その下端縁
に一体形成された下側フランジ部22bと、上端縁に一
体形成された上側フランジ部22cとにより構成されて
いる。このボビン22の外周面には二条のカッターコー
ド23が巻着され、それらの先端部は本体ケース15の
円筒部15aに形成された穴15gに嵌合された口金2
5から外部に導出されている。
【0024】前記ボビン22の円筒部22a下端縁に
は、接地部材としての操作部材24が一体に形成され、
前記蓋板16の平板部16aに設けた穴16cから下方
に突出されている。この操作部材24は円筒部24aと
その下端部に一体成形された底部24bとにより有底円
筒状に形成されている。前記本体ケース15の天板15
bの下面と前記操作部材24の底部24bの上面との間
には、ボビン22及び操作部材24を常には下方に付勢
するための付勢手段としてのコイル状のバネ26が介在
されている。前記底部24bの上面はバネ26のバネ受
け座24cとなっている。
【0025】図1,8,9に示すように、前記バネ26
の上端リング部は収容筒部15dと軸筒部15hとの間
に位置するように天板15bの下面に設けた係止片15
jと係止爪15kにより係止されている。前記係止片1
5jは複数(例えば2)箇所に設けられ、各係止片15
jと対応して天板15bには係止片15jの外側面及び
係止爪15kの内側面の成形を行うための挿入孔19が
形成されている。前記係止爪15kにバネ26の上端リ
ング部を係止するには、該リング部を下方から係止爪1
5kの下端傾斜面に押圧する。すると、係止片15jが
弾性変形されて、係止爪15kを乗り越えるので、バネ
26の上端リング部が所定位置に係止されて下方へ分離
されることはない。
【0026】前記操作部材24の底部24bには、例え
ばステンレススチール等の金属製の保護部材27がボビ
ン22及び操作部材24の射出成形時にインサート成形
されている。この保護部材27は図5〜7に示すように
操作部材24の底部24bの下面に露出して磨耗を抑制
するための平板状の保護板部27aを備えている。又、
保護部材27は前記保護板部27aの外周に複数箇所に
切り起こし形成された起立片27bと、各起立片27b
の上端部に外側方へ折り曲げ形成され、かつ前記底部2
4bの上面、つまりバネ受け座24cに露出するように
した複数の受け座としてのバネ受け片27cとを備えて
いる。さらに保護部材27は、前記起立片27bの間に
おいて上方に折り曲げ形成され、かつ底部24bの外周
面に露出するようにした複数の側部カバー片27dを備
えている。
【0027】次に、前記ケース17とボビン22との間
に設けられ、かつ回転軸13の回転軸線まわりでのケー
ス17に対するボビン22の相対回動位相を変更し得る
位相角変更機構を説明する。
【0028】前記ボビン22はケース17内で回転軸1
3の軸線方向に所定のストロークで往復動可能に収容さ
れている。前記蓋板16の平板部16aの上面には図3
に示すように係止突条16eが放射状に複数(例えば
8)箇所に一体形成されている。これらの係止突条16
eの間に形成された係合溝M1に係合されるようにボビ
ン22の下側フランジ部22bの下面には、複数(例え
ば8)箇所に下側係止突条22dが一体に形成されてい
る。前記ボビン22の上側フランジ部22cの上面に
は、回転軸13の軸線を中心とする円周方向に関して前
記下側係止突条22dと同一位相になるように上側係止
突条22eが複数(例えば8)箇所に放射状に一体形成
されている。これらの上側係止突条22eと関連して本
体ケース15の天板15bの下面には係止突条15iが
複数(例えば8)箇所に放射状に一体形成されている。
これらの係止突条15iの間に形成された係合溝M2に
は前記上側係止突条22eが係合可能となっている。前
記回転軸13の軸線を中心とする円周方向に関する前記
本体ケース15の係止突条15iと、蓋板16の係止突
条16eの位相は相違するように設定されている。
【0029】図1に示すように、ボビン22がバネ26
により下方に付勢されて、係止突条16eの間に下側係
止突条22dが係合された状態では、ボビン22側の上
側係止突条22eと、本体ケース15側の係止突条15
iとの間に若干の隙間gが形成されるようになってい
る。又、各係止突条15i,16e,22d,22eの
幅寸法は、各係合溝M1,M2の幅よりも狭く形成され
ている。
【0030】この実施形態では、前記本体ケース15の
係止突条15i、蓋板16の係止突条16e、ボビン2
2の下側係止突条22d、上側係止突条22e、操作部
