JPH0655750A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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Publication number
JPH0655750A
JPH0655750A JP5149466A JP14946693A JPH0655750A JP H0655750 A JPH0655750 A JP H0655750A JP 5149466 A JP5149466 A JP 5149466A JP 14946693 A JP14946693 A JP 14946693A JP H0655750 A JPH0655750 A JP H0655750A
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JP
Japan
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thermal
thermal printer
data
processor
ink ribbon
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Pending
Application number
JP5149466A
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English (en)
Inventor
Heidrun Krug
ハイトルン・クルーク
Juergen Kunert
ユルゲン・クナート
Juergen Schoon
ユルゲン・ショーン
Horst Walter
ホルスト・ヴァルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meto International GmbH
Original Assignee
Esselte Meto International GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Esselte Meto International GmbH filed Critical Esselte Meto International GmbH
Publication of JPH0655750A publication Critical patent/JPH0655750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用されるそれぞれの紙の種類に簡単かつ迅
速に適合可能でありかつサーマルヘッドの温度変化には
無関係に一様に高い品質を有する印刷画像を与えるサー
マルプリンタを提供することを目的とする。 【構成】 サーマルプリンタは，サーマルヘッド２に設
けられかつプロセッサ４に接続された温度センサ１８
と，およびプロセッサ４に接続された読取り／書込みメ
モリ２５とを設け，読取り／書込みメモリ２５はラベル
に印刷すべき情報を第１の記憶領域２６に記憶しまた印
刷するために用意されたラベルテープ７のそれぞれの紙
の種類のためのデータマトリックスを第２の記憶領域２
７に記憶するためのものであり，第２の記憶領域２７内
においてサーマルヘッド温度値にそれぞれのエネルギー
基準値が割り当てられ，エネルギー基準値は加熱要素５
から発生される熱エネルギーを決定する値を有し，ここ
でプロセッサ４はサーマルヘッド温度を検出したのちに
この温度値に割り当てられたエネルギー基準値を選択し
かつそれをサーマルヘッド２の制御回路３に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は， ａ）電気的に制御可能な１列の加熱要素を備えたサーマ
ルヘッドであって，加熱要素は対向ロールに当接され，
印刷すべきラベルテープを加熱要素と対向ロールとの間
に通すことが可能な前記サーマルヘッドと， ｂ）熱転写インキリボン用供給ロールおよび巻取ロール
のそれぞれの保持装置であって，転向ロールを経て熱転
写インキリボンを加熱要素とラベルテープとの間に通す
ことが可能な前記それぞれの保持装置と， ｃ）サーマルヘッドに接続されてサーマルプリンタを制
御するための制御回路と，および ｄ）制御回路に接続されたプロセッサと， を設けたサーマルプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上位概念に記載のサーマルプリンタは従
