JPH06505739A - 四級化パンテノール化合物及びその使用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １、発明の背景 本発明は、化粧品用の機能性成分に関し、特に化粧品における改良された直接性 を有する四級化パンテノール化合物に関するものである。

２・　従Ｊｉ術 ヘアコンディショナー及びスキンコンディショナーは、人の毛髪の外観及び扱い 易さ、並びに肌の外観を改善させるために用いられる機能性材料である。このよ うな製品にはカチオン性化合物、例えば界面活性剤、ポリマーなどが含有されて いる。これらの化合物は、化学結合を介して結合することにより、肌及び肌に対 する組成物の直接性を付与する。例えばかかる化合物を含有しているヘアリンス 及びコンディショニングシャンプーで手入れをした後には、毛髪は濡れている場 合にも絡まることなしに容易にとかすことができ、また乾燥状態でとかした場合 にも、「うわついた（ｆｌｙ−ａｗａｙ）　Ｊ状態になることは少ない。さらに また、毛髪はより柔らか（、スムースで、つやが良く、より腰があるようになる 。スキンコンディショナーの場合には、多くの場合にカチオン樹脂が含まれてお り、水ですすいでも肌から簡単に取れてしまうことはない。

身体ケア製品の用途を有するカチオン性化合物は、市場に非常に多数にある。パ ンテノールはそのような周知の化合物の一つであり、化粧品の配合中に含むのに 適したものである。パンテノールはパントテン酸の安定な、生物学的に活性な形 態である。パンテノールは、例えばクリーム、整髪料、口紅、アフターシェーブ ローション、及びエーロゾルヘアスプレーなどの、化粧品的及び治療的効果を有 する、多数の周知な市販化粧品及び薬剤製品中に含まれている。Ｒｕｂｉｎ　Ｍ ａ　ｉｄ　＆　５ｃｈｅｉｎｅｒ、ｒ化粧品中のパンテノールＪ　、　Ｐｒｏｃ 、　Ｓｃｉ。

Ｓｅｅ、　ＴＧＡ、　３２：６　（１９５９）を参照のこと。

カチオン性四級アンモニウム化合物が、ヘアコンディショニング調整品における 有効成分であることもまた、技術的に周知である。

これらが有効であるのは、それが正の静電荷を有し、毛髪のタンパク質の負の電 荷によって引き付けられ、中和を行うためであると考えられている。反対の静電 荷のこの相互の誘引は、従って四級アンモニウム化合物を毛髪上に残存させるこ とになる。毛髪上に残存するというこの傾向は、直接性（ｓｕｂｓｔａｎｔｉｖ ｉｔｙ）と呼ばれる。直接四級アンモニウム化合物は、毛髪の静電荷を中和する だけではなく、化合物中の長鎖（脂肪族）置換基によって、潤滑性をももたらす 。

他の関連技術には、以下の米国特許が含まれる。

３２３０２２８　ＥＲＬＥＭＡＮＮら ３５７７５２８　ＭｃＤＯＮＯＵＧＨら３７６６２６７　ＺＡＫら ４４４４７５０　ＧＲＥＥＮら ４６３１１８７　ＰＡＤＤＥＮら ４７６４３０６　ＬＯＧＩＮ ４８９１２１４　５ＴＥＶＥＮＳら ４９２３６４２　ＲＵＴＺＥＮら ４９４０７８５　５ＴＯＢＥＲら ４９５０４６８　ＮＡＫＡＭＵＲＡら Ｅｒｌｅｍａｎｎらに対する米国特許第３２３０２２８号は、特定の式を有する パンテノールエーテル及びチオエーテルを開示している。こ酸付加物又は四級塩 へと変換されうろことに注意すべきである。

恥以襄世畦すに対する米国特許第３５７７５２８号は、１５又はより多（の合計 炭素数を含む四級アンモニウム化合物を含有するヘアコンディショナー組成物を 開示している（第２欄、２９−３８行）。

好ましい四級アンモニウム化合物は、ステアリルジメチルベンジルアンモニウム クロリドである。

Ｚａｋ　Ｇに対する米国特許第３７６６２６７号は、ケラチン質物質に対して高 い直接性を示す、トリアルキル又はヒドロアルキルアミノアルキルグルコンアミ ドの四級ハライドからなる化合物を開示している。注意を惹かれるのは第２欄の 上の式であり、そこにおいてＲはメチル、Ｒ′はＣ１からＣ＋ｚのアルキル、ｎ は２がら４の整数である。

虹眠シに対する米国特許第４４４４７５０号は、線状ポリマー系四級アンモニウ ム材料であるヘアコンディショナーを開示している。

ハ薊卯亥に対する米国特許第４６３１１８７号は、エルカ基を一つ有する四級化 合物、即ちエルカ酸、ｃｉｓ−１３−トコセン酸がら誘導されたＣ２２オレフィ ンを少な（とも６５９６有する混合アルケニルを含むヘアケア製品を開示してい る。

１ｍに対する米国特許第４７６４３０６号は、ある種のｂｉｓ−四級アンモニウ ム化合物及びその混合物を調製するための方法を記載している。第３欄及び第４ 欄の中頃の式が注目される。

５ｔｅｖｅｎｓらに対する米国特許第４８９１２１４号は、ジメチルアミノプロ ピルアミドから誘導された四級アンモニウム化合物を含むヘアコンディショニン グ組成物を開示している（第１欄、５６−６４行）。四級アンモニウム化合物が 直接性を増大させるために用いられることを記載する第１欄、２６−３８行を参 照のこと。

ＲｕｔＺｅｎらに対する米国特許第４９２３６４２号は、エポキシ脂肪酸エーテ ルとアルコールとの反応により生ずる四級アンモニウム化合物を開示している（ 第６欄、２４−４６行）。

