JPH0234568B2 - Karibaraikaitennokoba - Google Patents
KaribaraikaitennokobaInfo
- Publication number
- JPH0234568B2 JPH0234568B2 JP2008979A JP2008979A JPH0234568B2 JP H0234568 B2 JPH0234568 B2 JP H0234568B2 JP 2008979 A JP2008979 A JP 2008979A JP 2008979 A JP2008979 A JP 2008979A JP H0234568 B2 JPH0234568 B2 JP H0234568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw blade
- cutting
- blade
- edge
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 2
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- 101100008048 Caenorhabditis elegans cut-4 gene Proteins 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 2
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Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は円周内部に三角刃（鋸刃）を設置せる
草木刈払用鋸刃に関するものである。
草木刈払用鋸刃に関するものである。
従来のこの種の草刈用鋸刃は木材加工用の鋸刃
を草木の刈払用として併用したり、木材用鋸刃に
アサリを付けずに畔草等の刈取りに使用していた
が何れの場合も、草木の刈払中に石、ジユース罐
等の硬質異物に接触するので瞬時にして切れ味が
低下し、甚しい時には全く使用に耐えられなくな
る事が往往にしてあつた。故に鋸刃に依る草木の
刈取りが一番安全、且つ確実で、高能率である事
は判明して居りながら硬質異物との接触を極力避
けねばならぬ為に心労が多く必然的に草刈の能率
低下は免がれなかつた。本発明は上述の欠点を解
消する為のもので不変の切れ味、異物の飛び散り
破損に依る人身事故等を阻止し、ひいては作業者
の身体安全の確保と、作業中の過度の疲労を防止
して、作業能率を向上せしめる為の草木刈払用鋸
刃の提供にある。
を草木の刈払用として併用したり、木材用鋸刃に
アサリを付けずに畔草等の刈取りに使用していた
が何れの場合も、草木の刈払中に石、ジユース罐
等の硬質異物に接触するので瞬時にして切れ味が
低下し、甚しい時には全く使用に耐えられなくな
る事が往往にしてあつた。故に鋸刃に依る草木の
刈取りが一番安全、且つ確実で、高能率である事
は判明して居りながら硬質異物との接触を極力避
けねばならぬ為に心労が多く必然的に草刈の能率
低下は免がれなかつた。本発明は上述の欠点を解
消する為のもので不変の切れ味、異物の飛び散り
破損に依る人身事故等を阻止し、ひいては作業者
の身体安全の確保と、作業中の過度の疲労を防止
して、作業能率を向上せしめる為の草木刈払用鋸
刃の提供にある。
次に本発明の実施の１例を図面に基いて詳述す
る。即ち刈払機の駆動軸の取付孔を有す刃物鋼板
よりなる円板１に適当数の開放せるＶ字形切込み
４を等間隔に設けると共に、各Ｖ字形切込み４相
互間に円板１外周と合致する外周縁６をもつ突片
５を配設し、これら突片５にはそれぞれ切刃部７
を形成し、上記開放せるＶ字形切込み４の外周側
より中心側の閉鎖端部に至る縁線上に頂点を接す
る三角形の突片状の鋸刃２を適当数設置し、各鋸
刃２の回転方向に対する縁部を回転鋸刃の中心よ
りの法線Ｃに対して迎角θを有する如くにし、そ
の縁部に刃付を施して切刃部３を形成したもので
ある。第１図に示されたものはＶ字形切込み４の
１方の縁線部を本発明の鋸刃とし、他方の縁線部
の閉鎖端部から突片５の外周縁６の尖端にわたつ
て通常の１枚刃の切刃部７を設けR1の方向に回
転せしめる。又第３図に示されたものは開放せる
Ｖ字形切込み４の両縁線上に本発明の大きさの異
