JPH11120087A - 二重化メモリ処理装置 - Google Patents
二重化メモリ処理装置Info
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- JPH11120087A JPH11120087A JP9287337A JP28733797A JPH11120087A JP H11120087 A JPH11120087 A JP H11120087A JP 9287337 A JP9287337 A JP 9287337A JP 28733797 A JP28733797 A JP 28733797A JP H11120087 A JPH11120087 A JP H11120087A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、二重化メモリ処理装置において、シ
ステムの信頼性を向上させることを目的とする。 【解決手段】メモリ制御部MAC32がMM33のA
番地にデータDを書き込む。メモリ一致制御部MXC
34は、メモリ制御部MAC32の書込み動作を検出す
る。MXC34は、MM33への書込みのアドレス情
報及び書込みデータDを取得し、MXC40に転送す
る。また、 アドレス情報Aを転送情報記憶バッファに保
持する。MXC40は、受信した情報のうち、アドレ
ス情報AをMXC32に返送する。MXC34は、保
持されているアドレス情報Aと返送されたアドレス情報
Aとを転送情報検査回路で比較する。データの正常性
を確認後、MAC41は、MM39のA番地にデータD
を書き込む。
ステムの信頼性を向上させることを目的とする。 【解決手段】メモリ制御部MAC32がMM33のA
番地にデータDを書き込む。メモリ一致制御部MXC
34は、メモリ制御部MAC32の書込み動作を検出す
る。MXC34は、MM33への書込みのアドレス情
報及び書込みデータDを取得し、MXC40に転送す
る。また、 アドレス情報Aを転送情報記憶バッファに保
持する。MXC40は、受信した情報のうち、アドレ
ス情報AをMXC32に返送する。MXC34は、保
持されているアドレス情報Aと返送されたアドレス情報
Aとを転送情報検査回路で比較する。データの正常性
を確認後、MAC41は、MM39のA番地にデータD
を書き込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重化メモリ処理
装置に関し、特に二重系間のデータ転送の正常性を確認
する手段を設けた二重化メモリ処理装置に関する。
装置に関し、特に二重系間のデータ転送の正常性を確認
する手段を設けた二重化メモリ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機システムの制御系装置の演算処理
部に用いられた、従来の二重化メモリ処理装置について
説明する。図1は、交換機システムの概略構成図であ
る。電話機7、8は、ダイヤルすると、その間に設けら
れた交換機A及び交換機Bによって、回線が接続され、
かつその後に通話することができる。各交換機A、Bは
それぞれ通話路系装置(ダイヤル信号に基づき電話回線
の交換を行い、電話−電話間の接続を行う。)3、4及
び制御系装置(通話路系装置の回線接続の制御や付加サ
ービス等の制御を行う。)5、6を有する。
部に用いられた、従来の二重化メモリ処理装置について
説明する。図1は、交換機システムの概略構成図であ
る。電話機7、8は、ダイヤルすると、その間に設けら
れた交換機A及び交換機Bによって、回線が接続され、
かつその後に通話することができる。各交換機A、Bは
それぞれ通話路系装置(ダイヤル信号に基づき電話回線
の交換を行い、電話−電話間の接続を行う。)3、4及
び制御系装置(通話路系装置の回線接続の制御や付加サ
ービス等の制御を行う。)5、6を有する。
【0003】該制御系装置5、6の構成の概略を図2に
示す。 各制御系装置はアクト系とスタンバイ系の完全二
重化の構成になっている。アクト系10は、演算処理部
12、IO制御部13、通話路系インターフェース部1
4及びユニットバス交絡インターフェース(ユニットバ
スとユニット交絡バスのインターフェース)部15を有
し、各ブロックはそれぞれユニットバス21で接続され
ている。また、スタンバイ系11は、同じく、演算処理
部16、IO制御部17、通話路系インターフェース部
18及びユニットバス交絡インターフェース部19を有
し、各ブロックはそれぞれユニットバス22で接続され
ている。アクト系10とスタンバイ系11の間にユニッ
ト交絡バス23及び演算処理部交絡バス24が設けられ
ている。
示す。 各制御系装置はアクト系とスタンバイ系の完全二
重化の構成になっている。アクト系10は、演算処理部
12、IO制御部13、通話路系インターフェース部1
4及びユニットバス交絡インターフェース(ユニットバ
スとユニット交絡バスのインターフェース)部15を有
し、各ブロックはそれぞれユニットバス21で接続され
ている。また、スタンバイ系11は、同じく、演算処理
部16、IO制御部17、通話路系インターフェース部
18及びユニットバス交絡インターフェース部19を有
し、各ブロックはそれぞれユニットバス22で接続され
ている。アクト系10とスタンバイ系11の間にユニッ
ト交絡バス23及び演算処理部交絡バス24が設けられ
ている。
【0004】これら機能ブロックのうち、演算処理部1
2、16は、 主としてマイクロプロセッサユニットMP
U等により構成され、演算処理を行う。またIO制御部
13、17は、主として、 ストレージ装置等により構成
され、IOの制御を行う。更に通話路系インターフェー
ス部14、19は制御系装置10、11と通話路系装置
との間のインターフェースを行い、ユニットバス交絡イ
ンターフェース部15、18は二重化された制御系装置
間のユニットバスのデータ制御を行う。
2、16は、 主としてマイクロプロセッサユニットMP
U等により構成され、演算処理を行う。またIO制御部
13、17は、主として、 ストレージ装置等により構成
され、IOの制御を行う。更に通話路系インターフェー
ス部14、19は制御系装置10、11と通話路系装置
との間のインターフェースを行い、ユニットバス交絡イ
ンターフェース部15、18は二重化された制御系装置
間のユニットバスのデータ制御を行う。
【0005】従来の二重化メモリ処理装置は、図3の演
算処理部の構成図に示されている。アクト系の演算処理
部43及びスタンバイ系の演算処理部44は、図2の演
算処理部12及び16に相当する。また、 図3のメモリ
交差バスは、図2の演算処理部交絡バス24の一部を構
成する。演算処理部43、44は、演算処理を行う演算
処理ユニット(以下、「MPU」という。)30、4
5、メインメモリであるメインメモリ(以下、「MM」
という。)33、39、MMを制御するメインメモリコ
ントローラ(以下、「MAC」という。)32、41、
アクト系・スタンバイ系のメモリ内容の一致制御を行う
メモリ一致制御部(メモリ交差コントローラ:以下、
「MXC」という。)34、40、ユニットバス21、
22に接続されたブロック間のインターフェースを制御
するブロック間インターフェース(以下、「INF」と
いう。)31、42を有するアクト系・スタンバイ系の
完全二重化構成である。 また、 演算処理部43、44に
は、MPU−MAC−INF間にエレメントバス36、
47が設けられ、MAC−MM−MXC間にメモリバス
37、46が設けられ、アクト系・スタンバイ系のMX
C−MXC間にメモリ交差バス38が設けられている。
これらのバスの信頼性を上げる手段として、エレメント
バス36、47とメモリバス37、46には誤りの検出
用のパリティを、メモリバス37、46には誤りの検出
・訂正用のECCコードを付加している。またこれらの
バスの接続形態は、一般的には、エレメントバス36、
47及びメモリバス37、46はプリントパターンによ
り構成され、メモリ交差バス38はケーブルにより構成
される。また、信頼性の点では、ケーブルによる接続の
方がプリントパターンによる接続より信頼度が低いこと
が知られている。
算処理部の構成図に示されている。アクト系の演算処理
部43及びスタンバイ系の演算処理部44は、図2の演
算処理部12及び16に相当する。また、 図3のメモリ
交差バスは、図2の演算処理部交絡バス24の一部を構
成する。演算処理部43、44は、演算処理を行う演算
処理ユニット(以下、「MPU」という。)30、4
5、メインメモリであるメインメモリ(以下、「MM」
という。)33、39、MMを制御するメインメモリコ
ントローラ(以下、「MAC」という。)32、41、
アクト系・スタンバイ系のメモリ内容の一致制御を行う
メモリ一致制御部(メモリ交差コントローラ:以下、
「MXC」という。)34、40、ユニットバス21、
22に接続されたブロック間のインターフェースを制御
するブロック間インターフェース(以下、「INF」と
いう。)31、42を有するアクト系・スタンバイ系の
完全二重化構成である。 また、 演算処理部43、44に
は、MPU−MAC−INF間にエレメントバス36、
47が設けられ、MAC−MM−MXC間にメモリバス
37、46が設けられ、アクト系・スタンバイ系のMX
C−MXC間にメモリ交差バス38が設けられている。
これらのバスの信頼性を上げる手段として、エレメント
バス36、47とメモリバス37、46には誤りの検出
用のパリティを、メモリバス37、46には誤りの検出
・訂正用のECCコードを付加している。またこれらの
バスの接続形態は、一般的には、エレメントバス36、
47及びメモリバス37、46はプリントパターンによ
り構成され、メモリ交差バス38はケーブルにより構成
される。また、信頼性の点では、ケーブルによる接続の
方がプリントパターンによる接続より信頼度が低いこと
が知られている。
【0006】本発明のMMは、DRAMで構成すること
ができる。ここで、DRAMの書込みと読出しについて
説明する。本発明におけるDRAMの書込みと読出し
は、一般に知られたものが用いられる。図18に1ワー
ドのリードアクセスの例を、図19にブロックリードア
クセスの例が示されている。図に示されるように、読出
しの場合はロウ・アドレス・ストローブRAS線及びカ
ラム・アドレス・ストローブCAS線の各レベルがロウ
レベルとなり、 アドレスレス線に読出しアドレスが与え
られてメモリMMからメモリ読出しが行われる。書込み
の場合は、ロウ・アドレス・ストローブRAS線、カラ
ム・アドレス・ストローブCAS線及びライトイネーブ
ルWE線の各レベルがロウレベルとなり、 アドレスレス
線に書込みアドレスが与えられてメモリMMに書込みが
行われる。
ができる。ここで、DRAMの書込みと読出しについて
説明する。本発明におけるDRAMの書込みと読出し
は、一般に知られたものが用いられる。図18に1ワー
ドのリードアクセスの例を、図19にブロックリードア
クセスの例が示されている。図に示されるように、読出
しの場合はロウ・アドレス・ストローブRAS線及びカ
ラム・アドレス・ストローブCAS線の各レベルがロウ
レベルとなり、 アドレスレス線に読出しアドレスが与え
られてメモリMMからメモリ読出しが行われる。書込み
の場合は、ロウ・アドレス・ストローブRAS線、カラ
ム・アドレス・ストローブCAS線及びライトイネーブ
