JPH03153949A - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
- Publication number
- JPH03153949A JPH03153949A JP1293210A JP29321089A JPH03153949A JP H03153949 A JPH03153949 A JP H03153949A JP 1293210 A JP1293210 A JP 1293210A JP 29321089 A JP29321089 A JP 29321089A JP H03153949 A JPH03153949 A JP H03153949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- groove
- driven pin
- motor
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/12—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
- E05B81/20—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators for assisting final closing or for initiating opening
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、自動車のドアロックを操作するため−のア
クチュエータに関するものである。
クチュエータに関するものである。
(従来の技術〕
従来のこの種のアクチュエータとしては、例えば、特開
昭58−207468号公報に開示されたようなものが
ある。このようなアクチュエータは、正逆回転可能な回
転板のカム溝に作動部材の従動ピンが摺動可能に嵌合さ
れており、回転板が正転した時は、従動ピンがカム溝の
始端から終端に摺動することにより作動部材が揺動し、
カム溝の終端が従動ピンに当接して、回転板が停止し、
回転板が逆転したときは、従動ピンがカム溝の終端から
始端へ摺動して上記とは逆方向に作動部材が揺動し、カ
ム溝の始端が従動ピンに当接して、回転板が停止するも
ので、カム溝の始端と終端とは切換溝で連結されており
、作動部材の従動ピンを切換溝の中間部からカム溝の始
端部に案内する面取り部と、作動部材の従動ピンを切換
溝の中間部からカム溝の終端部に案内する面取り部とが
切換溝の端からカム溝の端にわたって形成されているも
のである。
昭58−207468号公報に開示されたようなものが
ある。このようなアクチュエータは、正逆回転可能な回
転板のカム溝に作動部材の従動ピンが摺動可能に嵌合さ
れており、回転板が正転した時は、従動ピンがカム溝の
始端から終端に摺動することにより作動部材が揺動し、
カム溝の終端が従動ピンに当接して、回転板が停止し、
回転板が逆転したときは、従動ピンがカム溝の終端から
始端へ摺動して上記とは逆方向に作動部材が揺動し、カ
ム溝の始端が従動ピンに当接して、回転板が停止するも
ので、カム溝の始端と終端とは切換溝で連結されており
、作動部材の従動ピンを切換溝の中間部からカム溝の始
端部に案内する面取り部と、作動部材の従動ピンを切換
溝の中間部からカム溝の終端部に案内する面取り部とが
切換溝の端からカム溝の端にわたって形成されているも
のである。
しかしながら、このような従来のアクチュエータでは、
カム溝の端と切換溝の端との間の面取り部との境界のわ
ずかなバラツキにより、当接すべきときに、従動ピンが
当接せずに摺動したり、案内すべきときに、従動ピンが
引掛って摺動しないおそれがあり、加工精度を要するの
でコストアップを招くという問題点や回転板が始端又は
終端部からすこし回転した状態、すなわち、カム溝の途
中で駆動モータがターミナル部の接触不良等で停止した
場合に、従動ピンが引掛って作動部材の移動が不可能と
なり、ドアの開閉が出来なくなるといった問題点があっ
た。
カム溝の端と切換溝の端との間の面取り部との境界のわ
ずかなバラツキにより、当接すべきときに、従動ピンが
当接せずに摺動したり、案内すべきときに、従動ピンが
引掛って摺動しないおそれがあり、加工精度を要するの
でコストアップを招くという問題点や回転板が始端又は
終端部からすこし回転した状態、すなわち、カム溝の途
中で駆動モータがターミナル部の接触不良等で停止した
場合に、従動ピンが引掛って作動部材の移動が不可能と
なり、ドアの開閉が出来なくなるといった問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高い加工精度を要することなく安価でかつ小
型化が図れると共に、確実なドア開閉の行なえるアクチ
ュエータを得ることを目的とする。
たもので、高い加工精度を要することなく安価でかつ小
型化が図れると共に、確実なドア開閉の行なえるアクチ
ュエータを得ることを目的とする。
この発明に係わるアクチュエータは、モータにより正逆
回転可能な回転板の半円状のカム溝に揺動可能な作動部
材の従動ピンが摺動自在に係合してなるアクチュエータ
において、上記カム溝の始端と終端とを結び、上記作動
部材の揺動中心と同心の円弧状の溝を含む切換溝と、こ
の円弧状溝で切換溝の始点から終点へ上記作動部材の従
動ピンを案内する第1の案内部と、切換溝の終点から始
点へ上記従動ピンを案内する第2の案内部と、上記回転
板が正転または逆転後、モータへの通電が停止されると
回転板が駆動前の状態に復帰する弾性部材と、上記作動
部材は片面に上記従動ピンを有し、外周が外接ギアで半
円状の円弧状ギアとこれに噛合う内接ギアを有する扇形
ギアと、この扇形ギアの揺動回転軸としての出力軸とを
備え、上記回転板が正転時は第1の案内部で従動ピンを
摺動案内し、逆転時は第2の案内部で従動ピンを摺動案
内し、モータへの通常停止時は上記弾性部材により回転
板を初期位置に復帰させることを特徴とする。
回転可能な回転板の半円状のカム溝に揺動可能な作動部
材の従動ピンが摺動自在に係合してなるアクチュエータ
において、上記カム溝の始端と終端とを結び、上記作動
部材の揺動中心と同心の円弧状の溝を含む切換溝と、こ
の円弧状溝で切換溝の始点から終点へ上記作動部材の従
動ピンを案内する第1の案内部と、切換溝の終点から始
点へ上記従動ピンを案内する第2の案内部と、上記回転
板が正転または逆転後、モータへの通電が停止されると
回転板が駆動前の状態に復帰する弾性部材と、上記作動
部材は片面に上記従動ピンを有し、外周が外接ギアで半
円状の円弧状ギアとこれに噛合う内接ギアを有する扇形
ギアと、この扇形ギアの揺動回転軸としての出力軸とを
備え、上記回転板が正転時は第1の案内部で従動ピンを
摺動案内し、逆転時は第2の案内部で従動ピンを摺動案
内し、モータへの通常停止時は上記弾性部材により回転
板を初期位置に復帰させることを特徴とする。
〔作 用]
この発明においては、作動部材の従動ピンがカム溝の始
端にあるとき、モータの駆動により回転機が正転すると
、カム溝の第1の案内部が従動ピンを始点から終点に移
動させ、作動部材の円弧状ギアを回転させてこれに噛み
合っている内接ギアを有する扇形ギアが出力軸と共に揺
動回転する。
端にあるとき、モータの駆動により回転機が正転すると
、カム溝の第1の案内部が従動ピンを始点から終点に移
動させ、作動部材の円弧状ギアを回転させてこれに噛み
合っている内接ギアを有する扇形ギアが出力軸と共に揺
動回転する。
このとき、扇形ギアと円弧状ギアのギア比を太き((約
2)設定できるため、モータ回転に対する出力軸の全減
速比中に占めるモータから回転板までの減速比を極めて
小さくできる。また、作動部材の停止と共に回転板は停
止する。その後、モータへの通電が停止されると、回転
板は弾性部材により作動部材を残し駆動前の位置に戻る
。この場合、モータから回転板までの減速比を小さくで
きるので、弾性部材の力量が小さくてよく、さらに、復
帰時のモータ等の回転量も少ないためギアの噛み合い等
の作動音も小さくできる。
2)設定できるため、モータ回転に対する出力軸の全減
速比中に占めるモータから回転板までの減速比を極めて
小さくできる。また、作動部材の停止と共に回転板は停
止する。その後、モータへの通電が停止されると、回転
板は弾性部材により作動部材を残し駆動前の位置に戻る
。この場合、モータから回転板までの減速比を小さくで
きるので、弾性部材の力量が小さくてよく、さらに、復
帰時のモータ等の回転量も少ないためギアの噛み合い等
の作動音も小さくできる。
一方、作動部材の従動ピンがカム溝の始端にあるとき、
従動ピンは切換溝を摺動してカム溝の終端に移動し、再
び手動により始端に移動する。
従動ピンは切換溝を摺動してカム溝の終端に移動し、再
び手動により始端に移動する。
また、作動部材の従動ピンがカム溝の終端にあるとき、
モータにより回転板が逆転すると、カム溝の第2の案内
部が作動部材の従動ピンを終点から始点に移動させ、作
動部材を移動し、作動部材の停止と共に回転板は停止す
る。その後、モータへの通電が停止されると、回転板は
弾性部材により作動部材を残し、駆動前の状態に復帰す
る。この場合も正転時開様、モータから回転板までの減
速比を小さくできるので、弾性部材の力量が小さくてよ
く、さらに、復帰時のモータ等の回転量も少ないためギ
アの噛み合い等を含む作動音も小さくなる。
モータにより回転板が逆転すると、カム溝の第2の案内
部が作動部材の従動ピンを終点から始点に移動させ、作
動部材を移動し、作動部材の停止と共に回転板は停止す
る。その後、モータへの通電が停止されると、回転板は
弾性部材により作動部材を残し、駆動前の状態に復帰す
る。この場合も正転時開様、モータから回転板までの減
速比を小さくできるので、弾性部材の力量が小さくてよ
く、さらに、復帰時のモータ等の回転量も少ないためギ
アの噛み合い等を含む作動音も小さくなる。
さらに、駆動モータへの通電が、作動部材の切換途中で
ターミナル部の接触不良等で停止されても、前述のよう
に回転板は駆動前の状態に復帰するため、作動部材は手
動により揺動可能である。
ターミナル部の接触不良等で停止されても、前述のよう
に回転板は駆動前の状態に復帰するため、作動部材は手
動により揺動可能である。
なお、誤操作又は誤作動により、作動部材の従動ピンが
カム溝の始端と終端間の途中位置で停止したような場合
も、駆動モータにより、回転板を正転又は逆転すると、
第1の案内部又は第2の案内部は作動部材の従動ピンを
押し、そのまま回転板を正転又は逆転すると、従動ピン
を終点又は始点に導き作動部材を揺動した後、モータへ
の通電停止と共に回転板は駆動前の状態に復帰するよう
にしたものである。
カム溝の始端と終端間の途中位置で停止したような場合
も、駆動モータにより、回転板を正転又は逆転すると、
第1の案内部又は第2の案内部は作動部材の従動ピンを
押し、そのまま回転板を正転又は逆転すると、従動ピン
を終点又は始点に導き作動部材を揺動した後、モータへ
の通電停止と共に回転板は駆動前の状態に復帰するよう
にしたものである。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図および第2図はこの発明によるアクチュエータの動作
前と動作後の構成図、第3図は第1図の■−■線断面図
である。各図において、10はアクチエエータの全体を
示し、モータ20の回転駆動力はモータ軸に直結したピ
ニオンギア21からアイドルギア22を経て2段ギア2
3を介して回転板となる外周にギアを有するカムギア3
0へ伝達される。このカムギア30には半円状のカム溝
31が形成され、カム溝31には揺動回転可能な作動部
材となる半円状の円弧ギア40の従動ピン41が摺動可
能に係合されている。また、モータ20はケーシング1
1内に固設されており、上記アイドルギア22は2段ギ
ア23の大径ギア23aと噛合い、その小径ギア23b
と上記カムギア30が噛合っている。
図および第2図はこの発明によるアクチュエータの動作
前と動作後の構成図、第3図は第1図の■−■線断面図
である。各図において、10はアクチエエータの全体を
示し、モータ20の回転駆動力はモータ軸に直結したピ
ニオンギア21からアイドルギア22を経て2段ギア2
3を介して回転板となる外周にギアを有するカムギア3
0へ伝達される。このカムギア30には半円状のカム溝
31が形成され、カム溝31には揺動回転可能な作動部
材となる半円状の円弧ギア40の従動ピン41が摺動可
能に係合されている。また、モータ20はケーシング1
1内に固設されており、上記アイドルギア22は2段ギ
ア23の大径ギア23aと噛合い、その小径ギア23b
と上記カムギア30が噛合っている。
上記カムギア30はケーシング11に支承され、このカ
ムギア30の上面3゛3には第4図に示すように円弧状
のカム溝としての切換溝31が形成されている。切換溝
31は第1の案内部38および第2の案内部39を有し
、第1の案内部38はカムギア30の正転時、円弧状ギ
ア40の従動ピン41を案内する。また、上記円弧状ギ
ア40の従動ピン41が始点44aおよび終点44bに
位置するときもカムギア30の正転および逆転の切換溝
31により可能としている。さらに上記第1および第2
の案内部38.39はゴム弾性体から構成されており、
従動ピン41との衝突時の緩衝作用や衝突音の低減そし
て弾性体の反発による逆回転時の瞬発力を得ている。
ムギア30の上面3゛3には第4図に示すように円弧状
のカム溝としての切換溝31が形成されている。切換溝
31は第1の案内部38および第2の案内部39を有し
、第1の案内部38はカムギア30の正転時、円弧状ギ
ア40の従動ピン41を案内する。また、上記円弧状ギ
ア40の従動ピン41が始点44aおよび終点44bに
位置するときもカムギア30の正転および逆転の切換溝
31により可能としている。さらに上記第1および第2
の案内部38.39はゴム弾性体から構成されており、
従動ピン41との衝突時の緩衝作用や衝突音の低減そし
て弾性体の反発による逆回転時の瞬発力を得ている。
42は扇形ギアであって、第3図から明らかなように扇
形ギア42の揺動中心49であるロッド45とケーシン
グ11とケーシングカバー12の取り付は座部13.1
5に回動可能に固定され、このロッド70の先端部46
はケーシング11を貫通して、出力アーム60が回動不
能に取り付けられており、出力アーム60が上方へ抜は
得ないように、ピン47にて固定されている。この出カ
フームロ0は、自動車用ドアロツタの施解錠レバー(図
示せず)に連結される6、また、外部からアクチュエー
タ10内へのホコリ等の侵入や浸水防止のためダストシ
ール48が上記ロッド45とケーシング11との間に設
けられている。扇形ギア42は、ロッド45によりケー
シングカバー12(第7図参照)の座部15に揺動可能
に支持されており、扇形ギア42の内接ギア42aは円
弧状ギア40と噛み合っている。さらにこの扇形ギア4
2の両側にはケーシングカバー12に設けられた2カ所
のストッパ部14で扇形ギア42の揺動回転を一定範囲
内に制限している。また、このストッパ部14にはビヤ
ダル状のゴム弾性体が装着されており、円弧状ギア40
との衝突時の衝撃吸収や衝突音の低減を計っている。
形ギア42の揺動中心49であるロッド45とケーシン
グ11とケーシングカバー12の取り付は座部13.1
5に回動可能に固定され、このロッド70の先端部46
はケーシング11を貫通して、出力アーム60が回動不
能に取り付けられており、出力アーム60が上方へ抜は
得ないように、ピン47にて固定されている。この出カ
フームロ0は、自動車用ドアロツタの施解錠レバー(図
示せず)に連結される6、また、外部からアクチュエー
タ10内へのホコリ等の侵入や浸水防止のためダストシ
ール48が上記ロッド45とケーシング11との間に設
けられている。扇形ギア42は、ロッド45によりケー
シングカバー12(第7図参照)の座部15に揺動可能
に支持されており、扇形ギア42の内接ギア42aは円
弧状ギア40と噛み合っている。さらにこの扇形ギア4
2の両側にはケーシングカバー12に設けられた2カ所
のストッパ部14で扇形ギア42の揺動回転を一定範囲
内に制限している。また、このストッパ部14にはビヤ
ダル状のゴム弾性体が装着されており、円弧状ギア40
との衝突時の衝撃吸収や衝突音の低減を計っている。
一方、第5図、第6図および第8図に示すように上記カ
ムギア30の下面にはねじりばね50の一端を該カムギ
アが正、逆転時に交互に係止する突出部51が設けられ
ている。また、ケーシング11には上記ねじつばね50
と突出部51を収容するための凹部53を設け、この凹
部53に上記カムギア30の突出部51と同様、ねじり
ばね50の一端をカムギア30が正、逆転時に交互に、
かつカムギア30の突出部51がねじりばね50を係止
する側と異なる他端を係止する突出部54を設けている
。
ムギア30の下面にはねじりばね50の一端を該カムギ
アが正、逆転時に交互に係止する突出部51が設けられ
ている。また、ケーシング11には上記ねじつばね50
と突出部51を収容するための凹部53を設け、この凹
部53に上記カムギア30の突出部51と同様、ねじり
ばね50の一端をカムギア30が正、逆転時に交互に、
かつカムギア30の突出部51がねじりばね50を係止
する側と異なる他端を係止する突出部54を設けている
。
次にこの発明のアクチュエータの動作について説明する
。
。
第1図に示すように、従動ピンが始点44aの位置にあ
って、扇形ギア42の片側面がケーシングカバー12の
ストッパ部14に当接している状態において、モータ2
0によりカムギア3oを時計方向へ回転すると、円弧状
ギア4oの従動ピン41はカム溝31の第1の案内部3
8により始点44aから終点44bに案内される。これ
により、円弧状ギア40は回動する。同時に、これに噛
み合っている扇形ギア42も回動し、出力軸であるロッ
ド45を回動する。さらに、カムギア30の下面に設け
られた突出部51がねじりばね5oの一端を引っ掛けて
回転する。同時にこのねじりばね50の他端はケーシン
グL1に設けた突出部54に引っ掛って保持される。W
i形ギア42の片側面は、円弧状ギア40の従動ピン4
1が終点44bに案内されるとケーシングカバー12の
ストッパ部14aに当接されるに至り、カムギア30は
時計方向への回転は不能となる。この時扇形ギア42は
、第1図において時計方向へ移動し、第2図で示す状態
となる。そしてモータ2oへの通電が停止されると、こ
のねじりばね50により、カムギア30は円弧状ギア4
0の従動ピン41を切換溝31によりその位置に残した
まま、元の位置に復帰する。これによって、ドアロック
の施解錠レバーは、例えば、施錠位置から解錠位置へ作
動させられる。扇形ギア42は、ロッド45を介して#
2動運動を出力アーム60に伝達する。
って、扇形ギア42の片側面がケーシングカバー12の
ストッパ部14に当接している状態において、モータ2
0によりカムギア3oを時計方向へ回転すると、円弧状
ギア4oの従動ピン41はカム溝31の第1の案内部3
8により始点44aから終点44bに案内される。これ
により、円弧状ギア40は回動する。同時に、これに噛
み合っている扇形ギア42も回動し、出力軸であるロッ
ド45を回動する。さらに、カムギア30の下面に設け
られた突出部51がねじりばね5oの一端を引っ掛けて
回転する。同時にこのねじりばね50の他端はケーシン
グL1に設けた突出部54に引っ掛って保持される。W
i形ギア42の片側面は、円弧状ギア40の従動ピン4
1が終点44bに案内されるとケーシングカバー12の
ストッパ部14aに当接されるに至り、カムギア30は
時計方向への回転は不能となる。この時扇形ギア42は
、第1図において時計方向へ移動し、第2図で示す状態
となる。そしてモータ2oへの通電が停止されると、こ
のねじりばね50により、カムギア30は円弧状ギア4
0の従動ピン41を切換溝31によりその位置に残した
まま、元の位置に復帰する。これによって、ドアロック
の施解錠レバーは、例えば、施錠位置から解錠位置へ作
動させられる。扇形ギア42は、ロッド45を介して#
2動運動を出力アーム60に伝達する。
次に、円弧状ギア40の従動ピン4Iが終点44bの位
置にあって、扇形ギア42の片側面がケーシングカバー
12の案内部14aに当接している状態において、モー
タ20によりカムギア30を反時計方向へ回転すると、
円弧状ギア4゜の従動ピン41は切換溝31の第2の案
内部39により終点44bから始点44aに案内され、
これにより円弧状ギア40は回動する。そこで、これに
噛み合っている扇形ギアも回動し、出力軸であるロッド
45を回動する。さらに、カムギア30の下面に設けた
突出部51がねじりばね5゜の一端を引っ掛けて回転す
る。同時に、このねじりばね50の他端はケーシング1
1に設けた突出部54に引掛って保持される。j55形
ギア42は円弧状ギア40の従動ピン41が始点44a
に案内されるとケーシングカバー12の案内部14に当
接されるに至り、カムギア30は反時計方向への回転不
能となる。この時扇形ギア42は、第2図において反時
計方向へ移動し、第1図で示す状態となる。そしてモー
タ20への通電が停止されると、このねじりばね50に
より、カムギア30は円弧状ギア40の従動ピン41を
切換溝31により、その位置に残したまま、元の位置に
復帰する。
置にあって、扇形ギア42の片側面がケーシングカバー
12の案内部14aに当接している状態において、モー
タ20によりカムギア30を反時計方向へ回転すると、
円弧状ギア4゜の従動ピン41は切換溝31の第2の案
内部39により終点44bから始点44aに案内され、
これにより円弧状ギア40は回動する。そこで、これに
噛み合っている扇形ギアも回動し、出力軸であるロッド
45を回動する。さらに、カムギア30の下面に設けた
突出部51がねじりばね5゜の一端を引っ掛けて回転す
る。同時に、このねじりばね50の他端はケーシング1
1に設けた突出部54に引掛って保持される。j55形
ギア42は円弧状ギア40の従動ピン41が始点44a
に案内されるとケーシングカバー12の案内部14に当
接されるに至り、カムギア30は反時計方向への回転不
能となる。この時扇形ギア42は、第2図において反時
計方向へ移動し、第1図で示す状態となる。そしてモー
タ20への通電が停止されると、このねじりばね50に
より、カムギア30は円弧状ギア40の従動ピン41を
切換溝31により、その位置に残したまま、元の位置に
復帰する。
これによって、ドアロックの施解錠レバーは、解錠位置
から施錠位置へ作動させられる。
から施錠位置へ作動させられる。
手動により施解錠レバーを施錠位置から解錠位置に操作
して、出力アーム60を回動させると、第2図で示すよ
うにロッド45を介して、扇形ギア42から円弧状ギア
40の従動ピン41が切換溝31の始点44aから終点
44bに移動する。
して、出力アーム60を回動させると、第2図で示すよ
うにロッド45を介して、扇形ギア42から円弧状ギア
40の従動ピン41が切換溝31の始点44aから終点
44bに移動する。
従って、何ら抵抗を受けることなく、手動操作を行なう
ことができる。又、手動により、施解錠レバーを解錠位
置から施錠位置に操作した場合は、円弧状ギア40の従
動ピン41が終点44bから始点44aに移動すること
によ4す、上記の動作と同様に手動操作を行なうことが
できる。
ことができる。又、手動により、施解錠レバーを解錠位
置から施錠位置に操作した場合は、円弧状ギア40の従
動ピン41が終点44bから始点44aに移動すること
によ4す、上記の動作と同様に手動操作を行なうことが
できる。
誤動作または誤作動により、扇形ギア42が正規の位置
より僅かに回動じて円弧状ギア4oの従動ピン41がカ
ム溝31の途中位置で停止した場合は、モータ20によ
りカムギア30を第5図に示すように時計方向(または
反時計方向)へ回転すると、従動ピン41はカム溝31
の第1の室内部38(または第2の案内部39)に案内
され、さらにカムギア30を回転すると従動ピン41は
切換溝31の案内部に案内されて、終点44b(または
始点44a)へ動かされ扇形ギア42が回動する。した
がって、扇形ギア42つまり円弧状ギア40がどのよう
な位置にあってもモータ20により作動可能であり、こ
れにより施解錠レバーを操作することができる。
より僅かに回動じて円弧状ギア4oの従動ピン41がカ
ム溝31の途中位置で停止した場合は、モータ20によ
りカムギア30を第5図に示すように時計方向(または
反時計方向)へ回転すると、従動ピン41はカム溝31
の第1の室内部38(または第2の案内部39)に案内
され、さらにカムギア30を回転すると従動ピン41は
切換溝31の案内部に案内されて、終点44b(または
始点44a)へ動かされ扇形ギア42が回動する。した
がって、扇形ギア42つまり円弧状ギア40がどのよう
な位置にあってもモータ20により作動可能であり、こ
れにより施解錠レバーを操作することができる。
また、モータ20の故障またはターミナル部の接触不良
等、何らかの要因により円弧状ギア40の従動ピン41
をモータ20で駆動中に該モータへの通電が停止されて
も、ねじりばね50のばね力により、カムギア30を常
に初期状態に復帰させる構成としたので手vI操作によ
り施解錠レバーを操作することができる。
等、何らかの要因により円弧状ギア40の従動ピン41
をモータ20で駆動中に該モータへの通電が停止されて
も、ねじりばね50のばね力により、カムギア30を常
に初期状態に復帰させる構成としたので手vI操作によ
り施解錠レバーを操作することができる。
なお、実施例では出力アーム60の揺動運動で出力する
場合について説明したが、出力アーム60の代りにギア
やプーリ、ドラム等を用いることであってもよい、また
、出力を揺動運動等、回転出力に代りアクチュエータ内
部でロンド軸45にギアを装着し、これに噛合うラック
を有するシャフトを出力軸としたブツシュ・プル動作の
アクチュエータとしてもよい。
場合について説明したが、出力アーム60の代りにギア
やプーリ、ドラム等を用いることであってもよい、また
、出力を揺動運動等、回転出力に代りアクチュエータ内
部でロンド軸45にギアを装着し、これに噛合うラック
を有するシャフトを出力軸としたブツシュ・プル動作の
アクチュエータとしてもよい。
また、実施例では自動車用ドアロツタに適用した場合に
ついて説明したが、その他、自動車用の各種開閉器機、
例えばトランクオープナ−1給油口のカバー開閉等のア
クチュエータにも広く利用できる。
ついて説明したが、その他、自動車用の各種開閉器機、
例えばトランクオープナ−1給油口のカバー開閉等のア
クチュエータにも広く利用できる。
(発明の効果)
以上説明したようにこの発明によれば、モータにより正
、逆回転可能な回転板のカム溝に揺動可能な円弧状ギア
の従動ピンを摺動可能に係合し、この円弧状ギアに内接
する扇形ギアの回動を出力軸に出力するようにしたので
、モータと出力軸の減速比の大部分が上記円弧状ギアと
扇形ギア間で得られ、これによってクラッチ部に相当す
るカム溝と従動ピンよりモータ側の復帰力であるねじり
ばねの力量が小さくてよく、しかも、円弧状ギアとこれ
に内接する扇形ギアの構成により装置の小型化が図れる
こと、さらに、円弧状ギアの従動ピンの位置に応じて適
切に回転板を動作させ確実な動作を行なうことができる
。また、電気系統の事故により通電不能となった場合で
も作動中に拘わらず手動操作により動作を行なうことが
できる。
、逆回転可能な回転板のカム溝に揺動可能な円弧状ギア
の従動ピンを摺動可能に係合し、この円弧状ギアに内接
する扇形ギアの回動を出力軸に出力するようにしたので
、モータと出力軸の減速比の大部分が上記円弧状ギアと
扇形ギア間で得られ、これによってクラッチ部に相当す
るカム溝と従動ピンよりモータ側の復帰力であるねじり
ばねの力量が小さくてよく、しかも、円弧状ギアとこれ
に内接する扇形ギアの構成により装置の小型化が図れる
こと、さらに、円弧状ギアの従動ピンの位置に応じて適
切に回転板を動作させ確実な動作を行なうことができる
。また、電気系統の事故により通電不能となった場合で
も作動中に拘わらず手動操作により動作を行なうことが
できる。
さらに、装置として高い加工精度を要することもないの
で安価となる。
で安価となる。
第1図および第2図はこの発明の一実施例によるアクチ
ュエータの動作前と動作後のそれぞれの構成図、第3図
は第1図の■−■線断面図、第4図(旬はカムギアの平
面図、第4図(ロ)はIV−rV線断面図、第5図およ
び第6図はアクチエエータの作動状態の構成図と断面図
、第7図はカバーの平面図、第8図(a)はねじりばね
の装着状態の平面図、第8図ら)は同側面図である。 20・・・モータ、30・・・カムギア、31・・・カ
ム溝(切換溝)、38・・・第1の案内部、39・・・
第2の案内部、40・・・円弧状ギア、41・・・従動
ピン、42・・・扇形ギア、44a・・・始点、44b
・・・終点、50・・・ねじりばね。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第1図
ュエータの動作前と動作後のそれぞれの構成図、第3図
は第1図の■−■線断面図、第4図(旬はカムギアの平
面図、第4図(ロ)はIV−rV線断面図、第5図およ
び第6図はアクチエエータの作動状態の構成図と断面図
、第7図はカバーの平面図、第8図(a)はねじりばね
の装着状態の平面図、第8図ら)は同側面図である。 20・・・モータ、30・・・カムギア、31・・・カ
ム溝(切換溝)、38・・・第1の案内部、39・・・
第2の案内部、40・・・円弧状ギア、41・・・従動
ピン、42・・・扇形ギア、44a・・・始点、44b
・・・終点、50・・・ねじりばね。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第1図
Claims (1)
- モータにより正逆回転可能な回転板の半円状のカム溝
に揺動可能な作動部材の従動ピンが摺動自在に係合して
なるアクチュエータにおいて、上記カム溝の始端と終端
とを結び、上記作動部材の揺動中心と同心の円弧状の溝
を含む切換溝と、この円弧状溝で切換溝の始点から終点
へ上記作動部材の従動ピンを案内する第1の案内部と、
切換溝の終点から始点へ上記従動ピンを案内する第2の
案内部と、上記回転板が正転または逆転後、モータへの
通電が停止されると回転板が駆動前の状態に復帰する弾
性部材と、上記作動部材は片面に上記従動ピンを有し、
外周が外接ギアで半円状の円弧状ギアとこれに噛合う内
接ギアを有する扇形ギアと、この扇形ギアの揺動回転軸
としての出力軸とを備え、上記回転板が正転時は第1の
案内部で従動ピンを摺動案内し、逆転時は第2の案内部
で従動ピンを摺動案内し、モータへの通常停止時は上記
弾性部材により回転板を初期位置に復帰させることを特
徴とするアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1293210A JPH03153949A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1293210A JPH03153949A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03153949A true JPH03153949A (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=17791851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1293210A Pending JPH03153949A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03153949A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04277277A (ja) * | 1991-03-02 | 1992-10-02 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 車両ロック機構のアクチュエータ |
CN104652995A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 株式会社有信 | 车辆用的门闩装置 |
CN105041074A (zh) * | 2014-04-24 | 2015-11-11 | 株式会社有信 | 车辆用的门闩锁装置 |
JP2016098611A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | アイシン機工株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
-
1989
- 1989-11-09 JP JP1293210A patent/JPH03153949A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04277277A (ja) * | 1991-03-02 | 1992-10-02 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 車両ロック機構のアクチュエータ |
CN104652995A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 株式会社有信 | 车辆用的门闩装置 |
JP2015101872A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 株式会社ユーシン | 車両用のドアラッチ装置 |
CN105041074A (zh) * | 2014-04-24 | 2015-11-11 | 株式会社有信 | 车辆用的门闩锁装置 |
JP2016098611A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | アイシン機工株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
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