材24、バネ26及び係合溝M1,M2等によりケース
17に対するリール21の回動位相角を変更し得る位相
角変更機構28が構成されている。
【0031】次に、前記のように構成した刈払機の刈払
いヘッド14について、その動作を説明する。図1に示
すように刈払いヘッド14の口金25からカッターコー
ド23が引き出された状態において、モータ12が起動
されると、回転軸13が回転されて、刈払いヘッド14
が回転される。この回転によりカッターコード23が遠
心力でケース17の半径方向に伸長され、カッターコー
ド23により草刈作業が行われる。
【0032】草刈作業が長時間行われて、カッターコー
ド23の先端が磨耗して短くなると、リール21からカ
ッターコード23を繰り出す必要がある。このため、作
業者は刈払いヘッド14が回転されている状態で、操作
棹11を下方に移動して刈払いヘッド14の操作部材2
4を地面に打ち当てる。すると、ボビン22及び操作部
材24がバネ26の付勢力に抗してケース17内で上方
に相対的に持ち上げられ、係合溝M1に対する下側係止
突条22dの係合が解除され、ボビン22の上側係止突
条22eが係合溝M2に係合される。この係合溝M2内
で上側係止突条22eがカッターコード23の遠心力に
より相対的に回動される。即ち、刈払いヘッド14のケ
ース17とボビン22は共に回転しているが、ボビン2
2にはカッターコード23が連結されているので、その
カッターコード23の回転による遠心力によりケース1
7の回転速度よりもボビン22の回転速度が遅くなるの
で、前述した相対回動が生じる。その後、打ち当て動作
を解除すると、バネ26の蓄勢力によりボビン22と操
作部材24はケース17に対し相対的に下方に移動さ
れ、係合溝M2から上側係止突条22eが離れる。する
と、今度はボビン22の下側係止突条22dが一つ隣の
係合溝M1に係合される。この係合溝M2内でも下側係
止突条22dがカッターコード23の遠心力により相対
的に回動される。この結果、カッターコード23が口金
25から少し巻き戻され、カッターコード23の長さが
適正長さに調節される。
【0033】次に、前記のように構成した刈払いヘッド
14について、その効果を構成と共に列記する。 (1)前記実施形態では、操作部材24の底部24bに
保護部材27をインサート成形により一体的に組み込
み、保護板部27aを外部に露出するようにした。この
ため、操作部材24の磨耗を抑制することができるとと
もに、保護部材27の脱落・飛散を防止することがで
き、部品点数を少なくして製造及び組み付け作業を容易
に行うことができる。
【0034】(2)前記実施形態では、保護部材27の
バネ受け片27cをバネ受け座24cに露出し、バネ2
6を支持するようにした。このため、バネ受け座24c
の磨耗を抑制することができる。
【0035】(3)前記実施形態では、前記保護部材2
7を次のように構成した。すなわち、操作部材24の底
部24bの外表面に露出される保護板部27aと、該保
護板部27aの外周に複数箇所に切り起こし形成された
起立片27bと、各起立片27bの上端部に外側方へ折
り曲げ形成され、かつ前記底部24bの上面に露出する
ようにした複数のバネ受け片27cと、前記起立片27
bの間において上方に折り曲げ形成された複数の側部カ
バー片27dとにより構成した。このため、保護部材2
7全体を金属板によりプレス成形して容易に製造するこ
とができるとともに、保護部材27の重量を軽減するこ
とができ、ひいては刈払いヘッド14の回転を円滑に行
うことができる。
【0036】(4)前記実施形態では、天板15bの下
面にバネ26の上端部を係止する係止片15j及び係止
爪15kを設けたので、蓋板16及びリール21を本体
ケース15から分離した際、バネ26が本体ケース15
から脱落するのを防止することができる。このため、バ
ネ26の紛失を気にすることなくカッターコード23の
交換作業を容易に行うことができる。
【0037】(第2の実施形態)以下、本発明を具体化
した刈払機の第2の実施形態を図10〜図15に従って
説明する。この第2の実施形態において、第1の実施形
態の構成と同様の機能を有する部材については、同一の
符号を付して説明を省略又は簡略化する。
【0038】この第2の実施形態では、本体ケース15
に対しボビン22が相対回動可能に、かつ軸線方向の相
対移動不能に収容されている。又、ボビン22と操作部
材24は別体に構成され、操作部材24の円筒部24a
