JPH05173819A - 共通バス経路診断方法 - Google Patents

共通バス経路診断方法

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JPH05173819A
JPH05173819A JP3341606A JP34160691A JPH05173819A JP H05173819 A JPH05173819 A JP H05173819A JP 3341606 A JP3341606 A JP 3341606A JP 34160691 A JP34160691 A JP 34160691A JP H05173819 A JPH05173819 A JP H05173819A
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JP
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data
transfer
common bus
adapter
route
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Application number
JP3341606A
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Inventor
Shinji Miyahara
真次 宮原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えば、複数のプロセッサモジュ
ール(PM 装置) と、複数のデータ記憶制御装置 (共有メ
モリー装置, アダプタ装置等) が、複数の共通バスで接
続された情報処理システムにおいて、該共通バス経路の
診断方法に関し、データ転送の信頼性を向上させること
を目的とする。 【構成】 例えば、データ記憶制御装置側に、プロセッ
サモジュール(PM 装置)から受信して保持されているデ
ータ転送制御情報(発行元の装置番号, 共通バス番号,
受信先の装置番号) と、該転送されてきたデータ(診断
データ)とを比較するチェック手段を設け、該転送デー
タに転送経路情報{プロセッサモジュール(PM 装置) 番
号,共通バス番号,アダプタ装置番号}を使用するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複数のプロセ
ッサモジュール(PM 装置) と、複数のデータ記憶制御装
置 (共有メモリー装置, アダプタ装置等) が、複数の共
通バスで接続された情報処理システムのデータ転送経路
の診断方法に関する。
【0002】近年の情報処理システム、例えば、複数の
プロセッサモジュール(PM 装置) と, 複数の共有メモ
リ, 或いは、外部記憶装置を制御するアダプタ装置とい
った、所謂データ記憶制御装置とを、共有メモリ共通バ
ス, 或いは、アダプタ共通バスで接続された情報処理シ
ステムでは、信頼度を向上させる為に、該プロセッサモ
ジュール(PM 装置),共通バス,アダプタ装置,デバイス
装置, 及び、共有メモリー装置を2重化(多重化)して
いる。
【0003】このような、2重化 (多重化) 構成の情報
処理システムでは、発行元の装置と、受信先の装置の組
合わせが任意となり、共通バス制御装置 (例えば、バス
アービタ装置) の故障などにより、受信先を誤る可能性
がある。
【0004】従って、該共通バス制御装置の故障等によ
るデータ化けに起因した誤接続を効果的に検出すること
ができる共通バス経路診断方法が必要とされる。
【0005】
【従来の技術】図6は、情報処理システムの構成例を示
した図であり、図7は、従来の共通バス経路チェック方
法を説明する図である。
【0006】先ず、2重化 (多重化) 構成の情報処理シ
ステムでは、図6に示したように、プロセッサモジュー
ル(PM 装置) 1,アダプタ装置 3等のデータ記憶制御装置
と,共有メモリ共通バス 40,アダプタ共通バス 41 等が
2重化されているので、該プロセッサモジュール(PM 装
置) 1 から、例えば、アダプタ共通バス 41 を介して、
アダプタ装置 3にデータを転送する場合、データの発行
元であるプロセッサモジュール(PM 装置) 1 と、受信先
のアダプタ装置 3との組合わせが任意となる。
【0007】図7は、従来のアダプタ装置 3側でのアダ
プタ共通バス経路のチェック方法を説明している。図示
されている如く、従来方法においては、単に、発行元装
