JP3226880B2 - 電力供給変調偏向装置 - Google Patents

電力供給変調偏向装置

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JP3226880B2 JP34221698A JP34221698A JP3226880B2 JP 3226880 B2 JP3226880 B2 JP 3226880B2 JP 34221698 A JP34221698 A JP 34221698A JP 34221698 A JP34221698 A JP 34221698A JP 3226880 B2 JP3226880 B2 JP 3226880B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、高出力インピー
ダンスを有する半導体の端子から変調電流を供給するこ
とによって、偏向電流の振幅を比較的広い範囲に亘って
変化させる、即ち、変調することができるようにされた
偏向回路に関するものである。偏向電流の振幅の変調
は、例えば、外側左右(E−W)ピンクッション歪みと
内側左右ピンクッション歪みの補正などを行うために必
要とされる。 【0002】 【従来の技術】一般に、水平偏向回路は水平偏向巻線を
含む出力段と各トレース期間に偏向電流を偏向巻線に供
給するトレースキャパシタンスとを備えている。リトレ
ースキャパシタンスがリトレース期間中、偏向巻線の両
端間に結合されて、リトレース共振回路を形成してい
る。リトレース期間中に、フライバック変成器を介して
エネルギが補給される。 【0003】例えば、クロスハッチパタンの各白色水平
ストリップを表示している時に生じるような、フライバ
ック変成器の2次巻線中の高ビーム電流の高負荷は、リ
トレース中のフライバック変成器への高負荷を表わす。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】リトレース共振回路が
左右(E−W)制御回路の比較的小さな変調インダクタ
ンスを介してフライバック変成器の1次巻線に結合され
るようなある従来回路においては、リトレースキャパシ
タンスがリトレース期間中に前述した負荷作用のため
に、僅かに放電してしまうことがある。このために、ク
ロスハッチパタンの白色水平ストリップの表示中にトレ
ースキャパシタンスから偏向巻線を通してリトレースキ
ャパシタンスへ放電電流が流れ、トレースキャパシタン
スの両端間の電圧が幾分か低下することがある。トレー
スキャパシタンスの電荷は、クロスハッチの白のストラ
イプの下に黒の画像部分を表示する走査線に伴うリトレ
ース期間中に補充される。このために、偏向巻線を小さ
な電流が逆方向に流れることになる。トレースキャパシ
タンスの充放電電流は小さなラスタの偏位を生じさせ、
偏向巻線トレース電流を変調する低周波の発振を起こさ
せる。この低周波変調のために、クロスハッチパタンの
各垂直のストリップが直線とならずにジグザグになって
しまうことがある。このジグザグ形状はある与えられた
垂直ストリップの水平ストリップとの交点の直ぐ下に現
れる。このような歪みは「マウスティース(ねずみの歯
−mouseteeth)歪みと呼ばれることがある。
このような歪みは高ビーム電流過渡の発生時とその後に
現れるが、これは低インピーダンスのエネルギはずみ車
を表わす偏向回路がアルタ回路のエネルギ要求の過渡的
増大を満たすためである。従って、偏向回路からアルタ
回路に転送されるエネルギは偏向巻線のトレース電流に
変動を生じさせる可能性がある。 【0005】マウスティース歪みは、例えば、1985
年7月3日付公告の英国公告出願第2150796A
(米国特許第4,634,937号に対応)に記載され
ているような構成において、左右制御回路で生成された
左右変調電流を高インピーダンスを有するチョークを通
して供給することにより小さくすることができる。上記
チョークは水平周波数成分を積分して、偏向回路から左
右制御回路へ流れる実質的に直流電流であるシンク(s
ink)電流を生成する。マウスティース歪みと称する
偏向妨害は、リトレース期間中のフライバック変成器と
偏向巻線との間のゆるい結合によって防止される。この
ゆるい結合は、偏向回路出力段の高周波を左右制御回路
から分離する働きをする上記のチョークによって与えら
れる。しかし、これに適したチョークは高価であるた
め、このようなチョークを用いずにマウスティース歪み
を減少させることが望まれる。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明の一特徴によれ
ば、偏向周波数に関係する周波数の入力信号に応答する