針妙町）に対する米国特許第４９４０７８５号は、セルロースをＱＵＡＢ　（２ ，３−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド）と反応させることに より、四級窒素を含むセルロースエーテルを調製する方法を開示している。即ち 要約及び第２欄上の式を参照のこと。これらの変成セルロース製品は、化粧品（ ヘアトリートメント）、繊維（柔軟剤、帯電防止剤）、紙工業、浮遊及び凝集、 及び掘削液に用いられる。

’　Ｎａｋａｍｕｒａらに対する米国特許第４９５０４６８号は、ステアリルト リメチルアンモニウムクロリドを含むヘアトリートメント組成物を開示している （第２欄、５３−５６行）。

以下の米国特許は、ヘアケア製品におけるパンテノールの使用を教示している。

４８９７２６２　跳呻頗ｊ３ ４７２５４３３　Ｍａｔｒａｖｅｒｓ Ｎｅｗｅ旦は第４欄、１３−１６行において、毛髪用組成物における「パントテ ニルアルコール」を開示している。

’　８７４Ｍａｔｒａｖｅｒｓは、ヘアコンディショナー製品中におけるパンテ ノールの使用を開示している。

勘崩旬住１ｂは第４欄、３０行において、非エーロゾルヘアスプレー組成物にお けるパンテノールの使用を記載している。

’　４３３Ｍａｔｒａｖｅｒｓは、ヘアケア製品におけるパンテノールの使用を 開示している。さらに第２欄、４５−４９行においてこの特許は、ヘアコンディ ショナー中における、トリメチル／アンモニウム置換エポキシドと反応させたヒ ドロキシエチルセルロースのポリマー糸回Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ　Ｃｈｅ ｍｉｓｔ、　１９８７年７月における、＾１ｅｘａｎｄｅｒの「スキン及びヘア コンディショニングのためのカチオンポリマー」は、スキン及びヘアコンディシ ョニング用のポリマーと並んで、「ルピン染料（Ｒｕｂｉｎｅ　ｄｙｅ）試験を 含め、毛髪及び肌に対するこれらのポリマーの直接性を例証するための幾つかの 技術について記載してぃＡｌｅｘａｎｄｅｒはまた、２．３−エポキシプロピル （トリメチル）アンモニウムクロリドをグアーガム（ｇｕａｒ　ｇａｍ）の遊離 水酸基の一つと反応させて、他のグアー誘導体よりも高い電荷密度を有するグア ーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドを生成することを記載している。こ の製品は市場ではＭｅｙｈａｌｌ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ　（Ｃｅｌａｎｅｓｅ）の Ｊａｇｕａｒ　Ｃ−１３−Ｓとして知られており、毛髪及び肌の両方に対してコ ンディショニング特性を付与し、シャンプー、液体石鹸、クリームリンス、ハン ドクリーム、及びローションの増粘剤として用いることができると言われている 。

上記の文献の何れのものも、本発明の四級化パンテノール化合物、及び化粧品配 合中におけるその使用を教示し又は示唆してはいない。

Ｂの　・　び 本発明の目的は、化粧品、例えばヘアスタイリング製品、ヘアケア製品、身体ケ ア製品、日光ケア製品、及びスキンケア製品において用いるための、機能性成分 を提供することである。

本発明の別の目的は、かかる化粧品に対して増大した直接性を付与する四級化パ ンテノール化合物を提供することである。

本発明のさらなる目的は、例えばシャンプー、石鹸、及びエマルジョン中などの ような、アニオン界面活性剤を含有する系と、予期しない相溶性を有する四級化 パンテノール化合物を提供することである。

本発明のさらに別の目的は、パンテノールの直接性を増大させる方法を提供する ことである。

本発明の上記全ての目的は、次式、 Ｒ３ Ｒ−ｅＮ−Ｒｓ−ＣＨ−Ｃｕ２ＣＨｓ　０ｔｌｌ　ＩＩ　１１ ＣＩｌ、　ＨＯ の化合物によって達成され、式中Ｒ，Ｒ１，Ｒｘ及びＲ３は各々個別に、炭素数 １−２４の直鎖又は分岐鎖アルキルであり、Ｘはハロゲンである。

好ましくは、Ｒ＋、Ｒｇ及びＲ３は炭素数１のアルキルであり、Ｒはメチル（Ｃ ＨＩ）又はステアリル（Ｃ＋ａＨｓｙ）であり、Ｘは塩素である。

本発明の好ましい化合物は、ｄ、ｌ−パンテノールと２．３−エポキシプロピル ステアリルジメチルアンモニウムクロリドとの反応生成物、及びｄ、ｌ−パンテ ノールと２．３−エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドとの反応生 成物である。

これらの化合物はパンテノールと比較した場合に直接性が増大しており、ヘアス タイリング製品、ヘアケア製品、身体ケア製品、日光ケア製品、及びスキンケア 製品などの化粧品に好ましく用いられる。

髪朋ｍ動Ｔ糞肌 パンテノール（Ｈｏｆｆｍａｎ　Ｌａ　Ｒｏｃｈｅ、　Ｉｎｃ、　；　Ｔｒｉ− Ｋ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ、　Ｉｎｃ；　Ｒ，１，Ｔ、＾、Ｃｏｒｐ、）は、二 つの形態で入手可能である。即ち右旋性ある。ｄ−パンテノールは透明で粘稠な 液体であり、一方ｄ、ｌ−パンテノールは白色結晶性パウダーである。ｄ−及び ｄ、ｌ−パンテノールは両方とも、水及びアルコールに非常に可溶性であるが、 脂肪及び油には不溶性である。ｄ−及びｄ、１−パンテノールの水溶液は、４か ら７のｐｎ範囲において最も安定であり、最適ｐＨは約６である。ｐＨがこの最 適ｐＨから変化するにつれて、加水分解がより大きな割合で生ずる。