なる二種類の三角刃（鋸刃）を設置した１例を示
している。さらに、第４図に示すものは、上記第
１図に示す実施例のもののＶ字形切込み４を８ケ
所に設けた例を示している。
る。即ち刈払機の駆動軸の取付孔を有す刃物鋼板
よりなる円板１に適当数の開放せるＶ字形切込み
４を等間隔に設けると共に、各Ｖ字形切込み４相
互間に円板１外周と合致する外周縁６をもつ突片
５を配設し、これら突片５にはそれぞれ切刃部７
を形成し、上記開放せるＶ字形切込み４の外周側
より中心側の閉鎖端部に至る縁線上に頂点を接す
る三角形の突片状の鋸刃２を適当数設置し、各鋸
刃２の回転方向に対する縁部を回転鋸刃の中心よ
りの法線Ｃに対して迎角θを有する如くにし、そ
の縁部に刃付を施して切刃部３を形成したもので
ある。第１図に示されたものはＶ字形切込み４の
１方の縁線部を本発明の鋸刃とし、他方の縁線部
の閉鎖端部から突片５の外周縁６の尖端にわたつ
て通常の１枚刃の切刃部７を設けR1の方向に回
転せしめる。又第３図に示されたものは開放せる
Ｖ字形切込み４の両縁線上に本発明の大きさの異
なる二種類の三角刃（鋸刃）を設置した１例を示
している。さらに、第４図に示すものは、上記第
１図に示す実施例のもののＶ字形切込み４を８ケ
所に設けた例を示している。
本発明は上述の構造からなり、刈払機の操作筒
の先端にある刃物取付部の駆動軸に取付け、操作
筒を左右又は前後に動かす事に依つて草木の刈払
を行うものである。第１図に示した本発明の鋸刃
はＶ字形切込み４を６ケ所に設け鋸刃２の総計が
36個の６枚刃であり、使用に当つてはR2方向に
回転させて刈取りを行うものである。草刈現場に
は草木以外の種々雑多なものが混在していて草刈
作業中に於ける刈払鋸刃は必然的にこれらの異物
に接触せざるを得なかつた。異物中の硬質なも
の、石、コンクリー片、ジユース罐、鉄筋、又は
コンクリート杭等に接した場合には、在来の鋸刃
は外周縁に鋸刃を設置している為に瞬時にして切
断が不可能になり使用に耐えられなくなる。かか
る場合、外周縁に１枚の鋸刃も設置していない本
発明の鋸刃は、突片５の回転方向に対する外周縁
６の尖端に接触するのみで円周内にある鋸刃には
何んら損傷も与えない。現在使用されている刈払
機の回転速度は80〜150r.P.S.の回転であり、切
断時の周速度は60〜110m／ｓになる。又鋸刃が
左右、前後に移動する距離は、２―4m／ｓであ
るので、この合成速度の方向は第２図に示してい
る様に、被切断物が外周よりＶ字形切込み４の間
隔を通過する間に回転刃の中心部に向つて入り込
める長さａは僅かである。即ち突片５の尖端に接
触する長さは法線方向に対して約1.5〜４mmであ
る。これはＶ字形切込み４の数と突片５の外周縁
６との長さに関係し、外周縁６が一定の場合、Ｖ
字形切込み４の数に反比例して増減する。第１図
の６枚刃（Ｖ字形切込みが６ケ所）の場合の実験
結果では、草木の現場切断試験に於て、損傷長さ
ａは、１時間連続使用で約２mm、３時間連続使用
で約35mm、６時間では４〜５mm程度の丸味が、突
片５の外周縁６の回転方向側の尖端に見られたの
みで、円周内の鋸刃２の損傷は皆無であつた。６
時間を経過した後は損傷長さａにはあまり大きな
変化はなく草木の根本附近に附着せる砂の微粒子
による鋸刃の僅かの摩耗が見られただけである。
作業中に回転刃が硬質異物に接触した場合は、小
石等は外周縁６に依つて外部に押やられるが、地
面に密着したものには高音を発したり、火花を出
すので、すぐに作業を停止して刈刃のを保護する
事が容易に出来るのである。この様な場合にも何
んら円周内の鋸刃２は損傷する事はない。此の様
な現実は従来の回転鋸刃では不可能な事であり、
本発明の草木刈払回転鋸刃が在来の鋸刃に較べて
その使用時間が20倍以上の長時間に亘つて切れ味
を保持出来るのは外周縁上に鋸刃が無く、鋸刃は
総て円周内に設置された事に起因している。加う
るに鋸刃２の切刃部３は回転鋸刃の法線に迎角θ
を有しているので、草木の弾性や根が地表に固着
している事に原因してＶ字形切込み４の間隔から
容易に入り込んで鋸刃２に接触する事になり迎角
θを有する切刃３は此等の草木を周外に逃さぬ様
に切断しやすくなつている。異物の飛び散りに関
しても、小石等などは必ず丸味があり、円周内に
入り込む事なく突片５の外周縁６に依つて外部に
押しやられ除去されるので人身に危険を及ぼす事