ルWE線の各レベルがロウレベルとなり、 アドレスレス
線に書込みアドレスが与えられてメモリMMに書込みが
行われる。
【0007】図4にMAC−MM−MXC間に張られた
メモリバスの接続構成図を示す。該メモリバスは、MA
C−MM−MXC間に各種制御情報(ライトイネーブル
信号WE、ロウ・アドレス・ストローブRAS、カラム
・アドレス・ストローブCAS等)を転送するための各
種制御線51、データ転送のための転送アドレスを転送
するためのアドレス線52、データを転送するためのデ
ータ線53及びデータの誤りの検出・訂正を行うための
ECC線54より構成される。このうち、前記データ線
53は、64ビット構成であり、前記ECC線54は、
8ビット構成である。このECC線の8ビットは、 デー
タ線の1ビットのエラーに対しては訂正し、2ビットの
エラーに対してはその誤りを検出する能力を有する。
メモリバスの接続構成図を示す。該メモリバスは、MA
C−MM−MXC間に各種制御情報(ライトイネーブル
信号WE、ロウ・アドレス・ストローブRAS、カラム
・アドレス・ストローブCAS等)を転送するための各
種制御線51、データ転送のための転送アドレスを転送
するためのアドレス線52、データを転送するためのデ
ータ線53及びデータの誤りの検出・訂正を行うための
ECC線54より構成される。このうち、前記データ線
53は、64ビット構成であり、前記ECC線54は、
8ビット構成である。このECC線の8ビットは、 デー
タ線の1ビットのエラーに対しては訂正し、2ビットの
エラーに対してはその誤りを検出する能力を有する。
【0008】MM33、39は、図5に示すメモリ構成
を有しており、各データは、この構成に基づいて記憶さ
れる。各アドレス毎に、 64ビットのデータと8ビット
のECCコードがデータ格納部55及びECCコード格
納部56に格納される。このMM33、39に対して、
MAC32、41は、定期的にアドレスの順にメモリの
ECCを用いてデータのチェックしている(このチェッ
クを、以下、「メモリパトロール」という。)。このメ
モリパトロールの結果、データに1ビットの誤りが有れ
ば、その場で誤りが訂正され、またデータに2ビットの
誤りが有れば、スタンバイ系のデータを用いて正しいデ
ータを格納する等の処理をする。このようにして、メイ
ンメモリのデータの信頼性を確保している。
を有しており、各データは、この構成に基づいて記憶さ
れる。各アドレス毎に、 64ビットのデータと8ビット
のECCコードがデータ格納部55及びECCコード格
納部56に格納される。このMM33、39に対して、
MAC32、41は、定期的にアドレスの順にメモリの
ECCを用いてデータのチェックしている(このチェッ
クを、以下、「メモリパトロール」という。)。このメ
モリパトロールの結果、データに1ビットの誤りが有れ
ば、その場で誤りが訂正され、またデータに2ビットの
誤りが有れば、スタンバイ系のデータを用いて正しいデ
ータを格納する等の処理をする。このようにして、メイ
ンメモリのデータの信頼性を確保している。
【0009】従来の、MXC34、40の構成を図6に
示す。このMXC34、40は、メインメモリの制御線
を制御するためのメインメモリ制御線制御回路61、メ
インメモリのアドレスを制御するためのメインメモリア
ドレス制御回路62、メインメモリのデータを制御する
メインメモリデータ制御回路63、転送データに対する
ECCコードを生成しかつ該コードによるデータの誤り
検出・訂正を行うためのECC検査・生成回路64、転
送データを一時保持するための転送用バッファ65、メ
イン交差バスの制御線を制御するためのメイン交差バス
制御線制御回路66、メモリ交差バスアドレスデータE
CC多重線(アドレスとデータの多重線であり、 データ
にはECCコードが付与されている回線)を制御するた
めのメモリ交差バスアドレスデータECC制御回路67
及びメモリ交差バスアドレスデータECC多重線にパリ
ティを付与及び検査するためのパリティ検査・生成回路
68を有している。また、 メモリバス側には、メインメ
モリ制御線制御回路61からは各種制御線74が、メイ
ンメモリアドレス制御回路62からはアドレス線75及
びメインメモリデータ制御回路63からはデータ線76
が、ECC検査・生成回路64からはECC線77が出
力されている。更に、メモリ交差バス側には、メイン交
差バス制御線制御回路66からは各種制御線71、メモ
リ交差バスアドレスデータECC制御回路67からはア
ドレスデータECC多重線72及びパリティ検査・生成
回路68からはパリティ線73が出力されている。
示す。このMXC34、40は、メインメモリの制御線
を制御するためのメインメモリ制御線制御回路61、メ
インメモリのアドレスを制御するためのメインメモリア
ドレス制御回路62、メインメモリのデータを制御する
メインメモリデータ制御回路63、転送データに対する
ECCコードを生成しかつ該コードによるデータの誤り
検出・訂正を行うためのECC検査・生成回路64、転
送データを一時保持するための転送用バッファ65、メ
イン交差バスの制御線を制御するためのメイン交差バス
制御線制御回路66、メモリ交差バスアドレスデータE
CC多重線(アドレスとデータの多重線であり、 データ
にはECCコードが付与されている回線)を制御するた
めのメモリ交差バスアドレスデータECC制御回路67
及びメモリ交差バスアドレスデータECC多重線にパリ
ティを付与及び検査するためのパリティ検査・生成回路
68を有している。また、 メモリバス側には、メインメ
モリ制御線制御回路61からは各種制御線74が、メイ
ンメモリアドレス制御回路62からはアドレス線75及
びメインメモリデータ制御回路63からはデータ線76
が、ECC検査・生成回路64からはECC線77が出
力されている。更に、メモリ交差バス側には、メイン交
差バス制御線制御回路66からは各種制御線71、メモ
リ交差バスアドレスデータECC制御回路67からはア
ドレスデータECC多重線72及びパリティ検査・生成
回路68からはパリティ線73が出力されている。
【0010】図7に図6に示したメモリ交差バス38の
接続構成図を示す。該メモリ交差バス38は、各種制御
線71、アドレス・ データ多重線72及びパリティ線7
3により構成され、アドレス・ データ多重線72の72
ビットに対して1本のパリティ(1ビット)が付与され
ている。従って、 アドレス・ データ多重線72の1ビッ
トの誤りは検出できるが、2ビットの誤りは検出できな
い。また、 メモリ交差バス38の大部分は図示されてい
るように、信頼性がプリントパターンより低いケーブル
で接続されている。この、メモリ交差バス38のバスシ
ーケンスを図8に示す。各種制御線71上で、 サンプル
タイミング信号(図8(1))及び最終データ表示信号
(図8(2))が転送され、アドレス・ データ多重線7
2上で、アドレス及びデータからなる転送データ( 図8
(3))が転送される。転送データは、アドレスフェイ
ズとデータフェイズとで構成される。
接続構成図を示す。該メモリ交差バス38は、各種制御
線71、アドレス・ データ多重線72及びパリティ線7
3により構成され、アドレス・ データ多重線72の72
ビットに対して1本のパリティ(1ビット)が付与され
ている。従って、 アドレス・ データ多重線72の1ビッ
トの誤りは検出できるが、2ビットの誤りは検出できな
い。また、 メモリ交差バス38の大部分は図示されてい
るように、信頼性がプリントパターンより低いケーブル
で接続されている。この、メモリ交差バス38のバスシ
ーケンスを図8に示す。各種制御線71上で、 サンプル
タイミング信号(図8(1))及び最終データ表示信号
(図8(2))が転送され、アドレス・ データ多重線7
2上で、アドレス及びデータからなる転送データ( 図8
(3))が転送される。転送データは、アドレスフェイ
ズとデータフェイズとで構成される。
【0011】ここで、図3を用いて演算処理部の動作を
説明する。まず、MPU30がMM33にデータの書込
みを行う場合について説明する。MPU30は、データ
書込みのためにMM33にアクセスする。MAC32は
そのアクセスに対して、MPU30よりデータ書込みの
アドレスと書込みデータを取得し、かつ、図5のメモリ
構成図のようにデータにECCコードを付与して、MM
33にデータの書込みを行う。また、MPU30がMM
33に格納されているデータを取得する場合は、MPU
30は、データ読出しのためにMM33にアクセスす
る。MAC32はそのアクセスに対して、MM33にア
クセスし、データ及びECCコードを読み出す。この読
出したデータを直ちにMPU30に送出しないで、読出
したECCコードをチェックし、データが正常で有れ
ば、初めてMAC32はMPU30に対して、この読出
したデータを送出する。
説明する。まず、MPU30がMM33にデータの書込
みを行う場合について説明する。MPU30は、データ
書込みのためにMM33にアクセスする。MAC32は
そのアクセスに対して、MPU30よりデータ書込みの
アドレスと書込みデータを取得し、かつ、図5のメモリ
構成図のようにデータにECCコードを付与して、MM
33にデータの書込みを行う。また、MPU30がMM
33に格納されているデータを取得する場合は、MPU
30は、データ読出しのためにMM33にアクセスす
る。MAC32はそのアクセスに対して、MM33にア
クセスし、データ及びECCコードを読み出す。この読
出したデータを直ちにMPU30に送出しないで、読出
したECCコードをチェックし、データが正常で有れ
ば、初めてMAC32はMPU30に対して、この読出
したデータを送出する。
【0012】また、 MXC34は、メモリバス37の制
御線のライトイネーブル線(WE線)の状態を常時監視
している。 MM30に対する書込み動作のときは、必
ず、WE線の信号がローレベルになるから、 このWE線
の信号がローレベルになることにより、MM30に対す
る書込み動作が開始されたと検知することができる。そ
こで、 アクト系MXC34は、アクト系のMM33への
データ書込みを検出すると、メモリバス37から書込み
データを取得し、この書込みデータをスタンバイ系のM
XC40に送出する。 スタンバイ系のMXC40は、こ
の書込みデータを使用して、スタンバイ系のMM39に
アクト系のMM33のデータと同一のデータを書き込
む。このようにして、アクト系・スタンバイ系のデータ
の一致性が確保される。
御線のライトイネーブル線(WE線)の状態を常時監視
している。 MM30に対する書込み動作のときは、必
ず、WE線の信号がローレベルになるから、 このWE線
の信号がローレベルになることにより、MM30に対す
る書込み動作が開始されたと検知することができる。そ
こで、 アクト系MXC34は、アクト系のMM33への
データ書込みを検出すると、メモリバス37から書込み
データを取得し、この書込みデータをスタンバイ系のM
XC40に送出する。 スタンバイ系のMXC40は、こ
の書込みデータを使用して、スタンバイ系のMM39に
アクト系のMM33のデータと同一のデータを書き込
む。このようにして、アクト系・スタンバイ系のデータ
の一致性が確保される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来は、 メモリ交差バ
スは、主としてケーブルで接続されているために、他の
