JP2544701Y2 - 紐式刈払機 - Google Patents

紐式刈払機

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JP2544701Y2
JP2544701Y2 JP642693U JP642693U JP2544701Y2 JP 2544701 Y2 JP2544701 Y2 JP 2544701Y2 JP 642693 U JP642693 U JP 642693U JP 642693 U JP642693 U JP 642693U JP 2544701 Y2 JP2544701 Y2 JP 2544701Y2
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JP
Japan
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drive shaft
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brush cutter
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克美 清岡
香 加藤
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、紐式刈払機に係り、
草の蔓等が絡み付くのを防止できる紐式刈払機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】紐式刈払機では、作業中、草の蔓等が、
先端部の駆動軸ケースと刈紐ケースとの間に絡み付い
て、刈刃の回転を阻害することがあるので、駆動軸ケー
スと刈紐ケースとの間を筒状カバーで覆っている。従来
の一般的な紐式刈払機では、筒状カバーは駆動軸ケース
側に固定されており、固定側の筒状カバーと回転側の刈
紐ケースとの間の間隙へ蔓が食い込んで、絡み付き易
い。
【0003】これに対し、実公昭61−29225号公
報の紐式刈払機では、上方へすぼむテーパ状カバー部材
が、下端において駆動軸ケースの上面に接し、上端部に
おいて上下の挟持体を介して駆動軸に固定されて、刈紐
ケースと共に回転するようになっている。また、上側の
挟持体は、駆動軸ケースとテーパ状カバー部材との間を
外側から覆いつつ駆動軸ケースの下端より上方へ達する
円周壁を備えている。この紐式刈払機では、駆動軸ケー
スの上面と駆動軸ケースとの間には、回転側と固定側と
の上下方向対峙部がなく、蔓等の絡み付き防止効果が増
大する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】実公昭61−2922
5号公報の紐式刈払機では、テーパ状カバー部材を挟持
する挟持体が、板状刈刃式刈払機とは別個に紐式刈払機
専用に用意されるので、製造及び保守上、不利であると
ともに、上側の挟持体は、駆動軸ケースの下端を外側か
ら包囲するように隆起する円周壁を必要とし、加工又は
製造が複雑になる。
【0005】この考案の目的は、上記問題点を克服した
紐式刈払機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案を、実施例に対
応する図面の符号を使用して説明する。この考案の紐式
刈払機(10)は次の(a)〜(e)の構成要素を有してい
る。 (a)駆動軸ケース(16)内で回転自在に軸支され駆動軸
ケース(16)の下端から突出する駆動軸(14) (b)駆動軸ケース(16)の下端との間を詰めて駆動軸(1
4)に嵌装され駆動軸ケース(16)の下側を覆う上側ボス(3
4) (c)上側ボス(34)の下側において駆動軸(14)に嵌装さ
れ板状刈刃式刈払機における使用時には上側ボス(34)と
の間に板状刈刃を挟持する下側ボス(38) (d)駆動軸(14)と一体回転するように駆動軸(14)の下
端部に取付けられ刈紐(32)が突出する刈紐ケース(30) (e)下端において刈紐ケース(30)の上面に接し下側ボ
ス(38)の外側を包囲しつつ上方へ向かってすぼみ上端部
では上側ボス(34)と下側ボス(38)との間に挟持されてい
るテーパ状カバー部材(36)
【0007】
【作用】刈紐ケース(30)及びテーパ状カバー部材(36)
は、駆動軸(14)の回転に伴って、一体的に回転する。刈
紐(32)は、刈紐ケース(30)から延び出して、回転し、草
の蔓等を刈り取る。刈紐ケース(30)とテーパ状カバー部
材(36)との間は、間隙がないので、蔓等が絡み付くのを
回避される。また、上側ボス(34)の上面は、駆動軸ケー
ス(16)の下端に極めて近接して、実質的に間隙がない状
態になっているので、駆動軸ケース(16)の下端との間に
蔓等が絡み付くのを回避される。上側ボス(34)及び下側
ボス(38)は、板状刈刃式刈払機に使用されるときは、テ
ーパ状カバー部材(36)の代わりに板状刈刃を挟持するよ
うになっている。
【0008】
【実施例】以下、この考案を図面の実施例について説明
する。図1は紐式刈払機10の先端部の構造図である。紐
式刈払機10はギヤ装置12を備え、ギヤ装置12では、駆動
軸14が、ギヤケース16内を鉛直方向へ延び、下端部にお
いてギヤケース16の下端開口から下方へ突出している。
