JP2676722B2 - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2676722B2
JP2676722B2 JP60073006A JP7300685A JP2676722B2 JP 2676722 B2 JP2676722 B2 JP 2676722B2 JP 60073006 A JP60073006 A JP 60073006A JP 7300685 A JP7300685 A JP 7300685A JP 2676722 B2 JP2676722 B2 JP 2676722B2
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克彦 佐藤
康男 榊原
哲男 小沢
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は加工布に付設されたマーク検出に基づいて
加工布送り装置や縫目形成装置等の機能を制御するよう
にしたミシンに関するものである。 (従来技術及び発明が解決しようとする問題点) 従来、ラベル等の布片を一定長さの縫目によって生地
に縫い付ける場合、針数をカウントすることによってミ
シンの作動が制御されるようになっているが、材質によ
って布片と生地との間にすべりが生じたりすることがあ
り、正確な長さの縫目を形成することが難しかった。 (発明の目的) この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は一定長さの縫目を確実に形成することが
できるミシンを提供することにある。 (問題点を解決するための手段及び作用) 上記の目的を達成するために、この発明においては、
マークが間隔を置いて付設された加工布を縫製するミシ
ンにおいて、加工布支持面(7)を横切って上下動され
る針を含み、その加工布支持面上の加工布に縫目を形成
する縫目形成装置と、前記縫目形成装置に同期して作動
され、加工布に送りを付与するための加工布送り装置
と、針落下点よりも布送り込み側に配設され、加工布の
送りに伴って前記マークと相対した時にその検出信号を
出力する検出装置と、前記加工布を縫う縫い長さ及び前
記マークの配列間隔を入力する入力手段と、前記入力手
段によって入力された縫い長さ及びマークの配列間隔か
ら縫い長さに対応するマーク数を演算すると共に前記検
出装置からの検出信号をカウントし、前記マーク数と前
記カウントとが一致したときに前記縫目形成装置及び前
記加工布送り装置を停止させる制御手段とを備えてい
る。 従って、入力手段により縫い長さ及びマークの配列間
隔が入力されると、これらの入力内容に基づいて、制御
手段は縫い長さに対応するマーク数を演算する。そし
て、同制御手段は検出装置からのマークの検出信号をカ
ウントし、前記演算されたマーク数とカウント値とが一
致したときに縫目形成装置及び前記加工布送り装置を停
止させる。その結果、入力手段に入力された所望の縫い
長さの縫目が加工布上に確実に形成される。 (実施例) 〔第一実施例〕 以下、この発明を具体化したミシンの第一実施例を図
面に従って説明する。第2図に示すように、ミシン機枠
1のアーム部1aにはミシン主軸2が回転可能に支持さ
れ、その端部には被動プーリ2aが装着されている。一
方、ミシン機枠1のベッド部1bの下面には駆動モータ3
が装着され、その動力が駆動プーリ3a,ベルト4及び被
動プーリ2a等を介して前記ミシン主軸2に伝達される。 前記アーム部1aには下端に針5を有する針棒6が上下
動可能に支持され、その針5が前記ミシン主軸2の回転
に伴い、ベッド部1bの加工布支持面7を横切って上下動
される。そして、この針5とベッド部1b内の糸輪捕捉器
(図示しない)との協働により、前記加工布支持面7上
の加工布Wに縫目が形成される。なお、前記針5及び糸
輪捕捉器により縫目形成装置が構成されている。 また、針5に対向してベッド部1bにはミシン主軸2の
回転に同期して周知の四送り運動が付与される送り歯8
が設けられている。なお、第3図に示す二枚の加工布W,
Lの内、下方の加工布Wには布送り方向と直交する方向
に延びるマークMが等間隔をおいて形成されている。こ
のマークMは帯磁された糸を加工布Wに織り込むことに
よって構成されている。 また、前記針棒6の布送り出し側において、アーム部
1aには下端に布押え足9を有する押え棒10が上方の不作
用位置と下方の作用位置との間で昇降可能に支持され、
その布押え足9が下方の作用位置に配置された時、前記
加工布Wが前記送り歯8に向かって押圧されるようにな
っている。なお、この布押え足9及び送り歯8により送
り装置が構成されている。 第2図に示すように、前記駆動モータ3の下側部には
制御ボックス11が装着されている。この制御ボックス11
にはランダムアクセスメモリ(RAM)12及びリードオン
リーメモリ(ROM)13を接続した制御手段としての中央