エレメントバスやメモリバスに比較してエラーの発生頻
度が高い。それに対して、 メモリ交差バスは、図7に示
すように、1ビットのパリティが一本付与されているの
みであるから、データ転送中におけるデータの誤りは、
1 ビットであれば検出できるが、2ビットになると検出
できない。メモリ交差バス上では、図8に示すようにア
ドレスフェーズとデータフェーズでデータが伝送され
る。伝送途中で万一エラーが発生したとしても、それが
1ビットの場合は、その誤りが検出されるので実際上問
題とはならないが、2ビット発生するとその誤りが検出
されず問題となる。ただし、データ情報部分は、はメモ
リに書き込んだ後のスタンバイ系のMACのパトロール
チェックで異常を検出されるので、書き込んだデータに
誤りがあったとしても、長い目で見れば問題はないとい
える。ところが、2ビット誤ったアドレスの情報は、上
記の通りメモリ交差バス上でもその誤りは検出されず、
また、スタンバイ系のMACのパトロールチェックでも
その誤りは検出されない、従って、2ビット誤りの場合
は、一旦アドレスが誤ったまま転送されてメインメモリ
に記憶されると、データは誤ったアドレスに格納された
ままとなり、大きな問題を生じる。
スは、主としてケーブルで接続されているために、他の
エレメントバスやメモリバスに比較してエラーの発生頻
度が高い。それに対して、 メモリ交差バスは、図7に示
すように、1ビットのパリティが一本付与されているの
みであるから、データ転送中におけるデータの誤りは、
1 ビットであれば検出できるが、2ビットになると検出
できない。メモリ交差バス上では、図8に示すようにア
ドレスフェーズとデータフェーズでデータが伝送され
る。伝送途中で万一エラーが発生したとしても、それが
1ビットの場合は、その誤りが検出されるので実際上問
題とはならないが、2ビット発生するとその誤りが検出
されず問題となる。ただし、データ情報部分は、はメモ
リに書き込んだ後のスタンバイ系のMACのパトロール
チェックで異常を検出されるので、書き込んだデータに
誤りがあったとしても、長い目で見れば問題はないとい
える。ところが、2ビット誤ったアドレスの情報は、上
記の通りメモリ交差バス上でもその誤りは検出されず、
また、スタンバイ系のMACのパトロールチェックでも
その誤りは検出されない、従って、2ビット誤りの場合
は、一旦アドレスが誤ったまま転送されてメインメモリ
に記憶されると、データは誤ったアドレスに格納された
ままとなり、大きな問題を生じる。
【0014】本発明は、現状の物理的なインターフェー
スを変更することなく、二重化された装置間でのデータ
転送の誤りの検出を可能とし、システムの信頼性を向上
させることを目的とする。
スを変更することなく、二重化された装置間でのデータ
転送の誤りの検出を可能とし、システムの信頼性を向上
させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された二
重化メモリ処理装置の発明は、第一のメモリ( MM3
3、 MM39)及び第二のメモリ( MM39、 MM3
3)、これらのメモリの内容を一致するように制御する
第一のメモリ一致制御部(MXC34、MXC40)及
び第二のメモリ一致制御部(MXC40、MXC34)
並びにメモリの書込み及び読込みを行う第一のメモリ制
御部(MAC32、MAC41)及び第二のメモリ制御
部(MAC41、MAC32)を有する二重化メモリ処
理装置において、 前記第一及び第二のメモリ一致制御部
は、転送するデータを保持する転送情報保持部(図9の
転送情報記憶バッファ69)及び該転送情報保持部の内
容と他系のメモリ一致制御部から転送された転送情報と
を比較する転送情報検査回路70(図9参照)とを有す
ることを特徴とする。これにより、現状の物理的なイン
ターフェースを変更することなく、二重化された装置間
でのデータ転送の誤りの検出を可能とし、システムの信
頼性を向上させることができる。
重化メモリ処理装置の発明は、第一のメモリ( MM3
3、 MM39)及び第二のメモリ( MM39、 MM3
3)、これらのメモリの内容を一致するように制御する
第一のメモリ一致制御部(MXC34、MXC40)及
び第二のメモリ一致制御部(MXC40、MXC34)
並びにメモリの書込み及び読込みを行う第一のメモリ制
御部(MAC32、MAC41)及び第二のメモリ制御
部(MAC41、MAC32)を有する二重化メモリ処
理装置において、 前記第一及び第二のメモリ一致制御部
は、転送するデータを保持する転送情報保持部(図9の
転送情報記憶バッファ69)及び該転送情報保持部の内
容と他系のメモリ一致制御部から転送された転送情報と
を比較する転送情報検査回路70(図9参照)とを有す
ることを特徴とする。これにより、現状の物理的なイン
ターフェースを変更することなく、二重化された装置間
でのデータ転送の誤りの検出を可能とし、システムの信
頼性を向上させることができる。
【0016】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報の一部(例え
ば、アドレス情報)を自系の転送情報保持部で保持し、
第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行う前に転送された情報の一部(例えば、アド
レス情報)を第一(例えば、アクト系)のメモリ一致制
御部に返送し、第一(例えば、アクト系)のメモリ一致
制御部の転送情報検査回路70は、該転送情報(例え
ば、アドレス情報)と自系(例えば、アクト系)のメモ
リ一致制御部に保持された情報(例えば、アドレス情
報)とを比較することにより転送データの正常性を確認
することを特徴とする。これにより、第二の系におい
て、書込みの前に、転送データの異常を検出することが
できる。
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報の一部(例え
ば、アドレス情報)を自系の転送情報保持部で保持し、
第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行う前に転送された情報の一部(例えば、アド
レス情報)を第一(例えば、アクト系)のメモリ一致制
御部に返送し、第一(例えば、アクト系)のメモリ一致
制御部の転送情報検査回路70は、該転送情報(例え
ば、アドレス情報)と自系(例えば、アクト系)のメモ
リ一致制御部に保持された情報(例えば、アドレス情
報)とを比較することにより転送データの正常性を確認
することを特徴とする。これにより、第二の系におい
て、書込みの前に、転送データの異常を検出することが
できる。
【0017】請求項3に記載された発明は、第一(例え
ば、アクト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、
アクト系)のメモリ一致制御部への転送情報の一部(例
えば、アドレス情報)を転送情報保持部で保持し、第二
のメモリ一致制御部は、自系(例えば、アクト系)のメ
モリに書込み又は読出しを行うと同時に転送された情報
の一部(例えば、アドレス情報)を第一のメモリ一致制
御部に返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査
回路70は、該転送情報(例えば、アドレス情報)と自
系のメモリ一致制御部に保持された情報(例えば、アド
レス情報)とを比較することにより転送データの正常性
を確認することを特徴とする。ところで、メモリ交差バ
スは信頼性が低いといっても、 ほとんどデータ転送中に
誤りがないので、請求項1のように、誤りのないことを
確認することなく、第二の系において、書込みをしても
実際上問題ない。誤ったことが確認できたらその段階で
誤りの制御を行うことでも充分である。この請求項のも
のは、自系のメモリに書込み又は読出しを行うと同時に
転送された情報の一部を第一のメモリ一致制御部に返送
するので、処理を迅速に行うことが可能である。
ば、アクト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、
アクト系)のメモリ一致制御部への転送情報の一部(例
えば、アドレス情報)を転送情報保持部で保持し、第二
のメモリ一致制御部は、自系(例えば、アクト系)のメ
モリに書込み又は読出しを行うと同時に転送された情報
の一部(例えば、アドレス情報)を第一のメモリ一致制
御部に返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査
回路70は、該転送情報(例えば、アドレス情報)と自
系のメモリ一致制御部に保持された情報(例えば、アド
レス情報)とを比較することにより転送データの正常性
を確認することを特徴とする。ところで、メモリ交差バ
スは信頼性が低いといっても、 ほとんどデータ転送中に
誤りがないので、請求項1のように、誤りのないことを
確認することなく、第二の系において、書込みをしても
実際上問題ない。誤ったことが確認できたらその段階で
誤りの制御を行うことでも充分である。この請求項のも
のは、自系のメモリに書込み又は読出しを行うと同時に
転送された情報の一部を第一のメモリ一致制御部に返送
するので、処理を迅速に行うことが可能である。
【0018】請求項4に記載された発明は、請求項1記
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報の一部(例え
ば、アドレス情報)を転送情報保持部で保持し、第二の
メモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は読出し
を行った後に転送された情報の一部(例えば、アドレス
情報)を第一のメモリ一致制御部に返送し、第一のメモ
リ一致制御部の転送情報検査回路70は、該転送情報
(例えば、アドレス情報)と自系のメモリ一致制御部に
保持された情報(例えば、アドレス情報)とを比較する
ことにより転送データの正常性を確認することを特徴と
する。ところで、メモリ交差バスは信頼性が低いといっ
ても、 ほとんどデータ転送中に誤りがないので、請求項
1のように、誤りのないことを確認することなく、第二
の系において、書込みをしても実際上問題ない。そこ
で、誤ったことが確認できたらその段階で誤りの制御を
行うことでも充分である。この請求項のものは、自系の
メモリに書込み又は読出し後に、メモリ交差バスの転送
データの正常性を確認するもので、メモリ交差バスの転
送データの正常性を確認をするタイミングの自由度を上
げたものである。
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報の一部(例え
ば、アドレス情報)を転送情報保持部で保持し、第二の
メモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は読出し
を行った後に転送された情報の一部(例えば、アドレス
情報)を第一のメモリ一致制御部に返送し、第一のメモ
リ一致制御部の転送情報検査回路70は、該転送情報
(例えば、アドレス情報)と自系のメモリ一致制御部に
保持された情報(例えば、アドレス情報)とを比較する
ことにより転送データの正常性を確認することを特徴と
する。ところで、メモリ交差バスは信頼性が低いといっ
ても、 ほとんどデータ転送中に誤りがないので、請求項
1のように、誤りのないことを確認することなく、第二
