JPH0799620A - 高圧安定化回路 - Google Patents

高圧安定化回路

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JPH0799620A
JPH0799620A JP5239878A JP23987893A JPH0799620A JP H0799620 A JPH0799620 A JP H0799620A JP 5239878 A JP5239878 A JP 5239878A JP 23987893 A JP23987893 A JP 23987893A JP H0799620 A JPH0799620 A JP H0799620A
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JP
Japan
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circuit
collector
capacitor
voltage
transistor
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JP5239878A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Watanabe
哲司 渡辺
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧制御回路のレギュレーション性能の向上
と制御トランジスタのコレクタ損失の軽減とDPCのダ
イナミックレンジの拡大の3つの特性を満足する高圧安
定化回路を提供すること 【構成】負荷容量を制御する高圧制御回路3とダイオー
ドモジュレータ方式あるいは可飽和リアクタ方式のDP
C回路2を持つ高圧安定化回路の水平出力トランジスタ
Q1のコレクタと基準電位間にバイパスコンデンサCB
を付加し、偏向コイルLy とフライバックトランスT1
の一次巻線LPに蓄積される電磁エネルギをバイパス
し、水平出力トランジスタQ1の負荷容量を高くし、高
圧制御回路3に供給される電流IP1,Iy1を減少させ、
制御トランジスタQ3のコレクタ損失PC を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラテレビジョン受像
機等の高圧安定化回路に係り、特に高圧変動を抑制する
回路と偏向歪を補正する左右糸巻補正回路を持つ高圧安
定化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機等の水平出力
段は第2図に示すように構成されている。水平出力トラ
ンジスタQ1のコレクタは、フライバックトランスT1
の一次巻線LPを介して直流電源Eに接続され、トラン
ジスタQ1のベースには図示しない水平ドライブ回路か
らの水平周期のドライブパルスを供給する構成となって
いる。
【0003】水平トランジスタQ1のコレクタと基準電
位間に偏向コイルLy とS字補正コンデンサCS の直列
共振回路1と左右糸巻き補正回路(以下、DPC回路と
いう)2が、直列に接続されている。
【0004】偏向コイルLy と補正コンデンサCS の直
列共振回路1と並列に共振コンデンサC3が接続され、
この直列共振回路1に直列に接続され、一端が基準電位
に接続されているDPC回路2も同様に、この回路2と
並列にコンデンサC4が接続される。
【0005】水平出力トランジスタQ1のコレクタと基
準電位間には、さらにダイオードD1,D2の直列回路
が接続され、ダイオードの接続点Aは、直列共振回路1
とDPC回路2の接続点Bと接続されている。
【0006】DPC回路2は、変調コイルLmod とコン
デンサC5の直列回路と直列接続点Eに接続されるトラ
ンジスタQ2とで構成される。トランジスタQ2のコレ
クタが直列接続点Eに接続され、エミッタが基準電位に
接続される。
【0007】トランジスタは、制御トランジスタであ
り、ベースの電位により変調コイルに流れる電流特性を
制御している。ベースには、図示しない水平パラボラ電
圧などの変調電圧の生成回路が接続されている。水平走
査の左右の対称性、直線性などが補正される。
【0008】上記フライバックトランスT1と並列にコ
ンデンサC1,C2の直列回路が接続され、このコンデ
ンサの接続点Fに高圧制御回路3が並列に接続される。
【0009】高圧制御回路3は、制御トランジスタQ3
