JPH10159524A - エンジンのデコンプ機構 - Google Patents

エンジンのデコンプ機構

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JPH10159524A
JPH10159524A JP8318936A JP31893696A JPH10159524A JP H10159524 A JPH10159524 A JP H10159524A JP 8318936 A JP8318936 A JP 8318936A JP 31893696 A JP31893696 A JP 31893696A JP H10159524 A JPH10159524 A JP H10159524A
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洋明 小嶋
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/08Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for decompression, e.g. during starting; for changing compression ratio
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのデコンプ機構において、遠心重錘
と、これを被動タイミングギヤに支持する枢軸と、遠心
重錘の揺動をデコンプカム軸に伝達する作動ピンとを、
一本の鋼線により一部品として構成できるようにして、
コストの低減を図る。 【解決手段】 鋼線により遠心重錘26を弓形に形成
し、この重錘の両端から鋼線を側方へ曲げ加工により屈
曲させて枢軸27及び々ピン35を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランク軸から減
速駆動される被動タイミングギヤの一端に、機関弁を開
閉するためのカムを一体に連設したエンジンにおいて、
その始動操作時、燃焼室の圧縮圧力を適度に下げて操作
荷重を軽減するためのデコンプ機構に関し、特に、被動
タイミングギヤの他端面に環状凹部を形成し、この環状
凹部からカムにかけて、カムのベース面に微小リフト部
を形成する第1位置と、該微小リフト部を退去させる第
2位置との間を回動するデコンプカム軸を設け、環状凹
部に収容される遠心重錘の基端に形成された枢軸を被動
タイミングギヤに設けられた枢軸孔に嵌合すると共に、
遠心重錘の先端に形成された作動ピンを、遠心重錘の遠
心作動によりデコンプカム軸を第1位置から第2位置へ
回動し得るようにデコンプカム軸に係合し、遠心重錘
に、これをデコンプカム軸の第1位置側へ付勢するデコ
ンプばねを接続したものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるエンジンのデコンプ機構は、例え
ば特公平6−6889号公報に開示されているように、
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のかゝるデコンプ
機構では、遠心重錘を鋼板製とし、その基端及び先端に
枢軸及び作動ピンをかしめ又は溶接により結合している
ので、部品点数が多い上、製作が比較的面倒であり、コ
ストの低減が困難である。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、部品点数が少なく構造が簡単であり、したがって
安価な前記エンジンのデコンプ機構を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一端面に、機関弁を開閉するためのカム
が連設された被動タイミングギヤの他端面に環状凹部を
形成し、この環状凹部からカムにかけて、カムのベース
面に微小リフト部を形成する第1位置と、該微小リフト
部を退去させる第2位置との間を回動するデコンプカム
軸を設け、環状凹部に収容される遠心重錘の基端に形成
された枢軸を被動タイミングギヤに設けられた枢軸孔に
嵌合すると共に、遠心重錘の先端に形成された作動ピン
を、遠心重錘の遠心作動によりデコンプカム軸を第1位
置から第2位置へ回動し得るようにデコンプカム軸に係
合し、遠心重錘に、これをデコンプカム軸の第1位置側
へ付勢するデコンプばねを接続した、エンジンのデコン
プ機構において、遠心重錘と、この遠心重錘の一端から
側方へ屈曲してなる枢軸と、遠心重錘の他端から側方へ
屈曲してなる作動ピンとを一本の鋼線により一体に形成
したことを第1の特徴とする。
【0006】而して、一本の鋼線を曲げ加工するだけ
で、遠心重錘、枢軸及び作動ピンを一部品として形成す