ｄ−及びｄ、ｌ−パンテノールの特性について典型的なデータを表Ｉに示す。

表　１ ｄ−びｄｌ−パンテノールの ｄ−パンテノール　ｄ、ｌ−パンテノール外観　粘稠、透明液体　結晶性パウダ ー色　なし　白色 水中溶解性（５０％）　透明、完全　透明、完全水溶液の色　無色　無色 エタノール中溶解性　透明、完全　透明、完全（５０％） パンテノールは、ｐＨ条件をこの化合物の最適安定な値に維持することの他には 調節を行うことなしに、化粧品配合中の取り入れることができる。パンテノール は標準的な化粧品製剤の水性相中に直接に添加することができ、また水性相がな い場合には、油性相に含入りに分散させることができる。パンテノールを含有す る化粧品配合物は、標準的な設備を用いて通常の方法で調製することができる。

同様にして、本発明の化合物を化粧品配合中に添加することができる。

パンテノールは次式を有する。

ＨＯＣＨｚＣ−Ｃ−Ｃ−０−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ２−ＣＨ２−ＯＨＣｅ　Ｈｌ　 ９　Ｎ　Ｏ４、分子量は２０５．２５である。

ｄ−又はｄ、ｌ−パンテノール化合物又はその混合物を反応物質として用いるこ とが好ましいが、しかし「パンテノール」という用語を用いることにより、本明 細書ではこれらの化合物ばかりではなく、例えばパンテノールのエーテル及びチ オエーテル等のパンテノールの誘導体もまた考慮されている。例えばＥｒｌｅｍ ａｎｎに対する米国特許第３２３０２２８号を参照のこと。この特許の開示全体 は、ここで参照することにより本明細書中に取り入れるものとする。

本発明の四級化パンテノール化合物は、ｄ−パンテノール及びｄ、　ｌ−パンテ ノールの両方から誘導することができるが、ｄ、１−パンテノールを用いること が好ましい。

本発明の四級化パンテノール化合物は、水の存在下にアルカリ媒体中で四級エポ キシドをパンテノールと反応させることによって得られる。

この反応混合物は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物又は酸化物、 或いはアルカリケイ酸塩及び／又はアルカリアルミ水酸化物若しくは酸化物とア ルカリ炭酸塩との混合物、或いはこれらの水酸化物、酸化物又は炭酸塩の一つ以 上とアルカリケイ酸塩及び／又はアルカリアルミン酸塩の混合物を、１から４重 量％添加することによってアルカリ化される。

各々の場合について、１から３重量％のアルカリ水酸化物、或いは３から４重量 ％のアルカリ土類水酸化物又は酸化物を、パンテノールの量に関連して用いるこ とが好ましい。

パンテノールとの反応に用いる四級エポキシド又はエポキシド混合物は、一般式 ％式％ のちのであり、式中Ｒ，Ｒ１，Ｒ２及びＲ８は、炭素数１から２４の同一の又は 異なる分岐鎖又は直鎖アルキル基に対応し、Ｘはハロゲン、好ましくは塩素であ る。好ましくは、Ｒ＋、Ｒｚ及びＲ３はメチルであり、Ｒはメチル（ＣＨｓ）又 はステアリル（Ｃ＋ｓＨｓｒ）である。

四級エポキシドの代わりに、対応するクロロヒドリンもまた本発明の目的につい て用いることができ、その場合には上記の式に対応する、後にパンテノール又は その誘導体と反応するエポキシドを形成する反応が、遅くとも反応媒体中におい て生ずる。しかしながらこの場合には、クロロヒドリンをエポキシドに変換させ るためのアルカリの化学量論量を、触媒量に加えて添加しなければならない。

パンテノール又はその誘導体が、次いで反応混合物中に添加される。

用途に応じて、最終生成物の中和を行うことが必要となる。かかる中和生成物を 得るために、無機酸、例えばアジピン酸、乳酸などを混合過程又は反応後に添加 することができる。

このプロセスの反応温度の範囲は約５℃から約７５℃、特に約４０℃から６０℃ にわたる。

反応容器内のパンテノールに対する反応物質の添加順序は、臨界的ではない。

パンテノールと反応させるためのエポキシドを生成するための、好ましい市販の クロロヒドリンは、次のようなものである。

Ｑ　Ｕ　Ａ　Ｂ　１８８　（Ｄｅｇｕｓｓａ　Ｃｏｒｐ、　）Ｑ　Ｕ　Ａ　Ｔ　 １８８　（Ｄｏｔ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｃｏｒｐ、　）３−　ロロー２−ビロキ シプロピルー　リメチルアンモニウム　ロ１　ド構造式： ％式％ 分子式：　ＣｓＨ＋ｓＣｌ　２Ｎ　Ｏ 分子量＝１８８ Ｑ　Ｕ　Ａ　Ｂ　３４２　（Ｄｅｇｕｓｓａ　Ｃｏｒｐ、　）３−　コロ−２− ヒドロキシプロピル ジメチルドデシルアンモニウムクロリド構造式： 分子式：　Ｃ＋ｙＨｓ７Ｃ１２ＮＯ 分子量：３４２ Ｑ　Ｕ　Ａ　Ｂ　４２６　（Ｄｅｇｕｓｓａ　Ｃｏｒｐ、　）３−　クロー２− ヒドロキシプロピル−Ｎ、　Ｎ、　Ｎ−ジメチルオ　デシルアンモニウム　ロリ ド構造式・ 分子式：　Ｃ２−ＨａｅＣｌ　ｔＮ。

分子量・４２６ 市販の好ましい四級エポキシドは、次のものである。

Ｑ　Ｕ　Ａ　Ｂ　１５１　（Ｄｅｇｕｓｓａ　Ｃｏｒｐ、　）グリシジルトリメ チルアンモニウム　ロリド２３−エポキシプロビルト１メチルアンモニウム　ロ リド構造式： 分子式・Ｃ６Ｈ１４ＣＩ　Ｎ　Ｏ 分子量−１５１ 幾つかの商業的に実行可能な、本発明の好ましい化合物であって、以下の式 ％式％ を有するものには次のものがある。

