JPH0653199B2 - ミシンの定寸縫い装置 - Google Patents
ミシンの定寸縫い装置Info
- Publication number
- JPH0653199B2 JPH0653199B2 JP60089280A JP8928085A JPH0653199B2 JP H0653199 B2 JPH0653199 B2 JP H0653199B2 JP 60089280 A JP60089280 A JP 60089280A JP 8928085 A JP8928085 A JP 8928085A JP H0653199 B2 JPH0653199 B2 JP H0653199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- cloth
- feed pitch
- sewing machine
- work cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B69/00—Driving-gear; Control devices
- D05B69/20—Control devices responsive to the number of stitches made
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明はあらかじめ設定したデータに基づいて一定長
さの縫製を行うためのミシンの定寸縫い装置に関するも
のである。
さの縫製を行うためのミシンの定寸縫い装置に関するも
のである。
（従来の技術） この種の従来の定寸縫い装置は、所要の縫製長さに合わ
せて針数を設定し、それに従つて縫製を行うようになつ
ていた。このため、１針ごとの送りピツチが変更される
と、それに応じて縫製長さも変更され、所要の縫製長さ
を得ることが不可能になるという問題があつた。
せて針数を設定し、それに従つて縫製を行うようになつ
ていた。このため、１針ごとの送りピツチが変更される
と、それに応じて縫製長さも変更され、所要の縫製長さ
を得ることが不可能になるという問題があつた。
（発明が解決しようとする問題点） この発明は、縫製途中で布送りピツチが変更された場合
でも、加工布上の所定長さにわたつて縫目を過不足なく
正確に形成することができ、例えば、前身頃等の加工布
上にポケツト布片等の別の加工布を縫い付ける場合等に
おいて、その別の加工布の各側縁に沿つて、ミシンの運
転及び停止を繰返しながら所定長さずつ正確に縫目を形
成することができて、その縫い付け作業を容易に行うこ
とができるミシンの定寸縫い装置を提供しようとしてい
る。
でも、加工布上の所定長さにわたつて縫目を過不足なく
正確に形成することができ、例えば、前身頃等の加工布
上にポケツト布片等の別の加工布を縫い付ける場合等に
おいて、その別の加工布の各側縁に沿つて、ミシンの運
転及び停止を繰返しながら所定長さずつ正確に縫目を形
成することができて、その縫い付け作業を容易に行うこ
とができるミシンの定寸縫い装置を提供しようとしてい
る。
発明の構成 （問題点を解決するための手段） この発明は、前記のような問題点に着目してなされたも
のであつて、第１図から明らかなように、ミシン主軸２
の回転に伴い加工布支持面８を横切つて上下動される針
１４を含み、前記加工布支持面８上の加工布Ｗに縫目を
形成する縫目形成装置と、前記ミシン主軸２の回転に同
期して作動され、前記加工布Ｗを間欠的に移送するため
の加工布送り装置１０と、その加工布送り装置１０によ
る送りピツチを調節するための送りピツチ調節手段１１
と、その送りピツチ調整手段１１によつて調節された布
送りピツチを検出し、それに対応した布送りピツチデー
タを発生する布送りピツチデータ発生手段２６と、その
布送りピツチデータ発生手段２６から発生する布送りピ
ツチデータを１針の縫製ごとに読み込んで実際の縫い長
さを求め、その実際の縫い長さが予め設定された縫い長
さと一致した時にミシンの運転を停止させるように制御
する制御手段３０とを備えている。
のであつて、第１図から明らかなように、ミシン主軸２
の回転に伴い加工布支持面８を横切つて上下動される針
１４を含み、前記加工布支持面８上の加工布Ｗに縫目を
形成する縫目形成装置と、前記ミシン主軸２の回転に同
期して作動され、前記加工布Ｗを間欠的に移送するため
の加工布送り装置１０と、その加工布送り装置１０によ