処理装置(CPU)14が内蔵されている。そして、第1図
及び第2図に示す足踏みペダル15の操作に伴い、CPU14
はモータドライバ16を介して前記駆動モータ3を駆動す
る。 また、第3,4図に示すように、前記ベッド部1b上にお
いて針落下点よりも布送り込み側にはホール素子からな
る検出器17が装着され、加工布Wの送り時において、そ
の検出器17に加工布WのマークMが相対すると、マーク
検出信号が前記CPU14に出力されるようになっている。 前記ミシン機枠1のアーム部1a前面には操作パネル18
が装着され、その操作パネル18上の入力手段としてのボ
タン19の操作により縫い長さ及び前記マークMの配列間
隔が入力される。そして、前記CPU14は縫い長さに対応
するマーク数を演算し、RAM12に記憶させる。また、前
記足踏みペダル15の踏み込み操作により起動スイッチ
(図示しない)がONされた時、CPU14は前記駆動モータ
3を駆動して縫目形成装置及び送り装置を作動させると
ともに、検出器17からのマーク検出信号をカウントし、
そのカウント数が前記RAM12に記憶されたマーク数に一
致した時、駆動モータ3の駆動を停止させ、ミシンの運
転を停止させるようになっている。 さて、上記のように構成されたミシンにおいて、第3
図に示す加工布Wにラベル等の布片Lを縫い付ける場合
には、第4図に示すように、加工布支持面7上に加工布
W及び布片Lをセットする。そして、操作パネル18上の
操作ボタン19により、縫い長さ及びマークMの配列間隔
を入力する。すると、CPU14は縫い長さに対応するマー
ク数を演算してRAM12に記憶させる。次に、第2図に示
す足踏みペダル15を踏み込み操作し、ミシン起動スイッ
チをオンONすると、第5図に示すステップS1の判別結果
がYESになってステップS2に進む。すると、前記CPU14は
モータドライバ16を介して駆動モータ3を駆動する。従
ってミシンが運転され、縫目形成装置により縫目が形成
され始めるとともに、加工布Wに送りが付与され始め
る。 また、ステップS3においてCPU14は加工布Wの送りに
伴って検出器17から出力されるマーク検出信号に基づ
き、加工布W上のマークMをカウントし始める。そし
て、ステップS4においてCPU14は前記マークMのカウン
ト数が前記設定値に達したか否かを判別し、その結果が
YESになった時、ステップS5でミシンの運転を停止す
る。 従って、この実施例においては、マーク数をカウント
することによりミシンの送り装置及び縫目形成装置の作
動を制御して、一定長さの縫目を確実に形成することが
できる。 〔第二の実施例〕 次に、この発明を上下送りミシンに具体化した第二実
施例を、前記第一実施例との相違点を中心に第6〜第8
図に従って説明する。この実施例においては、前記送り
歯8(以下、下送り歯8という)の上方において布押え
足9の左右両側に上送り歯20が配設されている。そし
て、ミシン主軸2の回転に伴い、両送り歯8,20が同期し
て作動されることにより、両送り歯8,20間に加工布Wが
挾持された状態で、その加工布Wに送りが付与されるよ
うになっている。 前記下送り歯8及び上送り歯20には下送り調節装置21
及び上送り調節装置22がそれぞれ作動連結され、各送り
調節装置21,22の送り調節ダイアル(図示しない)の操
作により、両送り歯8,20による布送り量を変更設定でき
るようになっている。また、第1図及び第7図に示すよ
うに、前記上送り歯20にはサーボソレノイドからなる送
り変更装置23が作動連結され、その送り変更装置23の作
動時には、前記上送り調節装置22によって設定された布
送り量が変更されるようになっている。 さらに、前記検出器17(以下、下側検出器17という)
に対向して、加工布支持面7上には上側検出器24が配設
されるとともに、両検出器17,24間において加工布支持
面7上には磁気を遮蔽するための遮蔽板25が取付けられ
ている。また、各検出器17,24と遮蔽板25との間には加
工布Wの通過を許容する間隙がそれぞれ形成されてい
る。 従って、この実施例において、等間隔を隔てて形成さ
れたマークMを有する2枚の加工布Wを縫い合わした
り、両加工布Wの柄が一致するように、縫い付ける場合
には、両加工布Wの一部を各検出器17,24と遮蔽板25と
の間に挿入して、両加工布Wを加工布支持面7上にセッ
トする。次に前記第一実施例と同様に、縫い長さを入力
する。その後、第2図に示す足踏みペダル15を踏み込み
操作し、ミシン起動スイッチをONすると、第8図に示す
ステップS10の判別結果がYESになってステップS11に進
む。すると、ミシンが運転され、縫目形成装置により縫
目が形成され始めるとともに、両送り歯8,20により両加
工布Wに送りが付与され始める。 また、ステップS12において、CPU14は加工布Wの送り
に伴って各検出器17から出力されるマーク検出信号に基