の系において、書込みをしても実際上問題ない。そこ
で、誤ったことが確認できたらその段階で誤りの制御を
行うことでも充分である。この請求項のものは、自系の
メモリに書込み又は読出し後に、メモリ交差バスの転送
データの正常性を確認するもので、メモリ交差バスの転
送データの正常性を確認をするタイミングの自由度を上
げたものである。
【0019】請求項5に記載された発明は、請求項1記
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報(例えば、ア
ドレス情報及びデータ)の全部を転送情報保持部で保持
し、第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み
又は読出しを行う前に転送された情報の全部(例えば、
アドレス情報及びデータ)を第一のメモリ一致制御部に
返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路7
0は、該転送情報と自系のメモリ一致制御部に保持され
た情報とを比較することにより転送データの正常性を確
認することを特徴とする。転送データの確認を転送デー
タの全部により行うので、転送データの正常性の確認を
より正確に行うことができる。従って、この請求項によ
り、請求項2のものの作用・効果に加え、転送データの
正常性の確認をより正確に行うことができる。
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報(例えば、ア
ドレス情報及びデータ)の全部を転送情報保持部で保持
し、第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み
又は読出しを行う前に転送された情報の全部(例えば、
アドレス情報及びデータ)を第一のメモリ一致制御部に
返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路7
0は、該転送情報と自系のメモリ一致制御部に保持され
た情報とを比較することにより転送データの正常性を確
認することを特徴とする。転送データの確認を転送デー
タの全部により行うので、転送データの正常性の確認を
より正確に行うことができる。従って、この請求項によ
り、請求項2のものの作用・効果に加え、転送データの
正常性の確認をより正確に行うことができる。
【0020】請求項6に記載された発明は、請求項1記
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報(例えば、ア
ドレス情報及びデータ)の全部を転送情報保持部で保持
し、第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み
又は読出しを行うと同時に転送された情報の全部(例え
ば、アドレス情報及びデータ)を第一のメモリ一致制御
部に返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回
路70は、該転送情報と自系のメモリ一致制御部に保持
された情報とを比較することにより転送データの正常性
を確認することを特徴とする。転送データの確認を転送
データの全部により行うので、転送データの正常性の確
認をより正確に行うことができる。従って、この請求項
により、請求項3のものの作用・効果に加え、転送デー
タの正常性の確認をより正確に行うことができる。
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報(例えば、ア
ドレス情報及びデータ)の全部を転送情報保持部で保持
し、第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み
又は読出しを行うと同時に転送された情報の全部(例え
ば、アドレス情報及びデータ)を第一のメモリ一致制御
部に返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回
路70は、該転送情報と自系のメモリ一致制御部に保持
された情報とを比較することにより転送データの正常性
を確認することを特徴とする。転送データの確認を転送
データの全部により行うので、転送データの正常性の確
認をより正確に行うことができる。従って、この請求項
により、請求項3のものの作用・効果に加え、転送デー
タの正常性の確認をより正確に行うことができる。
【0021】請求項7に記載された発明は、請求項1記
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報(例えば、ア
ドレス情報及びデータ)の全部を転送情報保持部で保持
し、第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み
又は読出しを行った後に転送された情報の全部(例え
ば、アドレス情報及びデータ)を第一のメモリ一致制御
部に返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回
路70は、該転送情報と自系のメモリ一致制御部に保持
された情報とを比較することにより転送データの正常性
を確認することを特徴とする。転送データの確認を転送
データの全部により行うので、転送データの正常性の確
認をより正確に行うことができる。従って、この請求項
により、請求項4のものの作用・効果に加え、転送デー
タの正常性の確認をより正確に行うことができる。
載の二重化メモリ処理装置において、第一(例えば、ア
クト系)のメモリ一致制御部は、第二(例えば、スタン
バイ系)のメモリ一致制御部への転送情報(例えば、ア
ドレス情報及びデータ)の全部を転送情報保持部で保持
し、第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み
又は読出しを行った後に転送された情報の全部(例え
ば、アドレス情報及びデータ)を第一のメモリ一致制御
部に返送し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回
路70は、該転送情報と自系のメモリ一致制御部に保持
された情報とを比較することにより転送データの正常性
を確認することを特徴とする。転送データの確認を転送
データの全部により行うので、転送データの正常性の確
認をより正確に行うことができる。従って、この請求項
により、請求項4のものの作用・効果に加え、転送デー
タの正常性の確認をより正確に行うことができる。
【0022】請求項8に記載された発明は、請求項1記
載の二重化メモリ処理装置において、第一(アクト系又
はスタンバイ系)のメモリ一致制御部は、(メモリパト
ロール等により)自系のメモリ制御部がメモリの読出し
を行ったとき、該アドレスと読出情報とを転送情報保持
部で保持し、更に該アドレスを第二(スタンバイ系又は
アクト系)のメモリ一致制御部に転送し、第二のメモリ
制御部は、転送された前記アドレスに基づきメモリの読
出しを行い、第二のメモリ一致制御部は、転送されたア
ドレスと自系のメモリ制御部により読出された情報とを
第一のメモリ一致制御部に転送し、第一のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70は、該転送情報と自系のメ
モリ一致制御部に保持された情報とを比較することによ
り転送データの正常性を確認することを特徴とする。こ
れにより、アクト系又はスタンバイ系等におけるメモリ
パトロール等において、一方のメモリ制御部がメモリの
読出しを行ったときにも、二重系のデータ転送の正常性
を確認すると共に、二重系のメモリの内容の一致を確認
することができる。
載の二重化メモリ処理装置において、第一(アクト系又
はスタンバイ系)のメモリ一致制御部は、(メモリパト
ロール等により)自系のメモリ制御部がメモリの読出し
を行ったとき、該アドレスと読出情報とを転送情報保持
部で保持し、更に該アドレスを第二(スタンバイ系又は
アクト系)のメモリ一致制御部に転送し、第二のメモリ
制御部は、転送された前記アドレスに基づきメモリの読
出しを行い、第二のメモリ一致制御部は、転送されたア
ドレスと自系のメモリ制御部により読出された情報とを
第一のメモリ一致制御部に転送し、第一のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70は、該転送情報と自系のメ
モリ一致制御部に保持された情報とを比較することによ
り転送データの正常性を確認することを特徴とする。こ
れにより、アクト系又はスタンバイ系等におけるメモリ
パトロール等において、一方のメモリ制御部がメモリの
読出しを行ったときにも、二重系のデータ転送の正常性
を確認すると共に、二重系のメモリの内容の一致を確認
することができる。
【0023】請求項9に記載された発明は、請求項1記
載の二重化メモリ処理装置において、第一(アクト系又
はスタンバイ系)のメモリ一致制御部は、(メモリパト
ロール等により)自系のメモリ制御部がメモリの読出し
を行ったとき、該アドレスと読出情報とを転送情報保持
部で保持し、更に該アドレスと該読出情報とを第二(ス
タンバイ系又はアクト系)のメモリ一致制御部に転送
し、第二のメモリ制御部は、転送された前記アドレスに
基づきメモリの読出しを行い、第二のメモリ一致制御部
は、転送された全情報を第一のメモリ一致制御部に転送
し、転送情報検査回路70において、転送された情報の
うち、読出情報と自系のメモリ制御部により読出れた情
報とを比較し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査
回路70は、上記転送された情報と自系のメモリ一致制
御部に保持された情報とを比較することにより転送デー
タの正常性を確認することを特徴とする。これにより、
データ転送の正常性は、第一のメモリ一致制御部におい
て行い、二重系のメモリの内容の一致を第二のメモリ一
致制御部において確認する。従って、 アクト系又はスタ
ンバイ系等におけるメモリパトロール等において、第一
のメモリ制御部がメモリの読出しを行ったときにも、第
一のメモリ一致制御部において、二重系のデータ転送の
正常性を確認すると共に、二重系のメモリの内容の一致
を確認することができる。
載の二重化メモリ処理装置において、第一(アクト系又
はスタンバイ系)のメモリ一致制御部は、(メモリパト
ロール等により)自系のメモリ制御部がメモリの読出し
を行ったとき、該アドレスと読出情報とを転送情報保持
部で保持し、更に該アドレスと該読出情報とを第二(ス
タンバイ系又はアクト系)のメモリ一致制御部に転送
し、第二のメモリ制御部は、転送された前記アドレスに
基づきメモリの読出しを行い、第二のメモリ一致制御部
は、転送された全情報を第一のメモリ一致制御部に転送
し、転送情報検査回路70において、転送された情報の
うち、読出情報と自系のメモリ制御部により読出れた情
報とを比較し、第一のメモリ一致制御部の転送情報検査
回路70は、上記転送された情報と自系のメモリ一致制
御部に保持された情報とを比較することにより転送デー
タの正常性を確認することを特徴とする。これにより、
データ転送の正常性は、第一のメモリ一致制御部におい
て行い、二重系のメモリの内容の一致を第二のメモリ一
致制御部において確認する。従って、 アクト系又はスタ
ンバイ系等におけるメモリパトロール等において、第一
