JPH065253U - 水平振幅補正回路 - Google Patents

水平振幅補正回路

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JPH065253U
JPH065253U JP4131692U JP4131692U JPH065253U JP H065253 U JPH065253 U JP H065253U JP 4131692 U JP4131692 U JP 4131692U JP 4131692 U JP4131692 U JP 4131692U JP H065253 U JPH065253 U JP H065253U
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JP
Japan
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voltage
horizontal
transistor
circuit
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JP4131692U
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明吉 神谷
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画面の明るさによる水平振幅の変化をなく
し、常に一定の水平振幅に保つこと。 【構成】 高圧安定化回路2と左右糸巻き歪補正用パラ
ボラ波出力回路28との間に、水平振幅補正用信号発生
回路61を設け、水平振幅補正用信号発生回路では、水
平出力回路27における水平出力トランジスタ11のコ
レクタと基準電位点間に2つのコンデンサ26,46を
直列接続し、コンデンサ46に生じる帰線パルスを整流
回路47で整流して得られる直流電圧の変化を、パラボ
ラ波出力回路28の負電源B2 に対して接続した抵抗6
3,64にて分割し、その分割接続点から抵抗65を介
してパラボラ波出力用トランジスタ25のベースに供給
することにより、そのベース電流をCRT画面の明るさ
に応じて変化させ、水平振幅を補正し、殆ど一定の水平
振幅を保つことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテレビジョン受像機における水平振幅補正回路に係り、特に共振コン デンサの等価容量を可変することにより高圧の安定化を図る方式の高圧安定化回 路と、左右糸巻き歪を補正するのに有用なダイオードモジュレータ方式の水平出 力回路とを組み合わせた回路において、画面の明るさが変化しても常に水平振幅 を一定に保つことが可能な水平振幅補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の高圧安定化回路を備えかつダイオードモジュレータ方式の水平出 力回路を含んだ回路を示す回路図である。
【0003】 図2において、符号1はダイオードモジュレータ式の水平出力回路を含む水平 偏向回路、2は該水平偏向回路内の共振コンデンサの等価容量可変方式の高圧安 定化回路、3はフライバックトランス、4はフライバックトランス3の2次側の 高圧整流回路、5は高圧検出回路である。水平偏向回路1は、ダイオードモジュ レータ方式の水平出力回路27と、この水平出力回路内のコンデンサ19の電圧 を垂直周期のパラボラ波信号で振幅変調するための変調源(20,28)とから 構成されている。
【0004】 前記水平出力回路27は、ベースに水平ドライブパルスが供給される水平出力 トランジスタ11のコレクタ・エミッタ間に並列に、ダンパーダイオード12, 共振コンデンサ14,及び水平偏向コイル16とS字補正コンデンサ17の直列 回路を接続し、トランジスタ11のコレクタはフライバックトランス3の1次巻 線を介して直流電源+B1 に接続し、トランジスタ11のエミッタと基準電位点 間には並列に、ダンパーダイオード13,共振コンデンサ15,及びコイル18 とコンデンサ19の直列回路を接続した構成となっている。さらに、水平出力ト ランジスタ11のコレクタと基準電位点間には直列に、2個の共振コンデンサ2 6,46が接続されている。
【0005】 前記変調源(20,28)は、左右糸巻き歪補正用パラボラ波発生回路20と 、パラボラ波出力回路28とから構成されている。パラボラ波出力回路28は、 パラボラ波発生回路20からの負極性のパラボラ波信号をトランジスタ21のベ ースに入力し、そのエミッタを抵抗22を介して負電源B2 に接続する一方抵抗 23を介して基準電位点に接続し、トランジスタ21のコレクタはパラボラ波出 力用のトランジスタ25のベースに接続しており、トランジスタ25のエミッタ は基準電位点に接続し、トランジスタ25のコレクタは帰還抵抗24を介してト ランジスタ21のエミッタに接続する一方前記コイル18とコンデンサ19の接 続点に接続した構成となっている。
【0006】 水平出力トランジスタ11のコレクタはフライバックトランス3の1次巻線を 介して直流電源+B1 に接続されており、その2次巻線に発生した高圧パルスは 高圧整流回路4(ダイオード51とコンデンサ52から成る)を通して高圧の直 流電圧となり、図示しない陰極線管(CRT)のアノードに供給されるようにな っている。
【0007】 高圧安定化回路2は、フライバックトランス3の2次側高圧整流電圧を抵抗分 割による高圧検出回路5(抵抗53,54の直列回路から成る)により検出し、 これをさらに抵抗31,コンデンサ32の積分回路及びオペアンプ33によるボ ルテージホロワを通して抵抗34〜36の直列回路の両端に出力し、その出力電 圧を分割した電圧を、オペアンプ37,基準電圧源Vref ,及び抵抗38,39 から成る誤差増幅器を通して抵抗40,41の直列回路の両端に出力し、抵抗4 0,41の接続点の電圧を高圧制御用トランジスタ42のベースに供給している 。一方、前記共振コンデンサ46の両端には並列にクランプ用ダイオード43を 接続し、ダイオード43の両端は整流ダイオード44と平滑用コンデンサ45か ら成る整流回路47を経て前記高圧制御用トランジスタ42のコレクタに接続し 、トランジスタ42のエミッタは基準電位点に接続している。
【0008】 以上のように構成された回路の動作を説明する。 水平偏向回路1においては、図しない垂直偏向回路に発生した垂直周期の鋸歯 状波電圧を、パラボラ波発生回路20にてパラボラ波電圧に変換した後、パラボ ラ波出力回路28(トランジスタ21,25で構成)に加え、トランジスタ25 からのパラボラ波出力にて水平出力回路27のコンデンサ19の電圧をパラボラ 状に変調する。コンデンサ19に加わるパラボラ波信号は負電位であり、この負 電圧と直流電源+B1 の電源電圧との和電圧がS字補正コンデンサ17の両端に 加わり、水平偏向コイル16の電源となり、偏向コイル16に流れる水平偏向電 流は変調されて左右糸巻き歪が補正される。
【0009】 一方、水平出力回路27に設けた前記共振コンデンサ26,46のうち、下側 (基準電位点側)の共振コンデンサ46に生じる帰線パルスをダイオード43で クランプし、ダイオード44で整流してコンデンサ45に直流電圧を発生させ、 その電荷を高圧制御用トランジスタ42で制御することにより、直列接続された 共振コンデンサ26及び46の等価容量を変化させて、帰線期間に発生するフラ イバックパルスの帰線期間(Tr)を変化させ、該パルスの波高値を制御して高 圧の安定化を行っている。
【0010】 今、画面が暗くなり、フライバックトランス2次側の高圧が上昇しようとする と、高圧制御用トランジスタ42のベース電流が増加するように動作し、内部抵 抗が減少し、コンデンサ45の電荷を放出し直流電圧が下降し、共振コンデンサ 46の帰線期間(Tr)が広がり、波高値が下がり、水平出力トランジスタ11 の共通コレクタ端子のフライバックパルスも帰線期間(Tr)が広がり、波高値 が下がり、高圧が一定に保たれる。
【0011】 しかし、負パルスを発生させ、そのパルスを利用して左右糸巻き歪補正を行っ ているダイオードモジュレータ方式の水平出力回路27では、高圧が上昇した時 、共振コンデンサ26,46,14,及び15の帰線期間における分流比が変化 しコンデンサ26,46への分流量が増してしまうため、コンデンサ19に得ら れる直流負電圧も、より負方向に変化し、S字補正コンデンサ17に加わる平均 電圧(直流電源+B1 の電圧とコンデンサ19の電圧の和の電圧)がより大きく なる方向に変化するため、高圧を安定化しても水平振幅が広がる方向に変化する 問題があった。。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如く、共振コンデンサの等価容量を変化させ、高圧を安定化する高圧安 定化回路とダイオードモジュレータ方式の水平出力回路を組み合わせた場合、水 平帰線期間に生じる左右糸巻き歪補正用信号が高圧安定化の動作によって変動し てしまうため、画面の明るさの変化による高圧変動を安定化しても、水平振幅が 変動してしまうという問題があった。
【0013】 そこで、本考案はこのような問題に鑑み、画面の明るさによる水平振幅の変化 を殆どなくし、常に一定の水平振幅に保つことができる水平振幅補正回路を提供 することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案による水平振幅補正回路は、水平出力トランジスタのコレクタと基準電 位点間に、水平偏向コイル,第1のコンデンサ,第2のコイル,及び第2のコン デンサを直列接続した負荷回路を含み、前記水平出力トランジスタを水平周期で 断続させ、鋸歯波状の水平偏向電流を前記水平偏向コイルに流すと共に、前記第 2のコイルと第2のコンデンサの接続点に歪補正用信号を供給することにより、 前記水平偏向電流の包絡線を振幅変調し、左右糸巻き歪補正を行う水平出力手段 と、 垂直周期のパラボラ波信号を発生するパラボラ波発生手段と、 このパラボラ波発生手段からの信号がベースに供給されエミッタが抵抗を介し て負電源に接続した第2のトランジスタと、この第2のトランジスタのコレクタ 出力がベースに供給され、コレクタが帰還抵抗を介して前記第2のトランジスタ のエミッタに接続したパラボラ波出力用の第3のトランジスタとを有し、この第 3のトランジスタのコレクタ出力を前記歪補正用信号として前記水平出力手段に 供給するパラボラ波出力手段と、 前記水平出力手段の前記水平出力トランジスタのコレクタに1次巻線が接続さ れ、2次巻線に高圧パルスを得るフライバックトランスと、 このフライバックトランスの2次側高圧パルスを整流し、陰極線管アノードに 供給する直流高圧を得るための第1の整流手段と、 前記水平出力手段の水平出力トランジスタのコレクタと基準電位点間に直列接 続された第3,第4のコンデンサと、 これらのコンデンサのうち基準電位点側の第4のコンデンサに並列に接続され 、そのコンデンサに生ずる帰線パルスを整流する第2の整流手段と、 この第2の整流手段の両端にコレクタ・エミッタ路が並列接続され、ベースに 加える制御電圧に応じて前記第2の整流手段の両端電圧を変化させることにより 、前記第3,第4のコンデンサの等価容量を変化させ、前記第1の整流手段から 出力される直流高圧を制御するための高圧制御用の第4のトランジスタと、 前記第1の整流手段から出力される直流電圧変化を検出する電圧検出手段と、 この電圧検出手段にて検出された電圧と基準電圧との誤差を検出し、前記高圧 制御用の第4のトランジスタのベースに前記制御電圧として供給する手段と、 前記第2の整流手段に得られる直流電圧をレベルシフトするレベルシフト素子 と、 このレベルシフト素子の出力端と前記パラボラ波出力手段の負電源間に第1, 第2の抵抗を直列接続し、この2つの抵抗の接続点の電圧を抵抗を介して水平振 幅補正用信号として前記パラボラ波出力用の第3のトランジスタのベースに供給 する手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】
本考案においては、水平出力トランジスタのコレクタと基準電位点間に接続し た第3,第4のコンデンサのうち、第4のコンデンサに生じる帰線パルスを第2 の整流手段で整流して得られる直流電圧の変化をパラボラ波出力手段の負電源と で抵抗分割し、その分割接続点から抵抗を介してパラボラ波出力用の第3のトラ ンジスタのベースに供給することにより、そのベース電流をCRT画面の明るさ に応じて変化させて、水平振幅を補正し、殆ど一定の水平振幅を保つことができ る。
【0016】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例の水平振幅補正回路を示す回路図である。
【0017】 図1において、図2の従来例と同一部分には同一符号を付して説明する。符号 1はダイオードモジュレータ式の水平出力回路を含む水平偏向回路、2は該水平 偏向回路内の共振コンデンサの等価容量可変方式の高圧安定化回路、3はフライ バックトランス、4はフライバックトランス3の2次側の高圧整流回路、5は高 圧検出回路である。水平偏向回路1は、ダイオードモジュレータ方式の水平出力 回路27と、この水平出力回路27内のコンデンサ19の電圧を垂直周期のパラ ボラ波信号で振幅変調するための変調源(20,28)と、この変調源と高圧安 定化回路2との間に設けた水平振幅補正用信号発生回路51とから構成されてい る。
【0018】 前記水平出力回路27は、ベースに水平ドライブパルスが供給される水平出力 トランジスタ11のコレクタ・エミッタ間に並列に、ダンパーダイオード12, 共振コンデンサ14,及び水平偏向コイル16とS字補正コンデンサ17の直列 回路を接続し、トランジスタ11のコレクタはフライバックトランス3の1次巻 線を介して直流電源+B1 に接続し、トランジスタ11のエミッタと基準電位点 間には並列に、ダンパーダイオード13,共振コンデンサ15,及びコイル18 とコンデンサ19の直列回路を接続した構成となっている。さらに、水平出力ト ランジスタ11のコレクタと基準電位点間には直列に、2個の共振コンデンサ2 6,46が接続されている。
【0019】 前記変調源(20,28)は、左右糸巻き歪補正用パラボラ波発生回路20と 、パラボラ波出力回路28とから構成されている。パラボラ波出力回路28は、 パラボラ波発生回路20からの負極性のパラボラ波信号をトランジスタ21のベ ースに入力し、そのエミッタを抵抗22を介して負電源B2 に接続する一方抵抗 23を介して基準電位点に接続し、トランジスタ21のコレクタはパラボラ波出 力用のトランジスタ25のベースに接続しており、トランジスタ25のエミッタ は基準電位点に接続し、トランジスタ25のコレクタは帰還抵抗24を介してト ランジスタ21のエミッタに接続する一方前記コイル18とコンデンサ19の接 続点に接続した構成となっている。
【0020】 水平出力トランジスタ11のコレクタはフライバックトランス3の1次巻線を 介して直流電源+B1 に接続されており、その2次巻線に発生した高圧パルスは ダイオード51とコンデンサ52から成る高圧整流回路4を通して高圧の直流電 圧となり、図示しない陰極線管(CRT)のアノードに供給されるようになって いる。
【0021】 高圧安定化回路2は、フライバックトランス3の2次側高圧整流電圧を抵抗5 3,54の抵抗分割による高圧検出回路5により検出し、これをさらに抵抗31 ,コンデンサ32の積分回路及びオペアンプ33によるボルテージホロワを通し て抵抗34〜36の直列回路の両端に出力し、その出力電圧を分割した電圧を、 オペアンプ37,基準電圧源Vref ,及び抵抗38,39から成る誤差増幅器を 通して抵抗40,41の直列回路の両端に出力し、抵抗40,41の接続点の電 圧を高圧制御用トランジスタ42のベースに供給している。一方、前記共振コン デンサ46の両端には並列にクランプ用ダイオード43を接続し、ダイオード4 3の両端は整流ダイオード44と平滑用コンデンサ45から成る整流回路47を 経て前記高圧制御用トランジスタ42のコレクタに接続し、トランジスタ42の エミッタは基準電位点に接続している。
【0022】 以上の構成に加えて、本実施例では、高圧安定化回路2とパラボラ波出力回路 28との間に、水平振幅補正用信号発生回路61が設けられている。この水平振 幅補正用信号発生回路61は、高圧安定化回路2の高圧制御用トランジスタ42 のコレクタ(即ち、ダイオード44とコンデンサ45の接続点)にツェナーダイ オード62のカソードを接続し、そのアノードを抵抗63,64を直列に介して パラボラ波出力回路28の負電源B2 に接続し、その抵抗63,64の接続点か ら抵抗65を介してパラボラ波出力用トランジスタ25のベースに接続している 。
【0023】 以上のように構成された回路の動作を説明する。 水平偏向回路1においては、図しない垂直偏向回路に発生した垂直周期の鋸歯 状波電圧を、パラボラ波発生回路20にてパラボラ波電圧に変換した後、パラボ ラ波出力回路28に加え、トランジスタ25からのパラボラ波出力にて水平出力 回路27のコンデンサ19の電圧をパラボラ状に変調する。コンデンサ19に加 わるパラボラ波信号は負電位であり、この負電圧と直流電源+B1 の電源電圧と の和電圧がS字補正コンデンサ17の両端に加わり、水平偏向コイル16の電源 となり、偏向コイル16に流れる水平偏向電流は変調されて左右糸巻き歪が補正 される。
【0024】 一方、水平出力回路27に設けた前記共振コンデンサ26,46のうち、下側 (基準電位点側)の共振コンデンサ46に生じる帰線パルスをダイオード43で クランプし、ダイオード44で整流してコンデンサ45に直流電圧を発生させ、 その電荷を高圧制御用トランジスタ42で制御することにより、直列接続された 共振コンデンサ26及び46の等価容量を変化させて、帰線期間に発生するフラ イバックパルスの帰線期間(Tr)を変化させ、該パルスの波高値を制御して高 圧の安定化を行っている。
【0025】 今、画面が暗くなり、フライバックトランス2次側の高圧が上昇しようとする と、高圧制御用トランジスタ42のベース電流が増加するように動作し、内部抵 抗が減少し、コンデンサ45の電荷を放出し直流電圧が下降し、共振コンデンサ 46の帰線期間(Tr)が広がり、波高値が下がり、水平出力トランジスタ11 の共通コレクタ端子のフライバックパルスも帰線期間(Tr)が広がり、波高値 が下がり、高圧が一定に保たれる。
【0026】 このとき、従来例では、共振コンデンサ26,46,14,及び15の帰線期 間における分流比が変化してしまうため、コンデンサ19に得られる直流負電圧 も、より負方向に変化し、S字補正コンデンサ17に加わる平均電圧がより大き くなる方向に変化するため、高圧を安定化しても水平振幅が広がる方向に変化し ようとする。
【0027】 しかし、本実施例では、上記のように水平振幅補正用信号発生回路61を設け ることにより、高圧が上昇した時、高圧安定化回路2のコンデンサ45の電位が 下がるため、ツェナーダイオード62及び抵抗63,65を介して、パラボラ波 出力用トランジスタ25のベース電位もより下がり、ベースバイアス電流が増加 し、その内部抵抗が減少し、コンデンサ19の負電圧が小さくなり、S字補正コ ンデンサ17の両端の平均電圧も下がることになり水平振幅が常に一定に保たれ るように動作する。
