JPH06502732A - 頁をめくることのできる簿冊をグラフィックスで表示するコンピュータ装置及び方法 - Google Patents

頁をめくることのできる簿冊をグラフィックスで表示するコンピュータ装置及び方法

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JPH06502732A
JPH06502732A JP3517490A JP51749091A JPH06502732A JP H06502732 A JPH06502732 A JP H06502732A JP 3517490 A JP3517490 A JP 3517490A JP 51749091 A JP51749091 A JP 51749091A JP H06502732 A JPH06502732 A JP H06502732A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般にデータ処理システムにおいては、ディジタル・プロセッサが、様々なプロ グラムを実行した上で、その実行出力を、プログラムが指定している出力光、そ のうちのほんの幾つかを例示するならば、例えばメモリ・ファイルや、ビデオ・ ディスプレイ、それにプリンタ等を挙げることができる、へ向けて送出するよう にしている。また、対話式プログラムでは、出力を連続して発生してビデオ・デ ィスプレイ上に表示するようにしており、それによってユーザが、そのプログラ ムの実行中に、そのディスプレイの表示を見られるようにしている。更に、直感 性の向上ないし操作の容易化のために、出力画面ビューの中で、様々なアイコン や、インターフェース・グラフィックスを利用するということが行なわれている 。
最も一般的に利用されているインターフェース・グラフィックスは、1つの画面 ビューの中に複数のアイテムをディスプレイする場合である。インターフェース ・グラフィックスと、それに関連したユーザ・インターフェースとを利用するこ とによって、ユーザは、複数のアイテムを組み合せて1つの集合体を編成するこ とができ、更にその集合体を1つのアイコンで表わすことができる。このように したならば、ユーザは、その1つのアイコンに対して操作を施すだけで、そのア イテムの集合体を構成している複数のアイテムの全てに対してその操作を一括し て施せるようになり、従って、1つずつのアイテムに対して個別に操作を施さず とも良いようになる。また一般的に、この種のアイコンを作成した場合でも、そ れによって、ユーザが必要に応じて個々のアイテムに対して個別に操作を施すこ とが不可能になるということはない。従って、インターフェース・グラフィック ス及びアイコンを利用することによって、データ処理システム内の複数のアイテ ムを取り扱う作業が、ユーザにとって非常に楽なものとなる。
広く一般的に使用されているアイコン及びインターフェース・グラフィックスに 付随する問題のうちの1つに、ビデオ・ディスプレイの画面ビューの中に、それ らエレメントが表示されるときに、それらが2次元図形として表示されるという ことに起因する問題がある。例えば、1頁のドキュメントを収容しているフォル ター・アイコン(folder 1con)も、多頁のドキュメントを何部も収 容しているフォルター・アイコンも、通常、同一形状で同一サイズの外観で表示 される。
即ち、フォルター・アイコンは、そのフォルターの厚さを表わすことができず、 そのため、ユーザがそのフォルターを「オープン」するか、或いは、そのフォル ターに対して何らかの操作を施すということがなければ、そのフォルターの中に 収容されている内容物の分量は分からない。ただし、最近になって、3次元的な 外観で表示するようにしたアイコンであって、その3次元的な外観によって、そ のアイコンに関連しているアイテムの個数を概略的に表示し得るようにしたもの も作成されている。
