JPH0928155A - 草刈用回転カッタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切れ味良く、しかも安全な草刈用回転カッタ
−を提供する。 【構成】 中央に草刈機の回転軸Ａへの取付け孔２を有
する回転円盤１の周縁部１ａ上面に９０度間隔にボルト
軸１６を突設する。その各ボルト軸１６に、基端部４ａ
にル−プ孔Ｈを形成した鋼材質の棒状フリ−カッタ−部
材４の前記ル−プ孔Ｈを嵌装して帽子ナット１７を螺着
し、回転自在且つ外れないように取付ける。そして、前
記回転円盤１の回転に伴いフリ−カッタ−部材４の先端
部４ｂが回転円盤１の周縁外に飛び出して、同期的に振
り回されるようにして成る草刈用回転カッタ−である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、草刈機に取付けて用い
る回転カッタ−に関する。

【０００２】

【従来の技術】これまで草刈機に取付けて用いる各種の
回転カッタ−が提供されている。その形態は、回転円盤
の周囲の辺縁部に鋸刃を形成した鋸刃型（図７の（イ）
に示す）、回転円盤の周囲の辺縁部に羽根刃を形成した
羽根刃型（図７の（ロ）に示す）、正三角形の回転盤の
頂部に刃を形成した三角盤型（図７の（ハ）に示す）、
所定長さのワイヤ−がその一端で固着されているワイヤ
−型（図７の（ニ）に示す）等がある。

【０００３】前記鋸刃型、羽根刃型、多角形盤型等の場
合には、草に当ると刃に負荷が直接掛かり、刃が摩耗し
やすく、それによって切れ味が悪くなったり、刃が飛散
して人身事故が発生するなどの虞があった。また前記ワ
イヤ−型の場合は、草を払い切るもので、ワイヤ−先端
がバラケてしまい切断性が減殺されやすい点、また固い
もの（太い茎の草や木の枝等）に当るとワイヤ−先端が
絡まり巻込んで回転負荷が急に大きくり、ワイヤ−固定
部分がその負荷に耐えきれずに取付基端から切れてしま
う点などの欠点があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑みてなされたもので、長期間使用しても切れ味が低下
することがなく、耐久性に優れ且つエネルギ効率の優れ
た安全な草刈用回転カッタ−を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、中央に草刈機の回転軸Ａへの取付け孔２を
有する回転円盤１の周縁部１ａに間隔置きに取着部３を
設ける。その取着部３に、基端部４ａにその取着部３へ
のフリ−連結手段５を備えた高強度且つ高硬質素材から
なる細長形状のフリ−カッタ−部材４をその先端部４ｂ
が少なくとも回転円盤１の周縁外に飛び出るように装着
して成る草刈用回転カッタ−である。

【０００６】また、前記フリ−カッタ−部材４を棒状、
板状又は線状とするものである。さらに、前記回転円盤
１の取着部３が、回転円盤１の盤面に突出した突出固定
軸６を有し、これへのフリ−カッタ−部材４のフリ−連
結手段５が、前記突出固定軸が貫通するル−プＨ又は孔
７を有し、前記突出固定軸６に前記ル−プＨ又は孔７を
掛けて少なくとも放射方向には外れないようにするもの
である。

【０００７】さらにまた、前記突出固定軸６が直立して
いて、その突出固定軸６が貫通するル−プＨ又は孔７を
有し、前記突出固定軸６に前記ル−プＨ又は孔７を挿通
させ、その上から前記ル−プＨ又は孔７よりも大きいキ
ャップ６ａを固定して成るものである。

【０００８】また、前記回転円盤１の突出固定軸６より
も中心方向に穴又は孔１９を有し、前記突出固定軸６が
回転円盤１の中心方向に湾曲し、その湾曲先端６ｂが、
前記穴又は孔１９の口１９ａに隙間Ｓを設けて臨み、こ
れへのフリ−カッタ−部材４のフリ−連結手段５が、フ
リ−カッタ−部材４の基端に設けたル−プＨ又は孔７を
前記隙間Ｓを通過させて前記突出固定軸６に挿通させて
成るものである。

