JPH0432006Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0432006Y2 JPH0432006Y2 JP1983192970U JP19297083U JPH0432006Y2 JP H0432006 Y2 JPH0432006 Y2 JP H0432006Y2 JP 1983192970 U JP1983192970 U JP 1983192970U JP 19297083 U JP19297083 U JP 19297083U JP H0432006 Y2 JPH0432006 Y2 JP H0432006Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilling
- wheel
- tiller
- axle
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、耕耘機における耕耘輪装置に関す
る。
る。
従来、実開昭47−22113号公報に見られるよう
に、車軸とその外周のフランジとフランジに取付
けられる耕耘爪とから成る第１と第２の耕耘輪を
用意し、耕耘機本体に軸支される駆動軸に第１耕
耘輪を直結すると共に、第１耕耘輪の軸方向外側
に第２耕耘機を連結するようにしたものは知られ
るが、この場合耕耘機本体の駆動軸の軸支部を泥
水等の異物から保護することが望まれ、又このも
のでは耕耘機本体を中心にして左右対称に設けら
れる左右の第１耕耘輪間の耕耘ピツチと第１と第
２の両耕耘輪間の耕耘ピツチとを略等しくするた
め、耕耘機本体と第１耕耘輪のフランジとの間の
軸方向距離に比し第１と第２の両耕耘輪のフラン
ジ間の軸方向間隔を長くしており、そのため両耕
耘輪のフランジ間にのびる第２耕耘輪の車軸に草
等が巻付き易く、これを防止することが望まれ
る。
に、車軸とその外周のフランジとフランジに取付
けられる耕耘爪とから成る第１と第２の耕耘輪を
用意し、耕耘機本体に軸支される駆動軸に第１耕
耘輪を直結すると共に、第１耕耘輪の軸方向外側
に第２耕耘機を連結するようにしたものは知られ
るが、この場合耕耘機本体の駆動軸の軸支部を泥
水等の異物から保護することが望まれ、又このも
のでは耕耘機本体を中心にして左右対称に設けら
れる左右の第１耕耘輪間の耕耘ピツチと第１と第
２の両耕耘輪間の耕耘ピツチとを略等しくするた
め、耕耘機本体と第１耕耘輪のフランジとの間の
軸方向距離に比し第１と第２の両耕耘輪のフラン
ジ間の軸方向間隔を長くしており、そのため両耕
耘輪のフランジ間にのびる第２耕耘輪の車軸に草
等が巻付き易く、これを防止することが望まれ
る。
本考案は、かかる要望に適合した装置を提供す
ることをその目的とするもので、耕耘機本体に軸
支される駆動軸に直結される第１耕耘輪と、該第
１耕耘輪を介してその軸方向外側に連結される第
２耕耘輪とを備え、該各耕耘輪は、車軸と、車軸
の外周のフランジと、フランジに取付けた耕耘爪
とで構成され、耕耘機本体と第１耕耘輪のフラン
ジとの間の軸方向間隔を比較的短く、第１と第２
の両耕耘輪のフランジ間の軸方向間隔を比較的長
くするものにおいて、該第１耕耘輪のフランジに
該第１耕耘輪の車軸を囲繞して耕耘機本体側にの
びるドラムを固設すると共に、該第２耕耘輪の車
軸の外周に径方向外方に突出させて該両耕耘輪の
フランジ間にのびるプレートを固設したことを特
徴とする。
ることをその目的とするもので、耕耘機本体に軸
支される駆動軸に直結される第１耕耘輪と、該第
１耕耘輪を介してその軸方向外側に連結される第
２耕耘輪とを備え、該各耕耘輪は、車軸と、車軸
の外周のフランジと、フランジに取付けた耕耘爪
とで構成され、耕耘機本体と第１耕耘輪のフラン
ジとの間の軸方向間隔を比較的短く、第１と第２
の両耕耘輪のフランジ間の軸方向間隔を比較的長
くするものにおいて、該第１耕耘輪のフランジに
該第１耕耘輪の車軸を囲繞して耕耘機本体側にの
びるドラムを固設すると共に、該第２耕耘輪の車
軸の外周に径方向外方に突出させて該両耕耘輪の
フランジ間にのびるプレートを固設したことを特
徴とする。
第１図を参照して１は上部にエンジン２を搭載
した耕耘機本体を示し、該本体１は下方にのびる
伝動コラム１ａを備えるものとし、該コラム１ａ
の下端の軸支ケース１ｂに該エンジン２に連動す
る駆動軸３を横設して、該駆動軸３に軸方向外側
に向つて第１耕耘輪４と第２耕耘輪５とサイドデ
イスク６とを順次に連結して全体としてロータ型
の耕耘機を構成した。
した耕耘機本体を示し、該本体１は下方にのびる
伝動コラム１ａを備えるものとし、該コラム１ａ
の下端の軸支ケース１ｂに該エンジン２に連動す
る駆動軸３を横設して、該駆動軸３に軸方向外側
に向つて第１耕耘輪４と第２耕耘輪５とサイドデ
イスク６とを順次に連結して全体としてロータ型
の耕耘機を構成した。
