JP2554575Y2 - パネルシャッタ装置 - Google Patents

パネルシャッタ装置

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JP2554575Y2
JP2554575Y2 JP1248791U JP1248791U JP2554575Y2 JP 2554575 Y2 JP2554575 Y2 JP 2554575Y2 JP 1248791 U JP1248791 U JP 1248791U JP 1248791 U JP1248791 U JP 1248791U JP 2554575 Y2 JP2554575 Y2 JP 2554575Y2
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JP
Japan
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panel
opening
guide rails
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shutter device
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成強 松山
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Bunka Shutter Co Ltd
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、シャッターカーテン
を構成するパネルの縦框取付構造を改良したパネルシャ
ッタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は実公平1−28229号公報に記
載された従来のパネルシャッタ装置を示す部分的な正面
図、図7は図6の横断面図、図8は図6の上部に配置さ
れたパネル収納部の部分的な拡大断面図である。 図6に
おいて、1,2はシャッタ開閉用開口の起立配置された
左右一対のガイドレールであり、これらのガイドレール
1,2は、図7に示すように、それぞれの対向面にパネ
ル昇降ガイド用の開口1a,2aを有する断面コ字状の
部材からなっている。かかるガイドレール1,2は、そ
れぞれの開口1a,2aが正対する配置にしてある。
【0003】図8において、3はガイドレール1,2の
上部に配置されたパネル収納部であ り、このパネル収納
部3内には左右一対のパネル駆動系スプロケット4が配
置され、これらのスプロケット4には左右一対のチェー
ン6が噛合し、該チェーン6は、ガイドレール1,2間
を昇降開閉する上下複数段のパネル7の両側を支持して
いる。
【0004】それらのパネル7の上部両側には、該パネ
ル7の両端面から外側方に突出するロングピンPが突設
され、このロングピンPを前記チェーン6に連結するこ
とによって、上述の如く左右一対のチェーン6で各パネ
ル7の上部両側が支持されている。ここで、前記ロング
ピンPはパネル7の両端面に対して屈曲できない状態に
突設されている。
【0005】ロングピンPの外端部には上部ガイドロー
ラRが回転自在に取り付けられ、この上部ガイドローラ
Rは、パネル収納部3内の上方に配置された収納レール
5上を転動するようになっている。
【0006】以上において、各パネル7は、図7に示す
ように、それぞれの両側部がガイドレール1,2の正対
する開口1a,2aに昇降自在に嵌め込み係合されて該
ガイドレール1,2間を昇降開閉するようになってい
る。従って、ガイドレール1,2間にパネル7があると
き、該パネル7の両端面に突設されたロングピンPはガ
イドレール1,2の内部に開口1a,2aを介して突入
した状態にある。
【0007】次に動作について説明する。 ガイドレール
1,2間をパネル7が閉鎖した状態において、スプロケ
ット4がシャッタ開方向に回転駆動されると、該スプロ
ケット4に噛合したチェーン6の送り作動で各パネル7
がガイドレール1,2に沿って上昇する。そして、ガイ
ドレール1,2の上部に配置された左右一対のスプロケ
ット4間をパネル7が通過すると、該パネル7の上部ガ
イドローラRが収納レール5上に移行することによっ
て、前記スプロケット4間を通過したパネル7は収納レ
ール5で順次並列状態に吊持された収納状態となる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】従来のパネルシャッタ