と整流用および保護用のダイオードD3,D4、コレク
タ・エミッタ間のコンデンサC7とで構成されている。
【0010】ベースは、図示しない高圧変動検出回路が
接続され、高圧パルスの電圧値を制御する。高圧分圧回
路あるいは低電源回路などの変動成分を2次側の高圧変
動分として検出している。
【0011】上記直流電源Eには、並列にリップル除去
用コンデンサC8が接続されている。 また、上記フラ
イバックトランスT1の2次側には高圧回路4が構成さ
れ、二次巻線の一端から受像管(図示せず)のアノード
に対して高圧の直流電圧が供給され、二次巻線の他端に
はABL回路(図示せず)が構成されている。
【0012】上記S字補正コンデンサCS は直流電源E
からフライバックトランスT1の1次巻線LPを通して
充電され、水平偏向コイルLy の実質的な直列電源の働
きをすると共に水平偏向コイルLy と直列共振し、偏向
電流に重畳してS字形の湾曲させ、画面の直線性を改善
する機能を有する。
【0013】この回路の動作波形を図3に示す。図3
(a) は、水平ドライブパルス、(b) は水平偏向電流IH
、(c) は、帰線パルス、(d) は変調電圧VPA、(e) は
変調電流波形である。
【0014】走査期間TSは、ダイオードD1,D2もし
くは水平出力トランジスタQ1のいずれかを通して,偏
向コイルLy に水平周期の鋸歯状波電流IHを流し、受像
画面上の電子ビームを左から右へ走査し、帰線期間TR
は、水平出力トランジスタQ1およびダイオードD1,
D2いずれもオフ状態となるため、水平出力トランジス
タQ1には共振電圧(VCP参照)が発生するが、これを
フライバックトランスT1で昇圧・整流し、受像間の高
圧を供給する働きをしている。
【0015】まず、水平出力トランジスタのオン状態に
ついて説明する。
【0016】水平ドライブパルスが水平出力トランジス
タQ1に供給され、水平出力トランジスタQ1がオンす
る。水平出力トランジスタQ1のオン状態により、コレ
クタは、基準電位と同電位となる。
【0017】また、直列共振回路1の偏向コイルLy と
補正コンデンサCSの偏向コイルLyに充電を行う。直列
共振回路1の共振点は、水平走査の周波数により決定さ
れ、水平出力トランジスタQ1は、直流の短絡状態、直
列共振回路1は、交流の短絡状態となっている。
【0018】次に、水平出力トランジスタQ1のオフ状
態を説明する。
【0019】水平出力トランジスタQ1のオフ状態で
は、偏向コイルLy と共振コンデンサC3による共振現
象により、波高値VPが得られる。並列共振回路の共振点
は、帰線期間の2倍を共振周波数として、決定される。
【0020】共振による振動で共振コンデンサC3の静
電エネルギーと偏向コイルLy の電磁エネルギの変換が
交互に行われ、直流電源Eからのエネルギと共振時のエ
ネルギが循環して水平出力偏向系が構成されている。コ
ンデンサの容量をC3、偏向コイルのインダクダンスを
Ly とすると、静電エネルギ1/2CVCP=電磁エネ
ルギ1/2LIHPP の関係から波高値VCPが計算され
る。
【0021】並列共振回路の共振周波数、帰線パルスの
波高値VCPは、偏向コイルLy から見た合成容量により
決定されるが、主に、並列共振回路の共振コンデンサC
3により決定されるものとする。
【0022】従ってVCPは、コンデンサC1,C2,C
3,C4の合成容量あるいは偏向コイルLy のインダク
タンスを変化させることにより、制御することが可能と
なっている。
【0023】フライバックトランスT1のインダクタン
スLPは、無視できるほど小さいものとする。
【0024】この直列共振回路1の偏向コイルLy に蓄
えられる電磁エネルギーは、直流的に接続されているダ
イオードD1,D2、水平出力トランジスタQ1により
充電され、走査期間前半(ダイオードD1より充電)と
後半(水平トランジスタQ1とダイオードD2により充
電)では、偏向コイルLy へ逆向きの電流を供給する。
【0025】この偏向電流の補正を行うDPC回路2
は、ダイオードモジュレータ方式と可飽和リアクタ式の
2種類が、採用されており、ダイオードモジュレータ方
式は、偏向系の回路から変調系を見たインピーダンスが
ハイインピーダンスとなり、偏向系への影響が小さいた
め、近年特に用いられている。
【0026】走査前半と後半で、水平出力トランジスタ
Q1とダイオードD1,D2と直列共振回路1とDPC
