JPH08142319A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH08142319A JPH08142319A JP28509894A JP28509894A JPH08142319A JP H08142319 A JPH08142319 A JP H08142319A JP 28509894 A JP28509894 A JP 28509894A JP 28509894 A JP28509894 A JP 28509894A JP H08142319 A JPH08142319 A JP H08142319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- recording
- data
- ink
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱源を利用してインクの乾燥，定着を行うイ
ンクジェット方式により記録を行う記録装置において、
記録データ１８の黒色部の数量の差異に基づく定着むら
や未定着等の発生を防止するための手段を提供する。 【構成】 このため、記録データ１８を１ライン毎にプ
リントヘッド１２に転送する際、１ライン中の黒色部の
数量をカウントし、その数量に応じてプリントヘッド１
２がインクを吐出すると共に、記録紙２２が定着器１３
中を通過する時に、ＣＰＵ１１により、ヒータ１４近傍
に設けられた例えばサーミスタ１５等を用いて、前記カ
ウントされた黒色部の数量に応じた所定のヒータ設定温
度とするよう制御とするよう構成した。
ンクジェット方式により記録を行う記録装置において、
記録データ１８の黒色部の数量の差異に基づく定着むら
や未定着等の発生を防止するための手段を提供する。 【構成】 このため、記録データ１８を１ライン毎にプ
リントヘッド１２に転送する際、１ライン中の黒色部の
数量をカウントし、その数量に応じてプリントヘッド１
２がインクを吐出すると共に、記録紙２２が定着器１３
中を通過する時に、ＣＰＵ１１により、ヒータ１４近傍
に設けられた例えばサーミスタ１５等を用いて、前記カ
ウントされた黒色部の数量に応じた所定のヒータ設定温
度とするよう制御とするよう構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式に
より記録を行い、熱を利用してインクを乾燥させる定着
ユニットを備えた記録装置に関するものである。
より記録を行い、熱を利用してインクを乾燥させる定着
ユニットを備えた記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のインクジェットの記録装
置においては、熱を利用して定着を行う場合、記録する
データの内容にかかわらず一定の温度で定着を行ってい
た。
置においては、熱を利用して定着を行う場合、記録する
データの内容にかかわらず一定の温度で定着を行ってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、前記記録するデータ中の黒色部の数量によって、記
録用紙に吐出されるインク量は異なり、すなわち乾燥さ
せるべきインクの量が異なるので、それに必要な熱量も
異なる。そのため、従来例のように記録するデータの内
容にかかわらず、一定の定着を行った場合は、記録の黒
色データの多少により、定着状態が異なり、定着むらや
未定着を生ずる可能性があるという問題点があった。
は、前記記録するデータ中の黒色部の数量によって、記
録用紙に吐出されるインク量は異なり、すなわち乾燥さ
せるべきインクの量が異なるので、それに必要な熱量も
異なる。そのため、従来例のように記録するデータの内
容にかかわらず、一定の定着を行った場合は、記録の黒
色データの多少により、定着状態が異なり、定着むらや
未定着を生ずる可能性があるという問題点があった。
【０００４】本発明は、以上のような従来の問題点にか
んがみてなされたもので、記録データの黒色部の数量に
かかわらず、上記定着むらや未定着等の発生を防止する
ことのできる手段の提供を目的としている。
んがみてなされたもので、記録データの黒色部の数量に
かかわらず、上記定着むらや未定着等の発生を防止する
ことのできる手段の提供を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、熱源を利用してインクの乾燥，定着を行うインク
ジェット方式の記録装置において、記録データ中の黒色
部の数量を計測する手段を設け、この黒色部の数量に応
じて前記熱源の熱量を制御するよう構成することによ
り、前記目的を達成しようとするものである。
ては、熱源を利用してインクの乾燥，定着を行うインク
ジェット方式の記録装置において、記録データ中の黒色
部の数量を計測する手段を設け、この黒色部の数量に応
じて前記熱源の熱量を制御するよう構成することによ
り、前記目的を達成しようとするものである。
【０００６】
【作用】以上のような本発明構成によれば、記録データ
中の黒のデータの数量（比率）を検出して、そのデータ
量によって定着器の温度を制御するようにしたため、イ
ンクの打ち込み量に応じた定着制御ができるようにな
り、定着むらや未定着等の発生を防止することができ
る。
中の黒のデータの数量（比率）を検出して、そのデータ