のメモリ制御部がメモリの読出しを行ったときにも、第
一のメモリ一致制御部において、二重系のデータ転送の
正常性を確認すると共に、二重系のメモリの内容の一致
を確認することができる。
【0024】請求項10に記載されたメモリ一致制御部
の発明は、二重化メモリ処理装置における、二重系のメ
モリ内容を一致するように制御するメモリ一致制御部に
おいて、他系のメモリ一致制御部に転送するデータの全
部又は一部を保持する転送情報保持部及び該転送情報保
持部の内容と他系のメモリ一致制御部から転送された転
送情報とを比較する転送情報検査回路とを有することを
特徴とする。この請求項のものは、請求項1ないし9項
記載の二重化メモリ処理装置に使用されるメモリ一致制
御部である。
の発明は、二重化メモリ処理装置における、二重系のメ
モリ内容を一致するように制御するメモリ一致制御部に
おいて、他系のメモリ一致制御部に転送するデータの全
部又は一部を保持する転送情報保持部及び該転送情報保
持部の内容と他系のメモリ一致制御部から転送された転
送情報とを比較する転送情報検査回路とを有することを
特徴とする。この請求項のものは、請求項1ないし9項
記載の二重化メモリ処理装置に使用されるメモリ一致制
御部である。
【0025】請求項11に記載された発明は、請求項1
ないし9のいづれか一項記載の二重化メモリ処理装置に
おいて、 第一のメモリ、第一のメモリ一致制御部及び第
一のメモリ制御部がアクト系の一部であり、第二のメモ
リ、第二のメモリ一致制御部及び第二のメモリ制御部が
スタンバイ系の一部であることを特徴とする。この請求
項は、二重系がアクト系・スタンバイ系である態様に限
定している。
ないし9のいづれか一項記載の二重化メモリ処理装置に
おいて、 第一のメモリ、第一のメモリ一致制御部及び第
一のメモリ制御部がアクト系の一部であり、第二のメモ
リ、第二のメモリ一致制御部及び第二のメモリ制御部が
スタンバイ系の一部であることを特徴とする。この請求
項は、二重系がアクト系・スタンバイ系である態様に限
定している。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明は、現状の物理的なインタ
ーフェースを変更することなく、二重化された装置間で
のデータ転送の誤りの検出を可能とした二重化メモリ処
理装置である。本発明のMXCの構成を図9に示す。 図
9において、 転送情報記憶バッファ69及び転送情報検
査回路70を除いて、図6に示す従来のMXCと同じ構
成である。MXC74は、常時メモリバス37、46側
に設けられたメインメモリ制御線制御回路61におい
て、各種制御線74を監視(図3に示すMAC32、4
1とMM33、39との間の制御信号等を監視)してお
り、MAC32、41によるメインメモリ33、39の
書込みは、ライトイネーブル信号WEにより検出(WE
がロウレベルになったことを検出)し、MAC32、4
1によるメインメモリ33、39の読出しは、ロウ・ア
ドレス・ストローブ信号RAS又はカラム・アドレス・
ストローブCASにより検出(RAS又はCASがロウ
レベルになったことを検出)し、書込み又は読出しアド
レス及び書込み又は読出しデータを、メインメモリアド
レス制御回路62及びメインメモリデータ制御回路63
がアドレス線75及びデータ線76より取り込む。ま
た、 他系とのデータ転送は、メモリ交差バス制御線制御
回路66及びメモリ交差バスアドレスデータECC制御
回路67により行う。転送用バッファ65は、「メイン
メモリ制御線制御回路61、メインメモリアドレス制御
回路62、メインメモリデータ制御回路63、ECC検
査・生成回路64、メイン交差バス制御線制御回路66
及び交差バスアドレスデータECC制御回路67」によ
り得られたメモリバス37、46又はメモリバス38に
係る情報及び他系のメモリ一致制御部への送信データ等
を一時保持するバッファである。他系のメモリ一致制御
部から送信されたデータは、メモリ交差バス制御線制御
回路66及びメモリ交差バスアドレスデータECC制御
回路67から得られる。以下に説明する、本発明の第1
ないし8の実施の形態を実現するメモリ一致制御部MX
Cは、全て図9の構成によりなされる。
ーフェースを変更することなく、二重化された装置間で
のデータ転送の誤りの検出を可能とした二重化メモリ処
理装置である。本発明のMXCの構成を図9に示す。 図
9において、 転送情報記憶バッファ69及び転送情報検
査回路70を除いて、図6に示す従来のMXCと同じ構
成である。MXC74は、常時メモリバス37、46側
に設けられたメインメモリ制御線制御回路61におい
て、各種制御線74を監視(図3に示すMAC32、4
1とMM33、39との間の制御信号等を監視)してお
り、MAC32、41によるメインメモリ33、39の
書込みは、ライトイネーブル信号WEにより検出(WE
がロウレベルになったことを検出)し、MAC32、4
1によるメインメモリ33、39の読出しは、ロウ・ア
ドレス・ストローブ信号RAS又はカラム・アドレス・
ストローブCASにより検出(RAS又はCASがロウ
レベルになったことを検出)し、書込み又は読出しアド
レス及び書込み又は読出しデータを、メインメモリアド
レス制御回路62及びメインメモリデータ制御回路63
がアドレス線75及びデータ線76より取り込む。ま
た、 他系とのデータ転送は、メモリ交差バス制御線制御
回路66及びメモリ交差バスアドレスデータECC制御
回路67により行う。転送用バッファ65は、「メイン
メモリ制御線制御回路61、メインメモリアドレス制御
回路62、メインメモリデータ制御回路63、ECC検
査・生成回路64、メイン交差バス制御線制御回路66
及び交差バスアドレスデータECC制御回路67」によ
り得られたメモリバス37、46又はメモリバス38に
係る情報及び他系のメモリ一致制御部への送信データ等
を一時保持するバッファである。他系のメモリ一致制御
部から送信されたデータは、メモリ交差バス制御線制御
回路66及びメモリ交差バスアドレスデータECC制御
回路67から得られる。以下に説明する、本発明の第1
ないし8の実施の形態を実現するメモリ一致制御部MX
Cは、全て図9の構成によりなされる。
【0027】図10は、第1の実施の形態を説明するた
めの図であり、MAC、 MM及びMXCのアクト系・ス
タンバイ系の二重システムが示されている。つまり、ア
クト系には、 MAC32、MM33及びMXC34を有
し、スタンバイ系は、MAC41、MM39及びMXC
40を有する。MAC32、41は、MM33、39の
書込み及び読出しの制御を行い、MXC34、40は、
MM33、39のメモリの内容の一致制御を行う(以
下、本発明の第2の実施の形態ないし第8の実施の形態
において同じ)。
めの図であり、MAC、 MM及びMXCのアクト系・ス
タンバイ系の二重システムが示されている。つまり、ア
クト系には、 MAC32、MM33及びMXC34を有
し、スタンバイ系は、MAC41、MM39及びMXC
40を有する。MAC32、41は、MM33、39の
書込み及び読出しの制御を行い、MXC34、40は、
MM33、39のメモリの内容の一致制御を行う(以
下、本発明の第2の実施の形態ないし第8の実施の形態
において同じ)。
【0028】本発明の第1の実施の形態の動作は次の通
りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。 MXC34は、MM33への書込みのアドレス情報及
び書込みデータDを取得し、MXC40に転送する。ま
た、 MXC34は、アドレス情報Aを転送情報記憶バッ
ファ69に保持する。
りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。 MXC34は、MM33への書込みのアドレス情報及
び書込みデータDを取得し、MXC40に転送する。ま
た、 MXC34は、アドレス情報Aを転送情報記憶バッ
ファ69に保持する。
【0029】MXC40は、受信した情報のうち、ア
ドレス情報AをMXC32に返送する。 MXC34は、保持されているアドレス情報Aと返送
されたアドレス情報Aとを転送情報検査回路70で比較
する。 データの正常性を確認後、MAC41は、MM39の
A番地にデータDを書き込む。
ドレス情報AをMXC32に返送する。 MXC34は、保持されているアドレス情報Aと返送
されたアドレス情報Aとを転送情報検査回路70で比較
する。 データの正常性を確認後、MAC41は、MM39の
A番地にデータDを書き込む。
【0030】本発明の第1の実施の形態では、 アクト系
のメモリ一致制御部の転送情報検査回路70により、ス
タンバイ系に送信したアドレス情報とスタンバイ系から
転送されたきたアドレス情報とを比較することにより、
メモリ交差バスにおける誤りの有無を検出することがで
きる。もし、比較した結果、一致しなければ、スタンバ
イ系の書込みを中止し、再度アクト系からスタンバイ系
への伝送をやり直す等の処理を行う。
のメモリ一致制御部の転送情報検査回路70により、ス
タンバイ系に送信したアドレス情報とスタンバイ系から
転送されたきたアドレス情報とを比較することにより、
メモリ交差バスにおける誤りの有無を検出することがで
きる。もし、比較した結果、一致しなければ、スタンバ
イ系の書込みを中止し、再度アクト系からスタンバイ系
への伝送をやり直す等の処理を行う。
【0031】図11は、第2の実施の形態を説明するた
めの図である。本発明の第2の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
めの図である。本発明の第2の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
【0032】MXC34は、MM33への書込みのア
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、MXC40
に転送する。また、 MXC34は、アドレス情報Aを転
送情報記憶バッファ69に保持する。 MXC40は、受信した情報のうち、アドレス情報A
をMXC32に返送すると共に、MAC41は、MM3
9のA番地にデータDを書き込む。
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、MXC40
に転送する。また、 MXC34は、アドレス情報Aを転
送情報記憶バッファ69に保持する。 MXC40は、受信した情報のうち、アドレス情報A
をMXC32に返送すると共に、MAC41は、MM3
9のA番地にデータDを書き込む。
【0033】MXC34は、保持されているアドレス
情報Aと返送されたアドレス情報Aとを転送情報検査回
路70で比較する。 発明の第2の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報とスタンバイ系から転送されたきた
アドレス情報とを比較することにより、メモリ交差バス
における誤りの有無を検出することができる。もし、比
較した結果、一致しなければ、再度アクト系からスタン
バイ系への伝送をやり直し、スタンバイ系でメモリに上
書き等の処理を行う。
情報Aと返送されたアドレス情報Aとを転送情報検査回
路70で比較する。 発明の第2の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報とスタンバイ系から転送されたきた
