JPH06506687A - グリコシル化したプロドラック、その製法と用途 - Google Patents

グリコシル化したプロドラック、その製法と用途

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JPH06506687A JP4509828A JP50982892A JPH06506687A JP H06506687 A JPH06506687 A JP H06506687A JP 4509828 A JP4509828 A JP 4509828A JP 50982892 A JP50982892 A JP 50982892A JP H06506687 A JPH06506687 A JP H06506687A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
グリコジル化したプロドラック、その製法と用途この発明は、グリコジル化プロ ドラック、その製法及び、単独又は腫瘍特異性免疫酵素コンジュゲートと共に、 特に癌の治療への用途に関する。 より詳しくは、この発明は、特に腫瘍特異性免疫酵素コンジュゲートの作用で分 解できて、腫瘍細胞に対して活性な細胞毒性物質を与える修正アントラサイクリ ン類からなるプロドラックに関する。 治療剤としてプロドラックと酵素/モノクロナール抗体コンジュゲートとの組合 せが文献上知られている。一般に、特異組織に指向し、プロドラックを分解しつ る酵素と共有結合する問題の抗体が、最初に適当な動物、殊に人に注射され、そ の後ブク ロドラックが投与され酵素で活性化される。このプロドラックは、特 異組織にアンカーされた酵素/抗体コンジュゲートの作用により、その組織に細 胞障害効果を奏するサイトトキシンに変換される。 国際特許出願WO31101145(ユニバーシティ オブ イリノ嘗 イ フ ァンデーション名義)には、加水分解酵素で活性化できるプロドラックを記載さ れ、プロドラックの最適効率の5つのクライテリアを定義している。すなわち( 11腫瘍部位で放出される抗腫瘍剤の細胞毒レベルに対し、腫瘍部位で十分に活 性な酵素であること、(2)プロドラックは、腫瘍部位以外の部位で活性化され ないこと、(3)プロドラックは、生理条件下、腫瘍と結合した酵素の適当な基 質であること、(4)プロドラックは、非毒性か、活性化した抗腫瘍剤より十分 に毒性が低いこと、及び(5)活性物質は、短い生物学的半減期を有し、従って 、毒性が腫瘍に限定されること。 より詳しくは、前記特許出願は、抗腫瘍剤が、薬理学的に不活性であるが、腫瘍 部位に大量存在する酵素(特にプラスミンとプラスミノーゲン アクチベータ) で腫瘍の部位のみで選択的に活性化できるプロドラックに、その抗腫瘍剤を変換 するペプチドの添加によって腫瘍に特異的にすることができる旨記載している。 プロドラックのペプチド部分のアミノ酸シーケンスは、腫瘍の部位で抗腫瘍剤の 活性型が遊離できるように、プラスミン又はプラスノーゲンアクチベータのよう なプロテアーゼによって抗腫瘍剤部分から酵素的に分解しうるようなものである 。 加水分解酵素で活性化しつるプロドラックは、ペプチドと抗腫瘍剤とが、自己犠 牲コネクターを介して共有結合されている構造を育し、その分子構造が、自己犠 牲コネクターからペプチドの酵素分裂が、同時に抗腫瘍剤部分との結合の分裂を 起こすようなものである。 しかし、前記国際特許出願に記載のプロドラックは、腫瘍部位で、酵素特にプロ テアーゼの産生増加をきたす癌にのみ使用できる。同出願に開示のプロドラック を分裂しつる活性化酵素は、ヒトの癌に十分な量見出されていないので、そのプ ロドラックは、所望の選択毒性を与えない(K、O,BAGSHAIIE、 B r、J、Cancer、 1987.56.531)。 国際特許出願W O88107378(キャンサー リサーチ キャンペン テ クノロジー リミテッド名義)には、一方で酵素/抗体コンジュゲートと他方に 酵素で活性化できるプロドラックを含有する治療系を記載している。酵素/抗体 コンジュゲートの抗体が腫瘍特異抗体を認識し、酵素がプロドラックを細胞毒剤 に変換できるものである。 その出願は、細胞毒性剤が内因性酵素で早期放出されるのを防止するように、哺 乳動物以外の酵素を用いるのが好ましいと述べている。 さらに詳しくは、上記出願は、カルボキシペプチダーゼの存在下でナイトロゲン マスタードに変化しうるp−ビス−N=(2−クロロエチル)アミノベンジルグ ルタミン酸とその誘導体のような修正ナイトロゲンマスタードと末端アミノ基が アミノ酸の存在下でアミドに変化されるアンスラサイクリン類を記載している。 しかし、これらのプロドラックは、主要な欠点としてかなりの本質的な細胞毒性 を保持していることである。 また、ヨーロッパ特許出願第302473号は、2成分を含有し、腫瘍組織に局 在した酵素/抗体コンジュゲートがプロドラックを分裂し、細胞毒活性線質を与 える治療システムを記載している。より詳しくは、酵素/抗体コンジュゲートは 、アルカリホスホターゼ(AP)、ペニシリンVアミダーゼ(PVA)又はシト シンジアミダーゼ(CD)を含み、プロドラックとして、4゛ −ホスフエート エトボサイド及びその誘導体(又は7−(2−アミノエチル ホスフェート)マ イトマイシン)と、N−(p−ヒドロキシフェノキシアセチル)アドリアマイシ ン又は5−フルオロサイトシンと組合せて用いられる。 しかし、その出願に記載のシステムは、循環で早期にプロドラックを活性化でき る循環酵素、すなわちアルカリホスファターゼ、又は不耐性現象又は感作現象を 起しうる外因性酵素(PVA又はCD)の何れかを利用する欠点を有する。 国際特許出願W O90107929号(アクゾNV名義)は、活性化剤(プロ ドラックを薬理学的に活性な物質に変換しうるちの)とターゲット特異性物質の コンジュゲートを用いてプロドラックを動物の生体内で活性化するサイト特異性 方法を記述している。活性化剤は、特に、リゾチームのようなヒト由来の酵素で 、循環中に存在しないか又はごく少量存在するもので、かつその天然基質は循環 中に又は非ターゲット細胞の表面に存在しないものである。ターゲット特異性物 質は、殊にホスフェート特異性抗原に対する抗体である。特にプロドラックはア ンスラサイクリン又はグリコジル化部分上のカルボニルCpsでアミノ基により アンスラサイクリンに結合されるキチンオリゴマーで修正されたアンスラサイク リン(例えばドキソルビシン)からなる。 しかし、その国際特許出願で提案されたシステムはドキソルビシン自体ではなく 、その誘導体、Dox −(G i! cNAc) +又はDOx −(G I ! cNAc) zを放出する主な欠点があり、従ってこれは厳密な意味でプロ ドラックではない。一方、これらの誘導体に関しては、薬理学的及び毒性学的見 地での知見の蓄積を欠くものである。 上記のことから、従来技術のシステムの欠点は、次のことであることが明らかで ある。 l)酵素の選択について 一プロドラックの望まれない分解(循環酵素)、−腫瘍部位での大量の酵素の産 生にともなうプロドラックの分解、及び 一不耐性現象と感作現象を起こしつる外因性酵素の使用2)プロドラックの選択 について 一プロドラックの本質的細胞毒性 一薬理学的及び毒性効果が十分に知られていないアンスラサイクリン誘導体の産 生と 一酵素分解反応に立体的又は電子的干渉を起こす欠点を有する2つの区画(酵素 様基質と細胞毒剤)とのプロドラックの使用。 結果として、本出願人は、適当な酵素コンジュゲートの存在下で薬理学的に活性 な物質に変換しつるプロドラックを提供するもので、従来技術のプロドラックよ り良好な実際上のニーズに合致し、特にそれらは安定であり、酵素分解反応中に 立体的又は電子的干渉を生ぜず、かつ腫瘍の部位でのみ活性な細胞毒性物質を放 出するものである。 この発明は、下記式Iを有することで特徴付けられるアンスラサイクリングプロ ドラックに関する。 式中、R,、R,とR1は同−又は異なって、水素原子又はヒドロキシ基、R4 は水素原子、ヒドロキシ基又はメトキシ基、Rは基−Co CHs R” (R ’は水素原子、C,−Cεアルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、Q−アシ ル基又はアリール基)、R1とRoは同−又は異なって、水素原子又はヒドロキ シ基、R1は水素原子又はヒドロキシ基、R1は基−CHz OR*又は基−C OORs (R,はC3〜C,アルキル基又は水素原子)、R3゜とR11は水 素原子、アシル保護基又はアルキル基、RI!はヒドロキシ基、アミノ基、アミ ド基又は〇−アシル保護基、ベンシル−CH,は、グルコシル酸素のパラ又はオ ルト位であるのが好ましく、Yは、水素原子、又はニトロ、ハロゲン原子、基S O,X (XはCHs 、C@H,−CH、、NHt 、N−(C+−C,アル キル)、又はNH−C,−C4アルキル)、CN、アシル又はC00アルキルか らなる群から特に選択された少なくとも1つの電子吸引基及び/又は、0−アル キル、NHCO−アルキル、N(アルキル)CO−アルキル、S−アルキル又は アルキル基からなる群より選択された少なくとも1つの電子供与基である。 この発明の用語で、アシル基とアルキル基は、1〜6の炭素原子からなる基を意 味するものとして理解される。 この発明の1つの有利な具体例によれば、Yが1以上の電子吸引基のとき、グリ コジル酸素のオルト位及び/又はパラ位にあることが好ましく、Yが1以上の電 子供与基のときはメタ位にあるのが好ましい。 この発明によれば、ベンジルCH,がグリコジル酸素のオルト位にあるとき、Y はパラ位で、水素又は電子吸引基、及び/又はメタ位で水素又は電子供与基であ る。 これは、フェノール基が゛マスクされているアンスラサイクリンのパラ又はオル ト−ヒドロキシベンジルカルバメート誘導体となり、意外にも、グリコシダーゼ により及びグリコシダーゼ/ホスフェート−特異性リガンドコンジュゲートの両 者で薬理学的に活性な細胞毒性のアンスラサイクリンと炭水化物(ose)に分 解できる。 この発明の式■の化合物は、各種の異性体を含有する。 この発明による、3つの区分、すなわち、アンスラサイクリン、自己犠牲アーム (パラ又はオルトーヒド口キシベンジルカルバメート)と酵素基体(炭水化物) からなるアンスラサイクリン誘導体は、次の利点を有する。 −酵素/基質非認識の危険を防止する、−酵素分解反応中、立体的に又は電子的 干渉の問題が避けられる、 一糖のアミノ基と0−ヘテロサイド結合の間の結合は、酵素アタックされ、同時 にプロドラックの細胞毒性を減少するのに十分なかさの分子になる。 上記のように、有利なのは、中間アームは、ノくう又はオルト−ヒドロキシベン ジルカルバメートであるのが好ましく、3区画を有するプロドラックからの活性 のアンスラサイクリンの放出は、2つの工程(1)酵素加水分解速度と(2)自 己犠牲アームが酵素加水分解速度と分離速度の両方に重要な機能を演する限り、 実際に連結している自己犠牲アームの分離速度によって決まる。 それは次の武人による。 酵素 反応式A この発明の他の有利な具体例によると、式(I)の好ましし1化合物は、特に次 の基を含むものである。 Rt、RtとR1が水素原子、 R4がメトキシ基、 RsとR鳴がヒドロキシ基、 Rが一〇0CR1基又は−COCR,OH基、R7が水素原子又はヒドロキシ基 、 R1が−CH* OA c 、 −CHt OH、−COOM e又はC00H 基、 RoとRIIが同−又は異なって水素原子又はAc基、F2ttがヒドロキシ基 又はOAc基、前記のR1、R1,、RIIとRltは次の位置に存在するのが 好L2 かつYは水素原子、又はグリコジル酸素のバラ又はオルト位でのNOJ又はクロ ル原子及び/又はグリコジル酸素の一メタ位のOCR,基である。 この発明は、さらに、特にグリコキシダーゼで分解できる式Iの化合物の製法に 関し、この方法は、(1) 式A 〔Zはヒドロキシ基、0−トリアルキルシリル基又は基(R,、R1゜、R11 とR11は上記の定義と同じ)、R′は、水素原子または次の基の1つ ベンジル−CH,はフェノール基のバラ又はオルト位でなるのが好ましく、修飾 (グリコジル化又はシリル化)されていてもよい。Yは水素原子、又はニトロ基 、ハロゲン原子、基SO、X (XはCH,、C,H,−CHj、NH*、N− (c+−C4アルキル)1、NH−CI−C,アルキル、−CN、了シル及び− 〇〇〇−アルキルからなる群より特に選択された少なくとも1つの電子吸引基、 及び/又は0−アルキル、NH−CQ−アルキル、N(アルキル)CO−アルキ ル、S−アルキル及びアルキルからなる群より選択された少なくとも1つの電子 供与基〕 の誘導体と、式B (式中R1、R1、R1、R6、R3、R,、R7とRは上記の定義と同じ) のアンスラサイクリンとを、任意に適当なプロモータの存在下でカップリングさ せ、 (2)得られた化合物に存在する保護基を、特に加水分解、エステル交換又はケ ン化によって除去し、(3)Zがヒドロキシ基又は0−トリアルキルシリル基の 場合に、式1のアンスラサイクリンプロドラック(R+〜R,,,Rは前記と同 一意味)とするために、適当な場合に、次式の炭水化物と適宜縮合させる ことからなることを特徴とする。 Zが0−トリアルキルシリル基のとき、炭水化物との縮合前に、例えば、テトラ ブチルアンモニウムフルオライドで脱シリル化するのが有利である。 この方法の1つの育利な具体例は、式Aの化合物が式A1 (式中R1、R16、R,、R11、R′ とYは上記の定義と同じ)のグリコ ジル化ヒドロキシベンジル誘導体で、このものは、下記の反応式I、■、■、■ 、■、X、 XI、 XIV、 XVトXVl+::より、弐Bのアンスラサイ クリンとのカップリン後に、上記の式Iのアンスラサイクリングロドラックを与 える。 (以下余白、次頁に続く) 反応式■ 反応式■ 反応式■ 反丘)曵■(つづき) 反応式■ 反応式■ 反疋JスrV(つづき) 8b 反応式■ 反応式Wr この発明の宥和な具体例によれば、工程(11の前のグリコジル化p−ヒドロキ シベンジル誘導体は、(a)クレゾールと炭水化物又はバーアセチル メチル  グルクロネートとを縮合し、(b)生成物をベンジルブロム化し、(C)ブロム 化誘導体を溶媒分解し、(d)ヒドロキシ基をヒドロキシサクシンイミジル又は p−ニトロフェノキシカルボニル誘導体で活性化して得られる。 その方法の他の具体例によれば、式への化合物は式AI(式中R゛は上記と同一 意味、Zは0−ジメチルセキシルシリル基又は0−1−ブチルジメチルシリル基 )のシリル誘導体で、弐Bのアンスラサイクリンとのカップリング及び適当な炭 水化物との縮合により、反応(適当な炭水化物との縮合前のシリル化合物誘導体 について記載する)一式V、■に従って、上記の式Iのアンスラサイクリングロ ドラフクを与える。 (以下余白、次頁に続く) 反応烏引 この発明の方法を行う他のモードによれば、式Aの化合物が式A。 (式中R1、R4゜、R11% R1!とR゛は前記と同一意味、Yはバラ位で ニトロ基又はハロゲン原子、メタ位で水素原子又はメトキシ基)、 のグリコモル化O−ヒドロキシベンジル誘導体で、このものは、下記の反応式■ 、IX、 Xll、 Xll+に従って、弐Bのアンスラサイクリンとの縮合後 に、上記の式I(ベンジルCH,はグリコジル酸素に対しオルト位)のアンスラ サイクリングロドラックを与える。 (以下余白、次頁に続く) 固aり[11 この発明は、さらにこの発明によるアンスラサイクリンプロドラックと酵素/腫 瘍特異性抗体コンジュゲートすなわち式■、Ab−3p−E (式中Abは腫瘍に関連した抗原に対し特異性である抗体又はそのフラグメント の1つ又は腫瘍に蓄積する傾向のバイオモレキュール、例えばEGF (表皮細 胞成長因子)、α−TGF(α−形質転換成長因子)、PDGF (血小板由来 成長因子)、IC;FI+1 (インシュリン成長因子 1+I[)又はFCF a+b (線維芽細胞生成因子 a+b)、Eは、免疫性でないが、ごく低い免 疫原性のグリコキシダーゼ、好ましくは、α又はβ−グリコキシダーゼ、α−ガ ラクトシダーゼ、α又はβ−マンノシダーゼ、α−フコシダーゼ、N−アセチル ーα−ガラクトサミニダーゼ、N−アセチル−β又はN−アセチル−α−グリコ サミニダーゼ又はβ−グルクロニダーゼのような哺乳動物のグリコシダーゼ、S p(アーム)は式■又は■ X’(S)nY’ (I[) X’(S)ロ (■) (X’ 又はY′は一〇o R+i (N−サクシニミド)−又は−C(=R1 4)−CHI−CHl−(R11は−CHt CHt、1、 4−シクロへキシ リデン、1.3又は1. 4−フェニレン、メトキシカルボニル又はクロロ−1 ,4−フェニレン基、RI4は酸素原子又はNH基、Y゛はR14が上記定義と 同じとき、−C(=R14)−CHI −cHt 、nはl又は2〕のスルフィ ド又はジスルフィドを含有する基、とからなり、期間中同時に、別々に又は広が って、細胞増殖抑制治療に使用するプロドラックに関する。 この発明によれば、アンスラサイクリンプロドラックと酵素/抗体コンジュゲー トは、少なくとも1つの医薬的に受容な賦形剤と組合すことができる。 このような酵素/抗体コンジュゲートとしては、ドイツ特許願第3935016 9号(ベーリング名義)により詳しく記載されている。 酵素と抗体、抗体フラ グメント又はバイオモレキュールとのカップリングは文献記載の方法で行われる (A、 H,BLAIR。 この方法では、サクシニミジル N−マレイミド−アルキレン、−シクロアルキ リデン又は−アリレンー1−カーボネートを用いて酵素をそのアミノ基を介して 初期に官能化されることが含まれ、マレイミド基の二重結合と官能化された抗体 、抗体フラグメント又はバイオモレキュールのHS基が反応し、チオエーテル基 を生成する。 抗体/酵素コンジュゲートは、ヨーロッパ特許出願第141079号に記載のモ ノクロナール抗体、好ましくは抗体431/26.250/183.704/1 52と494/32を用いて作ることができる。 腫瘍に関連した抗原に対するこれらの抗体の特異性は、動物及びヒトで、免疫シ ンチグラフィーと免疫化学の方法で既に例証されている。 腫瘍特性酵素コンジュゲートは、同定された源から得られ、文献記載の方法で精 製される下記の酵素で作ることができる。 −ヒト肝臓からのα−ガラクトシダーゼ、DEAN、 K、G、 and 5W EELEY、 C,C,(1979)、 J、 Biol、 Chea+、、  254.994−1000ニーヒト肝臓からのβ−ゲルコニダーゼ、HO,K、 J、 (1985)、Bi。 chin、 Biophys、 Acta、 827.197−206:−ヒト 肝臓からのα−L−フコシダーゼ、DAWSON、 G、、 TSAY。 (1977)、 Arch、 BiocheIIl、 Biophys、、 1 84.12−23;−ヒト肝臓からのα−マンノシダーゼ、GRABOWSK[ 、G、A IKONNE、J、U、、 DESNICK、 R,J、 (198 0)、 Enzyme、 25.13−25−ヒト胎盤からのβ−マンノシダー ゼ、NOεSKE、 CMERSMANN。 G、(1983)、 Hoppe 5eylers Z、 Physiol、  Chea+、、 364.1645−1651; 一ヒト胃腸粘膜からのα−グルコシダーゼ、ASP、 N、G、、 GUDMA ND−HOEYER,E、、 CHR[ST[ANSEN、 P、M DAHL QUIST、 A、 (1974)。 5cand、 J、 Cl1n、 Lab、 Invest、、 33.、23 9−245;−ヒト肝臓からのβ−グルコシダーゼ、DAN I日LS、 L、 B、、 C0YLE P、J、、 CH[A、 Y、B、、 GLEN、 R, H,(1981)、 J、 Biol、 Chew、、 256、13004− 13013ニ ーヒト胎盤からのβ−グルコセレブロシダーゼ、FURBISHF、S、。 BLA[R,H,E、、 5HILOACH,J、、PENTCHEU、 P、 G、、 BRADY R,0,(1977)、 Proc、 Natl、 Ac ad、 Sci、 USA、 74.3560−3563;−ヒト胎盤からのα −N−アセチルグルコサミニダーゼ、ROEHRBORN、 W、、 YON  PIGURA、 K、 (1978)、 Hoppe 5eylers Z P hysiof、Chew、、359.1353−1362;−ヒト羊膜からのβ −N−アセチルグルコサミニダーゼ0RLACCHIO,A、、 EMILI^ N1. C,、DI R2M17. G、C,C03M1. E、V、 (19 86)。 Cl1n、 Chis、^cta、 159.279−289:−サルバレらに よるα−N−アセチルガラクトサミニダーゼ。 5ALVAYRE R,、NEGRE、 A、、 MARET、^、、 DOU STE−BLAZY、 L、 (1984) Pathol、 Biol、 ( PARIS)、 32.269−284゜酵素/1m瘍特異性抗体コンジュゲー トの解糖活性は、最適pHでp−二トロフェニルグリコシドとの比較で決定でき る。 酵素/抗体コンジュゲートとプロドラックの連続的使用及び併用の効果をテスト するには、コンジュゲートを移植マウスに投与し、次いで、血漿酵素値が実質的 にゼロにもどった後に、修正アンスラサイクリン(プロドラック)を投与し、腫 瘍発育の停止があるかどうか、退行が行われているかどうかが観察される。 プロドラック?、 14.48b、 49b、 60及び75b1及び生体内で 酵素によって上記のプロドラックの1つに加水分解するアセテート6.13.4 8a、 49a、 59と75aは、α−ガラクトサイドであり、プロドラック 22.27c 、 54e 、 64c 、 70C、78b及び83cはβ− グルクロニドであり、プロドラック37とそのアセテートはβ−グルコシドであ る。これらのプロドラックは、場合により、上記の適当なコンジュゲートの存在 下で、分解されてダウノルビシン又はドキソルビシンを与える。 3つの区分を育するプロドラックとコンジュゲート(その中の酵素はヒト源の非 循環酵素である)とを組合せてなるこの発明による組成物は、意外にも、免疫学 的耐性の問題と腫瘍の部位での作用の特異性の問題の両者を解決することが可能 で、かつ上述のように酵素分解中、立体又は電子的干渉が避けられるものがある 。 また、この発明によるプロドラックは、意外にも、活性化したマクロファージ、 顆粒細胞、栓球又はヒト腫瘍細胞で分解できる。 実際に、これらの活性化した細胞は、グルクロニル/自己犠牲アーム/ドラック 化合物を効果的に(加水分解により)分解しつるグルクロニダーゼを放出する。 