がない。
の先端にある刃物取付部の駆動軸に取付け、操作
筒を左右又は前後に動かす事に依つて草木の刈払
を行うものである。第１図に示した本発明の鋸刃
はＶ字形切込み４を６ケ所に設け鋸刃２の総計が
36個の６枚刃であり、使用に当つてはR2方向に
回転させて刈取りを行うものである。草刈現場に
は草木以外の種々雑多なものが混在していて草刈
作業中に於ける刈払鋸刃は必然的にこれらの異物
に接触せざるを得なかつた。異物中の硬質なも
の、石、コンクリー片、ジユース罐、鉄筋、又は
コンクリート杭等に接した場合には、在来の鋸刃
は外周縁に鋸刃を設置している為に瞬時にして切
断が不可能になり使用に耐えられなくなる。かか
る場合、外周縁に１枚の鋸刃も設置していない本
発明の鋸刃は、突片５の回転方向に対する外周縁
６の尖端に接触するのみで円周内にある鋸刃には
何んら損傷も与えない。現在使用されている刈払
機の回転速度は80〜150r.P.S.の回転であり、切
断時の周速度は60〜110m／ｓになる。又鋸刃が
左右、前後に移動する距離は、２―4m／ｓであ
るので、この合成速度の方向は第２図に示してい
る様に、被切断物が外周よりＶ字形切込み４の間
隔を通過する間に回転刃の中心部に向つて入り込
める長さａは僅かである。即ち突片５の尖端に接
触する長さは法線方向に対して約1.5〜４mmであ
る。これはＶ字形切込み４の数と突片５の外周縁
６との長さに関係し、外周縁６が一定の場合、Ｖ
字形切込み４の数に反比例して増減する。第１図
の６枚刃（Ｖ字形切込みが６ケ所）の場合の実験
結果では、草木の現場切断試験に於て、損傷長さ
ａは、１時間連続使用で約２mm、３時間連続使用
で約35mm、６時間では４〜５mm程度の丸味が、突
片５の外周縁６の回転方向側の尖端に見られたの
みで、円周内の鋸刃２の損傷は皆無であつた。６
時間を経過した後は損傷長さａにはあまり大きな
変化はなく草木の根本附近に附着せる砂の微粒子
による鋸刃の僅かの摩耗が見られただけである。
作業中に回転刃が硬質異物に接触した場合は、小
石等は外周縁６に依つて外部に押やられるが、地
面に密着したものには高音を発したり、火花を出
すので、すぐに作業を停止して刈刃のを保護する
事が容易に出来るのである。この様な場合にも何
んら円周内の鋸刃２は損傷する事はない。此の様
な現実は従来の回転鋸刃では不可能な事であり、
本発明の草木刈払回転鋸刃が在来の鋸刃に較べて
その使用時間が20倍以上の長時間に亘つて切れ味
を保持出来るのは外周縁上に鋸刃が無く、鋸刃は
総て円周内に設置された事に起因している。加う
るに鋸刃２の切刃部３は回転鋸刃の法線に迎角θ
を有しているので、草木の弾性や根が地表に固着
している事に原因してＶ字形切込み４の間隔から
容易に入り込んで鋸刃２に接触する事になり迎角
θを有する切刃３は此等の草木を周外に逃さぬ様
に切断しやすくなつている。異物の飛び散りに関
しても、小石等などは必ず丸味があり、円周内に
入り込む事なく突片５の外周縁６に依つて外部に
押しやられ除去されるので人身に危険を及ぼす事
がない。
本発明は上述の如く、円周内の切断に依る刈払
方法を用いた為に作業の安全、能率の飛躍的向
上、在来品の約20倍以上の驚異的な耐用時間の接
続等の優れた効果を発揮するものである。
方法を用いた為に作業の安全、能率の飛躍的向
上、在来品の約20倍以上の驚異的な耐用時間の接
続等の優れた効果を発揮するものである。
第１図は本発明の刈払回転鋸刃の平面図、第２
図は本発明の要部の平面拡大図、第３図と第４図
は本発明の他の実施例の刈払回転鋸刃の平面図で
ある。 １……円板、２……鋸刃、３……切刃部、４…
…Ｖ字形切込み、５……突片、６……外周縁、７
……切刃部、θ1，θ2……切刃部の迎角、Ｃ……法
線、R1……回転方向、R2……回転方向、ａ……
損傷長さ。
図は本発明の要部の平面拡大図、第３図と第４図
は本発明の他の実施例の刈払回転鋸刃の平面図で
ある。 １……円板、２……鋸刃、３……切刃部、４…
…Ｖ字形切込み、５……突片、６……外周縁、７
……切刃部、θ1，θ2……切刃部の迎角、Ｃ……法
線、R1……回転方向、R2……回転方向、ａ……
損傷長さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 中心に取付孔を有する鋼板よりなる円板１に
