JP2019097541A - 刈払機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の実施形態に係る刈払機について図面を参照して説明する。なお、本実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る刈払機の外観斜視図である。本実施形態に係る刈払機10は、円板状に形成されて厚み方向に重ねられた上刃110(第1刃体)と下刃120(第2刃体)とを互いに逆方向に回動することにより、上刃110の外縁部に形成された複数の上切刃115(刃部)と下刃120の外縁部に形成された複数の下切刃125(同前)とで草木など(被刈払物)を挟み切るものである。
原動機14は、エンジン又は電動モータ等で構成されている。原動機14で発生した動力は、操作杆12内に設けられた駆動軸(図示せず)及び減速機構20を介して上刃110及び下刃120に伝達される。これにより、上刃110及び下刃120が回動する。
図2は、本実施形態に係る刈払機が備える減速機構を示す外観斜視図である。図2に示すように、減速機構20は、操作杆12の先端部に取り付けられる円筒状に形成された取付け部22と、取付け部22の先端部に一体的に形成される中空の本体カバー30と、を備える。
図3に基づいて、減速機構20の要部構造について説明する。図3は、本実施形態に係る刈払機の要部構造を示す概略図である。図3に示すように、減速機構20は、原動機14(駆動源)により回動する第1センターギヤ40と、第1センターギヤ40に外接することで回動する複数のピニオンギヤ45と、複数のピニオンギヤ45それぞれと同軸状で一体的に回動する複数の介在ギヤ50と、複数の介在ギヤ50それぞれに内接されることで回動するインターナルギヤ55と、平面視において複数の介在ギヤ50に挟み込まれるように外接することで回動する第2センターギヤ60と、を備える。
図4〜7に基づいて、減速機構20の詳細構造について説明する。図4は、本実施形態に係る刈払機が備える減速機構の内部構造を示す高さ方向に沿った断面図である。図5は、同刈払機の内部構造の一部を示す斜視図である。図6は、同刈払機の上刃及びそれが取り付けられる構造を示す斜視図である。図7は、同刈払機の下刃及びそれが取り付けられる構造を示す斜視図である。
本実施形態に係る刈払機10は、原動機14(駆動源)により第1センターギヤ40を回動し、当該第1センターギヤ40に外接させて複数のピニオンギヤ45を回動していることで、装置に掛かる負荷を分散することができ、且つ、重量バランスを良好にすることが可能となる。その結果、本実施形態に係る刈払機10は、故障を抑制することができ、且つ、容易に操作することが可能となる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
12 操作杆
14 原動機
16 肩掛けバンド
18 操作ハンドル
20 減速機構
22 取付け部
24 先端ギヤ部材
24a 軸部
24b ギヤ部
30 本体カバー
31 凹部
32 第1円環状部材
34 第2円環状部材
35 外縁部
40 第1センターギヤ
45 ピニオンギヤ
50 介在ギヤ
55 インターナルギヤ
56 突部
57 凹部
60 第2センターギヤ
65 ベベルギヤ
70 上刃ホルダー
80a 軸部材
80b ハブ軸
90 軸受け部材
96 台座部材
92 オイルシール
110 上刃
115 上切刃
120 下刃
125 下切刃
150 保護カバー
152 上プレート
154 樹脂部材
156 下プレート
160 螺子部材
Claims (6)
- 円板状に形成されて厚み方向に重ねられた第1刃体と第2刃体とを互いに逆方向に回動することにより、前記第1刃体の外縁部に形成された複数の刃部と前記第2刃体の外縁部に形成された複数の刃部とで被刈払物を挟み切る刈払機であって、
前記第1刃体及び前記第2刃体と、
前記第1刃体及び前記第2刃体を回転駆動する駆動源と、
前記第1刃体及び前記第2刃体と前記駆動源との間に設けられ、前記駆動源が発生する動力の回転速度を減じて前記第1刃体及び前記第2刃体に伝達する減速機構と、を備え、
前記減速機構は、
前記駆動源により回動する第1センターギヤと、
前記第1センターギヤに外接することで回動する複数のピニオンギヤと、
前記複数のピニオンギヤそれぞれと同軸状で一体的に回動する複数の介在ギヤと、
前記複数の介在ギヤそれぞれに内接されることで回動するインターナルギヤと、を有し、
前記第1刃体が前記インターナルギヤに接続されることで回動することを特徴とする、刈払機。 - 前記減速機構は、平面視において前記複数の介在ギヤに挟み込まれるように外接することで回動する第2センターギヤをさらに備え、
前記第2刃体が前記第2センターギヤに接続されることで前記第1刃体と逆方向に回動する、請求項1に記載の刈払機。 - 前記第1刃体、前記第2刃体、前記第1センターギヤ、前記第2センターギヤ、及び前記インターナルギヤは、同軸状に配置されている、請求項2に記載の刈払機。
- 前記複数のピニオンギヤは、それぞれ、前記第1センターギヤの円周方向において等間隔で配置されている、請求項1乃至3のいずれかに記載の刈払機。
- 前記インターナルギヤと前記第1刃体との間に介在して前記第1刃体を保持する第1刃体ホルダーをさらに備え、
前記第1刃体ホルダーは、平面視において少なくともその外縁部が露出しており、且つ、前記インターナルギヤと同軸状で一体的に回動する、請求項1乃至4のいずれかに記載の刈払機。 - 前記第2センターギヤと前記第2刃体との間に介在するプレート部材をさらに備え、
前記プレート部材は、その上面に前記第2刃体が連結され、且つ、前記第2センターギヤと同軸状で一体的に回動する、請求項2乃至5のいずれかに記載の刈払機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017235852A JP6940872B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017235852A JP6940872B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 刈払機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019097541A true JP2019097541A (ja) | 2019-06-24 |
JP6940872B2 JP6940872B2 (ja) | 2021-09-29 |
Family
ID=66974532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017235852A Active JP6940872B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 刈払機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6940872B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113211518A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-08-06 | 北京林业大学 | 一种对转双盘剪切装置 |
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2017
- 2017-12-08 JP JP2017235852A patent/JP6940872B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113211518A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-08-06 | 北京林业大学 | 一种对转双盘剪切装置 |
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JP6940872B2 (ja) | 2021-09-29 |
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