JPH0656604B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0656604B2
JPH0656604B2 JP62073216A JP7321687A JPH0656604B2 JP H0656604 B2 JPH0656604 B2 JP H0656604B2 JP 62073216 A JP62073216 A JP 62073216A JP 7321687 A JP7321687 A JP 7321687A JP H0656604 B2 JPH0656604 B2 JP H0656604B2
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雅晴 江尻
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置に関し、特にそれぞれ中央制御装
置と主記憶装置とを備える二重化された系の間に二重化
制御装置を有する情報処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の情報処理装置では、二重化された系のう
ち運用中の片系の中央制御装置が両系の主記憶装置の内
容を一致させるべく書込み,読出しを行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来の情報処理装置では、両系の主記憶装置を同時
に動作させなければならないので、クロックの同期ずれ
やリフレッシュ時期の同期ずれを監視する複雑な回路が
必要となり、また、リフレッシュを同時に行わなければ
ならないので、電源容量を大きくとらなければならない
という問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の情報処理装置においては、それぞれ二重化され
た中央制御装置と主記憶装置と二重化制御装置とで構成
されるシステムにおける前記二重化制御装置はそれぞれ
緩衝記憶回路と書込み読出し制御回路とを備えている。
そして、片系の前記中央制御装置が自系の前記主記憶装
置に対する書込み叉は読出しを行うときに他系の前記二
重化制御装置へ書込みか読出しかを示す情報及び前記主
記憶装置に書き込むべき書込み番地と書込み情報叉は前
記主記憶装置から読み出すべき読出し番地と読出し情報
とを送出する。
前記緩衝記憶回路には他系の前記二重化制御装置から送
出される前記主記憶装置に書き込むべき書込み番地およ
び書込み情報と,前記主記憶装置から読み出すべき読出
し番地および読出し情報と,書込みか読出しかを示す情
報とを記憶し、前記書込み読出し制御回路は前記緩衝記
憶回路に記憶された前記書込みか読出しかを示す情報
が、書込みを示すときには前記緩衝記憶回路に記憶され
た前記主記憶装置に書き込むべき書込み番地および書込
み情報とにより自系の前記主記憶装置に書き込み、読出
しを示すときには前記緩衝記憶回路に記憶された前記主
記憶装置から読み出すべき読出し番地により自系の前記
主記憶装置の同一番地の情報を読出して当該読出し情報
と前記緩衝記憶回路に記憶された前記読出し情報との一
致を確認することにより前記二重化されている主記憶装
置の内容を一致させることを特徴とする情報処理装置が
本発明によって得られる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すシステムブロック図、
第2図は第1図における二重化制御装置のブロック図で
ある。
第1図を参照すると、この実施例のシステムは自系の中
央制御装置(CPU)10と自系の主記憶装置(MM)
20とが自系のアドレスデータバス(以下単にバスと記
す)30を通して接続され、同様に他系のCPU11と
他系のMM21とが他系のバス31を通して接続されて
いる。
また、自系のバス30は自系の二重化制御装置(MX
C)40,信号線およびアドレスデータ通信バス(Xバ
ス)50,他系のMXC41を通して他系のバス31と
論理的に接続されている。
各二重化制御装置、例えばMXC41は第2図に示すよ
うに、緩衝記憶回路(BUF)42と書込み読出し制御
回路(CPCIR)43とを備えている。
次に、第1図,第2図および第3図を参照して本実施例
の動作について説明する。
第3図は第2図における緩衝記憶回路の記憶内容の一例
を示す図である。
今、CPU10が運用系として動作していて、バス30
を通してMM20に書込みを行うと、MXC40はその
アクセスアドレスとリードライトデータとをXバス50
を通してMXC41に転送し、また書込み読出し信号
(REW)60も転送する。MXC41はこのREW6
0とアクセスアドレスとリードライトデータとを内部の
BUF42に格納する。次いでMXC41は上記の格納
されたアクセスアドレスとリードライトデータとを順次
読み出して、REW60が書込み指示であればバス31
を通して複写先のMM21に書き込むことにより複写動
作を終了する。
また、もしREW60が読出し指示であれば前もってB
UF42に格納されているMM21のアクセスアドレス
のデータを読み出し、CPCIR43はMM21からの
読出しデータとBUF42に格納されているリードライ
トデータとが一致するか否かをチェックする。
BUF42の内容例を示す第3図において、書込み読出
し指示フィールド(REWF)421が“1”のときに
書込みであることを示し、“0”のときに読出しである
ことを示す。また参照符号422は書込みアドレスフィ
ールド(ADD)であり、参照符号423は書込みデー
タフィールド(DATA)である。
第3図を参照すると、ある時点で、CPU10からMM
20のアクセスアドレス21番地にデータ“201”が
書き込まれ、次に201番地からデータ“41”が読み
出され、以下順に202番地,203番地および204
番地からデータ“42”,“43”および“44”がそ