る送りピツチを調節するための送りピツチ調節手段１１
と、その送りピツチ調整手段１１によつて調節された布
送りピツチを検出し、それに対応した布送りピツチデー
タを発生する布送りピツチデータ発生手段２６と、その
布送りピツチデータ発生手段２６から発生する布送りピ
ツチデータを１針の縫製ごとに読み込んで実際の縫い長
さを求め、その実際の縫い長さが予め設定された縫い長
さと一致した時にミシンの運転を停止させるように制御
する制御手段３０とを備えている。
（作用） 従つて、この発明のミシンにおいては、加工布Ｗ上の所
定部位の縫い長さを予め設定した状態で縫製を開始すれ
ば、１針の縫製ごとに布送りピツチデータ発生手段２６
から布送りピツチデータが発生され、それが制御手段３
０により順次読み込まれて実際の縫い長さが求められ、
その実際の縫い長さが予め設定された縫い長さと一致し
た時にミシンの運転が停止される。
定部位の縫い長さを予め設定した状態で縫製を開始すれ
ば、１針の縫製ごとに布送りピツチデータ発生手段２６
から布送りピツチデータが発生され、それが制御手段３
０により順次読み込まれて実際の縫い長さが求められ、
その実際の縫い長さが予め設定された縫い長さと一致し
た時にミシンの運転が停止される。
（実施例） 以下、この発明を具体化したミシンの一実施例を図面に
従つて詳細に説明する。
従つて詳細に説明する。
さて、この実施例のミシンにおいては、第１図に示すよ
うにミシン機枠１のアーム部１ａ内にミシン主軸２が回
転可能に支持され、その右端には被動プーリ３が取着さ
れている。ミシン機枠１のベツド部１ｂの下方にはモー
タ４が配設され、そのモータ軸上の駆動プーリ５と前記
被動プーリ３との間にはベルト６が掛装されている。そ
して、図示しない足踏ペダルの踏込み操作に基づき、そ
の踏込み量に応じた回転速度にてモータ４が駆動され、
それに伴い駆動プーリ５、ベルト６及び被動プーリ３を
介してミシン主軸２が回転される。
うにミシン機枠１のアーム部１ａ内にミシン主軸２が回
転可能に支持され、その右端には被動プーリ３が取着さ
れている。ミシン機枠１のベツド部１ｂの下方にはモー
タ４が配設され、そのモータ軸上の駆動プーリ５と前記
被動プーリ３との間にはベルト６が掛装されている。そ
して、図示しない足踏ペダルの踏込み操作に基づき、そ
の踏込み量に応じた回転速度にてモータ４が駆動され、
それに伴い駆動プーリ５、ベルト６及び被動プーリ３を
介してミシン主軸２が回転される。
前記ミシン機枠１のアーム部１ａには押え棒７が上下動
可能に支持され、その下端にはベツド部１ｂの加工布支
持面８上に支持された加工布Ｗに布押え圧力を付与する
ための押え足９が取着されている。その押え足９に対応
してミシン機枠１のベツド部１ｂ内には加工布送り装置
を構成する送り歯１０が加工布支持面８上に出没可能に
配設され、前記ミシン主軸２の回転に同期して四送り運
動されて、加工布支持面８上の加工布Ｗに間欠的な送り
を付与するようになつている。送り歯１０に連係してミ
シン機枠１内には送りピツチ調節手段を構成する送り調
節器１１が設けられ、ミシン機枠１のアーム部１ａ前面
に設けられた調節つまみ１の操作等により作動されて、
送り歯１０の送りピツチを調節できるようになつてい
る。
可能に支持され、その下端にはベツド部１ｂの加工布支
持面８上に支持された加工布Ｗに布押え圧力を付与する
ための押え足９が取着されている。その押え足９に対応
してミシン機枠１のベツド部１ｂ内には加工布送り装置
を構成する送り歯１０が加工布支持面８上に出没可能に
配設され、前記ミシン主軸２の回転に同期して四送り運
動されて、加工布支持面８上の加工布Ｗに間欠的な送り
を付与するようになつている。送り歯１０に連係してミ
シン機枠１内には送りピツチ調節手段を構成する送り調
節器１１が設けられ、ミシン機枠１のアーム部１ａ前面
に設けられた調節つまみ１の操作等により作動されて、
送り歯１０の送りピツチを調節できるようになつてい
る。
前記ミシン機枠１のアーム部１ａには針棒１３が上下動
可能に支持され、その下端には針１４が取着されてい
る。そして、前記ミシン主軸２の回転に伴い、この針１
４が加工布支持面８を横切つて上下動される。針１４と
対応してミシン機枠１のベツド部１ｂ内には糸輪捕捉器
１５が配設され、その内部には下糸ボビン１６が相対回
転可能に収容されている。そして、前記針１４と糸輪捕