ノー″ンテノール　ＲＲ＋　Ｒｘ　Ｒｓ　Ｘ−名称ｄ、Ｉ　Ｃ＋ａｔｌｓ７　Ｃ Ｈ３ＣＨＩ　ＣＨｘ　Ｃ１ステアリルシ゛メチル四級化へ°ンテノール ｄ　ＣＨｓ　ＣＨｓ　ＣＨｓ　ＣＨｓ　Ｃ１）リメチル四級化ｄ−へ〇ンテノ− ル ｄ　Ｃ＋　ｓＨｓフ　ＣＨｓ　ＣＨ４ＣＨｚ　Ｃ１ステアリルシ゛メチル四級化 ｄ−へ°ンテノール 本発明の化合物を使用することのできる組成物又は配合物の型式には次のものが ある。

次のものを含むヘアスタイリング製品：エーロゾル及び非エーロゾルのムース エーロゾル及び非エーロゾルのヘアスプレー整髪（ヘアスタイリング）ローショ ン ヘアスタイリングシェル カール再生ローション カール活性化剤 次のものを含むヘアケア製品。

ヘアカラー、例えば一時的、半永久的、及び永久的なもの毛髪漂白剤 次のものを含む身体ケア製品： （ａ）　浴用製品、例えば泡立て剤、シャワージェル、液体ハンドソープ、顔用 クレンザー１浴用石鹸 （ｂ）　髭剃り製品、例えばシェービングクリーム、アフターシェーブローショ ン（ヒドロアルコール性及びエマルジョンベース）日光ケア製品、例えばクリー ム、ローションスキンケア製品、例えばクリーム、ローション、トニック本発明 の四級化パンテノール化合物は本質的に、パンテノールの全ての官能特性を有し 、それに加えてパンテノールと比較した場合により高められた直接性を化粧品に 付与し、またパンテノールと比較した場合により増大した表面活性、増大した帯 電防止特性、及び増大した潤滑性を有する。パンテノールと同様に、本発明の化 合物はヘアケア製品の挙動を高めることができる。例えば毛髪の保水性を高め、 ドライヤーで乾燥する場合の毛髪のダメージを防ぎ、枝毛の形成を減少させ、盛 り上がりなしにコンディショニングを行い、そして毛髪に対して光沢とつやを付 与する。同様に、本発明の化合物は肌及び毛髪に迅速に吸収され得るものであり 、髭剃り後、コロン、クリーム、ローション、及び日焼は製品に用いるのに理想 的となりうるちのである。

本発明の化合物は、その水分補給特性に加えて、実質的に無色、無臭であり、汚 染がな（、完全に安全である。この化合物は水及びアルコールに自由に溶解し、 臨界相互ｐＨ範囲において安定であり、他の成分と相溶性である。予期しなかっ たことに、本発明の化合物は化粧品配合中で一般に用いられている広い範囲のア ニオン性化合物と化学的相溶性を示し、殆どのカチオン性コンディショニング剤 が通常はそれらのアニオン性化合物と相溶性でないのと異なっている（例えば実 施例Ｖ及びＸ参照）。

本発明の化合物は、ヘアケア及びスキンケア製品に用いられた場合に、プロビタ ミンＢｓ（パンテノール）が毛髪及び肌においてパントテン酸（ビタミンＢｓ） に変化することを許容すると予想される。

またこの製品は、毛髪の幹の中へと深（浸透し、長持ちする水分コントロールを 有し、大気条件に左右されず、ドライヤー乾燥により生ずる毛髪及び頭皮の過剰 な乾燥を防ぎ、（しの使用及びブラッシングによる枝毛の形成をかなり減少させ 、キューティクルをスムースにすることにより毛髪の絡まりを減らし、盛り上が りなしにきれいなコンディショニングをもたらし、化学的及び機械的な処理、例 えばパーマ、加工のしすぎ、クシかけ、ブラッシング及び染色などにより生じた ダメージを修復し、シャンプーのしすぎ、ブラッシング、クシかけ（キューティ クルの損傷、皮層の弱化）などにより生じた老化現象（毛髪の磨耗及び開裂）を 減速させ、毛髪の引っ張り強度を高め（特に脱色した毛髪について有益）、光沢 とつやを与えると予想される。

本発明の四級化パンテノールの好ましい使用レベルは、スキンケア又はヘア製品 中において、約０．１から約２０重量％である。

以下の実施例において、毛髪に対する化合物の直接性を測定するための定性試験 は、ここで参照することによりその内容を本明細書中に取り入れる、Ｈｅｗｉｔ ｔに対する米国特許第３７６９３９８号及びＣｒａｗｆｏｒｄらＪ、　Ｓｏｃ、 　Ｃｏｓｍｅｔ、　Ｃｈｅｍ、　３１．２７３−２７８　（１９８０）に記載さ れた如き、Ｐｙｒａｚｏｌ　Ｆａｓｔ　Ｂｏｒｄｅａｕｘを用いたＲｕｂｉｎｅ 　Ｄｙｅ　Ｔｅ５ｔである。

予めこの化合物で処理した毛髪見本上に、洗浄の後に残留するピンク色の強さが 、毛髪上への化合物の付着の程度を示す。ピンク色が存在しないことは、直接性 の欠如を示す。

夾−施一■−↓ トリメチル四級化パンテノール スターラー、温度計、還流冷却器、加熱マントル、及び供給漏斗を備えた１リツ トルの反応フラスコ中に、２０５グラムの脱イオン水を充填した。２０５グラム （１モル）のｄ、ｌ−パンテノールをこの水に充填し、溶解するまで攪拌した。