該各耕耘輪４，５は、第２図乃至第４図に示す
如く筒状の車軸４ａ，５ａの外周のフランジ４
ｂ，５ｂに複数の耕耘爪４ｃ，５ｃを各ねじ止め
して成るもので、該第１耕耘輪４をその車軸４ａ
において該駆動軸３に嵌合させてこれにピン７止
めし、又該第２耕耘輪５をその車軸５ａにおいて
該第１耕耘輪４の車軸４ａの外端部に嵌合させて
これにピン８止めするようにした。
如く筒状の車軸４ａ，５ａの外周のフランジ４
ｂ，５ｂに複数の耕耘爪４ｃ，５ｃを各ねじ止め
して成るもので、該第１耕耘輪４をその車軸４ａ
において該駆動軸３に嵌合させてこれにピン７止
めし、又該第２耕耘輪５をその車軸５ａにおいて
該第１耕耘輪４の車軸４ａの外端部に嵌合させて
これにピン８止めするようにした。
図面で９，１０は夫々軸支ケース１ｂに設けた
ベアリングとオイルシールを示す。
ベアリングとオイルシールを示す。
以上は従来のものと特に異らないが、本考案に
よれば、第１耕耘輪４のフランジ４ｂにその車軸
４ａを囲繞して耕耘機本体１側、即ち前記軸支ケ
ース１ｂ側にのびるドラム１１を固設すると共
に、第２耕耘輪５の車軸５ａの外周に径方向外方
に突出させて該両耕耘輪４，５間にのびるプレー
ト１２を固設するものとし、図示のもので該プレ
ート１２は、第４図に明示する如くその巾方向中
央の窪み部１２ａにおいて該車軸５ａの外周面に
重合結着させ、その巾方向両側の部分を該車軸５
ａの径方向に突出させるようにした。
よれば、第１耕耘輪４のフランジ４ｂにその車軸
４ａを囲繞して耕耘機本体１側、即ち前記軸支ケ
ース１ｂ側にのびるドラム１１を固設すると共
に、第２耕耘輪５の車軸５ａの外周に径方向外方
に突出させて該両耕耘輪４，５間にのびるプレー
ト１２を固設するものとし、図示のもので該プレ
ート１２は、第４図に明示する如くその巾方向中
央の窪み部１２ａにおいて該車軸５ａの外周面に
重合結着させ、その巾方向両側の部分を該車軸５
ａの径方向に突出させるようにした。
尚、ドラム１１とプレート１２の径方向寸法
は、各耕耘輪４，５のフランジ４ｂ，５ｂの回転
軌跡の各径以下に設定する。
は、各耕耘輪４，５のフランジ４ｂ，５ｂの回転
軌跡の各径以下に設定する。
次いでその作動を説明するに、第１耕耘輪４と
軸支ケース１ｂとの間の軸回りの空間は該第１耕
耘輪４に設けたドラム１１により外部から遮蔽さ
れ、且つドラム１１の軸方向外端がこれを固設す
るフランジ４ｂにより閉塞されて、ドラム１１内
にその軸方向外方から泥水等が侵入することもな
く、かくて駆動軸３の軸支部近傍への泥水等の異
物の浸入付着によるオイルシール１０の劣化とい
つた軸支部の汚損が防止される。
軸支ケース１ｂとの間の軸回りの空間は該第１耕
耘輪４に設けたドラム１１により外部から遮蔽さ
れ、且つドラム１１の軸方向外端がこれを固設す
るフランジ４ｂにより閉塞されて、ドラム１１内
にその軸方向外方から泥水等が侵入することもな
く、かくて駆動軸３の軸支部近傍への泥水等の異
物の浸入付着によるオイルシール１０の劣化とい
つた軸支部の汚損が防止される。
又、第１耕耘輪４と第２耕耘輪５のフランジ４
ｂ，５ｂ間の軸方向距離が比較的長くなることか
ら、草等が両フランジ４ｂ，５ｂ間にのびる第２
耕耘輪５の車軸５ａに巻き付き易くなるが、本考
案によれば該車軸５ａの外周に固設したプレート
１２の回転によりこれが回転刃として機能して草
が細かく切断され、該車軸５ａへの巻付きを生じ
ない。
ｂ，５ｂ間の軸方向距離が比較的長くなることか
ら、草等が両フランジ４ｂ，５ｂ間にのびる第２
耕耘輪５の車軸５ａに巻き付き易くなるが、本考
案によれば該車軸５ａの外周に固設したプレート
１２の回転によりこれが回転刃として機能して草
が細かく切断され、該車軸５ａへの巻付きを生じ
ない。
ところで、草等の巻付きを防止するため、プレ
ート１２に代えて車軸５ａを囲繞するドラムを設
けることも考えられるが、この場合はドラムを大
径のものにしなければならず、ドラムが地面に支
えて耕耘深さが浅くなるのに対し、本願考案の如
く回転刃として機能するプレート１２を用いれ
ば、これを各耕耘輪４，５のフランジ４ｂ，５ｂ
の回転軌跡の外径内に収まる径方向寸法の小さな
ものとしても草等の巻付きを防止でき、耕耘深さ
を従前通りに維持できる。
ート１２に代えて車軸５ａを囲繞するドラムを設
けることも考えられるが、この場合はドラムを大
径のものにしなければならず、ドラムが地面に支
えて耕耘深さが浅くなるのに対し、本願考案の如
く回転刃として機能するプレート１２を用いれ
ば、これを各耕耘輪４，５のフランジ４ｂ，５ｂ
の回転軌跡の外径内に収まる径方向寸法の小さな
ものとしても草等の巻付きを防止でき、耕耘深さ
を従前通りに維持できる。
尚、第１耕耘輪４と耕耘機本体１との間は間隔
が狭く草等の巻付きを左程生じないため、第１耕
耘輪４に設けるドラム１１は小径のもので足り
る。
が狭く草等の巻付きを左程生じないため、第１耕