捉器１５とにより縫目形成装置が構成され、加工布支持
面８上の加工布Ｗに本縫縫目が形成されるようになつて
いる。
可能に支持され、その下端には針１４が取着されてい
る。そして、前記ミシン主軸２の回転に伴い、この針１
４が加工布支持面８を横切つて上下動される。針１４と
対応してミシン機枠１のベツド部１ｂ内には糸輪捕捉器
１５が配設され、その内部には下糸ボビン１６が相対回
転可能に収容されている。そして、前記針１４と糸輪捕
捉器１５とにより縫目形成装置が構成され、加工布支持
面８上の加工布Ｗに本縫縫目が形成されるようになつて
いる。
前記ミシン機枠１のアーム部１ａの前面には操作パネル
１７が設けられている。操作パネル１７の一部には縫い
長さ設定部１８が設けられ、その前面にはテンキー１９
や記憶キー２０等よりなる複数個の設定操作キーが配列
されている。そして、その縫い長さ設定器１８上のテン
キー１９及び記憶キー２０等の操作により、加工布Ｗ上
の所定部位の縫い長さを、縫製に先立つて予め設定する
ことができる。
１７が設けられている。操作パネル１７の一部には縫い
長さ設定部１８が設けられ、その前面にはテンキー１９
や記憶キー２０等よりなる複数個の設定操作キーが配列
されている。そして、その縫い長さ設定器１８上のテン
キー１９及び記憶キー２０等の操作により、加工布Ｗ上
の所定部位の縫い長さを、縫製に先立つて予め設定する
ことができる。
第１〜３図に示すように、前記被動プーリ３の内側面に
は反射板２１が取付けられ、その一部には非反射部２２
が形成されている。反射板２１に対応してミシン機枠１
のアーム部１ａには光電センサーよりなる針上位置検出
器２３が配設されている。この検出器２３は投光素子２
４及び受光素子２５を備え、投光素子２４からの光が反
射板２１で反射されて受光素子２５に入射されるように
なつている。そして、前記針１４が針上位置に達した時
に、針上位置検出器２３が非反射部２２に対応して、そ
の検出器２３から検出信号が出力される。
は反射板２１が取付けられ、その一部には非反射部２２
が形成されている。反射板２１に対応してミシン機枠１
のアーム部１ａには光電センサーよりなる針上位置検出
器２３が配設されている。この検出器２３は投光素子２
４及び受光素子２５を備え、投光素子２４からの光が反
射板２１で反射されて受光素子２５に入射されるように
なつている。そして、前記針１４が針上位置に達した時
に、針上位置検出器２３が非反射部２２に対応して、そ
の検出器２３から検出信号が出力される。
第１図に示すように、前記送り調節器１１に連係してミ
シン機枠１内には、ポテンシヨメータ等よりなる布送り
ピツチデータ発生器２６が配設されている。そして、こ
の布送りピツチデータ発生器２６により布送りピツチデ
ータ発生手段が構成され、送り調節器１１によつて調節
設定された布送りピツチを、その送り調節器１１の傾斜
角度位置等に基づき検出して、それに対応した布送りピ
ツチデータを発生するようになつている。
シン機枠１内には、ポテンシヨメータ等よりなる布送り
ピツチデータ発生器２６が配設されている。そして、こ
の布送りピツチデータ発生器２６により布送りピツチデ
ータ発生手段が構成され、送り調節器１１によつて調節
設定された布送りピツチを、その送り調節器１１の傾斜
角度位置等に基づき検出して、それに対応した布送りピ
ツチデータを発生するようになつている。
次に、この実施例のミシンにおける制御回路を第４図に
従つて説明する。
従つて説明する。
さて、同図において中央処理装置（ＣＰＵ）３０は制御
手段を構成しており、そのＣＰＵ３０にはリードオンリ
ーメモリ（ＲＯＭ）３１及びランダムアクセスメモリ
（ＲＡＭ）３２が接続されていて、そのＲＯＭ３１には
ミシン全体の作動を制御するためのプログラム等が記憶
されている。ＣＰＵ３０には入力インターフエイス３３
を介して前記縫い長さ設定器１８、針上位置検出器２３
及び布送りピツチデータ発生器２６が接続され、それら
からの設定信号又は検出信号が入力される。又、ＣＰＵ
３０には出力インターフエイス３４を介して駆動回路３
５が接続され、その駆動回路３５には前記モータ４が接
続されている。そして、ＣＰＵ３０は、前記縫い長さ設
定器１８から設定縫い長さデータが入力された時に、そ
の設定縫い長さデータをＲＡＭ３２に記憶させ、又、そ
の後のミシンの運転に伴い前記針上位置検出器２３から
針上位置の検出信号が入力されるたびに、布送りピツチ