来技術で一般に既知である。サーマルプリンタに使用さ
れるサーマルヘッドはたいてい，それが感熱紙からなる
ラベルに直接印刷できるばかりでなく普通紙からなるラ
ベルを感熱インキが塗布されている熱転写インキリボン
を用いて印刷することが可能なようにも形成されてい
る。感熱紙への直接印刷の場合は熱転写インキリボンを
用いた印刷の場合よりもサーマルヘッドの制御のために
より多くの熱エネルギーが必要であるので，ラベル材料
を交換した場合したがって印刷方法を交換した場合には
サーマルヘッドの制御回路は変更された印刷条件に適合
させなければならない。さらに感熱ラベルにはきわめて
多数の種類が存在し，これらの種類は紙固有の感熱性を
有するので，サーマルヘッドが所定の温度に到達したと
きのみこれらにきれいな印刷が可能である。ここで発生
熱エネルギーがあまりにも小さく制御されると感熱ラベ
ル紙は十分な濃さに印刷されず，かつ印刷画像はラベル
上に多少暗い灰色トーンであらわれる。これに対して印
刷の際に使用される熱エネルギーが大きすぎると，サー
マルヘッドは感熱紙がもはや着色しない温度まで十分迅
速に冷却することができないので，サーマルヘッドが所
定の場所以外に接触するとその場所も黒くされ，これに
より印刷面の「汚れ」があらわれる。この場合使用され
る紙の種類に適合させるようにサーマルヘッドが手動で
調節されかつこの調節は紙の交換ごとに新たに行わなけ
ればならない。さらにサーマルヘッドの設定を行うごと
にたいてい，サーマルプリンタによりラベル上に得られ
る印刷画像が所定の仕様に対応する画質を有するまで時
間のかかる調節を何回も行わなければならない。
【０００３】しかしながら既知のサーマルプリンタにお
いては，サーマルヘッドをそれぞれの使用される紙の種
類に適合させる調節を行ったのちでも，サーマルヘッド
は種々の温度をとりかつ天候による温度変化のためにま
たはサーマルプリンタ自身が発生する熱のために加熱が
大きければ大きいほどそれだけ熱エネルギーを少なく調
節しなければならないということは考慮されないままと
なる。このような温度変化はサーマルプリンタの画質を
著しく損なうものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】したがって，使用され
るそれぞれの紙の種類に簡単かつ迅速に適合可能であり
かつサーマルヘッドの温度変化には無関係に一様に高い
品質を有する印刷画像を与えるサーマルプリンタを提供
することが本発明の課題である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーマルプ
リンタにおいては，この課題はサーマルヘッドに設けら
れかつプロセッサに接続された温度センサにより，プロ
セッサに接続された読取り／書込みメモリであって，ラ
ベルに印刷すべき情報を第１の記憶領域におよび印刷す
るために用意されたラベルテープのそれぞれの紙の種類
に関するデータマトリックスを第２の記憶領域に記憶
し，第２の記憶領域内でサーマルヘッド温度にそれぞれ
エネルギー基準値が割り当てられ，エネルギー基準値は
加熱要素から発生する熱エネルギーを決定する値を有
し，ここでプロセッサがサーマルヘッド温度を検出した
のちにこの温度値に割り当てられているエネルギー基準
値を選択しかつそれを制御回路に転送するところの前記
読取り／書込みメモリにより，および読取り／書込みメ
モリに接続されたデータ入力装置により，解決される。
【０００６】この場合サーマルプリンタの据付けの際
に，データ入力装置を介して使用されるラベルテープの
それぞれの紙の種類に関してデータマトリックスが読取
り／書込みメモリ内に読み込まれ，これによりプロセッ
サは新しいラベルテープを装着した際にこのテープに付
属するデータマトリックスを読取り／書込みメモリから
手動でセットするかまたは自動的に呼び出し，ここで時
間のかかる調節作業を必要とすることなくサーマルヘッ
ドを，使用される印刷方法（直接サーマル印刷または熱
転写印刷），使用される紙の種類およびサーマルヘッド
の温度に適合するように調節することができる。
【０００７】さらに，読取り／書込みメモリが指定可能
な印刷速度を記憶するための第３の記憶領域を備え，第
２の記憶領域内においてエネルギー基準値がサーマルヘ
ッド温度値だけでなく印刷速度値にも依存するとき，印
刷の際にサーマルヘッドにより発生される熱エネルギー
のプロセッサにより調節される値は選択された印刷速度