【０００９】さらに、前記回転円盤１の取着部３が、回
転円盤１を貫通する孔８を有し、これへのフリ−連結手
段５が、前記孔８に挿通可能な突出回転軸９を有し、前
記孔８に前記突出回転軸９を枢着するものである。

【００１０】さらにまた、前記回転円盤１の取着部３が
その盤面上に突出する縦壁１０にフリ−カッタ−部材４
の先端部４ｂから挿通できる大きさの横長孔１１を形成
したものであり、これに対応するフリ−連結手段５が基
端部４ａに前記横長孔１１の縦幅よりも大きい膨出部１
２を形成したものである。

【００１１】また、前記フリ−カッタ−部材４を弾力材
質１３で被覆して成るものである。さらに、前記回転円
盤１の取着部３において、フリ−カッタ−部材４の先端
部が少なくとも回転円盤１の周縁の僅か外側より外側に
おいて水平方向にフリ−であるのを妨害しない隙間１５
を形成する飛散防止体１４を設けて成るものである。

【００１２】

【作用】本発明は上記構成なので、回転円盤１が回転す
ると、取付部３で水平フリ−状態にフリ−カッタ−部材
４が遠心力で振り回される。振り回されているフリ−カ
ッタ−部材４が草に当ると、草を薙ぎ倒すよう払い切
る。その際、フリ−カッタ−部材４がフリ−状態なので
固いものに当ると跳ね返されて後向きに逃げ角度が変
り、滑り抜けて無理な負荷から免れる。またそのために
フリ−カッタ−部材４の末端部４ｂの摩耗は最小限に抑
えられることになる。またこのために、エンジン又はモ
−タ等への回転駆動源への負荷が少ないだけに、その分
のエネルギ効率が向上する。

【００１３】前記フリ−カッタ−部材４は棒状（図１に
示す）、板状（図３に示す）又は線状（図２に示す）の
態様とすることができるが、それらを回転円盤１にボル
ト止め（図１に示す）、掛け止め（図４の（ロ）に示
す）などの着脱可能とする態様の場合には破損したフリ
−カッタ−部材４のみの交換もできる。また、前記フリ
−カッタ−部材４を弾力材質１３（図４の（イ）に示
す）で被覆したり、フリ−カッタ−部材４の飛散防止体
１４（図５の（イ）と（ロ）に示す）を設ければ、作業
中仮令取着部３からフリ−カッタ−部材４が外れたとし
ても、飛散防止体１４に止ったり、人体等に当っても弾
力材質１３で衝撃が緩和されたりするので安全である。

【００１４】

【実施例】以下本発明の実施例を図によって説明する
と、図１に示すように、中央に草刈機の回転軸Ａへの取
付け孔２を有する回転円盤１の外縁から２０ｍｍ内部の
周縁部１ａ上面に角度９０度の等間隔置きにボルト軸１
６を溶接した取着部３を設ける。また、鋼製の径４ｍｍ
長さ５０ｍｍの棒状であるフリ−カッタ−部材４の基端
部４ａを前記ボルト１６の径より大きくル−プＨ状の取
付孔７を形成する。そして前記ボルト１６に前記取付孔
７を貫通させ、その上から帽子ナット１７を螺着して回
転フリ−状態に固定する。そのフリ−カッタ−部材４の
先端部４ｂは回転円盤１の周縁外に３０ｍｍ程度突出さ
せる。

【００１５】また、前記フリ−カッタ−部材４を、草刈
の対象とする草が若草で細く柔らかい場合などには前記
棒状に替えて、図２に示すように、径２ｍｍ長さ５０ｍ
ｍの細いピアノ線を用いることもできる。この場合に
は、その基端部４ａを丸めて輪に形成しても良いが、丸
めて輪にするのが容易ではないピアノ線等については別
に取付孔７を備えた取付板１８を介して線状としてフリ
−カッタ−部材４を取付けるのでも良い。