データ発生器２６から発生される１針の縫製ごとの布送
りピツチデータを入力して、そのデータを加算すること
により実際の縫い長さデータを求め、その実際縫い長さ
データをＲＡＭ２３に一時的に記憶さえるととに前記設
定縫い長さデータと比較し、両データが一致した時に、
前記駆動回路３５にモータ４の停止信号を出力する。
手段を構成しており、そのＣＰＵ３０にはリードオンリ
ーメモリ（ＲＯＭ）３１及びランダムアクセスメモリ
（ＲＡＭ）３２が接続されていて、そのＲＯＭ３１には
ミシン全体の作動を制御するためのプログラム等が記憶
されている。ＣＰＵ３０には入力インターフエイス３３
を介して前記縫い長さ設定器１８、針上位置検出器２３
及び布送りピツチデータ発生器２６が接続され、それら
からの設定信号又は検出信号が入力される。又、ＣＰＵ
３０には出力インターフエイス３４を介して駆動回路３
５が接続され、その駆動回路３５には前記モータ４が接
続されている。そして、ＣＰＵ３０は、前記縫い長さ設
定器１８から設定縫い長さデータが入力された時に、そ
の設定縫い長さデータをＲＡＭ３２に記憶させ、又、そ
の後のミシンの運転に伴い前記針上位置検出器２３から
針上位置の検出信号が入力されるたびに、布送りピツチ
データ発生器２６から発生される１針の縫製ごとの布送
りピツチデータを入力して、そのデータを加算すること
により実際の縫い長さデータを求め、その実際縫い長さ
データをＲＡＭ２３に一時的に記憶さえるととに前記設
定縫い長さデータと比較し、両データが一致した時に、
前記駆動回路３５にモータ４の停止信号を出力する。
次に、前記のように構成されたミシンの作用を第５図に
従つて説明する。
従つて説明する。
さて、このミシンにおいて加工布Ｗ上の所定部位に縫製
を行う場合には、ミシンの電源を投入した後、ステツプ
Ｓ１において縫い長さ設定器１８により加工布Ｗ上の所
定部位の縫い長さを入力すると、ステツプＳ２でＣＰＵ
３０はその入力された縫い長さデータをＲＡＭ３２に記
憶させる。その後、ステツプＳ３図示しない足踏ペダル
を踏込むと、ステツプＳ４でその踏込み量に応じた回転
速度にてモータ４が駆動されてミシンが運動され、送り
歯１０、針１４、糸輪捕捉器１５等の協働により加工布
支持面８上の加工布Ｗに本縫縫目が形成される。
を行う場合には、ミシンの電源を投入した後、ステツプ
Ｓ１において縫い長さ設定器１８により加工布Ｗ上の所
定部位の縫い長さを入力すると、ステツプＳ２でＣＰＵ
３０はその入力された縫い長さデータをＲＡＭ３２に記
憶させる。その後、ステツプＳ３図示しない足踏ペダル
を踏込むと、ステツプＳ４でその踏込み量に応じた回転
速度にてモータ４が駆動されてミシンが運動され、送り
歯１０、針１４、糸輪捕捉器１５等の協働により加工布
支持面８上の加工布Ｗに本縫縫目が形成される。
次に、ＣＰＵ３０はステツプＳ５において針上位置検出
器２３からの検出信号を待ち、ミシン主軸２が針上位置
になつて検出器２３から検出信号が出力された時点でス
テツプＳ６に進行して、布送りピツチデータ発生器２６
から出力された１針の縫製に相当する布送りピツチデー
タを入力する。そして、ＣＰＵ３０はステツプＳ７で１
針の縫製ごとの布送りピツチデータを加算して縫製開始
点からの実際の縫い長さデータを求め、その実際の縫い
長さデータをＲＡＭ３２に一時点に記憶させる。その
後、ＣＰＵ３０はステツプＳ８において実際の縫い長さ
データと前記設定縫い長さデータとを比較し、実際の縫
い長さデータが設定縫い長さデータに達していない場合
には、ステツプＳ５に復帰してこのステツプＳ５〜Ｓ８
を巡るスキヤンを実行する。
器２３からの検出信号を待ち、ミシン主軸２が針上位置
になつて検出器２３から検出信号が出力された時点でス
テツプＳ６に進行して、布送りピツチデータ発生器２６
から出力された１針の縫製に相当する布送りピツチデー
タを入力する。そして、ＣＰＵ３０はステツプＳ７で１
針の縫製ごとの布送りピツチデータを加算して縫製開始
点からの実際の縫い長さデータを求め、その実際の縫い
長さデータをＲＡＭ３２に一時点に記憶させる。その
後、ＣＰＵ３０はステツプＳ８において実際の縫い長さ
データと前記設定縫い長さデータとを比較し、実際の縫
い長さデータが設定縫い長さデータに達していない場合
には、ステツプＳ５に復帰してこのステツプＳ５〜Ｓ８
を巡るスキヤンを実行する。
又、前記ステツプＳ８の比較において実際の縫い長さデ