装置は以上のように構成され、各パネル7の両端面に突
設したロングピンPを前記パネル7の両端面に対して屈
曲させることができないので、そのロングピンPを内部
に突入させるガイドレール1,2の据付施工にあたって
は、それらの開口1a,2aが正対するようにガイドレ
ール1,2を据え付けなければならず、その据付精度に
誤差(ガイドレール1,2の開口1a,2aが正対しな
い状態)が生じると、据付施工後のガイドレール1,2
の内部でチェーン6と各パネル7とを連結している前記
ロングピンPに水平方向の曲げ力が作用することによっ
て、パネル7のロングピン取付部やチェーン6のロング
ピン連結部が損傷したり、また、チェーン6に捩れが生
じ、該捩れに起因してスプロケット4からチェーン6が
外れやすくなるなどの不都合が生じるという課題があっ
た。また、上述の如きガイドレール1,2の据付誤差が
生じた際には、その補修工事を行わなければならないと
いう課題があった。さらには、ガイドレール1,2をそ
れぞれの開口1a,2aが正対しない状態でも据え付け
可能とすることについて、従来のパネルシャッタ装置は
何ら配慮されていないため、その据付箇所が制約される
という課題があった。
【0009】この考案は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、左右一対のガイドレールに設けら
れたパネル昇降ガイド用の開口が正対せずとも、該開口
の向きにパネルの縦框を追従させて該縦框を前記開口に
対する正規の嵌め込み姿勢に維持させることができ、こ
れによって、パネルのロングピン取付部やチェーンのロ
ングピン連結部等の損傷およびチェーンの捩れ現象等を
未然に防止できるパネルシャッタ装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案に係るパネルシ
ャッタ装置は、パネル昇降ガイド用の開口を有し、シ
ッタ開閉用開口の両側に起立配置された左右一対のガイ
ドレールと、前記開口に左右両端部が嵌め込まれて両ガ
イドレール間を昇降開閉する複数のパネルと、 該パネル
の両端面に突設されてガイドレール内部に突入するロン
グピンと、このロングピンを介して各パネルを支持する
チェーンが噛合したパネル駆動系スプロケットとを備
て成るパネルシャッタ装置において、前記各パネルをパ
ネル本体と左右の縦框とに分離し、そのパネル本体の左
右両端部に前記縦框を水平回動自在に連結し、該縦框の
端面にロングピンを突設し、その縦框を両ガイドレール
の開口に昇降可能に嵌め込んだものである。
【0011】
【作用】この考案におけるパネルシャッタ装置では、
右一対のガイドレール間を昇降開閉するパネルをパネル
本体と左右の縦框とに分離し、そのパネル本体の左右両
端に縦框を水平回動自在に連結したので、前記両ガイド
レールの据付施工誤差や据付個所の状況等により、前記
両ガイドレールのパネル昇降ガイド用の開口が正対しな
い場合であっても、パネル本体両端の縦框を前記パネル
昇降用の開口と同じ向きに追従整合させることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図について説明
する。図1はこの考案の一実施例によるパネルシャッタ
装置の要部をガイドレール部分で横断して示す断面図、
図2は図1中のパネルの縦框を断面して示す部分的斜視
図、図3は図1のパネルの正面図である。 図1におい
て、パネル17はパネル本体18と縦框19とに分離さ
れ、パネル本体18の左右両端には縦枠20が嵌着され
ている。この縦枠20には縦方向に沿って外方に突出す
る継手頸部23が突設され、該継手頸部23の先端には
横断面円形状の雄継手部23aが形成されている。
【0013】一方、縦框19には、縦枠20との対向面
で開口した横断面円弧状の蟻溝21を有する雌継手部2
2が形成され、その縦框19における雌継手部22の反
対面部には、上部ガイドローラRを有するロングピンP
が突設され、且つ、下部ガイドローラ24がローラブラ
ケットを介して回転自在に取り付けられている。な
下部ガイドローラ24は、図8の収納レール5の下方に
平行配置される補助ガイドレール(図示せず)によっ
て、所定のパネル移動方向に誘導されるものである。
【0014】以上において、パネル本体18両端の雄継
手部23aに縦框19の雌継手部22の蟻溝21を嵌め
込むことにより、パネル本体18の両端に左右の縦框1
9が水平回動自在に連結されている。その連結状態にお
いて、パネル本体18と縦框19の両者は互いに脱落し