アドレス情報とを比較することにより、メモリ交差バス
における誤りの有無を検出することができる。もし、比
較した結果、一致しなければ、再度アクト系からスタン
バイ系への伝送をやり直し、スタンバイ系でメモリに上
書き等の処理を行う。
【0034】図12は、第3の実施の形態を説明するた
めの図である。本発明の第3の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
めの図である。本発明の第3の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
【0035】MXC34は、MM33への書込みのア
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、MXC40
に転送する。また、 MXC34は、アドレス情報Aを転
送情報記憶バッファ69に保持する。 MAC41は、MM39のA番地にデータDを書き込
む。 MXC40は、受信した情報のうち、アドレス情報A
をMXC32に返送する。
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、MXC40
に転送する。また、 MXC34は、アドレス情報Aを転
送情報記憶バッファ69に保持する。 MAC41は、MM39のA番地にデータDを書き込
む。 MXC40は、受信した情報のうち、アドレス情報A
をMXC32に返送する。
【0036】MXC34は、保持されているアドレス
情報Aと返送されたアドレス情報Aとを転送情報検査回
路70で比較する。 発明の第3の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報とスタンバイ系から転送されたきた
アドレス情報とをスタンバイ系の書込みの後に比較する
ことにより、メモリ交差バスにおける誤りの有無を検出
することができる。もし、比較した結果、一致しなけれ
ば、再度アクト系からスタンバイ系への伝送をやり直
し、スタンバイ系でメモリに上書き等の処理を行う。
情報Aと返送されたアドレス情報Aとを転送情報検査回
路70で比較する。 発明の第3の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報とスタンバイ系から転送されたきた
アドレス情報とをスタンバイ系の書込みの後に比較する
ことにより、メモリ交差バスにおける誤りの有無を検出
することができる。もし、比較した結果、一致しなけれ
ば、再度アクト系からスタンバイ系への伝送をやり直
し、スタンバイ系でメモリに上書き等の処理を行う。
【0037】図13は、第4の実施の形態を説明するた
めの図である。本発明の第4の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
めの図である。本発明の第4の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
【0038】MXC34は、MM33への書込みのア
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、これらを転
送情報記憶バッファ69に保持する。また、 MXC34
は、このアドレス情報A及び書込みデータDをMXC4
0に転送する。 MXC40は、受信した全情報をMXC32に返送す
る。 MXC34は、保持されている情報と返送された情報
とを転送情報検査回路70で比較する。
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、これらを転
送情報記憶バッファ69に保持する。また、 MXC34
は、このアドレス情報A及び書込みデータDをMXC4
0に転送する。 MXC40は、受信した全情報をMXC32に返送す
る。 MXC34は、保持されている情報と返送された情報
とを転送情報検査回路70で比較する。
【0039】データの正常性を確認後、MAC41
は、MM39のA番地にデータDを書き込む。 本発明の第4の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致
制御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に
送信したアドレス情報及び書込み情報とスタンバイ系か
ら転送されたきたアドレス情報及び書込み情報とを比較
することにより、メモリ交差バスにおける誤りの有無を
より正確に検出することができる。もし、比較した結
果、一致しなければ、スタンバイ系の書込みを中止し、
再度アクト系からスタンバイ系への伝送をやり直す等の
処理を行う。
は、MM39のA番地にデータDを書き込む。 本発明の第4の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致
制御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に
送信したアドレス情報及び書込み情報とスタンバイ系か
ら転送されたきたアドレス情報及び書込み情報とを比較
することにより、メモリ交差バスにおける誤りの有無を
より正確に検出することができる。もし、比較した結
果、一致しなければ、スタンバイ系の書込みを中止し、
再度アクト系からスタンバイ系への伝送をやり直す等の
処理を行う。
【0040】図14は、第5の実施の形態を説明するた
めの図である。本発明の第5の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
めの図である。本発明の第5の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
【0041】MXC34は、MM33への書込みのア
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、これらを転
送情報記憶バッファ69に保持する。また、 MXC34
は、このアドレス情報A及び書込みデータDをMXC4
0に転送する。 MXC40は、受信した全情報をMXC32に返送す
ると共に、MAC41は、MM39のA番地にデータD
を書き込む。
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、これらを転
送情報記憶バッファ69に保持する。また、 MXC34
は、このアドレス情報A及び書込みデータDをMXC4
0に転送する。 MXC40は、受信した全情報をMXC32に返送す
ると共に、MAC41は、MM39のA番地にデータD
を書き込む。
【0042】MXC34は、保持されている情報と返
送された情報とを転送情報検査回路70で比較する。 発明の第5の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報及び書込み情報とスタンバイ系から
転送されたきたアドレス情報及び書込み情報とを比較す
ることにより、メモリ交差バスにおける誤りの有無をよ
り正確に検出することができる。もし、比較した結果、
一致しなければ、再度アクト系からスタンバイ系への伝
送をやり直し、スタンバイ系でメモリに上書き等の処理
を行う。
送された情報とを転送情報検査回路70で比較する。 発明の第5の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報及び書込み情報とスタンバイ系から
転送されたきたアドレス情報及び書込み情報とを比較す
ることにより、メモリ交差バスにおける誤りの有無をよ
り正確に検出することができる。もし、比較した結果、
一致しなければ、再度アクト系からスタンバイ系への伝
送をやり直し、スタンバイ系でメモリに上書き等の処理
を行う。
【0043】図15は、第6の実施の形態を説明するた
めの図である。本発明の第6の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
めの図である。本発明の第6の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32がMM33のA番地にデータDを書き込
む。 MXC34は、メモリバス37のライトイネーブルW
Eを監視し、そのWEがロウレベルになったことを検出
する。
【0044】MXC34は、MM33への書込みのア
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、これらを転
送情報記憶バッファ69に保持する。また、 MXC34
は、このアドレス情報A及び書込みデータDをMXC4
0に転送する。 MAC41は、MM39のA番地にデータDを書き込
む。 MXC40は、受信した全情報をMXC32に返送す
る。
ドレス情報A及び書込みデータDを取得し、これらを転
送情報記憶バッファ69に保持する。また、 MXC34
は、このアドレス情報A及び書込みデータDをMXC4
0に転送する。 MAC41は、MM39のA番地にデータDを書き込
む。 MXC40は、受信した全情報をMXC32に返送す
る。
【0045】MXC34は、保持されている情報と返
送された情報とを転送情報検査回路70で比較する。 とを転送情報検査回路70で比較する。 発明の第6の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報及び書込み情報とスタンバイ系から
転送されたきたアドレス情報及び書込み情報とをスタン
バイ系の書込みの後に比較することにより、メモリ交差
バスにおける誤りの有無をより正確に検出することがで
きる。もし、比較した結果、一致しなければ、再度アク
ト系からスタンバイ系への伝送をやり直し、スタンバイ
系でメモリに上書き等の処理を行う。
送された情報とを転送情報検査回路70で比較する。 とを転送情報検査回路70で比較する。 発明の第6の実施の形態では、 アクト系のメモリ一致制
御部の転送情報検査回路70により、スタンバイ系に送
信したアドレス情報及び書込み情報とスタンバイ系から
転送されたきたアドレス情報及び書込み情報とをスタン
バイ系の書込みの後に比較することにより、メモリ交差
バスにおける誤りの有無をより正確に検出することがで
きる。もし、比較した結果、一致しなければ、再度アク
ト系からスタンバイ系への伝送をやり直し、スタンバイ
系でメモリに上書き等の処理を行う。
【0046】図16は、第7の実施の形態を説明するた
めの図である。本発明の第7の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32又は41がMM33又は39のA番地にメ
モリパトロール(メモリ読出し)を行う。 MXC34又は40は、メモリバス37又は46のロ
ウ・アドレス・ストローブ信号RAS又はカラム・アド
レス・ストローブCASを監視し、そのRAS又はCA
Sがロウレベルになったことを検出する。
めの図である。本発明の第7の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32又は41がMM33又は39のA番地にメ
モリパトロール(メモリ読出し)を行う。 MXC34又は40は、メモリバス37又は46のロ
ウ・アドレス・ストローブ信号RAS又はカラム・アド
レス・ストローブCASを監視し、そのRAS又はCA
Sがロウレベルになったことを検出する。
【0047】MXC34又は40は、MM33又は3