従って、このようなプロドラックは、活性化したマクロファージ、顆粒細胞、栓 球又はヒト腫瘍細胞を含む疾患の治療薬として直接用いることができる。 先の条項はさておき、本発明はまた、本願発明の主題を形成する方法をどのよう に行うかの実施例に関連する以下の説明から明らかとなる他の条項をも包含する 。 それは明確に理解されるはずであるが、これら実施例は単に本発明の主題を例示 したものであり、限定されるものではない。 実施例1:N−(4−ヒドロキシベンジルオ牛ジカルボニル)−ダウノルビシン  α−D〜ガラクトピラノシド(7)の合成反応式1に基づいて、ペンター0− アセチル−D−ガラクトピラノースとパラクレゾールとのカップリングを、Z  n Cl *又はACOH/AC!O混合物中のZnC1を存在下での溶融によ って行った。 得られた化合物(1)のペンジルブロミネーションは、N−−プロモサクシニミ ド(NBS)と光化学活性化剤のいずれかの存在下、化合物2のみを得るために 、又はNBSと過酸化ベンジルの存在下、主に化合物2と少量のアルデヒド誘導 体3を得るために行われる。 誘導体2からの臭素の置換を、アセトン又は(Bus Sn)、0とともに(あ るいはなしで)エーテル/アセトン存在下で行い、誘導体4を得る。よって、ア ルデヒド誘導体3の水素化ナトリウムホウ素での還元は、さらに化合物4を与え る。 誘導体4におけるOH基の活性化は、N−サクシニミジルクロロホルマート又は ジサクシニミジルカーボネート(DSC)を用いて行う。 次いで、誘導体5のダウノルビシンとのカップリングを、EtsNの存在下での DMF中で行い、N−ヒドロキシベンジルカルボニル誘導体6を、エステル交換 反応によって脱保護し、所望の誘導体7を得る。 1)4−メチルフェニル2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D −ガラクトピラノシド(1)製法: 方法I:へルフェリッチ(HELPER[CH)法に従って、p−クレゾール8 .9g、ペンタ−0−アセチル−D−ガラクトピラノース8.9g及びZnCL  O,56gを混合し、160”Cに加熱し、この温度で30分間保持する。6 0”Cに冷却したのち、反応媒質を400m1のCH,CL t’採取し、40 0m1の水で2回、その後、水相がほぼ無色になるまで水酸化ナトリウム溶液( =IN)で洗浄する。有機相は、最終的に2回400m1の水で洗浄し、無水硫 酸ナトリウムで乾燥し、さらに水槽(温度:35−40”C)で乾燥状態に蒸発 させ、7.08g(収率ニア0%)の残留物を得る。60Hシリカのカラムにお けるクロマトグラフィ(溶液:ヘキサン/エチルアセテート: 90/I Ov /v)で、2.9gの化合物l (収率:29%)と1.17gのそのβアノマ ー(収率;12%)を得る。 方法■:ペンター〇−アセチル−D−ガラクトピラノースlig、p−クレゾー ルl1g及びZnC1* 2.4gを、酢酸及び無水酢酸(9515v/v)の 混合液8mlに溶解し、120°Cに加熱する。還流を2時間保持する。 減圧下、溶媒を蒸発させたのち、残留物を120m1のCH*C1−で採取する 。有機溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下、乾燥状態に蒸発させる前に 、水、その後、水酸化ナトリウム溶液(= I N) 、最後に水で洗浄する。 これにより7gの粗残留物(収率:64%)を得る。60Hシリカのカラムにお ける精製(溶媒:ヘキサン/エチルアセテート:70/30V/V)後、生成物 lを収率13%で、そのβアノマーを収率6゜5%で得る。 −化@;’$ l: C,、H,、oLo、 M −438,M、り、= 16 3−165°C,[al♂’ ” +164°(c L、 C)tel、)、’ HNMR(270KHz。 CDCl、): 6 ppm= 1.90 (8,コ)り、 2.02 (ts 、 コH)、 2.08 (s。 コH)、2.19 (s、コH)、2.211 (s、3H)、4.00 (d d、IH,J −12゜J’ −7Hz)、 4.09 (dd、 LH,J  −12,J’ −6Hz)、 4.40 (ddd。 工H,J m 7. J’ m 5. J” W IHz)、 5.27 (d d、 IH,J −10,J’m 4 Hz)、 5.54 (dd、 LH, J w−4,J’ sr l Hz)、 5.57 (dd、 IM。 J III 10. J’ −4Hz)、5,7コ (d、IH,,7−4H2 )、6.90 (d。 211、 J−8Hz)、 7.10 (d、 2H,Jm8Hz)、H5(D 工C/NH,) :m/z: 456 (M+NH,)◆、 ココ1゜2)4− ブロモメチルフェニル 2. 3. 4. 6−チトラーO−アセチルーα−D −ガラクトピラノシド(2)製造。 1)光化学活性化 N−プロモサクシニミド1.02gを四塩化炭素の100m1における化合物s  (2,5g)の溶液に加え、その混合物を80°Cで、光(100OW)照射 下、15分間還流する。冷却後、反応媒体を濾過して、沈殿したサクシニミドを 除去し、次いで、ろ液を減圧下蒸発させ、3.23gの乾燥残留物を得る=2. 45gの化合物2を60Hシリカのカラムにおける精製(溶に: ヘキサン/エ チルアセテート: 7 o、’ 30 v/v)後、分離する(収率:83%) 。 2)過酸化ベンゾイル活性化 N−プロモサクシニミド0,8gと0.08gの過酸化ベンゾイルを40m1の 四塩化炭素中、生成物lの1g溶液(こ加える。反応媒体を3時間還流する。冷 却後、反応媒体を濾過して、沈殿したサクシニミドを除去し、次いで、ろ液を減 圧下蒸発させ、1.64gの生成物を得る。フラッシュクロマトグラフィ(溶媒 :ヘキサン/エチルアセテート:80/20V/V)で、モノ臭素化誘導体2及 び対応ジ臭素化誘導体の混合物1.74gを得、0.08gの純粋化合物3を分 離することができる。 −化合物 2: C,、H,、OL、Br、M am 517. M、p、m1 B7′″c (cct4)−[a]oコ0 璽 +26° (c l、CHCl 、)、 λ)I NMR(27014112、CDCl、)= 5 9p!11 ! 1.94 (!i、 コH)、 2.03 (g、 :lH)、 2.07 (ta、3H)、2.17 (s、コ1()、4.06 (dd、LH,J − 12,、T’ # 7Hz)、 4.12 (dd、 IH,J −L2. J ’ −6Hzl、 4.32 (ddd、 LH。 J −7,J’ +m 6. J” −I ME)、 4.49 (1m、 2 M)、 5.29 (dd、 IH。 J m 10. J’ W 4 Hz)、 5.55 (dd、 L)[、J  m 4. J’ W L Hz)。 5.60 (dd、 IH,J w−10,J’ −a 4 Hz)、 5.7 8 (d、 IH,J # 4Hz)、 7.02 (d、 2)!、 J − 8Hzl、 7.31) (d、 21(、、T −8Hz)。 MS(D工C/NH,): m/z= 536 (M+NFI、)’−,5コ4  (M+NH41’−、456゜3)4−ホルミルフェニル 2. 3. 4.  6−チトラテ○−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(3)C,、IH4 0,L、M s++ 452− s−HNMR(270KHz、 Cl工、): 59pm: 191 (S、)H)、2.0:S (、、])I)、2.06  (s、コH)、2.20 (s。 コH)、4.09 (a、2H)、4.28 (add、工1(、J −7,J ’ −6,,7” −IHz)、5.コO(dd、1!I、J m 10. J ’ m 4 Hz)、5.52 (m、2H)。 5.518(d、 11!、 J −4Hz)、 7.17 (d、 2E、  J = 13 Hz)、 7.83(6,2!II、 、T m 8 Hz)、  9.89 (s、 11)、LH(DIC/NH,): m/z:470 ( M+NI(、)’−,3コ1゜4)4−ヒドロキシメチルフェニル2. 3.  4. 6−チトラー○−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(4)製造; 80m1アセトンにおける化合物2の1.89g溶液を、同量の0.IN硝酸銀 水溶液と混合する。混合物を25°Cにて2時間攪拌し、その後、減圧下でアセ トンを蒸発させ、残留水相をCHICI!で抽出し、抽出物を水で洗浄し、さら に無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下蒸発乾燥させる。次いで、得ら れた乾燥残留物(1,52g)をシリカのカラム(溶媒、ヘキサン/エチルアセ テ−) : 60/40 v/v)におけるフラッシュクロマトグラフィにより 精製する。生成物4(0゜94g)か収率56%で得られる。 C,、H,、O,、、M −454,M、p、 −L53’C(CH8lC1, I)−〔α]。ス’ m +144+5” (c l、CHCl、l)、IHN MR(270IH2゜CDCl、l)= 6 ppm: 1.73 (LH,e xch、C20)、1.96 (s、3H)、2.03(!、コH)、2.08  (s、11()、2.17 (s、コH)、4.07 (dd、l)I、J  −12、J’ −7Hz)、4.09 (dd、IH,J = 12. J’  −6Hzl、4.35(ddd、 LH,J −7,J’ −6,J” −1) Hz)、 4.64 (S、 2M)、 5.28(dd、 LH,J −LO ,J’ 冒4 Hz)、 5.51 (dd、 LH,J wm 4.−J’  −IHz)、 5+54 (dd、 IH,J m 10. J’ m 4 H z)、 5.60 (4,LH,J m4 H23,7,04(d、’2H,J  = 8 Hz)、7.コo (d、2H,J −s Hzl。 H5(DIG/′N′H,): m/z: 472 (M+NH4)−、ココ1 ゜5)2.5−ジオキソピロリジン−1−イル 4−(2,3゜4.6−チトラ ー○−アセチルーα−D−ガラクトピラノシル)ベンジル カーボネート(5) 化合物4を、サクシニミジル りロロホルマートとカッブリa)サクシニミジル  りロロホルマートの製造;11m1エタノールにおける2gのN−ヒドロキシ サクシニミドの溶液を、30m1エタノールにおける1g水酸化カリウムに混合 する。形成された生成物を濾過し、エーテルで洗浄し、40℃、真空下で一晩乾 燥し、2.40gのヒドロキシサクシニミドのナトリウム塩を得る(収率:94 %)。 (以下余白、次頁に続く) N−ヒドロキシサクシニミドのカリウム塩200mgを、トルエンにおけるCO Cl、の20%溶液の3mlに、5℃にて攪拌しながら加える。2時間攪拌後、 形成された塩化カリウムを濾過し、ろ液を減圧下蒸発させる。残留物をエーテル に溶解し、ジサクシニミジルカーボネートからなる白色固体を析出させ、濾過す る。ろ液を減圧下乾燥状懸に蒸発させ、サクシニミジルクロロホルマート150 mgを得る(収率:54%)。 b)サクシニミドカーボネートの製造;150mgの化合物4を、エチルアセテ ート8ml中、サクシニミジルクロロホルマー) 117mg及びピリジン0. 05m1に加える。混合物を48時間、室温にて攪拌し、濾過し、ろ液を減圧下 蒸発させ、189mgの化合物5を得る(収率:96%)。C、、H□O,IN 、 M=595、ラック[01elコ’ ” 4142° (c O,コ、CH Cl−、工HNMR(270MHz。 CDC1,): 6 ppm= 1.90 (s、 コH)、 2.03 (s 、 コH)、 2.07 (s。 3H)、2.16 (s、IH)、2.83 (s、4H)、4.07 (dd 、IH,J = 12゜J’ W 7 Hz)、4.ll (dd、IH,J  am 12. J’ m 6 Hz)、Z、コo (aaa。 LH,J sw 7. J’ wh 6. J” m IHz)、 5.26  (s、 2B)、 5.29 rdd。 LM、 ’J wa 10. J’ m 4 Hz)、 5.51 (cid、  IH,J W 4. J’ wa L Hz)。 5.55 (dd、 LH,J −10,J’ −482)、 5.77 (d 、 IH,J −4Hz)、7.07 (d、2H,J −8Hz)、7.コ]  (d、2H,J −8Hz)。 KS(D工C/N’H:l): !II/Z: 613 (M+NH4)=、4 37. 348. コ31゜6)N−(4−(2,3,4,6−テトラ−0−ア セチルーα−D−ガラクトピラノシル)−ベンジルオキシカルボニル〕ダウノル ビシン(6) 製造; 20mgダウノルビシンを0.8mlジメチルホルムアミドに溶解する。化合物 5の23mgとトリエチルアミンl演とをこの溶液に加え、アルゴン下、10分 間室温にて攪拌する。 反応媒質をエチルアセテートで採取し、次いでNaC1の飽和溶液で抽出する。 有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下蒸発乾燥させる。s O mgの得られた乾燥残留物(1,59g)を60Hシリカのカラム(溶液:ヘキ サン/エチルアセテート:45155v/v)において精製し、13mgの所望 の生成物6を得る(収率:32%)。 化合物6 : C+*HssNOt*、M=1007.非晶形[al、”’ m  +278° (c O,7,CHCl、)、 ”HNMR(270KHz、0 M50): 6 1PP!11: 1−08 (d、 コH,J −7Hz)、  1.40−2.20(m、4H)、1.76 (s、コH)、1.91 (s 、3Fり、1.96 (s、コH)、2.08(sr コM)、2.20 (s 、コH)、2.91 (s、2H)、3.31 (!11. l町r コ、66 (ddt、 LH,J m 12. J’ w 8. J” 冨4 Hz)、  :1.9:I−4,00(Il。 5Iり、4.13 ((ld、IH,J −7,J’−4Hり、4.コO(dd d−、J ” 7゜J’ m 6. J” wm l Hzl、 4.70 ( d、 IH,J m 6 Hz)、 4.118 (II。 コH)、5.工o (dd、 LH,J = 10. J’ −4Hz)、5− 17 (!l、IH)。 5.37 (m、 2H)、 5.53 (s、 i)り、 5.74 (d、  LH,J −4Hz)。 6.84 (d、I!!、J −8Hz)、7.03 (d、211. .7  − 8 H!l、7.26(d、 2H,J −8Hz)、 7.64 (m、  IJI)、 7.88 (!+1.2M)、M5(DIC/’I’ll、l) : m/z: 1025 (M+[4)”、コア6゜?)N−(4−(α−D− ガラクトピラノシル)ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(7) 製造; 1mlのO,INナトリウムメタル−トにおける6の9mgの溶液を攪拌し、0 °Cで15分間保持する。媒質を、アンバーライトIRC120H“樹脂の添加 により中和し、次いで濾過する。ろ液を減圧下、乾燥状態に蒸発させ、6.7m gの純粋化合物7を得る(収率二89%)。 化合物7 : C41H41NOIl、 M= 839 、非晶形[α]。コo  wr +243+ (c O,01,MeOH)、 ’Hl)IMR(270 KHz、CD、ODD: 6 ppm: Lコ4 (d、:lH)、1.50− 4.00 (m、11HI。 4.50−5.50 (m、9H)、7.06 (d、2H,J −8Hz)、 7.2コ (d、2H。 J −8Hz)、7.コO−7,60(m、コH)、 [5(DxC/NH,) : m/z: 571゜554、 459. コE13. 286. 164゜ 実施例2 :N−(2−(α−D−ガラクトピラノシル)−ベンジルオキシカル ボニル〕ダウノルビシン(14)の合成反応式■に基づいて、出発物質としてグ リコシド8を用し)、実施例1に述べられた同様の反応順序、つまり、(i)、 ペンジルブロミネーション、(Li)ブロモ化された誘導体の加溶媒分解、(i ii)サクシニミジルクロロホルマートでのOH基の活性化及び(iv)ダウノ ルビシンでの12のカブプリングと糖残留物におけるOH基の脱保護、を用いて 所望の生成物(14)を得る。 1)2−ブロモメチルフェニル−2,3,4,6−チトラー〇−アセチルーα− D−ガラクトピラノシド(9)製造; NBS/CC1,を用いて、2−メチルフェニル 2,3゜4.6−テトラ−0 −アセチルーα−D−ガラクトピラノシド8(参照:ビー・エム・ディ(P、M 、 DEY)、化学と産業(Chea+1stry and Industry ) (oンドン)、39,1637.1967)から(収率:80%)。 −化合物: 9: C,、H2,BrO,。、M−517,”Hm(200)G Iz、CDC1,): 6 ppm= 1.96 (s、3M>、2.04 ( at コH)。 2.11 (S、 3K)、 2.19 (s、 3M)、 4.14 (!1 1.2)1)、 4.40 (t、 [。 J −6H2)、 4.60 (AJSq、 2H,J −9H2)、 5.3 84411. L町J −11and 4 Hz)、 5.50−5.75 ( m、 2H)、 5.85 (d、 IH,J −4Hz)、 7.00−7. 40 (m、 4H)。 2)2−ヒドロキシメチルフェニル−2,3,4,6−テトラ−0−アセチルー α−D−ガラクトピラノシド(11)製造; a)AgNOsを用いて9から(収率:21%)。 b)NaBH,/THF/MeOHを用いて10から(収率:80%)。 −化合物(11: C3lLH,、O,、、M = 454. M、p、−96 ”C,sK N’KR(200MHz、CDCl、): 6 ppm= 1.9 11 (s、コH)。 2.03 (s、コFり、2.09 (s、3M)、2.19 (s、:111 )、4.15 (!l、21)。 4.43 (t’、 IH,J−6Hz)、 4.57 (d、 11!、 J  −12,51(z)、 4.891 (d、xH,J −12,5Hz)、5 .30−5.60 (m、コII)、5.72 (d、ill。 J −4Hz)、7.00−7.40 (m、4M)。 3)2−ホルミルフェニル 2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα −D−ガラクトピラノシド(10)製造; 臭素化、次いでA g N Osを用いて8から(収率:52%)。 −化合物 10: C,、H,、Olに、、M −452,1HNIGt(20 0にFiz、CDC1,l): 6 ppm= 2.00 (s、3H)、2. 06 (s、コH)。 2+08 (s、31)、2.19 (s、31()、4.111 (m、21 り、4.43 (t、LLJ m 6 Hzl、5.コa (d、LH,J − 11Hz)、5.40−5.60 (m、2!!L5.84 (d、l!l!、 J −4H2)、7.19 (t、IH,J −8H2)、7.30(d、 I H,J −8Hz)、 7.58 (t、 IH,J −81iz)、 7.9 1 (d、 IH。 J = 8 Hz)、10.56 (s、IH)。 4)2.5−ジオキソピロリジン−1−イル 2−(2,3゜4.6−テトラ− 0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシル)ベンジルカーボネート(12) 製造: サクシニミジルクロロホルマートを用いて11から(参照:5の製造;、収率ニ ア2%)。 5)N−(2−(2,3,4,6−テトラ−0−フセチルーα−D−ガラクトピ ラノシル)ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(13) 製造; 12及び6で記載されたプロトコールによるダウノルビシン(収率:85%)か ら。 −化@J#J 1コ= M、p、−130′″C,[a]。” w +216’  (CO,25,CHCl、)+C4,H,,NO,1M m 1007. 工 HNMR(200KHz。 CDCl、): J pp!II! l+87 (si、 IH)、 2.00  (!I、 3H)、 2.08 (s。 コH)、2.12 Cat コK)、2.41 (s、3B)、 2+94 ( d、LH,J −18Hzl、3.23 ((!、IJち J sw 18 H z)、3.66 (8,1it)、3.70−4.20(m、 6Fり、 4. 08 (!l、 3)り、 5.10 (ABq、 2H,J −9H2)、  5.20−5.70 (+n、 7M)、 5.85 (d、 IH,J −4 )1z)、 7.00−7.50 (wa。 4B)、 7.78 (t、工H,J m 8 H2)、 11.03 (d、  LH,Jm 11 H2)。 13.211 (!!、111)、L3.911 (s、IH)。 6)N−(2−(α−D−ガラクトピラノシル)ベンジルオキシカルボニル〕ダ ウノルビシン(14)製造; MeONa (触媒)/MeOHを用いて13から(参照ニアの製造、収率:8 3%)。 C,、H,INO,、、M=839、M、P、=130°C実施例3 :N−( 4−ヒドロキシベンジルオキシカルボニル)−ダウノルビシンβ−D−グルクロ ニド(22)の合成反応式■に基づいて、メチルパー−〇−アセチルーD−グル クロネートとパラクレゾールとのカップリングを、触媒としてTMSOTfの存 在下、CH,C1,溶液中で行う。 次いで、BaOの存在下、MeOH中で混合することによって行うカルボメトキ シ基の付加的な脱保護を除いて、実施例1及び2と同様の反応順序によって、誘 導体22を製造する。 l)メチル(4−ブロモメチルフェニル2. 3. 4−トリー〇−アセチルー β−D−グルコピラノシド)ウロネート(16)これは、ジー・エヌ・ボレンバ ック(G、N、 BOLLENBACK)にょるJ、Am、Chem、Soc、 、 +955.77、3310−3315に記載されたように得られるメチル( 4−メチルフェニル2. 3. 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラ ノシド)ウロネート(15)から、2(実施例1)で述べられた方法により得ら れる(収率ニア9%)。 C,。H230,に、Br、M m 503. M、p、 W 144−146 ’C(etha−2)メチル(4−ヒドロキシメチルフェニル2. 3. 4− トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネー)(18)及びメチ ル(4−ホルミルフェニル2,3.4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピ ラノシド)ウロネート
【17)これらは、4 (実施例1)を得るために上述し た方法により16 (1,2g、2.3mmol)から得られる。溶出液として ヘキサン/エチルアセテート(2: 1 v/v)を用いるシリカゲルにおける 残留物のクロマトグラフィーは、いくらかの出発物質16(100mg)、+8  (650mg138%)さらに17 (200mg、12%)を分離すること を可能にする。 −化合物 11i1: C,。九、0.、、M −440,、M、p、−134 −136’C−[a]、” −−45° (c O,55,CHCl、)、 I R(KBr):3556 am−” (OH)、1758 cr+!−” (C Ol、”ti NMR(90M)Iz。 CDCl、): 6 ppm: L96 (g、9H)、3.63 (s、3H )、コ、96−4.20(1m、2H)、4.sコ (s、2H)、4.96− 5.33 (!l、4H)、7.20 and 6.86(AB、 411)、 KS (D工C/NH,): !l/Z: 45B (MINI、)”。 −化合物 17:’C,。H,、O,L、M −438+M、p、=170−1 726C,[a]、1IO−−31°(c O,95,CHCl、)、IR(C DCI、)=1758 (:!11−λ (C()、astar)、1698  cm−L (C+ぺ)、PhCHO)、’HNMR(90MHz、 CDCl、 )= 6 Pp!+I: 2.12 (s、 9H)、 コ、72 (St コ aL4.21−4.39 (m、 IH)、5.30−5.56 (!l、4H )、7.07−8.03 (dd。 4H)、 9.91 (s、 IH)、MS5(DxC/NH,): rrr/ z: 456 (MINI、)”。 3)2.5−ジオキソピロリジン−1−イル 4−(メチル(2,3,4−トリ ー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシル)ウロネート)ベンジルカルボネー ト(19)製造: 無水メチレンクロリド(4ml)中、18 (170mg= 0゜39mmol )とトリエチルアミン(54μl、0.39mmo1)の溶液とをアルゴン下、 アセトニトリル8ml中のDSC(197mg、0.77mmo ])に滴下す る。24時間、室温での攪拌後、媒体を濾過し、ろ液を乾燥状態に濃縮する。 生成物19が無色シロップ状で得られる(117mg、52%)。 NMR(90MHz、 CDCl、)= 6 ppm= 2.08 (s、 9 1り、 2.5+2 (s、 4H)。 3.73 Cst コH)、4.24 (d、IH,J −9)、5−13−5 .44 (m、6H)。 6.96−7.44 (m、 4H)、MS (MC/N’H,)+ m/z:  599 (MINI、)”。 4)N−(4−(メチル(2,3,4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピ ラノシル)ウロネート)ペンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(20) 製造; 6及び13(実施例1及び2)を得るために述べられた方法による(収率ニア0 %)。 化合物20:アモルファス生成物、C,、H3,No!!。 M 馴 99コ+ 【C1,:、コO冒 +112” (c O,06,CMC I、)、 工HNMR(250KHz、 CDCl、): 6 ppm= Lj 2 (d、 コH,J m 6 Hz)、 1.74 (s。 IH)、 177 and 1.95 (AB、 2H,J−5,J’ −12 1,2,07(3g。 9H)、 2.12−2+38 (八B、 2H)、 2.44 (s、 コH )、 2.97 and 3.26(λB、 1M、J −20)、 3.70  (m、 IM)、 3.73 (s、 コH)、3.92(broad s、  LH)、 4.12 (s、 3H)、 4.19 (m、 IH)、 5. 00 (s。 211)、 5.14 (d、 IH,J −7)、 5.68 (dd、 J 請3..71 、7.1)り。 5.53 (d、 LH,J = 3.5)、 6.98 and 7.28  (AID、 4H,J −8)。 7.4コ (d、IH,J −8)、7.83 (t、IH,J −J’ −8 )、8.07 (d。 LH+ J −8L 1コ、コ] and 14.00 (2g、2H)、 M S (F入Bl+ m/z:1016 (M+Na)”。 5)N−(4−(メチル(β−D−グルコピラノシル)ウロネート)ベンジルオ キシカルボニル〕ダウノルビシン(21)MeONa/MeOHと20との処理 による(参照ニア及び14の製造、実施例1及び2、収率ニア8%)。 赤色シロップ、C,!H,,NO□、M=867、〔α〕。′。=+140°  (c O,02,CH20H) 、MS (252CFPD):m/z : 8 90 (M+Na)”8)N−(4−ヒドロキシベンジルオキシカルボニル)ダ ウノルビシンβ−D−グルクトニド(22)化合物21 (2,7mg)をMe OH0,2mlに溶解し、その溶液を3時間、室温にて酸化バリウムの存在下攪 拌する。 次いで、媒体を、アンバーライトIR50H”樹脂の添加により中和し、濾過し た後、減圧下濃縮する。1.8mgの純粋22が、M e OH/ E t *  O/ヘキサン混合液において、沈殿により分離する。 C<+H4*N01e、 M= 853、 [α] o ”= + 2° (c  0606、MeOH)。 実施例4 :N−(2−(β−D−グルコピラノシル)−ウロニックアシッド) ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(27c)の合成 反応式■に基づき、ジー・エヌ・ボレンバックら(G、 N、 BOLLENB ACK ET AL、、XJ、Am、Chem、Soc、、1955.77、3 310)に記載されているメチル(2−メチルフェニル2. 3. 4−)ジー 0−アセチルーβ−D−グルコピラノシル)ウロネートから得られたメチル(2 −ブロモメチルフェニル2. 3. 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコ ピラノシド)ウロネート23を生成物24(及び/又は生成物25)に変換させ 、さらに生成物24を生成物26に変換する。 この場合、アンスラサイクリンのアームに結合するために、カーボネート26を 商業的に入手しうる4−ニトロフェニルクロロホルマートにより製造する。 続いて、化合物27c(所望のプロドラッグ)を、実施例1.2及び3に記載さ れたように得る。 l)メチル(2−ブロモメチルフェニル2. 3. 4−トリー〇−アセチルー β−D−グルコピラノシド)ウロネー)(23)製造: 25m1のCC1,中、メチル(2−メチルフェニル2,3゜4−トリー〇−ア セチルーβ−D−グルコピラノシル)ウロネート(940mg、2.2mmo  ])(]参照ニジーエヌ・ポレンバック(G、N、BOLLENBACK) J 、Am、Chem、Soc、、 77、3310−3315、1955 ) 、 NBS (509mg、2.86mmo I)及び52mgの過酸化ベンゾイル の溶液を12時間還流する。通常の抽出及びシリカのカラムにおける精製の後、 880mgの23を分離する(80%)。 −化合物 2コニ C,。H,、Br01゜、M −503,Ll(NMR(2 00KHz、CDC1,): 6 pp+m: 2.05 (s、コH)、 2 .07 (s、3H)。 2.1 (S、3H3,3,74(s、IH)、4.19 (d、IH,J − 9Hz)。 4.35 and 4.65 (2d、 CH2,J = 12 Hzl、 5 +23 (m、 LM)、 5.3+3(”r コH)、7.05 (m、2H )、7.コ2 (m、2M)。 2)メチル(2−ヒドロキシメチルフェニル2,3.4−1リー〇−アセチル− β−D−グルコピラノシド)ウロネート(24)及びメチル(2−ホルミルフェ ニル2,3,4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネート 製造: 14m1のアセトン/水(50150)溶液における臭素化された誘導体23  (690mg、1.37mmol)の溶液を2時間、631mg (3,7mm o l)のA g N Osの存在下攪拌する。濾過及び通常の抽出の後、80 mgのアルデヒド25(13%)及び340mgのアルコール24(56%)を シリカゲルクロマトグラフィーにより分離する。 24の特性: CssH*−0++、 M= 440M、p、−13−147’ c、 [a]、コ’ −−26° (c O,9,CMCI、)、 N)IR( 200FrHz、CDC1,): 2.05 (s、コKL 2.07 Cst  コHL 2”I C”rコH1,:1.72 (s、 3M)、4.1コ ( d、J ss 9 Hz、H−5)、4.48 and4.77 (2d、 J  = 12.5 Hz、 2H)、 5.15 (d、 J −7,2Hz、  LM)。 5.35 (m、コH)、7.02 (d、J −8Hz、IH)、7.11  (t、J −7,2Hz、 IM)、 7.29 (d、 J m 6.B H z、 1M)、 7.34 (t、 J m 7.4 Hz。 IH) pP!11+ 工R(CM、lC1,): 3540. 30コ0.  2960. 1760. 1605゜1590、 1490. 1455. 1 440. 1コア5. 1225. 1140. 1090. 1075゜10 40 cm−λ、 SM TFAB ) m/z : 463 (M+Nal” 。 −化合物 25: C,。H,、O,、、M +m 438. 1HNMR(2 00MHz、 CDCl、): 5 ppm= 2.08 (s、 9)!1. 3.75 (s、 3H1゜4.25 (d、IH,J 諺 9 Hz)、5. 34 (!11. 4H)、7.15 (t、LH,J −8,6H2)、7. 25 (d、IH,J −7,3Hz)、7.511 (t、IH,J −7H z)、7.26 (d、LH,J −7,6Hz)、10.コ4 (s、IH) 。 3)4−ニトロフェニル 2−(メチル(2,3,4−トリー〇−アセチルーβ −D−グルコピラノシル)ウロネート)ベンジルカーボネート(26) 製造: 0.021m1のピリジン及び0.2mlのエチルアセテートにおける24 ( 33mg、0.075mmol)の溶液を12時間、室温にて46mg (0, 22mmo 1)のバラニトロフェニルクロロホルマートの存在下、攪拌する。 濾過及び溶媒の蒸発後、シリカプレートにおける精製で45mg(定量的収量) の26を得る。 CHCl、): 5 ppta: 2.07 (s、9H)、3.74 (s、 コH)、4.24 (broadd、J m 8+s Hz、H−5)、5.3  (!11. 6H)、7.10 (m、2H)、7.39(m、 4H)、  8.27 (d、 J −9Hz、 2H)。 4)N−(2−(メチル(2,3,4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピ ラノシル)ウロネート)ベンジルカルボニル〕ダウノルビシン(27a) 製造: 0.1mgのDMF中、ダウノルビシン(15,8mg、0゜03mmo l)  、グリコシド26(1,1当量、19.8mg)及びEts N (3,6m g、1.2当量)の溶液を12時間攪拌する。通常の抽出後、シリカプレートに おける精製で20mg(67%)の27を得る。 化合物27 a : C41HIINO!11+31 (d、コH,J −6, 4Hz)、2.06 (s、6H)、2.09 (s、3H)。 2.42 (s、 3H)、 2.91 and 3.24 (2d、 J − 19Hz、 2H)、 3.607.77 (t、J −7,4Hz、12() 、8.03 (d、、T m 7.4 Hz、IH)。 1コ、24 (s、LH)、12.57 (s、LH)、 M5= [M+K] ’−= 1032+5)N−(2−(メチル(β−D−グルコピラノシル)ウロ ネート)ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(27b)製造; MeONa/MeOH(参照ニア及び14の製造、実施例1及び2)での27a の処理による。赤色固体。 C4xH4sO+sNSM=867゜ 6)N−(2−(β−D−グルコピラノシル)ウロニックアシッド)ベンジルオ キシカルボニル〕ダウノルビシン(27c)製造: BaO又はKI CO2(参照:実施例3での22の製造)との27bの処理に よる。赤色固体。 C,、H,、NO,、、M=853゜ 実施例5:N−(2−ヒドロキシベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン( 32)の合成 反応式Vに基づいて、誘導体32は、誘導体28(2−tert−ブチルジメチ ルシリルオキシベンズアルデヒド)をNaBH,の存在下、還元して化合物29 を得、これを4−二トロフェニルク口口フォルマートで活性化して化合物30を 得、次いでこれをKFとともにダウノルビシンで濃縮することによって合成する か、あるいはα−ガラクトシダーゼで生成物14(実施例2参照)を酵素加水分 解することによって得られる。 1)N−(2−ヒドロキシベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(32) a)14の酵素加水分解: 化合物14(1mg)を0.02m1のDMFに溶解する。 次いで、蒸留水における1mgの100mMヘペス溶液を添加する。α−ガラク トシダーゼ(2U、EC3,2,1,22゜シグマ、n’G−8507)の添加 の後、反応混合液を2時間、35°Cにて攪拌する。加水分解及び抽出の後、定 量的収量で化合物32を得る。 b)31の加水分解: シリル化された誘導体31 (2mg、0.0025mm。 l)をTHF (0,1m1)に溶解する。次いで、0.2mgのKH(0,1 g/mIff)水溶液を添加する。室温での12時間後、通常の抽出で32を得 る。 32の特性: Cs s H2s N O、s、M=677゜工HNMR(20 0MIHz、CDC1,): s ppm: 126 (d、J −6Hz、コ H)。 2.42 (s、IH)、2.89 (d、J −20Hz、LH)、コ、24  (d、、T −20Hz、LH)、3.61 (s、IH)、4.o7 (s 、コH)、4.43 (s、IHI、5.00(s、 2M)、 5.28 ( broad s、 IH)、 5.47 (d、 J w 2 Hz、 LH) 。 6.7−7.3 (m、4H)、7.40 (d、J = 8 )1z、LM) 、7.80 (セ、J−8Hz、 IH)、 8.00 (d、 J −8Hz 、 LM)、 8.78 (s、 AH3,13,27(s、 LM)、 13 .96 (s、 IH)。 生成物32は糖とともに有効に縮合し、生成物27a、27b又は27cを得る ことができる。 2)2−tert−ブチルジメチルシリルオキシベンズアルデヒド(28) 製造: DMFにおける2−ヒロドキシベンズアルデヒド(500mg、0.44m1. 4.09mmo I) 、イミダゾール(685mg)及びtert−ブチルジ メチルシリルクロライド(680mg)の溶液を24時間、室温にて攪拌する。 加水分解及び通常の抽出の後、クロマトグラフィーで28 (890mg。 93%)を得る。 3)2−tert−ブチルジメチルシリルオキシベンジル アルコール(29) 製造; NaBH,(28mg)を含有するメタノール(5,5m1)における2B ( 200mg)の溶液を1時間、室温にて攪拌する。加水分解及び通常の抽出の後 、29 (140mg、68%)を得る。 −化1勿 29: C,、H,、O,SL、 M −238,AHNNR(20 0yrHz、 CDC1,): 6 ppm= 0.30 (s、 6M)、  1.06 (s、 9H)。 2−67 (8,IM)、 4.70 (S、 2H)、 6.86 (d、  J −s Hz、 LM)。 4)N−ニトロフェニル 2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)ベン ジルカーボネート(30)製造; アルコール29 (135mg、0.56mmol)を酢酸エチル(0,82m 1)に溶解する。次いで、ピリジン(0,081m1)を添加した後、4−ニト ロフェニルク口口ホルマー)(275ml、2.4当量)を加える。室温での一 晩後、溶媒を蒸発させる。シリカゲルクロマトグラフィーでカーボネー)30  (206mg、91%)を得る。 30の特性:C1@H□Not S i 、 M= 403゜’)I NXR( 20o M)Iz、CDC1,): 6 PPIm: 0.27 (s、6i’ r)、1.03 (meJ9H)、5.32 (S、2H)、6.86 (d、 J −8Hz、LM)、6.96 (セ、J m8 Hz、IH)、7.1−7 .5 (m、4M)、8.21 ((1,J −8Hz、2H)。 5)N−(2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)ベンジルオキシカル ボニルツーダウノルビシン(31)製造; DMF (0,1m1)中、30 (8,3mg、0.022mmo ]) 、 ダウノルビシン(9,6mg、0.018mm。 l)及びトリエチルアミン(0,003m1)の溶液を4時間、室温にて攪拌す る。通常の抽出の後、クロマトグラフィで31(6mg、41%)及び32 ( 4,5mg、36%)−を分離することができる。 −化合物、31: C4工M、、NoL、Si+M讃791. 工HNXR(2 00KHl、 CDCl、): 6 ppm: 0.20 (sl、 61)、  0.96 (s、 98)。 1、コo (d、J m 6 Hz、LH)、2.42 (s、コH)、2.9  (m、2H)、コ、24(d、J m 20 Hz、11り、3.65 (b road s、LM)、3.90 (broad s。 IH)、4.09 (s、コH)、4.48 (s、LM)、5.06 (s、 211)、5.28 (s。 LH)、 5.52 (d、 J # 2 [2,LH)、 6.8−7.0  (m、 4H)、 7.42 (d。 J−8Hz、 Lu1l)、 7.EIO(”+ J −18Hz、 LH)、  8.o:I (a、 J = 8Hz、LH)、lコ、コ1 (s、LH)、 14.0 (s、工H)。 実施例6 :N−(4−(β−D−グルコピラノシル)ベンジルオキシカルボニ ル〕ダウノルビシン(37)の合成反応式■に基づき、相輸送触媒を用いてパー アセチル−α−D−グルコースをp−ヒドロキシベンズアルデヒドと縮合し、上 記の実施例1.2.3.4又は5によって、グリコシド33を化合物37に変換 する。 1)4−ホルミルフェニル 2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーβ −D−ガラクトピラノシド(33)製造; 2、 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ブロモグルコース(2 g、4.8mmol)を20m1のクロロホルムに溶解する。あらかじめ1.2 5N水酸化ナトリウム(10ml)溶液に溶解した、p−ヒドロキシベンズアル デヒド(585mg、4.8mmol)及びベンジルトリエチルアンモニウム  ブロマイド(1,1g)を上記溶液に添加し、反応媒体を24時間還流する。抽 出を50m1の水で行う。得られた有機相をINのNaOH溶液(2X50ml )、HCI溶液(lN)次いで水で洗浄し、乾燥し、乾燥状態に濃縮する。次い で、粗生成物をエタノールから再結晶し、33 (0,5g、23%)を得る。 化合物33ニ ア+15 and 7.$19 (AE、 4H,J w112 Hz)、 9 .96 (ts、 Iり、[5(じ工C)t s9z 47Q (M+にH4) 4・2)4−ヒドロキシメチルフェニル 2. 3. 4. 6−チトラー〇− アセチルーβ−D−ガラクトピラノシド(34)製造: これは、lOから11を製造する方法(実施例2参照)により33から得、エタ ノールから再結晶する(収率:92%)。 −化合物 コU C,、ち、0□工、M # 454. M−P−−102−1 03’C,[a]、” −−18’″(c O,5,CHCl3)、IR(CD C1,):1757 Cr工(CO,astarl、xi(NMR(200mZ 、 CDCl、): 5ppH: 1.98−2.03 (411,12H,4 0A(:)、コ+75−3.84 (m、IH,)!−5)、 4.LL (A B、 J、、、、 −6H2,H−6a)、 4.57 (L LM、 OH) 。 3)2.5−ジオキソピロリジン−1−イル 4−(2,3゜4.6−チトラー O−アセチルーβ−D−グルコピラノシル)ベンジルカーボネート(35) 製造; 方法A :サクシニジルクロロホルマート(参照:5の製造、実施例1)での化 合物34 (617mg、1.36mmol)の活性化による。純粋生成物35 (780mg、95%)を得る。 方法B:DSC(参照:19の製造、実施例3)(収率:840)での化合物3 4の活性化による。 −化合I勿1 コ5: C5aHs*’zs” に −595,に−p−■16 4°C,[a]、sO−−111’ (G O,09,CI(C1,)、Di  (Purl= L79Lニーλ (C−0)、y−HNMR(200MEz、  CDCl、): J PPII: 2.02 (軸。 121り、2+77 (8,4H)、コ、81 (m、11()、4+14 ( 八B、J wa 12 Hz。 111)、4.24 (λB、J m 5 Hち Liり、5.02−5.31  (46K)、6.95−7、コ1 (八B、 J −12Hz、 4H)、  [5(DxC/NH,): m/z: 61コ(M十m−)−0 4)N−(4−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーβ−D−グルコピラ ノシル)−ベンジルオキシパルボニル〕ダウノルビシン(36) 製造: ダウノルビシン(2omg、0.04mmol)(参照:6及び13の製造:、 実施例1及び2)での化合物35(26mg、0.04mmo 1)の縮合によ る。純粋誘導体36(25mg、90%)を赤色ラック状で分離する。 C3I−” (C())、”Hknm (400MHz、 CDCl、): 6  PPI:L29 (d。 コH,、T −51!z)、1.79 (AB、IN、J m 3.5 Hz) 、1.91 (AB、1F!。 