かさ歯車18は、駆動軸14の上端部に一体回転的に嵌合す
るとともに、ボールベアリング20を介してギヤケース16
の内面に回転自在に支持される。ボールベアリング22
は、内外輪をそれぞれ駆動軸14の周部及びギヤケース16
の下端開口部に固着され、駆動軸14を回転自在にギヤケ
ース16の下端開口部に軸支している。かさ歯車24は、か
さ歯車18にかみ合い、ボールベアリング25を介して回転
自在にギヤケース16の斜め突出の筒部内に支持される。
伝動軸26は、操作桿27内を同軸的に延び、下端部におい
てかさ歯車24に一体回転的に嵌合し、操作桿27の上端部
のエンジン部(図示せず)からの回転動力をかさ歯車24
へ伝達する。
【0009】カッタ部28は、刈紐ケース30と、基端側を
刈紐ケース30内に収納かつ留められて刈紐ケース30から
適当な長さ延び出ている2本の刈紐32とを有している。
締付けボルト33は、刈紐ケース30の下面側から刈紐ケー
ス30を中心線に沿って貫通し、駆動軸14の下端部に螺合
して、刈紐ケース30を駆動軸14の下端部に一体回転的に
固定している。上側ボス34、テーパ状カバー部材36及び
下側ボス38は、上側からその順番の配列で駆動軸14の下
端部に嵌装され、駆動軸14への締付けボルト33の締付け
に伴い、駆動軸14の軸方向上下から駆動軸14の段部と刈
紐ケース30の上面とにより挟圧され、駆動軸14と一体的
に回転する。テーパ状カバー部材36は、上方へ向かって
すぼむテーパ状とされ、上端の端面部では上側ボス34と
下側ボス38とから挟圧されているとともに、テーパ部で
は、下側ボス38の下面と刈紐ケース30の上面との間に形
成されている間隙40を放射方向外側から包囲している。
上側ボス34は、テーパ状カバー部材36の上面に当てられ
る周辺部の円板部42と、ギヤケース16の内周側において
上方へ隆起している中央の隆起部44とを備えている。円
板部42の上面は、ギヤケース16の下端との間を詰めら
れ、ギヤケース16の下端との間の間隙を実質的になくし
ている。
【0010】実施例の作用について説明する。操作桿27
の上端側に取付けられているエンジン部の回転動力は、
伝動軸26及びかさ歯車24,18を介して駆動軸14へ伝達さ
れ、駆動軸14を回転、駆動する。刈紐ケース30及びテー
パ状カバー部材36は、駆動軸14の回転に伴って、一体的
に回転する。刈紐32は、刈紐ケース30から延び出して、
回転し、草の蔓等を刈り取る。刈紐ケース30とテーパ状
カバー部材36との間は、間隙がないので、蔓等が絡まる
のを回避される。また、上側ボス34の上面は、ギヤケー
ス16の下端との間を詰めて、その間隙を実質的になくし
ているので、回転側の上側ボス34と固定側のギヤケース
16との間に蔓等が絡まるのが回避される。
【0011】紐式刈払機10は板状刈刃式刈払機(図示せ
ず)とはほぼ共通化されており、紐式刈払機10を板状刈
刃式刈払機へ変更する場合は、紐式刈払機10からカッタ
部28及びテーパ状カバー部材36を取り外して、円板状刈
刃等の板状刈刃を、上側ボス34及び下側ボス38との間の
駆動軸14の部位へ小石等の飛散防止用の保護カバー等と
共に嵌装してから、上側ボス34及び下側ボス38により挟
持させる。
【0012】
【考案の効果】この考案では、テーパ状カバー部材を上
下から挟持している上側ボス及び下側ボスは、板状刈刃
式刈払機において板状刈刃を挟持するものが使用される
ようになっているので、部品点数が低減して、製造及び
保守管理に有利となる。また、上側ボスは、駆動軸ケー
スの下端より上方へ隆起して駆動軸ケースの下端を外側
から包囲するような周壁を省略できるので、上側ボスの
製造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紐式刈払機の先端部の構造図である。
【符号の説明】
10 紐式刈払機 14 駆動軸 16 ギヤケース(駆動軸ケース) 30 刈紐ケース 32 刈紐 34 上側ボス 36 テーパ状カバー部材 38 下側ボス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸ケース(16)内で回転自在に軸支さ
    れ前記駆動軸ケース(16)の下端から突出する駆動軸(14)
    と、前記駆動軸ケース(16)の下端との間を詰めて前記駆
    動軸(14)に嵌装され前記駆動軸ケース(16)の下側を覆う
    上側ボス(34)と、この上側ボス(34)の下側において前記
    駆動軸(14)に嵌装され板状刈刃式刈払機における使用時
    には前記上側ボス(34)との間に板状刈刃を挟持する下側
    ボス(38)と、前記駆動軸(14)と一体回転するように前記
    駆動軸(14)の下端部に取付けられ刈紐(32)が突出する刈
    紐ケース(30)と、下端において前記刈紐ケース(30)の上
    面に接し前記下側ボス(38)の外側を包囲しつつ上方へ向
    かってすぼみ上端部では前記上側ボス(34)と前記下側ボ
    ス(38)との間に挟持されているテーパ状カバー部材(36)
    とを有していることを特徴とする紐式刈払機。
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