9へのパトロールチェックのアドレス情報A及び読出し
データDを取得し、そのアドレス情報A及び読出しデー
タDを転送情報記憶バッファ69に保持する。また、 M
XC34又は40は、パトロールチェックのアドレス情
報AをMXC40又は34に転送する。 MAC41又は32は、MM39又は33のA番地の
データDを読み出す。
9へのパトロールチェックのアドレス情報A及び読出し
データDを取得し、そのアドレス情報A及び読出しデー
タDを転送情報記憶バッファ69に保持する。また、 M
XC34又は40は、パトロールチェックのアドレス情
報AをMXC40又は34に転送する。 MAC41又は32は、MM39又は33のA番地の
データDを読み出す。
【0048】MXC40又は34は、受信したアドレ
ス情報Aを及びMAC41又は32が読出したデータD
をMXC32又は41に返送する。 MXC34又は40は、保持されている情報と返送さ
れた情報とを転送情報検査回路70で比較する。 発明の第7の実施の形態では、 アクト系又はスタンバイ
系のメモリ一致制御部は、メモリパトロール等のサイク
ルにおいて、自系のメモリ制御部がメモリの読出しを行
ったとき、該アドレスと読出情報とを転送情報保持部で
保持し、更に該アドレスをスタンバイ系又はアクト系の
メモリ一致制御部に送信し、スタンバイ系又はアクト系
のメモリ制御部は、受信した前記アドレスに基づきメモ
リの読出しを行い、スタンバイ系又はアクト系のメモリ
一致制御部は、受信したアドレスと自系のメモリ制御部
により読出された情報とをアクト系又はスタンバイ系の
メモリ一致制御部に転送し、アクト系又はスタンバイ系
のメモリ一致制御部の転送情報検査回路70は、該転送
された情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報
とを比較することにより転送データの正常性を確認する
ものである。これにより、アクト系又はスタンバイ系等
におけるメモリパトロール等において、メモリ制御部が
メモリの読出しを行ったときにも、二重系のデータ転送
の正常性を確認すると共に、二重系のメモリの内容の一
致を確認することができる。もし、比較した結果、一致
しなければ、再度アクト系又はスタンバイ系からスタン
バイ系又はアクト系への伝送をやり直し、スタンバイ系
又はアクト系でメモリに上書き等の処理を行う。
ス情報Aを及びMAC41又は32が読出したデータD
をMXC32又は41に返送する。 MXC34又は40は、保持されている情報と返送さ
れた情報とを転送情報検査回路70で比較する。 発明の第7の実施の形態では、 アクト系又はスタンバイ
系のメモリ一致制御部は、メモリパトロール等のサイク
ルにおいて、自系のメモリ制御部がメモリの読出しを行
ったとき、該アドレスと読出情報とを転送情報保持部で
保持し、更に該アドレスをスタンバイ系又はアクト系の
メモリ一致制御部に送信し、スタンバイ系又はアクト系
のメモリ制御部は、受信した前記アドレスに基づきメモ
リの読出しを行い、スタンバイ系又はアクト系のメモリ
一致制御部は、受信したアドレスと自系のメモリ制御部
により読出された情報とをアクト系又はスタンバイ系の
メモリ一致制御部に転送し、アクト系又はスタンバイ系
のメモリ一致制御部の転送情報検査回路70は、該転送
された情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報
とを比較することにより転送データの正常性を確認する
ものである。これにより、アクト系又はスタンバイ系等
におけるメモリパトロール等において、メモリ制御部が
メモリの読出しを行ったときにも、二重系のデータ転送
の正常性を確認すると共に、二重系のメモリの内容の一
致を確認することができる。もし、比較した結果、一致
しなければ、再度アクト系又はスタンバイ系からスタン
バイ系又はアクト系への伝送をやり直し、スタンバイ系
又はアクト系でメモリに上書き等の処理を行う。
【0049】図17は、第8の実施の形態を説明するた
めの図である。本発明の第8の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32又は41がMM33又は39のA番地にメ
モリパトロール(メモリ読出し)を行う。 MXC34又は40は、メモリバス37又は46のロ
ウ・アドレス・ストローブ信号RAS又はカラム・アド
レス・ストローブCASを監視し、そのRAS又はCA
Sがロウレベルになったことを検出する。
めの図である。本発明の第8の実施の形態の動作は次の
通りである。 MAC32又は41がMM33又は39のA番地にメ
モリパトロール(メモリ読出し)を行う。 MXC34又は40は、メモリバス37又は46のロ
ウ・アドレス・ストローブ信号RAS又はカラム・アド
レス・ストローブCASを監視し、そのRAS又はCA
Sがロウレベルになったことを検出する。
【0050】MXC34又は40は、MM33又は3
9へのパトロールチェックのアドレス情報A及び読出し
データDを取得し、そのアドレス情報A及び読出しデー
タDを転送情報記憶バッファ69に保持する。また、 M
XC34又は40は、そのアドレス情報A及び読出しデ
ータDをMXC40又は34に転送する。 MXC40又は34は、受信した全情報を、自系の転
送情報記憶バッファ69に保持すると共に、この全情報
をMXC34又は40に返送する。
9へのパトロールチェックのアドレス情報A及び読出し
データDを取得し、そのアドレス情報A及び読出しデー
タDを転送情報記憶バッファ69に保持する。また、 M
XC34又は40は、そのアドレス情報A及び読出しデ
ータDをMXC40又は34に転送する。 MXC40又は34は、受信した全情報を、自系の転
送情報記憶バッファ69に保持すると共に、この全情報
をMXC34又は40に返送する。
【0051】MXC34又は40は、保持されている
情報と返送された情報とを転送情報検査回路70で比較
する。 MAC41又は32は、MM39又は33のA番地の
データDを読み出す。 MXC40又は34は、保持されている情報と読出し
情報とを自系の転送情報検査回路70で比較する。 査回路70で比較する。
情報と返送された情報とを転送情報検査回路70で比較
する。 MAC41又は32は、MM39又は33のA番地の
データDを読み出す。 MXC40又は34は、保持されている情報と読出し
情報とを自系の転送情報検査回路70で比較する。 査回路70で比較する。
【0052】発明の第8の実施の形態では、 アクト系又
はスタンバイ系のメモリ一致制御部は、メモリパトロー
ル等のサイクルにおいて、自系のメモリ制御部がメモリ
の読出しを行ったとき、該アドレスと読出情報とを転送
情報保持部で保持し、更に該アドレスと読出し情報をス
タンバイ系又はアクト系のメモリ一致制御部に送信し、
スタンバイ系又はアクト系のメモリ制御部は、受信され
た前記アドレスに基づきメモリの読出しを行い、スタン
バイ系又はアクト系のメモリ一致制御部は、受信したア
ドレスと受信した読出し情報とをアクト系又はスタンバ
イ系のメモリ一致制御部に転送し、アクト系又はスタン
バイ系のメモリ一致制御部の転送情報検査回路70は、
該転送された情報と自系のメモリ一致制御部に保持され
た情報とを比較することにより転送データの正常性を確
認し、スタンバイ系又はアクト系のメモリ一致制御部の
転送情報検査回路70は、受信され保持されている情報
と自系のメモリ制御部が読み出した情報とを比較するこ
とにより両系のメモリ内容の一致を確認する。これによ
り、アクト系又はスタンバイ系等におけるメモリパトロ
ール等により、メモリ制御部がメモリの読出しを行った
ときにも、アクト系又はスタンバイ系のメモリ一致制御
部において、二重系のデータ転送の正常性を確認すると
共に、スタンバイ系又はアクト系のメモリ一致制御部に
おいて、二重系のメモリの内容の一致を確認することが
できる。もし、比較した結果、一致しなければ、再度ア
クト系又はスタンバイ系からスタンバイ系又はアクト系
への伝送をやり直し、スタンバイ系又はアクト系でメモ
リに上書き等の処理を行う。
はスタンバイ系のメモリ一致制御部は、メモリパトロー
ル等のサイクルにおいて、自系のメモリ制御部がメモリ
の読出しを行ったとき、該アドレスと読出情報とを転送
情報保持部で保持し、更に該アドレスと読出し情報をス
タンバイ系又はアクト系のメモリ一致制御部に送信し、
スタンバイ系又はアクト系のメモリ制御部は、受信され
た前記アドレスに基づきメモリの読出しを行い、スタン
バイ系又はアクト系のメモリ一致制御部は、受信したア
ドレスと受信した読出し情報とをアクト系又はスタンバ
イ系のメモリ一致制御部に転送し、アクト系又はスタン
バイ系のメモリ一致制御部の転送情報検査回路70は、
該転送された情報と自系のメモリ一致制御部に保持され
た情報とを比較することにより転送データの正常性を確
認し、スタンバイ系又はアクト系のメモリ一致制御部の
転送情報検査回路70は、受信され保持されている情報
と自系のメモリ制御部が読み出した情報とを比較するこ
とにより両系のメモリ内容の一致を確認する。これによ
り、アクト系又はスタンバイ系等におけるメモリパトロ
ール等により、メモリ制御部がメモリの読出しを行った
ときにも、アクト系又はスタンバイ系のメモリ一致制御
部において、二重系のデータ転送の正常性を確認すると
共に、スタンバイ系又はアクト系のメモリ一致制御部に
おいて、二重系のメモリの内容の一致を確認することが
できる。もし、比較した結果、一致しなければ、再度ア
クト系又はスタンバイ系からスタンバイ系又はアクト系
への伝送をやり直し、スタンバイ系又はアクト系でメモ
リに上書き等の処理を行う。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、 現状の物理的なインタ
ーフェースを変更することなく、システムの信頼度を飛
躍的に向上させることができる。また、 演算処理部のみ
の変更で対処できるのでコストも安価にできる。
ーフェースを変更することなく、システムの信頼度を飛
躍的に向上させることができる。また、 演算処理部のみ
の変更で対処できるのでコストも安価にできる。
【図1】交換システム概略構成図を説明するための図で
ある。
ある。
【図2】制御系装置の概略説明図を説明するための図で
ある。
ある。
【図3】演算処理部の概略構成図を説明するための図で
ある。
ある。
【図4】メモリバス接続構成図を説明するための図であ
る。
る。
【図5】メモリ構成図を説明するための図である。
【図6】従来のMXCの構成を説明するための図であ
る。
る。
【図7】メモリ交差バス接続構成図を説明するための図
である。
である。
【図8】メモリ交差バスのバスシーケンスを説明するた
めの図である。
めの図である。
【図9】本発明のMXCの構成を説明するための図であ
る。
る。
【図10】本発明の第1の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図16】本発明の第7の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図17】本発明の第8の実施の形態を説明するための
図である。
図である。
【図18】DRAMの1ワードリードアクセスを説明す
るための図である。
るための図である。
【図19】DRAMのブロックリードアクセスを説明す
るための図である。
るための図である。