ないように工夫されている。
【0015】このようにして、パネル本体18の両端に
水平回動自在に連結された縦框19はガイドレール1,
2(図1では片側ガイドレール1のみを示す)のパネル
昇降ガイド用の開口1a,2a(図1では1aのみを示
す)に昇降可能に嵌め込まれている。なお、図1の符号
25は前記開口1aに設けられたブラシであり、このブ
ラシ25は縦框19の前後面に接触してガイドレール1
内部への異物の侵入を阻止するためのものである。
【0016】次に動作について説明する。 図4はパネル
シャッタ装置のガイドレールの据付施工例をパネルとの
関係で示す概略的な横断面図であり、この施工例の場
合、ガイドレール1,2は、これらの開口1a,2aが
外向きとなって正対しない状態に据え付けられている。
この状態の開口1a,2aに嵌め込まれる縦框19は、
前記開口1a,2aと同じ向きの嵌め込み姿勢となるよ
うに、パネル本体18の両端で回動変位する。
【0017】図5はパネルシャッタ装置のガイドレール
の他の据付施工例をパネルとの関係で示す概略的な横断
面図であり、この施工例では、ガイドレール1,2が段
差状に据え付けられて、それらの開口1a,2aが正対
しない状態となっている。この状態においても、前記開
口1a,2aに嵌め込まれる縦框19は、図4の場合と
同じく前記開口1a,2aと同じ向きの嵌め込み姿勢と
なるように、パネル本体18の両端で回動変位する。
【0018】従って、図4および図5の何れの場合も縦
框19は開口1a,2aに対する正しい嵌め込み姿勢に
維持されることにより、パネル17によるガイドレール
1,2間の昇降開閉を円滑に遂行させることができる。
【0019】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、左右
一対のガイドレールに設けられたパネル昇降ガイド用の
開口に嵌め込む縦框をパネル本体の両端部に水平回動自
在に連結したので、両ガイドレールの据付施工誤差や据
付個所の状況等により、前記両ガイドレールのパネル昇
降ガイド用の開口が正対しない場合であっても、パネル
本体両端の縦框を前記パネル昇降用の開口と同じ向きに
追従整合させることができる。このため、前記パネル昇
降ガイド用の開口に対する縦框の不規則嵌合に起因し
て、パネルのロングピン取付部やチェーンのロングピン
連結部等の損傷およびチェーンの捩れ現象等を未然に防
止でき、パネルの開閉作動を常時円滑に遂行させること
ができてパネルシャッタの信頼性が向上するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるパネルシャッタ装置
の要部をガイドレール部分で横断して示す断面図であ
【図2】図1中のパネルの縦框を断面して示す部分的斜
視図である。
【図3】図1のパネルの正面図である。
【図4】パネルシャッタ装置のガイドレールの据付施工
例をパネルとの関係で示す概略的な横断面図である。
【図5】パネルシャッタ装置のガイドレールの他の据付
施工例をパネルとの関係で示す概略的な横断面図であ
る。
【図6】従来のパネルシャッタ装置を示す部分的な概
正面図である。
【図7】図6の横断面図である。
【図8】図6の上部に配置されたパネル収納部の部分的
な拡大断面図である。
【符号の説明】
1,2 ガイドレール1a,2a パネル昇降ガイド用の開口 4 パネル駆動系スプロケット 6 チェーン 17 パネル 18 パネル本体 19 縦框P ロングピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル昇降ガイド用の開口を有し、シ
    ッタ開閉用開口部の両側に起立配置された左右一対のガ
    イドレールと、前記開口に左右両端部が嵌め込まれて両
    ガイドレール間を昇降開閉する複数のパネルと、該パネ
    ルの両端面に突設されてガイドレール内部に突入するロ
    ングピンと、このロングピンを介して各パネルを支持す
    るチェーンが噛合したパネル駆動系スプロケットとを備
    えて成るパネルシャッタ装置において、前記各パネルを
    パネル本体と左右の縦框とに分離し、そのパネル本体の
    左右両端部に前記縦框を水平回動自在に連結し、該縦框
    の端面にロングピンを突設し、その縦框を両ガイドレー
    ルの開口に昇降可能に嵌め込んだことを特徴とするパネ
    ルシャッタ装置。
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