別の攪拌された１リツトル容器中で、３７６グラム（１モル）のＱＵＡＢ１８８ （３−クロロ−２−ヒドロキシプロピル−トリメチルアンモニウムクロリド）の ５０％水溶液を、約８０グラム（１モル）の５０％水酸化ナトリウム水溶液と反 応させ、ＱＵＡＢ　１５１　（２，３−エポキシプロピル−トリメチルアンモニ ウムクロリド）の溶液を〜９．５のｐＨで形成した。バッチを５０°−６０℃に 加熱し、ＱＵＡＢｌ　５１の溶液を供給漏斗を介してパンテノール溶液へと添加 した。この反応混合物のｐｎをチェックして、所要に応じて５０％水酸化ナトリ ウム溶液の少量を添加して〜９．５に調節した。このバッチを次いで５０°−６ ０℃において４時間にわたって攪拌し、反応を完全に行わせた。このバッチのｐ Ｈを次いで、少量の乳酸でもって６．　５−８．　０に調節した。得られた生成 物は透明な黄色の溶液であり、約５０％のトリメチル四級化パンテノールを含有 していた。人の毛髪見本に対する取り込みについて、この物質と、同様の濃度の パンテノール溶液とのｊｎ　ｖｊｔｒｏ有効性試験を行ったところ、四級化され ていないパンテノールの場合よりもほぼ７％大きな取り込みが示された。

実−］］Ｌ二匹−１゜ ステアリルジメチル四級化パンテノールスターラー、温度計、還流冷却器、加熱 マントル、及び供給漏斗を備えた２リツトルの反応フラスコ中に、２０５グラム の脱イオン水を充填した。２０５グラム（１モル）のｄ、ｌ−パンテノールをこ の水に充填し、溶解するまで攪拌した。別の攪拌された１リツトル容器中で、８ ５２グラム（１モル）のＱＵＡＢ４２６　（３−クロロ−２−ヒドロキシプロピ ル−ステアリルジメチルアンモニウムクロリド）の５水溶液と反応させ、ＱＵＡ Ｂ　３９３　（２，３−エポキシプロピル−ステアリルジメチルアンモニウムク ロリド）の溶液を〜９．５のｐＨで形成した。バッチを５０°−６０℃に加熱し 、ＱＵＡＢ３９３の溶液を供給漏斗を介してパンテノール溶液へと添加した。こ の反応混合物のｐＨをチェックして、所要に応じて５０％水酸化ナトリウム溶液 の少量を添加して〜９．５に調節した。このバッチを次いで５０°−６０℃にお いて４時間にわたって攪拌し、反応を完全に行わせた。

このバッチのｐＨを次いで、少量の乳酸でもって６．　５−８．　０に調節した 。得られた生成物は透明な黄色の溶液であり、約５０％の固形分を含み、その約 ４３％はステアリルジメチル四級化パンテノールであった。人の毛髪見本に対す る取り込みについて、この物質と、５０％パンテノール溶液とのｌｎ　ｖｉｔｒ ｏ有効性試験を行ったところ、四級化されていないパンテノールの場合よりもほ ぼ２７％大きな取り込みが示された。この結果を活性物質の濃度に関して調節す ると、ステアリルジメチル四級化パンテノールは、四級化されていないパンテノ ールの場合よりも約３１％大きな取り込みを示した。

ＩＩ 直　接　性 サンプル１：　パンテノール ５０％水溶液 サンプル２：　ステアリルジメチル四級化パンテノール５０％固形分水溶液（実 施例ＩＩ） 各々が約０．５グラムの重量であるＤｅｍｅｏ　Ｎａｔｕｒａｌ　Ｗｈｉｔｅ　 Ｈａｉｒの４房を、５分以上の時間にわたって１５グラムの適当な溶液（即ち正 のコントロール、負のコントロール、及びテストサンプル）中に浸漬した。各々 の房を次いで、１２０°Ｆ（４９℃）において１００ｍ１の水で５回洗浄した。

これらの房を次いで、堅牢Ｒｕｂｉｎ染料の溶液中に１５分間浸漬し、１０５° Ｆ（４１℃）において１００ｍ１の水で５回洗浄し、次いで濾紙上で一晩風乾し た。各々の房は、風袋を量ったビーカー中へと直接に量り分けた。染料を毛髪か ら除去し、脱イオン水により溶液を定容積とした。次いで各々のサンプルの透過 率を５２０ｎｍで読み取り、吸光度を毛髪サンプルの重量に合わせた。標準較正 曲線から、染料の濃度を計算した。

パンテノールは、染料５２．３５ｍｇ／毛髪５０ｇｍのレベルの取り込みを示し 、これは正のコントロールに関して３６．９１％の取り込みを表す。

ステアリルジメチル四級化パンテノールは、染料６６．３０ｍｇ／毛髪５０ｇｍ のレベルの取り込みを示し、これは正のコントロールに関して４６．７４％の取 り込みを表す。

従って、この実験により与えられた検出限界内において、ステアリルジメチル四 級化パンテノール（５０％固形分水溶液）は、パンテノール（５０％水溶液）と 比較した場合に、活性物質の濃度について調節すると３１％もの優れた取り込み 能力を示すものである。

火−１Ｌ」１−上Ｖ 贅叉」じヨと１２ 水　脱イオン水　８６．９　溶媒 ＰＶＰ／シ゛メ子ルγミｌメタクリレートコホ０す７−　Ｃｏｐｏｌｙｍｅｒ　 ８４５’　５．０　毛髪固定剤本発明　四級化ハ０ンテノール２　１．０　ヘア コンテ゛イシＪナー脱絡、与腰剤 Ｂ相 ＳＤ　アルコール　４０　ＳＤ　アルコール　４０　５．０　溶媒香料　Ｆｒａ ｇｒａｎｃｅ　Ｅ　６３６７”　０．１　香料１００．００ ’ＧＡＦ　Ｃｈｅｍｉｃａｌｓ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ２本明細書の実施例Ｉ Ｉ ’Ｓｈａｗ　Ｍｕｄｇｅ　ａｎｄ　Ｃｏｍｐａｎｙ■＝ 水をビーカー内に秤量した。次いでＡ相の成分の各々を表に示した順序で水相中 に添加し、各々の成分の添加後に完全に混合した。

アルコール中に香料を溶解し、Ｂ相をＡ相に添加して、透明で一様となるまで混 合した。

生成物は透明な、注入可能な液体スタイリングローションであった。四級化パン テノールは、毛髪固定剤ポリマーと相溶性であった。

この配合物は毛髪に対して、湿潤及び乾燥クシかけに適した優れた腰をもたらし 、毛髪のカールを改善した。

租　（１旦人名　話　％！１３ＬＡ熊 Ａ　水　脱イオン水　５６．９５　溶媒Ｂ　ラウリルエーテル硫酸ナトリウム　 ５ｔａｎｄａｐｏｌ　ＥＳ−２’　３０．００　クレンサ゛−Ｃセチルヘリイン 　Ｔｒｉｔａｉｎｅ　ＰＢ”　７．００　クレンサ゛−同　右　Ｍｅｔｈｙｌｐ ａｒａｂｅｎ２０．１５　防腐剤同　右　Ｐｒｏｐｙｌｐａｒａｂｅｎ”　０． ０５　防腐剤テトラナトリウムＥＤＴＡ　Ｋｅｌａｔｅ　２２０”　０．０５　 キレート剤Ｄ　コカミドＤＥＡ　Ｓｔａｎｄａｍｉｄ　ＫＤ’　３．００　発砲 ）゛−スターＥ　イミタ゛ソ゛リシ゛ニル尿素　Ｔｒｉｓｔａｔ　１１１”　０ ．３０　防腐剤同　右　脱イオン水　１．００　溶媒 Ｆ　香　料　Ｆｒａｇｒａｎｃｅ　Ｅ６３６７”　０．１０　香料Ｇ　同　右　 クエン酸（５０％水溶液）０．４０　ｐｉ調節剤Ｈ本発明　四級化パンテノール ’　１．００　ヘアコンテ゛イシ１ナーー　毛髪与腰剤 ｔｏｏ、　ｏ。

’Ｈｅｎｋｅｌ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ、　Ｃ０５ＰＨＡ／ＣＤ２Ｔｒｉ−Ｋ 　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ、　Ｉｎｃ。

”Ｓｈａｗ　Ｍｕｄｇｅ　ａｎｄ　Ｃｏｍｐａｎｙ４本明細書の実施例Ｉｆ Ｊ： 人相を５５℃に加熱した。Ｂ相を添加して、一様となるまで混合した。Ｃ相の成 分を表に示した順序で添加し、一様となるまで混合した。バッチを４５℃に冷却 した時点で、Ｅ相及びＦ相を添加し、一様となるまでバッチを混合した。ｐＨを クエン酸で調節した。Ｈ相を添加し、一様となるまでバッチを混合した。

及腹配金璽皇笠且： 仕上がったコンディショニングシャンプーは、透明で、中庸の粘度を有する液体 であった。四級化パンテノールは（カチオン性であるにも拘わらず）、シャンプ ーを構成しているアニオン界面活性剤と相溶性であった。この配合物は、湿潤及 び乾燥状態でのクシがけを改善し、毛髪により良い腰を与え、毛髪のカールを良 好にした。

火−癒一桝−Ｍ± 型ヘアコンデ　シ　ナー ｍ　（工上Ａ名　成分／血皿名　！ｂ　機態Ａ　水　脱イオン水　４０．００　 溶媒Ｂ　水　脱イオン水　５０．８０　溶媒ホ０リク゛リコールエステル 本発明　四級化へ°ンテノール”　２．００　ヘアコンテ゛イシケー毛髪与腰剤 Ｃ同　右　ブロピレンク゛リコール　１．２５　溶ＷＪｆｋハ”５へ’ン　Ｔｒ ｉｓｅｐｔ　Ｍ’　０．１５　防腐剤Ｄ　イミタ゛ソ゛リシ゛ニル尿素　Ｔｒｉ ｓｔａｔ　ＩＵ’　０．３０　防腐剤水　脱イオン水　Ｌ東　溶媒 １００．００ ’Ｔｒｉ−Ｋ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ、　Ｉｎｃ。

２Ｐｈｏｅｎｉｘ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ、　Ｉｎｃ。

１本明細書の実施例Ｉ１ １厘： ５ｉｌｔｅｃｈ　Ｅ−２１４５ＣＧエマルジヨンを、ビーカー中でＡ相に子分散 した。相ｒＢＪの成分を一度にへっずっ、残りの水の中に溶解し、透明になるま で混合した。相ｒＣＪの成分を、透明で一様となるまで混合した。相ｒＡＪを相 ｒＢＪへと、攪拌しながら添加した。次いで相ｒＣＪ及び相ｒＤＪを添加し、一 様となるまでバッチを混合した。得られた生成物はオフホワイトの、半透明な外 観を有し、Ｃａｌｍａｒ　Ｍａｒｋ　ＩＩ　Ｈｉｇｈ　Ｖｉｓｃｏｓｉｔｙ　Ｈ ｅａｄ　Ｙｅｌｌｏｗオリフィススプレーディスペンサーを用いてスプレーする ことができた。

友双ｙ金惣ｐ蒼旦： 仕上がったコンディショナーは半透明な、オフホワイトの液体であり、非エーロ ゾルのポンプ式ディスペンサーから吐き出させることにより適用することができ る。この製品は毛髪上に残され、洗い流されない。四級化パンテノールは、カチ オン性シリコーンエマルジョン（Ｓｉｌｔｅｃｈ　Ｅ−２１４５ＣＧ）及び毛髪 固定剤ポリマーと相溶性であった。この配合物は、良好なコンディショニングを もたらし、毛髪に腰を与えた。

