JP4522805B2 - 化粧板の製造方法 - Google Patents

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本発明は、家具やキャビネット、テーブル、机などの表面装飾用材料として用いられる化粧板、あるいは、キッチン棚板や食器棚板等の水平表面装飾用材料として用いられる化粧板の製造方法に関し、特に耐汚染性や耐摩耗性等の表面物性に優れると共に曲げ適性や切削ないし切断時の耐欠損性に優れ、かつ、経時的に変色することがなく、環境に対しても優しい化粧板の製造方法に関するものである。
従来から、家具やキャビネット、テーブル、机などの表面装飾用材料として、耐汚染性、耐摩耗・耐擦傷性、硬度等の表面物性において優れるために、メラミン樹脂化粧板が広く使用されている。このメラミン樹脂化粧板は、メラミン樹脂が含浸されたオーバーレイ紙やチタン紙等に印刷が施された化粧シートとメラミン樹脂が含浸されたパターン紙とクラフト紙等の厚紙にフェノール樹脂を含浸させた複数枚のコア紙とを積層し、熱と圧とでプレス成形することにより一体となしたものである。このようなメラミン樹脂化粧板は、上記したように表面物性に優れる反面、硬いために、小さい曲率(小さい半径)の曲げ加工ができないという問題や、特に冬場において切削ないし切断時に欠損し易いという問題があり、これら問題を解決するメラミン樹脂化粧板が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示されたメラミン樹脂化粧板は、コア紙に含浸させるフェノール樹脂に超微粒子状無水シリカを配合することにより可撓性を持たせ、硬度と曲げ適性の両性能を備えるようにしたものである。
しかしながら、特許文献1に開示されたメラミン樹脂化粧板は、メラミン樹脂やフェノール樹脂を用いることに変わりはなく、経時的に日光等の光で黄変するという問題、また、メラミン樹脂やフェノール樹脂はホルムアルデヒドを放散する虞があるという環境問題、さらに、メラミン樹脂化粧板を用いた家具やキャビネット、テーブル、机等の製品は、埋め立て処理しなければならないという産廃処理の問題、また、前記メラミン樹脂化粧板は、通常は、木質や鋼板等の基材と貼合されて家具やキャビネット、テーブル、机等となるが、この貼合時に前記基材との接着性を考慮して前記メラミン樹脂化粧板の裏面にサンダー処理を施さねばならないという問題があり、これらの問題がなく、また、硬度を有すると共に小さい曲率(小さい半径)の曲げ加工性に優れた化粧板が要望されていた。
特開2001−270060号公報
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、耐汚染性、耐摩耗・耐擦傷性等の表面物性において優れることはもとより、曲げ適性に優れ、かつ、経時的に変色することがなく、環境に対しても優しく、また、分別回収することができる化粧板を提供することである。
本発明者は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明の化粧板の製造方法は、予め紙系基材の一方の面の表層に電子線を照射して硬化させた電離放射線硬化型樹脂からなる表面保護層を設けた化粧シート、および、坪量が80〜500g/m 2 の含浸基材に該含浸基材の重量に対して少なくともジアリルフタレート樹脂を含む樹脂を30重量%以上150重量%以下で含浸させると共に乾燥して第1樹脂含浸紙、および、坪量が20〜500g/m 2 の含浸基材に該含浸基材の重量に対して少なくともジアリルフタレート樹脂を含む樹脂を5重量%以上30重量%未満で含浸させると共に乾燥して第2樹脂含浸紙をそれぞれ作製した後、前記化粧シートと前記第1樹脂含浸紙と前記第2樹脂含浸紙とを前記化粧シートの表面保護層を表出させて順に積層して一体成形することを特徴とするものである。
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の化粧板の製造方法において、前記紙系基材がラテックス含浸紙であることを特徴とするものである。
本発明の製造方法で製造された化粧板は、耐汚染性、耐摩耗性・耐擦傷性等の表面物性において優れ、曲げ適性に優れ、かつ、経時的に変色することがなく、環境に対しても優しく、また、分別回収することができるという効果を奏し、また、木質や鋼板等の基材と貼合されて家具やキャビネット、テーブル、机等とする際に、前記基材との貼合面をサンダー処理する必要がないという効果を奏するものである。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳しく説明する。
図1は本発明にかかる化粧板の一実施例の層構成を図解的に示す図であって、化粧板1は紙系基材20の一方の面にベタ柄印刷層21、絵柄印刷層22を順に印刷形成し、さらに前記絵柄印刷層22側の面全面に電離放射線硬化型樹脂からなる表面保護層23を形成した化粧シート2とジアリルフタレート樹脂を含浸基材に含浸させた第1樹脂含浸紙3と前記第1樹脂含浸紙3よりも相対的にジアリルフタレート樹脂の含浸量が少ない第2樹脂含浸紙4とを順に前記化粧シート2の前記表面保護層23が表出するように一体成形したものである。なお、一体成形条件としては、たとえば、温度130〜160℃、圧力7〜40kg/cm2、加圧時間20秒〜20分程度である。
次に、前記化粧シート2を構成する諸材料について説明する。まず、前記紙系基材20としては、薄葉紙、クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石膏ボード紙、上質紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙、和紙、あるいは、紙間強化紙等を挙げることができるが、鉛筆硬度、耐衝撃性、耐煮沸性等を考慮すると、アクリロニトリルブタジエンゴム系、スチレンブタジエンゴム系等のラテックス含浸紙が好ましく、その坪量としては20〜100g/m2が適当である。
また、前記ベタ柄印刷層21および前記絵柄印刷層22としては、グラビア印刷法、オフセット印刷法、シルクスクリーン印刷法等の周知の印刷法でインキを用いて形成することができる。前記絵柄印刷層22としては、たとえば、木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何学模様、文字、記号、線画、各種抽象模様柄であり、前記ベタ柄印刷層21としては隠蔽性を有する着色インキでベタ印刷したものである。なお、前記ベタ柄印刷層21および前記絵柄印刷層22は、いずれか一方であってもよいものである。
また、前記ベタ柄印刷層21および前記絵柄印刷層22を形成するインキとしては、ビヒクルとして塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールとからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド樹脂等を1種ないし2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものを用いることができ、環境問題を考慮すると、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等の1種ないし2種以上混合した非塩素系のビヒクルが適当である。
次に、前記第1樹脂含浸紙3と前記第2樹脂含浸紙4について説明する。まず、前記第1樹脂含浸紙3および前記第2樹脂含浸紙としては、含浸基材にDAP樹脂を含浸させたものである。前記第1樹脂含浸紙3の前記含浸基材としては、たとえば、薄葉紙、クラフト紙、チタン紙等の紙基材や綿布、あるいは、各種素材からなる織布や不織布等の布基材を挙げることができ、その坪量としては80〜500g/m2であり、好ましくは150〜300g/m2である。80g/m2未満では、鉛筆硬度および落下等の耐衝撃性が低下する虞があり、500g/m2超では、曲げ適性が悪くなる。前記第1樹脂含浸紙3の含浸量(割合)としては、含浸基材の重量に対して30重量%以上150重量%以下であり、好ましくは60重量%以上130重量%以下である。前記DAP樹脂の含浸量(割合)が30重量%未満では、化粧板1の硬度が低下し、150重量%超では、曲げ適性が悪くなる。
次に、前記第2樹脂含浸紙4の前記含浸基材としては、前記第1樹脂含浸紙3と同じ材料を用いることができ、その坪量としては20〜500g/m2、好ましくは40〜300g/m2である。この第2樹脂含浸紙4を設ける理由としては、家具やキャビネット、テーブル、机等とする際に、木質や鋼板等の基材と貼合される際の木質や鋼板等の基材の不陸性の改善、廃棄処分する際の木質や鋼板等の基材と容易に分離して分別回収性を高める、あるいは、木質や鋼板等の基材と貼合する際の前記基材との貼合面のサンダー処理の排除等を目的として設けるものであり、20g/m2未満では容易に分離することができない虞があり、500g/m2超ではコストに対する改善効果が望めない。前記第2樹脂含浸紙4の含浸量(割合)としては、含浸基材の重量に対して5重量%以上30重量%未満、好ましくは5重量%以上20重量%以下である。含浸量(割合)が5重量%未満では、耐煮沸性に劣り、30重量%以上では曲げ適性に悪い影響を与える虞がある。
