JPH05301368A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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Publication number
JPH05301368A
JPH05301368A JP10784692A JP10784692A JPH05301368A JP H05301368 A JPH05301368 A JP H05301368A JP 10784692 A JP10784692 A JP 10784692A JP 10784692 A JP10784692 A JP 10784692A JP H05301368 A JPH05301368 A JP H05301368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
temperature
sheet
thermal head
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10784692A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Uchimura
光雄 内村
Masashi Suzuki
昌志 鈴木
Takashi Futakata
孝 二方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH05301368A publication Critical patent/JPH05301368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字前に用紙を予め設定された温度に加熱し
て、印字済みの書換え可能な直接発色紙に対して消去及
び印字ができる。 【構成】自動給紙ローラ2によりストック部1から取出
された用紙を、予め設定された消去温度(約85℃)に
加熱するヒータローラ4と、このヒータローラ4からサ
ーマルヘッド8への用紙の搬送路上で用紙の表面の温度
を検出する用紙温度センサ10とを設け、ヒートローラ
4により加熱された用紙を、用紙温度センサ10による
検出温度が設定温度以下ならばサーマルヘッド8に供給
し、サーマルヘッド8の各発熱抵抗体により予め設定さ
れた温度(約75℃)に加熱して用紙に印字を行うも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッドを設
け、このサーマルヘッドにより印字情報を用紙に印字す
るサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にサーマルプリンタは、インクリ
ボンを使用して印字する方法と、インクリボンを使用せ
ずに直接発色紙(感熱紙)と呼ばれている薬品により処
理した用紙を用いて印字する方法が知られている。
【0003】この直接発色紙は所定温度まで加熱すると
その加熱した部分だけが黒く変色するもので、サーマル
ヘッドを構成する各発熱抵抗体により描画メモリに作成
されたドットイメージに応じて直接発色紙を部分的に加
熱して印字が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近自然環境の保護と
いう観点から森林資源を大切にするために紙等のリサイ
クルが問題となっている。そこで現在、予め決められた
特定温度で加熱する事で印字でき、この特定温度に対し
て所定の温度差を持つ消去温度で加熱する事で印字され
ているものを消去できる書換え可能な直接発色紙が開発
されている。
【0005】従来のサーマルプリンタでは、消去済み又
は白紙の書換え可能な直接発色紙に印字を行う事ができ
るが、すでに印字済みの書換え可能な直接発色紙は使用
できないという問題があった。
【0006】そこでこの発明は、印字前に用紙を予め設
定された温度に加熱することができ、従って印字済みの
書換え可能な直接発色紙に対して消去及び印字ができる
サーマルプリンタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、サーマルヘ
ッドを設け、このサーマルヘッドにより印字情報を用紙
に印字するサーマルプリンタにおいて、用紙をサーマル
ヘッドにより印字する前に予め設定された第1の温度に
加熱する加熱手段と、この加熱手段により加熱された用
紙をサーマルヘッドに供給する用紙搬送手段と、この用
紙搬送手段により搬送された用紙をサーマルヘッドを制
御して予め設定された第2の温度で印字するサーマルヘ
ッド制御手段とを設けたものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明において、用紙は、加
熱手段により第1の温度に加熱され、用紙搬送手段によ
りサーマルヘッドに供給される。
【0009】この供給された用紙は、サーマルヘッド制
御手段により、サーマルヘッドが制御されて第2の温度