にも合わせることができる。
【０００８】普通紙への印刷が必要なときは常に確実に
熱転写インキリボンが装着されたりまたは特定の紙の種
類に対しとくによく適合するインキリボンが使用される
ようにするためには，プロセッサに接続されて使用され
る熱転写インキリボンの存在および／または種類を検出
するインキリボンセンサと，および読取り／書込みメモ
リがラベルテープの紙の種類に割り当てられているイン
キリボンデータを記憶するための第４の記憶領域を備
え，第４の記憶領域が選択されたラベルテープ材料の印
刷のためにインキリボンが必要かどうかおよびどのイン
キリボンが必要かに関する情報を与えることが好まし
い。この場合プロセッサはインキリボンデータおよびイ
ンキリボンセンサから与えられる情報に基づき，セット
されたラベルテープに対し必要でかつ適切なインキリボ
ンが使用されているかどうかを検査することができる。
【０００９】インキリボンセンサがレーザスキャナとし
て形成され，レーザスキャナは熱転写インキリボンを受
け入れるために使用されるカセット上にバーコードの形
で記載されかつ熱転写インキリボンを特徴づけるデータ
を読み取る場合，インキリボンセンサの形成のために広
く使用され，確実かつ問題なく作業を行う技術が使用さ
れる。
【００１０】たとえば液晶ディスプレーを備えて，プロ
セッサに接続された光学式データ出力メディアはサーマ
ルプリンタの設定のためのメニュー調節式対話を可能に
する。この場合たとえば，液晶ディスプレーを介して，
第２の記憶領域にデータマトリックスとして記憶されて
いる紙の種類が表示可能であり，ここからサーマルプリ
ンタ内にセットされた紙の種類したがってこの紙の種類
に割り当てられているデータマトリックスがデータ入力
装置を介して手動で選択可能である。
【００１１】プロセッサに接続されて使用されるラベル
テープの存在および／または種類を検出する紙センサ
は，一方で印刷開始時にラベルテープがセットされてい
るかどうかまたは印刷中にラベルテープの供給がいつな
くなったかを検査することを可能にし，他方ではプロセ
ッサは紙センサにより与えられるデータに応じて自動的
に読取り／書込みメモリ内に記憶されているデータマト
リックスおよびインキリボンデータを使用されるラベル
テープに対して選択可能である。
【００１２】この場合もまた，紙センサがレーザスキャ
ナとして形成され，レーザスキャナは使用されるラベル
上にバーコードの形で記載されかつ紙の種類を特徴づけ
るデータを読み取るとき，一般に普及しかつ確実に作業
を行う技術が使用される。
【００１３】印刷情報およびサーマルプリンタの調節の
ために必要なデータを読取り／書込みメモリ内に入力す
るためにはデータ入力装置として，コンピュータ用キー
ボード，メモリカード読取り装置または両方の装置の組
合せが好ましい。
【００１４】この場合，プロセッサが調節工程のたびご
とに読取り／書込みメモリに問い合わせる必要なく，作
業メモリを備え，印刷開始時に作業メモリ内に使用され
るラベルテープの紙の種類に対応するデータマトリック
スおよび対応するインキリボンデータが読み込まれると
き，調節工程は迅速に行われる。
【００１５】以下に，図面により本発明の実施例を詳細
に説明する。
【００１６】
【実施例】図１に示したサーマルプリンタ１はサーマル
ヘッド２を備え，サーマルヘッド２は制御回路３を介し
てプロセッサ４と電気的に接続されている。サーマルヘ
ッド２の下側に電気的に制御可能な加熱要素が配置さ
れ，加熱要素５は対向ロール６に当接している。加熱要
素５はとくに，図面平面に対し直角な直線上に並べて配
置されている。
【００１７】加熱要素５と対向ロール６との間にラベル
テープ７を通すことが可能であり，ラベルテープ７は印
刷の際にラベル供給ロール８から送り出されかつ印刷の
ために用意された印刷情報が印刷されたのちにサーマル
プリンタ１の排出開口９から送り出される。
【００１８】ラベルテープ７は感熱紙からなるものでも
よく，感熱紙は，それが部分的に加熱される点状加熱要
素５の前を移動され，したがって印刷のための所定位置
を加熱することにより黒くされることにより印刷され
る。しかしながらラベルテープ７は普通紙からなるもの
でもよく，この場合ラベルテープ７とサーマルヘッド２
の加熱要素５との間に熱転写インキリボン１０を通すこ
とが必要であり，熱転写インキリボン１０には感熱イン
キが塗布されており，感熱インキは加熱された加熱要素
５を通過した位置において溶融する。溶融されたインキ
はラベルテープ７上に付着したまま残り，これにより希
望の印刷画像を形成する。熱転写インキリボン１０は供
給ロール１２と巻取ロール１３とを有するカセット１１
内に収容されていることが好ましく，供給ロール１２お
よび巻取ロール１３はサーマルプリンタ１内でロール１
２，１３の保持装置１４，１５上に配置されている。さ
らにサーマルプリンタ１内には転向ロール１６，１７が
設けられ，転向ロール１６，１７は熱転写インキリボン
１０が印刷のために最適な角度で加熱要素５の前を通過
するようにしている。
【００１９】サーマルヘッド２には温度センサ１８が設
けられ，温度センサ１８はサーマルヘッド２の温度に対
応するアナログ電気信号をアナログディジタル変換器１
９に供給し，アナログディジタル変換器１９はこの信号
をディジタル化しかつそれをプロセッサ４に転送する。
【００２０】さらにプロセッサ４は紙センサ２０に接続
され，紙センサ２０はライトバリヤとして形成してもよ
く，ライトバリヤはラベルテープ７の存在を検出しかつ
プロセス４に信号を送る。しかしながら，紙センサ２０
はバーコードを読み取るのに適したレーザスキャナとし
て形成してもよく，レーザスキャナはラベルテープ７上
に記載されたバーコードの形のマークを読み取り，した
がってバーコードは存在に関する情報のみでなくセット
されたラベルテープ材質の種類に関するデータも与え
る。これらのデータをさらに処理をするために，プロセ
ッサ４はそれを呼び出すことができる。
【００２１】さらにプロセッサ４はインキリボンセンサ
２１と電気的に接続され，インキリボンセンサ２１は同
様に熱転写インキリボン１０の存在のみを検出するため
のライトバリヤとしてばかりでなくレーザスキャナとし
て形成してもよく，レーザスキャナはカセット１１上に
バーコードの形で記載されたマークを読み取ることがで
き，マークは使用される熱転写インキリボン１０の材料
に関する情報を与える。
【００２２】最後にプロセッサ４は光学式データ出力メ
ディア２２に接続され，光学式データ出力メディア２２
は液晶ディスプレー２３を備えている。
【００２３】プロセッサ４は作業メモリ２４を設け，作
業メモリ２４の容量は，プロセッサ４に接続された読取
り／書込みメモリ２５からだけでなく紙センサ２０およ
びインキリボンセンサ２１からも与えられる制御データ
を印刷工程中に一時記憶しかつラベルプリンタ１の制御
のために使用するのに十分な大きさを有している。
【００２４】読取り／書込みメモリ２５は４つの記憶領
域２６ないし２９に分割され，これらの記憶領域のうち
第１の記憶領域２６はラベルに記録すべき印刷情報のた
めに使用され，第２の記憶領域２７は使用されるラベル
テープ７のそれぞれの紙の種類に割り当てられたデータ
マトリックスのために使用され，第３の記憶領域２８は
オペレータが希望する印刷速度の記憶のために使用さ
れ，また第４の記憶領域２９は用意されたラベルテープ
７のそれぞれの紙の種類に割り当てられたインキリボン
データのために使用される。
【００２５】この場合第２の記憶領域２７内に記憶され
るデータマトリックスの数は使用するために用意された
ラベルテープ７の紙の種類の数に対応する。これらのデ
ータマトリックスの各々は印刷に使用される紙の種類を
示しかつ３列のデータからなり，ここで第１列のデータ
はサーマルヘッドの温度を，第２列のデータは印刷速度
を，また第３列のデータはエネルギー基準値を意味し，
これらのデータは印刷作業の際にプロセッサ４により，
サーマルヘッド２により個々の加熱要素５内で発生すべ
き熱エネルギーを制御するために直接制御回路３に転送
される。この場合サーマルヘッドの温度値および印刷速
度値からなる各データ対にエネルギー基準値が割り当て
られ，これらは温度値および速度値の入力の際にエネル
ギー基準値が一義的に決定されかつ出力されるように割
り当てられている。
【００２６】第４の記憶領域２９内に含まれているイン
キリボンデータは３列のリストとして記載され，この場
合第１列のデータは使用するために用意されたラベルテ
ープ７の紙の種類を意味し，第２列のデータは値０およ
び１をとることができ，この場合「０」は第１列に記載
の紙の種類を印刷に使用したときに熱転写インキリボン
を必要としないことを，また「１」はこのリボンが印刷
に必要であることを意味し，また第３列においては，こ
れらの紙の種類を使用するときに熱転写インキリボン１
０の材料に特定の要求が出されないことを意味する
「０」が入るか，または特殊な紙の種類の印刷のために
