JPH0658659B2 - プロセッサ間の割込み制御方法 - Google Patents

プロセッサ間の割込み制御方法

Info

Publication number
JPH0658659B2
JPH0658659B2 JP59192402A JP19240284A JPH0658659B2 JP H0658659 B2 JPH0658659 B2 JP H0658659B2 JP 59192402 A JP59192402 A JP 59192402A JP 19240284 A JP19240284 A JP 19240284A JP H0658659 B2 JPH0658659 B2 JP H0658659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interrupt
processor
processing
code
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP59192402A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6170653A (ja
Inventor
信義 佐藤
秀幸 佐相
三男 桜井
政弘 一見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP59192402A priority Critical patent/JPH0658659B2/ja
Publication of JPS6170653A publication Critical patent/JPS6170653A/ja
Publication of JPH0658659B2 publication Critical patent/JPH0658659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一方のプロセッサから他方のプロセッサに割
込み要求を発し、他方のプロセッサが割込み要求に応じ
た割込み処理を行うプロセッサ間の割込み制御方法に関
し、特に他方のプロセッサが停止することなく割込み処
理を行うことのできるプロセッサ間の割込み制御方法に
関する。
コンピュータシステムにおいては、1台のプロセッサに
種々の入出力装置等が接続され、プロセッサがこれら入
出力装置等を制御して所望の処理を実行する。1台のプ
ロセッサによる処理は限りがあるので、処理時間を早め
るため、このプロセッサを主プロセッサとし、命令処理
専用の付加プロセッサを別に設けて、主プロセッサに接
続する構成が用いられている。係る構成では、主プロセ
ッサの負荷が軽減、分散されるので、処理時間の向上が
得られる。
このような構成においては、命令処理の必要な時点で主
プロセッサから付加プロセッサに割込み要求を発し、付
加プロセッサにこれを処理させる必要がある。
〔従来の技術〕
第3図は従来の割込み制御方式の構成図であり、入出力
装置を接続する各種のチャネルと接続される主プロセッ
サ1はインターフェイス制御部3を介し付加プロセッサ
2と割込みに必要な信号のやり取りを行い、主プロセッ
サ1及び付加プロセッサ2は図示しないバスによってメ
インメモリに接続されている。インターフェイス制御部
3には、主プロセッサ1からのI/O割込み要求、動作
開始指示を発するためのI/O割込み要求通知部30、
開始通知部34と、これらの要求指示を判断して付加プ
ロセッサ2へ通知するI/O割込み要求判断部31、開
始判断部35と、付加プロセッサ2からの割込み許可を
発するための割込み通知部33と、この通知を判断して
主プロセッサ1へ通知する割込み判断部32とが設けら
れている。尚、これら各部30〜35はいずれもフリッ
プフロップ及びドライバで構成されている。
このようなインターフェイス制御部3を介し主プロセッ
サ1から付加プロセッサ2に割込みを行うには、第4図
の従来の方式の説明図に示す如く、主プロセッサ(SP
U)1がチャネルを介し入出力装置からの割込みを検出
すると、主プロセッサ1は割込み処理部1aが要求通知
部30のI/O割込み要求フラグをオンとする。付加プ
ロセッサ(IPU)2は現在実行中の命令の切れ目(終
了)に、要求判断部31から要求フラグがオンかどうか
の判断出力を受け、オンであれば、割込み許可を割込み
処理部2aが割込み通知部33にセットし、割込み通知
部33からのセットに伴うHALT(ハルト)指示を受
け、停止する。一方、主プロセッサ1は割込み処理部1
aが割込み判断部32からの割込み許可を監視し、割込
み許可が発生すると、付加プロセッサ2の停止を検知
し、原因がI/O割込みによるものかを調べ、チャネル
よりチャネルステータスワード(CSW)を格納して要
求のあった入出力装置の機番から割込コードを作成し、
動作開始指示と割込コードを開始通知部34にセットす
る。付加プロセッサ2は開始判断部35を介してこれを
検知し、処理再開し、PSW(プログラムステータスワ
ード)のチェンジ(CHANGE)を行って、新たなP
SWに従って処理を続行する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来の割込み制御方式では、主プロセッサ
(SPU)1が割込み要求を発し、付加プロセッサ(I
PU)2が命令実行後、この要求を受付け、主プロセッ
サ1に割込み許可を発して停止状態となり、主プロセッ
サ1からの開始指示待ちの状態となることから、必ず、
付加プロセッサ2は停止しなければならず、開始指示を
受けるまで、処理が全く行われない。従って、この間の
付加プロセッサ2の停止時間が無駄となり付加プロセッ
サ2の処理効率を低下させるという問題があった。
又、特開昭58−169661号公報や特開昭59−6
0676号公報では、付加プロセッサが割込み要求を受
付けた後に、停止せずに割込内容の判定処理等を行っ
て、主プロセッサからの通知を待つようにし、付加プロ
セッサが主プロセッサの通知前に割込処理の一部を先行
して行うものが提案されている。
しかしながら係る提案では、主プロセッサが割込要求を
発した後、直ちに通知のための処理を開始するので、付
加プロセッサが割込みを許可してから通知を得るまでの
時間が短い場合があり、割込み処理のほんの一部しか先
行実施できないという問題があり、付加プロセッサの割
込み処理時間を短縮できないという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、割込み要求を受けたプロセッサを停止させる
ことなく、且つ割込み処理を高速に行うことのできるプ
ロセッサ間の割込み制御方法を提供することを目的とす
る。
このため、本発明は、一方のプロセッサから他方のプロ
セッサに割込み要求が生じた際、該他方のプロセッサが
該一方のプロセッサに割込み許可を発するようにしたデ
ータ処理システムにおいて、該一方のプロセッサは該割
込み許可に応じて割込コードの作成処理を行うととも
に、該他方のプロセッサは割込コードのセットを保留し
てPSWの入れ替え処理を行い、該一方のプロセッサが
割込コードの作成終了により、該割込み処理の終了と作
成した割込コードとを該他方のプロセッサに通知するこ
とによって、該他方のプロセッサは割込コードのセット
処理とそれに基づく処理の実行を行うことを特徴として
いる。
〔作用〕
本発明は、第1に割込み許可によって、一方のプロセッ
サと他方のプロセッサを並行に割込み処理させるように
している。
これによって、一方のプロセッサが割込コードの作成処
理をしている間に、他方のプロセッサは停止せずに、一
方のプロセッサからの情報を必要としない全ての割込み
処理であるPSWの入れ替え処理を行うことができる。
このことは、他方のプロセッサが割込みの先行処理する
際に一方のプロセッサに割込コードの作成依頼をしてい
ることになり、両プロセッサが割込みに必要な処理を効
率良く実行できる。
第2に、他方のプロセッサは、PSWの入れ替えを先行
処理しているので、一方のプロセッサの割込コードを受
けると、直ちに新PSWによる処理を開始でき、割込み
処理の時間を短縮できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例ブロック図であり、図中、第
3図で示したものと同一のものは同一の記号で示してあ
り、2bは現PSW格納域であり、実行しようとするプ