ータが設定縫い長さデータと一致した場合には、ステツ
プＳ９に進行し、そこでＣＰＵ３０から駆動回路３５に
作動信号が出力されて、モータ４が停止される。従つ
て、縫製途中で送り調節器１１の設定変更により布送り
ピツチが変更されることがあつても、加工布Ｗ上の所定
部位において一定の縫い長さで過不足なく正確に縫目を
形成することができる。
ータが設定縫い長さデータと一致した場合には、ステツ
プＳ９に進行し、そこでＣＰＵ３０から駆動回路３５に
作動信号が出力されて、モータ４が停止される。従つ
て、縫製途中で送り調節器１１の設定変更により布送り
ピツチが変更されることがあつても、加工布Ｗ上の所定
部位において一定の縫い長さで過不足なく正確に縫目を
形成することができる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば、前記実施例のテンキー１９等を備えた
縫い長さ設定器１８に代えて、試縫いにより縫い長さを
予め設定できるように構成する等、この発明の趣旨から
逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更して具体化す
ることも可能である。
はなく、例えば、前記実施例のテンキー１９等を備えた
縫い長さ設定器１８に代えて、試縫いにより縫い長さを
予め設定できるように構成する等、この発明の趣旨から
逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更して具体化す
ることも可能である。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば縫製途中で布送
りピツチが変更された場合でも、加工布上の所定長さに
わたつて縫目を過不足なく正確に形成することができ、
例えば、前身頃等の加工布上にポケツト布片等の別の加
工布を縫い付ける場合等において、その別の加工布の各
側縁に沿つて、ミシンの運転及び停止を繰返しながら所
定長さずつ正確に縫目を形成することができて、その縫
い付け作業を容易に行うことができるという優れた効果
を奏する。
りピツチが変更された場合でも、加工布上の所定長さに
わたつて縫目を過不足なく正確に形成することができ、
例えば、前身頃等の加工布上にポケツト布片等の別の加
工布を縫い付ける場合等において、その別の加工布の各
側縁に沿つて、ミシンの運転及び停止を繰返しながら所
定長さずつ正確に縫目を形成することができて、その縫
い付け作業を容易に行うことができるという優れた効果
を奏する。
第１図はこの発明を具体化したミシンに主なる制御回路
を付加して示す正面図、第２図及び第３図は反射板及び
針上位置検出器の対応構成を示す部分拡大断面図、第４
図は制御回路図、第５図は動作を説明するためのフロー
チヤートである。 ２……ミシン主軸、４……モータ、８……加工布支持
面、１０……加工布送り装置を構成する送り歯、１１…
…送りピツチ調節手段を構成する送り調節器、１４……
縫目形成装置を構成する針、１８……縫い長さ設定器、
２３……針上位置検出器、２６……布送りピツチデータ
発生手段としての布送りピツチデータ発生器、３０……
制御手段としてのＣＰＵ。
を付加して示す正面図、第２図及び第３図は反射板及び
針上位置検出器の対応構成を示す部分拡大断面図、第４
図は制御回路図、第５図は動作を説明するためのフロー
チヤートである。 ２……ミシン主軸、４……モータ、８……加工布支持
面、１０……加工布送り装置を構成する送り歯、１１…
…送りピツチ調節手段を構成する送り調節器、１４……
縫目形成装置を構成する針、１８……縫い長さ設定器、
２３……針上位置検出器、２６……布送りピツチデータ
発生手段としての布送りピツチデータ発生器、３０……
制御手段としてのＣＰＵ。
フロントページの続き (72)発明者 西田 幸夫 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通９丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 (72)発明者 近堂 郁三 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通９丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭61−276584（ＪＰ，Ｂ２) 実公 平１−11187（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】ミシン主軸（２）の回転に伴い加工布支持