どのインキリボンの種類が使用されるべきかを示す識別
番号が入る。
【００２７】上記のデータはデータ入力装置３０を介し
て読取り／書込みメモリ２５内に読み込まれ，データ入
力装置３０はコンピュータ用キーボード３１およびメモ
リカード読取り装置３２を備えている。
【００２８】サーマルプリンタ１の据付けの際に，使用
するために用意された紙の種類に対応するデータマトリ
ックスが読取り／書込みメモリ２５の第２の記憶領域２
７内にまたインキリボンデータが読取り／書込みメモリ
２５の第４の記憶領域２９内に読み込まれたのちに，印
刷開始時にラベルテープ７上に印刷すべきデータがコン
ピュータ用キーボード３１およびメモリカード読取り装
置３２を介して第１の記憶領域２６内に入力される。
【００２９】プロセッサ４は液晶ディスプレー２３を介
して第２の記憶領域２７内に読み込まれている紙の種類
のリストを出力し，したがってオペレータはここから，
使用されるべき紙の種類に対応するデータマトリックス
を選択することができる。さらにオペレータここから，
セットされたラベルテープ７の紙の種類に対してデータ
マトリックスが本来記憶されているかどうかを検査する
ことができ，もし記憶されていなければ希望するデータ
マトリックスをあとから読取り／書込みメモリ２５の第
２の記憶領域２７内に読み込むかまたはそのデータマト
リックスが記憶されかつ液晶ディスプレー２３に表示さ
れている中から選んだ紙のラベルテープ７をサーマルプ
リンタ１内にセットしなければならない。
【００３０】プロセッサ４は次に選択された紙の種類に
対応するデータマトリックスおよび対応するインキリボ
ンデータを読取り／書込みメモリ２５から呼び出しかつ
これらのデータを作業メモリ２４内に記憶する。
【００３１】液晶ディスプレー２３を介してプロセッサ
４はデータマトリックス内に含まれている可能な印刷速
度のリストを出力しかつオペレータはここから印刷速度
を選択することができる。オペレータがここから選択を
行わなかった場合は，プロセッサは自動的に最大可能印
刷速度を選択する。
【００３２】この場合サーマルプリンタ１は，印刷工程
の開始時に読取り／書込みメモリ２５の第３の記憶領域
内に記憶されている印刷速度を自由に選択することを可
能にする。選択されたデータマトリックスを作業領域２
４内に読み込んだのちに，プロセッサ４は希望する印刷
速度に対応する値を第３の記憶領域２８から呼び出しか
つこの値をデータマトリックス内に含まれている速度値
と比較する。続いてプロセッサ４は選択された印刷速度
にすぐ近い値をデータマトリックスから自動的に選択す
る。
【００３３】プロセッサ４は温度センサ１８を介してサ
ーマルヘッド２の温度を検出しかつデータマトリックス
からこの値にすぐ近い温度値を選択する。
【００３４】プロセッサ４はデータマトリックスから，
サーマルヘッドの温度の測定値および選択されまたは取
得された印刷速度値に対してあらかじめ与えられたエネ
ルギー基準値を選択する。
【００３５】作業メモリ２４内に読み込まれかつ紙の種
類に特定のインキリボンデータおよびインキリボンセン
サ２１から与えられたデータとに基づきプロセッサ４
は，インキリボンデータの第２列に「１」が存在しかつ
熱転写インキリボン１０用カセット１１が読み込まれて
いるかどうか，またはここで「０」が存在してカセット
１１が読み込まれていないかどうかを検査する。上記条
件が満足されていない場合，オペレータは誤ってセット
されたカセット１１を取り外すかまたはセットすべきカ
セット１１をセットするかのいずれかが要求される。
【００３６】プロセッサ４は，インキリボンデータの第
３列に「０」またはこれとは異なる熱転写インキリボン
１０の他の識別番号が見出されるかどうかを検査する。
これとおよびインキリボンセンサ２１から与えられた値
とに基づきプロセッサ４は，必要な場合に正しい熱転写
インキリボン１０がセットされているかどうかを検査す
る。液晶ディスプレー２３上に表示されたエラーメッセ
ージを介して，オペレータは場合により正しい熱転写イ
ンキリボン１０をセットすることが要求される。
【００３７】最後に，プロセッサ４は紙センサ２０によ
り与えられるデータに基づき，ラベルテープ７がセット
されているかどうかを検査する。
【００３８】プロセッサ４はここで読取り／書込みメモ
リ２５の第１の記憶領域２６内に読み込まれた印刷情報
を呼び出しかつ印刷工程を開始し，一方プロセッサ４は
選択されまたは取得された印刷速度値およびデータマト