で印字が行われる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0011】図1はこの発明を適用したサーマルプリン
タの概略構成を示すもので、ストック部1には、印字す
る用紙が積層して収納されており、この積層された用紙
は搬出されるにしたがって上方へ押上げられるようにな
っている。このストック部1に収納された最上部の用紙
の上には自動給紙ローラ2が載置され、印字発行時にこ
の自動給紙ローラ2は回転して、前記ストック部1から
用紙が1枚取出されて搬送路3に供給され、この搬送路
3上に設けられた加熱手段としてのヒートローラ4とこ
のヒートローラ4に対向配置して設けられた第1の補助
ローラ5との間にその用紙が介挿される。
【0012】前記ヒートローラ4が回転することによ
り、用紙は搬送されて、前記搬送路3上に設けられた用
紙搬送手段としての送りローラ6とこの送りローラ6に
対向配置して設けられた第2の補助ローラ7との間に介
挿される。
【0013】前記送りローラ6が回転することにより、
用紙は搬送されて、サーマルヘッド8とこのサーマルヘ
ッド8に対向配置して設けられたプラテン9との間に介
挿される。
【0014】前記送りローラ6と前記サーマルヘッド8
との間の前記搬送路3上には、用紙の表面温度を検出す
るための用紙温度センサ10及び、前記サーマルヘッド
8から所定距離離れた位置に設けられ、発光部11aと
受光部11bとからなり、用紙の有無を検出する透過形
光学式の用紙センサ11が設けられている。
【0015】また、前記サーマルヘッド8により印字さ
れた用紙は前記プラテン9の回転によりさらに搬送され
て用紙受け12に収納されるようになっている。
【0016】図2はこのサーマルプリンタの要部回路構
成のブロック図で、21は制御部本体を構成するCPU
(central processing unit )である。このCPU21
が行う処理のプログラムデータが記憶されたROM(re
ad only memory)22、前記CPU21が処理を行うと
きに使用する各種メモリのエリアが形成されたRAM
(random access memory)23、印字するためのドット
イメージが描画される描画メモリ24、電源のオン/オ
フや印字設定等の各種入力操作が行われる操作パネル2
5、ホストコンピュータと回線を介して接続された通信
インターフェイス26は、システムバス27を介して前
記CPU21と接続されている。
【0017】ヘッドコントローラ28は前記サーマルヘ
ッド8を制御し、モータコントローラ29は、前記自動
給紙ローラ2、前記ヒートローラ4、前記送りローラ
6、前記プラテン9等の回転の駆動源としてのモータ3
0を制御し、ヒートコントローラ31は前記ヒートロー
ラ4のヒータ(図示せず)を制御し、I/O(input/ou
tput)ポート32には前記用紙温度センサ10及び前記
用紙センサ11からの出力信号が入力される。
【0018】前記ヘッドコントローラ28、前記モータ
コントローラ29、前記ヒートコントローラ31、前記
I/Oポート32は、前記システムバス27を介して前
記CPU21と接続されている。
【0019】図3にホストコンピュータから通信インタ
ーフェイス26を介して印字発行コマンドが送信された
ときに、前記CPU21が行う印字処理の流れ図を示
す。
【0020】まず、モータコントローラ29を制御する
ことによりモータ30を回転駆動させて、自動給紙ロー
ラ2を回転させ、ストック部1から用紙を取出す。そし
て、予め設定された消去温度(第1の温度約=85℃)
に加熱するためのヒートローラ4及び送りローラ6をそ
れぞれ回転させて、ストック部1から取出した用紙の搬
送を開始させる。
【0021】次に用紙温度センサ10及び用紙センサ1
1からの出力信号を監視して、用紙温度センサ10によ
る検出位置に用紙が到達するまでの待機状態となる。用
紙が用紙温度検出位置に到達すると、その時の用紙温度
センサ10から出力された温度データを読取り、その読
取った温度データが予め設定された温度以下か否か判断
する。
【0022】用紙温度センサ10から読取った温度デー
タが予め設定された温度以下ならば、そのまま搬送を継
続して用紙が印字位置に到達すると、サーマルヘッド8
による印字を行う。この印字が終了すると、この印字処
理を終了するようになっている。
【0023】また、用紙温度センサ10から読取った温
度データが予め設定された温度以下でなければ、すなわ
ち予め設定された温度より高ければ、送りローラ6の回
転を停止して搬送を停止させ、用紙温度センサ10から
出力された温度データを読取り、その読取った温度デー
タが設定温度以下になるまでの待機状態となる。
【0024】その温度データが設定温度以下になると、
送りローラ6を回転開始して用紙の搬送を再開する。こ
の搬送により用紙が印字位置に到達すると、サーマルヘ
ッド8の印字情報に対応する発熱抵抗体により所定温度
(第2の温度=約70℃)に加熱して用紙に印字を行い
(サーマルヘッド制御手段)、印字が終了するとこの印
字処理を終了するようになっている。
【0025】このような構成の本実施例においては、印