量によって定着器の温度を制御するようにしたため、イ
ンクの打ち込み量に応じた定着制御ができるようにな
り、定着むらや未定着等の発生を防止することができ
る。
【０００７】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する；
図１に、本発明に係る一実施例の記録装置における記録
制御部の構成ブロック図を示す。
図１に、本発明に係る一実施例の記録装置における記録
制御部の構成ブロック図を示す。
【０００８】１１は入力記録データ１８の記録部の制御
を行うためのＣＰＵである。１２は、インクジェットプ
リントヘッドであり、本実施例においては、２，０４８
ドット×１ラインのラインプリンタである。１３は定着
ユニット（定着器）で、ヒータ１４，温度検知回路１５
及びその他の機構部品より成る。１７は、パルスモータ
であり、１６は、パルスモータ１７のドライバである。
を行うためのＣＰＵである。１２は、インクジェットプ
リントヘッドであり、本実施例においては、２，０４８
ドット×１ラインのラインプリンタである。１３は定着
ユニット（定着器）で、ヒータ１４，温度検知回路１５
及びその他の機構部品より成る。１７は、パルスモータ
であり、１６は、パルスモータ１７のドライバである。
【０００９】図２は、記録紙の移動を表す概略図であ
り、記録紙２２は、パルスモータ１７から伝達される力
によって回転するプラテンローラ２１により、図示矢印
方向に移動する。記録紙２２は、移動しながらプリント
ヘッド１２によってインクが吐出され、定着器１３を通
過することによって乾燥，定着が行われる。
り、記録紙２２は、パルスモータ１７から伝達される力
によって回転するプラテンローラ２１により、図示矢印
方向に移動する。記録紙２２は、移動しながらプリント
ヘッド１２によってインクが吐出され、定着器１３を通
過することによって乾燥，定着が行われる。
【００１０】次に動作を説明する；記録データ１８は、
ＣＰＵ１１に入力される。ＣＰＵ１１は、１ライン毎に
プリントヘッド１２に記録データ１８を転送し、その際
に１ライン中の黒（色）データの数量をカウントする。
プリントヘッド１２に記録データを１ライン分送出した
後、ストローブ信号を出すことによって、プリントヘッ
ド１２はインクを吐出し、１ラインのプリントが行われ
る。
ＣＰＵ１１に入力される。ＣＰＵ１１は、１ライン毎に
プリントヘッド１２に記録データ１８を転送し、その際
に１ライン中の黒（色）データの数量をカウントする。
プリントヘッド１２に記録データを１ライン分送出した
後、ストローブ信号を出すことによって、プリントヘッ
ド１２はインクを吐出し、１ラインのプリントが行われ
る。
【００１１】ＣＰＵ１１は、前記ストローブ信号を出す
と同時に、モータドライバ１６にパルスモータ１７の駆
動信号を出力する。このドライバ１６は、パルスモータ
１７に適当な電流を流し、パルスモータ１７を１ステッ
プ回転させる。それによってプラテンローラ２１が回転
し、記録紙２２を１ライン移動させる。
と同時に、モータドライバ１６にパルスモータ１７の駆
動信号を出力する。このドライバ１６は、パルスモータ
１７に適当な電流を流し、パルスモータ１７を１ステッ
プ回転させる。それによってプラテンローラ２１が回転
し、記録紙２２を１ライン移動させる。
【００１２】記録紙２２は、定着器１３の中を通過する
ことにより定着されるが、定着器１３中のヒータ１４の
温度は、ＣＰＵ１１によって制御される。ＣＰＵ１１
は、ヒータ１４の近傍に設けられた例えばサーミスタ等
の温度検知器からの出力が、設定した温度よりも高い値
であればヒータ１４をオフし、一方、低い値であればヒ
ータ１４をオンにする。
ことにより定着されるが、定着器１３中のヒータ１４の
温度は、ＣＰＵ１１によって制御される。ＣＰＵ１１
は、ヒータ１４の近傍に設けられた例えばサーミスタ等
の温度検知器からの出力が、設定した温度よりも高い値
であればヒータ１４をオフし、一方、低い値であればヒ
ータ１４をオンにする。
【００１３】なお、本実施例では詳細は述べないが、上
記のように単純にヒータ１４をオン・オフするのみでな
く、より細かな制御が可能であればどのような方法であ
っても差支えない。
記のように単純にヒータ１４をオン・オフするのみでな
く、より細かな制御が可能であればどのような方法であ
っても差支えない。
【００１４】ここで、ＣＰＵ１１は、ヒータ１４の設定
温度を前記カウントした黒色部の数量によって変化させ
るよう制御する。すなわち、黒のデータが多ければ温度
を高く、少なければ低く設定する。
温度を前記カウントした黒色部の数量によって変化させ
るよう制御する。すなわち、黒のデータが多ければ温度
を高く、少なければ低く設定する。
【００１５】この場合、１ライン毎に温度を設定し直す
のは現実的でないため、何ラインかをまとめて、ある幅
毎に制御するようにしても差支えない。また、記録時か
らその部分が実際に定着位置まで到達するのに若干のタ
イムラグがあるので、これを考慮に入れた制御にするこ
とが望ましい。
のは現実的でないため、何ラインかをまとめて、ある幅
毎に制御するようにしても差支えない。また、記録時か
らその部分が実際に定着位置まで到達するのに若干のタ
イムラグがあるので、これを考慮に入れた制御にするこ
とが望ましい。
【００１６】（他の実施例）なお、前記記録紙２２の乾