前記DAP樹脂としては、ジアリルテレフタレートモノマー、ジアリルオルソフタレートモノマー、ジアリルテレフタレートプレポリマー、ジアリルオルソフタレートプレポリマー等のジアリルフタレートモノマーあるいはプレポリマーの1種ないし2種以上、または前記ジアリルフタレートモノマーあるいはプレポリマーの1種ないし2種以上と不飽和ポリエステルとの混合物、さらにはアクリレートを添加した混合物を挙げることができる。また、前記DAP樹脂には、たとえば、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエイト、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド等の周知の過酸化物系硬化剤、あるいは、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルブチルニトロニトリル、2,2’−アゾビス−2−2,4−ジメチルバレロニトリル等の周知のアゾ系硬化剤が添加される。また、必要に応じて硬化促進剤、硬化抑制剤、内部離型剤、光開始剤、充填剤等を添加してもよいものである。また、前記含浸基材に前記DAP樹脂を含浸させる方法としては、溶液化した前記DAP樹脂を浸漬法やロールコート法、グラビアコート法等の周知の両面ないし片面塗布により含浸させると共に乾燥させればよいものである。
次に、前記表面保護層23を形成する電離放射線硬化型樹脂について説明する。電離放射線硬化型樹脂としては、分子中に、(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ基等のラジカル重合性不飽和基、またはエポキシ基等のカチオン重合性官能基を有する単量体、プレポリマーまたはポリマーからなる。これら単量体、プレポリマーまたはポリマーは、単体で用いるか、あるいは、複数種混合して用いる。なお、本明細書で(メタ)アクリレートとは、アクリレートないしメタアクリレートの意味で用いる。また、電離放射線とは、電磁波ないし荷電粒子線のうち分子を重合あるいは架橋し得るエネルギー量子を有するものを意味し、通常は紫外線ないし電子線である。
ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリマーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メタ)アクリレート、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。このプレポリマーは、通常、分子量が10000程度以下のものが用いられる。分子量が10000を超えると硬化した樹脂層の耐擦傷性、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱性等の表面物性が不足する。上記のアクリレートとメタアクリレートとは共用し得るが、電離放射線での架橋硬化速度という点ではアクリレートの方が速いため、高速度、短時間で能率よく硬化させるという目的ではアクリレートの方が有利である。
カチオン重合性官能基を有するプレポリマーとしては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂等のエポキシ系樹脂、脂肪族系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル、ウレタン系ビニルエーテル、エステル系ビニルエーテル等のビニルエーテル系樹脂、環状エーテル化合物、スピロ化合物等のプレポリマーが挙げられる。
ラジカル重合性不飽和基を有する単量体の例としては、(メタ)アクリレート化合物の単官能単量体として、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシブチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2エチルヘキシル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジベンジルアミノエチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、メトキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルハイドロゲンテレフタレート等が挙げられる。
また、ラジカル重合性不飽和基を有する多官能単量体として、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノール−A−ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセリンポリエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、トリス(メタ)アクリロイルオキシエチルフォスフェート等が挙げられる。