リックス内で選択されたエネルギー基準値をサーマルヘ
ッド２の制御回路３に転送する。制御回路３はここで図
示されていない電気結合および駆動回路を介して，ラベ
ルテープ７を送るための対向ロール６を駆動しまた巻取
ロール１３に接続された図示されていない電動モータを
介して場合により存在する熱転写インキリボン１０を駆
動し，および本来の印刷工程を行い，一方制御回路３は
入力されかつ取得されたデータに応じて個々の加熱要素
５を制御している。印刷速度およびサーマルヘッド温度
から得られるエネルギー基準値はこの場合加熱要素５に
より発生される加熱エネルギーを制御し，加熱エネルギ
ーは設定された印刷速度が大きければ大きいほどまた測
定されたサーマルヘッド温度が低ければ低いほど大きく
なる。加熱エネルギーは，抵抗要素として形成された加
熱要素において特定の電圧が印加される時間が変化され
ることにより制御されることが好ましい。
【００３９】紙センサ２０はバーコードの読取りに適し
たレーザスキャナとして形成されまたラベルテープ上の
マークがラベルの紙の種類に関する情報を与えるバーコ
ードの形で記載されている場合，サーマルプリンタ１の
運転はそれに応じて自動化され，これによりラベルの紙
の種類はオペレータによってもはや手動で入力される必
要はなく，プロセッサ４は紙センサ２０を介して自動的
にいかなる種類のラベルプがセットされているかを検出
する。このように取得されたデータに基づき，プロセッ
サ４は読取り／書込みメモリ２５の第２の記憶領域２７
から対応するデータマトリックスを呼び出しまた第４の
記憶領域２９から検出された紙の種類に対してあらかじ
め用意されたインキリボンデータを呼び出す。これらの
データを用いてサーマルプリンタ１は既に記載のように
プロセッサ４により制御可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】サーマルプリンタの制御のために設けられた装
置要素を有するサーマルプリンタの略図である。
【符号の説明】
１ サーマルプリンタ ２ サーマルヘッド ３ 制御回路 ４ プロセッサ ５ 加熱要素 ６ 対向ロール ７ ラベルテープ １０ 熱転写インキリボン １２ 供給ロール １３ 巻取ロール １４，１５ 保持装置 １６，１７ 転向ロール １８ 温度センサ ２２ データ出力メディア ２３ 液晶ディスプレー ２４ 作業メモリ ２５ 読取り／書込みメモリ ２６ 第１の記憶領域 ２７ 第２の記憶領域 ２８ 第３の記憶領域 ２９ 第４の記憶領域 ３０ データ入力装置 ３１ キーボード ３２ メモリカード読取り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハイトルン・クルーク ドイツ連邦共和国6901 ヴィーゼンバッ ハ，シェッフェルヴェーク ７ (72)発明者 ユルゲン・クナート ドイツ連邦共和国6121 ローテンベルク, イム・シュルツェンフェルト ９ (72)発明者 ユルゲン・ショーン ドイツ連邦共和国6930 エベルバッハ，タ ネンハルデ ６ (72)発明者 ホルスト・ヴァルター ドイツ連邦共和国6918 ネッカルシュタイ ナハ，フリードリヒ−エーバート−シュト ラーセ 85

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ａ）電気的に制御可能な１列の加熱要素
    （５）を備えたサーマルヘッド（２）であって，加熱要
    素（５）は対向ロール（６）に当接され，印刷すべきラ
    ベルテープ（７）を加熱要素（５）と対向ロール（６）
    との間に通すことが可能な前記サーマルヘッド（２）
    と， ｂ）熱転写インキリボン（１０）用供給ロール（１２）
    および巻取ロール（１３）のそれぞれの保持装置（１
    ４，１５）であって，転向ロール（１６，１７）を経て
    熱転写インキリボン（１０）を加熱要素（５）とラベル
    テープ（７）との間に通すことが可能な前記それぞれの
    保持装置（１４，１５）と， ｃ）サーマルヘッド（２）に接続されてサーマルプリン
    タ（１）を制御するための制御回路（３）と，および ｄ）制御回路（３）に接続されたプロセッサ（４）と，
    を設けたサーマルプリンタ（１）において： ｅ）サーマルヘッド（２）に設けられかつプロセッサ
    （４）に接続された温度センサ（１８）と， ｆ）プロセッサ（４）に接続された読取り／書込みメモ