置であるプロセッサモジュール(PM 装置) 1 で、転送デ
ータのパリティを生成して、受信先装置であるアダプタ
装置 3に、該転送データとパリティ情報とを転送し、該
アダプタ装置 3のパリティチェック回路 31 で、該転送
データに対するパリティチェックを行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来技術で
は、複数ビット故障が発生した時にパリティチェックで
障害検出ができない場合がありデータ化けになる可能性
があった。
【0009】又、例えば、図7に示したアダプタ共通バ
ス 41 で接続された2重化(多重化)構成の情報処理シ
ステムでは、図6からも明らかなように、発行元装置で
あるプロセッサモジュール(PM 装置) 1 と, 受信先装置
であるアダプタ装置 3との組合せが任意となり、図示さ
れていない共通バス制御装置 (即ち、バスアービタ装
置) の故障などにより、受信先、本例ではアダプタ装置
3を誤る可能性があった。
【0010】本発明は上記従来の欠点に鑑み、共通バス
で2重化 (多重化) された情報処理システムにおいて、
転送データに付加されたパリティビットによるパリティ
チェックで検出できない故障や, 共通バス制御装置 (バ
スアービタ) の故障などによるデータ化けを検出するこ
とができる共通バス経路診断方法を提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図である。上記の問題点は下記の如くに構成された共
通バスの経路診断方法によって解決される。
【0012】(1) 複数のプロセッサモジュール(PM 装
置) 1と複数のデータ記憶制御装置 2,3が複数のアダプ
タ共通バス 40,41で接続された情報処理装置において、
該データ記憶制御装置 2,3に、発行元の装置からデータ
が転送されたデータ転送経路をチェックする機構 30 を
設け、該プロセッサモジュール(PM 装置) 1 から各デー
タ記憶制御装置 2,3への転送データに転送経路情報を
使用するように構成する。
【0013】(2) 複数のアダプタ装置 3と複数のデバイ
ス装置 5がデバイス共通バス 6で接続された情報処理装
置において、該デバイス装置 5に、発行元の装置からデ
ータが転送されたデータ転送経路をチェックする機構 3
0 を設け、該アダプタ装置 3から各デバイス装置 5への
転送データに転送経路情報を使用するように構成す
る。
【0014】(3) 上記転送経路情報として、少なくと
も、発行元装置番号と,使用共通バス番号と,受信先番
号とを含めるように構成する。
【0015】
【作用】本発明のバス経路診断回路は、発行元のプロセ
ッサモジュール装置 (以下、PM装置という) 1 から送
信される診断データを、受信先のアダプタ装置 3で解析
比較することで、バス経路の障害がないことをチェック
するものである。
【0016】図1は、本発明の原理説明図であり、転送
データの発行元として、上記PM装置を、該転送データ
の受信先として、データ記憶制御装置 (例えば、アダプ
タ装置) 3 を例にして説明する。
【0017】1) チェックモードの設定:PM装置 1
の、図示されていないローカルメモリー(LS){図6参
照}内に、データ記憶制御装置 (本例では、アダプタ装
置) 3 に送信する「Mode−set」コマンドを用意
し、対象とするアダプタ装置 3に、該コマンドを発行す
る。
【0018】対象となったアダプタ装置 3は、該「Mo
de−set」コマンドを受信すると、バス経路診断回
路 30 内のチェックモード保持回路 301でデータチェッ
クモードを保持する。
【0019】該「Mode−set」コマンドは、診断
範囲を規定するものであり、共有メモリー装置診断,ア
ダプタ装置診断, 及び、デバイス装置診断かを指定す
る。 2) チェックデータの送出:PM装置 1は、上記ローカ
ルメモリー(LS)内にPM装置番号,共通バス番号,アダ
プタ装置番号, 及び、デバイス装置番号等からなる診断
データを用意し、対象とするアダプタ装置 3に「Wri
te」コマンドを発行する。
【0020】3) チェックデータの確認:対象となった
アダプタ装置 3は、該「Write」コマンドを受信す
ると、該「Write」コマンドに付加されている制御
情報 (発行元装置番号, 経路バス番号, 受信先装置番号
から構成されている) を、自己の制御情報保持回路 32
に保持した後、データを要求し、上記データチェックモ
ード時は、送信されてきた経路情報を含む診断データ