字動作において、モータ30の回転駆動による自動給紙
ローラ2の回転によりストック部1から取出された用紙
は、その表面(印字面)がヒートローラ4により消去温
度(約85℃)に加熱される。この加熱された用紙はサ
ーマルヘッド8へ搬送されるが、その途中、用紙の表面
の温度が用紙温度センサ10により検出される。
【0026】この用紙温度センサ10により検出された
用紙の表面温度が予め設定された温度以下になっていれ
ば、そのまま用紙の搬送が継続されて用紙はサーマルヘ
ッド8に供給され、サーマルヘッド8の各発熱抵抗体に
より予め設定された温度(約70℃)に加熱して用紙に
所定の印字が行われる。
【0027】また、用紙温度センサ10により検出され
た用紙の表面温度が予め設定された温度以下になってい
なければ、用紙の表面温度が予め設定された温度以下に
なるまで用紙の搬送が一時停止される。しばらくして用
紙の表面温度が予め設定された温度以下になると、用紙
の搬送が再開されて用紙はサーマルヘッド8に供給さ
れ、サーマルヘッド8の各発熱抵抗体により予め設定さ
れた温度(約70℃)に加熱して用紙に所定の印字が行
われる。
【0028】このように本実施例によれば、用紙を収納
しておくストック部1から取出した用紙をサーマルヘッ
ド8へ搬送するときに予め設定された消去温度に加熱す
るヒートローラ4を設けたことにより、用紙を印字前に
予め設定された温度に加熱することができる。従って印
字済みの書換え可能な直接発色紙に対して消去を行う事
ができて、その後再印字する事ができるようになる。す
なわち、印字済みの書換え可能な直接発色紙に対して消
去及び印字を行う事ができる。
【0029】さらにヒートローラ4により周囲温度より
高い設定温度に用紙を加熱できるので、サーマルヘッド
8へ通電する電流量を少なくしてサーマルヘッド8に対
する負荷を軽くする事ができるという効果もある。
【0030】またこの発明を適用した他の実施例を図面
を参照して説明する。図5は、両面印字タイプのサーマ
ルプリンタの概略構成を示すもので、ストック部51に
は、印字する用紙が積層して収納されており、この積層
された用紙は搬出されるにしたがって上方へ押上げられ
るようになっている。このストック部51に収納された
最上部の用紙の上には自動給紙ローラ52が載置され、
印字発行時にこの自動給紙ローラ52は回転して、前記
ストック部51から用紙が1枚取出されてストレートパ
ス形状に形成された搬送路53に供給され、搬送路53
上に設けられた用紙の表側の面を加熱するめの加熱手段
としての第1のヒートローラ54とこのヒートローラ5
4に対向配置して設けられた用紙の裏側の面を加熱する
ための加熱手段としての第2のヒートローラ55との間
にその用紙が介挿される。
【0031】前記ヒートローラ54が回転することによ
り、用紙は搬送されて、搬送路53上に設けられた用紙
搬送手段としての送りローラ56とこの送りローラ56
に対向配置して設けられた補助ローラ57との間に介挿
される。
【0032】前記送りローラ56が回転することによ
り、用紙は搬送されて、用紙の裏側の面を印字するため
の第1の端面サーマルヘッド58とこの第1の端面サー
マルヘッド58に対向配置して設けられた第1のプラテ
ン59との間に介挿される。
【0033】前記送りローラ56と前記第1の端面サー
マルヘッド58との間の搬送路53上には、用紙の表側
の表面温度を検出するための第1の用紙温度センサ60
及びこの第1の用紙温度センサ60と対向して設けられ
た用紙の裏側の表面温度を検出するための第2の用紙温
度センサ61並びに、前記第1の端面サーマルヘッド5
8から所定距離離れた位置に設けられ、発光部62aと
受光部62bとからなり、用紙の有無を検出する透過形
光学式の用紙センサ62が設けられている。
【0034】また、前記第1のサーマルヘッド58によ
り印字された用紙は、第1のプラテン59の印字に伴う
回転により搬送されて、用紙の表側を印字するための第
2の端面サーマルヘッド63とこの第2の端面サーマル
ヘッド63に対向配置して設けれた第2のプラテン64
との間に介挿される。前記第2の端面サーマルヘッド6
3により印字された用紙は、用紙受け65に収納される
ようになっている。
【0035】図5はこの両面印字タイプのサーマルプリ
ンタの要部回路構成のブロック図で、71は制御部本体
を構成するCPU(central processing unit )であ
る。このCPU21が行う処理のプログラムデータが記
憶されたROM(read only mem-ory )72、前記CP
U71が処理を行うときに使用する各種メモリのエリア
が形成されたRAM(random access memory)73、用
紙の裏側の面を印字するためのドットイメージが描画さ
れる第1の描画メモリ74a及び用紙の表側の面を印字
するためのドットイメージが描画される第2の描画メモ
リ74bからなる描画メモリ部74、電源のオン/オフ
や印字設定等の各種入力操作が行われる操作パネル7
5、ホストコンピュータと回線を介して接続された通信
インターフェイス76は、システムバス77を介して前