カチオン重合性官能基を有する単量体は、上記カチオン重合性官能基を有するプレポリマーの単量体を用いることができる。
上記した電離放射線硬化型樹脂を、紫外線を照射することにより硬化させる場合には、増感剤として光重合開始剤を添加する。ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合の光重合開始剤は、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベンゾイン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、ミヒラーケトン、ジフェニルサルファイド、ジベンジルジサルファイド、ジエチルオキサイト、トリフェニルビイミダゾール、イソプロピル−N,N−ジメチルアミノベンゾエート等を単独ないし混合して用いることができる。また、カチオン重合性官能基を有する樹脂系の場合は、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル、フリールオキシキソニウムジアリルヨードシル塩等を単独ないし混合物として用いることができる。なお、これら光重合開始剤の添加量は、一般に、電離放射線硬化型樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部程度である。前記表面保護層23の形成方法としては、前記した電離放射線硬化型樹脂を溶液化し、グラビアコート法やロールコート法等の周知の塗布方法で前記紙系基材20の所定の面に塗布することにより形成することができる。塗布量としては、固形分として概ね5〜200g/m2が適当であり、好ましくは10〜30g/m2である。
次に、電離放射線硬化型樹脂からなる前記表面保護層23に、一層の耐擦傷性や耐摩耗性を付与する場合には、図示はしないが、酸化アルミニウム、炭化珪素、二酸化珪素、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウム、マグネシウムパイロボレート、酸化亜鉛、窒化珪素、酸化ジルコニウム、酸化クロム、酸化鉄、窒化硼素、ダイヤモンド、金剛砂、黒鉛等の無機粒子、あるいは、架橋アクリル等の合成樹脂からなるビーズなどの有機粒子等の微粒子を添加した電離放射線硬化型樹脂を用いて前記表面保護層23を形成すればよいものである。前記微粒子は微粒子表面に突起や角のあるものでもよいが、突起や角のない真球状、楕円上、あるいは、これらに近い形状が加工適性の点から、また、食器等を摩耗させない点等から好ましい。前記微粒子の平均粒子径としては、前記表面保護層23の塗膜厚さにより選択して用いる必要があるが、基本的には前記微粒子が前記表面保護層23から一部表出するように選択すべきであり、通常、平均粒径としては5〜100μm程度のものである。また、前記微粒子の電離放射線硬化型樹脂100重量部に対する割合は1〜50重量部、好ましくは5〜20重量部である。
また、図示はしないが、前記紙系基材20と前記ベタ柄印刷層21との間、あるいは、前記ベタ柄印刷層21および前記絵柄印刷層22と前記表面保護層23との間にプライマー層を設けて接着強度を向上させるなり、あるいは、前記ベタ柄印刷層21および前記絵柄印刷層22の表面保護をするなりして高レベルの要求に応える仕様としてもよいものである。
前記プライマー層としては、(i)アクリル樹脂とウレタン樹脂との共重合体と、(ii)イソシアネートとからなる樹脂で形成されたものである。すなわち、(i)のアクリル樹脂とウレタン樹脂との共重合体は、末端に水酸基を有するアクリル重合体成分(成分A)、両末端に水酸基を有するポリエステルポリオール成分(成分B)、ジイソシアネート成分(成分C)を配合して反応させてプレポリマーとなし、該プレポリマーにさらにジアミンなどの鎖延長剤(成分D)を添加して鎖延長することで得られるものである。この反応によりポリエステルウレタンが形成されると共にアクリル重合体成分が分子中に導入され、末端に水酸基を有するアクリル−ポリエステルウレタン共重合体が形成される。このアクリル−ポリエステルウレタン共重合体の末端の水酸基を(ii)のイソシアネートと反応させて硬化させたものが前記プライマー層である。
前記成分Aは、末端に水酸基を有する直鎖状のアクリル酸エステル重合体が用いられる。具体的には、末端に水酸基を有する直鎖状のポリメチルメタクリレート(PMMA)が耐候性(特に光劣化に対する特性)に優れ、ウレタンと共重合させて相溶化するのが容易である点から好ましい。前記成分Aは、共重合体においてアクリル樹脂成分となるものであり、分子量5000〜7000(重量平均分子量)のものが耐候性、接着性が特に良好であるために好ましく用いられる。また、前記成分Aは、両末端に水酸基を有するもののみを用いてもよいが、片末端に共役二重結合が残っているものを上記の両末端に水酸基を有するものと混合して用いてもよいものである。共役二重結合が残っているアクリル重合体を混合することにより、前記プライマー層と接する層、たとえば、前記表面保護層23の電離放射線硬化型樹脂とアクリル重合体の共役二重結合が反応するために電離放射線硬化型樹脂との間の接着性を向上させることができる。
前記成分Aは、末端に水酸基を有する直鎖状のアクリル酸エステル重合体が用いられる。具体的には、末端に水酸基を有する直鎖状のポリメチルメタクリレート(PMMA)が耐候性(特に光劣化に対する特性)に優れ、ウレタンと共重合させて相溶化するのが容易である点から好ましい。前記成分Aは、共重合体においてアクリル樹脂成分となるものであり、分子量5000〜7000(重量平均分子量)のものが耐候性、接着性が特に良好であるために好ましく用いられる。また、前記成分Aは、両末端に水酸基を有するもののみを用いてもよいが、片末端に共役二重結合が残っているものを上記の両末端に水酸基を有するものと混合して用いてもよいものである。共役二重結合が残っているアクリル重合体を混合することにより、前記プライマー層と接する層、たとえば、前記表面保護層23の電離放射線硬化型樹脂とアクリル重合体の共役二重結合が反応するために電離放射線硬化型樹脂との間の接着性を向上させることができる。
前記成分Bは、ジイソシアネートと反応してポリエステルウレタンを形成し、共重合体においてウレタン樹脂成分を構成するものである。前記成分Bは、両末端に水酸基を有するポリエステルジオールが用いられる。このポリエステルジオールとしては、芳香族ないしスピロ環骨格を有するジオール化合物とラクトン化合物ないしその誘導体、またはエポキシ化合物との付加反応生成物、二塩基酸とジオールとの縮合生成物、および、環状エステル化合物から誘導されるポリエステル化合物等を挙げることができる。上記ジオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、メチルペンテンジオール等の短鎖ジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族短鎖ジオール等を挙げることができる。また、上記二塩基酸としては、アジピン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等を挙げることができる。ポリエステルポリオールとして好ましいのは、酸成分としてアジピン酸ないしアジピン酸とテレフタル酸の混合物、特にアジピン酸が好ましく、ジオール成分として3−メチルペンタンジオールおよび1,4−シクロヘキサンジメタノールを用いたアジペート系ポリエステルである。
前記プライマー層において、前記成分Bと前記成分Cとが反応して形成されるウレタン樹脂成分は、前記プライマー層に柔軟性を与え、前記紙系基材20や前記ベタ柄印刷層21および前記絵柄印刷層22との接着性に寄与する。また、アクリル重合体からなるアクリル樹脂成分は、前記プライマー層において耐候性および耐ブロッキング性に寄与する。ウレタン樹脂において、前記成分Bの分子量は前記プライマー層に柔軟性を十分に発揮可能なウレタン樹脂が得られる範囲であればよく、アジピン酸ないしアジピン酸とテレフタル酸の混合物と、3−メチルペンタンジオールおよび1,4−シクロヘキサンジメタノールからなるポリエステルジオールの場合、500〜5000(重量平均分子量)が好ましい。
前記成分Cは、1分子中に2個のイソシアネート基を有する脂肪族ないし脂環族のジイソシアネート化合物が用いられる。このジイソシアネートとしては、たとえば、テトラ目チレンジイソシアネート、2,2,4(2,4,4)−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、1,4’−シクロヘキシルジイソシアネート等を挙げることができる。ジイソシアネート成分としては、イソホロンジイソシアネートが物性およびコストが優れる点で好ましい。上記の成分A〜Cを反応させる場合のアクリル重合体、ポリエステルポリオールおよび後述する鎖延長剤の合計の水酸基(アミノ基の場合もある)と、イソシアネート基の当量比はイソシアネート基が過剰となるようにする。
上記の三成分A、B、Cを60〜120℃で2〜10時間程度反応させると、ジイソシアネートのイソシアネート基がポリエステルポリオール末端の水酸基と反応してポリエステルウレタン樹脂成分が形成されると共にアクリル重合体末端の水酸基にジイソシアネートが付加した化合物も混在し、過剰のイソシアネート基および水酸基が残存した状態のプレポリマーが形成される。このプレポリマーに鎖延長剤として、たとえば、イソホロンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のジアミンを加えてイソシアネート基を前記鎖延長剤と反応させ、鎖延長することでアクリル重合体成分がポリエステルウレタンの分子中に導入され、末端に水酸基を有する(i)のアクリル−ポリエステルウレタン共重合体を得ることができる。