広(一般的に使用されているインターフェース・グラフィックス及びアイコンに 付随している更なる問題として、それらの機能に起因する問題がある。具体的に 説明すると、例えば、あるアイコンが、オフィス内で日常的に使用されている何 らかの物品、例えばフォルター、アドレス帳、カレンダー等、の姿をかたどった ものであるならば、そのアイコンの機能は、その姿をかたどった物品の機能にそ っ(りそのまま対応したものでなければ、ユーザにとって本当に使い勝手の良い ものであるとはいえない。一般的に、アイコンの機能のうちには、そのアイコン の姿をかたどった元の物品の機能にそっくり対応したものもあるが、中には、デ ータ処理システムのプロトコル、及び/または、その他のシステム動作との間の 整合性を考慮して定められた機能もある。この場合、夫々の機能の間で利害が対 立することもあり、その対立を解消する上で、ユーザにとっての使い勝手の良さ は、しばしば犠牲にされている。
従って、データ処理システムにおけるインターフェース・グラフィックス及びア イコンを改善することがめられている。
発明の概要 本発明は、ビデオ・ディスプレイの画面ビューの中に簿冊(book)を模擬表 示するコンピュータ装置及び方法を提供するものである。より詳しくは、本発明 では、データをもつ複数のエンティティを、一連の順序に、ただし順序変更可能 に、そして1本の軸に沿って整合させて、配置するようにしている。更にそれら 複数のエンティティの各々が、直前のエンティティと直後のエンティティとのい ずれか一方のエンティティ上に重なってそのエンティティを覆い隠すようにして おり、エンティティの覆い隠されていない部分のデータだけが見えるようにして いる。
本発明のプロセッサ手段は、ユーザが、一連の順序をなしているエンティティの うちの所望のエンティティの覆い隠されていない部分に対して選択操作を行うと 、それに応答して動作する。このプロセッサ手段は、ユーザのその選択操作に応 答して、その所望のエンティティを、その一連の順序の中において、全(覆われ ていない状態でディスプレイするようにし、それによって、その所望のエンティ ティのデータを見ることができるようにする。これを行なうために、このプロセ ッサ手段は、一連の順序のディスプレイを変化させ、その際に、その一連の順序 において前記所望のエンティティより後に位置する各々のエンティティが、夫々 の直後のエンティティの大部分を覆い隠すようにして、それらエンティティをデ ィスプレイし、また、その一連の順序において前記所望のエンティティより前に 位置する各々のエンティティが、夫々の直前のエンティティの大分部を覆い隠す ようにして、それらエンティティをディスプレイするようにしている。
更に、各々のエンティティに対しては、画面ビューの両側辺の間の位置である画 面位置を、一連の順序の中の順序位置の関数として定めである。そして、あるエ ンティティを、覆い隠されていない状態でディスプレイするときには、そのエン ティティを、そのエンティティに対応した画面位置に配置してディスプレイし、 このとき、一連の順序をなしているその他のエンティティは、覆い隠されていな い状態のそのエンティティの側から画面ビューの側へ向かって、互いに重なり合 った状態で並ぶことになる。これにより、覆い隠されていないエンティティが、 ある1つのエンティティから次のエンティティへ、続いて、一連の順序の一端か ら他端へ向かって、見ることができるデータの画面ビュー位置が、画面ビューの 一側から他側へ連続して変化して行く。そのために本発明では、簿冊の頁(ペー ジ)を次々とめくって行く動作がグラフィックス表示され、このグラフィックス 表示におけるディスプレイの仕方は、(1)覆い隠されていない状態のエンティ ティを、一度に1つずつ、一連の順序で、そのエンティティに対応した画面位置 にディスプレイして行き、その際に、順序がそのエンティティより後の夫々のエ ンティティが一連の順序で互いに重なり合うように腰また、順序がそのエンティ ティより前の夫々のエンティティも一連の順序で互いに重なり合うようにしてデ ィスプレイすること、それに、(ii)覆い隠されていないエンティティの画面 位置が、簿冊表示の一端(表紙)の画面位置から、簿冊表示の他端の画面位置へ 向かって、所定の変化型で変化して行くようにディスプレイすることである。
従って、それらエンティティは、簿冊表示の夫々の[葉(よう)(leaf)J としての機能を果たすことができる。また、それらエンティティは、両面使用( 前面と背面とを共に頁として使用する)の葉とすることが好ましい。両面使用の 葉とした場合には、各々の葉はその片面だけが見えるように表示される。そして 、背面が見えるように表示される各々の葉は、夫々の直前の葉の背面の上に重な った状態で表示され、また、前面が見えるように表示される各々の葉は、夫々の 直後の葉の前面の上に重なった状態で表示される。尚、簿冊表示は、開いた状態 と、閉じた状態と、頁めくり状態とでディスプレイされる。
