JP4381899B2 - 電動昇降窓装置 - Google Patents
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Description
また、前記チェーン端部の固定点とスプロケットとの間に前記窓吊持チェーンが垂れ下がる遊び間隔を設定したことにより、昇降窓の上昇動作に前記スプロケットから垂れ下がる窓吊持チェーンの余剰長を短くすることができることに加え、その窓吊持チェーンの自由度が得られる。
図1はこの発明の実施の形態1による電動昇降窓装置を示す正面図、図2は図1のA−A線に沿った断面矢視図、図3は図1のB−B線に沿った断面図、図4は昇降窓の吊り下げチェーン取付部を示す部分的な正面図、図5は図4の分解斜視図である。
図1および図2に示す電動昇降窓装置は、窓開閉用開口に所定の平行間隔で起立配置された左右一対の第1(室内側)のガイドレール1と、これらのガイドレール1の側面にそれぞれ並列状態に組み付け結合されて室外側に位置する第2のガイドレール2(図3参照)と、前記第1のガイドレール1間を昇降する昇降窓3と、前記第2のガイドレール2間に跨って当該ガイドレール2の上部に取り付け固定された第1,第2の固定窓4,5とを備えている。前記第1のガイドレール1と第2のガイドレール2は、図3に示すように、各対毎に両者を隣り合わせて締結したユニット構造となっており、それらのガイドレール1,2は、図2および図3に示すように、それぞれの対向面全長に縦溝1a,2aを有する中空柱状の押し出し又は引き抜き成形された型材からなっている。
まず、窓吊持チェーン11は、前記スプロケット10に噛合して第1のガイドレール1内に垂下しており、その垂下端部が前記チェーン連結板17に傾き調整可能に連結されている。また、前記窓吊持チェーン11の反対側端部(スプロケット10から開閉機7側に向かう端部)は、図2に示すようにブラケット6側に係留されている。ここで、前記窓吊持チェーン11において、前記チェーン連結板17との連結部となるチェーン垂下端部の1つのチェーン駒(以下、最下部チェーン駒という)15Aは着脱可能となっている。この最下部チェーン駒15Aは、図4および図5に示すように、前記通常のチェーン構成における左右一対の外側リンクプレート15a,15bのうち、その片方の外側リンクプレート15aにリンクピン14a,14bをカシメ等で一体突設し、それらのリンクピン14a,14bに跨って係脱可能に嵌め込み係合させる略U字形状のスナップ止め具18を備えた構成となっている。ここで、前記リンクピン14a,14bは、通常のチェーン構成における前記リンクピン14相互のピッチと同一ピッチに設定されている。
昇降窓3が左右のガイドレール1間の下限位置にある閉鎖状態において、開閉機8の起動により回転軸9両端のスプロケット10が図2中で時計回り方向に回転駆動されると、そのスプロケット10に噛合して第1のガイドレール1内に垂下している窓吊持チェーン11が引き上げられることにより、昇降窓3が第1のガイドレール1に沿って上昇開放される。このとき、前記昇降窓3は固定窓4,5の裏側(室内側)に引き上げられ、前記昇降窓3の軒下と少なくとも下部固定窓4の軒下とが同じとなる位置もしくはそれ以上に上昇して停止する。その昇降窓3の開放状態において、前記スプロケット10が反時計回り方向に回転駆動されると、前記昇降窓3が前記ガイドレール1に沿って下降し下限位置で止まる。
図7はこの発明の実施の形態2による電動昇降窓装置の要部を示す断面図である。この実施の形態2では、前記実施の形態1による窓ユニットU1と、これと同一構成の他の窓ユニットU2とを同列に配置し、その配置時における窓ユニットU1とU2との位置決めを容易に行える構成としたものである。すなわち、窓ユニットU1,U2は前述のように同一構成をなしてそれぞれのガイドレール1,2(図7では第2のガイドレール2を省略している)の外壁背面側には位置決め用の突起部1b,2b(突起部2bについては図3参照)が縦方向に一体形成されているため、窓ユニットU1のガイドレール1,2の突起部1b,2bと窓ユニットU2のガイドレール1,2の突起部1b,2bとをすれ違い状に当接(面接合)させ、その状態で窓ユニットU1側の突起部1b,2bと、これに隣り合う窓ユニットU2側の突起部1b,2bとを止めネジ23で締結することにより、窓ユニットU1のガイドレール1,2と窓ユニットU2のガイドレール1,2とを同列状に組み付け合体させたものである。
