JPH08275651A - 紐刃式刈払機 - Google Patents
紐刃式刈払機Info
- Publication number
- JPH08275651A JPH08275651A JP7107102A JP10710295A JPH08275651A JP H08275651 A JPH08275651 A JP H08275651A JP 7107102 A JP7107102 A JP 7107102A JP 10710295 A JP10710295 A JP 10710295A JP H08275651 A JPH08275651 A JP H08275651A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string blade
- string
- head portion
- blade
- gear case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作桿の一端にエンジンを、他端にギヤケ−
スを介して回動可能に紐刃を延出するヘツド部を具える
紐刃式刈払機に関する。 【構成】 操作桿（２）の一端にエンジン（１）を、他
端にギヤケ−ス（３）を介して回動可能に紐刃（１４）
を延出するヘツド部（４）を具える紐刃式刈払機におい
て、前記ギヤケ−ス（３）とヘツド部（４）との間に、
このヘツド部（４）の上面から側方へ張り出す紐刃切れ
防止板（１６）を前記ヘツド部（４）と一体回転可能に
具えてなる。
スを介して回動可能に紐刃を延出するヘツド部を具える
紐刃式刈払機に関する。 【構成】 操作桿（２）の一端にエンジン（１）を、他
端にギヤケ−ス（３）を介して回動可能に紐刃（１４）
を延出するヘツド部（４）を具える紐刃式刈払機におい
て、前記ギヤケ−ス（３）とヘツド部（４）との間に、
このヘツド部（４）の上面から側方へ張り出す紐刃切れ
防止板（１６）を前記ヘツド部（４）と一体回転可能に
具えてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は操作桿の一端にエンジ
ンを、他端にギヤケ−スを介して回動可能に紐刃を延出
する紐刃ヘツドを具える紐刃式刈払機に関する。
ンを、他端にギヤケ−スを介して回動可能に紐刃を延出
する紐刃ヘツドを具える紐刃式刈払機に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記した分野の紐刃式刈払機において、
従来は紐刃を延出するヘツド部から出るナイロンロ−プ
などのロ−プからなる前記紐刃を保護する手段は講じら
れていない。
従来は紐刃を延出するヘツド部から出るナイロンロ−プ
などのロ−プからなる前記紐刃を保護する手段は講じら
れていない。
【０００３】したがつてこのような刈払機で草刈作業を
行なうと、例えば少し太めの茎等を切ろうとした時、紐
刃が茎に巻きついたり、紐刃の根元が茎等に当つたりし
て、紐刃が根元から切れてしまい、作業を続けるのがで
きなくなることが、しばしば経験されている。
行なうと、例えば少し太めの茎等を切ろうとした時、紐
刃が茎に巻きついたり、紐刃の根元が茎等に当つたりし
て、紐刃が根元から切れてしまい、作業を続けるのがで
きなくなることが、しばしば経験されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいてこの発明
は、この種紐刃式刈払機によつて草刈作業を行なう際、
紐刃が、紐刃の根元近くで対象物に巻きついたり、根元
が対象物に当ったりすることによる破断を防止し、それ
により紐刃の交換回数を減らし、作業能率を向上しよう
とするものである。
は、この種紐刃式刈払機によつて草刈作業を行なう際、
紐刃が、紐刃の根元近くで対象物に巻きついたり、根元
が対象物に当ったりすることによる破断を防止し、それ
により紐刃の交換回数を減らし、作業能率を向上しよう
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、操
作桿(2)の一端にエンジン(1)を、他端にギヤケ−ス(3)
を介して回動可能に紐刃(14)を延出するヘツド部(4)を
具える紐刃式刈払機において、前記ギヤケ−ス(3)とヘ
ツド部(4)との間に、このヘツド部(4)の上面から側方へ
張り出す紐刃切れ防止板(16)を前記ヘツド部(4)と一体
回転可能に具え、かつ実際上前記紐刃切れ防止板(16)は
前記ヘツド部(4)の直上にあつて、このヘツド部(4)より
大径の円板状に構成してなるものである。
作桿(2)の一端にエンジン(1)を、他端にギヤケ−ス(3)
を介して回動可能に紐刃(14)を延出するヘツド部(4)を
具える紐刃式刈払機において、前記ギヤケ−ス(3)とヘ
ツド部(4)との間に、このヘツド部(4)の上面から側方へ
張り出す紐刃切れ防止板(16)を前記ヘツド部(4)と一体
