JPH065726A - 樹脂製中空パッケージを用いた半導体装置 - Google Patents
樹脂製中空パッケージを用いた半導体装置Info
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Abstract
パッケージを用いた半導体装置を提供すること。 【構成】 樹脂製の基台3に設けられた搭載部に半導体
素子2を接続し、ボンディングワイヤー7を介して半導
体素子2と接続されるリード6を基台3に取り付け、基
台3上面に下部開口の凹部40が設けられた蓋4を取り
付けたもので、リード6のうちボンディングワイヤー7
と接続されるインナーリード61の接続部61a以外を
基台3内に埋め込み、インナーリード61からアウター
リード62を延設する。また、搭載部を凸状や凹状にし
たり、搭載部の下方に放熱孔を設ける。
Description
等の半導体素子をボンディングワイヤーにて配線し気密
封止して成る樹脂製中空パッケージを用いた半導体装置
に関するものである。
ー、リニアセンサー等の半導体素子を封止する中空パッ
ケージは、所定の気体が封入された中空空間を有するも
ので、この空間内に半導体素子を搭載することで、信頼
性の高い半導体装置を構成している。
図17の断面図に基づいて説明する。すなわち、この半
導体装置1は、おもにセラミックス等から成る基台3
と、この基台3上面の略中央部に搭載された半導体素子
2と、この半導体素子2の上方に配置された蓋4とから
構成されたもので、基台3上面の半導体素子2の周囲に
リード6が配置されるとともに、蓋4がこのリード6上
に接続された枠41を介して取り付けられている。
間に空間が形成され、この空間内に半導体素子2が配置
された状態となる。また、リード6のインナーリード6
1がこの空間内に配置されており、半導体素子2とイン
ナーリード61とがボンディングワイヤー7にて接続さ
れる。これにより、ボンディングワイヤー7も空間内に
配置されることになる。空間内には所定の気体が封入さ
れており、半導体素子2やボンディングワイヤー7等を
湿気や有害物質等から保護している。CCDセンサーや
リニアセンサー等の光学的な半導体素子2を用いた半導
体装置1では、蓋4として透明なガラスが用いられてお
り、このガラスを透過した光が半導体素子2に到達する
ようになっている。
リード6を取り付けるには、例えば低融点ガラスを用
い、約400℃に加熱して融着している。さらに、リー
ド6上に枠41を取り付ける場合にも、この低融点ガラ
スを用いて融着している。また、インナーリード61か
ら外側に延設されたアウターリード62には、スズやハ
ンダ等の電気メッキ処理が施されており、外部の接続端
子との接続性の向上が図られている。
うな中空パッケージを用いた半導体装置には、次のよう
な問題がある。すなわち、基台上にリードを取り付ける
際、約400℃に加熱して低融点ガラスを溶融するた
め、予めリードにスズやハンダ等の電気メッキ処理を施
しておくと、これらが溶融してしまう不都合が生じる。
また、この加熱によりリードの表面に酸化膜が形成され
るため、電気メッキ処理を施す前に、熱硫酸等を用いて
この酸化膜を除去するメッキ前処理を行う必要がある。
これを行うため、メッキ前処理が不要な部分にカバーテ
ーピングを行ったり、硫酸を洗い流す洗浄処理を行った
りする必要があり、工程数の増加につながる。このよう
な不都合を解消するため、基台とリードとの接続をハン
ダ等が溶融しない温度で行える樹脂シーラーを用いるこ
とが考えられる。しかし、樹脂シーラーでは、セラミッ
クス製の基台と金属製のリードとの密着性が十分に得ら
れないため、気密性を損なうことになる。
い平坦度を要求されるため、セラミックスの焼成の際
に、その条件を精度よくコントロールする必要がある。
しかし、このコントロールだけでは不十分であり、所望
の平坦度を得るために基台を研磨加工する必要がある。
このような工程数の増加から、半導体装置のコストダウ
ンを図るのが困難である。よって、本発明は高精度で、
しかもコストダウンが可能な中空パッケージを用いた半