と, 上記制御情報保持回路 32 に保持されている実際に
使用された受信経路を示す、上記制御情報とを診断デー
タ比較回路 302で比較する。
【0021】該診断範囲が共有メモリー装置診断の時
は、共有メモリー装置 2でPM装置番号,共通バス番
号, 及び、共有メモリー装置番号の経路情報からなる
診断データと、上記制御情報とを比較する。
【0022】該診断範囲がアダプタ装置診断の時は、ア
ダプタ装置でPM装置番号,共通バス番号, 及び、アダ
プタ装置番号の経路情報と、上記制御情報を診断デー
タ比較回路 302で比較する。
【0023】該診断範囲がデバイス装置診断の時は、診
断データをデバイス装置 5に送信し、該デバイス装置 5
でアダプタ装置番号と, アダプタ共通バス番号と, デバ
イス装置番号等からなる経路情報と、上記制御情報と
を比較する。
【0024】4) ステータスの報告:受信した診断デー
タに誤りがない時は、正常ステータスを発行元のPM装
置 1に返送する。
【0025】もし、受信した診断データに誤りがある時
(即ち、上記比較で不一致を検出したとき) は、異常ス
テータスを発行元のPM装置 1に返送する。即ち、本発
明の共通バス経路診断方法においては、データを転送す
る発行元の装置から、例えば、「Write」コマンド
を受信したときの該「Write」コマンドに付加され
ているデータ転送の制御情報(発行元装置番号,経路バ
ス番号,受信先装置番号)を記憶しておき、該発行元の
装置において、該実際に転送するデータに、該データ転
送の転送経路情報(発行元装置番号,経路バス番号,受
信先装置番号)を含めることにより、該制御情報と、
該受信した転送データとを比較することで、正しく該転
送データを受信することができたかを検出することがで
きる。
【0026】従って、本発明では、2重化(多重化)さ
れた情報処理システムの受信装置にデータ転送経路の正
当性を確認する機構(即ち、転送データに転送経路情報
を使用し、データ転送制御情報と、上記転送データと
の比較する機構)を設けることにより、データ転送の正
常性を確認できる効果が得られる。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理説明図であり、図2,
図3は本発明の一実施例を示した図であって、図2は、
システム構成図を示し、図3は診断範囲がアダプタ装置
である場合の実施例を示し、図4は診断範囲がデバイス
装置の場合を示し、図5は診断範囲が共有メモリー装置
の場合を示している。
【0028】本発明においては、複数のPM装置 1と、
複数のデータ記憶制御装置 (共有メモリー装置 2, アダ
プタ装置 3等) が、複数の共通バス 40,41で接続された
情報処理装置において、該共通バス経路の診断するの
に、例えば、アダプタ装置側 3に、PM装置 1から受信
して保持されているデータ転送制御情報と、該転送され
てきたデータ (転送経路情報を含む) とを比較するチ
ェック手段 (診断データ比較回路) 302 を設け、該転送
データに転送経路情報(例えば、PM装置番号,アダプ
タ共通バス番号,アダプタ装置番号)を使用する手段
が、本発明を実施するのに必要な手段である。
【0029】以下、図1を参照しながら、図2,図3に
よって、本発明の共通バス経路診断方法を説明する。図
2は、本発明の一実施例のシステム構成図である。本実
施例では、アダプタ装置の診断である。この実施例で
は、PM装置(1) と (2) 1が共通バス(3) と(4) 4 を経
由してアダプタ装置(5) と(6) 3 に接続されている。
【0030】本実施例においては、PM装置(1) 1 から
共通バス(3) 4 を経由してアダプタ装置(5) 3 にデータ
転送する場合を例にとっており、その経路を二重線で示
している。
【0031】図3は、本発明の一実施例構成図(PM装
置とアダプタ装置間のデータ転送)である。 1) チェックモードの設定:PM装置(1) 1 の図示され
ていないローカルメモリー(LS)内に、アダプタ装置診断
用の診断範囲データを用意する。
【0032】即ち、アダプタ装置(5) 3 に、前述の「M
ode−set」コマンドを発行する。アダプタ装置
(5) 3 は「Mode−set」コマンドを受信すると、
自己のバス経路診断回路 30 内に診断範囲データを保持
しデータチェックモードを設定する。
【0033】該「Mode−set」データは、例え