【００１６】前記フリ−カッタ−部材４は鋼製、セラミ
ック製、特殊合金製等のように高強度且つ高硬質素材か
ら製作したものを用いる。しかしながら、軟質鉄を用い
た場合には、草に当って変形されその繰返しによって破
損を起こし易いので好ましくはない。また、フリ−カッ
タ−部材４の先端部４ｂには回転方向に向けて鋭利に
「刃」を形成することは、切断性の向上が期待される
が、本構成においては草を薙ぎ切るものなので鋭利な
「刃」の必要はない。むしろ鋭利な「刃」がないほうが
安全の面からは好ましいことである。

【００１７】なお、本実施例において回転円盤１の周縁
部１ａの上面に取着部３を設けて前記フリ−カッタ−部
材４を固着するのは、下面に取着部３を設けると、石等
に衝突して変形や摩耗が起きてフリ−カッタ−部材４の
フリ−回転が制約されたり、外れる原因になるので、こ
れを避けたためである。取着部３を回転円盤１の下面に
設ける場合には、図４の（イ）に示すように取着部３の
突出が少ないか、図４の（ロ）に示すように突出があっ
ても強固にできるものや、図５の（ロ）に示すようにカ
バ−で守られている形状のものとすれば、取着部３が下
面あっても石等に当った場合の影響が比較的少なく、変
形や摩耗が殆ど起きないので好ましい。

【００１８】また別の態様として、図３に示すように、
中央に草刈機の回転軸への取付け孔２を有する回転円盤
１の外縁から２０ｍｍ内部の周縁部１ａ上面に角度９０
度の等間隔置きに突出固定軸６による取着部３を設け
る。また鋼製の幅１０ｍｍ長さ５５ｍｍ厚さ３ｍｍの板
状のフリ−カッタ−部材４の基端部４ａに設けた取付孔
７を貫通させ、前記突出固定軸６の突出先端にキャップ
６ａを被せてこのキャップ６ａを溶着し、フリ−カッタ
−部材４を回転フリ−に固定する。そのフリ−カッタ−
部材４の先端部４ｂは回転円盤１の周縁外に３５ｍｍ突
出させる。

【００１９】前記取着部３におけるフリ−カッタ−部材
４の回転円盤１への固定は、回転円盤１の板面上に回転
フリ−状態で強固に固定されるものであれば、フリ−連
結手段５はボルトやスポット溶接以外にも各種取付方法
が可能である。例えば、図４の（イ）に示すように、前
記回転円盤１の取着部３に取付孔８を設け、この取付孔
８にフリ−カッタ−部材４の基端部４ａを折曲げて挿通
し、この先端を大きく形成した突出回転軸９を取付けた
態様や、図４の（ロ）に示すように、前記回転円盤１の
取着部３にその盤面上に縦壁１０を突出させ、この縦壁
１０にフリ−カッタ−部材４の先端部４ｂから挿通でき
る幅で盤面に沿った横長孔１１を形成し、これに基端部
４ａに膨出部１２を形成したフリ−カッタ−部材４をそ
の先端部４ｂから前記横長孔１１に外向きに挿通させて
取着する態様もできる。

【００２０】また、図６に示すように、前記回転円盤１
の突出固定軸６よりも中心方向に穴又は孔１９を有し、
突出固定軸６が回転円盤１の中心方向に湾曲し、その湾
曲先端６ａが、前記穴又は孔の口１９ａに隙間Ｓを設け
て臨み、これへのフリ−カッタ−部材４のフリ−連結手
段５が、フリ−カッタ−部材４の基端に設けたル−プＨ
又は孔７を前記隙間Ｓを通過させて突出固定軸６に挿通
させて取着する態様も可能である。

【００２１】また、フリ−カッタ−部材４が万一外れて
も飛散しないように、前記フリ−カッタ−部材４をビニ
−ル製やゴム製等の弾力材質１３で被覆すること、ま
た、前記回転円盤１の取着部３の外周側にフリ−カッタ
−部材４が水平方向にフリ−であるのを妨害しない隙間
１５を形成するカバ−１４ａ型（図５の（ロ）に示す）
や縦壁１４ｂ型（図５の（イ）に示す）の飛散防止体１
４を設けることもでき、こうすればより確かな安全対策
となる。