    リ（２５）であって，ラベルに印刷すべき情報を第１の
    記憶領域（２６）におよび印刷するために用意されたラ
    ベルテープ（７）のそれぞれの紙の種類に関するデータ
    マトリックスを第２の記憶領域（２７）に記憶し，第２
    の記憶領域（２７）内でサーマルヘッド温度にそれぞれ
    エネルギー基準値が割り当てられ，エネルギー基準値は
    加熱要素（５）から発生する熱エネルギーを決定する値
    を有し，ここでプロセッサ（４）がサーマルヘッド温度
    を検出したのちにこの温度値に割り当てられているエネ
    ルギー基準値を選択しかつそれを制御回路（３）に転送
    するところの前記読取り／書込みメモリ（２５）と，お
    よび ｇ）読取り／書込みメモリ（２５）に接続されたデータ
    入力装置と，を特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項２】 読取り／書込みメモリ（２５）が指定可
    能な印刷速度を記憶するための第３の記憶領域（２８）
    を備えていることと，および第２の記憶領域（２７）内
    においてエネルギー基準値がサーマルヘッド温度値だけ
    でなく印刷速度値にも依存することと，を特徴とする請
    求項１のサーマルプリンタ。
  3. 【請求項３】 プロセッサ（４）に接続されて使用され
    る熱転写インキリボン（１０）の存在および／または種
    類を検出するインキリボンセンサ（２１）と，および読
    取り／書込みメモリ（２５）がラベルテープ（７）の紙
    の種類に割り当てられているインキリボンデータを記憶
    するための第４の記憶領域（２９）を備えていること
    と，を特徴とする請求項１または２のサーマルプリン
    タ。
  4. 【請求項４】 インキリボンセンサ（２１）がレーザス
    キャナとして形成され，レーザスキャナは熱転写インキ
    リボン（１０）を受け入れるために使用されるカセット
    （１１）上にバーコードの形で記載されかつ熱転写イン
    キリボン（１０）を特徴づけるデータを読み取ることを
    特徴とする請求項３のサーマルプリンタ。
  5. 【請求項５】 プロセッサ（４）に接続された光学式デ
    ータ出力メディア（２２）を特徴とする請求項１ないし
    ４のいずれかのサーマルプリンタ。
  6. 【請求項６】 光学式データ出力メディア（２２）が液
    晶ディスプレー（２３）を備えていることを特徴とする
    請求項５のサーマルプリンタ。
  7. 【請求項７】 液晶ディスプレー（２３）を介して，第
    ２の記憶領域（２７）にデータマトリックスとして記憶
    されている紙の種類が表示可能であり，ここからサーマ
    ルプリンタ（１）内にセットされた紙の種類したがって
    この紙の種類に割り当てられているデータマトリックス
    がデータ入力装置（３０）を介して手動で選択可能であ
    る請求項６のサーマルプリンタ。
  8. 【請求項８】 プロセッサ（４）に接続されて使用され
    るラベルテープ（７）の存在および／または種類を検出
    する紙センサ（２０）を特徴とする請求項１ないし７の
    いずれかのサーマルプリンタ。
  9. 【請求項９】 紙センサ（２０）がレーザスキャナとし
    て形成され，レーザスキャナは使用されるラベル上にバ
    ーコードの形で記載されかつ紙の種類を特徴づけるデー
    タを読み取ることを特徴とする請求項８のサーマルプリ
    ンタ。
  10. 【請求項１０】 データ入力装置（３０）がコンピュー
    タ用キーボード（３１）として形成されていることを特
    徴とする請求項１ないし９のいずれかのサーマルプリン
    タ。
  11. 【請求項１１】 データ入力装置（３０）としてのメモ
    リカード読取り装置（３２）を特徴とする請求項１ない
    し１０のいずれかのサーマルプリンタ。
  12. 【請求項１２】 プロセッサ（４）が作業メモリ（２
    ４）を備え，印刷開始時に作業メモリ（２４）内に使用
    されるラベルテープ（７）の紙の種類に対応するデータ
    マトリックスおよび対応するインキリボンデータが読み
    込まれることを特徴とする請求項１ないし１１のサーマ
    ルプリンタ。
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