ば、2バイトで構成されており、 ビット0:アダプタ装置診断 ビット1:デバイス装置診断 ビット2:共有メモリー装置診断 ビット3〜15:未定義 とすると、該アダプタ装置を診断する場合の該「Mod
e−set」データは、「80 00 」(16 進数) となる。
【0034】2) チェックデータの送出:PM装置(1)
は、ローカルメモリー(LS)内にPM装置番号,共通バス
番号, 及び、アダプタ装置番号の経路情報からなる診
断データを用意する。
【0035】該診断データの1要素は、例えば、8バイ
トで構成されており、8の整数倍でデータ転送量を指定
でき、2バイトを単位にして、上位バイトから、例え
ば、PM装置番号,共通バス番号,アダプタ装置番号,
デバイス装置番号を指定する。
【0036】従って、上記の実施例の場合、PM装置番
号は「0001」, バス番号は「0003」, アダプタ装置番号
は「0005」となるので、該診断データは、図3にも示さ
れているように、「0001 0003 0005 0000 」となる。
【0037】PM装置(1) 1 は、共通バス(3) 4 を指定
してアダプタ装置(5) 3 に「Write」コマンドを発
行する。 3) チェックデータの確認:アダプタ装置(5) 3 は、該
「Write」コマンドを受信すると、該「Writ
e」コマンドの制御情報 (発信元装置番号, 経路共通バ
ス番号, 受信先装置番号からなる) を自己の制御情報保
持部 32 に保持すると共に、発行してきたPM装置(1)
1 に対して上記診断データを要求する。
【0038】当該アダプタ装置(5) 3 のバス経路診断回
路 30 では、チェックモード保持回路 301がデータチェ
ックモードを保持している時は、該受信した診断データ
「0001 0003 0005 0000 」を診断データ比較回路 302
で、上記制御情報と比較して解析し、データを送信して
きたPM番号「0001」と, データ転送に使用された共通
バス番号「0003」と, 及び、アダプタ装置番号「0005」
が、正しい経路で、自分宛に転送されてきたものである
ことを確認する。
【0039】4) ステータスの報告:アダプタ装置(5)
3 は、受信した診断データに誤りがない時は、正常ステ
ータスを発行元のPM装置(1) 1 に返送する。
【0040】若し、受信した診断データに誤りがある
時、即ち、該比較で不一致が得られたときは、異常ステ
ータスを発行元のPM装置(1) 1 に返送する。尚、診断
範囲データがアダプタ装置診断の時は、診断データをデ
バイス装置 (例えば、ディスク装置) 5 に送信しない。
又、該デバイス装置 5の起動も行わない。
【0041】一方、デバイス装置診断の時は、デバイス
装置 5を起動して、上記診断データをデバイス装置 5に
送信する。 「他の実施例の説明」:上述の実施例では、アダプタ共
通バス 41 に接続されているアダプタ装置 3で説明した
が、デバイス共通バス 6のデバイス装置 5や、共有メモ
リ共通バス 40に接続されている共有メモリー装置 2に
も適応できる。
【0042】(1) デバイス装置の実施例:デバイス共通
バス 6に接続されたデバイス装置 5で実現した実施例を
図4に示す。
【0043】デバイス装置診断の時は、診断範囲データ
のビット1をオンにして、上記「Mode−set」コ
マンドを発行する。診断データは、PM装置番号1,ア
ダプタ共通バス番号3,アダプタ装置番号5,及び、デ
バイス番号7を指定する。
【0044】この場合、先ず、上記のように、該アダプ
タ装置(5) 3 が受信先装置として動作した後、今度は、
該アダプタ装置(5) 3 が発信元装置になって、デバイス
共通バス(3) 6 を介して、デバイス装置(7) 5 に、前述
の「Write」コマンドを発行し、デバイス装置(7)
5 からのデータ要求に基づいて、該PM装置(1) 1 から
送信されてきた診断データの全部, 又は、その一部を該
デバイス装置(7) 5 に送信するようにしてもよい。
【0045】(2) 共有メモリー装置の実施例:共有メモ
リー共通バス 40 に接続された共有メモリー装置(1) 2
で実現した実施例を図5に示す。
【0046】該共有メモリー装置診断の時は、診断範囲
データのビット2をオンにした「Mode−set」デ
ータ「20 00 」を有する「Mode−set」コマンド
を発行する。
【0047】このときの診断データを、PM装置番号
1,共通バス番号1,アダプタ装置番号の場所に共有メ
モリー装置番号1を指定し、デバイス装置番号の部分は
0(未使用)を指定した、図示の「0001 0001 0001 000