の中間外周部には環状段差部24dが形成され、操作部
材24の穴16cからの最大突出長さを規制している。
円筒部24aの上端部には係合突部24eが複数(例え
ば4)箇所に切り欠き形成されている。
【0039】一方、本体ケース15の天板15bの下面
には、バネ26の上端を受けるバネ受け座を形成するボ
ス部15lが一体に形成されている。該ボス部15lに
は前記操作部材24の係合突部24eを該操作部材24
の軸線方向への移動可能に、かつ相対回動不能に係合す
る係合凹部15mが形成されている。
【0040】前記操作部材24の円筒部24aの外周面
には複数(例えば8)箇所に係止突起24fが形成され
ている。一方、前記ボビン22の円筒部22aの内周面
には下側係止突条22d及び上側係止突条22eが上下
方向に互いに平行に一体形成され、係合溝M1,M2が
形成されている。
【0041】前記操作部材24の底部24bにインサー
トされた保護部材27は、図12〜図15に示すように
形成されている。すなわち、前記保護部材27は前記保
護板部27aと、その外周に形成された筒状部27b’
と、筒状部27b’の上端部において側方へ折り曲げ形
成され、かつ前記底部24bの上面に露出するようにし
た複数のバネ受け片27cとを備えている。又、保護部
材27は前記バネ受け片27cの間において折り曲げ形
成され、かつ前記バネ26を係止する係止片27e及び
係止爪27fを備えている。
【0042】第2の実施形態では、図10に示す刈払い
ヘッド14が回転中に操作部材24が地面に打ち当てら
れると、本体ケース15に対し操作部材24が相対的に
持ち上げられる。このとき、係止突起24fが係合溝M
1から離れて係合溝M2に移動し、打ち当て動作が解除
されると、係止突起24fが係合溝M2から係合溝M1
に戻される。この過程でボビン22は本体ケース15に
対して相対回動され、カッターコード23が所定長さだ
け口金25から繰り出される。
【0043】この第2の実施形態では、保護部材27に
対し係止片27e及び係止爪27fを設けたので、本体
ケース15から操作部材24を取り外したとき、バネ2
6が操作部材24から外れることはなく、カッターコー
ド23の交換動作を容易に行うことができる。その他の
効果は前記第1の実施形態の効果と同様である。
【0044】なお、本実施形態は以下のように変更して
もよい。 ○ 図16に示す別例は、前記筒状部27b’に透孔2
7iを形成したものである。この別例は、底部24bを
成形する樹脂が筒状部27b’の内外において透孔27
iを通して連結されるので、底部24bと保護部材27
の結合強度を高めることができる。
【0045】○ 図17に示す別例は、前記保護部材2
7が上下方向から重ね合わせて連結された二つの構成要
素からなっている。第一の要素は、保護板部27aと、
その外周縁に上方に折り曲げ形成された側部カバー片2
7dとからなる。第2の要素は保護板部27aと、その
外周に上方に折り曲げ形成された筒状部27b’と、そ
の上端周縁に外側方へ折り曲げ形成されたバネ受け片2
7cとにより構成されている。
【0046】○ 図18〜図20に示す別例は、前記保
護部材27が上下方向から重ね合わせて連結された三つ
の構成要素からなっている。第一の要素は、保護板部2
7aと、その外周縁に上方に折り曲げ形成された側部カ
バー片27dとからなっている。第2の要素は保護板部
27aと、その外周に上方に折り曲げ形成された筒状部
27b’と、その上端周縁に外側方へ折り曲げ形成され
たバネ受け片27cとにより構成されている。第3の要
素は、保護板部27aと、その外周縁に複数箇所に上方
に折り曲げ形成された係止片27eと、その上端縁に形
成された係止爪27fとにより構成されている。
【0047】○ 図21、22に示す別例は、本体ケー
ス15とリール21との間にカッターコード23の長さ
が短くなると、自動的にカッターコード23を繰り出す
ようにした繰り出し機構を設けた刈払いヘッド14に具
体化したものである。操作部材24は省略され、蓋板1
6に保護部材27がインサート成形されている。この保
護部材27は保護板部27aの外周縁に複数箇所に起立
片27jを折り曲げ形成し、その上端縁に外側に抜け止
め片27kを折り曲げ形成している。なお、カッターコ
ード23の自動繰り出し機構の原理は、特開昭63−0
79522号公報に記載された発明に開示されている。
【0048】○ 図23、24に示す別例は、カッター
コード23を使用しない方式の刈払いヘッドに具体化し