偏向回路出力段には、リトレース中にリトレース共振回
路を形成するように、偏向巻線に結合されるリトレース
キャパシタンスが含まれている。入力信号に従って、供
給インダクタンスが負荷回路に結合されるパルス電圧を
リトレース中に発生する。第2の信号に応動する左右制
御回路が、高出力インピーダンスを有する半導体構成を
介してリトレース共振回路に結合される第2の周波数の
変調電流を発生する。この半導体構成の高出力インピー
ダンスが供給インダクタンスをリトレース共振回路から
分離して、負荷回路の負荷の変動がリトレース共振回路
に影響を及ぼすことを防止する。 【0007】フェースプレート半径が大きなカラーテレ
ビジョン映像管、例えば、フィリップス45AX映像管
等には、非常に大きな内側ピンクッション補正を必要と
することがある。偏向回路には、ダンパダイオード構成
と並列に結合され、偏向周波数で動作する偏向トランジ
スタスイッチが設けられている。ところが、トレースキ
ャパシタに結合される内側ピンクッション補正回路によ
り生成された内側ピンクッション補正電流は、トレース
期間中にダンパダイオード構成をバックバイアスしてし
まうことがある。 【0008】ダンパダイオード構成が、例えば、一対の
直列に接続したダイオードを含んでいる場合は、トレー
スの第1の半部全体に亘って、この直列接続したダイオ
ード相互間の接続点を導通スイッチを通して接地して、
偏向トランジスタスイッチのコレクタ電圧をダイオード
の一方を介して接地電位にクランプするようにすること
が望ましいことがある。 【0009】この発明の別の特徴に従えば、前述した、
高出力インピーダンスを有し、リトレース中に変調され
た電流を供給して外側左右歪み補正を行うトランジスタ
が上記直列接続ダイオードの相互接続点に結合されてい
る。リトレース中に変調電流を供給するこのトランジス
タがトレース期間中に導通するスイッチとして動作す
る。従って、好都合なことには、このトランジスタが偏
向トランジスタスイッチのコレクタ電圧を接地電位に近
い電位にクランプする。 【0010】 【発明の実施の形態】この発明の一態様を実施した図1
の偏向回路100は、例えば、フィリップス110°
45AX FSカラー映像管のA66−EAK00X0
1タイプにおいて電子ビームの水平偏向を行うようなも
のである。図1において、端子22と接地点間に生成さ
れる調整済直流電圧B+の電源が小さな値の抵抗R1を
介して水平フライバック変成器T1の1次巻線W1の端
子22aに結合されている。巻線W1の他方の端子は接
続点23に結合されている。濾波キャパシタC1が端子
22aと接地点間に結合されている。調整済電圧B+
は、例えば、切換モード型電源(SMPS)90によっ
て生成される。変成器T1の2次巻線W3が整流ダイオ
ードD40を通してアルタ電圧Uを供給する。 【0011】偏向周波数fHで動作し、そのベースが通
常の駆動及び発振回路50に結合されている水平出力ト
ランジスタQ1は、そのコレクタ・エミッタ間電路が接
続端子23と接地点との間に接続されている。駆動発振
回路50は周知の態様で同期信号Hsとリトレースパル
スを表わす信号Hrとによって同期化されている。トラ
ンジスタQ1と並列に、ダンパダイオード構成として動
作する2個の整流器、ダイオードD1とD2の直列構成
が接続されている。ダイオードD1の陽極と陰極の間に
並列に、S字修正キャパシタ、即ち、トレースキャパシ
タンスCsに結合された水平偏向巻線LHの構成が結合
されている。同じくダイオードD1の陽極と陰極の間に
並列に接続された偏向リトレースキャパシタンスCRD
が偏向巻線LHと並列リトレース共振回路27を形成す
る。第2のリトレースキャパシタンスCRTが接続端子
28と接地点との間に結合されている。また、端子23
と接地点の間には小さな値のキャパシタンスCPが結合
されている。キャパシタンスCPはリトレース共振回路
27の共振周波数の微同調を行う。キャパシタンスCR
TとCRD間の相互接続点における偏向巻線LHの端子
28と接地点との間には、リトレース期間中にコレクタ
電極に高出力インピーダンスを有する電流シンクトラン
ジスタQ2を含む可制御左右電流源25とダイオードD
3の直列構成が接続されている。トランジスタQ2のコ
レクタ電極はダイオードD3を介して端子28に結合さ
れており、垂直周波数の放物線状に変化する変調された
シンク電流i3を供給する。ダイオードD3は、ダイオ
ードD2が導通するトレースの終りに向けて、トランジ
スタQ2のコレクタを接地点から減結合して、リトレー
スの前にトランジスタQ2に飽和コレクタ電流が流れて
しまうことを防止する。 【0012】内側ピンクッション歪み補正回路60は、