耘輪４に設けるドラム１１は小径のもので足り
る。
この様に本考案によるときは、第１耕耘輪のフ
ランジに耕耘機本体側にのびるドラムと、第２耕
耘輪の車軸に径方向に突出するプレートとを設け
るもので、耕耘機本体の駆動軸の軸支部をドラム
によつて泥水等の異物による汚損から有効に保護
出来ると共に、プレートを草等を切断する回転刃
として機能させて車軸への草等の巻き付きも防止
出来、且つ耕耘深さも従前通りに維持することが
可能となり、使い勝手が良くなる効果を有する。
ランジに耕耘機本体側にのびるドラムと、第２耕
耘輪の車軸に径方向に突出するプレートとを設け
るもので、耕耘機本体の駆動軸の軸支部をドラム
によつて泥水等の異物による汚損から有効に保護
出来ると共に、プレートを草等を切断する回転刃
として機能させて車軸への草等の巻き付きも防止
出来、且つ耕耘深さも従前通りに維持することが
可能となり、使い勝手が良くなる効果を有する。
第１図は本案装置を適用した耕耘機の１例の正
面図、第２図はその要部の拡大截断面図、第３図
及び第４図は夫々第２図の−線及び−線
截断面図である。 １……耕耘機本体、３……駆動軸、４……第１
耕耘輪、５……第２耕耘輪、４ａ，５ａ……車
軸、４ｂ，５ｂ……フランジ、４ｃ，５ｃ……耕
耘爪、１１……ドラム、１２……プレート。
面図、第２図はその要部の拡大截断面図、第３図
及び第４図は夫々第２図の−線及び−線
截断面図である。 １……耕耘機本体、３……駆動軸、４……第１
耕耘輪、５……第２耕耘輪、４ａ，５ａ……車
軸、４ｂ，５ｂ……フランジ、４ｃ，５ｃ……耕
耘爪、１１……ドラム、１２……プレート。
Claims (1)
- 耕耘機本体に軸支される駆動軸に直結される第
１耕耘輪と、該第１耕耘輪を介してその軸方向外
側に連結される第２耕耘輪とを備え、該各耕耘輪
は、車軸と、車軸の外周のフランジと、フランジ
に取付けた耕耘爪とで構成され、耕耘機本体と第
１耕耘輪のフランジとの間の軸方向間隔を比較的
短く、第１と第２の両耕耘輪のフランジ間の軸方
向間隔を比較的長くするものにおいて、該第１耕
耘輪のフランジに該第１耕耘輪の車軸を囲繞して
耕耘機本体側にのびるドラムを固設すると共に、
該第２耕耘輪の車軸の外周に径方向外方に突出さ
せて該両耕耘輪のフランジ間にのびるプレートを
固設したことを特徴とする耕耘機における耕耘輪
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19297083U JPS60100901U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 耕耘機における耕耘輪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19297083U JPS60100901U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 耕耘機における耕耘輪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100901U JPS60100901U (ja) | 1985-07-10 |
| JPH0432006Y2 true JPH0432006Y2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=30415147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19297083U Granted JPS60100901U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 耕耘機における耕耘輪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60100901U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2527911Y2 (ja) * | 1990-07-20 | 1997-03-05 | 三菱農機株式会社 | 水田作業車における補助車輪の取付構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4722113U (ja) * | 1971-04-10 | 1972-11-13 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19297083U patent/JPS60100901U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100901U (ja) | 1985-07-10 |
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