(i)のアクリル−ポリエステルウレタン共重合体に、(ii)のイソシアネートを加えると共に、塗布法、乾燥後の塗布量を考慮して必要な粘度に調節した塗布液となし、グラビアコート法、ロールコート法等の周知の塗布法で塗布することにより前記プライマー層を形成することができる。プライマー層の乾燥後の塗布量としては、1〜20g/m2であり、好ましくは1〜5g/m2である。また、このプライマー層は、必要に応じてシリカ粉末などの充填剤、光安定剤、着色剤等の添加剤を添加した層としてもよいものである。また、(ii)のイソシアネートとしては、(i)のアクリル−ポリエステルウレタン共重合体の水酸基と反応して架橋硬化させることが可能なものであればよく、たとえば、2価以上の脂肪族ないし芳香族イソシアネートが使用でき、特に熱変色防止、耐候性の点から脂肪族イソシアネートが望ましい。具体的には、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートの単量体、または、これらの2量体、3量体などの多量体、あるいは、これらのイソシアネートをポリオールに付加した誘導体(アダクト体)のようなポリイソシアネートなどを挙げることができる。
なお、今までは、表層に表面保護層23を設けた化粧シートということで説明してきたが、本発明の化粧板はこれに限ることはなく、たとえば、図1において、前記ベタ柄印刷層21および前記絵柄印刷層22を設けた化粧シートと第1樹脂含浸紙と第2樹脂含浸紙とを一体成形した後に前記表面保護層23を設けるように構成してもよいものである。
次に、本発明について、以下に実施例を挙げてさらに詳しく説明する。
[第1樹脂含浸紙の作製]
140g/m2の未晒しクラフト紙を含浸機にて表1に示す樹脂配合液により含浸処理を施すと共に80℃で10分間乾燥して、含浸量が140g/m2(含浸割合が100重量%)の樹脂含浸紙を得た。
[第2樹脂含浸紙]
140g/m2の未晒しクラフト紙を含浸機にて表1に示す樹脂配合液により含浸処理を施すと共に80℃で10分間乾燥して、含浸量が14g/m2(含浸割合が10重量%)の樹脂含浸紙を得た。
60g/m2のラテックス含浸紙〔(株)興人製:GF−60(商品名)〕の一方の面に、酢酸セルロース系印刷インキで木目柄を印刷し、その後に電離放射線硬化型樹脂〔ザ・インクテック(株)製:EB−20(商品名)〕をロールコート法で塗布・乾燥して後に電子線(175KeV、5Mrad)を照射して固形分が10g/m2の表面保護層を形成した化粧シートを作製した。
50g/m2の未晒しクラフト紙〔(株)興人製:〕の一方の面に、酢酸セルロース系印刷インキで木目柄を印刷し、その後に電離放射線硬化型樹脂〔ザ・インクテック(株)製:EB−20(商品名)〕をロールコート法で塗布・乾燥して後に電子線(175KeV、5Mrad)を照射して固形分が10g/m2の表面保護層を形成した化粧シートを作製した。
上記で作製した実施例1、2の化粧シートと上記で作製した第1樹脂含浸紙と第2樹脂含浸紙とを前記化粧シートの表面保護層が表出するようにジュラルミン製の鏡面板で挟んで、プレス機で10分間プレス(140℃、10kg/cm2)すると共に冷却して実施例1、2の化粧シートに対応する実施例1、2の本発明の化粧板を得た。
[比較例1]
[メラミン樹脂含浸化粧紙の作製]
100g/m2のチタン紙の一方の面に、酢酸セルロース系印刷インキで木目柄を印刷し、その後に含浸機にてメラミン樹脂配合液〔メラミンに対するホルムアルデヒドのモル比1.7にて反応した粘度45cps/20℃の水溶性メラミン樹脂を水により粘度21cps/30℃に調整し、硬化触媒、内部離型剤、添加フィラー剤等を添加した液〕により含浸処理を施すと共に乾燥して、含浸割合が55重量%のメラミン樹脂含浸化粧紙を得た。
[フェノール含浸紙の作製]
145g/m2の未晒しクラフト紙を含浸機にてフェノール樹脂配合液〔フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比1.3にて反応した粘度38cps/20℃の水溶性レゾール型フェノール樹脂をメタノールにより粘度19cps/34℃に調整した液〕により含浸処理を施すと共に乾燥して、含浸割合が48重量%のフェノール樹脂含浸紙を得た。
[高圧メラミン樹脂化粧板の作製]