導体装置を提供することを目的とする。
題を解決するために成された中空パッケージを用いた半
導体装置である。すなわち、この中空パッケージを用い
た半導体装置は、樹脂製の基台上面に設けられた搭載部
に半導体素子を接続し、半導体素子とボンディングワイ
ヤーを介して接続されるリードを基台に取り付け、この
基台上面に下部開口の凹部が形成された樹脂製の蓋を接
続して、凹部で半導体素子とボンディングワイヤーとを
包囲したもので、このリードのうち、ボンディングワイ
ヤーと接続されるインナーリードの接続部以外を基台内
に埋め込むとともに、インナーリードからアウターリー
ドを延設したものである。
りわずかに高い凸状としたり、反対に基台の上面よりも
わずかに低い凹状とする。さらに、搭載部下方の基台の
厚さを、他の位置の基台の厚さよりも薄くしたり、搭載
部に金属製のダイパッドを設け、このダイパッド下方の
基台の厚さを他の基台の厚さよりも薄くしたり、ダイパ
ッドの裏面が露出するような放熱孔を穿設するものであ
る。
を他の部分に比べて低くしたり、アウターリードが基台
の裏面側に被着した状態で設置したり、アウターリード
を基台の側面から外側に延出して、その先端部を基台の
裏面側に折り曲げたものである。さらに、蓋の外側に基
台の上面を基準とした光学レンズの保持台を設けたもの
でもある。
の平面度を容易に、しかも精度良くすることができる。
さらに、樹脂製の基台内部にインナーリードの接続部以
外が埋め込まれているため、基台と蓋との接合部を平坦
にすることができる。このため、基台と蓋との密着性が
高まり、空間内の気密性が向上する。
載部が凸状となっているため、半導体素子を搭載する際
の位置合わせを容易に行うことができる。また、搭載部
が凹状となっている場合には、半導体素子がこの凹状の
搭載部内に収まるため、半導体素子の側面に付着したダ
スト等を接着剤等で封入することができる。
位置の基台の厚さよりも薄くすることで、ここから半導
体素子の発熱が外部に逃げやすくなる。また、搭載部に
金属製のダイパッドが設けられている場合、ダイパッド
下方の基台を薄くしたり、ダイパッドの裏面が露出する
ような放熱孔を基台下部に設けることで、半導体素子か
らの発熱がダイパッドを介して放熱孔から外部に逃げや
すくなる。
が他の部分に比べて低く設けられているため、蓋を基台
に位置合わせしやすくなるとともに、蓋と基台との間に
付着する接着剤が中空パッケージ内にはみ出すことがな
い。さらに、アウターリードを基台の裏面側に被着した
り、基台の側面から裏面側に向けて折り曲げたりするこ
とにより、半導体装置の面実装を行うことができる。ま
た、基台の上面を基準として蓋の外側に光学レンズの保
持台を設けることにより、半導体素子とレンズとの正確
な位置合わせを行うことができる。
導体装置の実施例を図に基づいて説明する。図1は、本
発明の中空パッケージを用いた半導体装置を説明する断
面図である。すなわち、この半導体装置1は樹脂製の基
台3と、この基台3の上面に取り付けられた蓋4の間に
中空の空間5が形成された中空パッケージから成るもの
である。
されており、基台3上の半導体素子2の周辺に複数のリ
ード6が設けられている。この半導体素子2の周囲を包
囲する状態に蓋4の下部に凹部40が形成されており、
凹部40と基台3との間で所定の空間5が形成されるこ
とになる。凹部40内、すなわち空間5内の基台3上面
には、インナーリード61の接続部61aが配置されて
おり、半導体素子2とこの接続部61aとがボンディン
グワイヤー7にて接続されている。
以外の部分は、途中から下方に折り曲げられており、基
台3内に埋め込まれている。さらに、下方に折り曲げら
れたインナーリード61は基台3内でさらに側方に折り
曲げられており、基台3の側面から外側に向けてアウタ
ーリード62として延出している。このため、基台3と
蓋4との間にインナーリード61が挟まれることなく、
平坦な接合面が形成され、基台3と蓋4との接続が確実
に行われることになる。
図2の斜視図に示すような単個または複数個取りのリー
ドフレーム10を用いる。すなわち、このリードフレー