この実施の形態3では、前記実施の形態1における第2のガイドレール2において、固定窓4,5が嵌着されていない部分の露出縦溝2aを、前記実施の形態2のカバー部材24と同一断面形状のカバー部材(図示せず)で塞ぐように構成したものである。このように、前記露出縦溝2aをカバー部材で塞ぐことにより、前記露出縦溝2a内に塵埃等の異物が侵入堆積するのを防止できると共に、その露出縦溝2aに嵌着されたカバー部材によって固定窓4,5を下側から支える支持機能を得ることもできるという効果がある。
図8はこの発明の実施の形態4による電動昇降窓装置の片側正面図、図9は図8の斜視図、図10は図9の要部断面図である。
この実施の形態4では、前記実施の形態1による窓ユニットU1と、これと同一構成の他の窓ユニットU2とを直角方向に連装配置したものであり、図1から図7と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態4では、一方の窓ユニットU1のガイドレール1,2と他方の窓ユニット2のガイドレール1,2とでは高さを異ならせており、それぞれの第1のガイドレール1の上端部に窓駆動装置7の収納ボックスB1,B2を一体的に搭載し、前記両窓ユニットU1,U2の直角連装施工時に前記両方の収納ボックスB1,B2が上下方向に位置して直角方向に交差する配置となるように構成したものである。
図11はこの実施の形態5による電動昇降窓装置の要部を示す構成説明図であり、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態5では、前記各実施の形態で適用した窓吊持チェーン11における昇降窓3の吊持側とは反対側のチェーン端部11aを、スプロケット10の軸方向から見て当該スプロケット10と窓駆動装置7(各実施の形態の開閉機8を含む)との間における前記スプロケット10の外周上端よりも上方位置でブラケット6側に固定したものである。そして、前記窓吊持チェーン11のチェーン端部11aの固定点と前記スプロケット10との間には、昇降窓3の昇降開放動作時に前記スプロケット10から窓吊持チェーン11がスムーズに垂れ下がるような遊び間隔を設定している。
この実施の形態6では、図11に示すように、前記実施の形態5における窓吊持チェーン11のチェーン端部11aの固定点とスプロケット10との間の下方にチェーン受け皿25を配置したものである。このチェーン受け皿25は、昇降窓3の引き上げ時にスプロケット10から垂れ下がる窓吊持チェーン11の垂れ下がり余剰部分を受け入れ収納するもので、その収納時に前記窓吊持チェーン11の屈曲を規制するように構成されている。その屈曲規制手段として、前記チェーン受け皿25は、これに収納される窓吊持チェーン11が二重に絡まないように左右の長さが最小限に抑えられており、好ましくは、前記窓吊持チェーン11のチェーン幅の1倍以上2倍以下の幅寸法に設定され、これにより、前記窓吊持チェーン11の屈曲を規制しながら収納することができるものである。なお、前記チェーン受け皿25は、これに収納される窓吊持チェーン11を緩衝することが可能な弾性を有する構成とすることもできる。
この実施の形態7では、前記各実施の形態の窓吊持チェーン11において、前記スプロケット10との噛合部およびチェーン屈曲規制部21との接触部分を樹脂やゴム等の吸音部材(図示せず)で被覆するように構成したものである。このような構成とすることにより、スプロケット10と窓吊持チェーン11との噛合による金属音、および窓吊持チェーン11とチェーン屈曲規制部21との接触による金属音の発生を防止することができるという効果がある。なお、この実施の形態7においては、窓吊持チェーン11のチェーンローラ13を樹脂やゴム等の吸音材で形成してもよく、この場合も同様の消音効果が得られる。
1a,2a 縦溝
1b,2b 突起部
3 昇降窓
4,5 固定窓
6 ブラケット
7 窓駆動装置
8 開閉機(モータ)
8a 動力伝達機構
9 回転軸
10 スプロケット
11 窓吊持チェーン