ｌｌ エーロゾルヘアスプレー 担　（１１人名　腹水Ｚ血豊名　社ｂ　吸仙Ａ　ＳＤ　アルコール　４θ　ＳＤ 　アルコール　４０　９１．３５　溶媒ビニルカフ’ｏラクタム／ＰＶＰ／　Ｇ ａｆｆ１ｘＶＣ−７１３’　８．００　毛髪固定剤シ゛メチルアミノエチルメタ クリレートコポリマー Ｂ　本発明　四級化へ°ンテノール’　０．５０　ヘアコンテ゛インゴナ−Ｃ香 　料　天然シトラス香＃９０１２１９”　０．１５　香料１００、００ ’ＧＡＦ　Ｃｈｅｍｉｃａｌｓ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ２本明細書の実施例Ｉ Ｉ ’ＦｌａｖｏｒＳｃｅｎｔｓ、Ｉｎｃ。

■＝ Ａ相をビーカー中に秤量し、次いで透明で一様になるまで混合した。Ｂ相、次い でＣ相を、Ａ相へと混合しながら添加した。このバッチを、透明で一様となるま で混合した。

蕊及ｙ金曹Ω笠並： 仕上がったヘアスプレーは透明な、注入可能な液体であり、非エーロゾルポンプ 式ディスペンサーを介して吐き出させることができる。四級化パンテノールは、 毛髪固定剤ポリマー及びエタノールと相溶性であった。この配合物は、コンディ ショニングをもたらし、毛髪固定剤ポリマーを可塑化した。

ＩＩＩ イヘアコンデ　シ　ナー 担　見工旦へ名　腹ゎ］１洛　動　吸舵Ａ　水　脱イオン水　６７、３５　溶媒 メチル八０ラヘ゛ン　Ｔｒｉｓｅｐｔ　Ｍ”　０．１５　防腐剤Ｂ　ステ７ラル ：＋：つＡりｏ＋Ｊ）’　１Ｉａｑｕａｔｓｃ−１８（２５％）”４．００　帯 電防止剤セトｑそニウムクロリビ　Ａｌｌ１ｉｏｎｙｘ　Ｃｅｔａｃ’　４．０ ０　脱絡み剤本発明　四級化へ°ンテノール’　４．００　コンディショナーＣ ｙ”ｏピルへ°ラヘ”ン　Ｔｒｉｓｅｐｔ　Ｐ”　０．１０　防腐剤乳化ワック スＮＦ　Ｔ−Ｗａｘ２８．００　乳化剤セテアリルアルコール　セテアリルアル コール　３．００　増粘剤アホ゛ｂ°ド油　Ａｖｏｃａｄｏ　Ｏｉｌ”　４．０ ０　軟化剤Ｄ　香　料　Ｂｅｒｂａｌ　Ｔｅａ　Ｅ−８３８７’　０．２０　香 料・Ｅ　イミタ゛ソ゛リシ゛ニル尿素　Ｔｒｉｓｔａｔ　ＩＵ”　０．５０　防 腐剤水　脱イオン水　Ｊ　溶媒 ｉｏｏ、　ｏ。

１＾ｍｅｒｃｈｏｌ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ”Ｔｒｉ−Ｋ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉ ｅｓ、Ｉｎｃ”Ｍａｓｏｎ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｃｏｍｐａｎｙ’５ｔｅｐａｎ 　Ｃｏｍｐａｎｙ ５本明細書の実施例ＩＩ ’Ｐｈｏｅｎｉｘ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ、　Ｉｎｃ。

’Ｓｈｙ　Ｍｕｄｇｅ　ａｎｄ　Ｃｏｍｐａｎｙ王厘： Ｕｃａｒｅ　Ｐｏｌｙｍｅｒ　ＪＲを水中に分散した。このポリマーが分散した 後、メチルパラベンを添加した。次いでＡ相を６０℃に加熱した。次いでＢ相を Ａ相へと混合しながら添加した。Ｃ相を７０℃に加熱し、次いでサイトスウィー プ攪拌器をで混合しながら、相ＡＢへと添加した。このバッチを冷却し、４５℃ になるまで混合してＤ相を添加し、次いでＥ相を添加した。このバッチを混合し 、４０℃まで冷却して、ジャーへと注入した。

友處ｙ丘惣Ω笠丘： 仕上がったコンディショナーは濃厚な、白色クリームであワた。

この配合物は毛髪に適用し、５−２０分放置してから洗い流すことを意図したも のである。四級化パンテノールは、配合物中の他のカチオン成分と相溶性であっ た。この配合物は、特にダメージを受けた、化学的に処理された（脱色及びパー マ）毛髪について良好なコンディショニングを与え、腰を付与した。

Ａ　水　蒸留水　７５．３５　溶媒 Ｂ　同　右　り゛リセリン　５．００　湿潤剤メチルバラへ’ｙ　Ｔｒｉｓｅｐ ｔ　Ｍ’　０．２０　防腐剤プロピルへ°ラヘ’ｙ　Ｔｒｉｓｅｐｔ　Ｐ’　０ ．１０　防腐剤ＣＡｍｉｇｅｌ’　０．４０　増粘剤 Ｄ　本発明　四級化パンテノール２　２．００　スキンコンテ゛イシ茸ナーＥ　 乳化ワックスＮＦ　Ｔ−Ｗａｘ’　３．５０　乳化剤同　右　Ａｖｏｃａｄｏ　 Ｏｉｌ’　２．５０　軟化剤同　右　Ｊｏｊｏｂａ　Ｏｉｌ’　２．５０　軟化 剤スフアラｙ　Ｔｒｉｌａｎｅ’　５．００　軟化剤シ゛メチコン　５ｉｌｔｅ ｃｈ　Ｆ−３５０’　０．３０　軟化剤酢酸トコフェロール　酢酸ビタミンＥ’ 　０．２０　ビタミンＦ　同　右　フェノキシエタノール’　０．７０　防腐剤 香　料　Ｆｒａｇｒａｎｃｅ　ＴＣ−３１６”　０．２５　香料ｉｏｏ、ｏ。

’Ｔｒｉ−Ｋ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ、　Ｉｎｃ２本明細書の実施例ＩＩ ”Ｓｈｗ　Ｍｕｄｇｅ　ａｎｄ　Ｃｏｍｐａｎｙ■り但二 Ａ相を７５℃に加熱した。パラベンをグリセリン中に分散した。

次いで、Ａｍｉｇｅｌをグリセリン中に分散した。このグリセリン混合物を水に 添加し、プロペラで激しく混合した。次いでＤ相を水相に添加した。Ｅ相を７５ ℃に加熱し、混合しなから水相に添加した。混合をサイトスウィープ攪拌に切り 換え、バッチを４５℃に冷却した。

次いでこのバッチにＦ相を添加した。バッチを混合し、室温に冷却した。

仕上がったローションは、白色の中庸の粘度のローションであった。四級化パン テノールは、配合中の全てのノニオン成分と相溶性であった。この配合物は、肌 をやわらげ、滑らかにし、コンディショニングする特性をもたらした。

夾−鑑−ｆｌＭ ニ　−　ロジ−１ ｍ　区分Ｚ血■名　！ｈ　盪艙 Ａ　Ｎｅｕｔｒｏｇｅｎａ”棒状石鹸’　９８．０　棒状石鹸Ｂ　四級化パンテ ノール２　２．０　スキンコンテ゛イシｍｔ−’Ｎｅｕｔｒｏｇｅｎａ　Ｃｏｒ ｐｏｒａｔｉｏｎ２本明細書の実施例ＩＩ Ａ相を７２℃に加温し、Ｂ相をＡ相へと、低剪断混合しながら添加した。このバ ッチを僅かに冷却し、型に注入した。仕上がった棒状石鹸は透明な、琥珀色の固 体であった。四級化パンテノールは、Ｎｅｕｔｒｏｇｅｎａ”棒状石鹸中のアニ オン石鹸及び界面活性剤と相溶性であった。棒状石鹸中に四級化パンテノールを 用いることにより泡立ちが改善され、洗顔後の肌の感触が向上したことにより証 明された、補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成５年８ 月４日

Claims (40)

【特許請求の範囲】
1. １．次式： ▲数式、化学式、表等があります▼ を有し、式中、Ｒ，Ｒ１，Ｒ２及びＲ３が各々個別に、炭素数１から２４の直鎖 又は分岐鎖アルキルである化合物。。
2. ２．Ｒ１，Ｒ２及びＲ３がメチルである、請求項１の化合物。
3. ３．Ｒがステアリル（Ｃ１８Ｈ３７）である、請求項２の化合物。
4. ４．Ｒがラウリル（Ｃ１２Ｈ２５）である、請求項２の化合物。
5. ５．ｄ−パンテノールから誘導された、請求項１の化合物。
6. ６．Ｒがメチルである、請求項２の化合物。
7. ７．トリメチル四級化パンテノール化合物。
8. ８．ステアリルジメチル四級化パンテノール化合物。
9. ９．ｄ，１−パンテノールと、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中Ｒ，Ｒ１，Ｒ２及びＲ３が各々別個に、炭素数１から２４の直鎖又は分岐鎖 アルキルであるものとの反応生成物である化合物。
10. １０．Ｒ１，Ｒ２及びＲ３がメチルである、請求項９の化合物。
11. １１．Ｒがステアリル（Ｃ１８Ｈ３７）である、請求項１０の化合物。
12. １２．Ｒがメチルである、請求項１０の化合物。
13. １３．Ｒがラウリル（Ｃ１２Ｈ２５）である、請求項１０の化合物。
14. １４．請求項１の化合物を含むヘアスタイリング製品。
15. １５．請求項１の化合物を含むエーロゾルムース。
16. １６．請求項１の化合物を含む非エーロゾルムース。
17. １７．請求項１の化合物を含むエーロゾルヘアスプレー。
18. １８．請求項１の化合物を含む非エーロゾルヘアスプレー。
19. １９．請求項１の化合物を含む整髪ローション。
20. ２０．請求項１の化合物を含むヘアスタイリングジェル。
21. ２１．請求項１の化合物を含むカール再生ローション。
22. ２２．請求項１の化合物を含むカール活性化剤。
23. ２３．請求項１の化合物を含むヘアケア製品。
24. ２４．請求項１の化合物を含むシャンプー製品。
25. ２５．請求項１の化合物を含むコンディショナー製品。
26. ２６．請求項１の化合物を含むヘアカラー製品。
27. ２７．請求項１の化合物を含むパーマネントウェーブ製品。
28. ２８．請求項１の化合物を含むヘアリラクサー製品。
29. ２９．請求項１の化合物を含む毛髪脱色製品。
30. ３０．請求項１の化合物を含む身体ケア製品。
31. ３１．請求項１の化合物を含む浴用製品。
32. ３２．請求項１の化合物を含む髭剃り製品。
33. ３３．請求項１の化合物を含む日光ケア製品。
34. ３４．請求項１の化合物を含むスキンケア製品。
35. ３５．パンテノールを、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中Ｒ，Ｒ１，Ｒ２及びＲ３が各々別個に、炭素数１から２４の直鎖又は分岐鎖 アルキルである化合物と反応させることからなる、パンテノールの直接性を増大 させるための方法。
36. ３６．Ｒ１，Ｒ２及びＲ３がメチルである、請求項３５の方法。
37. ３７．Ｒがステアリル（Ｃ１８Ｈ３７）である、請求項３６の方法。
38. ３８．Ｒがメチルである、請求項３６の方法。
39. ３９．Ｒがラウリル（Ｃ１２Ｈ２５）である、請求項３６の方法。
40. ４０．パンテノールがｄ−パンテノールである、請求項３５の方法。 四級化パンテノール化合物及びその使用