ム10は、両側端にスプロケットホール11が形成され
た例えば長尺状の42アロイまたは銅材等のフレームに
複数のリード6を形成し、プレス加工等によりインナー
リード61部でクランク状に折り曲げたもので、インナ
ーリード61およびアウターリード62の表面に予めス
ズやハンダ等の電気メッキ処理を施したものである。し
かも、インナーリード61の接続部61aには、ボンデ
ィングワイヤーとの接続を容易にするためにリードフレ
ーム材またはメッキ上にアルミニウムクラッド層が形成
されている。このリードフレーム10を用いた本発明の
半導体装置1の製造方法を図3〜図5の断面図を用いて
順に説明する。
ドフレーム10を金型の上型31と下型32との間に挟
持する。この際、上型31と下型32との間に形成され
たキャビティ30内にインナーリード61を配置すると
ともに、クランク状に折り曲げられたインナーリード6
1の接続部61aが上型31の内面に接触するようにす
る。この接触を確実にするために、クランク状に折り曲
げたインナーリード61の立ち上がり部分の長さを上型
31のキャビティ30高さよりもわずかに長くすればよ
い。そして、このキャビティ30内にモールド用の樹脂
を充填する。一般に、このモールド用の樹脂として低応
力タイプのエポキシ系樹脂を用いるのが望ましい。
埋め込まれているとともに、接続部61aの表面が露出
した基台3が形成できる。なお、樹脂製の基台3上面
は、図3の上型31のキャビティ30内面の形状が転写
されるため、このキャビティ30内面をソリのないよう
に形成することで、基台3の上面を平坦化することがで
きる。この後、超高水圧等による樹脂バリ取り作業によ
り、インナーリード61の接続部61aや基台3周囲の
樹脂バリを除去する。
半導体素子2を銀ペースト等により接着する。そして、
基台3の上面と略同一面上に設けられたインナーリード
61の接続部61a表面と半導体素子2とをボンディン
グワイヤー7にて接続する。
を基台3の上面3aに取り付ける。すなわち、蓋4の下
面または基台3の上面3aに樹脂シーラーまたは紫外線
硬化型接着剤を塗布し、蓋4の凹部40が半導体素子2
およびボンディングワイヤー7を包囲するように取り付
ける。蓋4と基台3との接合面には、インナーリード6
1がない平坦な形状となっているため、樹脂シーラーま
たは紫外線硬化型接着剤で接着しても凹部40内の気密
性が十分得られることになる。なお、CCDセンサーや
リニアセンサー等の光学素子を用いた半導体装置1で
は、この蓋4として透明な樹脂やガラス成形品を用いれ
ばよい。
等を用いて切断、折り曲げを行い、所定の形状に整形す
る。なお、この例では、最後にアウターリード62を切
断して個々の半導体装置1に分割したが、半導体素子2
を搭載する前にアウターリード62を切断して分割し、
その後の工程を個別に行ってもよい。
蓋4と基台3との接着に樹脂シーラーまたは紫外線硬化
型接着剤を用いることができるため、接着のための高温
加熱を要しない。すなわち、予めリードフレーム10に
スズやハンダ等の電気メッキ処理を施しておいても、溶
融してしまうことがない。
図6の断面図に示すように、この半導体装置1の基台3
上面に設けられた半導体素子2の搭載部8は、基台3の
上面よりのわずかに高い凸状となっている。これによ
り、半導体素子2を搭載部8上に配置する場合におい
て、その位置を確実に合わせることができる。
置1は、半導体素子2の搭載部8が基台3の上面よりも
わずかに低い凹状となっている。この搭載部8に半導体
素子2を配置すると、半導体素子2が搭載部8内に埋ま
る状態となる。この状態で半導体素子2を銀ペースト等
により接着すると、半導体素子2の側面が銀ペースト等
により覆われることになる。半導体素子2の側面は、略
円形のウエハからチップ状の半導体素子2に切り出す際
のゴミや破片等が付着している。この半導体素子2の側
面が銀ペースト等により覆われることで、空間5内にゴ
ミや破片等が飛散しなくなり半導体素子2の表面に付着
するのを防止している。
置1は、基台3の半導体素子2下方に放熱孔9を設けた
ものである。これにより、半導体素子2下方の基台3の