燥，定着は、他の要因、例えば環境温度，湿度等によっ
ても異なってくるので、前記実施例に加えて、それらを
検知するための各センサを設け、それらの各出力の組合
せによって定着温度を制御するようにすることにより、
さらにその精度を向上させることができる。
燥，定着は、他の要因、例えば環境温度，湿度等によっ
ても異なってくるので、前記実施例に加えて、それらを
検知するための各センサを設け、それらの各出力の組合
せによって定着温度を制御するようにすることにより、
さらにその精度を向上させることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録データ中の黒色部の数量的割合により、定着温度を
制御するようにしたため、インクの吐出量に応じた定着
制御ができるようになり、定着むらや未定着の発生が防
止されるという効果がある。
記録データ中の黒色部の数量的割合により、定着温度を
制御するようにしたため、インクの吐出量に応じた定着
制御ができるようになり、定着むらや未定着の発生が防
止されるという効果がある。
【図１】 一実施例の記録制御部の構成ブロック図
【図２】 記録紙の移動を表す概略図
【符号の説明】 １１ ＣＰＵ １２ プリントヘッド １３ 定着ユニット １４ ヒータ １５ 温度検知器 １６ モータドライバ １７ パルスモータ １８ 記録データ ２１ プラテンローラ ２２ 記録紙
Claims (1)
- 【請求項１】 熱源を利用してインクの乾燥，定着を行
うインクジェット方式の記録装置において、記録データ
中の黒色部の数量を計測する手段を設け、この黒色部の
数量に応じて前記熱源の熱量を制御するよう構成したこ
とを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28509894A JPH08142319A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28509894A JPH08142319A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08142319A true JPH08142319A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17687107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28509894A Withdrawn JPH08142319A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08142319A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001212951A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-07 | Seiko Epson Corp | 記録媒体の印刷・処理方法および印刷・処理システム |
| JP2001212947A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-07 | Seiko Epson Corp | 記録媒体の印刷・処理方法およびインクジェットプリンタ |
| JP2014079971A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Sharp Corp | インクジェット記録装置 |
| US11654698B2 (en) | 2021-03-02 | 2023-05-23 | Kyocera Document Solutions Inc. | Drying apparatus and image forming system |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28509894A patent/JPH08142319A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001212951A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-07 | Seiko Epson Corp | 記録媒体の印刷・処理方法および印刷・処理システム |
| JP2001212947A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-07 | Seiko Epson Corp | 記録媒体の印刷・処理方法およびインクジェットプリンタ |
| JP2014079971A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Sharp Corp | インクジェット記録装置 |
| US11654698B2 (en) | 2021-03-02 | 2023-05-23 | Kyocera Document Solutions Inc. | Drying apparatus and image forming system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |