JPH077697Y2 - 刈払機の草つる巻付き防止構造 - Google Patents

刈払機の草つる巻付き防止構造

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Publication number
JPH077697Y2
JPH077697Y2 JP1990020491U JP2049190U JPH077697Y2 JP H077697 Y2 JPH077697 Y2 JP H077697Y2 JP 1990020491 U JP1990020491 U JP 1990020491U JP 2049190 U JP2049190 U JP 2049190U JP H077697 Y2 JPH077697 Y2 JP H077697Y2
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JP
Japan
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boss
case
rotary blade
upper boss
grass
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990020491U
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English (en)
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JPH03112217U (ja
Inventor
昌也 橋本
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Maruyama Manufacturing Co Inc
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、刈払機の草つる巻付き防止構造に係り、詳
しくは構造を簡略された刈払機の草つる巻付き防止構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
実開昭61-207120号公報は、回転刃の上面側に半径方向
へ突出する補助刃を設け、回転刃の回転に伴って回転刃
の上側のケースに巻付こうとする草つるを切断して、巻
付きを防止することを開示する。
実開昭62-33230号公報は、回転刃と一体的に回転すると
ともに水平方向切断刃と垂直方向切断刃とを周方向へ交
互に有する巻付け防止体を回転刃の上面側に取付けるこ
とを開示する。
実開昭60-67035号公報は、回転刃の上面側のギヤケース
に、放射方向へ突出する複数個の突部を形成することを
開示する。
〔考案が解決しようとする課題〕
実開昭61-207120号公報及び実開昭62-33230号公報の巻
付きでは、補助刃及び巻付き防止体が追加され、部品点
数が増大する。
実開昭60-67035号公報では、回転刃の上側のケースへの
草つるの巻付きは防止できるが、回転刃を挾圧している
ボスへの草つるの巻付きは有効に防止できない。
この考案の目的は、部品点数を増加させずに、かつ回転
刃挟圧用の上側ボスへの草つるの巻付きを有効に防止し
得ると共に特別の補助刃を追加することなく、巻付こう
とする草つるを切断して、巻付きの防止を図ることがで
きる刈払機の草つる巻付き防止構造を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
この考案の前提となる刈払機(10)では、上側ボス(3
2)及び下側ボス(34)が、ケース(26)から突出する
回転軸(24)に一体回転的に嵌合し、回転刃(18)が、
上側ボス(32)及び下側ボス(34)の間に挟着されて、
回転軸(24)の回転に伴って回転する。そして、前記上
側ボス(32)は、ケース(26)の外周輪郭の外側へ突出
する突出部位(40)と外周輪郭より内側に位置する非突
出部位(42)とを回転方向へ交互に有している。
〔作用〕
この考案では、上側ボス(32)に巻付いた草つるは、上
側ボス(32)の突出部位(40)と非突出部位(42)との
中間部位においてケース(26)の外周輪郭と交差する。
この交差位置における草つるの部分は、回転刃(18)の
回転に伴うケース(26)の下端と相対回転により回転方
向へケース(26)の下端と衝突し、切断される。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明する。
第3図は刈払機10の全体を概略的に示す斜視図である。
刈払機10は、長く延びる操作桿12と、この操作桿12の上
端部に結合するエンジン動力部14と、操作桿12の下端部
に結合するギヤ装置16と、このギヤ装置16の下面側に配
置されエンジン動力部14から操作桿12の伝動軸(図示せ
ず)及びギヤ装置16の歯車(図示せず)を経て伝達され
る回転動力により回転される回転刃18とを備えている。
ハンドル20は、左右へ張り出すように操作桿12に固定さ
れ、スロットルレバー22は、ハンドル20の先端部に取付
けられ、エンジン動力部14のスロットル弁開度を調整す
る。
第2図はギヤ装置16と回転刃18との結合部位の詳細な構
造図である。回転軸24は、操作桿12内の伝動軸を経てエ
ンジン動力部14から伝達された回転動力により回転し、
ギヤ装置16のケース26から下方へ突出し、ボールベアリ
ング28によりケース26の下端部内周に回転自在に支持さ
れている。スプライン溝30はケース26からの回転軸24の
突出部分に形成され、上側ボス32及び下側ボス34は、間
に回転刃18の内周縁部を挟むとともに、回転軸24のスプ
ライン溝30にスプライン嵌合して、回転軸24と一体的に
回転するようになっている。安定板36は下方へ隆起する
環状周辺部を備え、締付けボルト37は、安定板36の中心
部を貫通して、回転軸24の下端部に螺合し、下側ボス3
4、回転刃18及び上側ボス32をボールベアリング28の内
輪に押圧している。上側ボス32及び下側ボス34は締付け
ボルト37による押圧力により回転刃18を挟圧し、この結
果、回転刃18は回転軸24と一体的に回転する。間隙38
は、上側ボス32の上面とケース26の下端との間に形成さ
れ、ケース26への上側ボス32の接触を防止している。
第1図は上方からギヤ装置16及び上側ボス32を見た図で
ある。上側ボス32は、多角形輪郭としての正方形の外周
輪郭を有し、各角部40ではケース26の円形下端部の外周
輪郭より外側に張り出しているのに対し、辺部42の中間
部ではケース26の円形下端部の外周輪郭より内側となっ
ている。上側ボス32に巻付いた草つるは、上側ボス32の
角部40と辺部42との中間部位においてケース26の外周輪
郭と交差する。この交差位置における草つるの部分は、
回転刃18の回転に伴うケース26の下端と相対回転により
回転方向へケース26の下端と衝突し、その際、切断さ
れ、切断されて短くなった草つるは遠心力により上側ボ
ス32から分離する。
〔考案の効果〕
この考案では、特別な補助刃を追加することなく、上側
ボス及びケースに巻付こうとする草つるを切断して、短
くし、巻付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図は上方からギヤ
装置及び上側ボスを見た図、第2図はギヤ装置と回転刃
との結合部位の詳細な構造図、第3図は刈払機の全体を
概略的に示す斜視図である。 10……刈払機、18……回転刃、24……回転軸、26……ケ
ース、32……上側ボス、34……下側ボス、40……角部
(突出部位)、42……辺部(非突出部位)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側ボス(32)及び下側ボス(34)が、ケ
    ース(26)から突出する回転軸(24)に一体回転的に嵌
    合し、回転刃(18)が、前記上側ボス(32)及び前記下
    側ボス(34)の間に挟着されて、前記回転軸(24)の回
    転に伴って回転する刈払機(10)の草つる巻付き防止構
    造において、前記上側ボス(32)は、前記ケース(26)
    の外周輪郭の外側へ突出する突出部位(40)と前記外周
    輪郭より内側に位置する非突出部位(42)とを回転方向
    へ交互に有していることを特徴とする刈払機の草つる巻
    付き防止構造。
JP1990020491U 1990-03-02 1990-03-02 刈払機の草つる巻付き防止構造 Expired - Lifetime JPH077697Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990020491U JPH077697Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 刈払機の草つる巻付き防止構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990020491U JPH077697Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 刈払機の草つる巻付き防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112217U JPH03112217U (ja) 1991-11-18
JPH077697Y2 true JPH077697Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31523585

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990020491U Expired - Lifetime JPH077697Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 刈払機の草つる巻付き防止構造

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JP (1) JPH077697Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341496Y2 (ja) * 1973-10-18 1978-10-06
JPS50119821U (ja) * 1974-03-15 1975-09-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112217U (ja) 1991-11-18

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