JPH06510573A - 弾性床仕上げ材およびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性床仕上げ材およびその製造方法 公盟立注訪 本発明は、一般に弾性表面仕上げ材に関し、より詳細には、汚れ、傷、摩り減り 、および染みに対して良好な耐性を示す摩耗面を有する弾性床仕上げ材、および その製造方法に関する。本発明はさらに、改善された強化層を有する弾性床仕上 げ材およびその製造方法に関する。

ＫＬ伏亙ダ鼠丞 弾性面仕上げ材、特に弾性床仕上げ材は、本技術において良く知られているもの であり、弾性床仕上げ材の製造においては、通常、比較的平面な基板層または基 板が、実質的に水平な状態に設置されているものである。このような基板層また は基板は、通常、重なって折り込まれたフィラメントおよび／または繊維素の、 通常はアルベルトの、または天然、合成、または人工セルロース系材料、たとえ ば、綿またはレーヨンなどのフェルト化またはマント化した繊維状シートである が、シート以外の、フィルム、繊維材料、繊維素も使用可能である。

実質的に平面で水平状に設置された基層または基板の上に、合成ポリマー材料、 通常は発泡剤を含有するゲル化していないポリ塩化ビニルプラスチゾルを含有す る、液状または半液状樹脂組成物の実質的に均一な層が付着される。この液状ま たは半液状ビニルプラスチゾル樹脂組成物は、次いで高温で硬化またはゲル化さ れ、常法または公知の方法で比較的より安定な状態となる。この比較的硬いゲル 化されたプラスチゾルは次いで、装飾的で多色のパターンまたはデザインでプリ ントすることが可能である。このパターンまたはデザインの予め定められた部分 には、発泡剤の作用を変性または変化させる発泡阻害剤を含有することも可能で ある。数種の異なった印刷インク組成物が、この方法に使用されてもよい。

典型的には、摩耗層は次いでポリ塩化ビニルプラスチゾルの表面に適用びされる 。一般的には、摩耗層は、可塑されたポリ塩化ビニル組成物および／またはウレ タンまたはウレタンアクリレート組成物組成物からなる。このような摩耗層の例 は、たとえば、クヮートらによる米国特許４３３９８７、ベソトリによる米１１ ｅ許４１８０６１５、ボバらによる米国特許４３９３１８７、およびチューによ る米国特許４５０７１８８に記載されている。

最適な弾性床仕上げ材は、汚れ、傷、摩り減り、および染みに対して良好な耐性 を示すべきであるが、それと同時に柔軟でなければならない。従来の床仕上げ材 は、汚れ、傷、摩り減り、または染みに対して良好な耐性、または柔軟性の１以 上の特性が犠牲とならざるをえないものであった。

ここで、”偏重性”とは、ひっかき、およびその結果、研磨のために摩耗表面の 光沢が失われることに耐える能力のことである。したがって、良好な偏重性があ れば、良好な光沢が持続するものである。

”汚れ耐性”とは、一般的に食物、化学薬品などに由来する汚れに対する耐性を 示す摩耗面の能力のことであり、床摩耗面が通常の家庭使用に可能なものである 。

”摩り減り耐性”とは、例えば、ゴムまたはプラスチック底の靴をひきすること により起こる力無または摩擦熱に対して、床摩耗面がプラスチックフローに対し て耐性を示す能力のことである。

″染み耐性パとは、汚れ、ひつかき、摩り減りまたはその他の劣化メカニズムに よる脱色化に対する、摩耗面の耐性能力のことである。

硬い摩耗面は一般的に非常に高い汚れ耐性を示す。しかしながら、柔軟性のある 弾性床仕上げ材を製造することが所望されており、摩耗表面は、製造、移動、取 り付け、および最終使用の間における、必要特性に見合うに充分な柔軟性を示さ なければならない。最適な汚れ耐性特性を示す摩耗面は、非常に硬く、特に乾燥 膜厚さくＤＦＴ）が１ミルより大きい場合には、弾性床仕上げ材の必要とされる 柔軟性に見合わないものである。被覆ＰＶＣ弾性床仕上げ材の摩耗面は、典型的 には、約１ミルよりも大きいものである。柔軟な摩耗面は一般的には、硬い摩耗 面よりもより良好な偏重性を有するが、硬い摩耗表面はどの良好な偏重性は有さ ないものである。

硬い被覆は、必要な柔軟性がないために使用することができないので、摩耗面は 、良好な偏重性をえるために、”より強くて”、”より柔軟性のある°゛ように 製造された。しかしながら不幸にも、これらの”弾性”のあるプロダクトは、最 低の偏重性を示すものである。

熱可塑性摩耗面は、可塑化した非交差結合ポリ塩化ビニル摩耗面が、熱硬化ウレ タンよりもより良好な汚れ耐性を有するが、傷、摩り減りおよび／または染み耐 性をしめすような、化学的に交差結合したウレタンまたはウレタンアクリレート 摩耗面などの、熱硬化性摩耗面は有さな１１゜近年、偏重性および摩り減り耐性 のギャップを埋める試みがなされている。町原されたポリ塩化ビニル摩耗面もウ レタンまたはウレタン−アク１ルート摩耗面も、全ての所望の耐性特性を有する もの１ま見（１だされていないため、祈しい、異なったタイプの摩耗層を開発す る、種々の努力がなされてｂする。弾性床仕上げ材ｆｉ業における関係者は、硬 いポリウレタン被覆の問題点を、他のポリマーから製造されたｗ１覆を使用する ことにより、解決する試みを行なっている。

ボルギアノらによる米国特許４７８１９８７においては、改善されたひつかき耐 性および汚れ耐性を有する、弾性床仕上げ材を提案している。弾性床仕上げ材は 、弾性支持面および支持面に結合した弾性摩耗面を含有し、この摩耗面は、第１ 上層材料と、交差結合して下張りとなる第２層材料からなり、支持面に付着する 第２層材料は、水硬化ポリウレタン、水およびＵＶ硬化ポリウレタン、ＵＶ硬化 ポリウレタン、および硬化不飽和ポリエステルからなる群から選択され、第１層 材料は、ポリオール成分、アミノブラスト成分、および酸触媒成分からなる組成 物を熱硬化させることにより得られ、ここで、第１層材料は、交差結合した第２ 層材料の物理的変性と適合し、交差結合した第２層材料と比較して良好なひっか き耐性および汚れ耐性を有するものである。この開示に対応する、ある商業的に 使用されている例は、食物および飲料カンの内表面の保護バリアコーティングの 成分として習慣的に使用されているものと類似のタイプのアミノプラストを使用 している。

しカルながら、ボルギアノらによる°　９８７のアミノプラスト樹脂コーティン グは、いくつかの欠点を有するものである。光沢のレベルは、典型的にはポリウ レタンコーティングのものよりも低く、光沢保持は典型的にはポリウレタンコー ティングのものよりも低く、また、アミノブラストコーティングは、摩り減りタ イプの衝撃により除去されてしまう場合がある。さらに、ボルギアノらのコーテ ィングは、水または有機溶媒を蒸発させるために、さらなるエネルギーの支出が 必要となる。したがって、アミノプラスト樹脂コーティングの唯一の優位点は、 汚れ耐性があることである。

強くてゴム状のポリウレタンコーティングは、優れた光沢保持性を有するが、そ の汚れ耐性は、比較的低い。硬いポリウレタンコーティングは優れた、または少 なくとも非常に良好な汚れ耐性を有する。

これらの同様の硬いポリウレタンコーティングは、比較的脆く、柔軟性ビニル床 仕上げ材の基板に通常のまたは通例の厚さのポリウレタンコーティングに種々の 厚さで適用すると、亀裂がおきる傾向にある。これらの硬いポリウレタンコーテ ィングにおける脆化問題は、通常または通例の乾燥フィルム厚さの１０％等、非 常に薄く適用することが妨げられる可能性がある。柔軟性ビニル床仕上げ材への 硬いポリウレタンコーティングの非常に薄い乾燥フィルム厚さは、クロスハツチ 接着などのテストにより測定されるように、非常に良好な接着性を有するが、薄 いコーティングは、摩り減りタイプの衝撃により、ビニル基板から剥がれる可能 性がある。

本発明者等は、予期しないことに、強くてゴム状コーティングおよび硬いポリウ レタンコーティングの欠点を、本発明の２層からなる摩耗層を用いることにより 解決可能であることを見いだした。得られた被覆された弾性床仕上げ材は、汚れ 、傷、摩り減りおよび染みに対して耐性を有し、柔軟性があり、しがも典型的な ポリウレタンの優れた光沢レベルを保持するものである。

従来技術は、さらに、弾性床仕上げ材に靭性を加える発泡層の下部に使用された 強化層に関して研究している。弾性床仕上げ材用の強化層は、取り付は中の、切 断、引き裂きおよび変性に対して耐性を有し、さらに使用中の、へこみおよびえ ぐりに対して耐性を有するという優れた特性を有する。一般には、従来の繊維状 シートまたは樹脂含浸繊維状シートの強化層が使用される。しがしながら、従来 の強化層は、典型的には、取り付は中、変形したりおよび引き裂かれたり、およ び／または使用中のへこみ耐性が低いなどの欠点を有するものであった。

ウィツトマンによる米国特許３８７０５９１は、柔軟で、伸ばしに対して耐性が あり、使用中に床仕上げ材を安定させる、流体の適用された交差結合の中間強化 層を開示している。この強化層は、２つの発泡層の間に配されている。

本出願人等は、予期せぬことに、１以上の発泡層が弾性床仕上げ材を強化するた めにある場合、上記中間層が、全ての発泡層の下、または発泡層の下に使用可能 であることを見いだした。さらに、交差結合した強化層は、従来のビニル裏張り 層と比較して、良好な強度、靭性、切断に対する耐性、特に引き裂きに対する耐 性、および変形に廿する耐性、特にへこみおよび滑りおよび挾りに対する耐性を 有する。

発明の要旨 汚れ、傷、染み、および摩り減りに対して、非常に良好な抵抗標準を示す弾性床 仕上げ材を提供することを目的とし、この弾性床仕上げ材には、弾性面仕上げ材 が設けられており、前記弾性面仕上げ材は、（ａ）弾性支持面；および （ｂ）前記弾性支持面に付着した弾性摩耗面とからなり、前記弾性摩耗面は、下 張り摩耗層ベースコートと前記摩耗層ベースコートに付着した上張り摩耗層トッ プコートとからなり、前記摩耗層ベースコートは、柔軟で、熱硬化性の、重合性 組成物からなり、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミ ルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチの マンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり、前記摩 耗層トップコートは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて 熱硬化性のＵＶ硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０ ℃よりも高いガラス転移温度を有するものである。

摩耗面の一意性は、混合特性にあり、これは、柔軟性、および、汚れ、傷、摩り 減りおよび染みに対する耐性を示す。本発明の摩耗仕上げ材は、弾性床仕上げ材 に必要な柔軟性、優れた汚れ耐性、良好な光沢、優れた偏重性特性を示し、これ により、比較的低いメンテナンスで、優れた摩り減り耐性、優れた染み耐性につ ながり、通常のあるタイプの孔性インレイタイプのビニル床仕上げ材は、表面孔 部を封止するための保護ワンクスコートの必要をなくするための、摩耗仕上げ材 で表面を封止することができるといる利点がある。

さらに、本発明の摩耗面を使用しない、または、本発明の摩耗面と組み合わせた 実施態様としては。

優れた強度、靭性、破損耐性、特に引き製き耐性、および変性耐性、特にへこみ および挾りに対する耐性を有する面仕上げ材を得るために、弾性面仕上げ材が提 供され、この弾性面仕上げ材は、（ａ）ビニル樹脂および重合して交差結合した モノマーからなる発泡していない強化層からなる弾性支持面と、 （ｂ）前記弾性支持面に付着した弾性摩耗面とからなり、ただし、前記強化層は 、２つの発泡層の間には設けられていないものである。

本発明の強化層は、２つの発泡層の間には設けられているのではなく、また、発 泡層は、強化層と仕上げ材の底表面との間にも使用されていない。この底表面は 、カバーされる表面に隣接または床に隣接する仕上げ材の一部である。

ただし、本発明の改善された摩耗面は、本発明の改善された強化層と組み合わせ て使用可能である。したがって、弾性面仕上げ材が供給され、前記弾性面仕上げ 材は、 （ａ）ビニル樹脂および重合して交差結合したモノマーからなる発泡していない 強化層からなる弾性支持面と、 （ｂ）前記弾性支持面に付着した弾性摩耗面とからなり、ただし、前記強化層は 、２つの発泡層の間には設けられてなく、前記弾性摩耗面は、下張り摩耗層ベー スコートと前記下張り摩耗層ベースコートに付着した上張り摩耗層トップコート とからなるものであり、前記摩耗層ベースコートは、柔軟性のある熱硬化性のポ リマー組成物からなり、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のあ　 −る８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、 １インチのマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であ り、前記摩耗層トップコートは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマー の、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコー トは、５０℃よりも高いガラス転移温度を有するものである。

前記目的および本発明の目的を達成するために、本願に実施および記載されてい るように、汚れ、傷、摩り減り、および染み耐性の高い標準を有し、必要な柔軟 性を有する弾性床仕上げ材の製造方法が提供される。

本発明のひとつの方法は、弾性床仕上げ材を製造する方法であり、（ａ）弾性支 持面を提供し； （ｂ）前記弾性支持面の上部に、摩耗面をのせて付着させ；（ｂｌ）前記摩耗面 は、柔軟性のある熱硬化性のポリマー組成物からなる摩耗層ベースコートをのせ ることにより形成され、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある ８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フイルム厚さでのせた時、１イ ンチのマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベースコートの 上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコートは、ア クリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化可能 なブレンドがらなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガラス転移 温度を有するものであり；（ｂ４）前記摩耗層トップコートを硬化させることか らなる。

さらに、本発明の方法は、弾性床仕上げ材を提供する方法であり、（ａ）弾性支 持面を提供し； （ｂ）前記弾性支持面の上部に、摩耗面をのせて付着させ；（ｂｌ）前記摩耗面 は、柔軟性のある熱硬化性のポリマー組成物からなる摩耗層ベースコートをのせ ることにより形成され、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある ８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１イ ンチのマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）部分的に前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベース コートの上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコー トは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ 硬化可能なブレンドがらなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガ ラス転移温度を有するものであり；（ｂ４）完全に前記摩耗層ベースコートおよ び前記摩耗層トップコートを硬化させることからなる。

本発明による他の方法は、改善された強化層を有する弾性面仕上げ材の製造方法 であり、（ａ）ビニル樹脂および重合して交差結合したモノマーからなる発泡し ていない強化層を硬化させることからなる、弾性支持面を提供し；（ｂ）前記弾 性支持面に付着する弾性摩耗面を提供することがらなり、ただし、前記強化層は 、２つの発泡層の間には設けられていないものである。

さらに、改善された摩耗層と改善された強化層の双方を有する弾性面仕上げ材の 製造方法であり、 （ａ）ビニル樹脂および重合して交差結合したモノマーからなる発泡していない 強化層を硬化させることからなる、弾性支持面を提供し、ただし、前記強化層は 、２つの発泡層の間には設けられていないものであり；（ｂ）前記弾性支持面の 上部に摩耗面をのせて、前記弾性支持面に付着させ、（ｂｌ）前記摩耗面は、柔 軟性で熱硬化性のポリマー組成物からなる摩耗層ベースコートをのせることによ り形成され、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの 下張り基板に、１，０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチのマン ドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベースコートの 上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコートは、ア クリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化可能 なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガラス転移 温度を有するものであり；（ｂ４）前記摩耗層トップコートを硬化させることか らなる。

さらに、改善された摩耗層と改善された強化層の双方を有する弾性面仕上げ材の 製造方法であり、 （ａ）ビニル樹脂および重合して交差結合したモノマーからなる発泡していない 強化層を硬化させることからなる、弾性支持面を提供し、ただし、前記強化層は 、２つの発泡層の間には設けられていないものであり：（ｂ）前記弾性支持面の 上部に摩耗面をのせて、前記弾性支持面に付着させ、（ｂｌ）前記摩耗面は、柔 軟性で熱硬化性のポリマー組成物からなる摩耗層ベースコートをのせることによ り形成され、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの 下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチのマン ドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）部分的に前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベース コートの上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコー トは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ 硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガ ラス転移温度を有するものであり；（ｂ４）完全に、前記摩耗層ベースコートと 前記摩耗層トップコートとを硬化させることからなる。

本発明のさらなる目的、特徴、および優位点は、以下の実施例などの開示から明 かとなるであろう。本発明の目的、特徴、および優位点は、請求の範囲に特に開 示された手段および組み合わせにより、実現可能なものである。

ここに添付された図も本明細書の開示の一部であり、本発明の好ましい実施態様 を表し、本発明の詳細な説明するのに役立つものである。

皿皿立固巣全え肌 図１−８は、本発明の種々の実施例による、弾性床仕上げ材の断面図である。

図１の特別な層が、それに次ぐ図面で繰り返されており、それらの図面において 示される繰り返された層は、図１の参照番号と同様である。図において、種々の 特徴部の寸法は、実寸ではない。

ましい　態、の　六 本発明は、改善された摩耗面、または改善された強化層、またはそれらの組み合 わせに関する。本発明の改善された摩耗面、本発明の改善された強化層、または それらの組み合わせは、巻くことの可能な、柔軟性面仕上げ材またはシートに利 用可能である。さらに、本発明の、摩耗層、強化層、またはそれらの組み合わせ は、柔軟であることは可能性であるが、各々は、タイルなどの剛性であるかまた は硬い面仕上げ材とともに使用可能である。

本発明は、汚れ、傷、摩り減り、および染み耐性に関して高い標準を有すが、柔 軟性を有する、弾性床仕上げ材に関する。本発明者らは、２つの異なったコーテ ィングからなる、摩耗層を提供することにより、優れた結果が得られることを見 いだした。

理論により確かめているわけではないが、　（１）本発明の摩耗層は、摩耗層ベ ースコートと摩耗層トップコートの双方が、充分に交差結合しているため、熱硬 化性であることにより、優れた摩り減り耐性を示し、　（２）本発明の摩耗面は 、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化 可能なブレンドからなる摩耗層トップコートにより、優れた汚れおよび偏重性を 有し、摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガラス転移温度を有し、摩耗層 トップコートに付着した摩耗層ベースコートは、柔軟性のある、熱硬化性の、重 合性組成物からなり、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８ ゜ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１イン チのマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性である。

本発明はまた、良好な強度、靭性、切断に対する耐性、特に引き裂きに対する耐 性、および変形に対する耐性、特にへこみおよび滑りおよび挾りに対する耐性を 有する、強化層を含有する弾性床仕上げ材に関する。この強化層は、２つの発泡 層の間の中間層としての、ウィツトマンによる米国特許３８７０５９１に開示さ れた発泡性でない層からなる。米国特許３８７０５９１は、強化層の組成とその 強化層の製造方法を開示している。本発明のこのような強化層は、一般的には、 ビニル樹脂およびポリマー化された交差結合したモノマーからなる。

本発明で使用されるように、強化層は一般的には、ビニル樹脂とポリマー化され た交差結合したモノマーからなる。強化層は、発泡材を含有しておらず、発泡す るものではない。

上記したように、米国特許３８７０５９１に教示されているような強化層の成分 は、従来技術に掲載されている。強化層における最も好ましいビニル樹脂は、ポ リ　（塩化ビニル）ホモポリマーである。酢酸ビニル、他のビニルエステルおよ び／または塩化ビニリデンなどの少量の他のモノマーと、塩化ビニルとのコポリ マーはまた、使用可能である。

強化層における、好ましいポリマー化可能な交差結合したモノマーは、モノ−、 ジー、トリーおよびテトラ官能基付きアクリレートおよびメタクリレートであり 、アクリル酸またはメタクリル酸により調製されたこれらのブレンドでもよい。

好ましいポリマー化可能な交差結合したモノマーは、トリメチルロールプロパン 　トリメタクリレートである。他の好ましいモノマーは、トリメチルロールプロ パン　トリアクリレート、ペンタエリトリトール　テトラアクリレート、および ペンタエリトリトール　テトラメタクリレートである。アクリル酸２−エチルヘ キシル、メタクリル酸ロウリル、ジアクリル酸ヘキサンジオール、およびジメタ クリル酸ジエチレングリコールなどの、１官能基および／または２官能基アクリ レートおよびメタクリレートは、とジーおよび／またはテトラ−官能基の交差結 合モノマーとブレンドして、交差結合度を減少させるものである。

強化層における交差結合モノマーの重合を開始させるのに使用される、好ましい フリーラジカル触媒は、有機過酸化物である。最も好ましい触媒は、ジーむ一ブ チル　パーオキシドである。他の好ましい触媒としては、他のジアルキルパーオ キシド、ベンゾイルパーオキシドなどのジアシル　パーオキシド、［−ブチルパ ーベンゾエートなどのパーオキシエステル、ジー２−エチルヘキシル　パーオキ シジカーボネートなどのパーオキシジカーボネート、および、ｔ−ブチルヒドロ パーオキシドなどのヒドロパーオキシドなどが挙げられる。反応性モノマーおよ び重合触媒の選択により、強化層の交差結合度の量を定められるものである。

可塑剤、安定剤、色素、染料、充填剤、または他の装飾性要素などのウィツトマ ンによる米国特許３８７０５９１に開示された他の付加物は、強化層が形成され るべき組成物に添加可能である。

強化層の厚さは、好ましくは、５ミルがら７５ミルであり、より好ましくは、３ ５から４０ミルである。

摩耗層ベースコートは、一般的には、柔軟性があり、熱硬化性の、重合性組成物 からなり、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８ｏミルの下 張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチのマンド レル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性である。

摩耗層ベースコートの柔軟性は、好ましくは、柔軟性のある８ｏミルの下張り基 板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、０．５インチの、より好 ましくは０．２５インチのマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほ どの柔軟性である。一旦硬化した場合の摩耗層ベースコートの厚さは、好ましく は０．７ミルから３．０ミルであり、より好ましくは０．９ミルから１．　２ミ ルである。

摩耗層トップコートは一般的には、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマ ーの、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコ ートは、５０℃よりも高いガラス転移温度を有するものである。

摩耗層トップコートのアクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの硬化した ブレンドは、５０℃よりも高い、好ましくはすくなくとも６７℃のガラス転移温 度を有するものである。一旦硬化した場合の摩耗層トップコートの厚さは、好ま しくは０．１ミルから０．５ミルであり、より好ましくは０．２ミルから０゜３ ミルである。摩耗層トップコートは、薄すぎて、または汚れ耐性が低すぎてもい けないが、厚すぎて、または亀裂が起こりやすくてもいけないものである。

優れた摩り減り耐性を得るためには、複合した摩耗層ベースコートと摩耗層トッ プコートの乾燥フィルムの厚さは、少なくとも０．８ミルである。乾燥フィルム 厚さくＤＦＴ）は、硬化後の厚さである。層の硬化後の厚さは、たとえば、溶媒 除去などにより、硬化していない厚さよりも薄いものである。さらに、優れた摩 り減り特性を得るために、摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートの双方が熱 硬化される。摩耗層ベースコートおよび摩耗層トップコートの熱硬化特性は、各 摩耗層ベースコートおよび摩耗層トップコートの重合ネットワーク内において、 充分に交差結合していることにより得られるものである。好ましくは、各層内に 、摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートが、メチルエチルケトン、イソプロ ピルアルコールおよびテトラヒドロフランに不溶となるに充分なほど、交差結合 している必要がある。

摩耗層ベースコートは、たとえば、水ベースの、溶媒ベースの、ＵＶ硬化性また はＵＶ非硬化性システムである可能性がある。たとえば、摩耗層ベースコートは 、アクリル類、アクリレート類、ウレタン類、エポキシ類、他のタイプのビニル 類、他のタイプのポリマー類、およびそれらのブレンドからなるものであっても よく、組成物が硬化すると、適当な交差結合度の、柔軟で、熱硬化した仕上げ材 が得られるものである。

摩耗層ベースコートの製造用として好ましいアクリルまたはウレタン−アクリレ ートモノマーブレンドは、以下のものが挙げられる：米国のエリエのロードコー ポレーションで市販されている、フォトグレーゼ　Ｕ２４８、フォトグレーゼ　 Ｕ２３３、およびフォトグレーゼ　Ｕ２Ｏ５、米国のミネアポリスのヴアルスバ ーコーポレーションで市販されている、ヴアルラド　ＫＫＣＯＯ４７が挙げられ る。

摩耗層ベースコート用の最も好ましい組成物は、フォトグレーゼ　Ｕ２３３であ る。

摩耗層トップコートの製造用として好ましいアクリルまたはアクリレートモノマ ーブレンドは、以下のものが挙げられる：米国のエリエのロードコーポレーショ ンで市販されている、フォトグレーゼ　Ｕ２４９、およびフォトグレーゼＩＣ５ ０５０−５５、米国のミネアポリスのヴアルスパーコーポレーションで市販され ている、ヴアルラド　ＫＫＣＯＯ４４が挙げられる。

摩耗層トップコート用の最も好ましい組成物は、フォトグレーゼ　Ｕ２４９であ る。

フォトグレーゼ樹脂は、交差結合可能なＵＶ硬化可能なアクリルモノマーのブレ ンドからなる。ヴアルラド　ＫＫＣ００４７は、イソボルニルアクリレートを約 ２０重量％、アクリレートエステルモノマー、特に２−プロペン酸、（１−メチ フレー１．２−エタンジイルン　ビス　（オキシ（メチル−２，１−エタンジイ ル）エステルを約２５重量％、および、ウレタンアクリレートオリゴマーを約５ ５重量％含有することからなる、ＵＶ硬化可能なブレンドである。ヴアルラドＫ ＫＣＯＯ４４は、イソボルニルアクリレートを約２０重量％、アクリレートモノ マー、特に２−プロペン酸、２−エチル−２−（Ｎｌ−オキソ−２−プロペニル オキシメチル）−１，３−プロパンジイルエステルを約３０重量％、および、ア クリレートエステルモノマー；特に、２−プロペン酸、（１−メチル−１，２− エタンジイル）ビス（オキシ（メチル−２，１−エタンジイル））エステルを約 ３０重量％、アクリレートオリゴマーを約１５重量％含有することからなる、Ｕ Ｖ硬化可能なブレンドである。

１２１１を参照すると、本発明の１実施態様による弾性床仕上げ材１１の断面図 である。

床仕上げ材１１は、上部面１３と底面１５を有している。床仕上げ材１１は、弾 性支持面１７と弾性摩耗面１９を含有する。

支持面１７は、好ましくは実質的に水平状態に設けられるものであるが、好まし くは、従来の基板層２１であり、発泡していない強化層２３であり、またはウィ ツトマンによる米国特許３８７０５９１に記載された２つの発泡層の間の中間層 であり、発泡層２５およびデザイン層２７である。

層２１は、任意の基板層である。これは、構造１１が図１の床仕上げ材製造にお いて、レリースペーパ一層からはがされた後、制御されたリリース層として有用 であり、また、最終プロダクトの取り付けにおいて、良好な付着をするためにも 、有用である。

層２１は、当業者に公知の従来の基板層である。通常の基板層２１は、発泡して おらず、交差結合していないビニル組成物、フェルト化またはマント化した被覆 シート、通常はアスベストまたは綿、レーヨンなどの天然、合成または人工のセ ルロース性材料の、糧み合わされたフィラメントおよび／または繊維素などの、 床材において知られている典型的な基板層材料からなる。ただし、シートおよび フィルムまたは織物材料、繊維などの種々の形態で使用可能である。重合し、交 差結合していないＰＶＣ組成物からなるものが好ましい。通常の基板層２１の厚 さは、好ましくは２から１００ミル、より好ましくは５から１５ミルである。

強化層２３は、基板層２１の上部に付着するか、または基板層２１が使用されな い場合には、外側底部層となるかのいずれかである。

実質的に均一な層２５が、強化層２３の上部に付着しており、層２５は、合成重 合材料、通常はゲル化していないポリ　（塩化ビニル）プラスチゾルを含有し、 通常は、発泡剤を含有する、液状または半液状樹脂組成物である。層２５の液状 または半液状プラスチゾルビニル樹脂組成物は、次いで、高温で、硬化またはゲ ル化され、公知の方法により、比較的より安定な状態になる。発泡層２５の厚さ は、好ましくは、１０ミルから１００ミル、好ましくは１５から４０ミルである 。

層２７は、層２５にプリントされたデザイン層である。層２７は、任意層であり 、もしデザインが必要でない場合には、含有しなくてもよい。このデザイン層は 、好ましくは装飾的で、多色パターンまたはデザインであることが可能であり、 ここで、ある予め定められた領域が、発泡開始剤を含有してもよい。この発泡量 始剤は、前記予め定められた領域において、発泡剤の作用を変性または変化させ るものである。いくらかの異なったプリントインク組成物が、このような方法に おいて使用可能である。デザイン層は、好ましくは、グラビア印刷層である。

デザイン層２７は、必ずしも連続層である必要はない。デザインは、下張りとな る層２５の部分をカバーするのみでよい。デザイン層がない部分においては、摩 耗面１９が、発泡層２５に付着される。

図示されているように層２７の上部に付着している摩耗面１９は、第１摩耗層２ ９、摩耗層ベースコート３１および摩耗層トップコート３３からなる。第１摩耗 層２９は好ましくは、透明なポリ　（塩化ビニル）層である。ＰｖＣ弾性床仕上 げ材において使用して形成される、公知のほとんどのＰＶＣ摩耗層は、この層に 適当な組成を提供するものである。この２７０層２９の乾燥フィルム厚さは、好 ましくは５ミルから５０ミルおよびより好ましくは１０ミルから２０ミルである 。

第１摩耗層は、任意層である。第１摩耗層は、好ましくは、発泡層が発泡層と摩 耗層ベースコートの間の付着を与えるために、発泡層の上面をスムーズにするた めに、および化学的エンボシングを制御するために使用される場合に、使用され る。もし第ト摩耗層が使用されないと、摩耗層ベースコート３１が、下張り層に 適当に付着すべきである。

摩耗層ベースコート３１は、第１摩耗層２９にのせて、付着され、次いで、硬化 または部分的に硬化される。この摩耗層ベースコートは、紫外線または熱処理な どの公知の手段で硬化可能である。

摩耗層トップコート３３は、摩耗層ベースコート３１の上部にのせて付着され、 紫外線硬化されるか、または層３１および３３の双方が、もし摩耗層ベースコー ト３１が先に部分的に硬化された場合には、それぞれの硬化法により、硬化され る。

本発明の他の実施態様においては、本発明の優れた強化層２３がある場合には、 摩耗層ベースコート３１があり、摩耗層トップコート３３がないか、または、摩 耗層３１および３３が設けられなくてもよい。また、他の実施態様においては、 本発明の摩耗層ベースコー）３１および摩耗層トップコート３３が双方使用され る場合には、本発明の優れた強化層２３がなく、通常の基板層が、それに替わっ て使用されてもよい。

床の複合体がその最終使用の所望の特性を示すことを確かめるために、複合体の 各層は、その下および上の層に良好に付着することを示すものでなけらばならな い。層は一般に、各引き続く層を被覆および硬化させることにより、および／ま たは、層の間に付着剤または結合剤を用いることにより、付着性を増加させて層 同志が付着するものである。第１摩耗層２９は、ＰＶＣ弾性床仕上げ材を製造す る当業者に公知の条件下、支持面に熱的に付着する場合、特別な処理をすること なく、支持面１７に付着可能である。

摩耗層ベースコート３１の第１摩耗層２９に対する付着を向上させるために、摩 耗層ベースコート３１をのせる前に、第１摩耗層２９を、酸洗浄／界面活性剤溶 液で処理することが好ましい。

摩耗層トップコート３３の摩耗層ベースコート３１への付着を向上させるために 、互いに、２つのコーティングを化学的交差結合させることが好ましい。これは 、コーティングにおける形成調整および／または硬化工程における変化により達 成可能である。たとえば、摩耗層ベースコート３１の表面は、ある部分のみが硬 化し、摩耗層トップコート３３と次いで化学的反応するのに適当な箇所を残すも のである。摩耗層トップコート３３は次いで、完全に硬化され、その際、同時に 、化学的交差結合するのに適当な摩耗層ベースコート３１の表面における前記部 分と反応し、その結果、全てのコーティングインターフェースにおいて、優れた 付着性を示すものである。

好ましくは、これは、摩耗層ベースコート３１を、不活性環境下、たとえば窒素 存在下などで完全に硬化するが、空気中では部分的にしか硬化しないように形成 することにより達成される。このようなコーティングを用いれば、硬化チャンバ ーにおける環境が、摩耗層ベースコート３１の表面のある部分のみを硬化したも のをおいておきながら、摩耗層ベースコート３１の大部分を完全に硬化すること ができるように調製可能である。

において、完全に硬化するが、その表面は部分的に硬化し、摩耗層トップコート ３３と交差結合するのに適した部分を残すように、形成可能である。このような システムを用いると、摩耗層ベースコート３１の硬化チェンバーにおいて、不活 性な環境にすることが不必要となる。摩耗層トップコート３３が使用されない場 合には、摩耗層ベースコート３１は好ましくは、たとえば窒素などの不活性条件 下で、完全に硬化するのが好ましい。

図２は、ある実施態様を示し、ここでは、図１の基板層２１は使用されていない 。

図３は、ある実施態様を示し、ここで、本発明の改善された摩耗面（層３１およ び３３）が使用され、従来の基板層２１が、強化層２３に替わって使用されてい る。

図４は、ある実施態様を例示し、ここで、本発明の強化層２３が使用され、従来 の摩耗層２９が使用されている。すなわち、摩耗層３１および３３が使用されて いない。

図５においては、摩耗層ベースコート３１が、図４の構造で使用されている。

この実施態様では、交差結合した強化層が、摩耗層トップコートを用いることな く使用されている。

図６は、ある実施態様を示し、ここでは、図４の基板層２１は使用されていない 。同様に、図５の基板層２１が任意に使用されるものである。

図７は、ある実施態様を示し、ここでは、発泡層を使用することなく、第１摩耗 層を使用することなく、およびプリントされたデザイン層を使用することなく、 摩耗面と強化層が、使用されている。発泡層、第１摩耗層、およびプリントされ たデザイン層の替わりに、デザイン層３０が使用され、典型的には、ポリ（塩化 ビニル）樹脂、炭酸カルシウム充填剤、可塑剤、安定剤、および色素着色剤から なる硬化層からなる、インレイ２フ０層である。インレイＰＶＣデザイン層３０ もまた、発泡層および第１摩耗層を使用する、他の実施態様において、プリント されたデザイン層２７の替わりに、使用可能である。

図８は、ある実施態様を示し、ここでは、通常の基板層２１が、図７の強化層２ ３の替わりに使用されている。

本発明の弾性床仕上げ材は、当業者に知られている方法で、床に適用可能である 。好ましくは、本発明の床仕上げ材が形成され、周辺が結合した引っ張り床とし て適用される。

以下の実施例は、さらに本発明の実施態様を例示するものである。本発明は、こ れらの実施例に限定されるものではなく、種々の特徴を単に例示するにすぎない ものである。

夾鬼辺よ 強化層全形成するため使用された交差結合したポリ（塩化ビニル）プラスチゾル が、以下の組成にしたがって調製された。

コーティングＡ　ｌ１皿 分散グレードｐｖｃホモポリマー　６９．１ブレンドグレードＰＶＣホモポリマ ー　３０．９第２可塑剤−脂肪族／芳昏族炭化水素混合物　６．８２．２．４− ）リフチル−１，３−ベンタンジオールジイソブチレート６．８ トリメチロールプロパン　トリメタクリレ−）　１７．５カルシウム／亜鉛／亜 リン酸塩安定剤　８．２ジーｔ−ブチルバーオキシド　０．４ ブチルベンジルフタレート　１０．０ 有機ヒ素殺菌剤（２％活性）のブチルベンジルフタレートへの分散物４．９二酸 化チタン　１．８ 炭酸カルシウム　１８．２ このプラスチゾルは、上記成分を、当業者には公知の方法、たとえばカウルズブ イスパーサ−（Ｃｏｗｌｅｓ　Ｄｉｓｐｅｒｓｅｒ）で完全に混合することによ り調製された。

交差結合プラスチゾルは、直接適当に剥がすことの可能なレリースキャリアに適 用可能である。または、剥がすことの可能なレリースキャリアがまず、以下の組 成からなる発泡していない、交差結合していないコーティングの約７ミルでコー トされてもよい。

コーティングＢ　凰ｌ匝 分散グレードＰＶＣホモポリマー　６９．７ブレンドグレードＰＶＣホモポリマ ー　３０．３ブチルベンジルフタレート１５．４ 第２可塑剤−脂肪族／芳香族炭化水素混合物　６．６２．２．４−トリメチル− １，３−ベンタンジオールジイソブチレート　１１．５ ナフサ希釈剤　２．３ カルシウム／亜鉛／亜リン酸塩安定剤　５．０ポリエチレングリコール（４００ ｍ、ｗｔ、）　１．３炭酸カルシウム　１２．１ 有機ヒ素殺菌剤（２％活性）のブチルベンジルフタレートへの分散物７．１コー テイングされたレリースキャリアは、３２５°Ｆで７５秒加熱され、７ミルの交 差結合されていないＰＶＣプラスチゾルコーティングＢをゲル化した。

このゲル化されたコーティングＢは、次いで３７ミルの厚さのコーティングＡで コーティングされ、その後、ウェットなプラスチゾルは、３２５°Ｆで９０秒加 熱されることにより、ゲル化された。

強化層は、有用な弾性床仕上げ材を調製するため、さらにコーティングされるた めの準備がなされた状態にある。

去ム匠１ ７ミルの基板コートＢと３７ミルの強化コートＡからなる、実施例１に記載され たゲル化プロダクトは、以下の組成を有する約ｌＯミルの発泡可能なＰＶＣプラ スチゾルで、コーティングされた。

コーティングＣ成分　ｌｉ国 分散グレードＰｖＣホモポリマー（発泡タイプ）　７０．０ブレンドグレードＰ ＶＣホモポリマー　３０．Ｏジ（Ｃ７−９−１１−アルキル）フタレート　２８ ．２ブチルベンジルフタレート　９．０ 脂肪族／芳香族炭化水素混合物　９．５２．２．４−トリメチル−１，３−ベン タンジオールジイソブチレート　１０．５ 分散エイドー変性ポリエステルのナフサ溶液　０．　３アゾジカルボンアミド　 １．　１ 有機ヒ素殺菌剤（２％活性）のブチルベンジルフタレートへの分散物５．４酸化 亜鉛　０．　３ 二酸化チタン　１２．０ 炭酸カルシウム　１５．０ この発泡可能なプラスチゾルは、３２５°Ｆで６０秒加熱されて、ゲル化した。

このゲル化した発泡可能なプラスチゾルの表面は、次いでグラビア写真により装 飾的なパターンでプリントされた。

使用された１以上のインクは、装飾的なパターンの形成されたレリーフ構造を現 像するために、抑制剤を含有してもよい。使用されたインクは、弾性床仕上げ材 に装飾的なパターンをプリントするのに使用される通常のインクである。代表的 なインクとしては、米国特許３２９３０９４や当業者に公知の文献に記載されて いるものが挙げられる。

プリントされたシートは次いで、以下の組成を有する、透明ＰＶＣプラスチゾル の第１摩耗層、約１９−２０ミルでコーティングされた。

三二二エヱ久旦腹迂　ｌ１国 分散グレードＰｖＣホモポリマー（透明タイプ）　１００．０プチルベンジルフ タレー）　’　３５．３脂肪族／芳香族炭化水素混合物　６．　１２．２．４− ）ツメチル−１，３−ベンタンジオールジイソブチレート３．４ ナフサ希釈剤　５．６ カルシウム／亜鉛／リン酸塩複合体安定剤　７．６ポリエチレングリコール（４ ００ｍ、ｗｔ、）　１．４このコーティングされたシートは次いで、３８０°Ｆ で２５０秒加熱されることにより、完全に第１摩耗層と他の予めゲル化されたＰ ｖＣ層とを完全に溶融し、発泡性プラスチゾルを発泡層に入れ、もし１以上の抑 制剤がグラビアインク層に使用されると、装飾的なレリーフ組織を形成するもの である。この得られた構造は、下張り構造工として次の例に参照される。

この実施例のプロダクトは、透明なＰｖＣプラチゾル摩耗層を有する強化された 弾性床仕上げ材として、この時点で使用されてもよい。しかしながら、好ましく は、ＰＶＣ面の第１摩耗層が、非イオン性界面活性剤を０．４％含有するギ酸（ １％の技術的グレード酸）で洗浄すると、透明になり、ＰＶＣ面の摩耗層ベース コートへの付着が確かなものとなる。洗浄され、乾燥されたＰＶＣ面は次いで、 たとえば、実施例５に記載されているように、２段階摩耗層ベースコートと摩耗 層トップコートでコーティングされ、改善された汚れ、傷、摩り減りおよび染み 耐性を有する柔軟性摩耗面と改善された強化層を有する弾性床仕上げ材が得られ る。

寒嵐四ｌ 以下の比較が、本発明の強化層の優れた特性を例証するために行なわれた。

床仕上げ材は、実施例２に記載されているように調製された。サンプルＥにおい て、強化層用として使用された組成は、上記実施例１で使用されたものである。

サンプルＦは、サンプルＦの強化層が、重合せずに交差結合していないモノマー を有する、典型的な発泡性でないＰＶＣプラスチゾルであること以外は、サンプ ルＥと同様に調製された。サンプルＥおよびＦは、相当する層と同じ厚さを使用 した。結果を以下の表１に示す。

退」− テスト　サンプルＥ　サンプルＦ 引っ張り力、ＰＳＩ　１９０９土４４　１３８１土２６６伸び、％　１２７土１ ０　１６３土４２引き裂き、ボンド　３７．９土１　３１．４土１剛性、テーバ 単位 装置方向　７１７＋４２　５１３土５０対装置方向　７０３土１０３　５３０土 ７４圧縮へこみ残留、 （３０００ｐｓｉ）、 ミル　１．８土０．７５　２．６土０．４９挾り、ＰＳＩ　２１２　５０ 上記表１から明らかなように、本発明の強化層の面仕上げ材は、従来の強化層を 有する面仕上げ材と比べて、優れた特性を有する。特に、良好な強度、靭性、切 り裂きに対する耐性、特に引き裂きに対する耐性、および変形耐性、特にへこみ および挾りに対する耐性を示す。

去胤匹土 好ましい摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートの物理特性を以下の表２およ び３に示す。

表２では、摩耗層材料を、ガラス基板にのせ、各端部でテープを用いてマイヤー ロッドまたはガラスロッドのいずれかを用いて、基板に引き、適当なフィルム厚 さにした。ガラス基板にのせた後、コーティングを、フォーストドラフト（ｆｏ ｒｃｅｄ　ｄｒａｆｔ）オーブンで熱的に、または紫外線を用いての何れかで、 硬化した。試料をガラス基板から剥がし、フィルムを得た。このフィルムの熱特 性を、差分走査熱量計（ＤＳＣ）で評価した。機械的特性は、室温（約７０°Ｆ ）でインストロン（Ｉｎｓｔｒｏｎ）で測定した。

表１ フォトグレーゼ　Ｕ２４８　−２　７　３６０フオトグレーゼ　Ｕ２３３　９　 １７　１１００フオトグレーゼ　Ｕ２Ｏ５３２１５１４００ヴアルラド　ＫＫＣ ＯＯ４７５０１３２２００溶液（：、　９３　４　１１０００ トノプコート フォトグレーゼ　Ｕ２４９　６７　３　５３２０ヴアルラド　ＫＫＣＯＯ４４１ ０７２３５７０上記表２および下記表３で使用された溶液Ｇは、以下の組成を有 する。

ｒ　Ｇ−弊　イ性ビニルｉ内液 腹立　ムｌ覧 キシレン　３１．１８ メチルイソブチルケトン　３１．１８ シア七トンアルコール　１５．３４ ＵＣＡＲ溶液ビニル樹脂ＶＡＧＦ　１８．０９ＲＥＳＩＭＥＮＥ　７１７　３． ７９ ＵＣＡＲ溶液ビニル樹脂ＶＡＧＦ　（ケミカルアブストラクト番号５０６６０− ４５−２）：塩化ビニル−ビニルアセテートヒドロキシ変性コポリマー、特に２ −プロペン酸、３−ヒドロキシプロピルエステル、クロロエテンおよび酢酸エチ ニルを用いたポリマー、ダンブリ−１ＣＴ、米国のユニオンカーバイドコーポレ ーションで市販されている。

ＲＥＳＩＭＥＮＥ　７１７（ケミカルアブストラクト番号６８００２−２０−〇 ）：メチル化メラミンーホルムアルデヒド樹脂溶液、セントルイス、ＭＯ１米国 のモンサンドコーポレーションで市販されている。

ＣＹＣＡＴ２９６−９触媒ニリン酸誘導体のイソブタノール溶液。

表３において、摩耗層ベースコートまたは摩耗層トップコートの組成物は、実施 例２に示すように、下張り構造工に適用される。この下張りの構造Ｉは、柔軟性 があり、約８０ミルの公称厚さがある。この組成物は、乾燥フィルム厚さで約１ ミルのＰＶＣの第１摩耗層に適用される。

マンドレル曲げ柔軟性テストが次いで行なわれ、ここでは、　（摩耗層ベースコ ートまたは摩耗層トップコート）の上面がマンドレルから離れた位置に配置され 、プロダクト（交差結合していない基板）の底部が、マンドレルに面するように して、曲げテストが行なわれた。この標本はマンドレルの周囲に硬く留められる 。もし摩耗面が５分間マンドレルの周囲に留められた後に、目に見える亀裂を生 じない場合には、テストにバスしたことになる。マンドレル曲げテストは、種々 のマンドレルの直径で行なわれる。

摩耗層ベースコートまたは摩耗層トップコート用のマンドレル曲げテストを定め る目的として、摩耗層ベースコートまたは摩耗層トップコートに付着する下張り 面が、摩耗層ベースコートおよび摩耗層トップコートなしで、０．２５インチの マンドレル直径のマンドレル曲げテストにおいて、合格するに充分な柔軟性を有 している必要がある。

皇葺ｊコ≧ブー仁とＬ　マンドレル曲げ柔軟性テストマンドレルの直径　インチ フォトグレーゼ　Ｕ２４８　合格　不合格　不合格フォトグレーゼ　Ｕ２３３　 合格　不合格　不合格フォトグレーゼ　Ｕ２Ｏ５合格　合格　不合格ヴアルラド ＫＫＣＯ０４７合格　合格　合格溶液Ｇ　合格　合格　合格 トップコート フォトグレーゼ　Ｕ２４９　不合格　不合格　不合格ヴアルラドＫＫＣＯＯ４４ 不合格　不合格　不合格寒胤洩ｌ 当業者に良く知られた方法（たとえばライレイらによる米国特許４４０９２８０ 参照）により製造され、従来の基板層、発泡層、グラビア印刷された装飾的なパ ターンおよび透明な可塑性ポリ　（塩化ビニル）の第１摩耗層からなる、３次元 レリーフ構造の、典型的なりソションビニル弾性床仕上げ材のサンプルが、１％ のギ酸（９０％強度）および０．　４％の非イオン性表面活性剤で洗浄された。

この洗浄された典型的なりノションビニル弾性床仕上げ材のサンプルは、引き続 〈実施例において、下張り構造エアとして用いられるものである。

下張り構造ＩＩは乾燥され、次いでロードコーポレーションがら販売されている フォトグレーゼＵ２４８でコートされた。このウェットコーティングは、＃３０ ワイヤー巻きロッドで引くことにより、分散された。余分なコーティングを除去 し、残りを１．０−１．２ミルのウェットフィルムで均一にサンプル表面に分布 させるために、このサンプルを次いで、約４ｐ、ｓ、ｉ、ｇ、でエアーナイフを 操作しながら、通過させた。このフィルムは、空気雰囲気下、２００ワット／イ ンチで２つの中圧水銀ランプを用いて、４０ｆｔ／分で通過させることにより、 硬化した。サンプルは次いで、＃５ワイヤー巻きロッドを使用したこと以外は同 様に、ロードコーポレーションから販売されているフォトグレーゼＵ２４９でコ ートされた。エアードクター後の均一に分布されたウェットフィルムは、０゜１ −０．３ミルの厚さであった。このフィルムは、窒素雰囲気（すなわち、２００ ０ｐｐｍ酸素より少ない雰囲気）下、２００ワット／インチで２つの中圧水銀ラ ンプを用いて、４０ｆｔ／分で通過させることにより、硬化した。

結果として、良好な光沢で熱可塑性の弾性靴底による摩り減りに１００％耐える 、弾性床仕上げ材が得られた。２Ｋｇの砂を用いた落砂テストにおける光沢損失 は、２３％−２７％のみであり、マスタード、茶色の靴墨、車道シーラーに基づ くコールタールによる汚れ耐性は優れていた。

寒胤匹ｉ 実施例５に記載された方法を行なった後、実施例５で開示された下張り構造ＩＩ は、摩耗層ベースコートとして、ヴアスパーコーポレーションから販売されてい るヴアルラドＫＫＣＯＯ４７でコートされた。このコーティングは、１％−２％ の酸素を含有する窒素雰囲気下、硬化した。ヴアスバーコーポレーションから販 売されているヴアルラドＫＫＣＯＯ４４が、摩耗層トップコートとして使用され 、実施例５に記載されているように硬化された。

結果として、良好な光沢で、優れた光沢耐性、汚れ耐性、および摩り減り耐性を 有する、弾性床仕上げ材が得られた。

寒施皿り 実施例５に記載された方法を行なった後、実施例５で開示された下張り構造ＩＩ は、摩耗層ベースコートとして、ロードコーポレーションから販売されているフ ォトグレーゼＵ２３３でコートされた。このコーティングは、５％−７％の酸素 を含有する窒素雰囲気下、硬化させた。ロードコーポレーションから販売されて いるフォトグレーゼＵ２４９が、実施例５に記載されているように摩耗層トツブ コートとして使用された。得られた弾性床仕上げ材は、実施例５に記載のものと 同様の特性を有した。

夾旌且ｌ二上１ これらのデータは、本発明の摩耗面の優れた特性を示す。

実施例８−１５においては、摩耗損が、実施例２に記載されたような下張り構造 Ｉの上面に被覆された。

実施例８−１５においては、以下の評価が使用された。

クロスハツチ　０％から１００％スケール　：１００％＝剥離なし ０％＝全剥離 り　リ　リテスト： 優 良 中 不良 °れテスト　１から５の−　スケール　：ｌ＝汚れなし ５＝いくらかの汚れ有り 実施例８においては、ＰｖＣの第１摩耗層が適用された。摩り減り、よごれ、お よび偏重性の不良なものが得られた。

実施例９においては、ＰｖＣの第１摩耗層が摩耗層ベースコートで被覆された。

実施例８と比較すると、良好な摩り減りおよび偏重性が得られた。

実施例１０においては、摩耗層ベースコートに摩耗層トップコートを適用するか わりに、ＰＶＣの第１１２耗層が直接摩耗層トップコートで被覆された。摩耗層 ベースコートは使用されなかった。この実施例は、剥離のため、摩り減り耐性は 不良であった。

実施例１１においては、ＰＶＣの第１摩耗層が摩耗層ベースコートで被覆され、 次いで摩耗層トップコートで被覆された。優れた摩り減り、汚れおよび偏重性が 得られた。

実施例８−１１の結果を下記の表４に示す。

（以下余白） 表土 叉旌匠ｉ号　８　９　１０　１１ さ二五ユニΣｍ　なし　フォトグレーゼ　なし　フォトグレーゼＵ２３３　Ｕ２ ３３ 上ヱズ三二Σｍ　なし　なし　フォトグレーゼ　フォトグレーゼＵ２４９　Ｕ２ ４９ 久０７．ｔｚ−７４−＋−１００％　１００％　１００％リ　リ　リテスト　不 良　優　不良（剥離）　浸油性茶色染料溶液　３　２−３　１　１キウィ茶色靴 墨　４−５　５　２　１−２初期光沢　８７　９４　９２　９１ 最終光沢　３０　９０　６９　７０ ％光沢損失　６６％　４％　２５％　２４％９５％Ｃ，Ｉ、　４％　１％　１％ 　２％実施例１２においては、ＰＶｃの第１摩耗層に設けられて熱硬化された熱 硬化性溶媒ベースのウレタン溶液の摩耗層ベースコートは、優れた摩り減り耐性 を示すが、汚れ耐性がかけている。実際、この特別な組成物は、実質的に触れる とひっつくものであった。

実施例１３においては、実施例１２の物体の摩耗層ベースコートが、フォトグレ ーゼＵ２４９の摩耗層トップコートでコートされ、本発明の摩耗面が形成された 。実施例１１と比較すると、実施例１３の組成物もまた、優れた摩り減りおよび 汚れ耐性を示したが、実施例１３の摩耗面には亀裂がはいった。

実施例１４は、ＰｖＣの第１摩耗層に設けられて熱硬化された熱硬化性溶媒ベー スのビニル溶液の摩耗層ベースコートは、優れた摩り減り耐性および汚れ耐性を 示すが、偏重性がかけている。

実施例１５においては、実施例１４の物体の摩耗層ベースコートが、フォトグレ ーゼＵ２４９の摩耗層トップコートでコートされ、本発明の摩耗面が形成された 。優れた摩り減りおよび汚れ耐性を示し、偏重性も改善された。

実施例１２−１５の結果を表５に示す。表５の溶液Ｇの組成は、上記表２に見い だされる。表５の溶液Ｈは、以下の組成を有する：（ＤＥＳＭＯＰＨＥＮ）６７ ０Ａ−８０３９，００酢酸２−エトキシエチル　３１．３５ キシレン　６．８１ メチルエチルケトン　７．２７ ダブコ（ＤＡＢＣＯ）　Ｔ−１２触媒　０．０４デスモジユール（ＤＥＳＭＯＤ ＵＲ） デスモフエン（ＤＥＳＭＯＰＨＥＮ）６７０Ａ−８０：米国、ビンッパーグのモ ベイコーポレーションから市販されているポリエステルボリオールダブコ（ＤＡ ＢＣＯ）　Ｔ−１２触媒：米国、アレーンタウンのエアーブロダクファンドケミ カルズインコーポレーションから市販されているジブチルチンジラウレート触媒 デスモジュール（ＤＥＳＭＯＤＵＲ）Ｎ−３２００：米国、ビンツバーグのモベ イコーポレーションから市販されている、１．６−へキサメチレンジイソシアネ ートベースのポリイソシアネート （以下余白） 表１ 叉隨匹１号　１２　１３　１４　１５ 二二五三二Σ緻区宜　溶液Ｈ溶液Ｈ溶液Ｇ　溶液ＧΣムズユニΣｍ　なし　フォ トグレーゼ　なし　フォトグレーゼＵ２４９　０２４９ 又ユ五二ｙ＋撓１　１００％　１００％　１００％　０％振り　リ゛　リテスト 　優　優　優　優汚ムｊ葺（Ｌ二 フレンチマスタード　４　１　１　１ 油性茶色染料溶液　５　ｌ　１　１ キウィ茶色靴！！Ｉ　５　１−２　１　１ヨードチンキ　５　３　１　３−４ シヤルピー青マーカー　５　ｌ　２　１砂ｆ７．にニー 初期光沢　−−−−−−’　９９　９３最終光沢　−−−−−−’　２８　６４ ％光沢損失　−−−−−−’　７２％　３２％９５％Ｃ，１，−−−−−−４％ 　１％（＋／−） 試料の数　−−−−−−６６ １：測定不可−亀裂がおきた。

本発明を好ましい実施態様を用いて説明してきたが、請求の範囲を逸脱しない限 り、当業者に理解される範囲での変換は可能である。したがって、好ましい実施 態様の開示は、本願を限定するものではなく、以下のクレームを良好に定めるも のである。

（以下余白） ＦＩＧ、Ｉ ＦＸＧ、２ ＦＺＧ、３ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、６ 、　−ＰＣＴＡＩＳ　９２１０７５２３フロントページの続き （７２）発明者　ラン、デヴイッド アメリカ合衆国　プラウエア　１９８０８　アランデル　フリント　ヒル　ロー ド　１１２５（７２）発明者　チェン、ハオ　エイ アメリカ合衆国　ペンシルヴアニア １９３４２　グレン　ミルズ　カーター　ウェイ５９ （７２）発明者　ジュツト、リチャード　イーアメリカ合衆国　ニューシャーシ ー ０８０９８　ウッズタウン　（番地なし）　ヒルフレスト　ガーデン　アパート メンツ（７２）発明者　ジョスリン、リチャード　ディアメリカ合衆国　ニュー シャーシー ０８０２７−１４０１　ギップズタウン　サウスホーム　アヴエニュ　２９

Claims (52)

【特許請求の範囲】
1. １．弾性面仕上げ材であり、前記弾性面仕上げ材は、（ａ）弾性支持面；および （ｂ）前記弾性支持面に付着した弾性摩耗面とからなり、前記弾性摩耗面は、下 張り摩耗層ベースコートと前記摩耗層ベースコートに付着した上張り摩耗層トッ プコートとからなり、 前記摩耗層ベースコートは、柔軟性を有し、熱硬化性の重合した組成物からなり 、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの下張り基板 に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチのマンドレル直径 のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり、前記摩耗層トップコー トは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて、熱硬化性のＵ Ｖ硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高い ガラス転移温度を有する、弾性面仕上げ材。
2. ２．摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートを合わせた乾燥フィルム厚さは、 少なくとも０．８ミルである、請求項１に記載の弾性面仕上げ材。
3. ３．前記摩耗層ベースコートが、ＵＶ硬化可能なアクリルモノマーのブレンド、 または、ＵＶ硬化可能なアクリレートおよびウレタンモノマーのブレンドである 、請求項２に記載の弾性面仕上げ材。
4. ４．前記摩耗層ベースコートが、５０℃以下のガラス転移温度を有し、７％以上 の伸び切断性を示し、２２００ｐｓｉ以下の引っ張り強度を有する、請求項３に 記載の弾性面仕上げ材。
5. ５．前記摩耗層ベースコートが、７％以上の伸び切断性を示し、３６０ｐｓｉ以 上の引っ張り強度を有する、請求項３に記載の弾性面仕上げ材。
6. ６．前記摩耗層トップコートが、少なくとも６７℃のガラス転移温度を有する、 請求項２に記載の弾性面仕上げ材。
7. ７．前記摩耗層トップコートが、少なくとも２％の伸び切断性を有する、請求項 ６に記載の弾性面仕上げ材。
8. ８．前記摩耗層トップコートが、少なくとも３５００ｐｓｉ以上の引っ張り強度 を有する、請求項６に記載の弾性面仕上げ材。
9. ９．前記摩耗層トップコートが、少なくとも２％の伸び切断性を示し、少なくと も３５００ｐｓ１以上の引っ張り強度を有する、請求項６に記載の弾性面仕上げ 材。
10. １０．前記摩耗層ベースコート組成物が、ＵＶ硬化可能なアクリルポリマーまた はＵＶ硬化可能なアクリレートポリマー以外の、交差結合したビニルポリマーま たは交差結合したウレタンポリマーからなる、請求項２に記載の弾性面仕上げ材 。
11. １１．摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートは、互いに交差結合している、 請求項２に記載の弾性面仕上げ材。
12. １２．摩耗層ベースコートは、柔軟性のある８０ミルの下張り基板に、１．０ミ ルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、０．５インチのマンドレル直径のマンド レル曲げテストに通過する、請求項２に記載の弾性面仕上げ材。
13. １３．摩耗層ベースコートは、柔軟性のある８０ミルの下張り基板に、１．０ミ ルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、０．２５インチのマンドレル直径のマン ドレル曲げテストに通過する、請求項１２に記載の弾性面仕上げ材。
14. １４．前記摩耗層ベースコートに付着して下張りとなるのは、ポリ（塩化ビニル ）からなる第１摩耗層である、請求項２に記載の弾性面仕上げ材。
15. １５．前記第１摩耗層に付着して下張りとなるのは、発泡層である、請求項１４ に記載の弾性面仕上げ材。
16. １６．前記第１摩耗層に面する面上の発泡層の表面は、デザイン層を用いてプリ ントされている、請求項１５に記載の弾性面仕上げ材。
17. １７．前記発泡層に付着して下張りとなるのは、交差結合したビニル組成物また は繊維状シートからなる基板層である、請求項１５に記載の弾性面仕上げ材。
18. １８．弾性面仕上げ材であり、前記弾性面仕上げ材は、（ａ）ビニル樹脂および 重合して交差結合したモノマーからなる、発泡していない強化層からなる弾性支 持面；および（ｂ）前記弾性支持面に付着した弾性摩耗面とからなり、ただし、 前記強化層は、２つの発泡層の間に設けられていない、弾性面仕上げ材。
19. １９．前記ビニル樹脂は、ポリ（塩化ビニル）のホモポリマーまたはポリ（塩化 ビニル）のコポリマーである、請求項１８に記載の弾性面仕上げ材。
20. ２０．前記ビニル樹脂は、ポリ（塩化ビニル）のホモポリマーである、請求項１ ９に記載の弾性面仕上げ材。
21. ２１．前記重合して交差結合したモノマーは、モノ−、ジ−、トリ−またはテト ラ官能基のアクリレートまたはメタクリレートまたはこれらのブレンドである、 請求項１８に記載の弾性面仕上げ材。
22. ２２．前記重合して交差結合したモノマーは、トリメタクリル酸トリメチロール プロパンである、請求項２１に記載の弾性面仕上げ材。
23. ２３．前記ビニル樹脂は、ポリ（塩化ビニル）のホモポリマーまたはポリ（塩化 ビニル）のコポリマーであり、前記重合して交差結合したモノマーは、トリーま たはテトラ官能基のアクリレートまたはメタクリレートである、請求項１８に記 載の弾性面仕上げ材。
24. ２４．前記ビニル樹脂は、ポリ（塩化ビニル）のホモポリマーであり、前記重合 して交差結合したモノマーは、トリメタクリル酸トリメチロールプロパンである 、請求項２３に記載の弾性面仕上げ材。
25. ２５．強化層が、最外底層である、請求項１８に記載の弾性面仕上げ材。
26. ２６．前記強化層に付着して上張りとなるのは、発泡層である、請求項１８に記 載の弾性面仕上げ材。
27. ２７．前記摩耗層に面する面上の前記発泡層の表面は、デザイン層を用いてプリ ントされている、請求項２６に記載の弾性面仕上げ材。
28. ２８．前記発泡層に付着して上張りとなるのは、前記摩耗面であり、ポリ（塩化 ビニル）の層からなる、請求項２６に記載の弾性面仕上げ材。
29. ２９．前記ポリ（塩化ビニル）の層に付着して上張りとなるのは、摩耗層ベース コートであり、前記摩耗層ベースコートは、柔軟性を有し、熱硬化性の重合した 組成物からなり、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミ ルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチの マンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性である、請求項 ２８に記載の弾性面仕上げ材。
30. ３０．前記強化層に付着して下張りとなるのは、交差結合したビニル組成物また は繊維状シートからなる基板層である、請求項２９に記載の弾性面仕上げ材。
31. ３１．弾性面仕上げ材であり、前記弾性面仕上げ材は、（ａ）ビニル樹脂および 重合して交差結合したモノマーからなる、発泡していない強化層からなる弾性支 持面；および（ｂ）前記弾性支持面に付着した弾性摩耗面とからなり、前記弾性 摩耗面は下張り摩耗層ベースコートと、前記摩耗層ベースコートに付着した上張 り摩耗層トップコートからなり、 ただし、前記強化層は、２つの発泡層の間に設けられておらず、前記摩耗層ベー スコートは、柔軟性を有し、柔軟な熱硬化性の重合した組成物からなり、その柔 軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの下張り基板に、１． ０ミルの公称乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチのマンドレル直径のマンド レル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり、前記摩耗層トップコートは、ア クリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて、熱硬化性のＵＶ硬化可 能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガラス転 移温度を有する、弾性面仕上げ材。
32. ３２．強化層は、最外底層である、請求項３１に記載の弾性面仕上げ材。
33. ３３．摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートは、互いに交差結合している、 請求項３１に記載の弾性面仕上げ材。
34. ３４．前記強化層に付着して上張りとなるのは、発泡層である、請求項３１に記 載の弾性面仕上げ材。
35. ３５．前記摩耗層に面する面上の前記発泡層の表面は、デザイン層を用いてプリ ントされている、請求項３４に記載の弾性面仕上げ材。
36. ３６．前記発泡層に付着して上張りとなり、前記摩耗層ベースコートに付着して 下張りとなるのは、ポリ（塩化ビニル）の層からなる、第１摩耗層である、請求 項３４に記載の弾性面仕上げ材。
37. ３７．前記強化層に付着して下張りとなるのは、交差結合していないビニル組成 物または繊維状シートからなる基板層である、請求項３６に記載の弾性面仕上げ 材。
38. ３８．前記摩耗面に面する面上の前記発泡層の表面に付着するのは、発泡してい ない、インレイタイプのポリ（塩化ビニル）層からなるデザイン層である、請求 項３４に記載の弾性面仕上げ材。
39. ３９．前記発泡していない、インレイタイプのポリ（塩化ビニル）層に付着して 上張りとなり、前記摩耗層ベースコートに付着して下張りとなるのは、ポリ（塩 化ビニル）層からなる第１摩耗層である、請求項３８に記載の弾性面仕上げ材。
40. ４０．弾性面仕上げ材を製造する方法であり、（ａ）弾性支持面を提供し； （ｂ）前記弾性支持面の上部に、摩耗面をのせて付着させ；（ｂ１）前記摩耗面 は、柔軟性で熱硬化性のポリマー組成物からなる摩耗層ベースコートをのせるこ とにより形成され、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フイルム厚さでのせた時、１インチ のマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベースコートの 上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコートは、ア クリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化可能 なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガラス転移 温度を有するものであり；（ｂ４）前記摩耗層トップコートを硬化させることか らなる、弾性面仕上げ材製造方法。
41. ４１．摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートの硬化は、紫外線照射によるも のである、請求項４０に記載の弾性面仕上げ材製造方法。
42. ４２．ステップ（ｂ）において、ステップ（ｂ１）の前に、ポリ（塩化ビニル） からなる第１摩耗層が、支持面の上部に付着され、摩耗層ベースコートの下部に 付着される、請求項４０に記載の弾性面仕上げ材製造方法。
43. ４３．弾性面仕上げ材を製造する方法であり、（ａ）弾性支持面を提供し； （ｂ）前記弾性支持面の上部に、摩耗面をのせて付着させ；（ｂ１）前記摩耗面 は、柔軟性で熱硬化性のポリマー組成物からなる摩耗層ベースコートをのせるこ とにより形成され、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フイルム厚さでのせた時、１インチ のマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）部分的に前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベース コートの上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコー トは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ 硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガ ラス転移温度を有するものであり；（ｂ４）完全に前記摩耗層ベースコートおよ び前記摩耗層トップコートを硬化させることからなる、弾性面仕上げ材製造方法 。
44. ４４．摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートの硬化は、紫外線照射によるも のである、請求項４３に記載の弾性面仕上げ材製造方法。
45. ４５．ステップ（ｂ）において、ステップ（ｂ１）の前に、ポリ（塩化ビニル） からなる第１摩耗層が、支持面の上部に付着され、摩耗層ベースコートの下部に 付着される、請求項４３に記載の弾性面仕上げ材製造方法。
46. ４６．摩耗層ベースコートと摩耗層トップコートの硬化が、摩耗層ベースコート と摩耗層トップコートを共に交差結合するものである、請求項４３に記載の弾性 面仕上げ材製造方法。
47. ４７．弾性面仕上げ材の製造方法であり、（ａ）ビニル樹脂および重合して交差 結合したモノマーからなる発泡していない強化層を硬化させることからなる、弾 性支持面を提供し；（ｂ）前記弾性支持面に付着した弾性摩耗面を提供すること からなり、ただし、前記強化層は、２つの発泡層の間には設けられていないもの である、弾性面仕上げ材の製造方法。
48. ４８．前記摩耗面を提供することは、支持面にのせ、ポリ（塩化ビニル）の第１ 摩耗層を硬化し、次いで摩耗層ベースコートを第１摩耗層に適用し、摩耗層ベー スコートを硬化させることからなり、前記摩耗層ベースコートは、柔軟性で熱硬 化性のポリマー組成物からなり、その柔軟性とは、摩耗層ベースコートを、柔軟 性のある８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称乾燥フイルム厚さでのせた 時、１インチのマンドレル直径のマンドレル曲げテストに通過するほどの柔軟性 である、請求項４７に記載の弾性面仕上げ材の製造方法。
49. ４９．弾性面仕上げ材の製造方法であり、（ａ）ビニル樹脂および重合して交差 結合したモノマーからなる発泡していない強化層を硬化させることからなる、弾 性支持面を提供し、ただし、前記強化層は、２つの発泡層の間には設けられてい ないものであり；および（ｂ）前記弾性支持面の上部に摩耗面をのせて、前記弾 性支持面に付着させ、（ｂ１）前記摩耗面は、柔軟性で熱硬化性のポリマー組成 物からなる摩耗層べースコートをのせることにより形成され、その柔軟性とは、 摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公 称乾燥フイルム厚さでのせた時、１インチのマンドレル直径のマンドレル曲げテ ストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベースコートの 上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコートは、ア クリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化可能 なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガラス転移 温度を有するものであり；（ｂ４）前記摩耗層トップコートを硬化させることか らなる、弾性面仕上げ材の製造方法。
50. ５０．弾性面仕上げ材の製造方法であり、（ａ）交差結合していないビニル組成 物または繊維状シートからなる基板層を提供し、基板層に付着させ、ビニル樹脂 および重合して交差結合したモノマーからなる発泡していない強化層を硬化させ ることからなる、弾性支持面を提供し、ただし、前記強化層は、２つの発泡層の 間には設けられていないものであり、および強化層に付着した発泡層を提供し； および（ｂ）前記弾性支持面の上部に、ポリ（塩化ビニル）からなる第１摩耗層 をのせて、前記弾性支持面に付着させ、 前記第１摩耗層の上部に摩耗層ベースコートをのせて付着させ、この摩耗層ベー スコートは、柔軟性で熱硬化性のポリマー組成物からなり、その柔軟性とは、摩 耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称 乾燥フィルム厚さでのせた時、１インチのマンドレル直径のマンドレル曲げテス トに通過するほどの柔軟性であり； 前記摩耗層ベースコートを硬化し； 前記摩耗層ベースコートの上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記 摩耗層トップコートは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬く て熱硬化性のＵＶ硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５ ０℃よりも高いガラス転移温度を有するものであり；前記摩耗層トップコートを 硬化させることからなる、弾性面仕上げ材の製造方法。
51. ５１．弾性面仕上げ材の製造方法であり、（ａ）ビニル樹脂および重合して交差 結合したモノマーからなる発泡していない強化層を硬化させることからなる、弾 性支持面を提供し、ただし、前記強化層は、２つの発泡層の間には設けられてい ないものであり；および（ｂ）前記弾性支持面の上部に摩耗面をのせて、前記弾 性支持面に付着させ、（ｂ１）前記摩耗面は、柔軟性で熱硬化性のポリマー組成 物からなる摩耗層ベースコートをのせることにより形成され、その柔軟性とは、 摩耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公 称乾燥フイルム厚さでのせた時、１インチのマンドレル直径のマンドレル曲げテ ストに通過するほどの柔軟性であり； （ｂ２）部分的に前記摩耗層ベースコートを硬化し；（ｂ３）前記摩耗層ベース コートの上部に、摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコー トは、アクリルモノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ 硬化可能なブレンドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガ ラス転移温度を有するものであり；（ｂ４）完全に前記摩耗層ベースコートと前 記摩耗層トップコートを硬化させることからなる、弾性面仕上げ材の製造方法。
52. ５２．弾性面仕上げ材の製造方法であり、（ａ）交差結合していないビニル組成 物または繊維状シートからなる基板層を提供し、強化層を基板層に付着させ、ビ ニル樹脂および重合して交差結合したモノマーからなる発泡していない強化層を 硬化させることからなる、弾性支持面を提供し、ただし、前記強化層は、２つの 発泡層の間には設けられていないものであり、および強化層に付着した発泡層を 提供し；および（ｂ）前記弾性支持面の上部に、ポリ（塩化ビニル）からなる第 １摩耗面をのせて、前記弾性支持面に付着させ； 前記第１摩耗層の上部に摩耗層ベースコートをのせて付着させ、この摩耗層ベー スコートは、柔軟性で熱硬化性のポリマー組成物からなり、その柔軟性とは、摩 耗層ベースコートを、柔軟性のある８０ミルの下張り基板に、１．０ミルの公称 乾燥フイルム厚さでのせた時、１インチのマンドレル直径のマンドレル曲げテス トに通過するほどの柔軟性であり； 部分的に前記摩耗層ベースコートを硬化し；前記摩耗層ベースコートの上部に、 摩耗層トップコートをのせて付着させ、前記摩耗層トップコートは、アクリルモ ノマーまたはアクリレートモノマーの、硬くて熱硬化性のＵＶ硬化可能なブレン ドからなり、前記摩耗層トップコートは、５０℃よりも高いガラス転移温度を有 するものであり；前記摩耗層ベースコートと前記摩耗層トップコートとを完全に 硬化させることからなる、弾性面仕上げ材の製造方法。