本発明の1つの特徴は、厚さを有する簿冊及びその動作のグラフィック表示がコ ンピュータ手段によって提供されるようにしたことにある。
本発明の別の1つの特徴は、所望のエンティティに対して複数のタブを除去可能 に取り付けられるようにしたということにある。それらのタブは、その寸法、メ ツセージないしパターンのデザイン、それにエンティティ上での位置を、ユーザ 定義可能にし得るものである。また、複数の所定のパターンのデザインや複数の 所定の位置を定めておき、ユーザがそれらから適当なものを選択できるようにし ておくことも可能である。更に、本発明の好適実施例では、プロセッサ手段が実 行する処理手順によって、夫々のエンティティ上のタブの位置が自動的に調整さ れるようにしている。この処理手順は、プロセッサ手段が、それらタブの視認性 を向上させるために、一連の順序のディスプレイを変化させる作業の一部として 実行する。
ユーザが、あるタブに対して選択操作を行なったならば、プロセッサ手段が、そ のタブが取り付けられているエンティティを、覆い隠されていない状態で、対応 した順序位置にディスプレイする。プロセッサ手段は、これを達成するために、 一連の順序のディスプレイを変化させ、選択されたタブが付けられているエンテ ィティより順序が後の各々のエンティティが、夫々の直後のエンティティの上に 重なるようにし、順序が前の各々のエンティティが、夫々の直前のエンティティ の上に重なるようにする。
本発明の別の実施例では、覆い隠されてないエンティティの近(に位置している エンティティがその直前または直後のエンティティによって覆い隠される程度を 、覆い隠されていないエンティティからより遠(に隔たって位置しているエンテ ィティがその直前または直後のエンティティによって覆い隠される程度よりも小 さくしている。そのため、一連の順序のエンティティによって表現される簿冊は 、厚みを有する簿冊となっており、即ち、その簿冊を開いたときに、その開いた 頁に近い頁が覆い隠される程度が、その開いた頁からは遠くそして簿冊の端部に 近い頁が隣接する頁によって覆い隠される程度よりも、小さくなっている。
本発明の更に別の1つの特徴は、エンティティに、実際の簿冊の頁番号と同様の 通し番号を付与するようにしていることにある。更に、一連の順序の中における 各エンティティの位置を示すための、その他の表示も用意されている。その種の 表示の一例は、一連の順序のうち所定個数のエンティティ毎の、例えば、エンテ ィティ10個毎の、或いは、エンティティ100個毎の、マーカーである。また 、その種の表示の別の一例を挙げるならば、頁番号の低い桁の数値を、夫々のエ ンティティの覆い隠されていない角部に表示することも可能にしである。
更に加えて、複数のエンティティの順序位置を並べ替えるためのコンピュータ処 理手順を採用するようにしても良く、ユーザがコマンドを発したときに、エンテ ィティに対応した更なる情報をディスプレイするためのコンピュータ手段を採用 するようにしても良い。更には、一連の順序の複数のエンティティに対して、エ ンティティの挿入及び削除を施すためのコンピュータ処理手段を採用するように しても良い。
図面の簡単な説明 本発明の以上の目的、特徴及び利点、並びに、本発明のその他の目的、特徴及び 利点は、添付図面に示した本発明の好適実施例に即した、以下の、より詳細な説 明によって明らかとなる。尚、添付図面では、同一の構成要素に対しては、異な った図においても同一の引用符号を使用している。また、添付図面は必ずしも正 確な縮尺ではな(、本発明の原理を理解し易いように、適宜強調して描いである 。
図1は、本発明を用いたデータ処理システムの概略図である。
図2a〜図21は、本発明の一実施例の画面ビューを例示した図である。
図3a〜図3eは、本発明の別の実施例の画面ビューを例示した図である。
図4は、本発明の更に別の実施例の画面ビューを例示した図である。
図58及び図5bは、本発明の実施例を支持するためのソフトウェア・プログラ ムのフローチャートである。
図6は、図5a及び図5Bのソフトウェア・プログラムに用いたデータ構造の概 略図である。