れぞれ読み出され、次に22番地にデータ“205”が
書き込まれ、次に順次205番地および206番地から
データ“31”および“32”がそれぞれ読み出され、
次に12番地へデータ“400”が書き込まれている。
第1図および第2図に説明を戻すと、MXC41内のC
PCIR43は、そのBUF42の内容をもとにREW
60が書込み指示であればMM21の同一番地への書込
みを行い、読出し指示であればMM21の同一番地から
データを読み出して前にXバス50を通して受信したリ
ードライトデータと比較して両データの一致をチェック
する。
このチェック結果が不一致であればCPCIR43は不
一致検出信号(UMAT)70をMXC40に出力して
報告する。
このように本実施例によれば、MM20とMM21の内
容を常に一致させることができるばかりでなく、両MM
20,21の内容が一致していることを確認できる。ま
た両MXC40,41の中にそれぞれBUFを設けたの
で、MM20,21のリフレッシュなどの内部動作を完
全に同時に動かす必要がなくなって同時化のための複雑
な回路は不要となり、さらにメモリの同時リフレッシュ
の際の過大な突入電流を避けることができる。
したがって、回路設計の容易化,電源容量の減少などを
実現できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、二重化制御装置内に緩衝
記憶回路を設け、複写元(自系)の主記憶装置に書き込
まれたデータと同一のデータを複写先(他系)の主記憶
装置に複写するだけでなく、複写元の中央制御装置が主
記憶装置から読み出したデータと複写先の主記憶装置の
同一番地から読み出したデータとの一致性をチェックす
ることにより、システムの高信頼性を実現するととも
に、緩衝記憶回路がないときの同期のための複雑な回路
を不要とし、メモリリフレッシュをすべて同一時期とす
る必要がないため電源容量を小さくできるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステムブロック図、
第2図は第1図における二重化制御装置のブロック図、
第3図は第2図における緩衝記憶回路の記憶内容の一例
を示す図である。 10,11…中央制御装置(CPU)、20,21…主
記憶装置(MM)、30,31…アドレスデータバス
(バス)、40,41…二重化制御装置(MXC)、4
2…緩衝記憶回路(BUF)、43…書込み読出し制御
回路(CPCIR)、50…信号線およびアドレスデー
タ通信バス(Xバス)、60…書込み読出し信号(RE
W)、70…不一致検出信号(UMAT)、421…書
込み読出し指示フィールド(REWF)、422…書込
みアドレスフィールド(ADD)、423…書込みデー
タフィールド(DATA)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ二重化された中央制御装置と主記
    憶装置と二重化制御装置とで構成されるシステムにおけ
    る前記二重化制御装置はそれぞれ緩衝記憶回路と書込み
    読出し制御回路とを備え、 片系の前記中央制御装置が自系の前記主記憶装置に対す
    る書込み叉は読出しを行うときに他系の前記二重化制御
    装置へ書込みか読出しかを示す情報及び前記主記憶装置
    に書き込むべき書込み番地と書込み情報叉は前記主記憶
    装置から読み出すべき読出し番地と読出し情報とを送出
    し、 前記緩衝記憶回路には他系の前記二重化制御装置から送
    出される前記主記憶装置に書き込むべき書込み番地およ
    び書込み情報と,前記主記憶装置から読み出すべき読出
    し番地および読出し情報と,書込みか読出しかを示す情
    報とを記憶し、 前記書込み読出し制御回路は前記緩衝記憶回路に記憶さ
    れた前記書込みか読出しかを示す情報が、書込みを示す
    ときには前記緩衝記憶回路に記憶された前記主記憶装置
    に書き込むべき書込み番地および書込み情報とにより自
    系の前記主記憶装置に書き込み、読出しを示すときには
    前記緩衝記憶回路に記憶された前記主記憶装置から読み
    出すべき読出し番地により自系の前記主記憶装置の同一
    番地の情報を読出して当該読出し情報と前記緩衝記憶回
    路に記憶された前記読出し情報との一致を確認すること
    により前記二重化されている主記憶装置の内容を一致さ
    せることを特徴とする情報処理装置。
JP62073216A 1987-03-26 1987-03-26 情報処理装置 Expired - Lifetime JPH0656604B2 (ja)

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JPS63238655A JPS63238655A (ja) 1988-10-04
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JPH08292917A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Nec Corp 制御装置
JP2008009482A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Fujitsu Ltd リード/ライト監視制御方法及びシステム
CN101484879B (zh) * 2006-07-06 2012-11-28 日本电气株式会社 群集系统、服务器群集、群集成员、群集成员的冗余化方法、负荷分散方法
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JPS63238655A (ja) 1988-10-04

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