JPH02212481A - 修飾された炭水化物単位を有するロドマイシン類 - Google Patents

修飾された炭水化物単位を有するロドマイシン類

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JPH02212481A
JPH02212481A JP1327476A JP32747689A JPH02212481A JP H02212481 A JPH02212481 A JP H02212481A JP 1327476 A JP1327476 A JP 1327476A JP 32747689 A JP32747689 A JP 32747689A JP H02212481 A JPH02212481 A JP H02212481A
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azide
amino
trifluoroacetylamino
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JP1327476A
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Cenek Dr Kolar
ツエネツク・コーラル
Hans Peter Kraemer
ハンス・ペーター・クレーマー
Konrad Dehmel
コンラート・デーメル
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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    • C07H15/20Carbocyclic rings
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    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は細胞増殖抑制活性を有する新規アントラサイク
リン誘導体に関する。さらに詳しくは、炭水化物単位の
C−4’原子において修飾された7−〇−グリコシルー
ロドマイシン類、その製造方法およびその医薬としての
用途に関する。
アントラサイクリン群の物質は専門家の技術文献に詳記
されている。ドキソルビシンおよびその14−デオキシ
類似体ダウノルビシンはここで該物質群のうち最も成功
した代表として述べられており、多数の充実性腫瘍およ
び白血病の治療に臨床上使用されている。しかしながら
、これらの特異的化合物の臨床成績はすべての患者に対
して同一ではなく、その成功率はある特殊なタイプの腫
瘍例えば結腸がんおよびメラノーマでは低めである。ド
キソルビシンおよびダウノルビシンによる治療の副作用
は、とりわけ循環器系の損傷およびそれの特徴的症状で
ある。
アグリコン部分および炭水化物単位の雨方が修飾された
多数の他の類以体特にドキソルビシン/ダウノルビシン
型の化合物もまた記載されている。ロドマイシンの場合
、今までに記載された誘導体は普通の合成3−アミノ糖
部分を含有するが、しかし炭水化物単位のC−4’jK
子で修飾された化合物は今までに記載されていない。
このような本技術分野の状態を考慮して、本発明の目的
はロドマイシンアグリコンおよびC−4−で修飾された
官能性化炭水化物から出発して新規な作用スペクトルお
よびより低い毒性を特徴とする新規なロドマイシンアリ
コンドを提供することにある。
意外なことに、IO−アシル保護されたβ−ロドマイシ
ノンを4−アミノダウノサミン誘導体でグリコシド化す
るとσ−0−グリコシド結合された生成物だけが製造さ
れるということが明らかになった。アントラサイクリン
中のα−O−グリコシド結合はその細胞増殖抑制活性を
示すのに必須である。新規誘導体は知られI;7−〇−
(ダウノサミンル)−β−ロドマイジノンよりも細胞毒
性が小さい。
これらの発見に基づいて、本発明はロドマイシンアグリ
コンおよび4−アミノ−またはアジド−炭水化物誘導体
から出発して改善された作用スペクトルを有しそして腫
瘍治療剤として使用することができる7−0−グリコシ
ルーロドマイシノンを製造するというさらに別の目的を
有する。
この目的は下記の式I 〔式中、 R1は水素原子またはヒドロキシル基であり、R2は水
素原子またはC,−C,−アルキル基であり、 Rsはヒドロキシル基、0−アシル保護基またはメチル
オキシカルボニル基であり、 R4は水素原子、○−アシル保護基、アジド基、アミノ
もしくはトリフルオロアセチルアミノ基、ジーC,〜C
1−アルキルアミノ基またはシアノメチルアミノ基であ
りそして R1はアジド基、アミノもしくはトリフルオロアセチル
アミノ基、ジーC1〜C4−アルキルアミノ基またはシ
アノメチルアミノ基であるが、ここで前記のアシル保護
基はアセチル基、七ノージーもしくはトリハロゲノアセ
チル基(ここでハロゲンは7ツ素または塩素を意味する
)またはp−ニトロベンゾイル基を意味する〕で表され
る細胞増殖抑制活性を有するアントラサイクリン誘導体
を用いて達成される。
好ましい式Iの化合物は式中、 R1がHまたはOHであり、 R3がHまたはCH,であり、 R3がOH,FsCCOO,p−No、−phcooま
たはC00CHsであり、 R4がH,OH,p−N0x−PhCOO,Ns、旧l
1、NHCOCF 、、N(CHs)tまたはNHCH
ICNでありそしてRsカN3、NH,、NHCOCF
!、N(cns)stタハNHCH,−CNである化合
物である。
式■の化合物は所望Iこよりアンモニウム塩の形態であ
ることができる。
本発明はさらに式Iの化合物の1種を製造する方法にも
関する。該方法は a)下記の式■ (式中 R1はHまたはOHであり、RzはHまたはC
,−C4−アルキルでありそしてR3はO−アシル保護
基まI;はC00CH、である)で表されるアグリコン
化合物を触媒、好ましくはトリ01〜C6−アルキルシ
リルトリプルオロメタンスルホネートまたはトリフルオ
ロメタンスルホン酸銀塩の触媒の存在下において式■ま
たは■ 弐m 弐■ 〔式中、2月よ水素原子、0−アシル保護基、アジド基
またはトリフルオロアセチルアミノ基を示し RIはア
ジド基またはトリフルオロアセチルアミノ基を示しモし
てXはアセチルオキシ基、p−ニトロベンゾイルオキシ
基または塩素原子を示す)で表される官能性化されたデ
オキシ糖と反応させて7−0−グリコシルーロドマイシ
ノン誘導体とし、その生成物中のアシル保護基をアルカ
リ加水分解によって部分的にまたは完全に除去し次にそ
の生成物中に存在するアジド基を水素化触媒例えばパラ
ジウム/炭素の存在下で加水素分解することによってア
ミノ基に変換して式Iにおいて R1およびR1が前述の定義を有し、 R3がOHまたはC00CHsを示し、R4が水素原子
、ヒドロキシル基、アセチルオキシ基、トリフルオロア
セチルオキシもしくはp−ニトロベンゾイルオキシ基ま
たはアジド、トリフルオロアセチルアミノもしくはアミ
ノ基を示しそして R8がアジド基、アミノ基またはトリフルオロアセチル
アミノ基を示す、 化合物とし次いで b)前記第1工程a)で得たアミノ糖を含有する式1の
化合物をそれ自体知られた方法でアルキル化条件の下に
おいてハロゲノアセトニトリルと反応させるかまたは水
素化シアノホウ素アルカリ金属の存在下にC,〜C4−
アルデヒドで還元アルキル化して式Iにおいて R1,R1およびR3が前述の定義を有し、R4がジー
01〜C4−アルキルアミノ基またはシアノメチルアミ
ノ基を示しそして R1がジーC8〜C4−アルキルアミノ基またはシアノ
メチルアミノ基を示す別の化合物とすることからなる。
式Iの化合物は所望により医薬的に許容しうる無機酸ま
たは有機酸のアンモニウム塩に変換されることができる
。核酸の代表例としては塩酸、グルタミン酸およびグル
クロン酸を挙げることができる。
本発明はさらに医薬としての式Iの化合物の用途に関す
る。
本発明はまた式■のアントラサイクリングリコシドまた
はその医薬的に許容しうる塩を医薬的に許容しうる希釈
剤または賦形剤とともに含有する医薬組成物に関する。
これらの組成物は治療上有効な量のアントラサイクリン
グリコシドまたはその塩を含有する。
本発明はさらに患者に治療上有効な量を投与することに
よる哺乳動物のある種の腫瘍を治療する剤の調製におけ
る式1のアントラサイクリングリコシドまたはその塩の
使用に関する。
本発明化合物の細胞増殖抑制活性は、インビトロでのL
1210マウス白血病細胞またはインビボでのL121
0白血病、B−16メラノーマおよびルイス肺腺がんに
おいて測定された。これらの化合物の急性毒性はNMR
Iマウスで測定された。
この調査の方法および結果は後記の実験部分で記載する
実施例 以下の実施例に記載の化合物の構造はNMRおよびMS
分析によって同定した。反応の過程および化合物の化学
純度は薄層クロマトグラフィーまたは■PLCによって
調査した。
本発明の7−0−グリコシルロドマイシノン化合物を製
造するための出発物質として用いたのは下記のロドマイ
シノンアグリコンである。
これらのロドマイシノンアグリコンはアントラサイクリ
ン化学において常套の手法によって製造された。
アグリコンのグリコシド化に使用する官能性化された炭
水化物は炭水化物化学において慣用である方法と類似の
方法で製造された(ClMonneret、 J、 B
oivin、 A、 Martin and M。
Pa1s; Anthracycline Antib
iotics、 Edit。
1(、S、 El Khadem、 1982. pa
ges 225−251 and D。
Iforton and Vl、 Pr1ebe、 1
bid、、 pages 197−224参照〕。
実施例 I C−インロドマイシンの製造 (グリコシド化およびデブロッキング反応)7−0− 
(3’−0−p−ニトロベンゾイル−2’、4’、6’
−)リゾオキシ−4′−トリフルオロアセトアミド−a
−L−リキソヘキンピラノシル)−C−インロドマイシ
ン(化合物4) 20011g(0,45ミリモル)の化合物1をジクロ
ロメタン/アセトン(10: l ) 40mrl中に
溶解し、11.3−ビス−〇−(p−二トロベンゾイル
)−2,4,6−ドリデオキシー4−トリフルオロアセ
トアミド−L−リキソヘキソピラノース680冨g(2
,8当量)および4オングストローム(A)モレキュラ
ーシープ400mgを加えた。反応混合物を一30℃に
冷却し、水分を除去しながらトリメチルシリルトリフル
オロメタンスルホネート0.35*Q (5当量)を加
えた。反応混合物を引続いて一30℃で2時間撹拌し次
にトリエチルアミン0.62*Q(10当量)で中和し
そして濾過した。炉液を氷水で3回洗浄した。有機相を
硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で蒸発した。得られた
粗生成物(500mg)を次の反応に用いた。この粗生
成物のうちの少量部分は構造決定のためにシリカゲルプ
レート上で精製した。
7−0−(2’、4’、6’−トリデオキシ−4′−ト
リフルオロアセトアミド−ζ−L−リキソヘキソピラノ
シル)−コーインロドマイシノン(化合物5) 化合物4(粗生成物) 500mgをクロロホルム/メ
タノール40寓a中に溶解し、次に室温で0.1NNa
OH水溶液1tQを加えた。反応混合物を2時間撹拌し
次いで0.IN塩酸水溶液1m12で中和した。
混合物を引続いて氷水で3回洗浄し、ジクロロメタンで
逆抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥しそして真
空中で蒸発した。得られた残留物をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル;ジクロロメタン/メタノール20
:1)により精製した。
収量: 24019 (79%) 7−0−(4’−アミノ−2’ 、4’ 、6’ −ト
リデオキシ−σ−L−リキソヘキソピラノシル)−ε−
インロドマイシノン((l物6) 200m!9 (0,298ミリモル)の化合物5をク
ロロホルム/メタノール30m4中に溶解し、IN N
aOH水溶液を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌
し、塩酸水溶液1 mQで中和し次いで真空中で蒸発し
た。残留物をクロロホルム/メタノール25i中に取り
入れ、硫酸ナトリウムでの撹拌により乾燥した。乾燥剤
をが去し、炉液を蒸発した。
残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロ
ロホルム/メタノール 5:1)により精製した。
収量: 130mg(76% ) MS; FAB m/e−574(M + Hつ実施例
 2 4−0−メチル−β−ロドマイシンの製造(グリコシド
化およびデブロッキング反応)4−0−メチル−1o−
o −p−二トロベンゾイル−7−0−(3’−〇−p
−二トロベンゾイル−2’、4’、8’−)リゾオキシ
−4′−トリフルオロアセトアミド−σ−L−リキソヘ
キソピラノシル)−β−ロドマイシノン(化合物7)1
.59 (2,73ミリモル)の化合物2をジクロロメ
タン/アセトン(10: l ) 30(ha中に溶解
し、■、3−ビスー〇−(p−二トロベンゾイル)−2
,4,6−)リゾオキシ−4−トリフルオロアセトアミ
ド−L−リキソヘキソピラノシル2 、959(2当量
)および4Aモレキユラ一シーズ3gを加えた。反応混
合物を一30’Oに冷却し、トリメチルシリルトリフル
オロメタンスルホネート2.1m12(5当量)を加え
、その混合物を水分除去しながら1時間撹拌した。反応
混合物にトリエチルアミン3.7mff(10当量)を
加え次いで濾過した。炉液を3回水洗し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥しそして真空中で蒸発した。得られた粗生成物
をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ジクロロメ
タン/石油エーテル/酢酸エチル/アセトン7’O: 
25 : 2.5 : 2.5)により精製した。
収量: 1.74g(70%) 〔σ〕。−十304°(c=0.05.クロロホルム中
)’ H−NMRおよびH,H−COSY (300M
)12. CDCQ3.デルタ) : 7.94(dd
、 J=7.5 Hzおよびl Hz、 H−1)、7
.72(t、 J=7.5 Hzおよび8 Hz、 H
−2)、?、34(dd。
J−8Hzおよびl Hz、 )f−3) 、5.27
 (d、 J□4 Hz。
H−7)、2.15(dd、 J15 Hzおよび4 
Hz、 H−8a)、2.38(d、 J=15 Hz
、 H−8b) 、 6.53 (s、 H−10)、
1.83(m、 J15 Hzおよび7.4 Hz、 
H−13a) 、1.48(++、 J=15 Hzお
よび7.4 Hz、 H−13b) 、1.04(t。
J=7.4 Hz、 H−14)、13.87および1
3.74(s、 Ph0H)、4−02(s、 OMe
)、3.55(s、 9−0H)、7.96−8.20
(m。
p−N02Ph) 、5.62 (d、 J=4.5 
Hz、 H−1’) 、l−93(td、 JJ3 H
z、 12.5 Hzおよび4.5 Hz、 H−2’
ax)、2.21 (dd、  J=13 Hzおよび
5.5 Hz、 H−2’aq)、5.32 (ddd
、 J利2.5 Hz、 5−5 Hzおよび3.5 
Hz。
1(−3’)、4.53(d、 J□8.5 Hzおよ
び3.5 Hz、 H−4’)、4.50(q、 J=
6−5 Hz、 H−5’)、l−25(d、 J=6
.5 Hz。
H−6’)、6−53(d、 Jl=8.5 Hz、 
N−H)4−0−メチル−7−0−(2’、4’、6’
−トリデオキシ−4′−トリフルオロアセトアミドーσ
−L−リキソヘキソピラノシル)−β−ロドマイジノン
(化合物8) 174mg(0,19ミリモル)の化合物7をクロロホ
ルム/メタノール30m+2中に溶解し、そしてlNN
aOHNNaOH溶液1上 酸1raQを加えることにより反応を停止させた。
反応混合物を真空中に、蒸発しそしてカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル;クロロポルム/メタノール 5
:1)により精製した。
収量: 7gmg (66%) (a )o = + 445’ (c −0,1,り’
aaホルム中)4−0−メチル−7−0−(4’−アミ
ノ−2t、4t。
6′−トリデオキシ−a−L−リキソヘキソピラノシル
)−β−ロドマイジノン(化合物9)0.923g(1
ミリモル)の化合物8をクロロホルム/メタノール1.
50m(2中に溶解し、IN NaOH水溶液12+1
112を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、次
にIN塩酸12+Qで中和しそして真空中で蒸発した。
残留物をクロロホルム/メタノール(5: 1)中に溶
解し、硫酸ナトリウムで乾燥した。次に混合物を濾過し
、炉液を真空中で蒸発しI;。得られた粗生成物をシリ
カゲル上のカラムクロマトグラフィー(移動相:クロロ
ホルム/メタノール/アンモニア65:35:1)によ
り精製した。
収量: 396m5 (75%) MS; FAB rB/e−530(M + Hつ〔σ
〕。−+41’  (C−0,1,クロロホルム中)’
H−NMR,H,H−COSY(300!IJH2,C
DCQs/MeOD 5:1゜デルタ): 7.82(
dd、 J=7.5 HzおよびlHz、 H−1)、
7.64(t、 J□8 Hzおよび7.5 Hz、 
!(−2)、7.26(dd。
J□8 Hzおよびl Hz、 H−3) 、4.98
(br、s、 J−3,8Hzおよび2 Hz、 H−
7) 、 2−11(d、 J=15 Hzおよび2 
Hz、 H−8a)、2.04(dd、 JII15 
Hzおよび3.8 Hz。
H−8b) 、4.74(s、 H−10)、1.76
(m、 J−15Hzおよび7.5 Hz、  H−1
3a)、1.69 (m、  J−15Hzおよび7.
5 Hz、H−13b)、1.01(t、J・7.5 
Hz、H−14) 、3.95 (s、 OMa) 、
5.35(d、 J=3.7 Hz、 H−1’)、1
.61 (ddd、  J=13 Hz、  13 H
zおよび3−7 Hz。
H−2ax) 、1.78 (dd、  J=13  
Hzおよび4.0 Hz。
H−2’eq)、3.77(m、 J−13Hz、 4
.0 Hzおよび3.5Hz、’ H−3’)  、2
.82(d、J□3−5 Hz、H−4’) 、4.1
2(q、  J□6.5 Hz、  H−5’) 、 
 1.23 (d、  J=6.5 Hz。
H−6’) 4−0−メチル−10−0−p−ニトロベンゾイル−7
−0−(2’、3’、4’、6’−テトラデオキシ−3
’、4’−ビス(トリフルオロアセトアミド)−σ−L
−リキソヘキソピラノシル)−β−ロドマイジノン(化
合物10) 1g(1,,82ミリモル)の化合物2をジクロロメタ
ン/アセトン(10: l ) 2001112中に溶
解し、撹拌し・ながら3.4−ビス(トリフルオロアセ
トアミド)−1−0−p−ニトロベンゾイル−2,3,
4゜6−チトラデオキシーα−β−L−リキソヘキソピ
ラノース2.21.9 (2,5当量)および4Aモレ
キユラ一シーブ2gを加えた。この懸濁液を一30℃に
冷却し、トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネ
ート1.4+l2(5当量)を加えた。反応混合物を一
30℃で2時間撹拌し、次にトリエチルアミン2.5m
12(10当量)を加え、その混合物を引続さ濾過した
。が液を3回水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し次いで真
空中で蒸発した。得られな生成物をシリカゲル上のカラ
ムクロマトグラフィー(溶離剤ニジクロロメタン/アセ
トン15:1)により精製した。
収量: 1.349 (85%);融点=220〜22
3℃(a)o−+406°(c=o−5+ クロロホル
ム中)4−0−メチル−7−0−(3’、4’−ジアミ
ノ−2’、3’、4’、6’−テトラデオキシ−σ−L
−リキソヘキソピラノシル)−β−ロドマイジノン(化
合物11) L34g(1,54ミリモル)の化合物10をクロロホ
ルム/メタノール200mQ中に溶解し次に室温でIN
 Na0)I 60iffを加えた。3時間後、反応混
合物をIN HCQ 60+i12で中和しそして真空
中で蒸発した。残留物をクロロホルム/メタノール(5
:1)中に溶解し、硫酸ナトリウムを加え次いで懸濁液
を20分間撹拌した。それをr過しそして真空中で蒸発
した。残留物をシリカゲル上でのカラムクロマトグツフ
ィー(溶離剤;りr71:7ホシム/メタノール/アン
モニア65:35:1)により精製した。
収量: 0.639 (77%) MS : FAB、 rm/e−529(M + H”
)〔σ〕。−+ 3556(c = 0.2.メタノー
ル中)’H−NMR1H,H−COSY(300MHz
、 MeOD、デルタ)=7.50 (dd、  J・
7.5 Hzおよびl Hz、 H−1)、7.44(
t、 J*s、s Hzおよび7.5 Hz、 H−2
) 、7.15(dd。
J・8.5 HzおよびI Hz、 H□3) 、4.
93(dd、 J=4 Hzおよび1.5 Hz、 H
−7)、2.06(dd、 J・15 Hzおよび4 
Hz、 8−Ha)、2.14(dd、 J=15 H
zおよび1.5 Hz。
H−8b) 、4.68(s、 H−10)、1.68
(m、 J−15Hzおよび7.5 Hz、  H−1
3a)、1.74 (m、  J=15 Hzおよび7
.5 Hz、 H−13b) 、1.06(t、 J=
7.5 Hz、 H−14)、3.78(s、 OMe
)、5−32(d、 J・3 Hz、 H−1’) 、
1.64(ddd、 J=13 Hz、 13 Hzお
よびH−2’ax)、1.76(dd。
J=13 Hzおよび4 Hz、 H−2’eq) 、
3.06(t、 J=13Hz、4Hzおよび3 Hz
、 H−3’)、2.66(d、 J=3 +(z。
H−4’)、4.22(q、J・6.5  Hz、H−
5’)、1.22(d、J−6,5Hz、H−6’) 実施例 3 β−ロドマイシンの製造 (グリコシジル化およびデブロッキング反応)7−0−
 (3’、4’−ビス−(トリフルオロアセトアミド)
 −2’、3’、4’、6’−テトラデオキシ−α−L
−アラビノへキンピラノシル)−10−o−トリフルオ
ロアセチル−β−ロドマイジノン(化合物12) 100mg(0,203ミリモル)の化合物3をジクロ
ロメタン/アセトン(10: l ) 2OmQ中に取
り入れ、3.4−ビス−(トリフルオロアセトアミド)
−1−0−p−二トロペンゾイル−2,3,4,6−チ
トラデオキシーα、β−L−アラビノへキンピラノース
197肩9(2当量)および4Aモレキユラーシーブ2
001119を加えた。反応混合物を一30℃に冷却し
、トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート0
.1m<2(3’を量)を加えそして混合物を2時間撹
拌した。反応混合物をトリエチルアミン0.1m12で
中和し次いでか過した。炉液を硫酸ナトリウムとともに
撹拌し、濾過し次いで真空中で蒸発した。粗生成物をシ
リカゲルでのカラムクロマトグラフィー(溶離剤ニジク
ロロメタン/アセトン 15:1)により精製しjこ 
収量: 1251+9 (76,6%)7−0−(3’
−アミノ−2’、3’、4’、6’−テトラデオキシ−
4′−トリフルオロアセトアミド−a −L−アラビノ
へキンピラノシル)−β−ロドマイシノン(化合物13
) 125冨9(0,155ミリモル)の化合物12をクロ
ロホルム/メタノール19m12中に溶解し、lN N
aOH21112を加えl;。2時間後反応混合物をl
N HCl2で中和し次いで濾過した。炉液を真空中で
蒸発した。残留物をクロロホルム/メタノール中に溶解
し、硫酸ナトリウムで乾燥しそしてシリカゲル上でのカ
ラムクロマトグラフィー(溶離剤:クロロホルム/メタ
ノール/水(4:4:1)により精製した。
収量ニア2謂9(0,76%) MS : FAB m/e−611(M 十H”)この
化合物の構造、特に4′−トリフルオロアセトアミド基
の存在は’H300MHz NMRおよびH,H−CO
SYを用いることによって明らかにされた。
?−0−(3’−アジド−2’ 、3’ 、4’ 、6
’−テトラデオキシ−4′−トリフルオロアセトアミド
−α−L−リキソヘキソピラノシル)−β−ロドマイジ
ノン(化合物14) 115119 (0,238ミリモル)の化合物3をジ
クロロメタン/アセトン(10: 1 ) 2012中
に取り入れ、3−アジド−1−0−p−ニトロペンソイ
ル−2,3,4,6−チトラデオキシー4−トリフルオ
aアセトアミドーα、β−L−リキソヘキソピラノース
300119(3当量)および4Aモレキュラーシープ
250濁りを加えた。反応混合物を一50℃に冷却し、
トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート26
411g(5当量)を加えた。2時間後反応混合物をト
リエチルアミンO−16mff(5当量)で中和し次い
で濾過した。炉液を少量のn−ブタノールとともに混合
し、0.05NNaOHで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し次いで真空中で蒸発した。残留物をシリカゲル上で
のカラムクロマトグラフィー(溶離剤ニジクロロメタン
/石油エーテル/アセトン 5:5:1)により精製し
た。
収量:110渭g(72%) MS : FAB rn/e−637(M + H”)
Jl−NMR(270MHz、 CD(j2s/MeO
D 3:1.デルタ)=7.82(dd、 H−1)、
7.67(t、 H−2)、7.27(da、 H−3
)、5.05(br、s、 H−7)、2.13(dd
、 H−8a)、2.07(dd。
H−8b>、5.79(s、  H−10)、1.69
(m、H−13a)、1.76(m、H−13b) 、
1.03 (t、H−14)  、5−44(br、s
ト1′)、1.83(ddd、 H−2’ax)、1.
94(dd、 H−2’aq)、3.83(m、H−3
’)  、4.27(br、d、H−4’)、44−2
9(。
H−5’)、1.15(d、H−6’)7−0− (3
’、4’−ビス−(トリフルオロアセトアミド)−2’
、3’、4’、6’−テトラデオキシ−a−L−リキソ
ヘキソピラノシル)−10−0−トリフルオロアセチル
−β−ロドマイシノン(化合物15)および7−0− 
(3’、4’−ビス−(トリフルオロアセトアミド)−
2’、3’、4’、6’−テトラデオキシ−σ−L−リ
キンヘキソビラノシル)−β−ロドマイジノン(化合物
16) 100mg(0,207ミリモル)の化合物3をジクロ
ロメタン/アセトン(10: 1 ) 20mQ中に溶
解し、3.4−ビス−(トリフルオロアセトアミド−1
−〇−p−ニトロベンゾイルー2.3.4.6−チトラ
デオキシーσ、β−L−リキソヘキソピラノース201
m9(2当量)およびモレキュラーシーブ200mgを
加えた。反応混合物を一30℃に冷却し、水分を除去し
ながらトリメチルシリルトリフレート0.1+12(3
当量)を加えた。2時間後トリエチルアミンQ、 1m
ff1を反応混合物に加えそしてそれを濾過した。炉液
を真空中で蒸発し、化合物15を含有した生成粗生成物
をそれ以上精製しないで次の反応工程において用いた。
粗生成物をクロロホルム/メタノール(3: 1) 1
0+++12中に溶解し、0.lN NaOHl mQ
を加えた。反応時間10分後に部分的な脱遮断が完了し
た。反応混合物をO,lN HCQ  1yaQで中和
しそして真空中で蒸発した。残留物をシリカゲル上での
カラムクロマトグラフィー(溶離剤ニジクロロメタン/
アセトンJO:1)により精製した。
収量=(化合物16の) 100mg(83,7%)M
S : FAB、 m/e−707(M + Hつ ;
m/e= 729 (M + Naつ 7−0− (3’、4’−ジアミノ−2’、3’、4’
、6’−テトラデオキシ−a−L−リキソヘキソピラノ
シル)−β−ロドマイジノン(fl物17)100mg
(0,14ミリモル)の化合物16をクロロホルム/メ
タノール(3: l ) 10mQ中に溶解し、IN 
NaOH2ttr(lを加えた。反応混合物を2時間撹
拌し次にIN HCQ  2mgで中和しそして真空中
で蒸発した。粗生成物を通常のように硫酸ナトリウムで
乾燥し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(
溶離剤:クロロホルム/メタノール/水 4 : 4 
: I)により精製した。
収量: 58+g (80,8%) MS : FAB ra/e−515(M + Hつ7
−0−(4’−アジド−2’、3’、4’、6’−テト
ラデオキシ−3′−トリフルオロアセトアミドー〇 −
L−アラビノヘキソピラノシル)−β−ロドマイシノン
(化合物18) 19(2,07ミリモル)の化合物3をジクロロメタン
/アセトン(10: l ) 150+++Q中に溶解
し、4−アシt’ −1−0−p−二トロペンソイル−
2’、3’、4’、6’−テトラデオキシ−3−トリフ
ルオロアセトアミド−σ−β−L−アラビノへキンピラ
ノース2.69 (3当量)および4Aモレキユラ一シ
ープ2gを加えた。反応混合物を一30℃に冷却し、次
に保護ガスの下でトリメチルシリルトリフレート1.6
+xI2(5当量)を加えた。反応混合物を2時間撹拌
し、次にトリエチルアミン1.4mQC5当量)ととも
に撹拌しそして濾過しだ。炉液を0.01N NaOH
次に水で洗浄しそして真空中で蒸発した。残留物をシリ
カゲル上でのカラムクロマトグラフィー(溶離剤ニジク
ロロメタン/アセトンlO:1.)により精製した。
収量: 0.94yC72%) 7−0− (3’−0−p−ニトロベンゾイル−2’、
4’、6’−トリデオキシ−4′−トリフルオロアセト
アミド−α−L−リキソヘキソピラノシル)−io−、
o −トリフルオロアセチル−β−ロドマイジノン(化
合物19) 500119(1,03ミリモル)の化合物3をジクロ
ロメタン/アセトン(10: l ) 90taQ中に
溶解し、1.3−ビス−(p−ニトロベンゾイル) −
2,4,6−ドリデオキシー4−トリフルオロアセトア
ミド−σ、β−L−リキソヘキンピラノース1.4g(
2,5当量)および4Aモレキユラーシーブ19を加え
た。反応混合物を一30℃に冷却し、トリメチルシリル
トリフレート1.1g(5当量)を加えた。反応混合物
を保護ガス下に2時間撹拌し、トリエチルアミン0.7
m+2(5当量)を加えそして混合物を濾過し、真空中
で蒸発した。粗生成物をシリカゲル上でのカラムクロマ
トグラフィー(溶離剤ニジクロロメタン/石油エーテル
/アセトン 5:5;1)により精製した。
収量: 0.859 (95%) 7−0−(4’−アミイー2’、4’、6’−1−リゾ
オキシ−σ−L−リキソヘキソピラノシル)−β−ロド
マイシノン(化合物20) 0.85g(0,99ミリモル)の化合物19をクロロ
ホルム/メタノール100mQ中に溶解し、IN Na
OH10raQを加えた。2時間後反応混合物をIN 
HCl2 10mQで中和し次いで真空中で蒸発した。
残留物をクロロホルム/メタノール中に溶解し、硫酸ナ
トリウムどともに撹拌し次いで濾過した。炉液を真空中
で蒸発し、得られた粗生成物をシリカゲル上でのカラム
クロマトグラフィー(溶離剤:クロロホルム/メタノー
ル/アンモニア65:35:1)により精製した。
収量: 0.3249 (62%) MS : FAB n+/e= 516 (M + H
”)実施例 4 L1210白血病細胞における細胞毒性(幹細胞アッセ
イ鄭5CA) 試験は、HamburgerおよびSalmonの方法
に、下記に示すような修正を加えて行なった。
条件付けの培地(conditioned mediu
m)は、McCoy 5 A培地に置き換えた。軟性の
寒天培地におけるL1210白血病細胞の高いクローニ
ング率の結果として、1プレートあたりの腫瘍細胞の数
が5XlO”まで減少した。
細胞を、種々の濃度の供試物質を用いて、37℃で1時
間インキュベートした。次いで、細胞を2回、McCo
y 5 A培地で洗浄し、そして、Hamburger
およびSalmonの方法に従って、上部層としての2
つの層の寒天培地系に植えた。
さらに平行試験を連続的なインキュベーション時間を用
いて行ない、種々の濃度の供試物質を、これらの細胞を
植える前に上部の寒天層に加えて混合した。
プレートを、CO□が5%、O2が2o%そして相対大
気湿度が95%であるインキュベーター中で5〜7日間
、インキュベートした。この期間の11k、直径60u
mのコロニーをインバートスコープ(1nvertos
cope)を用いて計数した。
その結果を、未処理の群に対する、処理した群のコロニ
ーのパーセント比として表わした。
繰り返し試験の変動係数は、15%以下であつlこ 。
得られた供試化合物の結果を第1表に示す。
連続的および1時間のインキュベーションにおけるI 
C6゜値は、用量−効果曲線より測定した。(第1表) 表中の数値は、殆んどの物質が、インビトロ試験系にお
いて人間および動物の腫瘍細胞に対して、非常に高い細
胞毒性(ICs。0.1μg/ran以下)を有するこ
とを示唆している。
実施例 5 増殖試験(NTT還元) 指数増殖期のL1210、A349またはHT29を9
6ウエルのマイクロテストプレート中のRPMI  1
640培地中、5 X 10’細胞/raQの細胞密度
で、種々の濃度の供試物質とともに、37℃でCO!が
5%そして相対大気湿度が95%の条件で、72時間イ
ンキュベートした。対照試験は、供試物質の代わりに増
殖培地のみを含んだ。各供試物質および対照に関して、
4回測定を行なった。65時間のインキュベーション後
、50μaのMTT溶液(リン酸塩で緩衝化された塩化
ナトリウム中、2.5+ag/1112)を加えた。生
きた細胞の存在下、MTTを、還元して深赤色の不溶の
ホルマザン染料とした。
この反応は、L1210細胞においては7時間後、A3
49およびHT29細胞においては24時間後に終了し
、そして、上澄みの培地を注意深く、すくった。不溶の
染料を100μQのジメチルスルホキシドを加えて溶解
し、次いで、生成した溶液の吸光度を、各ウェルに関し
て、70−社製のマルチスキャン光度計340CCで4
92nmの波長において測定した。
処理した細胞および未処理の細胞の吸光度の比から、用
量−効果曲線が得られ、そして、これにより、ちょうど
50%の細胞を殺す濃度(IC1o)が読み取ることが
できた。繰り返し試験の変動係数は15%以下であった
実施例 6 急性毒性の測定 急性毒性を測定するために、BDFIマウスに種種の用
量の0.5+mff1の5%強度グルコース溶液中に溶
解された供試物質を腹腔内注射した。供試物質の濃度あ
たり、5匹のマウスを用いた。144日目、生き残りの
マウスの数を測定し、その値から、Litchfiel
d Wilcoxon法によりLD5、LD50および
I、D95を決定した。本明細書に記載の化合物の毒性
(LD50(mg/に9))は、アドリアマイシンと比
較して決定した。
実施例 7 マウスのL1210白血病に対するロドマイシンのイン
ビボ活性 腹水液を、移植後7日目のDBA2マウス(雌。
18〜20g)から、無菌条件下で取り出した。腹水を
PBSを用いて3回洗浄し、計数し、0.2raQのP
BS中、細胞計数を10’となるように調整した。
Q、2s(lのPBS中で懸濁された細胞106個を次
いで、DBFIマウス(雌、 18〜20g)に腹腔内
注射しl;。
各物質濃度について、または、対照どして、1群あたり
6匹の動物を用いた。
抗腫瘍活性を測定するために、動物を供試物質の注射後
1日目と5日目にその体重を計った。
5日目における20%以上の体重の減量は該物質の毒性
作用の指標とみなした。
試験終了時(すべての動物が死亡した時または動物が生
き残っている場合は600日目、試験の5日目に少なく
とも65%の動物がまだ生き残っている場合に、特定の
群における動物の平均生存時間を測定した。平均生存時
間は、試験経過中に死亡した動物についてのみ測定した
。長期間の生存動物(LTS)は、この計算において考
慮に入れなかったし、別途記載する。
未処理の対照のパーセントにおける特定の物質濃度につ
いての抗腫瘍活性(T/C)は、地理した群の平均生存
時間(MSTt)および対照群の平均生存時間(MST
c)から、次式 下のレベルの用量を決定した。試験600日目、まだ生
存している動物は、長期間の生存動物として、別途記載
した。
に従って決定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記の式 I ▲数式、化学式、表等があります▼式 I 〔式中、 R^1は水素原子またはヒドロキシル基であり、 R^2は水素原子またはC_1〜C_4−アルキル基で
    あり、 R^3はヒドロキシル基、O−アシル保護基またはメチ
    ルオキシカルボニル基であり、 R^4は水素原子、O−アシル保護基、アジド基、アミ
    ノもしくはトリフルオロアセチルアミノ基、ジ−C_1
    〜C_4−アルキルアミノ基またはシアノメチルアミノ
    基でありそして R^5はアジド基、アミノもしくはトリフルオロアセチ
    ルアミノ基、ジ−C_1〜C_4−アルキルアミノ基ま
    たはシアノメチルアミノ基であるが、ここで前記のアシ
    ル保護基はアセチル基、モノ−、ジ−もしくはトリハロ
    ゲノアセチル基(ここでハロゲンはフッ素または塩素を
    意味する)またはp−ニトロベンゾイル基を意味する〕
    で表される化合物およびその塩。 2)式中、 R^1がHまたはOHであり、 R^2がHまたはCH_3であり、 R^3がOH、F_3CCOO、p−NO_2−PhC
    OOまたはCOOCH_3であり、 R^4がH、OH、p−NO_2−PhCOO、N_3
    、NH_2、NHCOCF_3、N(CH_3)_2ま
    たはNHCH_2CNでありそして R^6がN_3、NH_2、NHCOCF_3、N(C
    H_3)_2またはNHCH_2−CNである請求項1
    記載の化合物。 3)基R^1、R^2、R^4およびR^5が請求項1
    記載の定義を有しそしてR^3がメチルオキシカルボニ
    ル基である請求項1記載の化合物。 4)基R^1、R^2、R^4、およびR^5が請求項
    1記載の定義を有しそしてR^3がヒドロキシル基であ
    る請求項1記載の化合物。 5)R^1がHまたはOHであり、R^2がC_1〜C
    _4−アルキル基でありそして基R^3、R^4および
    R^5が請求項1記載の定義を有する請求項1記載の化
    合物。 6)医薬としての請求項1記載の化合物。 7)下記の式II ▲数式、化学式、表等があります▼式II (式中、R^1はHまたはOHであり、R^2はHまた
    はC_1〜C_4−アルキルでありそしてR^3はO−
    アシル保護基またはCOOCH_3である)で表される
    アグリコン化合物を触媒、好ましくはトリC_1〜C_
    4−アルキルシリルトリフルオロメタンスルホネートま
    たはトリフルオロメタンスルホン酸銀塩の存在下におい
    て式IIIまたはIV ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ 式III式IV 〔式中、R^4は水素原子、O−アシル保護基、アジド
    基またはトリフルオロアセチルアミノ基を示し、R^5
    はアジド基またはトリフルオロアセチルアミノ基を示し
    そしてXはアセチルオキシ基、p−ニトロベンゾイルオ
    キシ基または塩素原子を示す)で表される官能性化され
    たデオキシ糖と反応させて7−O−グリコシル−ロドマ
    イシノン誘導体とし、その生成物中のアシル保護基をア
    ルカリ加水分解によって部分的にまたは完全に除去し次
    にその生成物中に存在するアジド基を水素化触媒例えば
    パラジウム/炭素の存在下で加水素分解することによっ
    てアミノ基に変換して式 I において R^1およびR^2が前述の定義を有し、 R^3がOHまたはCOOCH_3を示し、R^4が水
    素原子、ヒドロキシル基、アセチルオキシ基、トリフル
    オロアセチルオキシもしくはp−ニトロベンゾイルオキ
    シ基またはアジド、トリフルオロアセチルアミノもしく
    はアミノ基を示しそして R^5がアジド基、アミノ基またはトリフルオロアセチ
    ルアミノ基を示す、 化合物とすることからなる請求項1記載の化合物の製造
    方法。
JP1327476A 1988-12-20 1989-12-19 修飾された炭水化物単位を有するロドマイシン類 Pending JPH02212481A (ja)

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