J、、w 14 Hz)、 2.07 (4g+、 12H)、 2.15 ( All、 LIE、 J −3,5Hz)、2.35 (八B、IJI、J − L8 Hz)、2.50 (ss、311)、2.95 (AB。 5)N−(4−(β−D−グルコピラノシル)ベンジルオキシカルボニル〕ダウ ノルビシン(37) 製造; MeONa (触媒)/MeOHと化合物36(91%)との反応により、37 を赤色シロップ状で得る。 Ca、lNa5%a” M−839,[’l♂O−+200” (CO,001 ゜CM、0)I)、l (KBr): 3422 CFI1−λ(OH)、 1 617 crrr−λ(C−01,Li(F入B): m/z: 8コa (M ill−。 実施例7:N−(4−ヒドロキシルベンジルオキシ力ルポニ1 ル)ダウノルビ シン(38)の製造:反応式■に従って、誘導体38を合成するか又は実施例5 (誘導体32)による酵素加水分解により製造する。 1)N−(4−ヒドロキシルベンジルオキシ力ルポニル〕ダウノルビシン(38 ) 化合物37(3mg、3.68μmol)をpH5,5の酢酸ナトリウムの緩衝 液(0,46m1)に溶解し、酵素(20μl、5Uのβ−D−グルコシダーゼ (400μlの水における2 0mgのβ−D−グルコシダーゼ)と80μlの エタノール)の懸濁液を15分間にわたって37°Cで添加する。酵素反応を終 了させる。混合液を濾過し、溶媒を蒸発させ、次いで、残留物をCHt CL  /CHi OH(9: lv/v)混合液によるシリカゲルでのクロマトグラフ ィに付す。純粋誘導体38(1,5mg、60%)を赤色シロップ液状で分離す る。 C□Hs s OlN、M=676゜ 化合物38は、他の糖(例えば、グルクロン酸誘導体)で有利に濃縮し、生成物 20.21又は22を得ることができる。 2)4−ジメチル−t−へキシルシリルオキシベンジルアルコール(39) イミダゾール2. 8 g (41,2mm゛o 1)を25m1の無水DMF における4−ヒドロキシベンジルアルコール(2,55g、20.6mmol) 溶液に添加する。混合液を室温にて透明溶液が得られるまで攪拌し、次いでアル ゴン下、0°Cに冷却する。次いで、4.4ml (22,6mmol)のt− へキシルジメチルシリルクロリドを添加する。48時間、0°Cにて攪拌したの ち、有機相を水で洗浄し、Nat SO4で乾燥し、減圧下蒸発させて、ゴム状 の39 (3,7g、68%)を得る。 C工、H,,08ISi+ に −266,44,XR(CDCI、): 33 04 CFI1−λ(OH)、 2960 CH1l−1(CH)、IHNKR (90MHz、 CDC1,): 59in:0.00 (s、6H,CH,S i)、o、gコ (d、6H,CI、CC3i、J m 5 1(z)。 0.83 (d、6H,CH,C3i)、1.50 (m、IH,CHC5i) 、4.50 (s、2H。 C11,Ph)、6.67−7.03 (八B、J、、−−6Hz、4M、Ph )、 [5(DIC)二m/z: 2114 (Mill、)”。 3)2.5−ジオキソピロリジン−1−イル 4−ジメチル−t−へキシルシリ ルオキシベンジルカーボネート(40)1.85g (10mmol)の化合物 35及び0.8mlピリジンを無水酢酸エチル(50ml)におけるDSC(1 ,39g、5mmol)溶液に添加する。24時間、室温にて攪拌したのち、混 合液を濾過し、ろ液を減圧下濃縮し、ゴム状の40を得る(1.84g、91% )。 C,。H,、O,SiN、M III 407.52. XR(CDC1,):  2961cry” (CB)、1296 c++rL (Co)、AHNMR (90MHz、 CDC1,): EpFI: 0.00 (s、 6H,CH ,Si)、 0.80 (d、 61’l、 CI’!、CC51,J −5H z)、0.80 (s、6M、(J!、C3i)、1.50 (+m、 111 . CHC511,2,7コ(s、 4H,CM、IGo)、 4.57 (s 、 2H,C)I、Ph)、 7.16 (届、 4H,Ph。 J −6Hz)、 MS (DIC): m/z: 425 (Mill、)= 。 4)N−(4−(ジメチル−t−へキシルシリルオキシ)ベンジルオキシカルボ ニル〕ダウノルビシン(41)トリエチルアミン76、czl (0,73mm ol)を、0.4mlの無水DMFに溶解した40 (29mg、0.073m mof)及びダウノルビシン(20mg、0.043mmol)の混合物に添加 し、5分間、室温にて攪拌したのち、酢酸エチルで抽出する。得られた溶液を塩 化ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、次いで、NatSO4で乾燥し、減圧下濃縮 する。41(24mg、70%)が赤色シロップ状で分離する。 C,、H,、SiN+ M −819,[a]♂o 雪 +53” (c O, 03゜CHCl、]、IR(CDC1,): 3597−3439 CI!l− ” (OFI)、2960 crn−”(CFI)、 1762 am−エ(C O)、工HNMR(250MHz、 CDCl、)= l PFI!0.00  (m、 6H,CM、SL)、 0.82 (d、 6H,J −5Hz)、  O40(s。 6H)、1.27 (d、コH,J m 6 Hz)、1.62 (m、コH) 、2.36 (s。 コFl)、2.89 and 3.20 (八B、2H,J m 6 Hz)、 3.93 (s、11)。 4.04 (j コH)、4.20 (Ilt、IH)、4.40 (町 IJ り、4.62 (s、21り。 5.52 (s、 LM)、 5.3コ(d、 IH,J−コHz)、 5.4 9 (dd、 1M、 J −2、J’ < 0.5 Hz)、6.95 an d 7.19 (入B、4H,,7−コ Hz)、7.34(d、L)f、J  m 9 1(z)、7.78 (t、IH,J ah J’ m 9 Hz)、 8.00(d、1H,J −9Hz)+ MS (DIC): m/z: 8コ ア (Mill、)”。 実施例8 :N−(2−(α−D−ガラクトピラノシル)−5−二トロペンジル オキシ力ルボニル〕ダウノルビシン(48b)及びN−(2−(α−D−ガラク トピラノシル)−5−二トロペンジルオキシカルボニル〕 ドキソルビシン(4 9b)の合成反応式■に基づいて、5−ニトロ−〇−クレゾールをパーアセチル −D−ガラクトースで、S n C1a−触媒下でのグリコシド化で誘導体42 を得る。 NBSのCC1,溶液を用いるベンジルブロム化で43及び44の混合物を得る 。 二叉素化誘導体44の加水分解でアルデヒド45が得られ、それはN a B  H4で誘導体46に還元することができる。よって、誘導体43の加水分解で4 5及び46の混合物が得られる。 4−二口トフェニルホルマートを誘導体46を活性化するために用い、47とダ ウノルビシン及びドキソルビシンとのカップリングで、誘導体48a及び49a がそれぞれ得られる。 1)2−メチル−4−二トロフェニル 2. 3. 4. 6−チトラー○−ア セチルーα−D−ガラクトピラノシド(42)S n C14(0、6m l  )を2−メチル−4−二トロフェノール〔参照ニジニー・ニス・アンダーソン及 びケー・シー・ブラウン(J、S、ANDERSON AND K、C,BRO WN) 、 5ynthetic Coma+un。 、13.233−236.1983) )及び1. 2. 3. 4. 6−ペ ンタ−〇−アセチルーβ−D−ガラクトース(Ig、2.56mm。 l)の溶液にゆっくり添加し、室温で保持する。次いで、反応混合液を窒素下、 12時間、60°Cにて攪拌する。氷水中での加水分解の後、CH*C1tで抽 出し、続いて、炭酸水素ナトリウム、次いで水で洗浄し、42を得、次いで、シ リカゲルク+484” (c O+56. ClIC1つ)、工R(C1lIC 1,)! コ030. 2960. 2925゜2860. 1745. C5 80,1520,1490,137G、 1コ45. 1220 Oll−λ。 LM NKR(200M!!z、CDCI、IC’ ppm” 1.9’ C” p コH)、2−05 (s。 コII)、2.09 (s、31()、2.19 (s、コiり、2.36 ( s、 コH)、4.iコ (m。 211)、 4.28 (rlI、 IH)、 5.85 (cl、 J =  4 )fz、 1り、 7.21 (d、 J −9Hz、 IH)、 13. 10 (s、 IHand d、 J s+ 9 Fix、 LM)。 2)2−ブロモメチル−4−二トロフェニル 2. 3. 4. 6−テトラ− 0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(4製造: NBS (1,5当量)/CC1,を用い42から(参照:化合物2及び9の製 造、実施例1)、収率:51%。 −・化合物 43: C,、H,l4BrNO,、、M wa 562. λH NMR(200MHz、CDCl、): 6 ppm= 1.96 (s、コ) り、 2.06 (s、IH)。 2.12 (s、 3H)、 2.20 (s、 IH)、 4.L3 (m、  2H)、 4.32 (t、 J =6 Fiz、 LH)、 4.59 ( AB(1,J −9Hz、 2H)、 5.38(dd、 J = 12and  4 Hz、 IH)、 5.5−5.8 (m、 2M)、 5.99 (d 、 J −4Hz、 LH)。 7.28 (d、 J −9Hz、 IM)、 8.20 (d、 J −9H z、 11()、 11.29(s、 IH)。 3)2−ジブロモメチル−4−二トロフェニル 2. 3. 4゜6−テトラ− 0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(44)製造: a)NBS (1,5当量)/CC1,を用い42から(収率:27%)。 b)NBS (4当量)/CC1,を用い42から(収率:60−90%)。 − 化合物 44: C,IJl、、Br、No、、、M m 641− M、 p、−70’C−[al、” −+143’ (CO,47,ClIC1,)、  rR(CHCl、)=3030、 3020. 2960. 2930. 2 860. 1745. 1620. 159G、1525゜1480、1425 . 1370. 1コ45. 1220. 11コ0. 1110. 1075 . 1040C!l−λ、s−Hm侃(2001GIz、Cl1.)= 5.9 −: 1−97 (s、3■)。 2.06 (s、コfl)、2.13 (s、コH)、2.20 (s、コH) 、4.13 (m、2H)。 4、コ1 (t、J m 6 Hz、LH)、5.3−5.7 (a、コH)、 5.93 (d、、7 −14 Hz、LH)、7.01 (s、111)、7 .29 (d、 J −9112,1!り、Ii、20(d、J = 9 az )、8.75 (s、1B)。 4)2−ホルミル−4−二トロフェニル 2. 3. 4. 6−テトラ−0− アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(45)製造: a)AgNOsを用い43から(収率:15%)。 b)AgNOsを用い44から(収率:83%)。 −化合物 45: C,工HゎNo、、、M ■ 497. M、p+ ■18 0’C,[al、” wm +97’ (c 2. (mcl、)、 工R(C HCl、): 30コ0゜2960、2930.2880.2860.1745 .1695.工645.1610.1590゜15コ0. 1480. 14コ O,lコア0. 1345. 1220. 1180. 1125. 1110 ゜1075.1045 am−s−、s−HN)01 (200Fmz、 CD C1,)= 6 ppm= 1.98C”t コH)、2+05 (s、IK) 、2.08 (s、3M)、2.20 (ss、IH)、4.13(m、2H) 、4.35 (t、J = 6 Hz、IH)、5.3−5.6 (!l、コ! り、5.99(d、 J −4Hz、 LM)、 7.46 (d、 J −9 Hz、 LH)、 8’、41 (dd。 J m 9 and 2 Hz、 IH)、 10.52 (1!、工H)+5 )2−ヒドロキシメチル−4−ニトロフェニル 2. 3. 4゜6−テトラ− 0−アセチル−α−ガラクトピラノシド(46)製造: 11及び18の製造;)。 b)NaBH,/THF/MeOHを用い45から(収率・73%)。 −化合物: 46: C2LH!、No、、、H−499,M、p、−140’ C,[α]、” +w +152° (c o、42. CDC1,)、 XR (CDCI、):コツ00. :1600. 30コ0. 2970. 294 0. 2860. 1750. 1630. 1g25゜1595、15a5.  C370,lコ50. 1210. 1130. 1110. 1075.  1035C!11−λ、 NXR(200MHz、CHCl、): 6 ppm : 197 (g、コH)、2.05(s、3H)、2.10 (s、コH)、 2.19 (S、コH)、4.12 (m、コH)、 4+ココ(t、J −6 Hz、IH)、4.71 (d、J −14Hz、IH)、4.89 (d。 J−t4 Hz、 IH)、 5.35−5.6 (m、 31)、 5+87  (d、 J −2Hz。 IKI、 7.28 (d、 J = 98Z、 LH)、 8.19 (dd 、 J −9and 2 H2゜LFII、8.コ2 (d、J −2Hz、I H)。 6)4−ニトロフェニル 2− (2,3,4,6−チトラー〇−アセチルーα −D−ガラクトピラノシル)−5−ニトロペンジルカーボナー)(47) 製造: 46及びp−ニトロフェニルクロロフオルマートから(収率、52%)。 −化合物1 47: C81,11,、N20.、: M −664,1H)J MR(200M1!Z、 CDCl、): 6 Pi!: 19コ (s+、  3H)、 2.04 (s、 コH)。 2.09 (s、コH3,2,19(s、コH)、4.12 (m、2H)、4 .30 (t、J −61(z、IHI、5.3−5.6 (m、5H)、5. 93 (d、J m 4 Hz、1B)。 7.34 (d、J −9Hz、LH)、7.44 (d、J −9Hz、LM )、8.2−8.4(m、4H)。 7)N−(2−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピ ラノシル)−5−二トロペンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(48a) 製造: 47及びダウノルビシン(参照=6の製造、実施例1)から、収率、31%。 −化合物・ 48: C,、H,、N、IO,、、M −1052+ λHNM R(200MH2,CDCl、): & ppml: C116(s、コH)、  2.02 (s、311)。 2.08 (s、3H)、2.14 (s、3F[)、2.コ9 (s、 コH )、2.94 (d、、T −20Fix、IB)、コ+23 (d、J −2 0Hz、IH)7 3.60 (1g、1H)、4.08(s、3H)、5.0 2 (d、J = 12 Hz、IH)、5.21 (d、J M 12 Hz 。 1!り、5.3−5.8 (!11. !()、5.93 (d、J = 4  Fix、LH)、7.111 (d。 Hz、LH)、8.26 (broad s、IH)、11コO(s、LH)  and lコ、99(!!、LH)。 8)N−(2−(α−D−ガラクトピラノシル)−5−ニトロベンジルオキシカ ルボニル〕ダウノルビシン(48b)製造; MeONa(触媒)/MeOHを用いて48aがら(収率:83%)。 化合物48b:アモルファス、C,、H,、N、O,、、M=884、M、P、 =140°C(分解)。 9)N−(2−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピ ラノシル)−5−ニトロベンジルオキシカルボニル〕 ドキソルビシン(49a ) 製造: 47及びドキソルビシンから。収率:13%。 −化合物 49a: C,、HlllN、Oll、、M 雪1068. ’H掛 侃(200MHz、CDCl、): 6 ppm= IJ6 (s、 コH)、  2.01 (s、 コH]。 2.09 (s、コH)、2.1コ Cst コFり、2−99 (s、LEE )、コ、0コ (d、J −20)1z、IH)、3.29 (d、J = 2 0 Hz、IIり、4.10 (s、コH)、4.59(S、LM)、 4.7 4 (S、 IH)、 5.07 (d、 J = 12 H2,IM)、 5 .22(d、J −12H2,IH)、5.コー5.8 (m、H)、5.95  (d、J m 4 Hz。 11り、 7.17 (d、 J −9Hz、 111)、 7.40 (d、  J −8Hz、 l!り。 7.80 (t、J m 8 Hz、LH)、8.03 (d、 J −8Hz 、LH)、C18(dd、J wa 9 and 2 Hz、1Ii)、8.2 7 (broad s、IH)、lコ+28 (s。 11り、i4.o (s、LH)。 10)N−(2−(α−D−ガラクトピラノシル)−5−二トロペンジルオキシ カルボニル〕 ドキソルビシン(49b)49aをMeONa/MeOHと処理 することによる(参照=7及び14の製造、実施例1及び2)。赤色固体。C, ,844N 10m +、M=900゜ 実施例9 :N−(2−((β−D−ガラクトピラノシル)−ウロニックアシッ ド)−5−二トロペンジルオキシ力ルポニル〕ダウノルビシン(54c)の合成 反応式■に基づいて、メチル(バーアセチル−β−D−ガラクトピラノシル)ウ ロネートブロミドを、Agt○の存在下、室温にて2−ヒドロキシ−5−二トロ ベンズアルデヒドで縮合する。グリコシド51(収率:46%)を誘導体52( NaBH,/THF/MeOH1収率、70%)及び収率化70%誘導体52、 つまり53(収率ニア3%)に変換し、ダウノルビシンと反応させ、誘導体54 aを得る(収率:62%)。 1)メチル(2−ホルミル−4−二トロフェニル 2. 3. 4−トリー〇− アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネー製造: 酸化銀(1,3g、5.6mmo 1)を含有する22m1のアセロニトリル中 、メチル(2,3,4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシル)ウロ ネートブロミド(1,45g、3.64mmol)及び2−ヒロドキシー5−ニ トロベンズアルデヒド(609mg、3.64mmol)の溶液を4時間、室温 にて攪拌する。反応媒質を濾過した後、ろ液を蒸発させ、フラッシュクロマトグ ラフィーで800mgの51を得る(収率:46%)。 −化合物151: C,。H8I、No、3. M −4830M、p−wa1 7コーi74”C−(al♂ロ 糟 −52° (c 1. CMCI、)、  XR(CM、C1,):3060、2960.1755.1690.1590. 1530 cm−工、LM NMR(200Kllz、CDC1,): & p pm= 2.09 (s、 9H)、 3.73 (s、 コH)、 4+40 (d、H−5,J −8,5Hz)、5.5 (m、4H)、7.32 (d、 LH,J −9,IH2)、 8.42 (dd、 LH,J = 9.1 a nd 3 Hzl、 8.67 (d、 LH,J −3Hz) 、 10.3 1 (s、 IHI2)メチル(2−ヒドロキシメチル−4−ニトロフェニル  2゜3、 4−)リー0−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネート( 52) 製造; NaBH,/THF/MeOHを用いて51から(収率ニア0%)。 −化合物 52: C1l15M、、No、、、M −4115,M−p、−1 37−145’C,[a]、” = −34° (c O,7,CHCl、)、  IR(C1i、C1,):コ600. コ570. コ060. 2960.  1755. 1620. 1590. 1525. 085゜14コ5.1コ ア0.1コ40. 12コ0. 1075. 1040. 900 CH11− ニーLHNMR(200MHz、CDCl、): 6 1)P!11: 2+0 7 (!E、 コH)、 2.011 (s、 3H)。 2.10 (s、コH)、2.95 (OH)、 3.72 (1m、コH)、  4.30 (d、H−5゜J −8,7F!z)、4.61 and 4.7 2 (入Bq、2H,J −13,8Hz)、5.32(rm、 4H)、 7 .08 (d、 IH,J−9Hz)、 L12 (dd、 IH,J −9a nd J −2−7Hz)、 8.27 (d、 LH,J −2,7Hz)。 SM (FAB” )m/z : 508 (M+Na)”3)4−ニトロフェ ニル 2−(メチル(2,3,4−)り一〇−アセチルーβ−D−グルコピラノ シル)クロネート−5−二トロペンジルカーボネート(53) 製造: 52及びパラニトロフェニルクロロホルマートから(収率ニア3%)。 −化合l勿 5コニ C27ち、N、O,,6,に 厘 634. M、p、− 154−155”C,[el、” −−34,5°(c l、 CHCl、)、 IR(CH,C1,):2960、 28g0. 1760. 1620. 1 595. 1525. 1490. 1370. lコ45゜12コ0. 12 15. 101!0. 1040. 860 crn−1,工HNMR(200 MHz。 CDC1,): 6 ppm= 2.08 and 2.09 (2g、 9H )、 3.74 (s、 コHL4.36 (broad d、11(、J w m 8.7 Hz)、5.36 (m、6K)、7.23 (dtIH,J − 9,1Hzl、7.43 (d、2H,J −8,3Hz)、8.26 (”+ 4H)。 4)N−(2−(メチル(2,3,4−トリー0−アセチル−β−D−グルコピ ラノシル)ウロネート)−5−二トロペンジルオキシ力ルボニル〕ダウノルビシ ン(54a)製造: 53及びダウノルビシンから(収率:62%)−化合物154a: C,、H, 。O,、N1M W 103!1. M、p、 wm142−145°C,[* ]、” m 4415° (c O,6,CHCl、’)、 IR(CH,C1 ,)= 2950. 1755. 1720. 1710. 1620.158 0. 1525゜1コ45. 12:10. l工0. 1110. 1080 . 1035 crn−”、 ”HNMR(200MHz、CDC1,): 6  ppm= 1.コ2 (d、 コH,J −7,コ HKL 2−09 an d2.11 (2s、 9)り、 2.43 (s、 コII)、 2.93  and 3.24 (入’L ”tJ W 19 Hz)、3.59 (s、コ H)、4.30 (!11. 211)、4.51 (s、11り。 4.96 and 5.11 (ABq、 2H,J −13Hz)、 5.2 0 and 5−60 (+a。 6H)、7.14 (d、LH,J −8,5N2)、7.41 (d、LH, J = 8 Hz)。 7+79 (t、ロi、 J −8Hz)、8.05 (d、IH,J −a  8 Hz)、 8.21°(21)、 12.15 (s、 IH)、 12+ 91(s、1M)。 5)N−’(2−(メチル(β−D−グルコピラノシル)ウロネート)−5−二 トロペンジルオキシカルボニル〕ダウノルビ製造: 54aとMeONa/MeOHとから(参照ニア及び14の製造、実施例1及び 2)。赤色固体。C,、H,、Nt 01..2M)、8.19 (m、2H) 、lコ、30 (s、IH)、L4.L5 (s、IH)−6)N−(2−(( β−D−グルコピラノシル)ウロニツクアシッド)−5−ニトロベンジルオキシ カルボニル〕ダウノルビシン(54c) 54b及びBaOから(参照:実施例3における22の製造)。赤色固体。C, 、H,、N、O*+、M=898゜実施例10:N−(2−((β−D−グルコ ピラノシル)ウロニツクアシッド)−5−ニトロベンジルオキシカルボニル〕  ドキンルビシン(83c)の合成 1)N−(2−Cjチk (2,3,4−’t−’)−0−7セチルーβ−D− グルコピラノシル)ウロネー))−5−ニトロ−ベンジルオキシ−カルボニル〕  ドキソルビシン(83a)製造: 53及びドキソルビシンから(収率:65%)3H,J m 7j Hzl、  2.06 aセ 2.08 +2g、 9H1,2,94at 3.23fAB q、 2H,J −19Hzl、 3.60 Is、 3H1,4,06(s、  3H1,4,28(d、 LH,J −9Hzl、 5.03 (ABq、  2H,J −13Hz)、 5.27−5.51(m、 6H1,7,11(d 、 IH,J −8Hzl、 7.99 (d、 LH,J −8Hz)。 8.15 (m、 2H1,12,62Is、 IHI、 13.15 (s、  IH)。 2)N−(2−(メチル(β−D−グルコピラノシル)ウロネート)−5−ニト ロ−ベンジルオキシ−カルボニル〕 ドキソルビシン(83b) 製造。 83aとMeONa/MeOHとから(参照ニア及び14の製造、実施例1及び 2)。 CD3COCD31 : δppm : 1.29 fd、3H,J −7,3 Hz)、3.79 (s。 3H1,4,07Is、3H1,6,09fd、MHI、7.12 fd、IH ,J−8,61(zl、7.41 (d、LH,J −8Hzl、7.79 I ヒ、11.J 冨 8 Hzl8.00 (d、LH,J−8Hz)、8.16  (m、2H1,12,75(s、LHI。 13.25 (s、 IHI。 3)N−(2−((β−D−グルコピラノシル)ウロニツクアシッド)−5−ニ トロ−ベンジルオキシ−カルボニル〕 ドキソルビシン(83c) 製造: 83bとNaOH又はビグ・リバー(pig 1iver ) xステラーゼと から(EC3,1,1,1,)。 化合物83C:赤色固体、C,、H,、N、O□、M=914゜実施例11: 1)2−クロロ−4−メチルフェニル 2. 3. 4. 6−テトラ−0−ア セチルーα−D−ガラクトピラノシド(55)製造: 2、 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノースと 2−クロロ−4−メチルフェノール(参照=1の製造;、収率=40%) −化合物 55: C,、Hll、O,。Cl、M−472,5,1HNMR( 270MHz、CDCl5): E I)pm: 2.02 (s、 3H)、  2.06 (s、 コH)。 2.14 (s、3H)、2.20 (s、コH)、2.32 (s、コII) 、4.12 (dd、1!!。 Jm 12. J’ 冨7 Hz)、 4.17 (dd、 L)I、 J m  12. J’ 嘗6 Hz)。 4.54 (ddd、 IHI、 J wm 7. J’ s+ 6. J′I m++ l Hz)、 5−29 (dd、 11゜J m 10. J’ m  4 Hz)、5+61 (rrx、LH)、5.63 (dd、1!、J − 10゜J’ = 4 Hz)、 5.76 (d、 LH,J −4Hz)、  7.02 (dd、 IH,J −a、J’ −2Hz)、7.07 (d、L H,J −8Hz)、7.23 (d、IH,J −2t!z)、 MS (D 工C/NH,): m/z: 490 (MINI4)”、456. ココ1゜ 2)2−クロロ−4−ブロモメチルフェニル 2. 3. 4. 6−テトラ− 0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(5製造: 55の光化学活性化でのモノブロム(参照:2の製造、収率=80%)。 −化合物 56: C,、H,,0LoCIBr、M −551,5,LHNM R(270MH2,CDCl5)= 6 ppH: 2.00 (S、 コH) 、 2+03 (”t3H)、2.12 (s、コH)、2.1El (!I、 コH)、4.09 (dd、LH,J −12゜J’ wa 7 Hz)、 4 .14(dd、 IH,J m 12. J’ W 6 Hz)、 4.42  (s。 2H)、 4.50 (ddd、 IH,J −7,J’ −6,J” −IH z)、 5.27(dd、 3−H,J = 10. J’ −4)12)、  5.58 (m、 1!I)、 5.6o (dd。 LH,J −10,、r’ −4Hz)、5+80 (d、IH,J −4Hz )、7.13(d、 1)1. J sw 11 Hz)、 7.22 (dd 、 1H,J +w 8. J’ wm 2 Hz)。 7.42 (d、LH,J = 2 Hz)、MS (D工C/’NH,):  m/z: 571(M+N’)!4)=、569 (MINI、)’−,490 ,331゜3)2−クロロ−4−ヒドロキシメチルフェニル 2. 3. 4゜ 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(5製造: 56から(4の製造、収率=34%)。 −化合物157: C,、Hz、O,、C1,M −488,5,LHNMR( 2701Qiz、CDCl、): 5 PPII: C98(s、 IH)、  2.04 (s、 コH)。 2.10 (s、IH)、2.18 (s、コH5,4,09(dd、1!’I 、J # 12. J’ −7Hz)、 4.1 (cld、 IH,J −1 2,J’ −6Hz)、 4.49 (ddd、 11(。 J −7,J’ −6,J” m I Hz)、 4.64 (s、 2H)、  5.26 (dd、 IH。 J m 10. J’ m 4 Hz)、 5.58 (m、 IH)、 5. 60 (dd、 IH,J m 10゜J’ −4Hz)、 5.77 (d、 LH,J −4Hz)、 7−15 (d、 LH,J −8He)、 7.2 0 (dd、 IH,J wa 8. J’ −2Hz)、 7−42 (d、  LH,Jm2 Hz)、 MS (D工C/NH,): m/z: 506  (MINI4)−、472,ココ1゜4)2.5−ジオキソピロリジン−1−イ ル 3−クロロ−4−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラ クトピラノシル)ベンジルカーボネート(58)製造; 57及びジサクシニミジルカーボネート(DSC)(参照:19の製造、実施例 3)。 化合物58自身が不安定であるため、シリカのカラムにおける精製及び分離をす ることができないことに注意すべきである。 化合物58 : C*5HtsCINO+s1M=629.5゜5)N−(3− クロロ−4−(2,3,4,6−チトラーO−アセチルーα−D−ガラクトピラ ノシル)ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(59) 製造: 58のダウノルビシンとのカップリング(参照:6の製造、収率=20%)。 −化合物 59: C,、H,、ClN021M −1041,5,’HNMR (270Hllz、 DKSO)= 5 PPIII: 1.12 (d、 コ H,J m 7 Hz)。 1+48 (m、LH)、188 (m、2H)、1.98 (!l# コ)り 、2.02 (s、3Fり。 2.04 (s、3H)、2.15 (s、3H)、2.23 (rtr、IH I)、2.25 (s、コaL2.76 (m、131)、2.96 (+n、 1H)、3.50−4.20 (m、51’l)、4.00 (s。 6)N−(3−クロロ−4−(α−D−ガラクトピラノシル)ベンジルオキシカ ルボニル〕ダウノルビシン(60)製造; 59から(参照ニアの製造、収率;9−1%)。 実施例+2二N−(3−ニトロ−4−((β−D−グルコピラノシル)ウロニッ クアシッド)ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(64c)の合成 1)メチル(4−ホルミル−2−ニトロフェニル 2. 3. 4−トリー〇− アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネート(61) 製造: 51の製造:のために記載された条件下、メチル(2,3゜4−トリー〇−アセ チルーD−グルコピラノシル)ウロネートブロミド(5,3g)、3−ニトロ− p−ヒドロキシベンズアルデヒド(3,55g)及び酸化銀(15,45g)の 溶液から。フラッシュクロマトグラフィー及び結晶化の後、5.35g(80% )の純品61を得る。 −化合物+ 61= C41,11,、No、3. M −483,M−p、− 172−17:l@C,[a]♂6 − +1.0° (c l、 C)IC1 ,)、 IR(lace:1760、 12コOcm−工、工HN′MR(25 0FrJiz、CDCl、): l ppm= 2.16(!I、 コH)、2 .12 (s、3H)、2.07 (s、コH)、 コ、71 (s、3H,O Ma)。 4、ココ (d、1111. J −8,2Hz)、5−45−5.25 (m 、411)、7.49 (d。 LH,,7am 7.5 Hz)、 8−OJi (dd、 1H,J w 7 .5. J’ m 1.8 Hz)。 8、コl (4d、l!I、J −C8Hz)、9.97 (s、1り+ MS  (MC/NH,)+ 。 wx/z: 501 (MINI、)−。 2)メチル(4−ヒドロキシメチル−2−二トロフェニル 2゜3.4−トリー 〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネート(62) 製造: NaBH,/THF/MeOHを用いて61から(収率ニア2%)。 −化合物62: C,。H,+13No、、+ に−485,M、p、−173 −174’″C,[al、” m +lO’ (C1,CHCl、)、 1HM R: 6 ppm:2.08 (s、6H)、2.01 (s、コH)、3.6 3 (s、コH)、4.12 (d、LH。 J −8Hzl、4.62 (s、2H)、5.35−5.02 (m、4)f )、7.21 (d。 LH,J m 7 )tz)、7.39 (cld、LH,J = 7 Hz、 J’ −1,8Hz)。 7.65 (d、 IH,J −18Hz)、MS (DIC/’N’H,):  m/z: 503(M十冊、)−1 3)N−(3−ニド0−4−(メチル(2,3,4−’r−リー〇−アセチルー β−D−グルコピラノシル)ウロネート)ベンジルオキシカルボニル〕ダウノル ビシン(64a)製造; カーポ*−)63を、62とDSCから中間体として得る。 これは精製していないが、すぐに、54の製造のために記載された条件下、ダウ ノルビシンと反応させる。 64aを収率50%で分離する。 (CDCl3)= 1760. 1720. 1220 ctrr−”、 ”H MFrR= 5 ppm: 1.30Cdt コ11. J m 6 Hz)、 1.75 (m、2H)、2.12 (s、IH)、2.10 (s。 コFf)、 2.13 (s、 3H1,2,45(sr コH)、 3.00  (d、LH,J −20)1z)、コ、コO(d、1M、J −20Hz)、 3.75 (s、3H)、4.14 (s。 3H)、 4.26 (m、 2M)、4.47 (s、 111)、 5.0 8 (s、 2B)、5.10−5.47 (m、4H)、5.58 (d、1 1()、7.50 (1り、7.89 (LM)、8.05(IH)、14.0 0 (s、LM)、1コ+30 (s、IH)。 4)N−(4−ヒドロキシ−3−ニトロベンジルオキシカルボニル)ダウノルビ シンβ−D−グルコピラノシド(64b)64aとMeOH/MeONaから( 参照ニア及び14の製造、実施例1及び2)。赤色固体。C,、H,、N、O, 、。 M=912゜ 5)N−(4−ヒドロキシ−3−ニトロベンジルオキシカルボニル)ダウノルビ シンβ−D−グルクロニド(64C)64bとBaO又はKtC○、から(参照 =22の製造、実施例3)。赤色固体。C,1H41N! O,、、M=898 ゜実施例13:N−(4−メトキシ−5−ニトロ−2((β−D−グルコピラノ シル)ウロニツクアシッド)ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(68 c)の合成反応式X■に基づいて、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−二トロ ベンズアルデヒドとメチル(ベラセチル−β−D−グルコピラノシル)−ウロネ ート プロミドのAg、〇−触媒グリコシド化で化合物65を得る。それは、次 いで、実施例9で述べられた方法により誘導体68cに変換される。 l)メチル(2−ホルミル−5−メトキシ−4−二トロフェニル 2.3.4− トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネート(65) これは51の方法で収率53%で得られる(実施例9参照)。 コ010. 1765. 1695. 1620. 1580. 1540.  1450. 1375. Lコロ0゜1220、1080.1045 C!11 −1. ”HNMR(200MHz、 CDCl、): 6 P−:2.08  (s、6H)、2.10 (!l、3H)、3.74 (s、IM)、4.04  (s、3H)。 4.39 (d、1!、J −9Hz)、5.39 (!11. 4H)、6. 92 (s、IH)。 8.43 (s、1M)、10.16 (s、IH)。 2)メチル(2−ヒドロキシメチル−5−メトキシ−4−ニトロフェニル 2.  3. 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネー1−( 66) NaBH4/THF/MeOHを用い65から製造される(収率:30%)。 −化合物 66: C,、H,、NoL4. M −514,M、p、−176 6C,[C1゜−−61@(C1,05,CHCl、)、皿(αC1,)= 3 560゜l PPI: 2.07’(s、コH)、2−09 (s、38)、2 .13 (!l、311)、3.72(st コH)、 コ+96 (s、3H )、4.27 (11)、4+50 1and 4.63 (qAB。 2H,,7−12,9Hz)、5.23 (m、4M)、6.99 (s、LH )、7.99 (s、:庄)。 3)4−ニトロフェニル 4−メトキシ−5−二トロー2−(メチル(2,3, 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシル)ウロネート)ベンジルカ ーボネート(67)66及び4−ニトロフェニルクロロホルマートから製造され る(収率ニア4%)。 −化合物i 67! C,、!!、、N、O工、、M −680,M、p、−4 )N−(4−メトキシ−5−ニトロ−2−(メチル(2,3゜4−トリー〇−ア セチルーβ−D−グルコピラノシル)ウロネート)ベンジルカルボニル〕ダウノ ルビシン(68a)67及びダウノルビシンから製造; (収率:83%)−化 合物 68a: C,、H,、H,O,1M wa 106B、M、p、 ww 153@c (dacomp、)、[2]。−+105’ (c O,24,C HCl、)、λHNMR(200)Glz、CDC1,): & ppm= 1 +31 (d、 3Fl、J −7Hz)、2.07and 2.12 (25 !、 9H)、 2.42 (s、 コH)、 2.91 and 3.24  (qAB。 2H,J −18,7Hzl、コ+62 (s、コH)、 コ、94 (s、3 H)、4.08 (s。 コH)、4.93 (qJJ3. 2H)、6.88 (!i、LM)、7.3 9 (d、LH,J −8Hz)、7.77 (t、IH,J −811z)、 7.94 (s、1111)、a、oコ (d、 1■。 J fi 8 )1zl 、 9159 (8,IHIF 10,29 (g、  1i11゜5)N−(4−メトキシ−5−ニトロ−2−(メチル(β−D−グ ルコピラノシル)ウロネート)ベンジルカルボニル〕ダウノルビシン(68b) MeONa/MeOH(−20°C,12時間)を用いて68aから製造;する (収率=91%)。 300G、1750. 1720. 1710. 1620. 15g0. 1 520. 1440. 141G。 1365、 1345. 1280 am−”、 LHNMR(200M)Iz 、■、00)? J PGFII:L43 (s、3H)、3.10 (qAB 、2H)、コ、79 (s、:lH)、3.95 (s。 コII)、4.08 (sr コH)、6.28 (d、1il)、6.a7  (s、III)、7.46 (d。 LH,J = 8 Hz)、7+83 (d、 IH,J −811zl、11 .02 (+a、2H)。 SM (FAB” )m/z : 109゜6)N−(4−メトキシ−5−ニト ロ−2−((β−D−グルコピラノシル)ウロニックアシッド)ベンジルオキシ カルボニル〕ダウノルビシン(68c) N a x COs /M e OH/ Hz Oを用いて68bから製造;す る。 化合物68c:赤色固体。C4t H4−N * Ot t。M=928゜実施 例14:N−(2((β−D−グルコピラノシル)ウロニックアシッド)−5− クロロ−ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(82c)の合成 l)メチル(2−ホルミル−4−クロロフェニル 2. 3. 4−トリー〇− アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネート (79) これは、51のために記載された方法(実施例9参照)によって得られる。 CDC131:δppm : 2.09 (s、 9H1,3,74+8.3H )、 4.25 +4 ’J、Fi。 J −8,51!zl、 5.30 (m、 4H1,7,10(d、 IH, J −8,5Hzl、 7.53(dd、IH,J −8,5aセ2.5 Hz l、 7.80 (d、 IH,J −2,5Hzl。 10.27 (s、IHI。 2)メチル(2−ヒドロキシメチル−4−クロロフェニル 2゜3.4−トリー 〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネー)(80) これは、NaBH,/THF/MeOHを用いて79から得られる(収率ニア0 %)。 CDC131二 δ ppm : 2.06 (s、3H1,2,07(s、3 H1,2,11(s、3H)。 3.71 (s、 3H1,4,14fd、 LH,J = 9 Hzl、 4 .3 et 4.72 fABq。 2H,J = D Hz)、 5.11 (d、 IH,J = 6.5 Hz l、 5.34 (m、 3H1゜6.94 (d、 IH,J−8,7Hzl 、 7.23 (dd、 IH,J−8,7e仁2.5 Hzl、 7.36  fd、 LH,J = 2.5 Hzl。 3)4−クロロフェニル 2−(メチル(2,3,4−トリー〇−アセチルーβ −D−グルコピラノシル)ウロネート)−5−二トロペンジルカーポネート(8 1)製造: 80と4−ニトロフェニルクロロホルマートから(収率=5(s、 3Hl、  4.22 1d large、 1M、 J = 8.7 Hzl、 5.30  (m、6H1゜7.03 fd、11(、J−8,2)1zl、7.30 ( m、4H1,8,30(d、2H。 σs+ 8.3 Hzl。 4)N−(2−(メチル(2,3,4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピ ラノシル)ウロネード)−5−クロロ−ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビ シン(82a)製造: 81とダウノルビシンから(収率=73%)。 CDC131: δppm : 1.31 (d、 3H,J −7F!zl、 2.05 (s、6H1゜2.08 (S、3H1,2,42(S、3H1,2 ,94ee 3.25 (ABq、2H。 J = 19 Hzl、3.62 (s、3M+、4.06 (s、3H1,4 ,20(m、2H1゜4.53 (broad s、IEl、4.96 fbr oad s、2H)、5.15−5.52 fm。 6H+、 7.00 (d、 IEl、 J −8Hzl、 7.20 (m、  2)El、 7.40 (d、 LH。 J−81(zl、 7−79 (ヒ、 11(、J=81(zl、 8.05  (d、 1)t。 J=8Hz!。 5)N−(2−(メチル(β−D−グルコピラノシル)ウロネート)−5−クロ ロ−ベンジルオキシカルボニル〕ダウノルビシン(82b) 製造 MeONa/MeOHを用いて82aから(参照ニア及び14の製造、実施例1 及び2)、収率=47%。 化合物82b:赤色固体、C4*HaaCINO,、、J = 8 Hzl、7 .33 fs、IH)、7.41 (d、IH,J −8Hz)、7.80 + 、e。 IH,J = 8 Hzl、 8.03 (d、 IH,J =a 8 Hzl 。 6)N−(2−((β−D−グルコピラノシル)クロロ・ツクアシッド)−5− クロロ−ベンジルオキシカルボニルビシン(82c) 製造 NatC○,を用いて82bから(参照:22の製造、実施例3)。 化合物82C:赤色固体、C.、H.、C INO,@、M=887.5。 実施例15:N−(4−ヒドロキシ−3−二トローベンジルオキシカルボニル) ドキソルビシンβーDーグlレクロニド(70C)の合成 1)4−ニトロ−フェニル 4−(メチル(2. 3. 鳴−ト1〕ー〇ーアセ チルーβ−D−グルコピラノシル)ウロネート)−5−二トロペンジルカーボネ ー)(69)製造 62とパラニトロフェニルクロロホルマートから(収率= 4(d, LH,  J−5Hz)、 7.54 (dd, IH, J=8.4Hzl, 7.30  (d。 LH, J−8.4Hzl, 5.36−5.29 (m, 3)11, 5. 18 (d, LH。 J − 6.7 Hzl, 4.72 (s, 2Hl, 4.20 (d,  IH, J − 8.4 Hzl. 174(s, 3H+, 2.12 (s , 3H+. 2.06 (s, 3Hl, 2.05 Is, 3H1. S M+DC工/NH31 m/z : 668 (M+18門608, 503,  443。 2)N− (3−=ドロー4− (メチル(2,3.441J−0−アセチル− β−D−グルコピラノシル)ウロネート)−ベンジルオキシカルボニル〕 ドキ ソルビシン(70a)製造 69及びドキソルビシンから(収率:6%)。 (s, LH, OH phanoll. 13.15 (s, IH. OH  phanoll, 8.00−7.20fm, 6H arom.l, 5. 47 (s, 1)1)、 5.29−5.16 fm, 5M)、 4.97  is。 2Hl, 4.73 Is, 21()、 4.20−4.15 +m, 2H )、 4.21 (s, 3H)、 3.80(br s. IHI, 3.7 2 (s, 3)!l, 3.68 (s, IHI, 3.19 (d, L H。 J=19Hzleセ 2.91 fd, IH, 、ff−19Hz+, 2. 30 fd, LH。 y −’D.6 Hzl, 2.15 (s, 3)!l, 2.1.0 (d , IH. J − 13.6 Hzl。 2、07 (s, 6H+, 1.83 (br s, 211, 1.27  (d, IH, J − 5.4 Hzl。 3)N− (3−ニトロ−4−(メチル(β−D−グルコピラノシル)ウロネー ト)−ベンジルオキシカルボニル〕 ドキソルビシン(70b) 製造 化合物70a (1.48g)を無水DMF (20ml)に溶解する。次いで 、200mlの無水MeOHを添加する。0″Cに冷却したのち、18mlの1 MMeONaを添加する。1時間、0°Cにて攪拌したのち、媒体を0″Cにて 、AcOH(10%)のメタノール溶液の添加により中和する。蒸発乾燥させ、 フラッシュクロマトグラフィー−(溶媒、CHtCIt/MeOH=9 0 :  I O) t:付した後、5 0 0mg(7)純粋70bを分離する。 CDC13] :δppm : 13.92 (s, IH)、 13.22  Is, LHI, 7.92−7.18(m, 6H1. 5.23 Is,  IHI, 5.07 fm, 2Hl, 4.95 (s, 2H)、 3.8 8(s, IHI, 4.57 (s, 2H)、 4.07 +m, 2Hl , 3.96 (s, 3Hl, 3.64(s, 31(+, 3.01 ( d, IHI and 2.85 (d, llf, J − 18 Hzl  [ABsysセl, 2.22 (d, IH, J − 13.6 Hzl,  2.03 (dd, IH, J − 13.6。 J’ − 5 Hz)、 192−1.37 in, 4Hl, 1.15 ( d, IL J −1 6.8 Hzl。 SM fFABl rn/e : 951 fM+ 23)。 4)N− (4−ヒドロキシ−3−ニトロ−ベンジルオキシカルボニル〕 ドキ ソルビシンβ−D−グルクロニド(7 0 c)製造 化合物70b(780mg)をTHF (75ml)に溶解し、次いで、0°C に冷却したのち、水(〜30ml)及び2NのNaOH(−滴ずつ”)(750 μl)を添加する。0℃にて1時間30分攪拌したのち、媒体をIR50H”樹 脂の添加により中和する。次いでろ液を蒸発させて、30mlを得、凍結乾燥す る。7 5 0mgの純粋70cを分離する。 DMSOI :δppm : 14.00 (br s, 2H)、 8.00 −6.90 fm. 6Hl, 5.481s, 1Hl, 5.23 fs,  IHI, 5.07 +d, J = 6.4 Hzl, 4.98 fm。 2Hl, 4.59 (s, 2H1, 3.99 +L 3Hl, 3.30 −3.10 (m, 2Hl, 2.96(d, 1H, J − 14 Hz )、 2.91 fd, IH, J − 14 Hzl, 2.20 fd,  IFf。 J = 115 Hzl, 2.13 (d, 11, J = 11.5 H zl, 187 (d, LH, J −13Hzl, 1.48 fd, 1 H, J=13Hzl, 1.13 (d, 3H, J−6、4Hz)。 実施例16:N−4−ヒドロキシ−3−二トロー(ベンジルオキシカルボニル) ドキソルビシンα−D−ガラクトピラノシド(7 5 b)の合成 1)4−メチルフェニル2, 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D −ガラクトピラノシド(71)反応式XIVに基づいて、ペンタ−O−アセチル −D−ガラクトピラノース(3 6 g, 9 2mmo l)とp−クレゾー ル(30g.280mmol)とのカップリングを、ヘルフエリッチ(Helf erich)法に従って、160℃にて30分間、無水ZnCL (1.8g) の存在下における溶融により行う。冷却後、60Hシリカのカラムにおけるクロ マトグラフィー(溶媒、ヘキサン−酢酸エチル+ 9 0/ 1 0−v/v) に、直接混合物を付し、15g,収率:40%の4−メチルフェニル 2. 3 , 4. 6−テトラ−0−アセチル−α−D−ガラクトピラノシドを得る。 これはエタノールで結晶化される。分析特性は上述したものと同一である。 2)4−ブロモメチルフェニル 2. 3’、4. 6−チトラー〇−アセチル ーα−D−ガラクトピラノシド(72)製造 1.4g (3,2mmol)の4−メチルフェニル2,3゜4.6−チトラー O−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(71)及び0.46g (1,6 mmoりの1. 3−ジブロモ5,5−ジメチルヒダントインを、100m1の 四塩化炭素に添加し、混合物を15分間、光(100OW)照射の下、還流する 。冷却後、反応媒質を濾過し、次いで、ろ液を乾燥状態まで蒸発させる。3.5 gの4−ブロモメチルフェニル2,3゜4.6−テトラ−0−アセチルーα−D −ガラクトピラノシド(72)を、メタノールからの再結晶により分離する(収 率ニア6%)。 +270 MHz、 CDC131δppm : 1.97 (s、 3H1, 2,08(s、 3H1,2,10(s、 3H1,2,21fs、3H1,4 ,05(dd、J = 11 e仁 7 Hz、 IHI。 a−13(dd、J −11eヒ 6 Hz、IHI、4.18 +仁、J=  7 Hz、1!1゜4.52 (s、2H1,5,28(dd、 J −11e セ4 Hz、IHI、5.52 (d。 J m 3 Hz、11(+、5.58 (dd、 J −11st 3 Hz 、IHI、5.79 (d。 J −4Hz、 LHI、 7.04 (d、 J =t 9 Hz、 21( 1,7,35(d、 J=19 Hz。 2H1、銀(D工C/NH31m/Z : 5341536 (M+NH4ビ。 3)(4−ブロモメチル2−ニトロ)−フェニル 2. 3. 4゜6−テトラ −0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド製造 5mlの硝酸を、無水酢酸における4−ブロモメチルフェニル2. 3. 4.  6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(72)(1,5g 、2.9mmol)溶液に、20°Cにて2時間で滴下する。1時間攪拌したの ち、媒体を炭酸水素ナトリウムにより中和する。通常の抽出の後、1.12gの (4−ブロモメチル2−ニトロ)−フェニル2. 3. 4. 6−テトラ−0 −アセチルーα−D−ガラクトピラノシド(73)を、60Hシリカゲルにおけ るクロマトグラフィー−により分離する(収率:69%)。 1.88 (s、 3H)、 2.08 (s、 3H1,2,15(s、 3 H1,4,11(d、 J −7Hz、2H)、4.39 +し、J−7Hz、 IHI、4.47 (s、2H1,5,24(dd、J −11aセ 4 Hz 、1M1. 5.48 (dd、J −11eヒ 3 Hz、LHI。 5.57 (d、 J −3Hz、 IHI、 5.89 (d、 J −4H z、 IHI、 7.32 (d。 J −9Hz、1HI、7.56 (dd、J −9eヒ 2 Hz、LHI、 7.84 (d、J −2Hz、 IHI 、 SM (D工C/NH31m/ Z : 5791581 fM+NH41”。 4)(4−ヒドロキシメチル2−ニトロ)−フェニル2,3゜4.6−テトラ− 0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド製造 アセトン15m1における(4−ブロモメチル2−ニトロ)−フェニル2,3. 4.6−テトラ−α−アセチル−α−り一ガラクトピラノシド(73)(0,3 g、0.5mmol)の溶液を、15m1のO,lN−AgNOs水溶液の存在 下、20°Cにて一晩攪拌する。濾過及びアセトンの蒸発後、(4−ヒドロキシ メチル2−ニトロ)−フェニル2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルー α−D−ガラクトピラノシド(74)を水中に沈殿させる。次いで、このように して得られた生成物を乾燥する(0.25g、収率:93%)。 NKR(270MHz、 CDC131δppm : 2.00 (s、 3H +、 2.02 (s、 3H1゜2、I Is、 3H)、 2.18 (s 、 3H1,4,13(d、 J −6)tz、 2H1,4,43(ヒ、J  −6Hz、LHI、4.73 (d、J = 5 Hz、2H)、5.27 ( dd、J −11aヒ4 Hz、 l)!l、 5.50 fdd、 J −1 1st 3 Hz、 IHI、 5.59 (d。 J −3Hz、 IHl、 5.88 (d、 J −4Hz、 IHI、 7 .32 (d、 J = 9 Hz。 LH)、7.53 (del、 J = 9 eセ2 Hz、IHI、 7.8 4 (d、 J = 21(z。 LHl、sMf市C/NH31m/z : 517 (M+NH4ビ。 5)N−4−ヒドロキシ−3−二トロ(ベンジルオキシカルボニル) 2. 3 . 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシドダウノルビ シン(75a)製造 無水ジクロロメタン(5ml)における74 (0,05g。 0.1mmol)及びトリエチルアミン(28μL 0.2mmo 1)の溶液 を、20℃、アルゴン下、2mlのアセトニトリルにおけるジサクシニミドカー ボナート(0,05g、0゜2mmol)の溶液に滴下する。90分間攪拌した のち、媒体を濾過し、ろ液を乾燥状態に蒸発させる。ジサクシニミドカーボネー トを沈殿物の形状で得る。 3mlのジメチルホルムアミドにおけるダウノルビシン(0゜03g、0.06 mmol)及びトリエチルアミン(50μm、0.35mmo 1)溶液を、2 0°C、アルゴン下、先に製造した粗すクシニミドカーボネートの溶液に添加す る。15分間反応させ、溶媒を蒸発させたのち、N−〔4−ヒドロキシ−3−二 トロ(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド) (ベンジルオキシカルボニル)〕ダウノルビシンを、60Hシリカゲルクロマト グラフイー(溶媒ニジクロヘキサン−アセトン: 50150−v/v)におい て精製し、次いで、水で洗浄する(42.2mg、収率:43%)。 +270 MHz、 CDC131δppm : C28(d、 J −7Hz 、 3H1,197(s。 3M1.2.02 (s、 3M)、 2.094s、 3Fり、 2.16  (s、 3H1,2,41(s。 3H1,2,69Is、 IHeCh/D201.2.88 (d、 J =  12 Hz、 IHI、 2.93fd、 J −19′Hz、 1!()、  3.24 (d、 J −12Hz、 1HI、 3.24 (d、 H−19 Hz、1HI、3.69 fbroad s、IHI、178 (m、IHec h/D201゜4.09 (s、 3H)、 4.13 (d、 J−−6Hz 、 2H1,4,23(d、 J −7Hz。 IHl、4.39 +し、J −6FIZ、IHl、4.72 +5. IHe ch10201. s、oIIs、2H)、5.24 (dd、 J −10s e 4 Hz、IHl、5.27 (m、2H)。 5.48 (dd、 J = 10 eセ3 Hz、 LHI、 5.50 f m、 IHl、 s、5a (d、 J −3Hz、1)E)、5.87 (d 、 J = 4 Hz、IHI、7.29 (d、 J −8Fit。 IHI、 7.40 (d、 J = 8 Hz、 LHI、 7.48 (a d、 J −8ee 2 Hz。 tM−380)”。 6)N−4−ヒドロキシ−3−二トロ(ベンジルオキシカルボニル)ダウノルビ シン−α−D−ガラクトピラノシド(75b) 製造 2mlの0.1Nナトリムメタル−トにおけるN−4−ヒドロキシ−3−二トロ ー2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド (ベンジルオキシカルボニル)ダウノルビシン(17mg、0.Ol 6mmo  l)の溶液を攪拌し、30分間、0°Cに保持する。媒体をアンバーライトI RC120H’″樹脂の添加により中和し、次いで濾過する。 ろ液を乾燥状態に蒸発させ、14mgのN−4−ヒドロキシ−3−二トロー(ベ ンジルオキシカルボニル)ダウノルビシン−α−D−ガラクトピラノシド(収率 :98%)を得る。 実施例!7:N−(4−ヒドロキシ−3−クロロ−(、ベンジルオキシカルボニ ル)〕〕ダウノルビシンーβ−D−グルクロニド78b)の合成 り4−ヒドロキシ−3−クロロベンズアルデヒド2. 3. 4−トリーO−ア セチルーβ−D−メチルグルクロニド(76)製造 10gの酸化銀を、無水アセトニトリル(150ml)における2g (12, 8mmo l)の4−ヒドロキシ−3−クロロベンズアルデヒド及び3.4g  (8,5mmol)の2.3゜4−トリー〇−アセチルーβ−D−メチルグルク ロニルブロマイド溶液に添加する。反応媒質を4時間、20’Cにて攪拌し、セ ライトにおいて濾過し、ろ液を乾燥状態に蒸発させる。次いで、得られた乾燥残 留物を、60Hシリカゲルクロマトグラフイ(溶媒ニジクロヘキサン−アセトン : 80/ 20−v/v)によりflI!i!する。このように、4−ヒドロ キシ−3−クロロベンズアルデヒド2,3.4−)リーO−アセチルーβ−D− メチルグルクロニド(76)を得る(1.6g、収率:40%)。 2)(4−ヒドロキシメチル−2−クロロ)−フェニル2,3゜4−トリー〇− アセチルーβ−D−メチルグルクロニド(7製造 シリカ(3g)及び水素化ホウ素ナトリウム(0,3g、7゜9mmo l e  s)を、クロロホルム(35ml)及びイソプロパツール(7,5m1)の混 合液における76 (1,56g。 3.3mmol)の溶液に、0″Cにて添加する。媒質を2時間、室温にて攪拌 する。濾過後、媒質をCHtClt (30ml)で希釈し、次いで水で洗浄し く3 X 30m l) 、Nag SOaで乾燥し、蒸発させて(4−ヒドロ キシメチル−2−クロロ)−フェニル2. 3. 4−)ソー0−アセチルーβ −D−メチルグルクロニドを得る(収率:64%)。 3)N−(4−ヒドロキシ−3−クロロ2,3.4−トリー〇−アセチルーβ− D−メチルグルクロニドベンジルオキシヵルポニル)−ドキソルビシン(78a ) 製造 無水ジクロロメタン(80ml)におけルア7 (1,OOg。 2mmol)及びトリアチルアミン(300μl、2.1mmo1)の溶液を、 20℃、アルゴン下にて50m1のアセトニトリルの溶液におけるジサクシニミ ドヵーボネート(1,08g、4. 2mmo 1) l:ff1t[Iする。 90分間攪拌したのち、媒質を濾過し、ろ液を乾燥状態に蒸発させ、ドキソルビ シンで濃縮するために精製することな(、サクシニミドヵーボネート(1,3g )を得る。 40m1ジメチルホルムアミドにおけるドキソルビシン(0゜882g、1.6 mmol)及びトリメチルアミン(230μm、1.6mmol)の溶液を、2 0”C、アルゴン下、先に製造した粗すクシニミドヵーボネートの溶液に添加す る。2時間反応させたのち、溶媒を減圧下蒸発させる。シリカゲル60Hクロマ トグラフイ=(溶媒ニジクロロメタン−メタノール、95 / 5 v/v)に 付したのち、得られた残留物からN−(4−ヒドロキシ−3−クロロ2. 3.  4−トリー〇−アセチルーβ−D−メチルグルクロニドベンジルオキシヵルボ ニル)−ドキソルビシン(78a)を得る(0.691g、収率:41%)。 1235、 1125. 1070. 1040. 755. lHNMR(2 70KHz、 CDCl l δppm ! 1.30 (3H,d、 J − 6,5Hz)、 L85 (2H,ml、 2.02 +3M。 !1)、 2.05 (3H,s)、 2.09 +3M、 s)、 2.17  (IH,dd、 J −15aヒ3.5 Hzl、2.35 (LH,dd、 J v−15ee I Hzl、2.97 (IH,d、J −19Hzl、  3.27 (1H,d、 J 諺19 Hzl、 3.67 (庄、 ml、  3.17 (3H。 sl、 3.86 (u!、 ml、 a、os (3H,s)、 4.15  (2H,ml、 4.75 +24s)、 4.97 (2H,s)、 5.0 2 HH,d、 J −7Hzl、 5.18’ (3M、 ml。 5.50 (IL dd、J = 3.5 ee l Hzl、7.1a (2 L ml、7.30 (111゜d、J −I HlI、7.38 (III、 d、J +ll 8 Hz)、7.79 ilH,t、J !8111zl、  8.03 +1)i、 d、 J −8Hzl、 L3.15 flH,li、  ech、 D201゜13.85 (IH,s、 ech、 D201゜4) N−(4−ヒドロキシ−3−クロロ−ベンゾキシ−カルボニル)ドキソルビシン β−D−グルクロニド(78b)製造 60m1(Do、05Nのナトリウムメタル−トにおける78a (0,280 g、、0.27mol)溶液を攪拌し、0℃にて45分間保持する。媒質をアン バーライトIRC120H”樹脂を添加することにより中和し、次いで濾過する 。ろ液を乾燥状態まで蒸発させ、240mgのN−(4−ヒドロキシ−3−クロ ロ−ペンジキシ力ルポニノリ ドキソルビシンβ−D−メチルグルクロニドを得 る。この化合物は、カルボキシル基の脱保護のために精製することなしに用いら れる。 先に得た粗N−(4−ヒドロキシ−3−クロロ−ベンゾキシカルボニル)ドキソ ルビシンβ−D−メチルグルクロニドを、1.2rnlビグ・リバー・エステラ ーゼ(pig 1iver esterase)(シグマ、参照:E−3128 )及び24m1アセトンを含有するリン酸緩衝液(48m1)(pH8)に溶解 する。この溶液を4時間、37゛Cにて保持する。乾燥状態まで蒸発させたのち 、残留物をシリカゲル60Hクロマトグラフイー(溶媒、アセトニトリル−水、 95 / 5 v/v)に付すことにより精製する。化合物78bを得る(0; 04・9g、収率:2.0%)。 am−1: 3400.2950.15a0.1510. L470.1.41 5.1240.1215゜1100、830.760 ; IHNMR(300 KHz、 DMSO−d6)δp−: Ll、1(3F1. d、J −6,5 Hzl、1.90 +2H,ml、2.15 +2H,ml、19B(3L s )、4.54 [2H,sl、4.87 +2H,sl、4.94 (LM、d 、J −7Hzl、5.20 +LH,dd、J −3,5eセ L Hz)、 7.18 +2L ml、746HH,d、 J −IKzl、 7.70 + 24 ml、 7.94 (LH,d、 J −8Hzl。 SM CFAB、テンプレート二二トロベンジルアルコール l m/z :  904/906(M+H1” 。 (以下余白、次頁に続く) 本発明に係るプロドラッグの薬理学的レポート薬理学的試験 実施例A 生物学的及び生化学的試験は、 ・グリフシル化されたプロドラッグの細胞毒性の評価、・対応酵素によるグリコ シドの分解能の研究、・生体外でのグリコシドの消失の動力学及び、まず、グリ コジル化されたフェノールにおける糖の切断、次いで、自己犠牲アームの切断( 図1.2.3及び4)に起因する2つの生成物(アンスラサイクリン士自己犠牲 アーム及びアンスラサイクリン)の形成の測定、 ■、半減期 図1.2.3.4及び5は誘導体48b(図1)、60(図2)、54c(図3 及び4))及び70c(図5)で得られた結果を図示している。これらの図は、 横軸に時間、縦軸に相対面積を示し、濃度の関数としてプロドラッグ及びアンス ラサイクリンの濃度を評価することができる。ダウノルビシンの出現の速度が自 己犠牲アームの型によって変化することに留意しなければならない。 誘導体48bで得られた結果: この誘導体は、α−ガラクトシダーゼ(ヒト胎盤由来)及び0.075M(7) N−アセチルガラクトースアミンとともに、37°Cにて、p)Is (0,0 2Mリン酸緩衝液)でインキュベートする。結果はHPLCによって測定する( ダウノルビシン:t、=8.5分、48b:tr=I1.5分、脱グルコシド化 された48b:t、=16.7分)。48bは1時間の半減期で加水分解される 。 pH5にて、化合物DNM/自己犠牲アーム(脱グリコシド化される生成物)が 、45時間の半減期で消失し、半減期はpH7,3では同じ生成物が16時間よ り小さく、ダウノマイシンが媒質中に出現する。 生成物は、プラズマ中で安定である。 図1は、誘導体48bで得られた結果を示す。 図1は、時間の関数としてダウノルビシン(1)、誘導体48b(2)(本発明 のアンスラサイクリン・プロドラッグ)及び中間生成物ダウノルビシン+自己犠 牲アーム(脱グリコシド化された誘導体)(3)の濃度を示す。 誘導体60bで得られた結果(図2):この誘導体を、α−ガラクトシダーゼ( いっていないコーヒー豆、0.04U/ml>とともに、37℃にて、pH6゜ 8 (0,02Mリン酸緩衝液)でインキュベートする。 これらの結果はHPLCによってぶ1定する(ダウノルビシン: t、=8.5 分、60:t、=11.0分)。誘導体6゜の濃度は660Mg/mlである。 1)86.8にて、脱グリコシド化された誘導体6oは、高速で消失するため検 出されない。 誘導体54cで得られた結果(図3及び4):図3は、誘導体54cを濃縮され た組換え型ヒトβ−グルクロニダーゼとともに、37℃、pH7,2でインキュ ベートした際に得られた結果を示す。54cの濃度は530μg/mlである。 結果はHPLCによって測定した(ダウノルビシン:t、=8.8分、54c  : t、==9.7分、脱グリコシド化された54c : t、=ie、O分) 。 図4は1/100に希釈されたβ−グルクロニダーゼの存在下に得られた結果を 示す(他の条件は図3と同様である)。 pH7,2にて、脱グリコシド化された誘導体54は5.3時間のオーダーの半 減期を育している。 誘導体70cで得られた結果(図5):図5は、誘導体70cをヒトβ−グルク ロニダーゼ(0,450/ml)とともに、37°C,pH7,2でインキュベ ートした際に得られた結果を示す。 ■、増殖試験 A、実験プロトコール(MTT還元) RPMI培地中、5x10’/mlの密度でL12101m瘍細胞を、96ウエ ル有するマイクロタイター・プレート中で、本発明の異なるプロドラッグととも に72時間インキュベートする(37°C15%Co、、95%相対湿度)。 コントロールは培地にさらした腫瘍細胞である。4つのウェルを各アンスラサイ クリン濃度及びコントロールのために製造する。65時間後、50μmのMTT (PBS中、2.5mg/m1)を加える。 MTTは、生存細胞の存在下、不溶性赤色ホルマザン染料に還元されるであろう 。さらに7〜24時間(用いた細胞による)インキュベートしたのち、上澄み液 を除去する。ホルマザン染料を、各ウェルに100μlのDMSOに添加し、次 いでやさしく揺らすことにより溶解する。 吸光度を、492nm(vルナスキャン340CCFa、フローフォトメータ) 、各ウェルで測定する。 B、結果 結果を、プロドラッグとのインキュベーション後の吸光度とコントロールで得ら れた吸光度との比として示す。変動係数は15%未満である。プロドラッグは、 ドキソルビシンと比較してかなり細胞毒性が減少している。 アセテート6.13及び48aは生体内ボで、それぞれ7.14及び48bに加 水分解される。 ■1本発明のグリコジル化されたプロドラッグとグリコジル化されたドラッグと の分解能の比較、及びグリコジルの分解速度ならびに自己犠牲アームの消失速度 におけるアームの構造の影響: ダウノマイシン/自己犠牲アーム/β−グルクロニド、ドキソルビシン/自己犠 牲アーム/β−グルクロニド及びドキソルビシン/自己犠牲アーム/α−ガラク トシドの本発明によるプロドラッグを上述した方法によって合成する。 基質を組換えβ−グルクロニダーゼ(又はコーヒー豆からのα−ガラクトシダー ゼ)(IU/ml)とともに37°Cにて、pH7,2から6,8でインキュベ ートし、グリコシドの消失の動力学及びダウノルビシンとドキソルビシンの形成 の動力学を逆相HPLCにより、インビトロで測定する。グリコシドの50%分 解の時間及びアンスラサイクリン/アーム化合物がアンスラサイクリンに50% 変換する時間を以下の表■に示す。 これは、以下の式を参照している。 (以下余白、次頁に続く) 比較基質であるアームを伴わないβ−グルクロニドは、ダウノルビシン/アーム /グルクロニド化合物又はドキソルビシン/アーム/グルクロニド化合物よりも 50から100倍おそく分解される。これは、グルクロニド/プロドラッグ化合 物の分解のための適当な自己犠牲アームの存在が断固として重要であることを示 す。 さらに、この自己犠牲アームの芳香環(例えば、ハイドロキシベンジルカルバマ ート)に存在する置換基はグリコジル化された誘導体の分解の動力学及び、生成 物アンスラサイクリン+自己犠牲アームの分解の動力学に影響を及ぼす。グリコ ジルのより迅速な分解及びアームのより迅速な自動消失が、B1がβ−グルクロ ニド及びB、がNO!基又は塩素原子である本発明のプロドラッグのために見い だされる。他の置換基も、所望の動力学を得ることが可能である。 先の説明から明らかなように、本発明はこれらの実施モデル、より明示的に述べ た実施例及び適用モデルに限定されるものではなく、それどころか、本発明の構 成又は範囲から逸脱せず、当該分野において考えられるすべての変形を包含する ものである。 相対面積 相対面積 【図2」 相対面積 相対面積 【図4】 ε 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 1、特許出願の表示 PCT/FR92100385 2、発明の名称 グリコジル化したプロドラック、その製法、と用途3、特許出願人 (1)住 所 フランス、92800 ビュトー、テラス・べ1ノ一二、1名  称 ラボ−ラドワール ヘキスト 代表者 ビニツキ ベルナール 国 籍 フランス (2)住所Fイツ、D−3550マルブルク 1、ボストファ・ジノ1名 称  ベーリングベルケ アーゲー 代表者 シュタイン フィリップ 4、代理人〒530 住 所 大阪市北区西天満5丁目1−3クォーター・ワンビル5、補正書の提出 年月日 1993年5月7日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文) 1通 (2)上申書 1通 うサイクリングブロドラックに関する。 式中、R,、R,、:R,は同−又は異なって、水素原子又はヒドロキシ基、R 4は水素原子、ヒドロキシ基又はメトキシ基、Rは基−Co−CH,−R’ ( R’ +!水素原子、C3〜C,アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、0 −アシル基又(まアリール基)、RsとR1は同−又は異なって、水素原子又( よヒドロキシ基、R7は水素原子又はヒドロキシ基、R1は基−CH,−OR, 又は基−COORI (R,はC0〜C,アルキル基、水素原子又はアセチル基 )、RyeとR++は水素原子、アシル保護基又はアルキル基、R11はヒドロ キシ基、アミノ基、アミド基又は0−アシル保護基、ペンシル−CH3は、グル コシ子、又はニトロ、ハロゲン原子、基5OtX (XはCH,、C@H,−C H5、NHl 、N−(C,−C,アルキル)を又はNH−01−04アルキル )、CN1アシル又はCOoアルキルからなる群から特に選択された少なくとも 1つの電子吸引基及び/又は、0−アルキル、NHC○−アルキル、N(アルキ ル)CO−アルキル、S−アルキル又はアルキル基からなる群より選択された少 なくとも1つの電子供与基である。 この発明の用語で、アシル基とアルキル基は、1〜6の炭素原子からなる基を意 味するものとして理解される。 この発明の1つの有利な具体例によれば、Yが1以上の電子吸引基のとき、グリ コジル酸素のオルト位及び/又はパラ位にあることか好ましく、Yが1以上の電 子供与基のときはメタ位にあるのが好ましい。 この発明によれば、ベンジルCH,がグリコジル酸素のオルト位にあるとき、Y はパラ位で、水素又は電子吸引基、及び/又はメタ位で水素又は電子供与基であ る。 これは、フェノール基がマスクされているアンスラサイクリンのバラ又はオルト −ヒドロキシベンジルカルバメート誘導体となり、意外にも、グリコシダーゼに より及びグリコシダーゼ/ホスフェート−特異性リガンドコンジュゲートの両者 で薬理学的に活性な細胞毒性のアンスラサイクリンと炭水化物(ose)この発 明の式■の化合物は、各種の異性体を含有する。 この発明による、3つの区分、すなわち、アンスラサイクリン、自己犠牲アーム (パラ又は才ルトーヒド口キシベンジルカルバメート)と酵素基体(炭水化物) からなるアンスラサイクリン誘導体は、次の利点を有する。 −酵素/基質非認識の危険を防止する、−酵素分解反応中、立体的に又は電子的 干渉の問題が避けられる、 一糖のアミノ基と0−へテロサイド結合の間の結合は、酵素アタックされ、同時 にプロドラックの細胞毒性を減少するのに十分なかさの分子になる。 上記のように、有利なのは、中間アームは、バラ又はオルト−ヒドロキシベンジ ルカルバメートであるのが好ましく、3区画を有するプロドラックからの活性の アンスラサイクリンの放出は、2つの工程(11酵素加水分解速度と(2)自己 犠牲アームが酵素加水分解速度と分離速度の両方に重要な機能を演する限り、実 際に連結している自己犠牲アームの分離速度によって決まる。 それは次の式Aによる。 この発明の他の有利な具体例によると、式(I)の好ましい化合物は、特に次の 基を含むものである。 R,、R,とR3が水素原子、 R4がメトキシ基、 RsとR1がヒドロキシ基、 Rが−COCHI基又1t−COCHIOH基、R1が水素原子又はヒドロキシ 基、 R1が−CH* OA c 、 −CH! OH、−COOM e又はC00H 基、 R11とR1+が同−又は異なって水素原子又はAc基、RI!がヒドロキシ基 又はOAc基、 前記のR,、R20、R11とR11は次の位置に存在するのが好かつYは水素 原子、又はグリコジル酸素のバラ又はオルト位でのNOx基又はクロル原子及び /又はグリコジル酸素のメタ位のocHs基である。 (1) 式A 〔Zはヒドロキシ基、0−トリアルキルシリル基又は基基の1つ ベンジル−CH,はフェノール基のバラ又はオルト位でなるのか好ましく、修飾 (グリコジル化又はシリル化)されていてもよい。Yは水素原子、又はニトロ基 、ハロゲン原子、基5O2X (XはCH,、C,H,−CH,、NHl、N− (C,−C4アルキル)1、NH−C,−C,アルキル、−CN、アシル及び− COO−アルキルからなる群より特に選択された少なくとも1つの電子吸引基、 及び/又は0−アルキル、NH−CO−アルキル、N(アルキル)CO−アルキ ル、S−アルキル及びアルキルからなる群より選択された少なくとも1つの電子 供与基〕 の誘導体と、式B この発明は、さらにこの発明によるアンスラサイクリンプロドラックと酵素/腫 瘍特異性抗体コンジュゲートすなわち式■、Ab−Sp−E (式中Abは腫瘍に関連した抗原に対し特異性である抗体又はそのフラグメント の1つ又は腫瘍に蓄積する傾向のバイオモレキュール、例えばEGF (表皮細 胞成長因子)、α−TGF(α−形質転換成長因子) 、PDGF (血小板由 来成長因子)、IGFI+n(インシュリン成長因子 I+II)又はFCFa +b (繊維芽細胞生成因子 a+b)、Eは、免疫性でないが、ごく低い免疫 原性のグリコキシダーゼ、好ましくは、α又はβ−グリコキシダーゼ、α−ガラ クトシダーゼ、α又はβ−マンノシダーゼ、α−フコシダーゼ、N−アセチル− α−ガラクトサミニダーゼ、N−アセチル−β又はN−アセチル−α−グリコサ ミニダーゼ又はβ−グルクロニダーゼのような哺乳動物のグリコシダーゼ、Sp (アーム)は式■又は■ X’(S)nY’ (III) X’(S)n (■) (X’ 又はY’ It−Co−R+s −(N−サク’、yニミF) −又ハ C(=RI = ) −’ CH* CH! ’−(RI lは−CH* −C H*、1.4−シクロへキシリデン、!、3又は1. 4−フェニレン、メトキ シカルボニル又はクロロ−1,4−)二二しン基、R14のスルフィド又はジス ルフィドを含有する基、とからなり、期間中同時に、別々に又は広がって、細胞 増殖抑制治療に使用するプロドラックに関する。 この発明によれば、アンスラサイクリンプロドラッグと酵素/抗体コンジュゲー トは、少なくとも1つの医薬的に受容な賦形剤と組合すことができる。 このような酵素/抗体コンジュゲートとしては、ドイツ特許願事3935016 9号(ベーリング名義)により詳しく記載されている。 酵素と抗体、抗体フラ グメント又はバイオモレキュールとのカップリングは文献記載の方法で行われる (A、 H,BLAIR。 T、I GHOSE、 Immunology Methods、 19B3, 59.129−143:T、1.GHOSE: Methods in Eng ymol、、 19g3.19.280−333)。 この方法では、サクシニミジル N−マレイミド−アルキレン、−シクロアルキ リデン又は−アリレン−1−カーボネートを用いて酵素をそのアミノ基を介して 初期に官能化されることが含まれ、マレイミド基の二重結合と官能化された抗体 、抗体フラグメント又はバイオモレキュールのH3基が反応し、チオエーテル基 を生成する。 抗体/酵素コンジュゲートは、ヨーロッパ特許出願第141079号に記載のモ ノクロナール抗体、好ましくは抗体431/26.250/183.704/1 52と494/32を用いて作ることができる。 腫瘍に関連した抗原に対するこれらの抗体の特異性は、動物及びヒトで、免疫シ ンチグラフィーと免疫化学の方法で既に例証されている。 請 求 の 範 囲 1、下記の式I 式中、R,、R,とR1は同−又は興なって、水素原子又はヒドロキシ基、R4 は水素原子、ヒドロキシ基又はメトキシ基、Rは基−Co−CH!−R’ (R ’ it水素原子、01〜C,アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、0− アシル基又はアリール基)、R1とR1は同−又は異なって、水素原子又はヒド ロキシ基、R,は水素原子又はヒドロキシ基、R,は基−CHz OR*又1を 基−COOR* (R*ltC+ 〜Csフルキルル保護基又はアルキル基、R 11はヒドロキシ基、アミノ基、アミド基又は0−アシル保護基、ペンシル−C Hlは、グルコシル酸素のバラ又はオルト位であるのが好ましく、Yは、水素原 子、又はニトロ、ハロゲン原子、基so、x <xはCH2、C、H4−CH, 、NHI 、N−(C,−C,アルキル)、又はNH−C,−C,アルキル)、 CN、アーシル又はCOOアルキルからなる群から特に選択された少なくとも1 つの電子吸引基及び/又は、0−アルキル、NHCO−アルキル、N(アルキル )CO−アルキル、S−アルキル又はアルキル基からなる群より選択された少な くとも1つの電子供与基であることを特徴とするアンスラサイクリンプロドラッ グ。 2 Yが1以上の電子吸引基のとき、グリコジル酸素のオルト及び/又はバラ位 にあることが好ましく、Yが1以上の電子供給基のとき、メタ位にあることが好 ましいことを特徴とする請求項lによるプロドラック。 3 式Iの好ましい化合物が、特に次の基、R1とR1とR3が水素原子、R1 がメトキシ基、R6とR6がヒドロキシ基、Rが−COCH,基又1;!−Co −CHtOH基、R7が水素原子又はヒドロキシ基、R3が−CHzOAc、− CH*OHOH1−C0O又は−COOH基、R3゜とR71が同−又は異なっ て水素原子又はAc基、R11がヒドロキシ基又はOAc基、基R8、Rto、 R3l及びlR+tは次の位置にあるのが好ましく、かつYは水素原子、グリコ ジル酸素に対しバラ又はオルト位でのNO2基又はクロル基、2&U/又はグリ コジル酸素のメタ位でのOCR,基であることを特徴とする請求項1によるプロ ト4、下記式6 を育することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 5、下記式7 16、下記式54c を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるブを有することを特 徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 18、下記式60 を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 19、下記式64c を育することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 24、下記式78b を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるブを有することを特 徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 26、下記式82 %式% を育することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 27、下記式83 但し、83a : R=AcSR+=CH583b : R=HSR,=CH! 83c : R=R,=H を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 28゜ (1) 式A 〔Zはヒドロキシ基、0−トリアルキルシリル基又は基基の1つ ベンジル−CH,はフェノール基のパラ又はオルト位でなるのが好ましく、修飾 (グリコジル化又はシリル化)されていてもよい。Yは水素原子、又はニトロ基 、ハロゲン原子、基5OJ(XはCH3、C*H−CH3、NH,、N−(C, −C4アルキル)7、NH−C,−C,アルキル、−CN、アシル及び−COO −アルキルからなる群より特に選択された少なくとも1つの電子吸引基、及び/ 又は0−アルキル、NH−10−アルキル、N(アルキル)CO−アルキル、S −アルキル及びアルキルからなる群より選択された少な(とも1つの電子供与基 〕 の誘導体と、弐B (以下余白、次頁に続く) ト町 (式中R3、R1、R3、R1、R,、R,、R1とRは上記の定義と同じ) のアンスラサイクリンとを、任意に適当なプロモータの存在下でカップリングさ せ、 (2)得られた化合物に存在する保護基を、特に加水分解、エステル交換又はケ ン化によって除去し、(3)Zがヒドロキシ基又は0−トリアルキルシリル基の 場合に、式Iのアンスラサイクリンプロドラック(R+〜R13、Rは前記と同 一意味)とするために、適当な場合に、次式■)の化合物の製法。 29、工程(1)の前に、グリコジル化p−ヒドロキシベンジル誘導体を、 (a)クレゾールと炭水化物(オーゼ)又はバーアセチル化メチルグルクロネー トとの縮合、 (b)生成物をベンジルブロム化、 (C)ブロム化誘導体の溶媒分解と (d)ヒドロキシ基をヒドロキシサクシンイミジル又はパラ−ニトロフェノキシ カルボニル誘導体での活性化によって得ることを特徴とする請求項28による方 法。 30、請求項1〜27の何れか1つによる修正アンスラサイクリンプロドラック と、式■ Ab−3p−E (I[) (Abは腫瘍に関連した抗原に特異性である抗体又はそのフラグメントの1つ、 又は腫瘍中に蓄積傾向のバイオモレキュール、例えばEGF (表皮成長因子) 、α−TGF (α−形質転換成長因子) 、PDGF (血小板由来成長因子 )、IGFI+I[(インスリン成長因子 1+I[)又はFCF a+b ( 線維芽細胞成長因子 a十b)、 Eは、免疫性でないが非常に低い免疫原性であるグリコシダーゼ、好ましくは、 α−又はβ−グルコシダーゼ、α−ガラクトシダーゼ、α又はβ−マンノシダー ゼ、α−フコシダーゼ、N−アセチル−α−ガラクトサミニダーゼ、N−アセチ ル−β/N−アセチル−α−グルコサミニダーゼ又はβ−グルクロニダーゼのよ うな哺乳動物のグリコシダーゼ、Sp(アーム)は式■又は■ X”(S)、 Y’ (I[[) X’(S)、 (IV) (X’ 又はYoは−CO−R11−(N−サクシンイミド)−又は−〇 (=  R+ a ) −CH* CHt −(R+ sは−CHl−CH3,1,4 −シクロへキシリデン、1,3−又は1. 4−)二二しン又はメトキシカルボ ニル、又はクロロ−1,4−フェニレン基、R+aは酸素原子又はNH基、nは l又は2〕のスルフィド又はジスルフィドを含有する基、又はポリペプチドアー ムである〕 の酵素/腫瘍特異性抗体コンジュゲートからなり、期間中同時、別々又は広がっ て細胞増殖抑制治療に使用する製品。 31、 請求項28の方法での中間体である式2の4−ブロモメチルフェニル  2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチル−α−り一ガラクトピラノシド。 32、請求項28の方法の中間体である式3の4−ホルミルフェニル 2. 3 . 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド。 33、請求項28の方法の中間体である式4の4−ヒドロキシメチルフェニル  2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド。 34、請求項28の方法の中間体である式9の2−ブロモメチルフェニル 2.  3. 4. 6−チトラーO−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド。 35、請求項28の方法の中間体である式10の2−ホルミルフェニル 2.  3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド。 36、請求項28の方法の中間体である式11の2−ヒドロキシメチルフェニル  2. 3. 4. 6−テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシド 。 37、請求項28の方法の中間体である式16のメチル(4−ブロモメチルフェ ニル 2. 3. 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロ ネート。 38、請求項28の方法の中間体である式17のメチル(4−ホルミルフェニル  2. 3. 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロネー ト。 39、請求項28の方法の中間体である式18のメチル(4−ヒドロキシメチル フェニル 2. 3. 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド) ウロネート。 40、請求項28の方法の中間体である式23のメチル(2−ブロモメチルフェ ニル 2. 3. 4−トリー〇−アセチルーβ−D−グルコピラノシド)ウロ ネート。 41、請求項28の方法の中間体である式24のメチル(2−ヒドロキシメチル フェニル 2. 3. 4−)ソー0−アセチルーβ−D−グルコピラノシド) ウロネート。 42、請求項28の方法の中間体である式25のメチル(2−ホルミフロントペ ージの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C07H15/203  7822−4C15/26 7822−4C (72)発明者 ゲッソン ジャン−ビニールフランス、86360 ジャスヌ ル デュ ポワトー、モンタミーズ、ラ ジュルモニ工−ル°“ (番地なし) (72)発明者 モヌレ クロード フランス、75012 パリ、リュ ラモリシ工−ル 9 (72)発明者 モンドン マルティーヌフランス、86000 ポワティエ、 アペペラ529、リュ デュ ボンドロー 9 (72)発明者 ルヌ ブリジット フランス、86800 サン ジュリエン ラール、リニエ(番地なし) (72)発明者 フロラン ジャンークロードフランス、91940 し ユリ 、リュ デスコース 23 I (72)発明者 コホ ミツシェル フランス、78170 ラ セル サン クルー、エリゼー■116 (72)発明者 ライルカン フランソワフランス、75014 パリ、リュ  デ ラミラル ムシェ 70 (72)発明者 セトラセック ハンス ハラルドドイツ、3550 マールブ ルク、ゾンネンハング 3 (72)発明者 ゲルケン マンフレッドドイツ、3550 マールブルク、ワ シコッフシュトラーセ 12 (72)発明者 コラール セネック ドイツ、3550 マールブルク、ドイチュハンス シュトラーセ 20 (72)発明者 ボデエル ジルベールフランス、75013 パリ、プルバー ル パンサン オリオール 155

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記の式I ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R1,R2とR3は同一又は異なうて、水素原子又はヒドロキシ基、R4 は水素原子、ヒドロキシ基又はメトキシ基、Rは基−CO−CH2−R′′(R ′′は水素原子、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、O−ア シル基又はアリール基)、R5とR6は同一又は異なって、水素原子又はヒドロ キシ基、R7は水素原子又はヒドロキシ基、R■は基−CH2−OR3又は基− COOR■(R■はC1〜C2アルキル基又は水素原子)、R10とR11は水 素原子、アシル保護基又はアルキル基、R12はヒドロキシ基、アミノ基、アミ ド基又はO−アシル保護基、ベンシル−CH2は、グルコシル酸素のパラ又はオ ルト位であるのが好ましく、Yは、水素原子、又はニトロ、ハロゲン原子、基S O2X(XはCH3、C4H4−CH3、NH2、N−(C1−C4アルキル) 2又はNH−C1−C4アルキル)、CN、アシル又はCOOアルキルからなる 群から特に選択された少なくとも1つの電子吸引基及び/又は、O−アルキル、 NHCO−アルキル、N(アルキル)CO−アルキル、S−アルキル又はアルキ ル基からなる群より選択された少なくとも1つの電子供与基であることを特徴と するアンスラサイクリンプロドラッグ。 2.Yが1以上の電子吸引基のとき、グリコシル酸素のオルト及び/又はパラ位 にあることが好ましく、Yが1以上の電子供与基のとき、メタ位にあることが好 まじいことを特徴とする請求項1によるプロドラック。 3.式Iの好ましい化合物が、特に次の基、R1とR2とR3が水素原子、R4 がメトキシ基、R5とR6がヒドロキシ基、Rが−COCH3基又は−CO−C H2OH基、R7が水素原子又はヒドロキシ基、R3が−CH2OAc、−CH 2OH、−COOMe又は−COOH基、R10とR11が同一又は異なって水 素原子又はAc基、R12がヒドロキシ基又はOAc基、基R3、R10、R1 1及びR12は次の位置にあるのが好ましく、▲数式、化学式、表等があります ▼ かつYは水素原子、グリコシル酸素に対しパラ又はオルト位でのNO2基又はク ロル基、又はグリコシル酸素のメタ位でのOCH3基であることを特徴とする請 求項1によるプロドラック。 4.下記式6 ▲数式、化学式、表等があります▼(6)を有することを特徴とする請求項1〜 3の何れか1つによるプロドラック。 5.下記式7 ▲数式、化学式、表等があります▼(7)を有することを特徴とする請求項1〜 3の何れか1つによるプロドラック。 6.下記式13 ▲数式、化学式、表等があります▼(13)を有することを特徴とする請求項1 〜3の何れか1つによるプロドラック。 7.下記式14 ▲数式、化学式、表等があります▼(14)を有することを特徴とする請求項1 〜3の何れか1つによるプロドラック。 8.下記式22 ▲数式、化学式、表等があります▼(22)を有することを特徴とする請求項1 〜3の何れか1つによるプロドラック。 9.下記式27c ▲数式、化学式、表等があります▼(27c)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 10.下記式36 ▲数式、化学式、表等があります▼(36)を有することを特徴とする請求項1 〜3の何れか1つによるプロドラック。 11.下記式37 ▲数式、化学式、表等があります▼(37)を有することを特徴とする請求項1 〜3の何れか1つによるプロドラック。 12.下記式48a ▲数式、化学式、表等があります▼(48a)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 13.下記式48b ▲数式、化学式、表等があります▼(48b)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 14.下記式49a ▲数式、化学式、表等があります▼(49a)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 15.下記式49b ▲数式、化学式、表等があります▼(49b)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 16.下記式54c ▲数式、化学式、表等があります▼(54c)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 17.下記式59 ▲数式、化学式、表等があります▼(59)を有することを特徴とする請求項1 〜3の何れか1つによるプロドラック。 18.下記式60 ▲数式、化学式、表等があります▼(60)を有することを特徴とする請求項1 〜3の何れか1つによるプロドラック。 19.下記式64C ▲数式、化学式、表等があります▼(64c)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 20.下記式68c ▲数式、化学式、表等があります▼(68c)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 21.下記式75a ▲数式、化学式、表等があります▼(75a)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 22.下記式75b ▲数式、化学式、表等があります▼(75b)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 23.下記式78a ▲数式、化学式、表等があります▼(78a)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 24.下記式78b ▲数式、化学式、表等があります▼(78b)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 25.下記式70c ▲数式、化学式、表等があります▼(70c)を有することを特徴とする請求項 1〜3の何れか1つによるプロドラック。 26.下記式82 ▲数式、化学式、表等があります▼(82)但し、 82a:R=Ac、R1=CH2 82b:R=H、R1=CH2 82c:R=R1=H を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 27.下記式83 ▲数式、化学式、表等があります▼(83)但し、83a:R:Ac、R1=C H383b:R=H、R1=CH3 83c:R=R1=2H を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つによるプロドラック。 28. (I)式A ▲数式、化学式、表等があります▼(A)(R■、R10、R11とR13は上 記の定義と同じ)、R′は水素原子又は次の基の1つ ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼ベンジ ル−CH2はフェノール基のパラ又はオルト位でなるのが好ましく、修飾(グリ コシル化又はシリル化)されていてもよい。Yは水素原子、又はニトロ基、ハロ ゲン原子、基SO2X(XはCH2、C4H4−CH3、NH2、N−(C1− C4アルキル)2、NH−C1−C4アルキル、−CN、アシル及び−COO− アルキルからなる群より特に選択された少なくとも1つの電子吸引基、及び/又 はO−アルキル、NH−10−アルキル、N(アルキル)CO−アルキル、S− アルキル及びアルキルからなる群より選択された少なくとも1つの電子供与基〕 の誘導体と、式B ▲数式、化学式、表等があります▼(B)(式中R1、R2、R3、R4、R5 、R6、R7とRは上記の定義と同じ) のアンスラサイクリンとを、任意に適当なプロモータの存在下でカップリングさ せ、 (2)得られた化合物に仔在する保護基を、特に加水分解、エステル交換又はケ ン化によって除去し、(3)Zがヒドロキシ基又はO−トリアルキルシリル基の 場合に、式Iのアンスラサイクリンプロドラック(R1〜R12、Rは前記と同 一意味)とするために、適当な場合に、次式▲数式、化学式、表等があります▼ の炭水化物と適宜縮合させる ことからなることを特徴とする式(I)の化合物の製法。 29.工程(1)の前に、グリコシル化p−ヒドロキシベンジル誘導体を、 (a)クレゾールと炭水化物(オーゼ)又はパーアセチル化メチルグルクロネー トとの縮合、 (b)生成物をベンジルブロム化、 (c)ブロム化誘導体の溶媒分解と (d)ヒドロキシ基をヒドロキシサクシンイミジル又はパラ−ニトロフェノキシ カルボニル誘導体での活性化によって得ることを特徴とする請求項28による方 法。 30.請求項1〜27の何れか1つによる修正アンスラサイクリンプロドラック と、式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔Abは腫瘍に関連した抗原に特異 性である抗体又はそのフラグメントの1つ、又は腫瘍中に蓄積傾向のバイオモレ キュール、例えばEGF(表皮成長因子)、α−TGF(α−形質転換成長因子 )、PDGF(血小板由来成長因子)、IGF1+II(インスリン成長因子I +II)又はFCFa+b(線維芽細胞成長因子a+b)、 Eは、免疫性でないが非常に低い免疫原性であるグリコシダーゼ、好ましくは、 α−又はβ−グルコシダーゼ、α−ガラクトシダーゼ、α又はβ−マンノシダー ゼ、α−フコシダーゼ、N−アセチル−α−ガラクトサミニダーゼ、N−アセチ ル−β/N−アセチル−α−グルコサミニダーゼ又はβ−グルクロニダーゼのよ うな哺乳動物のグリコシダーゼ、Sp(アーム)は式III又はIV ▲数式、化学式、表等があります▼(III)▲数式、化学式、表等があります ▼(IV)〔X′又はY′は−CO−R13−(N−サクシンイミド)−又は− C(=R14)−CH2−CH3−(R13は−CH2−CH2、1,4−シク ロヘキシリデン、1,3−又は1,4−フェニレン又はメトキシカルボニル、又 はクロロ−1,4−フェニレン基、R14は酸素原子又はNH基、及びR14が 上記の定義と同じとき、Y′は−C(=R14)−CH2−CH2、nは1又は 2〕 のスルフィド又はジスルフィドを含有する基、又はポリペプチドアームである〕 の酵素/腫瘍特異性抗体コンジュゲートからなり、期間中同時、別々又は広がっ て細胞増殖抑制治療に使用する製品。 31.請求項28の方法での中間体である式2の4−ブロモメチルフェニル2, 3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 32.請求項28の方法の中間体である式3の4−ホルミルフェニル2,3,4 ,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 33.請求項28の方法の中間体である式4の4−ヒドロキシメチルフェニル2 ,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 34.請求項28の方法の中間体である式9の2−ブロモメチルフェニル2,3 ,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 35.請求項28の方法の中間体である式10の2−ホルミルフェニル2,3, 4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 36.請求項28の方法の中間体である式11の2−ヒドロキシメチルフェニル 2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 37.請求項28の方法の中間体である式16のメチル(4−ブロモメチルフェ ニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウロネート 。 38.請求項28の方法の中間体である式17のメチル(4−ホルミルフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウロネート。 39.請求項28の方法の中間体である式18のメチル(4−ヒドロキシメチル フェニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウロネ ート。 40.請求項28の方法の中間体である式23のメチル(2−ブロモメチルフェ ニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウロネート 。 41.請求項28の方法の中間体である式24のメチル(2−ヒドロキシメチル フェニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウロネ ート。 42.請求項28の方法の中間体である式25のメチル(2−ホルミルフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウロネート。 43.請求項28の方法の中間体である式28の2−t−ブチルジメチルシリル オキシベンズアルデヒド。 44.請求項28の方法の中間体である式29の2−t−ブチルジメチルシリル オキシベンジルアルコール。 45.請求項28の方法の中間体である式32のN−〔2−ヒドロキシベンジル オキシカルボニル〕ダウノルビシン。 46.請求項28の方法の中間体である式33の4−ホルミルフェニル2,3, 4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド。 47.請求項28の方法の中間体である式34の4−ヒドロキシメチルフェニル 2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド。 48.請求項28の方法の中間体である式38のN−〔4−ヒドロキシベンジル オキシカルボニル〕ダウノルビシン。 49.請求項28の方法の中間体である式42の2−メチル−4−ニトロフェニ ル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 50.請求項28の方法の中間体である式43の2−ブロモメチル−4−ニトロ フェニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド 。 51.請求項28の方法の中間体である式44の2−ジブロモメチル−4−ニト ロフェニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシ ド。 52.請求項28の方法の中間体である式45の2−ホルミル−4−ニトロフェ ニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 53.請求項28の方法の中間体である式46の2−ヒドロキシメチル−4−ニ トロフェニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノ シド。 54.請求項28の方法の中間体である式51のメチル(2−ホルミル−4−ニ トロフェニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウ ロネート。 55.請求項28の方法の中間体である式52のメチル(2−ヒドロキシメチル −4−ニトロフェニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノ シド)ウロネート。 56.請求項28の方法の中間体である式55の2−クロロ−4−メチルフェニ ル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド。 57.請求項28の方法の中間体である式56の2−クロロ−4−ブロモメチル フェニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシド 。 58.請求項28の方法の中間体である式57の2−クロロ−4−ヒドロキシメ チルフェニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノ シド。 59.請求項28の方法の中間体である式61のメチル(4−ホルミル−2−ニ トロフェニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド)ウ ロネート。 60.請求項28の方法の中間体である式62のメチル(4−ヒドロキシメチル −2−ニトロフェニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノ シド)ウロネート。 61.請求項28の方法の中間体である式73の(4−ブロモメチル−2−ニト ロ)フェニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノ シド。 62.請求項28の方法の中間体である式74の(4−ヒドロキシメチル−2− ニトロ)フェニル2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピ ラノシド。 63.請求項28の方法の中間体である式76の4−ヒドロキシ−3−クロロベ ンズアルデヒド2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−メチルグルクロニド 。 64.請求項28の方法の中間体である式77の(4−ヒドロキシメチル−2− クロロ)フェニル2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−メチルグルクロニ ド。 65.請求項28の方法の中間体である式5の2,5−ジオキソピロリジン−1 −イル4−(2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−D−ガラクトピラノシル )ベンジルカ−ボネ−ト。 66.請求項28の方法の中間体である式12の2,5−ジオキソピロリジン− 1−イル2−(2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラ ノシル)ベンジルカーボネート。 67.請求項28の方法の中間体である式19の2,5−ジオキソピロリジン− 1−イル4−〔メチル(2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラ ノシル)ウロネート〕ベンジルカーボネート。 68.請求項28の方法の中間体である式26の4−ニトロフェニル2−〔メチ ル(2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシル)ウロネート 〕ベンジルカーボネー。 69.請求項28の方法の中間体である式30の4−ニトロフェニル2−(t− ブチルジメチルシリルオキシ)ベンジルカーボネート。 70.請求項28の方法の中間体である式35の2,5−ジオキソピロリジン− 1−イル4−(2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピラノ シル)ベンジルカーボネート。 71.請求項28の方法の中間体である式40の2,5−ジオキソピロリジン− 1−イル4−ジメチル−t−ヘキシルシリルオキシベンジルカーボネート。 72.請求項28の方法の中間体である式47の4−ニトロフェニル2−(2, 3,4,6−テトラ−O−アセチル−α−D−ガラクトピラノシル)−5−ニト ロベンジルカーボネート。 73.請求項28の方法の中間体である式53の4−ニトロフェニル2−〔メチ ル(2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシル)ウロネート 〕−5−ニトロベンジルカーボネート。 74.請求項28の方法の中間体である式67の4−ニトロフェニル4−メトキ シ−5−ニトロ−2−〔メチル(2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グ ルコピラノシル)ウロネート)ベンジルカーボネート。 75.請求項28の方法の中間体である式69の4−ニトロフェニ4−〔メチル (2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシル)ウロネート〕 −5−ニトロベンジルカーボネート。 76.請求項28の方法の中間体である式81の4−クロロフェニル2−〔メチ ル(2,3,4−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシル)ウロネート 〕−5−ニトロベンジルカーボネート。 77.請求項1〜27によるプロドラックを活性化したマクロファ−ジ、顆粒細 胞、栓球又はヒト腫瘍細胞を含む疾患の治療用薬剤への製造への使用。
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