厚さは、他の部分の厚さと比べて薄くなり、半導体素子
2により発生した熱が外部に逃げやすくなっている。特
に、樹脂製の基台3はセラミックス製の基台3に比べ3
0%程度熱放散が悪いため、このような放熱孔9を少な
くとも半導体素子2に形成された能動素子領域に対応す
る大きさ以上に設けることで熱放散を補い、半導体素子
2の特性劣化を防ぐことができる。この放熱孔9を形成
するには、基台3形成の際に下型32(図3参照)に放
熱孔9の形状に対応した凸型を設けておけばよい。
置1は、半導体素子2の搭載部に金属製のダイパッド6
3が設けられたものである。すなわち、ダイパッド63
が設けられたリードフレームを用いて基台3を形成した
ものである。これにより、半導体素子2裏面から接地電
位をとることができるため、そのばらつきを低減するこ
とができる。
は、半導体素子2の搭載部に設けられたダイパッド63
下方の基台3の厚さが、他の部分の厚さに比べ薄く設け
られたもので、半導体素子2により発生した熱が外部に
逃げやすくなっていると同時に、半導体素子2裏面から
接地電位をとってそのばらつきを低減させているもので
ある。
うち、大きくても半導体素子2の能動素子領域以内に対
応する部分が露出するような放熱孔9を形成しておくこ
とにより、半導体素子2から発生した熱がこの金属製の
ダイパッド63を介して外部に放出されることになる。
台3の下部に放熱用キャップ9aを導電性接着剤等を用
いて取り付け、その一部をダイパッド63の裏面に接触
させることにより、放熱効果をさらに高めることができ
るとともに、接地電位のばらつきを低減できる。
も樹脂製であるため、金型のキャビティ形状を変えるこ
とにより容易に形成できる。また、基台3上面の半導体
素子2の搭載部8や、蓋4の接合部を必要に応じて梨地
にすることにより、銀ペーストや樹脂シーラーおよび紫
外線硬化型接着剤等の接着性を向上することもできる。
は、基台3と蓋4との接合部分4aが基台3の他の上面
よりも低く設けられている。このため、接合部分4aに
樹脂シーラーや紫外線硬化型接着剤を塗布して蓋4を取
り付ける際に、この樹脂シーラーや紫外線硬化型接着剤
が空間5内にはみ出ることがない。さらに、蓋4をこの
接合部分4aに合わせることにより基台3との位置合わ
せを正確に行うことができる。
は、インナーリード61から延設されたアウターリード
62が基台3の裏面側に被着した状態に設けられたもの
である。基台3を形成する際に、図3に示す上型31の
内面にインナーリード61の接続部61aを当接し、下
型32の内面にアウターリード62を当接してモールド
用の樹脂をキャビティ30内に充填する。これにより、
基台3の下面からアウターリード62が露出した基台3
が形成される。
は、基台3の側面から延出するアウターリード62を下
方に折り曲げ、さらに先端部62aを基台3の裏面側に
折り曲げたものである。これらのように、アウターリー
ド62が基台3の裏面側に配置されている半導体装置1
は、プリント配線板等に面実装する場合に適している。
は、基台3上に取り付けられた蓋4の外側にレンズ系の
保持台12が接続されたもので、高精度に形成された基
台3上面を基準にしてこの保持台12が取り付けられて
いる。すなわち、光学的な半導体素子1を用いた半導体
装置1において、レンズ系のあおり精度およびバックフ
ォーカス精度を向上させることができる。
ケージを用いた半導体装置を用いれば次のような効果が
ある。樹脂製の基台を用いることにより、リードを基台
内部に埋め込むことができる。このため、基台と蓋との
接合面を平坦にすることができるため、樹脂シーラーま
たは紫外線硬化型接着剤を用いても空間の密封性を損な
うことがなく、耐湿性等に優れた半導体装置となる。し
かも、樹脂シーラーまたは紫外線硬化型接着剤を用いる
ことで、高温度による加熱接着を行う必要がなくなり、
リードフレームに予めスズやハンダ等の電気メッキ処理
を施すことができる。これにより、電気メッキ処理の工
程数を大幅に減少することができるため、半導体装置の
コストダウンを図ることが可能となる。