回転可能に具え、かつ実際上前記紐刃切れ防止板(16)は
前記ヘツド部(4)の直上にあつて、このヘツド部(4)より
大径の円板状に構成してなるものである。
【０００６】
【作用】上記構成からなる刈払機によつて草刈作業を行
なうに際し、ナイロンロープなどにより構成される紐刃
は前記紐刃切れ防止板から外方へ突出する先端部だけが
対象物（草）に当つて切断作業を行なうことになり、紐
刃の根元付近もしくは根元が対象物に当つたりして、紐
刃が根元から無駄に切れてしまうことがない。
なうに際し、ナイロンロープなどにより構成される紐刃
は前記紐刃切れ防止板から外方へ突出する先端部だけが
対象物（草）に当つて切断作業を行なうことになり、紐
刃の根元付近もしくは根元が対象物に当つたりして、紐
刃が根元から無駄に切れてしまうことがない。
【０００７】
【実施例】図中、図１は紐刃式刈払機の全体図、図２は
そのヘツド部の斜視図で、図３は図２に示す部分のやや
拡大して示す断面図である。
そのヘツド部の斜視図で、図３は図２に示す部分のやや
拡大して示す断面図である。
【０００８】図１に示されているエンジン１を一端に具
える操作桿２の他端には、ギヤケ−ス３を介してヘツド
部４が形成されており、操作桿２の中間部にはハンドル
５が取り付けられている。
える操作桿２の他端には、ギヤケ−ス３を介してヘツド
部４が形成されており、操作桿２の中間部にはハンドル
５が取り付けられている。
【０００９】図２及び図３において、前記操作桿２の中
空部６を貫通しベアリング７によつて支承されるシヤフ
ト８は前記エンジン１によつて回転駆動され、このシヤ
フト８の末端に取り付けた傘歯車９と噛み合う傘歯車１
０は、前記ギヤケ−ス３内にベアリング１１，１２間に
支承される回転軸１３を回転する。
空部６を貫通しベアリング７によつて支承されるシヤフ
ト８は前記エンジン１によつて回転駆動され、このシヤ
フト８の末端に取り付けた傘歯車９と噛み合う傘歯車１
０は、前記ギヤケ−ス３内にベアリング１１，１２間に
支承される回転軸１３を回転する。
【００１０】前記回転軸１３の末端には前記ヘツド部４
が装着され、このヘツド部４においては、その構成が公
知のように、円周上数個所から放射方向へ複数本の例え
ばナイロンロ−プからなる紐刃１４が延出され、これら
紐刃１４は前記ヘツド部４の回転につれて草などの対象
物に当つてこれを切断するものである。
が装着され、このヘツド部４においては、その構成が公
知のように、円周上数個所から放射方向へ複数本の例え
ばナイロンロ−プからなる紐刃１４が延出され、これら
紐刃１４は前記ヘツド部４の回転につれて草などの対象
物に当つてこれを切断するものである。
【００１１】この発明においては、前記ギヤケ−ス３と
ヘツド部４との間に、外周に立上り縁１５を形成した紐
刃切れ防止板１６を具えるものであつて、この紐刃切れ
防止板１６は前記ヘツド部４の直上にあつて、このヘツ
ド部４より大径の円板状に構成するものとする。
ヘツド部４との間に、外周に立上り縁１５を形成した紐
刃切れ防止板１６を具えるものであつて、この紐刃切れ
防止板１６は前記ヘツド部４の直上にあつて、このヘツ
ド部４より大径の円板状に構成するものとする。
【００１２】前記紐刃切れ防止板１６の装着態様として
は前記回転軸１３の外面に形成したねじ部１７にねじ込
んだボス１８と前記ヘツド部４との間に前記紐刃切れ防
止板１６を挟持した上で、前記回転軸１３のねじ部１７
の末端にワツシヤ１９を介してナツト２０をねじ込み締
結するのである。なおヘツド部４の種類によつてはヘツ
ド部４そのもので紐刃切れ防止板１６を締め付けること
も考慮される。
は前記回転軸１３の外面に形成したねじ部１７にねじ込
んだボス１８と前記ヘツド部４との間に前記紐刃切れ防
止板１６を挟持した上で、前記回転軸１３のねじ部１７
の末端にワツシヤ１９を介してナツト２０をねじ込み締
結するのである。なおヘツド部４の種類によつてはヘツ
ド部４そのもので紐刃切れ防止板１６を締め付けること
も考慮される。
【００１３】上記構成の紐刃式刈払機によつて、草刈作
業を行なう際、前記紐刃１４はその紐刃切れ防止板１６
から外方へ突出する部分のみが草などの対象物に当たる
ため、紐刃１４の根元が対象物に当つて、この紐刃１４
が根元から切断してしまうような事態を回避できるもの
である。勿論、前記紐刃１４は前記紐刃切れ防止板１６
に一体回転するので、互いに接触しても、破断すること
はない。また、前記紐刃切れ防止板１６は鋭角部分を除
去したアルミニウム板や鋼板製や視界を考慮した透明プ
ラスチック板製とされる。
業を行なう際、前記紐刃１４はその紐刃切れ防止板１６
から外方へ突出する部分のみが草などの対象物に当たる
ため、紐刃１４の根元が対象物に当つて、この紐刃１４
が根元から切断してしまうような事態を回避できるもの
である。勿論、前記紐刃１４は前記紐刃切れ防止板１６
に一体回転するので、互いに接触しても、破断すること
はない。また、前記紐刃切れ防止板１６は鋭角部分を除