回路2などの各々で構成される回路網の各節点間の電圧
関係あるいは節点への流入あるいは流出する電流関係よ
り電流経路が決定される。
【0027】DPC回路2は、偏向コイルLy の偏向電
流IHの補正用回路として、偏向コイルLy に直列に接続
され、偏向コイルLy に流れる電流の対称性、あるいは
直線性を考慮して、制御トランジスタQ2のベースの制
御電圧VPAで偏向電流IH の変調を行っている。コンデ
ンサC3,C4の分割電圧値は、直列共振回路1とDP
C回路2の両端電圧値を設定しており、DPC回路2の
補正範囲は、ベースの変調電圧の他、このコンデンサの
合成容量,特に、DPC回路2に並列に接続されるコン
デンサC4により決定される。
【0028】また、可飽和リアクタによる2次側のリア
クタンスを変化させて制御することも可能である。
【0029】また、高圧レギュレータ回路3は、制御ト
ランジスタQ3のベースに高圧変動成分の検出用の抵抗
分割回路(図示せず)を接続し、この制御電圧でコレク
タ電流IC を制御して行う。
【0030】ベース電圧増加方向の△Vで、ベース電流
が注入され、これによりコレクタ電流IC が増加する。
このコレクタ電流IC の増加により、C1,C2のコン
デンサと並列コンデンサC7で構成される負荷が等価的
に変化する。
【0031】フライバックトランスT1から見た水平出
力トランジスタ側をみた負荷は、回路網から計算され、
高圧制御回路3に流れる電流の増減により、回路網の電
流が変化し、負荷が等価的に変化する。
【0032】高圧制御回路3のレギュレーション性能
は、高圧変動分の追従特性あるいは高圧のリップル率に
より考慮される。
【0033】ベースに供給される電圧は、フライバック
トランスT1の2次側から供給され、変動成分に追従し
て、コレクタ電流IC の増減により、波高値VCPを変化
させる。
【0034】しかしながら、この従来の回路では、高圧
制御回路のレギュレーション性能を向上させる様に、コ
ンデンサの容量を選ぶと、DPC回路のダイナミックレ
ンジも広くなるが、高圧制御回路の制御トランジスタの
損失はコレクタ損失が増大してしまい、逆に、制御トラ
ンジスタの損失を軽減させる方向に共振コンデンサの容
量を選ぶと、DPC回路のダイナミックレンジは狭くな
り、高圧レギュレーション性能も劣化するといった不具
合が生じていた。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の回
路では、コンデンサの容量の調整がDPC回路と高圧制
御回路の双方の特性を満足するように決定できず、高圧
制御のトランジスタのコレクタ損失を軽減するとDPC
回路のダイナミックレンジが狭くなり、ダイナミックレ
ンジを広くするとコレクタ損失が増大するという欠点が
あった。
【0036】そこで、本発明はこのような問題を鑑み、
高圧制御回路のレギュレーション性能の向上と制御トラ
ンジスタのコレクタ損失の軽減とDPC回路のダイナミ
ックレンジの拡大の3つの特性を満足する高圧安定化回
路を提供することを目的としている。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる水平出力回路は、水平周期パルスを水平出力トラン
ジスタのベースに供給し、該トランジスタのコレクタに
発生する帰線パルスを、一次巻線の一端が直流電源に接
続され、他端が該トランジスタのコレクタに接続されて
いるフライバックトランスを用いて高圧整流し、高電圧
を発生する高圧発生手段と、前記トランジスタのコレク
タに接続され、前記フライバックトランスの一次巻線と
並列に接続されている偏向コイルとS字補正コンデンサ
の直列共振回路と、ダンパダイオードと、前記偏向コイ
ルとの共振用のコンデンサを備えた水平周期の鋸歯状波
を生成する水平偏向回路と、前記直列共振回路に直列に
接続され、前記偏向コイルに変調電流を供給する変調コ
イルを含み、該変調コイルへ変調電圧を供給する変調回
路とを備えた糸巻き補正回路と、前記水平出力トランジ
スタのコレクタと基準電位間に接続されるコンデンサの
直列回路と、前記高圧発生手段からの高圧変動成分の検
出信号がベースへ供給される制御トランジスタのコレク
タと基準電位間に設けられたコンデンサを含み、前記高
圧発生手段で発生する帰線パルスの波高値を前記コンデ
ンサの直列回路と前記コンデンサを含む総合合成容量で
制御する高圧制御回路と、前記水平出力トランジスタの
コレクタと基準電位間に設けられ、帰線期間中の並列共
振動作で放出される前記偏向コイル、前記フライバック
トランスの一次巻線の電磁エネルギのバイパス用コンデ
ンサとを具備したことを特徴とするものである。
【0038】
【作用】本発明によれば、水平トランジスタのコレクタ
と基準電位間にコンデンサを接続してトータル容量を下
げ、水平出力トランジスタの負荷インピーダンスを高く
することにより、DPC回路と高圧安定回路のダイナミ
ックレンジを拡大し、高圧制御回路の制御トランジスタ
のコレクタ損失を軽減できる。
【0039】
【実施例】図1は本発明の水平出力回路の一実施例を示
す回路図である。図5と同一の構成要素には同符号を付
して説明する。
【0040】図1において、水平出力トランジスタQ1
のコレクタと基準電位間に並列に共振コンデンサC3と
偏向コイルLy と補正コンデンサCSの直列回路1とDP
C回路2が直列に接続されている。また、ダイオードD
1,D2の直列回路とコンデンサC1,C2の直列回路
が接続されており、偏向コイルLy と補正コンデンサCS
の直列回路の両端にダイオードD1とコンデンサC3の
並列回路、DPC回路2の両端にダイオードD2とコン
デンサC4の並列回路が形成されている。
【0041】水平出力トランジスタQ1のエミッタは、
基準電位に接続される。
【0042】DPC回路2は、変調コイルLmod と制御
トランジスタQ2とコンデンサC5とで構成され、変調
コイルLmod の一端が偏向コイルLy と補正コンデンサ
CSの直列回路1に接続され、他端が制御トランジスタQ
2のコレクタとコンデンサC5に接続されている。
【0043】制御トランジスタQ2のエミッタとコンデ
ンサC5は基準電位に接続され、制御トランジスタQ2
のベースには、図示しない垂直パラボラ電圧発生回路か
ら変調電圧VPAが供給され、コレクタから変調コイルL
mod に変調電流が供給される。この変調電流が偏向電流
IH に重畳され、水平走査の直線性、対称性が補正され
る。
【0044】水平トランジスタQ1のコレクタと基準電
位間には、コンデンサC1,C2の直列回路が並列に接
続され、この直列接続点Fに、高圧制御回路3が接続さ
れる。
【0045】また水平出力トランジスタQ1のコレクタ
と基準電位間には、バイパス用のコンデンサCB が接続
される。
【0046】高圧制御回路3は、コンデンサC1,C2
の直列回路の接続点Dから接続され、整流用ダイオード
D3を介して制御トランジスタQ3のコレクタに接続さ
れる。また、この制御トランジスタQ3のコレクタと基
準電位間には、並列にコンデンサC7が接続され、エミ
ッタは抵抗R1を介して基準電位に接続される。
【0047】この制御トランジスタQ3のベースには、
図示しない高圧変動検出回路が接続され、高圧変動を検
出して、ベースの電位を制御し、コレクタ電流IC を変
化させている。
【0048】制御トランジスタQ3のコレクタを介し
て、流れる電流IC は、ベース電流により制御され、コ
レクタ・エミッタ間のVCEの電圧とコレクタ電流ICによ
りトランジスタの電力損失PC が生じる 水平出力トランジスタQ1のコレクタには、フライバッ
クトランスT1の一次巻線LPが接続され、他端は、直
流電源Eに接続されている。2次巻線は、一端が高圧回
路4に接続され、図示しない受像管のアノードに接続さ
れている。他端は、ABL回路(図示せず)に接続さ
れ、輝度の制限を行っている。
【0049】次に図1の動作を説明する。
【0050】水平出力トランジスタQ1のコレクタ・基
準電位間に、バイパス用コンデンサCB を接続する。こ
の時の電流ループを図1を用いて説明する。
【0051】水平出力トランジスタQ1のオフ時、フラ
イバックトランスT1と偏向コイルLy に蓄えられた電
磁エネルギは、各回路網に図のような電流を供給する。
【0052】フライバックトランスT1の電磁エネルギ
は、水平出力トランジスタQ1のコレクタと基準電位間
に接続されるコンデンサ回路網C1,C2,C3,C
4,CB を介して放出される。( 図1、IP ,IP1,I
P2,IP3参照) 偏向コイLy に蓄積された電磁エネルギは、共振コンデ
ンサとの静電エネルギに変換され、偏向コイルの帰線期
間の共振動作を行う。この共振動作は、偏向コイルと並
列に接続される帰線周期決定用のコンデンサC3と,D
PC回路2、高圧制御回路3の動作設定用のコンデンサ
C1,C2,C3,C4との間で行われる。( 図1、I
y ,Iy2,Iy3参照) 付加したコンデンサCB により、フライバックトランス
T1、偏向コイルLyの双方の電流(Ip3,Iy3)をバ
イパスでき、偏向コイルLy から見た負荷インピーダン
スとフライバックトランスT1から見たインピーダンス
双方をハイインピーダンスで構成することが可能とな
る。ハイインピーダンスにより、高圧制御回路3のトラ
ンジスタに供給されるコレクタ電流IC が減少し、制御
トランジスタQ3の電力損失PC が軽減される。制御ト
ランジスタQ3の電力損失PC は、コレクタ電流IC と
VCEの積で表される。
【0053】また、DPC回路2の両端の電圧値は、適
当なC4を選定することにより、ダイナミックレンジを
拡大することが可能となり、この際、高圧制御回路3の
動作に影響を与えることはない。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、水平
出力トランジスタのコレクタと基準電位間にコンデンサ
を付加するだけで、高圧レギュレーション性能向上、高
圧制御回路制御トランジスタの電力損失の低減およびD
PC回路のダイナミックレンジの拡大を図ることが可能
となるとともに安価な回路を構成することが可能となる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高圧安定化回路の一実施例を示す
回路図である。
【図2】従来の高圧安定化回路を示す回路図である。
【図3】従来の高圧安定化回路の動作波形図である。
【符号の説明】
1 …直列共振回路 2 …DPC回路 3 …高圧制御回路 4 …高圧回路 Q1 …水平出力トランジスタ Q2 …トランジスタ Q3 …制御トランジスタ Ly …水平偏向コイル Cs …S字補正コンデンサ CB …バイパス用コンデンサ T1…フライバックトランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平周期パルスを水平出力トランジスタの
    ベースに供給し、該トランジスタのコレクタに発生する
    帰線パルスを、一次巻線の一端が直流電源に接続され、
    他端が該トランジスタのコレクタに接続されているフラ
    イバックトランスを用いて高圧整流し、高電圧を発生す
    る高圧発生手段と、 前記トランジスタのコレクタに接続され、前記フライバ
    ックトランスの一次巻線と並列に接続されている偏向コ
    イルとS字補正コンデンサの直列共振回路と、ダンパダ
    イオードと、前記偏向コイルとの共振用のコンデンサを
    備えた水平周期の鋸歯状波を生成する水平偏向回路と、 前記直列共振回路に直列に接続され、前記偏向コイルに
    変調電流を供給する変調コイルを含み、該変調コイルへ
    変調電圧を供給する変調回路とを備えた糸巻き補正回路
    と、 前記水平出力トランジスタのコレクタと基準電位間に接
    続されるコンデンサの直列回路と、前記高圧発生手段か
    らの高圧変動成分の検出信号がベースへ供給される制御
    トランジスタのコレクタと基準電位間に設けられたコン
    デンサを含み、前記高圧発生手段で発生する帰線パルス
    の波高値を前記コンデンサの直列回路と前記コンデンサ
    を含む総合合成容量で制御する高圧制御回路と、 前記水平出力トランジスタのコレクタと基準電位間に設
    けられ、帰線期間中の並列共振動作で放出される前記偏
    向コイル、前記フライバックトランスの一次巻線の電磁
    エネルギのバイパス用コンデンサとを具備したことを特
    徴とする高圧安定化回路。
JP5239878A 1993-09-27 1993-09-27 高圧安定化回路 Pending JPH0799620A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100578026B1 (ko) * 2003-11-18 2006-05-11 현대자동차주식회사 수퍼 커패시터 모듈의 전압 안정회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100578026B1 (ko) * 2003-11-18 2006-05-11 현대자동차주식회사 수퍼 커패시터 모듈의 전압 안정회로

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