複数個の開放せるＶ字形切込み４を等間隔に設け
ると共に、各Ｖ字形切込み４相互間に円板１外周
と合致する外周縁６をもつ突片５を配設し、上記
Ｖ字形切込み４の円板１外周側より中心側の閉鎖
端部に至る一方の縁線上に頂点を接したる適当数
の三角形の突片を設置し、各三角形突片の回転方
向に向う縁部に刃付部３を設けて鋸刃２とし、且
つ他方の縁線部の閉鎖端部から上記突片５の外周
縁６の尖端にわたつて通常の一枚刃の切刃部７を
形成した事を特徴とする刈払回転鋸刃。 ２ 開放せるＶ字形切込み４の縁線上に頂点を接
して設置せる三角形突片の回転方向に対する縁部
に設けた刃付部３の角度が、回転鋸刃の中心より
法線ｃに対して適度の迎角θを有する事を特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の刈払回転鋸刃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008979A JPH0234568B2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | Karibaraikaitennokoba |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008979A JPH0234568B2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | Karibaraikaitennokoba |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55111723A JPS55111723A (en) | 1980-08-28 |
| JPH0234568B2 true JPH0234568B2 (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=12017370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008979A Expired - Lifetime JPH0234568B2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | Karibaraikaitennokoba |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0234568B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58194637U (ja) * | 1982-06-23 | 1983-12-24 | 三宅 廣志 | 刈払機用回転刃 |
| JPS59626U (ja) * | 1982-06-24 | 1984-01-05 | 三宅 廣志 | 刈払機用回転刃 |
| JPS6033832U (ja) * | 1983-08-11 | 1985-03-08 | 三宅 廣志 | 刈払機用回転刃 |
| JPS60191125U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-18 | 中西 義隆 | 草刈機用回転刃 |
| JPS612024U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-08 | 三郎 末瀬 | 丸鋸 |
| JPS6131013A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-13 | 末瀬 三郎 | 刈払機用丸鋸 |
| JPH0612B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1994-01-05 | 田邊製販株式会社 | 草刈り用刈払機の合成樹脂製刈刃 |
-
1979
- 1979-02-21 JP JP2008979A patent/JPH0234568B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55111723A (en) | 1980-08-28 |
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