JPH065063B2 - 内燃機関のスタ−タ−スイツチ用の反復防止装置 - Google Patents
内燃機関のスタ−タ−スイツチ用の反復防止装置Info
- Publication number
- JPH065063B2 JPH065063B2 JP60190981A JP19098185A JPH065063B2 JP H065063 B2 JPH065063 B2 JP H065063B2 JP 60190981 A JP60190981 A JP 60190981A JP 19098185 A JP19098185 A JP 19098185A JP H065063 B2 JPH065063 B2 JP H065063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking slider
- stopper
- disc
- slider
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H27/00—Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings
- H01H27/06—Key inserted and then turned to effect operation of the switch
- H01H27/063—Key inserted and then turned to effect operation of the switch wherein the switch cannot be moved to a third position, e.g. start position, unless the preceding movement was from a first position to a second position, e.g. ignition position
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明の対象とするところは点火用ロツク内で点火キー
を回すことにより操作される内燃機関のスタータースイ
ツチ用の反復防止装置である。
を回すことにより操作される内燃機関のスタータースイ
ツチ用の反復防止装置である。
スターター、普通電気モータで始動される内燃機関にあ
つては、既に機関が回転し又はまだ回転している特にス
ターターが新たに操作されるのを阻止することが必要で
ある。さもないとこれは機関をスターターをも著しく損
傷することになる。
つては、既に機関が回転し又はまだ回転している特にス
ターターが新たに操作されるのを阻止することが必要で
ある。さもないとこれは機関をスターターをも著しく損
傷することになる。
本発明は、無理をしないよう操作を試みても駆動が確実
で、少ない可動部分で簡単に製造され且つ保守しうるよ
うな初めに述べた種の反復防止装置を創ることを課題と
するものである。
で、少ない可動部分で簡単に製造され且つ保守しうるよ
うな初めに述べた種の反復防止装置を創ることを課題と
するものである。
本発明によればこの反復防止装置は次の様な特徴事項を
有している。即ち 点火用ロツク内で点火キーを回すことによりその軸の周
りに回転可能な円板を設け、該円板はその直径よりも大
きな直径を有する円筒状の内部空間内に同心的に固定ケ
ーシング内に納められており、 該円板を円の弦のように通す矩形断面を有する切欠きを
備え、その一方の長い方が円板の中心点を通るように成
され、 該切欠きの中にある限定された長さにわたつて摺動可能
な係止スライダが設けられ、そのスライダの円板中心点
を通る側に接する方の最大のところの長さが、円板の直
径に円板の直径と内部空間の直径との間の差の半分の長
さを加えた長さになつており、 その際係止スライダの端面が円板の円筒状表面の円弧部
分を形成し、これらの円弧部分が係止スライダの両方の
端部位置においてこの表面を円筒形になるように補なつ
ており、 前記係止スライダは両方の端部位置において円板内に設
けた押圧バネに反し係止スライダに対して直角に摺動可
能なブレードによつて保持され、該ブレードは各端部位
置において係止スライダに設けた互に直接隣り合う2つ
のV字形溝のうちの一方の溝に係合し、その際両方の溝
の共通するエンドラインが係止スライダの最大長さに対
して直角に延び、 内部空間の円筒状内壁には第1のストツパーがラジアル
方向内側に延びており、係止スライダの一方の端部位置
で円板から突き出す端部であつて係止スライダの最大長
さの第1端部が静止位置において前記第1のストツパー
に当接し、第1のストツパーから僅かな円弧間隔を置い
てラジアル方向内側へ延びる第2のストツパーが設けら
れ、この第2のストツパーにスタート位置で係止スライ
ダの最大長さの第2の端部が当接し、一方係止スライダ
は円板の回転方向に見て第2のストツパーの前僅かな円
弧間隔を介して内部空間の径を小さくする段落部によつ
て他方の端部位置に完全に届くのが阻止され、従つて摺
動可能なブレードは一方の溝の深さの一部を越えて単に
入り込みうるように成され、前記段落部の端部がラジア
ル方向内側へ向いた且つ繰り返し動作を許さないように
阻止する第3のストツパーを形成し、 これらのストツパーに対して内部空間の円筒状内壁に2
つのカムがあり、 その第1のカムは静止位置から円板に回転運動を与える
につれて、係止スライダの最大長さの第2の端部が前記
段落部に向い合うように位置するや否や、該係止スライ
ダをある限定された長さにわたり静止位置にはまつた第
1の端部位置から係止スライダを摺動させ、 一方第2のカムは静止位置に円板が戻る際にブレードが
一方の溝を中に完全に入り込むことによつて段落部の範
囲外になるよう作用する第2の端部位置から再び第1の
端部位置へ前記係止スライダを引き戻すようにする という特徴事項を有している。
有している。即ち 点火用ロツク内で点火キーを回すことによりその軸の周
りに回転可能な円板を設け、該円板はその直径よりも大
きな直径を有する円筒状の内部空間内に同心的に固定ケ
ーシング内に納められており、 該円板を円の弦のように通す矩形断面を有する切欠きを
備え、その一方の長い方が円板の中心点を通るように成
され、 該切欠きの中にある限定された長さにわたつて摺動可能
な係止スライダが設けられ、そのスライダの円板中心点
を通る側に接する方の最大のところの長さが、円板の直
径に円板の直径と内部空間の直径との間の差の半分の長
さを加えた長さになつており、 その際係止スライダの端面が円板の円筒状表面の円弧部
分を形成し、これらの円弧部分が係止スライダの両方の
端部位置においてこの表面を円筒形になるように補なつ
ており、 前記係止スライダは両方の端部位置において円板内に設
けた押圧バネに反し係止スライダに対して直角に摺動可
能なブレードによつて保持され、該ブレードは各端部位
置において係止スライダに設けた互に直接隣り合う2つ
のV字形溝のうちの一方の溝に係合し、その際両方の溝
の共通するエンドラインが係止スライダの最大長さに対
して直角に延び、 内部空間の円筒状内壁には第1のストツパーがラジアル
方向内側に延びており、係止スライダの一方の端部位置
で円板から突き出す端部であつて係止スライダの最大長
さの第1端部が静止位置において前記第1のストツパー
に当接し、第1のストツパーから僅かな円弧間隔を置い
てラジアル方向内側へ延びる第2のストツパーが設けら
れ、この第2のストツパーにスタート位置で係止スライ
ダの最大長さの第2の端部が当接し、一方係止スライダ
は円板の回転方向に見て第2のストツパーの前僅かな円
弧間隔を介して内部空間の径を小さくする段落部によつ
て他方の端部位置に完全に届くのが阻止され、従つて摺
動可能なブレードは一方の溝の深さの一部を越えて単に
入り込みうるように成され、前記段落部の端部がラジア
ル方向内側へ向いた且つ繰り返し動作を許さないように
阻止する第3のストツパーを形成し、 これらのストツパーに対して内部空間の円筒状内壁に2
つのカムがあり、 その第1のカムは静止位置から円板に回転運動を与える
につれて、係止スライダの最大長さの第2の端部が前記
段落部に向い合うように位置するや否や、該係止スライ
ダをある限定された長さにわたり静止位置にはまつた第
1の端部位置から係止スライダを摺動させ、 一方第2のカムは静止位置に円板が戻る際にブレードが
一方の溝を中に完全に入り込むことによつて段落部の範
囲外になるよう作用する第2の端部位置から再び第1の
端部位置へ前記係止スライダを引き戻すようにする という特徴事項を有している。
本発明対象の機能並びに別の発明性のある実施形態及び
その長所を図面に基づいて詳細に説明するが、図中同一
部分には同一参照番号が符されている。
その長所を図面に基づいて詳細に説明するが、図中同一
部分には同一参照番号が符されている。
第1図において反復防止装置は静止位置である。該装置
は内部空間2を有する固定ケーシング1でできており、
該内部空間2は概ね平担な円筒の形を有している。内部
空間2と円板4の共通する中心点のところで紙面を通す
この円筒の中心軸に対して同心的なこの円筒内に同心の
円板4が回転可能に取り突けられている。この円ば4は
図示していない点火用ロツク内に導入される点火キーを
中心軸の周りに操作することによつて回転されうる。こ
の内部空間2の直径は円板4の直径よりも長さ5の2倍
の長さ分だけ長い。更にこの円板4はそれを円の弦のよ
うに貫徹する矩形断面を有する切欠き6を備えている。
切欠きを弦のように案内しているために切欠き6は円板
4に対して非対称になつているが、その切欠きの長手側
7は中心点3を通つている。
は内部空間2を有する固定ケーシング1でできており、
該内部空間2は概ね平担な円筒の形を有している。内部
空間2と円板4の共通する中心点のところで紙面を通す
この円筒の中心軸に対して同心的なこの円筒内に同心の
円板4が回転可能に取り突けられている。この円ば4は
図示していない点火用ロツク内に導入される点火キーを
中心軸の周りに操作することによつて回転されうる。こ
の内部空間2の直径は円板4の直径よりも長さ5の2倍
の長さ分だけ長い。更にこの円板4はそれを円の弦のよ
うに貫徹する矩形断面を有する切欠き6を備えている。
切欠きを弦のように案内しているために切欠き6は円板
4に対して非対称になつているが、その切欠きの長手側
7は中心点3を通つている。
該切欠き6の中にはその中で摺動できる係止スライダ8
が設けられ、円板中心点3を通る側7で接し合うスライ
ダの最長の長さ9は円板4の直径に半分の直径差5を加
えたものに等しい。係止スライダ8の端面10と11と
は円板4の円筒状表面12の円弧部分を形成し且つ係止
スライダ8の両方の端部位置において円筒形になるよう
にこの表面を補なつている。その両方の端部位置におい
て係止スライダ8は円板4に設けた押圧バネ13に反し
係止スライダ8に対して直角に摺動可能なブレード14
によつて保持され、該ブレードは各端部位置において係
止スライダ8内にある互に直接隣合うV字形の2つの溝
15及び16のうちのそれぞれ一方に嵌まり込む。これ
ら両方の溝15及び16の共通するエンドラインは係止
スライダ8の最大長さ9に対して直角に延びている。
が設けられ、円板中心点3を通る側7で接し合うスライ
ダの最長の長さ9は円板4の直径に半分の直径差5を加
えたものに等しい。係止スライダ8の端面10と11と
は円板4の円筒状表面12の円弧部分を形成し且つ係止
スライダ8の両方の端部位置において円筒形になるよう
にこの表面を補なつている。その両方の端部位置におい
て係止スライダ8は円板4に設けた押圧バネ13に反し
係止スライダ8に対して直角に摺動可能なブレード14
によつて保持され、該ブレードは各端部位置において係
止スライダ8内にある互に直接隣合うV字形の2つの溝
15及び16のうちのそれぞれ一方に嵌まり込む。これ
ら両方の溝15及び16の共通するエンドラインは係止
スライダ8の最大長さ9に対して直角に延びている。
前記内部空間の円筒状内壁18には第1のストツパー1
9がラジアル方向内側へと延び、係止スライダ8の一方
の端部位置においてこの円板4から突き出す端部であつ
て係止スライダ8の最大長さ9の第1端部20が静止位
置において前記第1のストツパー19に当接している。
ラジアル方向内側へ延びた第2のストツパー31は第1
のストツパー19から僅かの円弧間隔22を置いて設け
られている。このストツパー21(第4図)にはスター
ト位置で係止スライダ8の最大長さ9の第2の端部23
が当接し、一方係止スライダ8は円板4の回転方向に見
て第2のストツパーの前僅かの円弧間隔24を介して内
部空間2の径を小さくする段落部25によつて他方の端
部位置に完全に届くのが阻止される。従つて摺動可能な
ブレード14もまた溝15の中その深さの一部を越えて
単に入り込みうるものである。
9がラジアル方向内側へと延び、係止スライダ8の一方
の端部位置においてこの円板4から突き出す端部であつ
て係止スライダ8の最大長さ9の第1端部20が静止位
置において前記第1のストツパー19に当接している。
ラジアル方向内側へ延びた第2のストツパー31は第1
のストツパー19から僅かの円弧間隔22を置いて設け
られている。このストツパー21(第4図)にはスター
ト位置で係止スライダ8の最大長さ9の第2の端部23
が当接し、一方係止スライダ8は円板4の回転方向に見
て第2のストツパーの前僅かの円弧間隔24を介して内
部空間2の径を小さくする段落部25によつて他方の端
部位置に完全に届くのが阻止される。従つて摺動可能な
ブレード14もまた溝15の中その深さの一部を越えて
単に入り込みうるものである。
段落部25の端部はラジアル方向内側へ向いた且つ繰り
返し動作を許さないように阻止する第3のストツパー2
6(第5図)を形成する。これらのストツパー21及び
26乃至は19(第1図)に対して内部空間2の円筒状
内壁18に2つのカム27及び28があり、その第1の
カム27(第2図及び第3図)は静止位置から円板4に
回転運動を与えるにつれて、係止スライダの最大長さ9
の第2の端部23が前記段落部25(第3図)に向い合
うように位置するや否や、該係止スライダをある限定さ
れた長さにわたり静止位置(第1図)に入り込んだ第1
の端部位置から係止スライダを摺動させる。
返し動作を許さないように阻止する第3のストツパー2
6(第5図)を形成する。これらのストツパー21及び
26乃至は19(第1図)に対して内部空間2の円筒状
内壁18に2つのカム27及び28があり、その第1の
カム27(第2図及び第3図)は静止位置から円板4に
回転運動を与えるにつれて、係止スライダの最大長さ9
の第2の端部23が前記段落部25(第3図)に向い合
うように位置するや否や、該係止スライダをある限定さ
れた長さにわたり静止位置(第1図)に入り込んだ第1
の端部位置から係止スライダを摺動させる。
第2のカム28(第6図)は静止位置に円板4が戻る際
にブレード14が溝15の中に完全に入り込むことによ
つて段落部25の範囲外になるように作用する第2の端
部位置から再び第1の端部位置へ前記係止スライダ8を
引き戻すものである。その際ブレード14は溝15から
押され、そして溝16の中へ入り込むことによつてスト
ツパー19に当接するその第1の端部位置にスライダ8
が戻るのを助成する。
にブレード14が溝15の中に完全に入り込むことによ
つて段落部25の範囲外になるように作用する第2の端
部位置から再び第1の端部位置へ前記係止スライダ8を
引き戻すものである。その際ブレード14は溝15から
押され、そして溝16の中へ入り込むことによつてスト
ツパー19に当接するその第1の端部位置にスライダ8
が戻るのを助成する。
第2図に示すように円板を点火キーを時計方向に操作す
ることによつて回すと、係止スライダ8はまず初めスト
ツパー19に当接するその第1の端部位置からスライダ
の第1端部20がカム27に乗り上げる。このことはブ
レード14がバネ13に反して溝16から押し出される
結果となる。第3図に示すように、しかしながらブレー
ド14が両方の溝15及び16の共通のエンドライン1
7に達する前に係止スライダ8はもうその第2の端部2
3が段落部25の前に位置し、従つて該係止スライダ8
はその第2の端部位置には届かず、第4図に示すよう
に、ブレード14を完全に溝15の中へ入り込ませな
い。円板の第3図と第4図との間に示された状態で図示
されていない位置でスターター用の電気回路が閉成され
る。一方第4図に示すようにストツパー21に当接する
際係止スライダ8はその第2の端部位置に部分的に達す
る。
ることによつて回すと、係止スライダ8はまず初めスト
ツパー19に当接するその第1の端部位置からスライダ
の第1端部20がカム27に乗り上げる。このことはブ
レード14がバネ13に反して溝16から押し出される
結果となる。第3図に示すように、しかしながらブレー
ド14が両方の溝15及び16の共通のエンドライン1
7に達する前に係止スライダ8はもうその第2の端部2
3が段落部25の前に位置し、従つて該係止スライダ8
はその第2の端部位置には届かず、第4図に示すよう
に、ブレード14を完全に溝15の中へ入り込ませな
い。円板の第3図と第4図との間に示された状態で図示
されていない位置でスターター用の電気回路が閉成され
る。一方第4図に示すようにストツパー21に当接する
際係止スライダ8はその第2の端部位置に部分的に達す
る。
機関が回るや否や、点火キーは戻るよう動かされる。戻
り回動の際係止スライダ8の第2の端部23が最早段落
部25に当接しない程度に板4がなつた時、ブレード1
4はバネ13の作用を受けて完全に溝15の中に入り込
むことができ、そしてそのために係止スライダ8をその
第2の端部位置へと移動する。スターター過程を繰り返
すようもう一度ためそうとすると、第5図に示すよう
に、時計方向に円板4を回すと第2の端部23が第3ス
トツパー26に当り、そしてスターターの電気回路が新
たに閉じられるのが阻止される。この状態は、係止スラ
イダ8の第2の端部23がカム28に乗り上げる程度に
円板4の戻り回転が進んだ時まで維持される。戻り行程
のこの部分で機関は停止するようになつている。係止ス
ライダ8がカム28によつてその第1の端部位置に引き
戻された時に、新たに始動を行なえる。
り回動の際係止スライダ8の第2の端部23が最早段落
部25に当接しない程度に板4がなつた時、ブレード1
4はバネ13の作用を受けて完全に溝15の中に入り込
むことができ、そしてそのために係止スライダ8をその
第2の端部位置へと移動する。スターター過程を繰り返
すようもう一度ためそうとすると、第5図に示すよう
に、時計方向に円板4を回すと第2の端部23が第3ス
トツパー26に当り、そしてスターターの電気回路が新
たに閉じられるのが阻止される。この状態は、係止スラ
イダ8の第2の端部23がカム28に乗り上げる程度に
円板4の戻り回転が進んだ時まで維持される。戻り行程
のこの部分で機関は停止するようになつている。係止ス
ライダ8がカム28によつてその第1の端部位置に引き
戻された時に、新たに始動を行なえる。
本発明の発展形態のものにあつては復帰バネが設けられ
ており、該バネは係止スライダ8が第1の端部位置から
第2の端部位置へと動く時に緊張されるように成され、
そして単独で又は点火キーの戻り回動と一緒に復帰行程
の一部を越えて円板4を動かす、即ち第3のストツパー
26(補助休止部)を僅かに越えて円板4を動かす。
ており、該バネは係止スライダ8が第1の端部位置から
第2の端部位置へと動く時に緊張されるように成され、
そして単独で又は点火キーの戻り回動と一緒に復帰行程
の一部を越えて円板4を動かす、即ち第3のストツパー
26(補助休止部)を僅かに越えて円板4を動かす。
本発明によれば第1図の実施例中14で示した摺動可能
なブレードは第1図の実施例中29で示したピン又はス
リーブの端部を形成し、そのシヤフトは第1図の実施例
中13で示した押圧バネを収容するため有底孔を備えて
おり、それは第1図の実施例では30で示してある。
なブレードは第1図の実施例中29で示したピン又はス
リーブの端部を形成し、そのシヤフトは第1図の実施例
中13で示した押圧バネを収容するため有底孔を備えて
おり、それは第1図の実施例では30で示してある。
係止スライダを第2の端部位置に確実に移すという特別
な長所と共に、両方のV字形の溝のうちブレードがスタ
ート位置で初め部分的にしか入り込み得ないという方の
溝の方が他方の溝よりも深く且つ幅広く形成されてい
る。この深い方の溝が図示した実施例では15で示され
ている。
な長所と共に、両方のV字形の溝のうちブレードがスタ
ート位置で初め部分的にしか入り込み得ないという方の
溝の方が他方の溝よりも深く且つ幅広く形成されてい
る。この深い方の溝が図示した実施例では15で示され
ている。
回転運動の際円板の案内は本発明によれば両方のカムと
第1及び第2のストツパーとの間の内部空間の円筒状内
壁の径を小さくした方の部分によつて支えられうる。こ
れらの部分は第6図の実施例中31と32で示してあ
る。
第1及び第2のストツパーとの間の内部空間の円筒状内
壁の径を小さくした方の部分によつて支えられうる。こ
れらの部分は第6図の実施例中31と32で示してあ
る。
第1図から第6図は本発明に従う反復防止装置の円板内
に嵌まり込んだ係止スライダの種々の円板回転位置での
説明図を示すものである。 図中参照番号 2・・・内部空間、3・・・円板中心点、4・・・円
板、5・・・半径差、6・・・切欠き、7・・・切欠き
の長手側、8・・・係止スライダ、9・・・スライダの
最大長さ、10,11・・・スライダの端面、12・・
・円筒状表面、13・・・押圧バネ、14・・・ブレー
ド、15,16・・・V字形の溝、17・・・エンドラ
イン、18・・・円筒状内壁、19・・・第1のストツ
パー、20・・・第1端部、21・・・第2のストツパ
ー、22・・・円弧間隔、23・・・第2の端部、24
・・・円弧間隔、25・・・段落部、26・・・第3の
ストツパー、27,28・・・カム
に嵌まり込んだ係止スライダの種々の円板回転位置での
説明図を示すものである。 図中参照番号 2・・・内部空間、3・・・円板中心点、4・・・円
板、5・・・半径差、6・・・切欠き、7・・・切欠き
の長手側、8・・・係止スライダ、9・・・スライダの
最大長さ、10,11・・・スライダの端面、12・・
・円筒状表面、13・・・押圧バネ、14・・・ブレー
ド、15,16・・・V字形の溝、17・・・エンドラ
イン、18・・・円筒状内壁、19・・・第1のストツ
パー、20・・・第1端部、21・・・第2のストツパ
ー、22・・・円弧間隔、23・・・第2の端部、24
・・・円弧間隔、25・・・段落部、26・・・第3の
ストツパー、27,28・・・カム
Claims (5)
- 【請求項1】点火用ロツク内で点火キーを回すことによ
り操作される内燃機関のスタータースイツチ用の反復防
止装置において、点火用ロツク内で点火キーを回すこと
によりその軸の周りに回転可能な円板(4)を設け、該
円板はその直径よりも大きな直径を有する円筒状の内部
空間(2)に同心的に固定ケーシング内に納められてお
り、該円板を円の弦のように通す矩形断面を有する切欠
きを備え、その一方の長い方が円板の中心点を通るよう
に成され、該切欠きの中にある限定された長さにわたつ
て摺動可能な係止スライダが設けられ、そのスライダの
円板中心点を通る側に接する方の最大のところの長さ
が、円板の直径に円板の直径と内部空間の直径との間の
差の半分の長さを加えた長さになつており、その際係止
スライダの端面が円板の円筒状表面の円弧部分を形成
し、これらの円弧部分が係止スライダの両方の端部位置
においてこの表面を円筒形になるように補なつており、
前記係止スライダは両方の端部位置において円板内に設
けた押圧バネに反し係止スライダに対して直角に摺動可
能なブレードによつて保持され、該ブレードは各端部位
置において係止スライダに設けた互に直接隣り合う2つ
のV字形溝のうちの一方の溝に係合し、その際両方の溝
の共通するエンドラインが係止スライダ(8)の最大長
さに対して直角に延び、内部空間の円筒状内壁には第1
のストツパーがラジアル方向内側に延びており、係止ス
ライダの一方の端部位置で円板から突き出す端部であつ
て係止スライダの最大長さの第1端部が静止位置におい
て前記第1のストツパーに当接し、第1のストツパーか
ら僅かな円弧間隔を置いてラジアル方向内側へ延びる第
2のストツパーが設けられ、この第2のストツパーにス
タート位置で係止スライダの最大長さの第2の端部が当
接し、一方係止スライダは円板の回転方向に見て第2の
ストツパーの前に僅かな円弧間隔を介して内部空間の径
を小さくする段落部によつて他方の端部位置に完全に届
くのが阻止され、従つて摺動可能なブレードは一方の溝
の深さの一部を越えて単に入り込みうるように成され、
前記段落部の端部がラジアル方向内側へ向いた且つ繰り
返し動作を許さないように阻止する第3のストツパーを
形成し、これらのストツパーに対して内部空間の円筒状
内壁に2つのカムがあり、その第1のカムは静止位置か
ら円板に回転運動を与えるにつれて、係止スライダの最
大長さの第2の端部が前記段落部に向い合うように位置
するや否や、該係止スライダをある限定された長さにわ
たり静止位置にはまつた第1の端部位置から係止スライ
ダを摺動させ、一方第2のカムは静止位置に円板が戻る
際にブレードが一方の溝の中に完全に入り込むことによ
つて段落部の範囲外になるよう作用する第2の端部位置
から再び第1の端部位置へ前記係止スライダを引き戻す
ように成されていることを特徴とする反復防止装置。 - 【請求項2】静止位置への戻り過程の第1部分につき前
記円板が単独で又は点火キーに付随して静止位置からの
行程の際に緊張された戻しバネによつて動かされること
を特徴とする特許請求の範囲第1項による反復防止装
置。 - 【請求項3】円板の回転運動は両方のカムと第1及び第
2のストツパーとの間内部空間の円筒状内壁の径をそれ
相応に減らされた部分によつて補助的に案内されること
を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項による反
復防止装置。 - 【請求項4】摺動可能なブレードがピン又はスリーブの
端部を形成し、そのシヤフトが押圧バネを収容するため
有底孔を有していることを特徴とする特許請求の範囲第
1項〜第3項のうちの1項による反復防止装置。 - 【請求項5】両方のV字状の溝のうちスタート位置でブ
レードがまず初め部分的にのみ入り込む方の溝の方が他
の溝よりも深さが深く且つ幅が広くなつていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項のうちの1項に
よる反復防止装置。
Applications Claiming Priority (2)
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