【００２２】

【発明の効果】本発明は上記のようで、フリ−カッタ−
部材４が回転円盤１にフリ−状態に取付られているの
で、遠心力で振り回されフリ−カッタ−部材４の先端部
４ｂが草に当ると草を薙ぎ倒すようカットする。そして
フリ−カッタ−部材４が固いものに当るとフリ−状態の
フリ−カッタ−部材４が跳ね返されて後向きに角度が変
って滑りぬけ回転し無理な負荷や強い衝撃から免れる。
このために、従来のワイヤ−型のカッタ−においては、
強固な草に当るとワイヤ−先端がその草に絡まって回転
負荷の急激な変化が起こる欠点があったが、本発明では
フリ−カッタ−部材４が逃げるので回転負荷の急激な変
化は全く起こらず安定した草刈機の操作ができる。

【００２３】このように回転負荷が少なくいためにフリ
−カッタ−部材４の先端部４ｂの摩耗は最小限に抑えら
れて耐久性が極めて大きくなり、また、エンジン又はモ
−タ等の回転駆動源への負荷が少なくなる分のエネルギ
効率の向上が望める。さらに、フリ−カッタ−部材４に
は無理な負荷や強い衝撃がかからないので、これまでの
鋸刃型、羽根刃型、三角形盤型に起こるような刃折れ飛
散事故は発生しないので大変安全である。さらに、前記
フリ−カッタ−部材４を弾力材質１３で被覆したり、回
転円盤１の取着部３の外周側にフリ−カッタ−部材４の
散逸を防ぐ飛散防止体１４を設ければより一層安全であ
る。

【００２４】従来の鋸刃型、羽根刃型、三角形盤型いず
れもが刃部分の摩耗によって切断性能が劣化するので使
用し続けるためには刃の研磨が必要であり、ワイヤ−型
はワイヤ−先端がバラケて切断性能が劣化するので使用
できなくなるのでワイヤ−型カッタ−自体の交換が必要
になる。しかし、本発明に使用するフリ−カッタ−部材
４は高強度且つ高硬質素材なので石などに当って多少摩
耗することはあってもそのことによって切断性能が劣化
することは殆どなく、研磨等の手入れをせずにその性能
が維持される。さらに、フリ−カッタ−部材４を回転円
盤１にボルト５締等で着脱可能に取付けする態様の場合
には、破損したフリ−カッタ−部材４のみの交換ができ
るので経済的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の棒状のフリ−カッタ−部材４を取付け
た態様を示す斜視図。

