JPH065493Y2 - 電動雨戸におけるギヤドワイヤの収納構造 - Google Patents

電動雨戸におけるギヤドワイヤの収納構造

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JPH065493Y2
JPH065493Y2 JP2231686U JP2231686U JPH065493Y2 JP H065493 Y2 JPH065493 Y2 JP H065493Y2 JP 2231686 U JP2231686 U JP 2231686U JP 2231686 U JP2231686 U JP 2231686U JP H065493 Y2 JPH065493 Y2 JP H065493Y2
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JP
Japan
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geared wire
door pocket
geared
wire
shutter
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JP2231686U
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JPS62135774U (ja
Inventor
道義 松井
宏 奥住
一 中嶋
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三和シヤツタ−工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、住宅等の建造物に取付けられる電動雨戸にお
けるギヤドワイヤの収納構造に関する。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 従来、電動雨戸としては、上部側レール略全長に亘って
張設したワイヤロープに、一枚目の先頭雨戸を連結し、
ワイヤロープを電動モータの駆動で移動せしめることに
よって雨戸の開閉作動を行なうようにしたものがある。
しかるにこのものは、ワイヤロープの弾力を一定に維持
することが難しく、また弾力を一定に保つためには複雑
なテンション装置が必要となる等の欠点がある。
そこで本考案の出願人は、実願昭60−177114号
において、先頭雨戸に長尺状のギヤドワイヤの一部を連
結し、該ギヤドワイヤを電動モータの駆動によって強制
移動せしめて雨戸の開閉を行うようにし、これによって
従来の如くワイヤロープの張力を一定にする等の配慮を
不用としたものを提案した。
ところがこのものは、ギヤドワイヤの移動経路が、上ガ
イド枠に沿って形成した水平経路と戸袋内に形成した戸
袋内経路とで形成されたものであり、そして全開時、ギ
ヤドワイヤを戸袋内経路に収納する構成であったため、
間口幅が広くなるに伴いギヤドワイヤが長くなると、戸
袋内経路も長くしなければならず、そのためには、戸袋
内経路を幾度も曲折した渦巻状にする必要があり、この
様にするとギヤドワイヤの移動抵抗が増大して雨戸の開
閉移動を円滑に行うことが難しいうえに、ギヤドワイヤ
やこれをガイドする収納パイプが早期に摩耗してしまう
惧れがあり、さらに、戸袋内での収納パイプの占める空
間が大きくなって戸袋の小型軽量化の妨げになるという
問題がある。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる電動雨戸におけるギヤドワイヤの収納構
造を提供することを目的として創設されたものであっ
て、一連状に連結され、開口部上下に配設の左右方向を
向いたガイド枠に形成のレールに案内されて開閉移動す
る複数の雨戸のうち、戸袋から最初に引出される先頭雨
戸に長尺のギヤドワイヤの一部を連結し、該ギヤドワイ
ヤを電動モータの正逆駆動による強制移動によって雨戸
の開閉作動を行うように構成すると共に、前記ギヤドワ
イヤの移動経路を、前記上下ガイド枠に沿って左右方向
に形成される上下一対の水平経路と、これら一対の水平
経路を連結すべく戸袋内に形成した略コ字形の戸袋内経
路とで形成してギヤドワイヤを収納するように構成した
ことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によって、ギヤドワイヤの移
動経路を、上下両ガイド枠に形成して戸袋内経路を略コ
字形にして曲折箇所を最小の二箇所にできて、雨戸の開
閉作動を円滑に行うことができるようにしたものであ
る。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図面
において、1及び1aはそれぞれ先頭雨戸、他の複数の
後続雨戸であって、これら雨戸1、1aは何れも上吊式
で、雨戸1、1aの上部に取付けられた走行ローラ4、
4aが、上ガイド枠2に設けたハンガーレール2a、2
bを転動し、下ガイド枠3に振止めされる状態で開閉移
動するようになっている。また、各雨戸1、1aは連結
具5を介装して連結されているが、この連結具5は一端
側にローラ5aを有し、該ローラ5aが一の雨戸に設け
た案内レール6内を走行するようになっており、また連
結具5の他端側は他の雨戸に回動自在に枢結5bされて
いる。さらに雨戸1、1aの前後端部は互いに対応する
傾斜面を有しており、この傾斜面13と連結具5とによ
って雨戸1、1aは戸袋7内では並列上となって収納さ
れることとなる。
8は戸袋7内において上側に配設された電動モータであ
って、該電動モータ8の正逆駆動に基づいて回動するス
プロケット8aには、ギヤドワイヤ9が噛合されてい
る。このギヤドワイヤ9は周面に螺旋溝が形成された可
撓生のあるワイヤであって、前記スプロケット8aの回
動によって、ハンガーレール2aと平行に上ガイド枠2
に設けられたギヤドワイヤ用レール2c内を水平の移動
経路として強制送りされるが、ギヤドワイヤ9の一部は