記CPU71と接続されている。
【0036】ヘッドコントローラ78は前記第1の端面
サーマルヘッド58及び前記第2の端面サーマルヘッド
63を制御し、モータコントローラ79は、前記自動給
紙ローラ72、前記第1のヒートローラ56、前記送り
ローラ56、前記第1のプラテン59、前記第2のプラ
テン64等の回転の駆動源としてのモータ80を制御
し、第1のヒートコントローラ81は前記第1のヒート
ローラ54のヒータ(図示せず)を制御すると共に前記
第2のヒートローラ55のヒータを制御し、前記第2の
I/Oポート82には前記第1の用紙温度センサ60、
前記第2の用紙温度センサ61及び前記用紙センサ62
からの出力信号が入力される。
【0037】前記ヘッドコントローラ78、前記モータ
コントローラ79、前記ヒートコントローラ81、前記
I/Oポート82は、前記システムバス77を介して前
記CPU71と接続されている。
【0038】前記CPU71が行う印字処理の流れは、
前記実施例のCPU21が行う印字処理の流れとほとん
ど同じであるが、異なる点は第1の用紙温度センサ60
及び第2の用紙温度センサ61からそれぞれ出力される
温度データが両方共に予め設定された温度以下か否かが
判断され、少なくとも一方の温度データが設定温度より
高い場合には、温度データが両方共に設定温度以下にな
るまで用紙の搬送が一時停止される。従ってここでは印
字処理の流れの詳細な説明は省略する。
【0039】このような構成の本実施例においては、印
字動作において、モータ80の回転駆動による自動給紙
ローラ52の回転によりストック部51から取出された
用紙は、その両面がそれぞれ第1のヒートローラ54及
び第2のヒートローラ55により消去温度(約85℃)
に加熱される。この加熱された用紙はサーマルヘッド5
8へ搬送されるが、その途中、用紙の両面の温度がそれ
ぞれ第1の用紙温度センサ60及び第2の用紙温度セン
サ61により検出される。
【0040】第1の用紙温度センサ60及び第2の用紙
温度センサ61によりそれぞれ検出された用紙の両面の
温度が両方とも予め設定された温度以下になっていれ
ば、そのまま用紙の搬送が継続されて用紙はサーマルヘ
ッド58に供給され、サーマルヘッド58の各発熱抵抗
体により予め設定された温度(約70℃)に加熱して用
紙の裏面への所定の印字が行われ、次にサーマルヘッド
63に供給され、サーマルヘッド63の各発熱抵抗体に
より予め設定された温度(約70℃)に加熱して用紙の
表面への所定の印字が行われる。
【0041】また、第1の用紙温度センサ60又は第2
の用紙温度センサ61によりそれぞれ検出された用紙の
表面又は裏面の温度のうちのいずれか一方の温度が、予
め設定された温度以下になっていなければ、用紙の表面
及び裏面の両方の温度が共に予め設定された温度以下に
なるまで用紙の搬送が一時停止される。しばらくして用
紙の表面及び裏面の温度が共に予め設定された温度以下
になると、用紙の搬送が再開されて用紙はサーマルヘッ
ド58に供給され、サーマルヘッド58の各発熱抵抗体
により予め設定された温度(約70℃)に加熱して用紙
の裏面への所定の印字が行われ、次にサーマルヘッド6
3に供給され、サーマルヘッド63の各発熱抵抗体によ
り予め設定された温度(約70℃)に加熱して用紙の表
面への所定の印字が行われる。
【0042】このように本実施例によれば、用紙を収納
しておくストック部51から取出した用紙をサーマルヘ
ッド58へ搬送するときに予め設定された消去温度に加
熱する第1のヒートローラ54及び第2のヒートローラ
55を設けたことにより、用紙の両面を印字前に予め設
定された温度に加熱することができる。従って印字済み
の書換え可能な両面直接発色紙に対して消去を行う事が
できて、その後再印字する事ができるようになる。すな
わち、印字済みの書換え可能な直接発色紙に対して消去
及び印字を行う事ができる。
【0043】さらに前述の実施例と同様に、第1のヒー
トローラ54及び第2のヒートローラ55により周囲温
度より高い設定温度に用紙を加熱できるので、第1のサ
ーマルヘッド58及び第2のサーマルヘッド63へ通電
する電流量を少なくして第1のサーマルヘッド58及び
第2のサーマルヘッド63に対する負荷を軽くする事が
できるという効果もある。
【0044】なお以上説明した2つの実施例において、
第1の温度及び第2の温度としてそれぞれ約85℃及び
約70℃に設定されたものについて説明したが、この発
明はこれに限定されるものではなく、第1の温度及び第
2の温度は書換え可能な直接発色紙の特性に応じて適切
に設定されるものである。
【0045】また、送りローラ6(56)からサーマル
ヘッド8(58、63)までの搬送路3(53)上にお
いて強制冷却装置を設け、前記用紙温度センサ10(6
0、61)により用紙の温度が予め設定された温度以下
になっていない場合には、用紙をその強制冷却装置によ
りその設定温度以下になるように冷却しても良いもので
ある。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