ログラムステータスワード(PSW)を格納するもの、
2cは旧PSW格納域であり、前に実行したプログラム
ステータスワード(PSW)と割込コードを格納するも
の、36は割込み通知部であり、付加プロセッサ2の割
込み処理部2aからの割込み許可がセットされるととも
に、セット後割込み実行指示を付加プロセッサ2の割込
み処理部2aへ与えるもの、37は割込み終了通知部で
あり、主プロセッサ1からの割込み終了及び割込コード
がセットされるもの、38は割込み終了判断部であり、
付加プロセッサ2へ割込み終了及び割込コードを通知す
るものである。
次に、第1図実施例構成の動作について第2図処理フロ
ー図を用いて説明する。
主プロセッサ(SPU)1はチャネルを介して入出力
装置(I/Oデバイス)から割込みを受けると、通知要
求部30のI/O割込み要求フラグをオンする。
付加プロセッサ(IPU)2は現在実行中の命令の終
了後要求判断部31を介しI/O割込み要求のフラグを
調べ、オフであれば次の命令の処理を行い、オンであれ
ば主プロセッサ1へ割込みで通知する。即ち、割込み許
可を割込み処理部2aが割込み通知部36へセットす
る。
割込み通知部36はこの割込み許可のセットによって
割込み実行指示を割込み処理部2aへ与える。これによ
って、付加プロセッサ2は割込み処理部2aが割込み処
理であるPSWチェンジを行う。即ち、現実行中のプロ
グラムステータスワードを現PSW格納域2bから旧P
SW格納域2cにセーブ(save)する。この時割込
コードは未だ主プロセッサ1から受取っていないので、
旧PSW格納域2cへの割込コードのセットは保留す
る。
更に、前述のI/O割込み要求の実行のため、I/O割
込み要求に応じた新しいプログラムステータスワードを
引き出し、現PSW格納域2bにセットする。
一方、主プロセッサ1では、割込み制御部1aが割込
み判断部32を介し割込みレベルでの割込み許可を受
け、付加プロセッサ2からの割込みを処理する。即ち、
この割込み許可は割込コードの要求と判断し、チャネル
より要求のあったチャネルステータスワード(CSW)
を格納し、要求のあった入出力装置の機番から割込コー
ドを作成する。割込コードが作成されると、主プロセッ
サ1は終了通知部37の割込み終了通知フラグをセット
するとともに割込コードをセットする。
前述の付加プロセッサ2は新PSWの現PSW格納域
2bへのセット後、終了判断部38を介し終了通知フラ
グがオンになったかを監視し、オンになったことを検出
すると割込コードを受取り、旧PSW格納域2cにセッ
トする。
そして、現PSW格納域2bの新PSWに従って処理を
続行する。
そしてこの処理の終了後、セーブされた旧PSW格納域
2cの内容を調べ、その割込コードを見て処理結果を主
プロセッサ1を介し要求のあった入出力装置へ与え、そ
のPSWを見て、再び元の処理に復帰する。
このようにして、付加プロセッサ2はI/O割込み要求
を受付け後、主プロセッサ1の指示を得なくても実行で
きる範囲の割込み処理、PSWチェンジを行い、主プロ
セッサ1に対しては割込みレベルで割込み許可を発して
割込コードを要求し、主プロセッサからの割込コード作
成後の終了通知によって残りの割込み処理である割込コ
ードのセットを行って、処理を続行するようにして、付
加プロセッサ2の停止を避けるようにしている。本発明
は、入出力割込みを例にとって説明したが、機械割込
み、その他の割込みに関しても、同等である。
以上本発明を一実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、次の効果を奏す
る。
割込み許可によって、一方のプロセッサと他方のプロ
セッサとを並行動作させているので、一方のプロセッサ
が割込コードの作成処理をしている間に、他方のプロセ
ッサは割込コードのセット以外のPSWの入れ替え処理
まで実行でき、割込み処理の多くの部分を先行処理でき
るとともに、両プロセッサの待ち時間が少なくなるた
め、処理効率も向上する。
他方のプロセッサがPSWの入れ替えを先行処理する
ので、一方のプロセッサの割込コードを受けると、直ち
に新PSWによる処理を開始でき、割込み処理の時間を
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例ブロック図、第2図は第1図
実施例構成の処理フロー図、第3図は従来の構成図、第
4図は従来方式による処理フロー図である。 図中、1……主プロセッサ(一方のプロセッサ、SPU
側)、2……付加プロセッサ(他方のプロセッサ、IP
U側)、3……インターフェイス制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 三男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 一見 政弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−169661(JP,A) 特開 昭59−60676(JP,A) マイクロコンピュータ基礎講座2入出力 制御とシステム構成,昭和57年3月20日発 行,田丸ほか,オーム社,P26〜36.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のプロセッサから他方のプロセッサに
    割込み要求が生じた際、該他方のプロセッサが該一方の
    プロセッサに割込み許可を発するようにしたデータ処理
    システムにおいて、 該一方のプロセッサは該割込み許可に応じて割込コード
    の作成処理を行うとともに、該他方のプロセッサは割込
    コードのセットを保留してPSWの入れ替え処理を行
    い、 該一方のプロセッサが割込コードの作成終了により、該
    割込み処理の終了と作成した割込コードとを該他方のプ
    ロセッサに通知することによって、該他方のプロセッサ
    は割込コードのセット処理とそれに基づく処理の実行を
    行うことを 特徴とするプロセッサ間の割込み制御方法。
JP59192402A 1984-09-13 1984-09-13 プロセッサ間の割込み制御方法 Expired - Fee Related JPH0658659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59192402A JPH0658659B2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13 プロセッサ間の割込み制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59192402A JPH0658659B2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13 プロセッサ間の割込み制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6170653A JPS6170653A (ja) 1986-04-11
JPH0658659B2 true JPH0658659B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=16290715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59192402A Expired - Fee Related JPH0658659B2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13 プロセッサ間の割込み制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0658659B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58169661A (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 Fujitsu Ltd デ−タ処理システム
JPS5960676A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Fujitsu Ltd マルチプロセツサ方式