上記で作製したメラミン樹脂含浸化粧紙と上記で作製した5枚のフェノール含浸紙をジュラルミン製の鏡面板で挟んで、プレス機で60分間プレス(145℃、100kg/cm2)すると共に冷却して比較例とする高圧メラミン樹脂化粧板を得た。
上記で作製した実施例1、2の化粧板、および、比較例の高圧メラミン樹脂化粧板を下記評価方法で評価して、その結果を表2〜4に纏めて示した。
[評価方法]
※1)鉛筆硬度:ユニ鉛筆〔三菱鉛筆(株)製:商品名〕の先端を化粧板表面に当てて、1kgの荷重で45度の角度で化粧板表面を擦り、化粧板表面に傷が生じない硬度を評価し、その硬度を示した。
※2)曲げ加工適性:3mm(3R)、5mm(5R)、8mm(8R)、10mm(10R)の曲率からなるコーナー部をそれぞれ設けたパーティクルボードの表面(前記曲率を設けた側の面)に210℃に加熱溶融したエチレン−酢酸ビニル共重合体系ホットメルト接着剤〔(株)大響製:W−11(商品名)〕を塗布し、ポストフォーム機にて化粧板に曲げ加工を施すと共に貼合して台板を作製し、曲げ加工部においてクラックの発生しない最小の曲率(曲げ半径)を評価した。なお、実施例1、2の化粧板は第2樹脂含浸紙の表出面をサンダー処理することなく貼合し、比較例1の化粧板はフェノール含浸紙の表出面をサンダー処理してから貼合した。
※3)耐汚染性:油性の黒マジックインキ(商標名)を化粧板の表面に塗り、1分後に乾いた布でこれを拭き取ることができるか評価し、拭き取ることができれば良として○印で示し、拭き取ることができなければ不良として×印で示した。
※4)耐引掻き性:JIS K6902に準じて評価した。
※5)耐擦傷性:#0000のスチールウールで化粧板の表面を10往復擦り、艶の変化を目視で評価した。評価基準としては○印:艶変化がない状態、△印:僅かに艶変化がある状態、×印:艶変化が一目瞭然である状態である。
※6)耐光性:JIS K6902に準じて評価した。
※7)耐煮沸性:JIS K6902に準じて評価し、剥離の有無と艶変化の有無を目視で評価した。
※8)耐衝撃性:JIS K6902に準じ、900mmの落下高さから鋼球を化粧板に落下し、化粧面の割れ、ひびの発生の有無を評価すると共に、その際の凹み深さ(単位:mm)を測定した。
※9)分別性:曲げ加工適性時に作製した台板を用いて、曲げ加工部の端部から金ヘラにて剥離の可否を評価した。実施例1、2の化粧板を用いた台板はいずれも第2樹脂含浸紙の層間で容易に剥離することができたが、比較例1の化粧板を用いた台板は剥離することが困難であった。
表2〜4からも明らかなように、実施例1、2の化粧板は、比較例1の化粧板に比べて、曲げ加工適性、耐汚染性、耐擦傷性、耐光性、分別性において優れ、鉛筆硬度と耐引掻き性には劣るものの実用上は問題ないレベルの化粧板とすることができた。また、実施例1は実施例2に比べて、鉛筆硬度、耐衝撃製、耐煮沸性において優れた化粧板とするができた。これは、ラテックス含浸紙を用いることにより、紙繊維間の強度が薄葉紙、クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石膏ボード紙、上質紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙、和紙等の一般紙に比べて向上しているためと考えられる。そういう意味では、アクリルアミド、エポキシアミド等により紙間強度を強くした紙間強化紙を紙系基材として用いた場合についてもラテックス含浸紙と同様な効果を得ることができると推測される。
本発明にかかる化粧板の一実施例の層構成を図解的に示す図である。
符号の説明
1 化粧板
2 化粧シート
3 第1樹脂含浸紙
4 第2樹脂含浸紙
20 紙系基材
21 ベタ柄印刷層
22 絵柄印刷層
23 表面保護層

Claims (2)

  1. 予め紙系基材の一方の面の表層に電子線を照射して硬化させた電離放射線硬化型樹脂からなる表面保護層を設けた化粧シート、および、坪量が80〜500g/m2の含浸基材に該含浸基材の重量に対して少なくともジアリルフタレート樹脂を含む樹脂を30重量%以上150重量%以下で含浸させると共に乾燥して第1樹脂含浸紙、および、坪量が20〜500g/m2の含浸基材に該含浸基材の重量に対して少なくともジアリルフタレート樹脂を含む樹脂を5重量%以上30重量%未満で含浸させると共に乾燥して第2樹脂含浸紙をそれぞれ作製した後、前記化粧シートと前記第1樹脂含浸紙と前記第2樹脂含浸紙とを前記化粧シートの表面保護層を表出させて順に積層して一体成形することを特徴とする化粧板の製造方法。
  2. 前記紙系基材がラテックス含浸紙であることを特徴とする請求項1記載の化粧板の製造方法。
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