たものである。上部ケース31には下部ケース32が取
り外し可能に係合されている。この別例では上部ケース
31と下部ケース32により刈払いヘッド14が構成さ
れている。前記下部ケース32の中央部には接地部32
aが膨出形成され、その外周面には保護部材27の保護
板部27aにより被覆されている。前記上部ケース31
の下面には係止片31aが一体に形成され、その先端部
には係止爪31bが形成されている。この係止爪31b
を下部ケース32に設けた係止段部32bに係止するこ
とにより上部ケース31に下部ケース32が結合され
る。上部ケース31の下面には軸部31cが一体に形成
され、この軸部31cにはカッターブレード33が所定
角度内で回動可能に連結されている。
【0049】○ 図25に示す別例は、金属材料により
保護部材27を鋳造あるいは鍛造したものである。粉末
状の金属やセラミックを焼結して保護部材27を形成し
てもよい。又、金属材料を切削加工して保護部材27を
形成してもよい。
【0050】○ 前記保護部材27の平面形状を円形以
外に、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形あるい
はそれ以外の多角形に形成してもよい。 ○ 操作棹11の基端部にエンジンを装着し、その回転
軸の回転運動を操作棹11の先端に設けた回転軸13に
伝達する方式の刈払機に刈払いヘッド14を装着しても
よい。
【0051】○ 合成樹脂材よりも高い耐磨耗性材料と
して、金属以外にセラミックを用いてもよい。 ○ 係止片15j及び係止爪15kを金属材により形成
し、それを本体ケース15の型成形時にインサート成形
してもよい。
【0052】○ 図示しないが、ケース17内に操作部
材24を内含して、操作部材24が外部に突出しない構
造の刈払いヘッド(例えば特公平3−69249号公報
参照)のケースの底部に具体化してもよい。
【0053】○ 図示しないが、ケース17に対しリー
ル21が相対回転せず、口金25がケース17に対し相
対回転する構造の刈払いヘッド(例えば特許第2955
096号公報参照)のケースの底部に具体化してもよ
い。
【0054】前記実施形態から把握される技術思想を以
下に説明する。 (技術思想1) 請求項1〜3のいずれか一項におい
て、前記保護部材(27)は金属材料を鋳造又は鍛造す
るか金属やセラミックの粉末を焼結して形成したもので
ある刈払機に用いる刈払いヘッド。
【0055】(技術思想2) 刈払機の操作棹(11)
の先端部に設けた回転軸(13)に対し、取り外し可能
に装着されるケース(17)と、このケース(17)に
装着されたカッターコード(23)と、前記ケース(1
7)内に収容され、かつカッターコード(23)を巻着
したリール(21)と、上記リール(21)の中心部に
位置して前記リール(21)をケース(17)に対し所
定角度だけ相対回動させて、カッターコード(23)を
巻き戻すようにした操作部材(24)と、前記操作部材
(24)を常にはケース(17)から突出する方向に付
勢するコイルバネ(26)と、前記操作部材(24)の
操作によりケース(17)に対するリール(21)の回
動位相角を変更し得る位相角変更機構(28)とを備え
た刈払いヘッドにおいて、前記ケース(17)又は操作
部材(24)に対し、前記コイルバネ(26)の端部を
係止する係止手段(15j,15k,27e,27f)
を設けた刈払機に用いる刈払いヘッド。
【0056】(技術思想3) 技術思想1において、前
記係止手段はケースの内頂面又は操作部材の底部(24
b)の上面に成形した係止片(15j,27e)及び係
止爪(15k,27f)である刈払機に用いる刈払いヘ
ッド。
【0057】(定義)この明細書において、インサート
成形とは次の構造をも含むものとする。操作部材24の
円筒部24aの底部24b全体を保護部材27により形
成して、これを円筒部24aに対しインサート成形によ
り連結した構造。
【0058】図17に示す別例において、円筒部27
b’の上部とバネ受け片27cを底部24bにインサー
ト成形し、側部カバー片27dの内側を空洞にした構
造。
【0059】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1〜10
記載の発明は、操作部材の磨耗を抑制することができる
とともに、部品点数を少なくして製造及び組み付け作業
を容易に行うことができ、保護部材の脱落・飛散を防止
することができる。
【0060】請求項3記載の発明は、バネ受け座の磨耗