【図２】線状のフリ−カッタ−部材４を取付けた態様を
示す斜視図。

【図３】板状のフリ−カッタ−部材４を取付けた態様を
示す斜視図。

【図４】フリ−カッタ−部材４の取着部３部分における
（イ）が取付が孔８による態様、（ロ）が横長孔１１に
よる態様を示す各斜視図。

【図５】フリ−カッタ−部材４の飛散防止体１４部分で
の（イ）が縦壁１４によるものま、（ロ）が上面のカバ
−１４ａであるものを示す各斜視図。

【図６】突出固定軸６の湾曲先端６ａからフリ−カッタ
−部材４を装着する態様を示す要部の斜視面。

【図７】従来の（イ）が鋸刃型、（ロ）が羽根刃型、
（ハ）が三角盤型、（ニ）がワイヤ−型を示す各回転カ
ッタ−の各平面図。

【符号の説明】

１ 回転円盤 １ａ 回転円盤の周縁部 ２ 草刈機の回転軸への取付け孔 ３ 取着部 ４ フリ−カッタ−部材 ４ａ フリ−カッタ−部材の基端部 ４ｂ フリ−カッタ−部材の先端部 ５ フリ−連結手段 ６ 突出固定軸 ６ａ キャップ ６ｂ 突出固定軸の湾曲先端 ７ フリ−カッタ−部材の取付孔 ８ 回転円盤の取付孔 ９ 突出回転軸 １０ 縦壁 １１ 横長孔 １２ 膨出部 １３ 弾力材質 １４ 飛散防止体 １４ａ カバ− １４ｂ 縦壁 １５ 隙間 １６ ボルト軸 １７ 帽子ナット １８ フリ−カッタ−部材の取付板 １９ 孔 １９ａ 孔の口 Ｓ 隙間 Ｈ ル−プ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 中央に草刈機の回転軸への取付け孔
   （２）を有する回転円盤（１）の周縁部（１ａ）に間隔
   置きに取着部（３）を設け、その取着部（３）に、基端
   部（４ａ）にその取着部（３）へのフリ−連結手段
   （５）を備えた高強度且つ高硬質素材からなる細長形状
   のフリ−カッタ−部材（４）をその先端部（４ｂ）が少
   なくとも回転円盤（１）の周縁外に飛び出るように装着
   して成る草刈用回転カッタ−。
2. 【請求項２】 フリ−カッタ−部材（４）が棒状である
   請求項１草刈用回転カッタ−。
3. 【請求項３】 フリ−カッタ−部材（４）が板状である
   請求項１草刈用回転カッタ−。
4. 【請求項４】 フリ−カッタ−部材（４）が線状である
   請求項１草刈用回転カッタ−。
5. 【請求項５】 回転円盤（１）の取着部（３）が、回転
   円盤（１）の盤面に突出した突出固定軸（６）を有し、
   これへのフリ−カッタ−部材（４）のフリ−連結手段
   （５）が、前記突出固定軸が貫通するル−プＨ又は孔
   （７）を有し、前記突出固定軸（６）に前記ル−プＨ又
   は孔（７）を掛けて少なくとも放射方向には外れないよ
   うにするものである請求項１乃至４のうちいずれか一項
   記載の草刈用回転カッタ−。
6. 【請求項６】 突出固定軸（６）が直立していて、その
   突出固定軸（６）が貫通するル−プ又は孔（７）を有
   し、前記突出固定軸（６）に前記ル−プＨ又は孔（７）
   を挿通させ、その上からル−プＨ又は孔（７）よりも大
   きいキャップ（６ａ）を固定して成る請求項５の草刈用
   回転カッタ−。
7. 【請求項７】 回転円盤（１）の突出固定軸（６）より
   も中心方向に穴又は孔（１９）を有し、突出固定軸
   （６）が回転円盤（１）の中心方向に湾曲し、その湾曲
   先端（６ｂ）が、前記穴又は孔の口（１９ａ）に隙間Ｓ
   を設けて臨み、これへのフリ−カッタ−部材（４）のフ
   リ−連結手段（５）が、フリ−カッタ−部材（４）の基
   端に設けたル−プＨ又は孔（７）を前記隙間Ｓを通過さ
   せて前記突出固定軸（６）に挿通させて成る請求項５の
   草刈用回転カッタ−。
8. 【請求項８】 回転円盤（１）の取着部（３）が、回転
   円盤（１）を貫通する孔（８）を有し、これへのフリ−
   連結手段（５）が、前記孔（８）に挿通可能な突出回転
   軸（９）を有し、前記孔（８）に前記突出回転軸（９）
   を枢着するものである１乃至４のうちいずれか一項記載
   の草刈用回転カッタ−。
9. 【請求項９】 回転円盤（１）の取着部（３）がその盤
   面上に突出する縦壁（１０）にフリ−カッタ−部材
   （４）の末端部（４ｂ）から挿通できる大きさの横長孔
   （１１）を形成したものであり、これに対応するフリ−
   連結手段（５）が基端部（４ａ）に前記横長孔（１１）
   の縦幅よりも大きい膨出部（１２）を形成したものであ
   る１乃至４のうちいずれか一項記載の草刈用回転カッタ
   −。
10. 【請求項１０】 フリ−カッタ−部材（４）を弾力材質
    （１３）で被覆して成る請求項１乃至９のうちいずれか
    一項記載の草刈用回転カッタ−。
11. 【請求項１１】 回転円盤（１）の取着部（３）におい
    て、フリ−カッタ−部材（４）の先端部が少なくとも回
    転円盤（１）の周縁の僅か外側より外側において水平方
    向にフリ−であるのを妨害しない隙間（１５）を形成す
    る飛散防止体（１４）を設けて成る請求項１乃至１０の
    うちいずれか一項記載の草刈用回転カッタ−。