0 」とすることで、該PM装置(1) 1 から共有メモリー
装置(1) 2 に対するデータ転送経路を診断することがで
きる。
【0048】このように、本発明においては、複数のP
M装置 1と、複数のデータ記憶制御装置 (共有メモリー
装置 2, アダプタ装置 3等) が、複数の共通バス 4で接
続された情報処理システムにおいて、該共通バス経路の
診断するのに、例えば、アダプタ装置側 3に、PM装置
1から受信して保持されているデータ転送制御情報と、
該転送されてきたデータ (転送経路情報を含む) とを
比較するチェック手段(診断データ比較回路) 302 を設
け、該転送データに転送経路情報(PM装置番号,共通
バス番号,アダプタ装置番号)を使用し、該受信先の
装置において、自己の持っている転送制御情報と、送信
元装置からの診断データが一致することを検出すること
により、該送信元装置からのデータ転送経路が、正しい
か否かを判定することができるようにしたところに特徴
がある。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
共通バス経路診断方法は、共通バスで接続された発行元
装置と受信先装置との間で、特定のチェックモードを設
定した後、「Write」コマンドを発行して、該「W
rite」コマンドの制御情報を受信先の装置で保持し
た後、該「Write」コマンドでデータを転送する経
路情報を含む診断データを受信して、上記保持してい
る制御情報 (発行元装置の番号と, 経路の共通バスの番
号と、受信先装置の番号から構成されている) と、該診
断データとを比較することで、該「Write」コマン
ドによるデータ転送の経路が正しいか否かを検出するよ
うにしたものであるので、本発明によれば以下に示すよ
うな効果が得られる。
【0050】1) 共通バス上で発行元装置番号や受信先
装置番号が故障により化けた時に、受信側装置で化けた
ことを検出できるのでデータ転送の信頼性が向上する。 2) オペレイティングシステム(OS)運用中に、定期的
に、本発明による共通バス経路診断を行うことにより、
共通バスの故障を早急に発見することができ、故障によ
る被害を最小限にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図6】情報処理システムの構成例を示した図
【図7】従来の共通バス経路チェック方法を説明する図
【符号の説明】
1 プロセッサモジュール{PM装置(1) 〜} 2 共有メモリー装置(1) 〜 3 アダプタ
装置(5),(6),〜 40 共有メモリ共通バス(1),(2) 41 アダプタ共通バス(3),(4) 5 デバイス装置 (ディスク装置)(7),(8), 〜 6 デバイス共通バス 30 バス経路診断回路 300 チェック
モード判断回路 301 チェックモード保持回路 302 診断デー
タ比較回路 31 パリティチェック回路 32 制御情報
保持回路 経路情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサモジュール(PM 装置)
    (1) と複数のデータ記憶制御装置(2,3) が複数のアダプ
    タ共通バス(40,41) で接続された情報処理装置におい
    て、 該データ記憶制御装置(2,3) に、発行元の装置からデー
    タが転送されたデータ転送経路をチェックする機構(30)
    を設け、 該プロセッサモジュール(PM 装置) (1) から各データ記
    憶制御装置(2,3) への転送データに転送経路情報 ()
    を使用することを特徴とする共通バス経路診断方法。
  2. 【請求項2】複数のアダプタ装置(3) と複数のデバイス
    装置(5) がデバイス共通バス(6) で接続された情報処理
    装置において、 該デバイス装置(5) に、発行元の装置からデータが転送
    されたデータ転送経路をチェックする機構(30)を設け、 該アダプタ装置(3) から各デバイス装置(5) への転送デ
    ータに転送経路情報 () を使用することを特徴とする
    共通バス経路診断方法。
  3. 【請求項3】上記転送経路情報 () として、少なくと
    も、発行元装置番号と,使用共通バス番号と,受信先番
    号とを含めることを特徴とする請求項1,2に記載の共通
    バス経路診断方法。
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