放熱孔を設けることにより、樹脂製の基台であっても熱
放散の良い半導体装置となる。これにより、半導体装置
の信頼性向上を図ることが可能となる。また、アウター
リードが基台の裏面側に配置されることにより、半導体
装置の面実装が可能となる。さらに、基台上面の平面度
を高精度に形成できるため、レンズ系を有する半導体装
置において、基台上面を基準にしてレンズと半導体素子
との正確な位置合わせを行うことができる。
説明する断面図である。
る。
る。
説明する断面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 上面の搭載部に半導体素子が接続された
樹脂製の基台と、 前記基台に取り付けられ、前記半導体素子とボンディン
グワイヤーにて接続されたリードと、 前記基台の上面に接続され、前記半導体素子と前記ボン
ディングワイヤーとの周囲を包囲する下部開口の凹部が
形成された蓋とから成る樹脂製中空パッケージを用いた
半導体装置において、 前記リードのうち、前記ボンディングワイヤーと接続さ
れるインナーリードの接続部以外が前記基台内に埋め込
まれているとともに、前記インナーリードからアウター
リードが延設されていることを特徴とする樹脂製中空パ
ッケージを用いた半導体装置。 - 【請求項2】 前記搭載部が前記基台の上面よりもわず
かに高い凸状となっていることを特徴とする請求項1記
載の樹脂製中空パッケージを用いた半導体装置。 - 【請求項3】 前記搭載部が前記基台の上面よりもわず
かに低い凹状となっていることを特徴とする請求項1記
載の樹脂製中空パッケージを用いた半導体装置。 - 【請求項4】 前記搭載部下方の基台の厚さが、他の位
置の基台の厚さよりも薄くなっていることを特徴とする
請求項1記載の樹脂製中空パッケージを用いた半導体装
置。 - 【請求項5】 前記搭載部には金属製のダイパッドが設
けられていることを特徴とする請求項1記載の樹脂製中
空パッケージを用いた半導体装置。 - 【請求項6】 前記ダイパッド下方の基台の厚さが他の
位置の基台の厚さよりも薄くなていることを特徴とする
請求項5記載の樹脂製中空パッケージを用いた半導体装
置。 - 【請求項7】 前記ダイパッド下方の基台には前記ダイ
パッドの裏面が露出するような放熱孔が穿設されている
ことを特徴とする請求項5記載の樹脂製中空パッケージ
を用いた半導体装置。 - 【請求項8】 前記基台の上面のうち、前記蓋との接合
部分が他の部分と比べて低くなっていることを特徴とす
る請求項1記載の樹脂製中空パッケージを用いた半導体
装置。 - 【請求項9】 前記アウターリードが前記基台の裏面側
に被着した状態で設置されていることを特徴とする請求
項1記載の樹脂製中空パッケージを用いた半導体装置。 - 【請求項10】 前記アウターリードが前記基台の側面
から外側へ延出しているとともに、前記アウターリード
の先端部が前記基台の裏面側に折り曲げられていること
を特徴とする請求項1記載の樹脂製中空パッケージを用
いた半導体装置。 - 【請求項11】 前記蓋の外側に、前記基台の上面を基
準とした光学レンズ系の保持台が設けられていることを
特徴とする請求項1記載の樹脂製中空パッケージを用い
た半導体装置。
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JP04189965A JP3127584B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 樹脂製中空パッケージを用いた半導体装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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1992
- 1992-06-23 JP JP04189965A patent/JP3127584B2/ja not_active Expired - Lifetime
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