面（８）を横切って上下動される針（１４）を含み、前
記加工布支持面（８）上の加工布（Ｗ）に縫目を形成す
る縫目形成装置と、 前記ミシン主軸（２）の回転に同期して作動され、前記
加工布（Ｗ）を間欠的に移送するための加工布送り装置
（１０）と、 その加工布送り装置（１０）による送りピッチを調節す
るための送りピッチ調節手段（１１）と、 その送りピッチ調節手段（１１）によって調節された布
送りピッチを検出し、それに対応した布送りピッチデー
タを発生する布送りピッチデータ発生手段（２６）と、 その布送りピッチデータ発生手段（２６）から発生する
布送りピッチデータを１針の縫製ごとに読み込んで実際
の縫い長さを求め、その実際の縫い長さが予め設定され
た縫い長さと一致した時にミシンの運転を停止させるよ
うに制御する制御手段（３０）と を備えたことを特徴とするミシンの定寸縫い装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60089280A JPH0653199B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | ミシンの定寸縫い装置 |
| US06/853,486 US4712497A (en) | 1985-04-25 | 1986-04-18 | Sewing machine |
| DE19863614104 DE3614104A1 (de) | 1985-04-25 | 1986-04-25 | Naehmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60089280A JPH0653199B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | ミシンの定寸縫い装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61247495A JPS61247495A (ja) | 1986-11-04 |
| JPH0653199B2 true JPH0653199B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=13966303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60089280A Expired - Fee Related JPH0653199B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | ミシンの定寸縫い装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4712497A (ja) |
| JP (1) | JPH0653199B2 (ja) |
| DE (1) | DE3614104A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013188264A (ja) | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Brother Ind Ltd | ミシン |
| JP2013188263A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Brother Ind Ltd | ミシン |
| JP2013188262A (ja) | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Brother Ind Ltd | ミシン |
| JP5605384B2 (ja) * | 2012-03-12 | 2014-10-15 | ブラザー工業株式会社 | 刺繍装置 |
| JP2014008073A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Brother Ind Ltd | ミシン |
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