を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した第1の実施形態の刈払
いヘッドの断面図。
【図2】 第1の実施形態の刈払いヘッドの斜視図。
【図3】 第1の実施形態の本体ケース、リール及び蓋
板の分解斜視図。
【図4】 第1の実施形態のボビンの平面図。
【図5】 第1の実施形態の図4のA−A線断面図。
【図6】 第1の実施形態の図4のB−B線断面図。
【図7】 (a)は第1の実施形態の保護部材の平面
図、(b)は保護部材の断面図。
【図8】 本体ケースの底面図。
【図9】 係止片及び係止爪の拡大断面図。
【図10】 この発明を具体化した第2の実施形態の刈
払いヘッドの断面図。
【図11】 第2の実施形態のボビン、操作部材及び蓋
板の分解斜視図。
【図12】 第2の実施形態の操作部材及び保護部材の
平面図。
【図13】 第2の実施形態の図12のA−A線断面
図。
【図14】 第2の実施形態の図12のB−B線断面
図。
【図15】 (a)は第2の実施形態の保護部材の平面
図、(b)は保護部材の断面図。
【図16】 (a)はこの発明の別例の保護部材の平面
図、(b)は保護部材の断面図。
【図17】 (a)はこの発明の別例の保護部材の平面
図、(b)は保護部材の断面図。
【図18】 この発明の別例の操作部材及び保護部材の
断面図。
【図19】 図18の別例の保護部材の平面図。
【図20】 (a)〜(c)は図18の別例の保護部材
の三つの構成要素の平面図。
【図21】 この発明の別例の縦断面図。
【図22】 図21の別例の保護部材の平面図。
【図23】 この発明の別例の縦断面図。
【図24】 図23の別例の下部ケースの底面図。
【図25】 (a)は保護部材の別例の平面図、(b)
は断面図。
【符号の説明】
11…操作棹、13…回転軸、14…刈払いヘッド、1
6…底部としての蓋板、24b…底部、32…底部とし
ての下部ケース、17…ケース、21…リール、23…
刈払い具としてのカッターコード、24…接地部材とし
ての操作部材、26…付勢手段としてのバネ、27…保
護部材、27a…保護板部、27b…起立片、27c…
受け座としてのバネ受け片、27d…側部カバー片、2
7e…係止片、27f…係止爪、27i…透孔、28…
位相角変更機構、32a…接地部材、33…刈払い具と
してのカッターブレード。
フロントページの続き Fターム(参考) 2B083 AA02 BA02 CA12 CB07 HA52

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈払機の操作棹(11)の先端部に設け
    た回転軸(13)に対し、取り外し可能に装着されるケ
    ース(17)と、このケース(17)に装着された刈払
    い具(23,33)とを備えた刈払いヘッド(14)に
    おいて、 前記ケース(17)の底部(16,32)又は該底部
    (16,32)に設けられた接地部材(24,32a)
    を樹脂材により成形する際、その底部(16,32)又
    は接地部材(24,32a)に前記樹脂材よりも耐磨耗
    性に優れた材料よりなる保護部材(27)をインサート
    成形した刈払機に用いる刈払いヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、刈払いヘッド(1
    4)は、 前記ケース(17) 内に収容され、かつ刈払い具とし
    てのカッターコード(23)を巻着したリール(21)
    と、 上記リール(21)の中心部に位置して前記リール(2
    1)をケース(17)に対し所定角度だけ相対回動させ
    て、カッターコード(23)を巻き戻すようにした接地
    部材としての操作部材(24)と、 前記操作部材(24)を常にはケース(17)から突出
    する方向に付勢する付勢手段(26)と、 前記操作部材(24)の操作によりケース(17)に対
    するリール(21)の回動位相角を変更し得る位相角変
    更機構(28)を備え、 前記操作部材(24)を樹脂材により形成し、その底部
    (24b)に耐磨耗性に優れた材料よりなる保護部材
    (27)をインサート成形した刈払機に用いる刈払いヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記保護部材(2
    7)の一部は前記底部(24b)の上面に延出して付勢