去したアルミニウム板や鋼板製や視界を考慮した透明プ
ラスチック板製とされる。
【００１４】
【発明の効果】この発明の上述の構成からなる紐刃式刈
払機によれば、前記紐刃切れ防止板を具えたことによつ
て、ナイロンロ−プからなる紐刃がヘツド部から突出す
る根元の部分から切断してしまうような事態を防止する
ことができ、したがつてこの種刈払機における紐刃用の
ロ−プの消耗を著しく減らすことが可能となるという、
経済的効果と共に、作業の中断を回避できるという点で
取扱操作上の効果も得られるものである。
払機によれば、前記紐刃切れ防止板を具えたことによつ
て、ナイロンロ−プからなる紐刃がヘツド部から突出す
る根元の部分から切断してしまうような事態を防止する
ことができ、したがつてこの種刈払機における紐刃用の
ロ−プの消耗を著しく減らすことが可能となるという、
経済的効果と共に、作業の中断を回避できるという点で
取扱操作上の効果も得られるものである。
【図１】この発明の紐刃式刈払機の全体の斜視図であ
る。
る。
【図２】この発明の紐刃式刈払機のヘツド部の斜視図で
ある。
ある。
【図３】図２に示す部分のやや拡大して示す断面図であ
る。
る。
１ エンジン ２ 操作桿 ３ ギヤケ−ス ４ ヘツド部 １４ 紐刃（ナイロンロ−プ） １６ 紐刃切れ防止板
Claims (2)
- 【請求項１】 操作桿(2)の一端にエンジン(1)を、他端
にギヤケ−ス(3)を介して回動可能に紐刃(14)を延出す
るヘツド部(4)を具える紐刃式刈払機において、前記ギ
ヤケ−ス(3)とヘツド部(4)との間に、このヘツド部(4)
の上面から側方へ張り出す紐刃切れ防止板(16)を前記ヘ
ツド部(4)と一体回転可能に具えてなる紐刃式刈払機。 - 【請求項２】 前記紐刃切れ防止板(16)を、前記ヘツド
部(4)の直上にあつて、このヘツド部(4)より大径の円板
状に構成してなる請求項１記載の紐刃式刈払機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107102A JPH08275651A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 紐刃式刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107102A JPH08275651A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 紐刃式刈払機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08275651A true JPH08275651A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14450514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7107102A Pending JPH08275651A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 紐刃式刈払機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08275651A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0943228A1 (en) * | 1998-03-19 | 1999-09-22 | John R. Fogle | Fixed-line trimmer head |
| JP2016185099A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 本田技研工業株式会社 | 芝刈機 |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP7107102A patent/JPH08275651A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0943228A1 (en) * | 1998-03-19 | 1999-09-22 | John R. Fogle | Fixed-line trimmer head |
| JP2016185099A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 本田技研工業株式会社 | 芝刈機 |
| US9801337B2 (en) | 2015-03-27 | 2017-10-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Lawn mower |
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