づき、各加工布W上のマークMをカウントし始める。そ
して、ステップS13においてCPU14は各検出器17,24から
のマーク検出信号の出力タイミングにずれが無いか否か
を判別し、ずれが無い場合には次のステップS14で前記
マークMのカウント数が前記設定値に達したか否かを判
別し、その結果がYESになった時、ステップS15でミシン
の運転を停止する。 一方、前記ステップS13の判別結果がNOである場合、C
PU14はステップS16で送り変更装置23を作動させて、上
送り調節装置22による布送り量を所定量、補正する。そ
して、ステップS13における判別結果がYESになるまで、
前記ステップS11〜ステップS13が繰り返し実行される。
また、前記ステップS14の判別結果がNOの場合には、そ
の判別結果がYESになるまで、前記ステップS11〜ステッ
プS13が繰り返し実行される。 上記のように、この第二実施例においては、前記第一
実施例と同様の効果が得られるとともに、2枚の加工布
Wに等間隔をおいて付設されたマークを各検出器17,24
によって検出し、その検出結果に基づいて、上送り調節
装置22の作動を制御するようにしたので、2枚の加工布
Wの縫い合わせ作業時において、両加工布の端部を正確
に一致させることができ、また端部における柄を正確に
結合させることができる。 なお、この発明は前記各実施例に限定されるものでは
なく、例えば、磁気を帯びたインクにより前記マークを
加工布に印刷したり、検出器よりも布送り込み側に投光
素子と受光素子よりなる布端検出器を設け、試縫い作業
時にその布端検出器によって加工布の端部を検出した
後、端部まで縫製される間のマーク数をカウントして記
憶し、再生縫い作業時にその記憶カウント数に基づいて
縫製を行うようにする等、この発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で各部の構成を任意に変更することも可能であ
る。 (発明の効果) 以上詳述したように、この発明によれば、作業者が所
望の縫い長さ及び加工布のマーク配列間隔を入力するだ
けで、自動的に所望の縫い長さの縫目を加工布上に確実
に形成することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第5図はこの発明を具体化した第一実施例を示
すものであって、第1図はこの発明の電気的構成を示す
ブロック図、第2図はミシンの正面図、第3図は部分拡
大平面図、第4図は部分拡大側面図、第5図はフローチ
ャートである。 第6図〜第8図はこの発明を具体化した第二実施例を示
すものであって、第6図は第3図相当図、第7図は第4
図相当図、第8図はフローチャートである。 図において、5は針、7は加工布支持面、14は制御手段
としてのCPU、17,24は検出器、19は入力手段としてのボ
タン、Wは加工布、Mはマークである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 康男 名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 小沢 哲男 名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブ ラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−112555(JP,A) 実公 昭56−25667(JP,Y2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.マーク(M)が間隔を置いて付設された加工布
    (W)を縫製するミシンにおいて、 加工布支持面(7)を横切って上下動される針(5)を
    含み、その加工布支持面(7)上の加工布(W)に縫目
    を形成する縫目形成装置と、 前記縫目形成装置に同期して作動され、加工布(W)に
    送りを付与するための加工布送り装置と、 針落下点よりも布送り込み側に配設され、加工布(W)
    の送りに伴って前記マーク(M)と相対した時にその検
    出信号を出力する検出装置(17)と、 前記加工布(W)を縫う縫い長さ及び前記マーク(M)
    の配列間隔を入力する入力手段(19)と、 前記入力手段(19)によって入力された縫い長さ及びマ
    ーク(M)の配列間隔から縫い長さに対応するマーク数
    を演算すると共に前記検出装置(17)からの検出信号を
    カウントし、前記マーク数と前記カウントとが一致した
    ときに前記縫目形成装置及び前記加工布送り装置を停止
    させる制御手段(14)と を備えたことを特徴とするミシン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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