    手段(26)の受け座(27c)を形成した刈払機に用
    いる刈払いヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記保護部材(2
    7)の一部は前記底部(24b)を貫通してその上方に
    突出された複数の係止片(27e)と、その上端縁に形
    成され、かつ前記付勢手段としてのコイル状のバネ(2
    6)を係止する係止爪(27f)とにより構成されてい
    る刈払機に用いる刈払いヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記保護部材(27)は金属板をプレス成形したもので
    ある刈払機に用いる刈払いヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれか一項において、
    前記保護部材(27)は操作部材(24)の底部(24
    b)の外表面に露出される保護板部(27a)と、該保
    護板部(27a)の外周に複数箇所に切り起こし形成さ
    れた起立片(27b)と、各起立片(27b)の上端部
    に外側方へ折り曲げ形成され、かつ前記底部(24b)
    の上面に露出するようにした受け座としての複数のバネ
    受け片(27c)と、前記起立片(27b)の間におい
    て上方に折り曲げ形成され、かつ底部(24b)の外周
    面に露出する複数の側部カバー片(27d)とにより構
    成されている刈払機に用いる刈払いヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項2〜4のいずれか一項において、
    前記保護部材(27)は操作部材(24)の底部(24
    b)の外表面に露出される保護板部(27a)と、該保
    護板部(27a)の外周に形成された筒状部(27
    b’)と、筒状部(27b’)の上端部において側方へ
    折り曲げ形成され、かつ前記底部(24b)の上面に露
    出するようにした複数のバネ受け片(27c)と、前記
    バネ受け片(27c)の間において折り曲げ形成され、
    かつ前記付勢手段としてのコイル状のバネ(26)を係
    止する係止片(27e)及び係止爪(27f)とにより
    構成されている刈払機に用いる刈払いヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項2〜4のいずれか一項において、
    前記保護部材(27)は上下方向から重ね合わせて連結
    された二つの構成要素からなり、第一の要素は、保護板
    部(27a)と、その外周縁に上方に折り曲げ形成され
    た側部カバー片(27d)とからなり、第2の要素は保
    護板部(27a)と、その外周に上方に折り曲げ形成さ
    れた筒状部(27b’)と、その上端周縁に外側方へ折
    り曲げ形成されたバネ受け片(27c)とにより構成さ
    れている刈払機に用いる刈払いヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項2〜4のいずれか一項において、
    前記保護部材(27)は上下方向から重ね合わせて連結
    された三つの構成要素からなり、第一の要素は、保護板
    部(27a)と、その外周縁に上方に折り曲げ形成され
    た側部カバー片(27d)とからなり、第2の要素は保
    護板部(27a)と、その外周に上方に折り曲げ形成さ
    れた筒状部(27b’)と、その上端周縁に外側方へ折
    り曲げ形成されたバネ受け片(27c)とにより構成さ
    れ、第3の要素は、保護板部(27a)と、その外周縁
    に複数箇所に上方に折り曲げ形成され、かつ前記付勢手
    段としてのコイル状のバネ(26)を係止するための係
    止片(27e)と、その上端縁に形成された係止爪(2
    7f)とにより構成されている刈払機に用いる刈払いヘ
    ッド。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか一項におい
    て、前記筒状部(27b’)には、底部(24b)を形
    成する樹脂を内外から連結するための透孔(27i)が
    形成されている刈払機に用いる刈払いヘッド。
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