ランナー10を介して先頭雨戸1に連結されており、ギ
ヤドワイヤ9の移動に伴って先頭雨戸1が一体的に移動
するようになっている。
また、11はギヤドワイヤ9の移動経路となる収納パイ
プであって、該収納パイプ11は、戸袋7と下ガイド枠
3に連続状に配設されるものであるが、戸袋7内におい
ては、前記スプロケット8aを内装するコネクター12
に取付けられていて前記ギヤドワイヤ用レール2cに続
く上側水平部と、戸袋7の内側面に沿って上下方向を向
く縦方向部と、戸袋底面7aに沿って左右方向に配設さ
れる下側水平部とによって略コ字形になっており、しか
も下側水平部は、そのまま戸袋7の出口部から出て、下
ガイド枠3に一体形成される角筒状の挿通路3aに挿通
せしめられていて下側の水平移動経路となっており、こ
れによってギヤドワイヤ9は、上ガイド枠2側の水平経
路から略コ字形に形成される戸袋内経路を経て下ガイド
枠3側の水平経路を移動して収納されるようになってい
る。
叙述の如く構成された本考案の実施れにおいて、開口部
の開閉は、図示しない押釦スイッチの操作で電動モータ
8を正逆駆動させてスプロケット8aを回動せしめる
と、スプロケット8aと噛合するギヤドワイヤ9は、戸
袋7方向、あるいはその逆方向に強制移動せしめられ、
これに追随する先頭雨戸1の移動によって連続的に行わ
れることになる。
この様に本考案が実施されたものにあっては、ギヤドワ
イヤ9の強制移動によって雨戸の自動開閉ができるよう
にしたものであるが、雨戸全開時、ギヤドワイヤ9は、
戸袋内経路を経て下ガイド枠3側に形成の水平経路にま
で移動して収納されることとなり、この結果、間口幅が
広く、ギヤドワイヤ9が長い場合であっても、ギヤドワ
イヤ9は、戸袋内で最小限の二箇所だけ曲げられた状態
で移動することとなって、下側水平経路の分が戸袋内に
おいてさらに縦方向に曲げられた従来のもののように三
箇所あるいはそれ以上と数多くなってしまうことがな
く、もってギヤドワイヤ9の移動抵抗をその分だけ小さ
くできて、軽快な雨戸の開閉ができることとなって、電
動モータ8の小型化が達成できると共に、ギヤドワイヤ
9及び収納パイプ11の摩擦を確実に低減できる。そし
て戸袋7内においては、略コ字形をした経路を確保すれ
ば良いだけであるから、戸袋7内における収納パイプ1
1の配設空間を可及的に小さくできて戸袋7の小型軽量
化を妨げることもない。
しかも実施例においては、下ガイド枠3自体に挿通路3
aを形成してギヤドワイヤ9の移動経路を確保している
から、下ガイド枠3がギヤドワイヤ9のイドウ収納部材
として兼用できることとなって、部品の兼用化と組立て
作業の簡略化が計れることになる。そのうえ挿通路3a
は筒状になっていて、収納パイプ11が露出することが
ないので、外観上何ら問題になることもない。
尚、本考案は前記実施例に限定されないものであること
は言うまでもなく、例えば、電動モータ8を前記実施例
とは異なる戸袋7内の下端部の配設するようにしたもの
であっても、この場合には、上枠2に挿通路を形成し、
コネクター12から延び戸袋7の内側面に沿って這い上
がる収納パイプ11を前記上枠2の挿通路に挿通すれば
よい。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したものである
から、テンション機構の必要がないギヤドワイヤの移動
経路は、上下ガイド枠に沿って形成される上下一対の水
平経路と、戸袋内に略コ字形に形成される戸袋内経路と
によって形成される。この結果、間口幅が広くギヤドワ
イヤが略コ字形の戸袋経路だけでは収納しきれない長い
ものであったとして、該収納しきれない分のギヤドワイ
ヤは、ガイド枠に沿う水平経路に収納されることとなっ
て、従来のように、戸袋内でさらに折曲げられた状態で
収納されることがない。従って、ギヤドワイヤの移動抵
抗が大きくなる曲折箇所が最小限の二箇所のみとなっ
て、ギヤドワイヤの移動負荷を軽減できて、雨戸の開閉
作動を極めて円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電動雨戸におけるギヤドワイヤの収
納構造の実施例を示したものであって、第1図は電動雨
戸の全体正面図、第2図は駆動機構を示す斜視図、第3
図は戸袋の縦断面図、第4図は雨戸の縦断面図、第5
図、第6図は全体平面図、第7図は後続雨戸の展開図で
ある。 図中、1、1aは雨戸、2は上ガイド枠、3は下ガイド
枠、3aは挿通路、7は戸袋、8は電動モータ、9はギ
ヤドワイヤ、11は収納パイプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連状に連結され、開口部上下に配設の左
    右方向を向いたガイド枠に形成のレールに案内されて開
    閉移動する複数の雨戸のうち、戸袋から最初に引出され
    る先頭雨戸に長尺のギヤドワイヤの一部を連結し、該ギ
    ヤドワイヤを電動モータの正逆駆動による強制移動によ
    って雨戸の開閉作動を行うように構成すると共に、前記
    ギヤドワイヤの移動経路を、前記上下ガイド枠に沿って
    左右方向に形成される上下一対の水平経路と、これら一
    対の水平経路を連結すべく戸袋内に形成した略コ字形の
    戸袋内経路とで形成してギヤドワイヤを収納するように
    構成したことを特徴とする電動雨戸におけるギヤドワイ
    ヤの収納構造。
JP2231686U 1986-02-19 1986-02-19 電動雨戸におけるギヤドワイヤの収納構造 Expired - Lifetime JPH065493Y2 (ja)

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JPS62135774U JPS62135774U (ja) 1987-08-26
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