11a チェーン端部
12 内側リンクプレート(内側チェーン駒)
13 チェーンローラ
14,14a,14b リンクピン
15 外側リンクプレート(外側チェーン駒)
15A 最下部チェーン駒
16 チェーン押え部材
17 チェーン連結板
18 スナップ止め具
20 封止材
21 チェーン屈曲規制部
21a チェーンガイド
21b 屈曲規制片部
22 封止材
23 止めネジ
24 カバー部材
24a 両側片部
24b 係合爪
25 チェーン受け皿
30 ガラス面板(透明面板)
31 面板保持枠
32 縦框
33,34 横框
35 座板
40 面板(不透明面板)
41 面板保持枠
42 縦框
43 ,44横框
51 面板保持枠
52 縦框
53,54 横框
B1,B2 収納ボックス
U1,U2 窓ユニット
Claims (3)
- 一対のガイドレールと、これらのガイドレール間を昇降する昇降窓と、前記両ガイドレールの上方に配置されて前記昇降窓を昇降駆動する巻上機ユニットとを備え、その巻上機ユニット全体を前記両ガイドレール間の外寸間隔幅内に納めて配置し、
前記巻上機ユニットは、一対のガイドレールのそれぞれの上方に配置されて同軸上で同期回転する一対のスプロケットと、これらのスプロケットに噛合して前記ガイドレール内に垂下し昇降窓を吊持している窓吊持チェーンと、前記両スプロケットを、動力伝達機構を介して同期回転駆動する開閉機とからなり、前記両スプロケットを連結している回転軸が前記両ガイドレール間の外寸間隔幅よりも短く形成されてその外寸間隔幅内に前記両スプロケットが納められ、その両スプロケットの内側に前記開閉機と動力伝達機構が配置され、
前記開閉機、前記回転軸、前記両スプロケット、及び、前記窓吊持チェーンを含み、前記巻上機ユニットを構成する窓駆動装置が、前記ガイドレールの上端に設けた左右一対のブラケットに保持され、
前記回転軸の両端部が前記ブラケットに回転自在に支持されるとともに、前記開閉機及び動力伝達機構を左右の前記ブラケット間に配し、かつ、前記両スプロケットを、左右のブラケットの外側に配置して、
前記窓吊持チェーンにおける前記昇降窓の吊持側とは反対側の窓吊持チェーン端部を、スプロケットの外周下端よりも上方位置で前記ブラケットに対して固定し、この窓吊持チェーン端部とスプロケットとの間に、前記昇降窓の昇降開放動作時にスプロケットから窓吊持チェーン端部が垂れ下がる遊び空間を設定したことを特徴とする電動昇降窓装置。 - 前記スプロケットに対する窓吊持チェーンの噛合領域近傍に、チェーン押え部材が配置され、このチェーン押え部材は、前記窓吊持チェーンが前記スプロケットの噛合領域から外れるのを防止することを特徴とする請求項1に記載の電動昇降窓装置。
- 前記ガイドレールの内部には、前記スプロケットから垂下する窓吊持チェーンの屈曲を規制するチェーン屈曲規制部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動昇降窓装置。
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JP2006002470A JP2006002470A (ja) | 2006-01-05 |
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JP2004181288A Active JP4381899B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 電動昇降窓装置 |
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CN104047513A (zh) * | 2014-03-31 | 2014-09-17 | 大连奥托股份有限公司 | 用于隔音房的升降窗机构 |
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2004
- 2004-06-18 JP JP2004181288A patent/JP4381899B2/ja active Active
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