【0028】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、簡単な回路を付加するだけで、画面の明る さの変化による水平振幅の変動をなくし、常に水平振幅を一定に保つことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の水平振幅補正回路を示す回
路図。
【図2】従来の高圧安定化回路を備えた水平偏向回路を
示す回路図。
【符号の説明】
1…水平偏向回路 2…高圧安定化回路 3…フライバックトランス 4…高圧整流回路(第1の整流手段) 5…高圧検出回路(電圧検出手段) 11…水平出力トランジスタ 14,15…共振コンデンサ 26,46…共振コンデンサ(第3,第4のコンデン
サ) 16…水平偏向コイル 17…S字補正コンデンサ(第1のコンデンサ) 18…コイル(第2のコイル) 19…コンデンサ(第2のコンデンサ) 20…パラボラ波発生回路(パラボラ波発生手段) 21…トランジスタ 25…パラボラ波出力用トランジスタ 27…水平出力回路(水平出力手段) 28…パラボラ波出力回路(パラボラ波出力手段) 37…誤差増幅用オペアンプ 42…高圧制御用トランジスタ 47…整流回路(第2の整流手段) 51…水平振幅補正用信号発生回路 52…ツェナーダイオード(レベルシフト素子) 53,54,55…抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平出力トランジスタのコレクタと基準電
    位点間に、水平偏向コイル,第1のコンデンサ,第2の
    コイル,及び第2のコンデンサを直列接続した負荷回路
    を含み、前記水平出力トランジスタを水平周期で断続さ
    せ、鋸歯波状の水平偏向電流を前記水平偏向コイルに流
    すと共に、前記第2のコイルと第2のコンデンサの接続
    点に歪補正用信号を供給することにより、前記水平偏向
    電流の包絡線を振幅変調し、左右糸巻き歪補正を行う水
    平出力手段と、 垂直周期のパラボラ波信号を発生するパラボラ波発生手
    段と、 このパラボラ波発生手段からの信号がベースに供給され
    エミッタが抵抗を介して負電源に接続した第2のトラン
    ジスタと、この第2のトランジスタのコレクタ出力がベ
    ースに供給され、コレクタが帰還抵抗を介して前記第2
    のトランジスタのエミッタに接続したパラボラ波出力用
    の第3のトランジスタとを有し、この第3のトランジス
    タのコレクタ出力を前記歪補正用信号として前記水平出
    力手段に供給するパラボラ波出力手段と、 前記水平出力手段の前記水平出力トランジスタのコレク
    タに1次巻線が接続され、2次巻線に高圧パルスを得る
    フライバックトランスと、 このフライバックトランスの2次側高圧パルスを整流
    し、陰極線管アノードに供給する直流高圧を得るための
    第1の整流手段と、 前記水平出力手段の水平出力トランジスタのコレクタと
    基準電位点間に直列接続された第3,第4のコンデンサ
    と、 これらのコンデンサのうち基準電位点側の第4のコンデ
    ンサに並列に接続され、そのコンデンサに生ずる帰線パ
    ルスを整流する第2の整流手段と、 この第2の整流手段の両端にコレクタ・エミッタ路が並
    列接続され、ベースに加える制御電圧に応じて前記第2
    の整流手段の両端電圧を変化させることにより、前記第
    3,第4のコンデンサの等価容量を変化させ、前記第1
    の整流手段から出力される直流高圧を制御するための高
    圧制御用の第4のトランジスタと、 前記第1の整流手段から出力される直流電圧変化を検出
    する電圧検出手段と、 この電圧検出手段にて検出された電圧と基準電圧との誤
    差を検出し、前記高圧制御用の第4のトランジスタのベ
    ースに前記制御電圧として供給する手段と、 前記第2の整流手段に得られる直流電圧をレベルシフト
    するレベルシフト素子と、 このレベルシフト素子の出力端と前記パラボラ波出力手
    段の負電源間に第1,第2の抵抗を直列接続し、この2
    つの抵抗の接続点の電圧を抵抗を介して水平振幅補正用
    信号として前記パラボラ波出力用の第3のトランジスタ
    のベースに供給する手段とを具備したことを特徴とする
    水平振幅補正回路。
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