30、39 MPU 31、42 インターフェースINF 32、41 メモリ制御部MAC 33、39 メインメモリMM 34、40 メモリ一致制御部34 69 転送情報記憶バッファ 70 転送情報検査回路
Claims (11)
- 【請求項1】 第一のメモリ及び第二のメモリ、これら
のメモリの内容を一致するように制御する第一のメモリ
一致制御部及び第二のメモリ一致制御部並びにメモリの
書込み及び読込みを行う第一のメモリ制御部及び第二の
メモリ制御部を有する二重化メモリ処理装置において、
前記第一及び第二のメモリ一致制御部は、転送するデー
タを保持する転送情報保持部及び該転送情報保持部の内
容と他系のメモリ一致制御部から転送された転送情報と
を比較する転送情報検査回路とを有することを特徴とす
る二重化メモリ処理装置。 - 【請求項2】 第一のメモリ一致制御部は、第二のメモ
リ一致制御部への転送情報の一部を自系の転送情報保持
部で保持し、 第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行う前に転送された情報の一部を第一のメモリ
一致制御部に返送し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、該転送
情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報とを比
較することにより転送データの正常性を確認することを
特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装置。 - 【請求項3】 第一のメモリ一致制御部は、第二のメモ
リ一致制御部への転送情報の一部を転送情報保持部で保
持し、 第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行うと同時に転送された情報の一部を第一のメ
モリ一致制御部に返送し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、該転送
情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報とを比
較することにより転送データの正常性を確認することを
特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装置。 - 【請求項4】 第一のメモリ一致制御部は、第二のメモ
リ一致制御部への転送情報の一部を転送情報保持部で保
持し、 第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行った後に転送された情報の一部を第一のメモ
リ一致制御部に返送し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、該転送
情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報とを比
較することにより転送データの正常性を確認することを
特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装置。 - 【請求項5】 第一のメモリ一致制御部は、第二のメモ
リ一致制御部への転送情報の全部を転送情報保持部で保
持し、 第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行う前に転送された情報の全部を第一のメモリ
一致制御部に返送し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、該転送
情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報とを比
較することにより転送データの正常性を確認することを
特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装置。 - 【請求項6】 第一のメモリ一致制御部は、第二のメモ
リ一致制御部への転送情報の全部を転送情報保持部で保
持し、 第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行うと同時に転送された情報の全部を第一のメ
モリ一致制御部に返送し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、該転送
情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報とを比
較することにより転送データの正常性を確認することを
特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装置。 - 【請求項7】 第一のメモリ一致制御部は、第二のメモ
リ一致制御部への転送情報の全部を転送情報保持部で保
持し、 第二のメモリ一致制御部は、自系のメモリに書込み又は
読出しを行った後に転送された情報の全部を第一のメモ
リ一致制御部に返送し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、該転送
情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報とを比
較することにより転送データの正常性を確認することを
特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装置。 - 【請求項8】 第一のメモリ一致制御部は、自系のメモ
リ制御部がメモリの読出しを行ったとき、該アドレスと
読出情報とを転送情報保持部で保持し、更に該アドレス
を第二のメモリ一致制御部に転送し、 第二のメモリ制御部は、転送された前記アドレスに基づ
きメモリの読出しを行い、 第二のメモリ一致制御部は、転送されたアドレスと自系
のメモリ制御部により読出された情報とを第一のメモリ
一致制御部に転送し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、該転送
情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情報とを比
較することにより転送データの正常性を確認することを
特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装置。 - 【請求項9】 第一のメモリ一致制御部は、自系のメモ
リ制御部がメモリの読出しを行ったとき、該アドレスと
読出情報とを転送情報保持部で保持し、更に該アドレス
と該読出情報とを第二のメモリ一致制御部に転送し、 第二のメモリ制御部は、転送された前記アドレスに基づ
きメモリの読出しを行い、 第二のメモリ一致制御部は、転送された全情報を第一の
メモリ一致制御部に転送し、転送情報検査回路におい
て、転送された情報のうち、読出情報と自系のメモリ制
御部により読出れた情報とを比較し、 第一のメモリ一致制御部の転送情報検査回路は、上記転
送された情報と自系のメモリ一致制御部に保持された情
報とを比較することにより転送データの正常性を確認す
ることを特徴とする請求項1記載の二重化メモリ処理装
置。 - 【請求項10】 二重化メモリ処理装置における、二重
系のメモリ内容を一致するように制御するメモリ一致制
御部において、 他系のメモリ一致制御部に転送するデータの全部又は一
部を保持する転送情報保持部及び該転送情報保持部の内
容と他系のメモリ一致制御部から転送された転送情報と
を比較する転送情報検査回路とを有することを特徴とす
るメモリ一致制御部。 - 【請求項11】 請求項1ないし9のいづれか一項記載
の二重化メモリ処理装置において、 第一のメモリ、第一
のメモリ一致制御部及び第一のメモリ制御部がアクト系
の一部であり、第二のメモリ、第二のメモリ一致制御部
及び第二のメモリ制御部がスタンバイ系の一部であるこ
とを特徴とする二重化メモリ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287337A JPH11120087A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 二重化メモリ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287337A JPH11120087A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 二重化メモリ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120087A true JPH11120087A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17716072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9287337A Withdrawn JPH11120087A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 二重化メモリ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11120087A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002288048A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-04 | Nippon Signal Co Ltd:The | ワンチップマイクロコントローラ及びそのシステム |
JP2009104391A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Fujitsu Ltd | メモリ二重化システム及び情報処理装置 |
KR20110067714A (ko) * | 2009-12-15 | 2011-06-22 | 엘지이노텍 주식회사 | 마이크로 컨트롤러의 데이터 기록 방법 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP9287337A patent/JPH11120087A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002288048A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-04 | Nippon Signal Co Ltd:The | ワンチップマイクロコントローラ及びそのシステム |
JP4748871B2 (ja) * | 2001-03-28 | 2011-08-17 | 日本信号株式会社 | ワンチップマイクロコントローラシステム |
JP2009104391A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Fujitsu Ltd | メモリ二重化システム及び情報処理装置 |
KR20110067714A (ko) * | 2009-12-15 | 2011-06-22 | 엘지이노텍 주식회사 | 마이크로 컨트롤러의 데이터 기록 방법 |
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