キャパシタンスCSとインダクタLHとの相互接続点の
端子60aに結合されているインダクタンスL1を含ん
でいる。回路60のキャパシタC6が端子60bと接地
点間に結合されている。トレースの第1の半部期間中、
偏向電流i1が図示の矢印とは反対の方向に偏向巻線L
HとダイオードD1とを流れる。トレースの第2の半部
には、偏向電流i1は矢印の方向に偏向巻線LHを、そ
してダイオードD2及び導通しているトランジスタQ1
とを流れる。トレースの終りに、トランジスタQ1は非
導通となって、端子23と接地点との間にリトレース電
圧V1が生成される。 【0013】リトレース期間中、ダイオードD3を介し
て流れる左右変調シンク電流i3によって、リトレース
キャパシタンスCRTから電荷が取去られる。例えば、
リトレース期間全体に亘って、積分∫i3dtが大きけ
れば大きい程、キャパシタンスCRDの両端間のリトレ
ース電圧V41は大きくなり、また、キャパシタンスC
RTの両端間の変調された電圧V3は小さくなる。リト
レース期間中、偏向巻線LHを流れる偏向電流i1のピ
ークは、リトレース期間の中央におけるキャパシタンス
CRDの両端間のリトレース電圧V41のピークに直接
関係している。トランジスタQ2の電流i3を垂直周波
数で変調することにより、切換型電流源25は水平走査
電流i1に外側ピンクッション補正を加える。後述する
ように、各リトレース期間中の変調電流i3の平均値は
リトレース電圧V3による影響を受けることがないよう
に制御される。このように、電流i3の平均値に関し
て、トランジスタQ2は高出力インピーダンスを形成す
る。 【0014】この発明の一態様によれば、巻線W1と共
振回路27との間に配置されている上述したトランジス
タQ2の高出力インピーダンスが、水平リトレース期間
中、電流源25を通じて、フライバック変成器T1の巻
線W1とリトレース共振回路27との間のマウスティー
ス歪みを生じるような不所望な高周波結合を防止する。
さらに、トランジスタQ2の高出力インピーダンスはリ
トレース電圧が左右変調を行うトランジスタQ2のコレ
クタ電流に影響を及ぼすことを防止する。これと対照的
に、いくつかの従来回路においては、マウスティース歪
みは、この発明におけるトランジスタの高出力インピー
ダンスを介してではなく、高インピーダンスを有するチ
ョークを介して左右変調電流を供給することによって防
止される。しかし、そのようなチョークは高価である。
この種の公知回路の一例は前述した英国公告出願第21
50796A号(米国特許第4,634,937号に対
応)に記載されている。 【0015】キャパシタCRTは接地点及びキャパシタ
C1を介して巻線W1に結合されて第2のリトレース共
振回路を形成しており、この第2のリトレース共振回路
はリトレース共振回路27に結合されて、巻線W1、キ
ャパシタCRT及びリトレース共振回路27とを含む複
合リトレース共振回路を形成する。この複合リトレース
共振回路は、例えば、リトレース周波数に同調される。
この複合共振リトレース回路をリトレース周波数に同調
させるためには、リトレース共振回路27と巻線W1と
キャパシタCRTを含む第2のリトレース共振回路の各
々はリトレース周波数より低い周波数に同調させられ
る。 【0016】キャパシタCRTは巻線W1の両端間のリ
トレース電圧と偏向巻線LHの両端間のリトレース電圧
が同時に発生するようにする。従って、駆動発振回路5
0に同期情報を供給する巻線W4の両端間のリトレース
電圧Hrは、偏向巻線LHの両端間のリトレース電圧ま
たはキャパシタCRDの両端間の電圧V41と同じ同期
情報を含むという利点がある。キャパシタCRTの目的
は前述の英国公告出願第2150796A号に記載され
ている。 【0017】キャパシタCP、CRD及びCRTの値は
適正なリトレース時間が得られ、電圧V1のリトレース
時の変調が防止されるように選択される。キャパシタC
RTは0である電流i3に対応する最小偏向電流振幅を
決める。トランジスタQ2がまだ飽和状態にあるリトレ
ースの開始の直後の短い期間を除き、図1の左右制御回
路25のトランジスタQ2は水平リトレース期間の残り
の期間中、A級シンク電流増幅器として動作する。トラ
ンジスタQ3のシンク電流i3は、トランジスタQ2の
エミッタと接地点の間に結合された抵抗R4の両端間
に、それに比例した帰還電圧VR4を発生させる。この
電圧VR4は抵抗R5を通してトランジスタQ3のベー
スに帰還される。トランジスタQ3のコレクタは端子2
5aにおいてトランジスタQ2のベースに結合されてい
る。リトレース中、シンク電流i3の平均値は、例え
ば、抵抗R4とR5の負帰還構成によって、電圧V3の
形状及び振幅の変動によって左右されることがないよう
にされている。従って、リトレース周波数及びそれ以上
の周波数における電流i3の平均値に対する高出力イン
ピーダンスはトランジスタQ2のコレクタに形成され
る。シンク電流i3の平均値は幅制御抵抗R11により
調節される。この抵抗R11は後述するように、垂直放
物線電圧V10に従ってトランジスタQ3のエミッタ電
圧を決定するものである。このようにして、電流i3の
平均値は電圧V10に従って、放物線状に垂直周波数で
変調される。 【0018】図2(a)〜(f)、図3(a)〜(e)
及び図4(a)〜(b)は図1の構成の動作説明のため
に使用する波形を示す。図1〜図4において、同じ参号
及び符号は同じ素子あるいは機能等を示す。図1の放物
線電圧V10は、例えば、通常の垂直偏向回路300の
キャパシタCCの両端間に生成される。図3(d)の放
物線電圧V10は直流阻止キャパシタC4、抵抗R14
及び可調整左右制御抵抗R12を介して図1のトランジ
スタQ13のエミッタに交流結合される。 【0019】リトレース電圧V3はダイオードD3及び
時間積分回路網、即ち、抵抗R2とキャパシタC2とを
含み垂直周波数以上の周波数を除去する低域通過フィル
タを介して供給される。低域濾波処理された電圧は抵抗
R3を通してトランジスタQ3のエミッタに結合され
る。キャパシタC2の両端間に現れる低周波の負帰還電
圧のために、電圧V3の平均値は垂直放物線電圧V10
に従って垂直周波数で放物線態様で変化する。負帰還の
ために、例えば、電圧V3の垂直周波数包絡線のピーク
は、電圧V10から得たトランジスタQ3のエミッタ・
ベース接合両端間に加えられる垂直放物線電圧に逆方向
に関係する。抵抗R2とR3のこのような低周波負帰還
構成は直流安定性を与え、直線性を改善する。 【0020】トランジスタQ3のベースには、図1の抵
抗RSの両端間に得られる、台形補正を行う図3(e)
に示した垂直鋸歯状電圧V11の可調整部分も供給され
る。抵抗RSは回路300の垂直偏向巻線LVとキャパ
シタCCに直列に結合されている。リトレース期間中、
図1に示した波形を持つ電流i3の下方にランプする傾
斜部分が、それぞれトランジスタQ2のベースと接地点
間に接続されているキャパシタC3とそれに並列の抵抗
R6とにより形成された低域通過フィルタにより与えら
れる。抵抗R4の両端間に表われる負帰還電圧VR4の
ために、キャパシタC3の両端間電圧はリトレースの終
了時よりも開始時の方が高くなり、そのために、電流i
3もリトレースの終了時よりも開始時の方が高レベルと
なる。従って、電圧VR4は負帰還動作によってキャパ
シタC3の放電によって徐々に電流i3を減少させる。
望ましいことには、電流i3がリトレースの終了時より
も大きいリトレースの開始時では図1の対応波形を有す
る電圧V3はまだ低いので、トランジスタQ2の電力消
費は低レベルに維持される。従って、例えば、リトレー
ス期間中の電流i3の平均値によって決まる制御回路2
5の変調ダイナミックレンジは増加するという利点が得
られる。 【0021】変成器T1の巻線W3を流れる高ビーム負
荷電流がリトレースの第2半部中の電圧V3の下方にラ
ンプする傾斜部を生成し、また、図2(f)に示すよう
に電圧V3に高調波振動を付加する。図1のダイオード
D2によって電圧V3が接地電位にクランプされる時点
によって決まるリトレースパルス電圧V3の幅も変調ダ
イナミックレンジを制限する。図2(e)のシンク電流
i3がリトレースの第2半部に下方にランプするため
に、電圧V3の下方にランプする傾斜部はリトレースの
第2半部においては、リトレース中に電流i3が例えば
一定レベルにある場合よりも緩やかになるという利点が
ある。これにより、ダイナミックレンジはさらに増加す
る。 【0022】内側ピンクッション歪みの補正は、内側ピ
ンクッション歪み補正回路60のキャパシタンスC6と
インダクタL1とを流れる内側ピンクッション補正変調
電流i2に従って、偏向電流i1をS字修正することに
よって行われる。トレースキャパシタンスCSを含む電
流路を流れる電流i2は、トレース期間中、トレースキ
ャパシタンスCSの両端間の電圧VCSを、偏向巻線L
HとトレースキャパシタンスCSとを含むトレース共振
回路のトレース共振周波数より高い周波数で変化させ
る。電流i2の振幅は図1の端子28における図2
(f)の電圧V3によって変調を受けて内側ピンクッシ
ョン補正が与えられる。電流i2の振幅が大きくなれば
なる程、生成されるトレース電圧VCSのピーク・ピー
ク振幅が大きくなり、また、与えられる偏向電流i1の
S字修正の量がより多くなる。そして、この逆も同様で
ある。回路60の動作は、1987年9月9日付で公告
されたアール・シー・エー・コーポレーションのヨーロ
ッパ公告特許出願第0236064号に詳細な説明があ
る。 【0023】回路60のキャパシタンスC6とインダク
タL1は、トレースキャパシタンスCSと偏向巻線LH
と共に、トレース期間中に、補正回路60の共振回路部
分を形成する。回路60の共振回路部分は、電流i2が
水平トレースの終了以前に0値にならないようにするた
めに、インダクタL1によって周波数fHよりも低い周
波数に同調されているが、この同調周波数は偏向巻線L
HとトレースキャパシタンスCSとのトレース共振回路
の共振周波数よりも実質的に高い周波数である。補正量
を調整可能にしたい場合には、内側ピンクッション変調
インダクタL1は可変にしてもよい。図1に示した回路
値では、インダクタL1は回路60の共振回路部分を、
例えば、14KHzの周波数に同調させることができ
る。 【0024】偏向電流i1によって生じる電圧VCSの
一部分は放物線波形で、この波形は、各水平周期Hにお
いて、トレース正弦波とリトレース正弦波とで構成され
ている。トレース期間中、電圧VCSの対応する正弦波
部分は巻線LHとキャパシタCSとのトレース共振周波
数にほぼ等しい周波数を持つ。このような共振周波数
は、例えば、約7KHzに等しい。リトレース中、対応
する正弦波部分はほぼ44KHzである。 【0025】インダクタL1とキャパシタンスC6は、
トレース期間中にトレースキャパシタンスCSに並列に
結合される回路分枝に含まれている。トレースの第1半
部では、共振電流i2は、図の矢印とは逆方向に、接地
点からキャパシタンスC6、インダクタL1、キャパシ
タンスCS、ダイオードD1、及び導通している偏向ト
ランジスタQ1を通って再び接地点へと流れる。トレー
スの第2半部では、電流i2は矢印の方向に、接地点か
らダイオードD2、キャパシタンスCS、インダクタL
1、及びキャパシタンスC6を通って再び接地点へと循
環する。 【0026】リトレース期間中、偏向電流i1はリトレ
ースキャパシタンスCRD、偏向巻線LH及びトレース
キャパシタCSを含む電流路を流れる。リトレース期間
中に低インピーダンスを提供するトレースキャパシタC
Sは、リトレース期間全体に亘って、電流i1がキャパ
シタンスC6とインダクタL1、を含む回路60の回路
分枝を流れることがないようにする。インダクタL1が
キャパシタCSによってバイパスされるので、リトレー
ス期間中の偏向インダクタンス及びリトレース電圧V1
はインダクタL1によって実質的に影響されないという
利点がある。従って、図1の偏向回路100は、例え
ば、2fHというような高い偏向周波数で動作する場
合、電圧B+のレベルを比較的低くできるという利点が
ある。 【0027】水平トレース時、図1の電圧V3は図2
(f)に示すように0に維持される。電流i3が極大レ
ベルとなる垂直トレースの中央では、水平リトレース電
圧V3は、例えば、OVのような極小値となる。従っ
て、この場合には、共振電流i2を生成するのはキャパ
シタCSの両端間のトレース電圧VCSとなる。図2
(a)の電流i1と同じ位相でキャパシタCSに流れる
図2(c)の電流i2がキャパシタCSにおいて電流i
1に加わって、電流i3が最大値の時、電圧VCSに対
して最大のS字修正を施す。電流i3が小さくなるに従
って、垂直トレース中、水平リトレース電圧V3は、図
1の対応波形に示されるように、次第に大きくなる。図
2(d)の電圧VCS即ちV2の正のピークは水平トレ
ースの中央で生じ、一方、図2(f)に示す変調された
電圧V3のピークは水平リトレース中に生じるので、電
圧V3の位相は電圧VCSの位相から約180°ずれて
いる。従って、キャパシタCSの両端間の電圧VCSに
加えられて電圧V2を形成する図1の電圧V3はトレー
ス電圧VCSによる電流i2への影響と逆の影響を電流
i2に与える。リトレース電圧V3が増加すると、電流
i2が減少して、トレース電圧VCS即ちV2の変調が
小さくなり、また、S字修正も小さくなる。リトレース
電圧V3が更に増加すると、電流i2の振幅は0にな
る。リトレース電圧V3がさらに増加すると、電流i2
は逆方向に流れる。 【0028】従って、図2(d)の電圧V2を変調する
図2(c)の電流i2は図2(f)の電圧V3によって
変調される。電圧V3は図2(e)の電流i3によって
変調されるので、図2(d)の電圧V2の放物線波形は
図2(e)の電流i3によって垂直周波数で変調されて
内側ピンクッション補正が行われることになる。外側ピ
ンクッション歪みの補正を行うためには、ラスタの頂部
と底部における図2(a)の偏向電流i1の振幅が中央
部におけるよりも小さくならねばならない。内側ピンク
ッション歪みの補正のためには、中央部におけるよりも
頂部及び底部におけるS字修正の量を小さくする必要が
ある。ラスタの頂部と底部においては、小さなシンク電
流i3がリトレース電圧V3の振幅を大きくする。電圧
V3の振幅が大きくなると、電流i2の振幅が小さくな
る。垂直トレースの中央部では、シンク電流i3は極大
値をとり、リトレース電圧V3の振幅を極小とする。従
って、垂直トレースの中央では、偏向電流i1と内側ピ
ンクッション補正電流i2の各々は極大値をとり、電圧
VCSのS字修正量がより大きくなる。回路60の素子
の値を適当に選択することにより、ある与えられた量の
外側ピンクッション補正に対して所要の量の内側ピンク
ッション補正を得ることができる。 【0029】リトレース期間中、回路60はキャパシタ
CRTと並列に結合される。従って、必要とされる全リ
トレースキャパシタンスに対する回路60の影響を補償
するように、キャパシタCRTの値は回路60を使用し
ない場合よりも大きくしなければならない。キャパシタ
CRTの値の増大は、フライバック変成器T1と共振回
路27との間の結合を強めようとするので、これに対し
て補償を施さなければマウスティース歪みが増加してし
まうことになる。 【0030】端子22aとインダクタL1の端子(タッ
プ)112との間には抵抗R18が結合されている。抵
抗R18は偏向巻線LHと巻線W1とをバイパスする直
流電流i4を供給する。抵抗R18とインダクタL1と
を流れる電流i4は、供給電圧V6とキャパシタCSと
の間に直流電流路を追加することにより、キャパシタC
Sの直流電圧を安定化するという利点がある。 【0031】巻線LHとキャパシタンスCSとの接続端
子60aにおける電圧V2の平均直流値はキャパシタC
1と抵抗R18との接続端子22aにおける電圧V6と
等しい。従って、平均電圧VCSを一定に維持するため
に必要な直流電流の一部を、巻線W1を通して供給され
る部分に加えて、抵抗R18を通して供給することによ
り、変動するアルタ負荷によるキャパシタCSの過渡的
放電が、従って、マウスティース歪みが減少するという
効果がある。 【0032】インダクタL1の両端のそれぞれにおける
図2(d)の電圧V2及び図3(c)の電圧V5の交流
部分は逆位相である。図1のタップ112の位置は、電
圧V2とV5の平均にほぼ等しいタップ112における
電圧V4が、図3(b)に示すように、トレース期間中
に極小交流成分を持つように選択される。従って、タッ
プ112に結合されている抵抗R18は偏向回路100
及び内側ピンクッション補正回路60のいずれに対して
もあまり大きな負荷を与えず、従って、回路100及び
60における交流損失を増加させることがない。 【0033】図1の抵抗R18を流れる図3(a)の電
流i4は電圧V6のリプル電圧のために鋸歯形状を持っ
ている。都合のよいことに、電流i4は非対称水平直線
性誤差をある程度補正することができる。直線性誤差
は、タップ112における電圧V4を僅かに低下させる
トレース時の巻線LH及びインダクタL1における電力
損失のために生じる。電圧V4の低下は電流i1とi2
の振幅が水平トレースの終り近くで小さくなる原因とな
る。このような非対称直線性誤差の少くとも一部分を補
正するために、鋸歯状の電流i4は電圧V4の減少量を
小さくする。 【0034】トレース期間の第1の半部において、矢印
と反対の方向に接地点からキャパシタC6、インダクタ
ンスL1及びキャパシタCSを通ってダイオードD1と
D2の相互接続点28へ電流i2が流れる。矢印の方向
にフライバック変成器T1の巻線W1を流れるエネルギ
回復電流iW1は、電流i2がこのエネルギ回復電流i
W1よりも小さい限りダイオードD2を導通状態に維持
し、電流i2に対する接地点帰路を提供する。しかし、
このダイオードD2は、電流i2の増大する振幅が巻線
W1中のエネルギ回復電流iW1の減少する振幅と等し
くなった時に非導通となるが、このような状態はトラン
ジスタQ1の端子23におけるトレース電圧を接地電位
よりもかなり高くしてしまうので、望ましいことではな
い。 【0035】この発明のさらに別の態様によれば、シン
ク電流トランジスタQ2は水平トレース期間の始めに飽
和状態にされる。こうすることにより、トレース期間の
第1半部に内側ピンクッション変調電流i2に対する電
流路が形成される。電流i2はトレース期間中電圧V3
を増加させてダイオードD3を順方向にバイアスする。
トランジスタQ2が飽和しているので、ダイオードD3
は飽和しているトランジスタQ2を通して電流i2に対
する接地帰路を提供し、電圧V3をほぼOVにクランプ
する。 【0036】この発明のさらに別の態様を具体化するた
めに、トランジスタQ2は、キャパシタC5を通してト
ランジスタQ3のベースに加えられる巻線W4の端子間
のリトレースパルスHrによって飽年状態に切換えられ
る。キャパシタC5及び抵抗R15とR16とを含む波
形整形回路網がトレース期間中にパルスHrから、図1
の対応する波形に示す上方にランプする電圧V7を生成
する。電圧V7の負の部分はダイオードD4と抵抗R1
7を介してトランジスタQ3のベースに供給され、トラ
ンジスタQ3とQ2を飽和させる電圧V9が形成され
る。電圧V9の波形は図1に示すが、これはトランジス
タQ3のベース電圧を示す。図1の電圧V9の波形にお
いて、リトレースの終了時の時間taで、トランジスタ
Q3とQ2は負向きの電圧V9によって飽和状態に駆動
される。トランジスタQ3とQ2は双方共、ダイオード
D4が上向きにランプする電圧V7によって逆バイアス
される時間tbまで飽和状態を維持する。期間tb〜t
a’の間、トランジスタQ2はA級動作をして高出力イ
ンピーダンスを与えるようにバイアスされる。 【0037】図2(b)は図1の端子23におけるリト
レース電圧V1の波形を示す。図2(b)のリトレース
電圧V1は左右変調電流i3によって影響を受けない。
この点は望ましいことである。図5はこの発明の第2の
実施例である偏向回路100’を示す。この回路10
0’は左右補正された偏向電流i1’をビデオカラー
(Videocolor)110°PIL−FS10映
像管A66EAS00X01タイプに供給するようなも
のである。この回路は、点線で示した変更を加えると、
110°COTYSPタイプの映像管と共に用いること
もできる。図6(a)〜(e)は図5の回路に関係する
波形を示す。図1、図5及び図6において同様の参照番
号と記号は同様の素子あるいは機能を示す。ここで注意
すべきは、図5の回路には、図1の内側ピンクッション
補正回路60が含まれていない。図1のトランジスタQ
2はトレース期間にスイッチとして動作するが、図5の
トランジスタQ2’はそのような動作はしない。その他
多くの点において、図1の偏向回路100と図5の偏向
回路100’は同じであり、同様の動作をする。 【0038】図6(a)は図5のトランジスタQ1’の
両端間の電圧V1’を示す。図6(a)の電圧V1’の
振幅及び幅は図5の左右制御回路25’による変調の影
響を受けない点に注意されたい。図6(b)は外側ピン
クッションラスタ補正のために図5の左右制御回路2
5’によって変調された電圧V3’を示す。キャパシタ
ンスCRD’の両端間のピークリトレース電圧は図6
(b)の電圧V3’と同量だけ振幅変調される。図5の
リトレース共振回路27’は基本リトレース周波数で共
振する。 【0039】図6(b)の電圧V3’のパルスの後縁は
図5のシンク電流i3によって変調されている。従っ
て、図6(b)の、例えば時間t2とt3の間に示され
ているような電圧V3’のパルスは垂直トレースの頂部
あるいは底部におけるよりも中央部における方が狭い。
図5の電圧V3’は水平トレース中、ダンパダイオード
D2’が導通するために、0になる。その結果、ダイオ
ードD3’がこの期間逆バイアスされることになる。 【0040】図6(d)の偏向電流i1’の振幅変調は
7%である。また、図5のトランジスタQ2’の電力消
費は約2Wである。非球面フェースプレートを持つ映像
管、例えば、RCA 110°COTYSP管を有する
テレビジョン装置では、縁部における放物線の傾斜を平
坦にするために、さらに多くの垂直放物線整形を必要と
する場合がある。このような放物線整形構成が図5に構
成70として点線で示されている。この構成70の目的
は米国特許第4,687,972号に詳述されている。
垂直周波数の鋸歯状波形を有する電圧V11’に結合さ
れている構成70のキャパシタC500’は抵抗R15
5’と流れる電流によって充電される。キャパシタC5
00’は、垂直放物線電圧の低電圧部分の期間中、抵抗
R166’、ダイオードD8’及び抵抗R14’を通し
て放電する。抵抗R14’の電圧降下が放物線整形を行
う。放物線整形の量は抵抗R155’を流れる充電電流
によって制御される。キャパシタC500’は理想的な
電圧源として動作し、鋸歯状電圧の抑圧を行う。これは
望ましいことである。 【0041】図8は、例えば、図5の構成中で制御回路
25’の代りに使用できる左右制御回路25”を示す。
図5と図8において、同様の参照番号と記号は同様の素
子あるいは機能を示す。前述したように、図8のトラン
ジスタQ2”も図5のトランジスタQ2’もトレース中
スイッチとしての動作はしない。図8の制御回路25”
において、リトレース中、温度補償した差動増幅器7
7”のトランジスタQ4”のベース電極に抵抗R77”
を介して垂直周波数の放物線信号V10”が供給され
る。トランジスタQ4”のベース電極は抵抗R78”と
ダイオードD78”とを介してフライバック変成器の巻
線、例えば、図5の巻線W4’の端子にも結合されてい
る。従って、トレース期間全体を通じて、図8のトラン
ジスタQ4”のベース電圧はほぼ2.5Vにクランプさ
れる。 【0042】増幅器77”のトランジスタQ5”のコレ
クタ電極はトランジスタQ2”のベース電極に結合され
ていて、各リトレース期間にパルスVQ5”を供給す
る。パルスVQ5”は信号V10”に従って垂直周波数
放物線態様で変化するピーク電圧を持つ。トランジスタ
Q2”のエミッタ電極は、抵抗R44”とキャパシタC
44”の並列接続体に抵抗R4”を介して結合されてい
る。トランジスタQ2”のエミッタ電圧VQ2はトラン
ジスタQ2”を流れるコレクタ電流i3”を表わす。電
圧VQ2は増幅器77”の閉ループ利得を決める抵抗R
45”を介してトランジスタQ5”のベース電極に帰還
されている。電流i3”はダイオードD3”を介してリ
トレース共振回路(図8には図示せず)の端子28”に
結合されて左右変調電流を形成する。トランジスタQ
2”とダイオードD3”の動作は図5のトランジスタQ
2’とダイオードD3’の動作と同様である。図8の抵
抗R45”を介する負帰還は放物線信号V10”に従っ
て、各リトレース期間中、電流i3”の平均値を設定す
る。このようにして、電流i3”の平均値は端子28”
のリトレース電圧V3”の振幅に影響されないようにさ
れ、従って、マウスティース歪みが減少する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一態様を実施した、内側ピンクッシ
ョン補正構成を含む偏向回路を示す図である。 【図2】図1の回路の説明に用いる波形図である。 【図3】図1の回路の説明に用いる波形図である。 【図4】図1の回路の説明に用いる、リトレース期間中
の波形図である。 【図5】この発明の第2の実施例を示す図である。 【図6】図5の回路に関係する波形を示す図である。 【図7】マウスティース歪みが補正されていない場合の
クロスハッチパタンを示す図である。 【図8】この発明の第3の実施例を構成する偏向回路の
一部を示す回路図である。 【符号の説明】 HS 入力信号 L4 偏向巻線 Q1 スイッチング手段 CRD 偏向リトレースキャパシタンス 27 偏向リトレース共振回路 90 供給電圧源 W1 供給インダクタンス U 負荷回路端子 300 変調信号源 Q2,Q3 可制御半導体手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペータ エデュアート ハフアール スイス国 ツエー・ハー 8134 アドリ スビル フエルトブルーメンストラーセ 20 (56)参考文献 特許3036745(JP,B2) 特許2868454(JP,B2) 特許2556305(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1の偏向周波数に関係した周波数の入力信号と、 偏向巻線と、 この偏向巻線に結合されており、上記入力信号に従って
    上記第1の偏向周波数で動作して、偏向サイクルのトレ
    ース期間中に上記偏向巻線に走査電流を発生させるスイ
    ッチング手段と、 上記偏向巻線に結合されて、上記偏向サイクルのリトレ
    ース期間中にリトレース周波数の第1のリトレースパル
    ス電圧を生成する偏向リトレース共振回路を形成する偏
    向リトレースキャパシタンスと、 供給電圧源と、 上記供給電圧源と上記リトレース共振回路との間に結合
    され、第2のリトレースパルス電圧を生成し、且つ上記
    供給電圧源から上記リトレース共振回路への電流路を提
    供して該電流路を通じて上記リトレース共振回路におけ
    るエネルギ損失を補充する入力供給電流が供給される、
    供給インダクタンスと、 上記供給インダクタンスにおける上記第2のリトレース
    パルス電圧によって付勢される負荷回路と、 調信号の信号源と、 上記リトレース共振回路に結合され、上記変調信号に応
    答し、上記走査電流を変調する変調電流を上記変調信号
    に基づいて生成するトランジスタであって、上記第1及
    び第2のリトレースパルス電圧が上記リトレース期間中
    に上記変調電流に影響を及ぼすことを防止する高い出
    ンピーダンスとするためにその出力その入力へ負
    されるトランジスタと、 を含む電力供給変調偏向装置。
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