JP2002526699A - とくに車両用の閉鎖シリンダ - Google Patents

とくに車両用の閉鎖シリンダ

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JP2002526699A
JP2002526699A JP2000574795A JP2000574795A JP2002526699A JP 2002526699 A JP2002526699 A JP 2002526699A JP 2000574795 A JP2000574795 A JP 2000574795A JP 2000574795 A JP2000574795 A JP 2000574795A JP 2002526699 A JP2002526699 A JP 2002526699A
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ラインハルド ヴイツトヴエル,
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フフ・ヒユルスベツク・ウント・フユルスト・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】 閉鎖シリンダは、シリンダハウジング(20)内に回転可能に収容されたシリンダ心(10)からなり、このシリンダ心は、プロファイル化された軸線方向穴(11)を有する。閉鎖シリンダ内に、軸線平行なローラ部材(25)が配置されており、このローラ部材は、部分横断面(26)によって、常にシリンダ心の半径方向通口(14)内において案内されている。初期回転位置又はかぎ回転が存在するかどうかに依存して、係止部材(25)は、シリンダハウジング(20)の内側溝(24)内又は1群の回転円板(30)の縁切り欠き(34)内に侵入し、これらの回転円板は、シリンダ心(10)のプロファイル化された軸線方向穴(11)内に配置されている。閉鎖シリンダの利用安全性を高めるために、次のことが提案される。すなわち少なくとも一方において1つの回転円板(30)と他方においてシリンダ心(10)との間に、ばね部材(50;28,50’)を配置する。それから出るばね負荷は、回転円板(30)に設けられる係止面を介して、係止部材(25)をシリンダハウジング(20)において回転ロックするようにする。シリンダ心(10)は、回転円板(30)を収容するために使われるその軸線方向区間とともに、ばね部材のための半径方向切り欠き(12;12’)を有し、かつ切り欠き(12;12’)は、半径方向スリット(54)を介して、回転円板(30)を収容するシリンダ心(10)の軸線方向穴(11)に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、特許請求の範囲第1項の上位概念に記載されたような閉鎖シリンダ
に向けられている。
【0002】 このような周知の閉鎖シリンダにおいて、シリンダハウジング内に回転可能に
収容されたシリンダ心は、プロファイル化された軸線方向穴を有し、かつ軸線方
向穴内に、互いに前後に配置された1群の回転円板があり、これらの回転円板が
タンブラとして機能する。これらの回転円板は、ゆるく、かつかぎ通路を決める
中央開口を有する。かぎは、定義された制御肩部を備えた半径方向の切り込みを
有するが、一方プロファイル化された中央開口は、対向肩部を有する。回転円板
は、半径方向切り欠き及び半径方向切り欠きを区画する係止面を備えた円形のプ
ロファイル化された円板輪郭を有する。さらに閉鎖シリンダは、とくにローラ部
材として形成された軸線平行なゆるい係止部材を有し、この係止部材は、部分横
断面によって、常に中空シリンダのシリンダ心の半径方向通口内において案内さ
れている。かぎの差込み及び抜取りが可能なシリンダ心の初期回転位置において
、係止部材は、残り横断面によって、シリンダハウジングの軸線方向内側溝内に
噛み合っている。この初期回転位置において、係止部材は、回転円板の周側の係
止面によって支持され、それによりシリンダ心の回転は不可能である。しかし回
転円板が、かぎの操作によってシリンダ心の作業回転位置の方向に動かされると
き、回転円板の縁切り欠きは、係止部材と整列されており、かつ係止部材の残り
横断面を収容するために使われるが、一方シリンダ心の内側溝は、係止部材から
自由である。
【0003】 このような周知の閉鎖シリンダの欠点は、正規のかぎなしで、いわゆる“ピッ
キング法”によってシリンダ心が、係止に有効な初期回転位置から押込み工具に
よってシリンダ心の作業回転位置に移すことができ、この作業回転位置において
例えばこの閉鎖シリンダを装備した錠を開くことができるという点にある。この
ピッキング法において個々の回転円板は、その円板輪郭内にある縁切り欠きが軸
線平行な係止部材に整列しており、かつ回転円板とシリンダ心の間の連結に有効
な結合に至るまで、ピンによって回転させられる。それから回転円板に及ぼされ
る回転は、シリンダ心を動かすことができ、かつその作業回転位置に移すことが
できる。
【0004】 公知の閉鎖シリンダ(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3924971号明細
書)において、それぞれの回転円板は半径方向フックを備え、このフックは、戻
しばねの両方の脚の間にある。戻しばねの脚は、個々の回転円板におけるセクタ
状の2つの周切り欠きを通っている。これらは、時計方向に又は反時計方向にか
ぎによって回転円板を回転したかどうかに関係なく、初期回転位置への戻しばね
の戻し運動のために使われる。戻しばねは、回転円板における周側のセクタ切り
欠きのためにかなりの場所を必要とする。戻しばねによって前記のピッキング法
に対するこじ開け安全性は改善することができない。
【0005】 本発明の課題は、特許請求の範囲第1項の上位概念に記載されたような押込み
を防止した閉鎖シリンダを開発することにある。このことは、本発明によれば、
特許請求の範囲第1項の特徴部分に記載した次の特別な意味が加わる処置によっ
て達成される。
【0006】 本発明において、ばね部材はほぼL型の軸線方向プロファイルを有する。その
一方のL脚によってこれは、シリンダ心の半径方向切り欠き内に位置決めされて
おり、この切り欠きは、半径方向スリットを介してシリンダ心の軸線方向穴に結
合されている。この半径方向スリットを通って、本発明によるばね部材の他方の
L脚は、半径方向内方に延びており、かつここにおいて少なくとも1つの回転円
板に支持されている。ピッキング法によって回転円板を動かそうとすると、ばね
負荷に抗して作業を行なわなければならない。回転円板は、押込み工具から釈放
されるとすぐに、その係止位置に戻り回転する。シリンダ心における切り欠きは
、リング状のシリンダ心の周範囲に配置することができる。半径方向内方に突出
した脚は、きわめて小さな脚厚さを有する。それによりばね部材のためにきわめ
て場所を節約した配置が生じる。ばね部材の半径方向の脚を支持する肩部は、回
転円板のかぎ回転の際にシリンダ心を連行するために使われる回転円板の半径方
向段部であると有利である。この連行のために、シリンダ心は、内側の半径方向
対向段部を有する。
【0007】 本発明のその他の処置及び利点は、特許請求の範囲従属請求項、次の説明及び
図面から明らかである。図面において本発明は、2つの実施例において示されて
いる。
【0008】 閉鎖シリンダは、シリンダ心10を含み、このシリンダ心は、シリンダハウジ
ング20内に回転可能に収容されており、かつプロファイル化された軸線方向穴
11を有する。シリンダ心10のこの区間は、リング状に形成されている。シリ
ンダハウジング20内にゆるい係止部材25もあり、この係止部材は、軸線平行
に延びたローラ25からなる。シリンダ心の軸線方向穴11内に、軸線方向に互
いに前後にある1群の回転円板30が配置されている。隣接する回転円板30の
間に中間円板39が配置されており、この中間円板は、個々の回転円板30ので
きるだけ妨害のない独立した回転を配慮している。回転円板30は、プロファイ
ル化された中央開口31を有し、この中央開口は、かぎ40の制御肩部42のた
めの定義された対向肩部32を有する。
【0009】 かぎ40は、そのかぎ軸41に複数の切り込み43を有し、これらの切り込み
は、図3から明らかなように、互いに異なってプロファイル化することができ、
かつ定義された制御肩部42ないし42”’を有する。かぎ40は、所定の初期
回転位置においてのみ、シリンダハウジング20のかぎ通路21内に押込むこと
ができ、このかぎ通路は、この時、種々の円板30の中央開口31により継続さ
れる。自由端においてかぎ軸41は、面取り部44を有し、この面取り部は、か
ぎを差込む際に、かぎ40に回転円板30の中央開口31を通る道を開く。かぎ
軸41の端部区間45は非円形に構成されている。これには、シリンダ心10の
差込み収容部13が対応している。かぎ端部区間45の差込みの場合、シリンダ
心10による回転連行が存在する。かぎ通路21は、ばねフラップ22によって
閉じられている。
【0010】 すべての回転位置において、図4から認識可能な部分横断面26を有する係止
部材25は、シリンダ心の半径方向通口14内にあるが、一方係止部材25の残
り横断面は、回転円板30が図4から認識可能な初期回転位置にあるとき、シリ
ンダハウジング20の軸線方向内側溝24内に噛み合っている。それ故にシリン
ダ心10は、シリンダハウジング20内に回転できないように位置決めされてい
る。中央開口31内にあるかぎ40の制御肩部42は、図4においてなお、これ
に対応する回転円板30の対向肩部32から間隔を置いている。
【0011】 回転円板30は、円形の円板輪郭33を有するが、この輪郭は、同様にプロフ
ァイル化されている。まず縁切り欠き34が存在し、この縁切り欠きは、周側に
おいて隣接する係止面35によって区画される。初期回転位置が存在するとき、
この係止面35は、係止部材25をその周面に支持する。このことは、意味的に
別のすべての回転円板30に当てはまり、これらの回転円板は、その円板輪郭3
3において同様であるが図4に対して相違したプロファイルを有する。回転円板
30は、セクタ状の切り欠きを有し、この切り欠きの一方の側縁が半径方向段部
36を形成する。この半径方向段部36に、シリンダ心の軸線方向穴において対
向段部16が対応している。対向段部16は、軸線方向穴11内に設けられるリ
ングセグメント15の一方の側縁によって生じる。シリンダ心10は、その周の
一部の範囲において段を有し、かつ半径方向に沈下した周側の切り欠き12を有
し、これらの切り欠きのうち、図5が示すように本実施例において、2つの片が
、互いに軸線方向に間隔を置いて配置されている。切り欠き12は、それぞれU
型に延びたばね部材50の曲がりくねった脚51を収容するために使われる。ば
ね部材50は、広げられたU橋絡片52を有し、このU橋絡片は、所属の円板2
0の半径方向段部36の範囲に支持される。U橋絡片52は、内方に突出した脚
を形成し、この脚は、切り欠き12と軸線方向穴11との間の半径方向スリット
54から出ている。曲がりくねった脚51は、脚の延びの方向に弾性を有し、か
つシリンダ心10と回転円板30との間に回転に有効なばね弾性を発生する。図
4の初期回転位置において、ばね部材50は、大体において応力を逃されており
;回転円板30における半径方向段部36は、切り欠き12の端部面18と同様
にわずかしか負荷を受けていない。このことは、詳細に図示しない押込み工具を
介し又はかぎ40を介して、図6にしたがって回転円板30にトルクが及ぼされ
るときに、初めて変化する。
【0012】 かぎの回転47の際、回転円板30に付属の制御肩部42は、かぎ40におい
て円板側の対向肩部32に当たり、それにより図6から認識可能な円板回転37
に至る。図6に円板回転37の初期段階が示されており、ここにおいて円板30
の縁段部36は、シリンダ心10の対向段部37に当たる。その際、ばね部材5
0は、最大に圧縮されており、かつ図6において矢印38によって示した戻し力
を及ぼす。図6において、円板30の縁切り欠き34が多かれ少なかれすでにシ
リンダ心10における半径方向通口14に半径方向に整列するに至っているとは
いえ、係止部材25は、なおシリンダハウジング20に対するシリンダ心10の
回転ロック部を発生するものと仮定されている。このことは、少なくとも1つの
別の回転円板30がその周側の係止面35によってなお係止部材25のためのそ
の支持位置にあることによるかもしれない。かぎ40の代わりに、押込み工具が
、操作により円板回転37を引起こすようにし、かつ対向肩部32における押付
けを短期的に中断するとき、戻し力38に基づいて円板30は、自ら矢印37’
の方向に再び戻し回転する。この時、再び図4から明らかな位置に至る。それに
より本発明による閉鎖シリンダの押込み安全性は改善される。
【0013】 図7が示すように、円板30が、かぎ40によって引続き回転されるとき、共
同作用する両方の半径方向段部36、16の面接触を介して、最終的にシリンダ
心10も、図7の矢印17の方向に回転される。その際、係止部材25は、シリ
ンダ心20の内側溝24に設けられた制御面23から押出され、かつ縁切り欠き
34内に侵入する。この場合いぜんとして係止部材25の部分横断面26は、シ
リンダ心10の半径方向通口40内に配置されているが、この時、係止部材25
は、その残り横断面27によって縁切り欠き34内に噛み合っている。それによ
りシリンダ心10と回転円板30との間の連結に至る。このことは、図7から明
かなシリンダ心の回転17を引起こす。図1によれば、このようなシリンダ心回
転は、シリンダ心10に回らないように結合された出力部材19を介して、錠又
はスイッチの隣接する機能部材に伝達される。それにより最終的にシリンダ心は
、1つ又は複数の作業回転位置に達し、これらの作業回転位置は、錠又はスイッ
チにおいて適当な機能を果たす。
【0014】 図8に、2分割されたばね部材50’を有するシリンダ心10’の代替形成が
示されている。ばね部材50’の第1の部分は、摺動体28であり、かつ第2の
部分は、圧縮ばね53である。この代替閉鎖シリンダの残りの構成部分は、図1
ないし7による第1の実施例と同様に形成することができるので、これらは、図
8において省略されており;その点においてこれまでの説明が有効である。相違
点だけに立入れば十分である。
【0015】 図8においてばね部材50’の圧縮ばね53は、扁平な曲がりくねったものと
して形成されており、これは、全曲がりくねった長さにわたって延びたシリンダ
心10’の切り欠き12’内に収容されている。摺動体28は、L型に形成され
ている。切り欠き12’は、摺動体28の一方のL脚によって覆われているが、
一方半径方向に延びた別のL脚29は、シリンダ心10のスリット54から軸線
方向穴11内に突出している。この半径方向脚29は、半径方向側面49を有し
、この半径方向側面は、すでに述べたように詳細に図示しない回転円板30の半
径方向段部36と共同作用する。図4と8との間の比較において示すように、圧
縮ばね53は、直接ではなく、L摺動体28の半径方向脚29を介して間接的に
、回転円板30に支持されている。図4の初期回転位置において存在する両方の
共同作用する段部36、16の間のすき間は、同様な段部16’、36’が示す
ように、別の位置に設けられており、すなわちこの時、半径方向段部36’は、
摺動体28の周側のL脚にあり、かつ対向段部16’は、ここにおける切り欠き
12’の内側肩部にあり、かつもはやここにも設けられたリングセグメント15
’の側面にはない。この場合、リングセグメント15’は、図6及び7との関係
において説明した円板回転37に対して尺度にならない。
【0016】 図8の初期回転位置においてこれら両方の段部16’、36’は、まず図4の
状態に相当する間隔48を置いている。かぎ40を介し又は押込み工具を介した
回転操作の際、前の実施例のために図6及び7が説明するように、図8の間隔4
8は減少することができる。しかしこの場合にも、図8のシリンダ心10’と詳
細に図示しない回転円板30との間の戻し力は有効である。このことは、この時
に応力を受けた圧縮ばね53及び摺動体28によって半径方向脚29の前記の半
径方向面49を介して行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による錠シリンダの軸線方向断面図である。
【図2】 錠シリンダに対応するかぎの側面図である。
【図3】 III−IIIによって示される図2の切断線に沿ったかぎ軸の横断面を拡大
して示す図である。
【図4】 シリンダ心がその初期回転位置にありかつかぎが差込まれているがまだ回転操
作されていないときの、ここにおける切断線IV−IVに沿った図1の閉鎖シリ
ンダの横断面を拡大して示す図である。
【図5】 図4のジャンプした切断線V−Vに沿って切断案内を行なった図1に示した閉
鎖シリンダの部分片の展開を示す部分断面図である。
【図6】 差込まれたかぎが構成部分を図4の初期回転位置から作業回転位置の方向に回
転した閉鎖シリンダの横断面を示す図4に相当する図である。
【図7】 図6のかぎ回転に続く構成部分の回転位置を示す図である。
【図8】 変形されたシリンダ心の部分片によって図1ないし7に示す閉鎖シリンダの代
替構成を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月13日(2000.11.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 公知の閉鎖シリンダ(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3924971号明細
書、米国特許第4336700号明細書)において、それぞれの回転円板は半径
方向フックを備え、このフックは、戻しばねの両方の脚の間にある。戻しばねの
脚は、個々の回転円板におけるセクタ状の2つの周切り欠きを通っている。これ
らは、時計方向に又は反時計方向にかぎによって回転円板を回転したかどうかに
関係なく、初期回転位置への戻しばねの戻し運動のために使われる。戻しばねは
、回転円板における周側のセクタ切り欠きのためにかなりの場所を必要とする。
さらに米国特許第4370875号明細書が公知であり、ここではばねの一部が
、シリンダ心の半径方向切り欠きを通って、ばね部分に対応する回転円板の切り
欠き内に噛み合っている。噛み合いは、閉鎖要素が正確に回転円板の別の切り欠
きに対向しているときにのみ行なわれる。ばねによって前記のピッキング法に対
するこじ開け安全性は改善することができない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 る。シリンダ心(10)は、回転円板(30)を収容す るために使われるその軸線方向区間とともに、ばね部材 のための半径方向切り欠き(12;12’)を有し、か つ切り欠き(12;12’)は、半径方向スリット(5 4)を介して、回転円板(30)を収容するシリンダ心 (10)の軸線方向穴(11)に結合されている。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ心(10)を有し、このシリンダ心が、シリンダハ
    ウジング(20)内に回転可能に収容されており、かつプロファイル化された軸
    線方向穴(11)を有し、 とくにローラとして形成された軸線平行なゆるい係止部材(25)を有し、 この係止部材が、部分横断面(26)によって、常にシリンダ心(10)の半
    径方向通口(14)内において案内されており、かつこの係止部材が、−少なく
    ともかぎ(40)の差込み及び抜取りを可能にされるシリンダ心(10)の初期
    回転位置において−、残り横断面(27)によって、シリンダハウジング(20
    )の軸線方向内側溝(24)内に噛み合っており、 シリンダ心(10)の軸線方向穴(11)内においてタンブラとして機能する
    軸線方向に互いに前後にある複数の回転円板(30)を有し、 これらの回転円板が、半径方向縁切り欠き(34)及び縁切り欠き(34)を
    区画する係止面(35)を備えた円形のプロファイル化された円板輪郭(33)
    を有し、 その際、係止面(35)が、回転円板(30)の初期回転位置において、係止
    部材(25)を半径方向に支持するが、 一方回転円板(30)がかぎ(40)又は押込み工具の回転操作(37)によ
    って、初期位置から離れるように動かされるとき、半径方向切り欠き(34)が
    、係止部材(25)の残り横断面(27)を収容するために使われ、 かつばね部材(50;28,50’)を有し、このばね部材が、少なくとも1
    つの回転円板(30)とシリンダ心(10)との間に配置されており、かつ回転
    円板(30)にトルクを及ぼし、 回転円板(30)の周側の係止面(35)をシリンダ心(10)における半径
    方向通口(14)の前にセットするようにし、ここにおいてシリンダ心(10)
    が、シリンダハウジング(20)内における係止部材(25)を介して回転ロッ
    クされている、 かぎ通路(21)内に差込むかぎ(40)を介して錠及び/又はスイッチを操
    作する、とくに車両用の閉鎖シリンダにおいて、 回転円板(30)を収容するために使われるシリンダ心(10)の軸線方向区
    間が、ばね部材(50;28,50’)のための半径方向切り欠き(12,12
    ’)を有し、かつ切り欠き(12,12’)が、半径方向スリット(54)を介
    して、回転円板(30)を収容するシリンダ心(10)の軸線方向穴(11)に
    結合されており、 かつばね部材(50;28,50’)が、半径方向内方に突出した脚(29;
    52)を有し、この脚が、スリット(54)から出ており、かつ少なくとも1つ
    の回転円板(30)の半径方向肩部(36)に支持されている ことを特徴とする、かぎ通路(21)内に差込むかぎ(40)を介して錠及び
    /又はスイッチを操作する、とくに車両用の閉鎖シリンダ。
  2. 【請求項2】 回転円板(30)のプロファイル化した円板輪郭(33)が
    、シリンダ心(10)のプロファイル化した軸線方向穴(11)における半径方
    向対向段部(16)を回転連行する半径方向段部(36)を有する、閉鎖シリン
    ダにおいて、 ばね部材(50;28,50’)が、回転円板(30)の半径方向段部(36
    )とシリンダ心(10)の半径方向対向段部(16)との間の移行範囲に配置さ
    れており、 かつ半径方向段部(36)に、ばね部材(50;28,50’)の半径方向脚
    (29;52)が支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の閉鎖シリ
    ンダ。
  3. 【請求項3】 シリンダ(10)における切り欠き(12;12’)が、ば
    ね部材(50;50’)のために半径方向及び/又は軸線方向に段を有すること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載の閉鎖シリンダ。
  4. 【請求項4】 ばね部材(50)がU型のばねからなり、このばねが脚の延
    びの方向に弾性を有する曲がりくねった形の脚(51)を有し、 その際、ばねのU脚が、半径方向内方に突出した脚(52’)を形成している
    ことを特徴とする、請求項1ないし3の1つ又は複数に記載の閉鎖シリンダ。
  5. 【請求項5】 ばね部材(50’)が、ばね負荷を受けた(53)L型の摺
    動体(28)を有し、この摺動体の一方のL脚(29)が、切り欠き(12’)
    のスリットを通って半径方向内方に突出しているが、一方他方のL脚が、ばね負
    荷(53)に基づいて、切り欠き(12’)の半径方向スリット(54)を少な
    くとも一部の範囲において閉じていることを特徴とする、請求項1ないし3の1
    つ又は複数に記載の閉鎖シリンダ。
  6. 【請求項6】 摺動体(28)の一方のL脚(29)が、ばね負荷(53)
    に基づいて、半径方向スリット(54)内においてシリンダ心(10’)の周接
    線の方向に可動であり、かつシリンダ心(11’)の半径方向肩部(46)に接
    触し、 かつこの半径方向肩部(46)が、一方の側において切り欠き(12’)の半
    径方向スリット(54)を区画していることを特徴とする、請求項5に記載の閉
    鎖シリンダ。
JP2000574795A 1998-09-29 1999-09-03 とくに車両用の閉鎖シリンダ Pending JP2002526699A (ja)

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