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
マイクロコンピュータ基礎講座2入出力制御とシステム構成,昭和57年3月20日発行,田丸ほか,オーム社,P26〜36.

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6170653A (ja) 1986-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6553487B1 (en) Device and method for performing high-speed low overhead context switch
JP2870254B2 (ja) 仮想計算機の入出力割り込み処理方式
JPS62184544A (ja) 仮想計算機システム
EP0349004A3 (en) Data processor capable of treating interrupt at a high speed
JPH0658659B2 (ja) プロセッサ間の割込み制御方法
JPS6336023B2 (ja)
JPH05134960A (ja) ローカルプロセツシング方式
JPS6148743B2 (ja)
JPS603229B2 (ja) 情報処理方式
JPH01137359A (ja) プロセッサの制御方法
JPS6227413B2 (ja)
JPH0462093B2 (ja)
JPS6019815B2 (ja) 転送制御方式
JPS62125437A (ja) 付加プロセツサの制御方法
JPS59106060A (ja) デ−タロギング方式
JPH064306A (ja) 割り込み処理の分割方法
JPH03116335A (ja) 非特権cpuから特権cpuヘの乗り移り方式
JPS6160135A (ja) 割込制御装置
JPS6330659B2 (ja)
JPS61245244A (ja) 仮想計算機システムにおける入出力割込通知方式
JPS6252900B2 (ja)
JPS61255440A (ja) プログラム中断制御方式
JPH02228731A (ja) システム切替え制御方式
JPH0239817B2 (ja) Warikomiseigyohoshiki
JPS62140145A (ja) 仮想計算機システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees