JPH06346648A - 自動車ドアロックの中央ロック装置を電気機械的に作動させる装置 - Google Patents

自動車ドアロックの中央ロック装置を電気機械的に作動させる装置

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JPH06346648A
JPH06346648A JP28939993A JP28939993A JPH06346648A JP H06346648 A JPH06346648 A JP H06346648A JP 28939993 A JP28939993 A JP 28939993A JP 28939993 A JP28939993 A JP 28939993A JP H06346648 A JPH06346648 A JP H06346648A
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gear
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ペーター、バルテル
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ハンス−ヨーアヒム、ビュッシャー
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    • E05B81/24Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
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    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18856Oscillating to oscillating

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造技術および組立て技術の観点から簡単で
あって、占有容積が小さく、機能的に改善されており、
比較的軽負荷の電動機で操作され得る自動車ドアロック
の中央ロック装置用作動装置を提供すること。 【構成】 可逆電動機により駆動されるカム装着駆動軸
1、これにより当接部材2により規制される範囲で両方
向に回動され得る環状歯車4、カム7によりまず帯同さ
れ、弾性的前後運動により次いでこれを走過させる帯同
スピンドル10、不均斉円弧状凹陥部20を有し、カム
装着駆動軸1と相互作用する揺動部材9を具備する、脱
ロック、ロック位置、盗難防止位置にもたらされ得るよ
うになされた中央ロック装置用作動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は可逆電動機、この電動機により駆
動される駆動軸、当接部材および当接対向部材を具備
し、これらにより脱ロック位置(I)、ロック位置(I
I)、盗難防止位置(III)を規制し、さらに自動車
ドアロックに作用する調整駆動部材を具備する、自動車
ドアロックの中央ロック装置を電気機械的に作動させる
装置に関するものである。
【0002】ここで調整駆動装置と称するのは、電動機
により直接的にもしくは間接的に駆動され、組込まれる
自動車ドアロックの対応する構成素子に対し、このよう
な駆動、操作において行われていたように、作用する装
置を意味する。
【0003】
【従来技術】本発明の出発点を成す公知の電動機駆動装
置(西独特許3443287号)においては、調整駆動
部材は往復動し得る滑動部材である。軸は螺杆であっ
て、これと螺合する部材を有し、螺杆は回転運動により
昇降する。螺合部材には当接部材が設けられ、滑動部材
は当接部材により螺合部材を走過し得るようになされて
いる。このようにして「脱ロック」、「ロック」、「盗
難防止」の各機能が果たされる。調整駆動部材を構成す
る滑動部材が、それぞれ脱ロック位置、ロック位置、盗
難防止位置をとることができる。しかしながら、この装
置は製造技術および組立て技術の観点から高コストを要
し、ことに占有容積が大きい。また機能の観点からもし
ても改善が必要である。ことに小さな力で作動されねば
ならず、負荷の小さい電動機で作動されねばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
とするところは、技術分野の項において冒頭に述べた構
成を有し、製造技術および組立て技術の観点から簡単で
あって、専用容積が小さく、機能的に改善され、比較的
軽負荷の電動機で作動され得る中央ロックの作動装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の目的は、
以下の諸要件、すなわち(a)上記調整駆動部材が、環
状歯車ケーシング(5)内において環状歯車軸(6)を
中心として回転し得るように装着された環状歯車(4)
であって、(b)この環状歯車(4)が、その軸(6)
と共軸であり、駆動軸カム(7)を有し、かつ電動機に
結合された駆動軸(1)により駆動されることができ、
(c)環状歯車軸(6)と平行に設けられる軸(8)を
中心として揺動し得る揺動部材(9)が、環状歯車
(4)に装着されており、この揺動部材(9)が駆動軸
カム(7)により駆動されて揺動し、しかも環状歯車
(4)を駆動し、帯同することができ、(d)揺動部材
(9)の周面から間隔を置いて半径方向に弾性的に位置
変更可能であり、かつ駆動軸カム(7)により帯同さ
れ、また走過され得る帯同スピンドル(10)が環状歯
車(4)に設けられており、(e)環状歯車周面(1
1)から突出する環状歯車当接部材(12)が、脱ロッ
ク位置(I)およびロック位置(II)を規制するた
め、環状歯車(4)に設けられており、(f)環状歯車
周面(11)から突出する揺動部材突出部(13)が、
盗難防止位置(III)を規制するため、揺動部材の一
方の面に設けられており、(g)環状歯車周面におい
て、一方では環状歯車当接部材(12)のための両当接
部(16、17)が、他方では揺動部材突出部(13)
のための対向当接部(18)がそれぞれ環状歯車ケーシ
ング(5)に形成されている、各要件を兼備し、一方で
は脱ロック位置(I)のための対向当接部(16)に環
状歯車当接部材(12)が隣接し、他方ではロック位置
(II)のための対向当接部(17)に環状歯車当接部
材(12)が隣接するように、環状歯車当接部材(1
2)が構成され、かつ電動機の操作によりカム(7)を
有する駆動軸(1)を介して環状歯車(4)が駆動可能
になされ、脱ロック位置(I)とロック位置(II)の
間において、帯同スピンドル(10)が駆動軸(1)の
カム(7)によりまず帯同移動され、継いでこのカム
(7)がこれを走過するようになされ、ロック位置(I
I)に在る環状歯車(4)において、さらに回動する駆
動軸(1)によりそのカム(7)が、揺動部材(9)に
揺動させて、その突出部(13)を環状歯車ケーシング
(5)の対向当接部(18)における凹陥部(15)に
押し入れることを特徴とする装置により達成されること
が本発明者らによって見出された。
【0006】この自動車ドアロックの中央ロック装置を
電気機械的駆動は、調整駆動装置の直線的運動ではな
く、回転運動で行われ、この点自体は公知である(西特
実用新案登録9012785号)。ただし、これは環状
歯車を使用するものではない。本発明は冒頭に述べた公
知の装置のように、滑動部材の直線運動によるのではな
く、環状歯車を設けてその回動により、製造技術的およ
び組立て技術的見地から、この公知装置よりさらに簡単
に電動機駆動装置がもたらされ得るとの認識から出発し
ている。本発明による電気機械的駆動装置において、環
状歯車について必要となる回転運動は、回転軸カムは上
述した態様でこれに配置された部分を作動し、走過しな
ければならないが、比較的小さい回転モーメントで操作
され得る。構成部材はいわば円周状に配設され得るの
で、組立てが簡単であり、これは著しく自動化すること
ができる。
【0007】本発明装置において、構成および様式につ
いては種々の可能性が存在する。すなわち、環状歯車お
よび環状歯車ケーシングは、射出成形法により合成樹脂
から構成される。駆動態様は、電動機による直接駆動も
原則的には可能であるが、歯車装置を介して行うのが好
ましく、これにより伝動装置は駆動を徐々に行い得る。
また本発明による電気機械駆動装置の、環状歯車に設け
られる揺動部材も、射出成形により合成樹脂から構成さ
れ得る。本発明の上述した利点およびそのほかの利点
は、以下の実施態様から、さらに明らかになる。
【0008】以下において、好ましい実施態様を例示す
る添付図面を参照して本発明をさらに具体的に説明す
る。
【0009】
【実施例】添付図面に示されている中央ロック装置の電
気機械的作動装置は、自動車ドアロックをいわゆる中央
ロックするためのものである。図面平面より下方に配置
された図示されていない可逆電動機、これにより駆動さ
れる駆動軸1、当接部材2および当接対向部材3であっ
て、これらは脱ロック位置I、ロック位置IIおよび盗
難防止位置III(他人による無許可運転)を決定す
る。そのほかに、配置されるべき自動車ドアロック運動
および力を伝達する調整駆動部材4がドアロックに設け
られている。
【0010】各図面から認められるように、調整駆動部
材は、環状歯車4として構成されており、これは環状歯
車軸6を中心として回転し得るように装着環状歯車軸6
に対して同転的に設けられかつ駆動軸カム7を有する電
動機軸1により、環状歯車軸6は駆動回転せしめられ
る。環状歯車4には、環状歯車軸6と平行に設けられる
軸8を中心として揺動可能の揺動部材9が設けられてお
り、これは駆動軸カム7により駆動されて揺動し、また
環状歯車4を駆動、帯同し得るように装着されている。
環状歯車4には、また揺動部材9の周面から間隔を置い
て半径方向に弾性的に位置調整可能であり、かつ駆動軸
カム7により帯同され、また走過され得る帯同スピンド
ル10が設けられている。図1から図6までを対比考察
すれば理解され得るように、これらが異なる運動をする
につれて、しかも駆動軸カム7を有する駆動軸1により
駆動下に、従って図示されていない電動機の対応する制
御下に、本発明装置は目的とする操作を行う。
【0011】上述した部材のほかにさらに他の構成部材
ないし部分が設けられる。環状歯車4には、その周面1
1においてこれから突出する環状歯車当接部材12、脱
ロック位置Iおよびロック位置IIを決定するために設
けられる。揺動部材9には、盗難防止位置IIIを決定
するための揺動部材突出部13が設けられており、これ
は揺動部材9の揺動位置において環状歯車周面11を超
えて突出する。環状歯車ケーシング5内には、一方にお
いて対向当接両部分16、17が環状歯車当接部材12
のために、他方において対向当接部18が揺動部材突出
部13のために凹陥部14、15が周面に設けられてい
る。配置および作用に関連して、一方では環状歯車当接
部材12が、脱ロック位置Iに配置される対向当接部1
6に、他方ではロック位置IIに配置される対向当接部
17にそれぞれ隣接し、脱ロック位置Iとロック位置I
Iの間において、帯同スピンドル10をまず駆動軸1の
カム7は帯同し、継いでスピンドルの弾性的後退により
これを走過する。これについては、ことに図1から図3
を参照され度い。機能および配置に関して、さらに揺動
部材9は、環状歯車4がロック位置IIに在る場合に、
さらに回動する駆動軸1のカム7は、揺動部材9を作動
し、揺動させて、その突出部13を対向当接部18にお
ける凹陥部15内に嵌入させるように、環状歯車4に装
着されていることが必要である。
【0012】本発明による電気機械的駆動装置は、図1
において脱ロック位置Iに在り、図2は脱ロック位置I
からロック位置IIに達するために必要な運動を示して
いる。ロック位置IIが図3に示されている。
【0013】このロック位置IIから、本発明による電
気機械的駆動装置は、さらに盗難防止位置IIIにまで
さらに運動せしめられる。これについては図3と図4を
参照され度い。図4は盗難防止位置IIIを示してお
り、図5には盗難防止位置IIIから脱ロック位置Iに
再び復帰すべき場合の作動経過が示されている。すなわ
ち、揺動部材9の突出部が、逆方向に回動する駆動軸カ
ム7によりまず凹陥部15から脱出せしめられる。この
図5と図6を対比参照することにより、反時計方向にさ
らに回動する駆動軸カム7は、揺動部材9を走過し、図
6に示されるように帯同スピンドル10をまず帯同し、
その弾性的後退によりカム7は次いでこれを走過するこ
とにより、図1に示される位置に復帰する。
【0014】図面に示されるように、揺動部材9は、駆
動軸1のカム7に対向して、これと相互作用するための
凹陥部19を有し、この凹陥部は、ことに図4、図5に
示されるように、環状歯車4の上述した揺動、もしくは
帯同を行うための不均斉な凹陥円弧部20を有する。本
発明の好ましい実施態様において、帯同スピンドル10
は板発条10に固定されており、この板発条は、環状歯
車4の円形に対し割線状に装着されている。図面上方に
認められるように、環状歯車当接部材12のための両対
向当接部16、17を形成する凹陥部14が形成されて
おり、またこれに対向して揺動部材突出部13のための
凹陥部15が形成されている。環状歯車ケーシング5
と、環状歯車4は、自動車ロックケーシング中に組込ま
れるが、またこれに装着されることもできる。
【0015】図1から図6までに示される実施態様にお
いて、環状歯車4が図示されていない自動車ドアロック
の脱ロックおよびロック操作のための、従って盗難防止
位置にまで運動し得ない調整駆動部材として構成されて
もよい。しかしながら、ことに好ましい実施態様は、図
7および図8に示される。図7には脱ロック位置Iが示
され、図8には盗難防止位置IIIが示されている。こ
れらから、環状歯車4が、環状歯車ケーシング5に装着
された作動レバー22に作用することが認められる。こ
れは通常配置されている自動車ドアロックが行うよう
に、ラチェット戻り止めのインターロック捕捉、あるい
は内部ロックアームの係合離脱(空転可動状態)のため
に作用する。従って図1から図6の実施態様の場合にお
けるように、通常配置されている自動車ドアロックの、
脱ロックおよびロック操作用構成部材に対する作用が行
われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機で駆動される装置を、いわ
ば前壁を脱した状態で、脱ロック位置において示す平面
図である。
【図2】他の作用位置に在る図1の装置の平面図であ
る。
【図3】ロック位置に在る図1の装置の平面図である。
【図4】盗難防止位置に在る図1の装置の平面図であ
る。
【図5】他の作用位置に在る図4の装置の平面図であ
る。
【図6】脱ロック後における図4の装置の平面図であ
る。
【図7】「脱ロック」作用位置に在る図1の装置の他の
実施態様の平面図である。
【図8】「盗難防止位置」作用位置に在る図7の装置の
平面図である。
【符号の説明】
1‥‥(電動機により駆動される)駆動軸 2‥‥当接部材 3‥‥(脱ロック位置I、ロック位置II、盗難防止位
置IIIを決定する)当接対向部材 4‥‥(調整駆動部材)環状歯車 5‥‥環状歯車ケーシング 6‥‥環状歯車軸 7‥‥駆動軸カム 8‥‥軸 9‥‥揺動部材 10‥‥帯同スピンドル 11‥‥環状歯車周面 12‥‥環状歯車当接部材 13‥‥揺動部材突出部 14‥‥凹陥部 15‥‥凹陥部 16‥‥対向当接部 17‥‥対向当接部 18‥‥対向当接部 19‥‥(揺動部材の)凹陥部 20‥‥凹陥円弧部 21‥‥板発条 22‥‥作動レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター、バルテル ドイツ連邦共和国、45529、ハティンゲン、 エッセナー、シュトラーセ、168ベー (72)発明者 ハンス−ヨーアヒム、ビュッシャー ドイツ連邦共和国、40476、デュッセルド ルフ、ロスシュトラーセ、51

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可逆電動機、この電動機により駆動され
    る駆動軸(1)、当接部材(2)および当接対向部材
    (3)を具備し、これらにより脱ロック位置(I)、ロ
    ック位置(II)、盗難防止位置(III)を規制し、
    さらに自動車ドアロックに作用する調整駆動部材を具備
    する、自動車ドアロックの中央ロック装置を電気機械的
    に作動させる装置であって、以下の諸要件、すなわち (a)上記調整駆動部材が、環状歯車ケーシング(5)
    内において環状歯車軸(6)を中心として回転し得るよ
    うに装着された環状歯車(4)であって、 (b)この環状歯車(4)が、その軸(6)と共軸であ
    り、駆動軸カム(7)を有し、かつ電動機に結合された
    駆動軸(1)により駆動されることができ、 (c)環状歯車軸(6)と平行に設けられる軸(8)を
    中心として揺動し得る揺動部材(9)が、環状歯車
    (4)に装着されており、この揺動部材(9)が駆動軸
    カム(7)により駆動されて揺動し、しかも環状歯車
    (4)を駆動し、帯同することができ、 (d)揺動部材(9)の周面から間隔を置いて半径方向
    に弾性的に位置変更可能であり、かつ駆動軸カム(7)
    により帯同され、また走過され得る帯同スピンドル(1
    0)が環状歯車(4)に設けられており、 (e)環状歯車周面(11)から突出する環状歯車当接
    部材(12)が、脱ロック位置(I)およびロック位置
    (II)を規制するため、環状歯車(4)に設けられて
    おり、 (f)環状歯車周面(11)から突出する揺動部材突出
    部(13)が、盗難防止位置(III)を規制するた
    め、揺動部材の一方の面に設けられており、 (g)環状歯車周面において、一方では環状歯車当接部
    材(12)のための両当接部(16、17)が、他方で
    は揺動部材突出部(13)のための対向当接部(18)
    がそれぞれ環状歯車ケーシング(5)に形成されてい
    る、各要件を兼備し、 一方では脱ロック位置(I)のための対向当接部(1
    6)に環状歯車当接部材(12)が隣接し、他方ではロ
    ック位置(II)のための対向当接部(17)に環状歯
    車当接部材(12)が隣接するように、環状歯車当接部
    材(12)が構成され、かつ電動機の操作によりカム
    (7)を有する駆動軸(1)を介して環状歯車(4)が
    駆動可能になされ、 脱ロック位置(I)とロック位置(II)の間におい
    て、帯同スピンドル(10)が駆動軸(1)のカム
    (7)によりまず帯同移動され、継いでこのカム(7)
    がこれを走過するようになされ、 ロック位置(II)に在る環状歯車(4)において、さ
    らに回動する駆動軸(1)によりそのカム(7)が、揺
    動部材(9)に揺動させて、その突出部(13)を環状
    歯車ケーシング(5)の対向当接部(18)における凹
    陥部(15)に押し入れることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 環状歯車(4)および環状歯車ケーシン
    グが、合成樹脂から射出成形法により構成されているこ
    とを特徴とする、請求項(1)による装置。
  3. 【請求項3】 駆動軸(1)が電動機に歯車装置を介し
    て結合されていることを特徴とする請求項(1)あるい
    は(2)による装置。
  4. 【請求項4】 揺動部材(9)が合成樹脂から射出成形
    法により構成されていることを特徴とする、請求項
    (1)から(3)のいずれかによる装置。
  5. 【請求項5】 不均等円弧状の凹陥部(20)を有する
    凹陥部(19)が形成されている揺動部材(9)が、駆
    動軸(1)のカム(7)と相互作用して、上述の揺動部
    材の揺動および環状歯車(4)の帯同を行うことを特徴
    とする、請求項(1)から(4)のいずれかによる装
    置。
  6. 【請求項6】 帯同スピンドル(10)が板発条(2
    1)に固定されており、板発条が環状歯車(4)に割線
    状に配設されていることを特徴とする、請求項(1)か
    ら(5)のいずれかによる装置。
  7. 【請求項7】 環状歯車当接部材(12)のための対向
    当接部(16、17)を形成する凹陥部(14)と、揺
    動部材突出部(13)のための凹陥部(15)とが、相
    互に直径方向において、直径に関し対称的に対向配置さ
    れていることを特徴とする、請求項(1)から(6)の
    いずれかによる装置。
  8. 【請求項8】 環状歯車ケーシング(5)と環状歯車
    (4)が、組込まれる自動車ドアロックのケーシング中
    に構成されていることを特徴とする、請求項(1)から
    (7)のいずれかによる装置。
  9. 【請求項9】 環状歯車(4)が、調整駆動部材とし
    て、自動車ドアロックのロックおよび脱ロックのための
    構成素子に直接的に作用することを特徴とする、請求項
    (1)から(7)のいずれかによる装置。
  10. 【請求項10】 環状歯車(4)が、自動車ドアロック
    のロックおよび脱ロックのための構成素子のほかに、環
    状歯車ケーシング(5)に装着されている作動レバー
    (22)にも作用し、これが自動車ドアロックが行われ
    るように、ラチェット戻り止めのインターロック捕捉、
    あるいは内部ロックアームの係合離脱(空転可動状態)
    のために作用することを特徴とする、請求項(1)から
    (8)のいずれかによる装置。
JP28939993A 1993-02-27 1993-11-18 自動車ドアロックの中央ロック装置を電気機械的に作動させる装置 Expired - Fee Related JP3404093B2 (ja)

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