ることができる。
【0007】また本発明は、上記特徴に加えて、枢軸の
枢軸孔への嵌合深さを規制するように遠心重錘に当接す
る規制壁を被動タイミングギヤに一体に形成したことを
第2の特徴とする。
【0008】而して、曲げ加工時、遠心重錘及び枢軸間
の屈曲部内側に丸角が残在しても、その丸角が枢軸孔に
食い込むことを規制壁により防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】先ず、図1ないし図6により、本発明の第
1実施例について説明する。図1及び図2において、符
号1は四サイクルエンジンのエンジン本体を示し、その
一側に形成された動弁室2に、クランク軸3の回転に連
動して吸、排気弁4,5(機関弁)を開閉する動弁装置
6が配設される。
【0011】この動弁装置6は、クランク軸3に固着さ
れる駆動タイミングギヤ7と、中間軸9に支持されて駆
動タイミングギヤ7から2分の1の減速比で駆動される
被動タイミングギヤ8と、この被動タイミングギヤ8の
一端に一体に連設されたカム10と、このカム10によ
り揺動されるべく、カムフォロワ軸11に支持される一
対のカムフォロワ12,13と、ロッカ軸14に支持さ
れてそれぞれ一端を前記吸、排気弁4,5の弁頭に当接
させる一対のロッカアーム15,16と、これらロッカ
アーム15,16の他端に前記カムフォロワ12,13
をそれぞれ連接させる一対のプッシュロッド17,18
と、吸、排気弁4,5をそれぞれ閉弁方向に付勢する弁
ばね19,20とからなっており、カム10のリフト面
がカムフォロワ12,13を介してプッシュロッド1
7,18を押上げると、吸、排気弁4,5が開き、カム
10のベース面がカムフォロワ12,13に対面すると
弁ばね19,20の付勢力で吸、排気弁4,5が閉じる
ようになっている。
【0012】図3及び図4において、被動タイミングギ
ヤ8のボス8a及びカム10には、中間軸10が相対回
転可能に嵌合する一連の支持孔21が設けられている。
また被動タイミングギヤ8の、カム10と反対側の端面
には、該ギヤ8のボス8aを囲繞する環状凹部22が形
成されており、この環状凹部22ににデコンプ機構Mが
配設される。以下、その機構Mについて説明する。
【0013】被動タイミングギヤ8の環状凹部22の内
端面には、その内周面に近接して小ボス23が突設され
ており、この小ボス23に穿設されて支持孔21と平行
に延びる枢軸孔25に遠心重錘26の枢軸27が回転自
在に嵌合される。
【0014】また環状凹部22の内端壁には、被動タイ
ミングギヤ8のボス8aに隣接して支持孔21と平行に
延びる軸孔28が穿設される。この軸孔28は、環状凹
部22の内端面から始まってカム10の途中で終わると
共に、カム10のベース面10aに開口部29を形成す
る。この軸孔28に、デコンプカム軸30が回転自在に
嵌合される。このデコンプカム軸30は、その周面に切
欠部32が形成され、また一端に環状凹部22に配置さ
れるレバー31が一体に形成されている。そのレバー3
1は、第1位置Aと、この第1位置Aから前記支持孔2
1の軸線周りで前記小ボス23側へ所定角度(図示例で
は略90°)離れた第2位置Bとの間を揺動するもの
で、レバー31がその第1位置Aにくると、デコンプカ
ム軸30の周面の一部が前記開口部29から前記カム1
0のベース面外方へ突出して微小リフト部33を形成
し、また第2位置Bにくると、上記微小リフト部33が
退去してデコンプカム軸30の切欠部32が前記開口部
29に臨む(図5参照)ようになっている。レバー31
の第1位置Aは、環状凹部22の内端面に突設されたス
トッパ壁34に当接することにより設定される。第2位
置Bの設定手段については後述する。
【0015】レバー31には、その長手方向に延びる長
孔31aが設けられており、この長孔31aに前記遠心
重錘26の先端に形成された作動ピン35が係合され
る。
【0016】遠心重錘26、枢軸27及び作動ピン35
は、図6に明示するように、一本の鋼線により一部品と
して一体に形成される。即ち、遠心重錘26は、鋼線を
環状凹部22の内周面よりも大きい曲率をもって湾曲さ
せることにより形成され、この遠心重錘26の両端から
鋼線を一側方へ曲げ加工により屈曲させて枢軸27及び
作動ピン35が形成される。
【0017】而して、枢軸27は被動タイミングギヤ8
の枢軸孔25に、また作動ピン35はレバー31の長孔
31aにそれぞれ挿入され、遠心重錘26は環状凹部2
2の内周面に沿って配置される。そして遠心重錘26
は、レバー31が第1位置Aを占めるとき、環状凹部2
2の内周面に一定の間隔を置いて対向しているが、枢軸
27周りに揺動して環状凹部22の内周面に当接したと
き、作動ピン35を介してレバー31を第2位置Bまで
作動するようになっている。即ち、レバー31の第2位
置Bは、遠心重錘26が環状凹部22の内周面に当接す
ることにより設定される。
【0018】この遠心重錘26に、これをレバー31の
第1位置A側へ付勢するデコンプばね36が接続され
る。このデコンプばね36は、捩じりコイルばねからな
るもので、そのコイル部36aの一端から延出する腕部
36bが遠心重錘26に巻き付けられ、またその他端か
ら延出する腕部36cの屈曲した先端が環状凹部22の
内端壁の小孔37に係止される。而して、上記のように
腕部36bを遠心重錘26に巻き付けることにより、遠
心重錘26及びデコンプばね36は一個の組立体に構成
される。
【0019】遠心重錘26と、枢軸27及び作動ピン3
5との各間の屈曲部の内側には、曲げ加工時不可避の丸
角38が残存するものであるが、このような丸角38を
枢軸孔25や長孔31aに食い込ませないように、その
枢軸孔25及び長孔31aへの枢軸27及び作動ピン3
5の嵌合深さを規制する必要がある。その規制のため
に、遠心重錘26の、枢軸27及び作動ピン35の突出
側々面に相対摺動可能に当接する規制壁39が環状凹部
22の内端面に突設される。
【0020】環状凹部22には、その開放面を閉じるべ
く鋼板製の蓋体40が嵌合され、その嵌合深さは、蓋体
40の内面を被動タイミングギヤ8の端面に当接させる
ことにより規定される。この蓋体40は、その周縁から
突出する一又は複数本の係止片41を有しており、これ
を被動タイミングギヤ8の係止孔42に挿通して、その
先端を折り曲げることにより、該ギヤ8に固着される。
この蓋体40に、遠心重錘26及びデコンプカム軸30
の抜け止めを行う小突起43及び切起し片45が形成さ
れる。
【0021】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0022】エンジンの運転停止状態では、図4及び図
5に示すように、遠心重錘26はデコンプばね36の付
勢力をもって被動タイミングギヤ8の環状凹部22の内
周面から離れた位置を占めるので、作動ピン35により
レバー31を第1位置Aに保持する。これに伴いデコン
プカム軸30は、その一部の周面をカム10の開口部2
9からベース面上に突出させて、微小リスト部33を形
成する。
【0023】そこで、エンジンを始動すべく、例えばリ
コイル式スタータを手動操作してクランク軸3をクラン
キングすると、カム10のベース面10aがカムフォロ
ワ12,13を通過するエンジンの圧縮行程において、
前記微小リフト部33、即ちデコンプカム10の一部の
周面がカムフォロワ12,13を介してプッシュロッド
17,18を僅かに押し上げ、これにより吸、排気弁
4,5を僅かに開けるので、エンジンの燃焼室の圧縮圧
力の一部が外部に放出され、クランキング荷重の増加が
緩和されるため、始動操作を軽快に行うことができる。
【0024】エンジンが始動され、被動タイミングギヤ
8の回転速度が所定値以上に上昇すると、遠心重錘26
がそれに働く遠心力の増加によりデコンプばね36のセ
ット荷重に抗して枢軸27周りに揺動し、作動ピン35
を介してレバー31を、図5に示すように第2位置Bま
で揺動させるので、今度はデコンプカム軸30は、微小
リフト部33を退去させて切欠部32をカム10の開口
部29に臨ませることになる。その結果、カム10は、
デコンプカム軸30に干渉されることなく、本来のカム
プロファイルに従い吸、排気弁4,5を的確に開閉する
ことができる。
【0025】このようなデコンプ機構Mにおいて、一本
の鋼線に曲げ加工を加えることにより、遠心重錘26、
枢軸27及び作動ピン35を一部品として形成したの
で、部品点数が少なく製作が容易であり、該機構のコス
ト低減を図ることができる。
【0026】しかも、環状凹部22の内端面に突設した
規制壁39により、枢軸27及び作動ピン35の枢軸孔
25及び長孔31aへの各嵌合深さを規制するようにし
たので、遠心重錘26と枢軸27及び作動ピン35との
各間の屈曲部内側に残存する丸角38が枢軸27及び長
孔31aに食い込むことを極めて簡単に回避することが
でき、遠心重錘26の作動が常にスムーズに行われる。
【0027】さらに、環状凹部22を閉じる蓋体40に
より遠心重錘26及びデコンプカム軸30の抜け止めを
果たすようにしたので、サークリップや割りピン等の抜
け止め専用の部材が不要となり、構造の更なる簡素化を
もたらすことができる。
【0028】図7及び図8は本発明の第2実施例を示
す。この実施例では、レバー31を蓋体40の内面に近
接させるように、デコンプカム軸30を前実施例の場合
より長く形成して、蓋体40の小突起45により該軸3
0の抜け止めを可能にしている。この場合、遠心重錘2
6を被動タイミングギヤ8の軸方向でクランク状に屈曲
させると共に、作動ピン35を枢軸27と反対方向へ突
出させてあり、この作動ピン35はレバー31の内側か
ら長孔31aに係合される。その他の構成は前実施例と
同様であるので、図中、前実施例との対応部には同一の
符号を付して、それらの説明を省略する。
【0029】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく、種々の設
計変更が可能である。例えば、図示例では、デコンプカ
ム軸30により吸気及び排気系のカムフォロワ12,1
3を作動するようにしたが、排気系のカムフォロワ13
のみを作動すようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、遠心重錘と、この遠心重錘の一端から側方へ屈曲し
てなる枢軸と、遠心重錘の他端から側方へ屈曲してなる
作動ピンとを一本の鋼線により一体に形成したので、一
本の鋼線の曲げ加工により、遠心重錘、枢軸及び作動ピ
ンを一部品として簡単に形成することができ、製作が容
易で部品点数が少なくなり、コスト低減に大いに寄与す
ることができる。
【0031】また本発明の第2の特徴によれば、枢軸の
枢軸孔への嵌合深さを規制するように遠心重錘に当接す
る規制壁を被動タイミングギヤに一体に形成したので、
曲げ加工時、遠心重錘及び枢軸間の屈曲部内側に丸角が
残在しても、その丸角が枢軸孔に食い込むことを規制壁
により防ぐことができ、遠心重錘の円滑な揺動を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るデコンプ機構を備え
たエンジンの要部縦断正面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】デコンプ機構を装着した被動タイミングギヤの
縦断面図(図4の3−3線断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図4に対応した作用説明図
【図6】デコンプ機構の要部の斜視図
【図7】本発明の第2実施例を示す、図3に対応した断
面図
【図8】図7の8−8線断面図
【符号の説明】
A・・・・第1位置 B・・・・第2位置 M・・・・デコンプ機構 4・・・・機関弁としての吸気弁 5・・・・機関弁としての排気弁 8・・・・被動タイミングギヤ 10・・・カム 10a・・ベース面 22・・・環状凹部 25・・・枢軸孔 26・・・遠心重錘 27・・・枢軸 30・・・デコンプカム軸 33・・・微小リフト部 35・・・作動ピン 36・・・デコンプばね 39・・・規制壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端面に、機関弁(4,5)を開閉する
    ためのカム(10)が連設された被動タイミングギヤ
    (8)の他端面に環状凹部(22)を形成し、この環状
    凹部(22)からカム(10)にかけて、カム(10)
    のベース面(10a)に微小リフト部(33)を形成す
    る第1位置(A)と、該微小リフト部(33)を退去さ
    せる第2位置(B)との間を回動するデコンプカム軸
    (30)を設け、環状凹部(22)に収容される遠心重
    錘(26)の基端に形成された枢軸(27)を被動タイ
    ミングギヤ(8)に設けられた枢軸孔(28)に嵌合す
    ると共に、遠心重錘(26)の先端に形成された作動ピ
    ン(35)を、遠心重錘(26)の遠心作動によりデコ
    ンプカム軸(30)を第1位置(A)から第2位置
    (B)へ回動し得るようにデコンプカム軸(30)に係
    合し、遠心重錘(26)に、これをデコンプカム軸(3
    0)の第1位置(A)側へ付勢するデコンプばね(3
    6)を接続した、エンジンのデコンプ機構において、 遠心重錘(26)と、この遠心重錘(26)の一端から
    側方へ屈曲してなる枢軸(27)と、遠心重錘(26)
    の他端から側方へ屈曲してなる作動ピン(35)とを一
    本の鋼線により一体に形成したことを特徴とする、エン
    ジンのデコンプ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 枢軸(27)の枢軸孔(25)への嵌合深さを規制する
    ように遠心重錘(26)に当接する規制壁(39)を被
    動タイミングギヤ(8)に一体に形成したことを特徴と
    する、エンジンのデコンプ機構。
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