印字前に用紙を予め設定された温度に加熱することがで
き、従って印字済みの書換え可能な直接発色紙に対して
消去及び印字ができるサーマルプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略要部構成を示す図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例の印字処理の流れを示す図。
【図4】この発明の他の実施例の概略要部構成を示す
図。
【図5】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【符号の説明】
4…ヒートローラ、8…サーマルプリンタ、10…用紙
温度センサ、21…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/032 D 9070−5C 1/23 102 A 9186−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドを設け、このサーマルヘ
    ッドにより印字情報を用紙に印字するサーマルプリンタ
    において、前記用紙を前記サーマルヘッドにより印字す
    る前に予め設定された第1の温度に加熱する加熱手段
    と、この加熱手段により加熱された前記用紙を前記サー
    マルヘッドに供給する用紙搬送手段と、この用紙搬送手
    段により搬送された前記用紙を前記サーマルヘッドを制
    御して予め設定された第2の温度で印字するサーマルヘ
    ッド制御手段とを設けたことを特徴とするサーマルプリ
    ンタ。
JP10784692A 1992-04-27 1992-04-27 サーマルプリンタ Pending JPH05301368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10784692A JPH05301368A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 サーマルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10784692A JPH05301368A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 サーマルプリンタ

Publications (1)

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JPH05301368A true JPH05301368A (ja) 1993-11-16

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ID=14469547

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JP10784692A Pending JPH05301368A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 サーマルプリンタ

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JP (1) JPH05301368A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6152620A (en) * 1998-10-26 2000-11-28 Star Micronics Co., Ltd. Processing method for rewritable card and processing apparatus for the same
JP2008006688A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toshiba Tec Corp リライトプリンタ
CN108859440A (zh) * 2017-05-11 2018-11-23 海德堡印刷机械股份公司 具有用于页张的调温装置的数码印刷机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6152620A (en) * 1998-10-26 2000-11-28 Star Micronics Co., Ltd. Processing method for rewritable card and processing apparatus for the same
JP2008006688A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toshiba Tec Corp リライトプリンタ
CN108859440A (zh) * 2017-05-11 2018-11-23 海德堡印刷机械股份公司 具有用于页张的调温装置的数码印刷机

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