好適実施例の詳細な説明 先ず、概略的に述べるならば、本発明は、コンピュータ・グラフィック装置を開 示するものであり、このコンピュータ・グラフィック装置は、厚さを有する簿冊 の表示、即ち、一連の順序を有する多数のエンティティから成る集合体を、それ に付随するユーザ・インターフェースと共に提供するコンピュータ装置である。
より詳しく説明するならば、本発明に係るこのコンピュータ装置は、簿冊表示と の間のユーザの対話操作に応答して、その簿冊表示を、様々な状態でディスプレ イする。ここでいうところの簿冊表示の様々な状態には、例えば、おもて表紙を フル・ディスプレイする「閉じ状態」、ある1つの頁を開いた状態(或いは、あ る見開きの2つの頁を開た状態)、多くの頁をめくる状態、それに裏表紙をフル ・ディスプレイする「閉じ状態」等が含まれるが、ただし、これら状態に限定さ れるものではない。
簿冊表示の概念構成について説明すると、先ず「葉(よう)」と呼ぶものを1つ の単位とし、順序付けして並べた1つのスタック即ち連続体としたものが、この 簿冊表示である。1枚の葉は2つの面を持ち、そのうちの一方は常に、葉の連続 体の開始点の方(即ち、スタックのトップの方)を向いており、また、他方は常 に、葉の連続体の終了点の方(即ち、スタックのボトムの方)を向いている。
従って各々の葉は、葉の連続体の中では、一連の順序に維持されると共に、その 葉の前面がその順序における前の方、背面が後の方という向きに維持され、この 点は、実際の簿冊ないしバインダの中の頁と同様である。1枚の葉の各々の面は 、1頁分の情報を提供するものであり、広い概念でとらえるならば、ディスプレ イすべきデータをもつエンティティを提供する。また、その情報ないしデータに は、画像やテキストそれにグラフィックス等が含まれる。
好適実施例においては、葉の連続体の中の先頭の葉及び最後の葉には、夫々、簿 冊表示のおもて表紙、及び裏表紙としての機能を果たさせるようにしている。
これら先頭の葉と最後の葉とに関しては、先頭の葉は前面のみが、また最後の葉 は背面だけが情報を提供するようにしても良く、これは任意である。また、具体 的な例として、例えば、おもて表紙には、題名、著者ないし編者、それに情報を 収集した日付は等を記入し、一方、裏表紙には「終り」と記入してお(のち1つ の方法である。更に、スタックのトップに位置する葉の、特にその前面(即ち、 葉の連続体の開始点の側を向いている方の面)も、簿冊を開いたときの見開きの 2つ頁のうちの一方の頁として扱うようにしている。見開きの2つの頁の情報− データのみを、簿冊表示の中にフル・ディスプレイする(即ち、その全体を見る ことができる)ようにしている。
従って、簿冊表示を「開いて」、ある葉の面(即ち、頁)を開けるには、その所 望の葉の面より前に位置する面を持った全ての葉を、その一連の順序のまま、元 のスタックの最上部から、前面を上に向けて位置していたものを、今度はその前 面を下に向けて、第1スタツク半休の上へ移動させるようにする。こうすること によって、葉の連続体の中の先頭の葉は、第1スタツク半休の最下部に、前面を 下に向けて置かれることになり、移動された後続の葉は、次々と、前面を下に向 けて先頭の葉の上に重ねて置かれて行き、それによって第1スタツク半休を形成 していく。一方、その所望の葉よりも後に位置する葉は、それらの一連の順番を 保ったまま、そして前面を上に向けたままで、元のスタックの中に存在しており 、従って、残されたスタック半休の中に存在している。2つのスタック半休の夫 々の最上部に位置している2枚の葉の、夫々の上向きの面の情報ないしデータが 、簿冊表示を現在量いているところの、見開きの2つの頁になる。
これら2つの頁の情報ないしデータだけが簿冊表示の中にフル・ディスプレイさ れる。この後のこの簿冊表示の開く頁を変更する場合にも、以上と同様にする。
即ち、2つのスタック半休の間でそれら葉の一連の順序を保ったまま葉を移動さ せ、且つ、それら葉の前面が葉の連続体の開始点の方を向き、背面が葉の連続体 の終了点の方を向いた状態を保つようにする。
簿冊表示を開いた位置にある見開きの2つの頁より前の頁(即ち、第1スタツク 半休の中にある葉の頁)は、それら2つの「開いている」頁の一方の側方に、一 連の順序で互いに重なった姿でディスプレイされる。一方、簿冊表示を開いた位 置にある見開きの2つの頁より後の頁(即ち、第2スタツク半休の中にある葉の 頁)は、それら2つの「開いている」頁の他方の側方に、やはり一連の―序で互 いに重なった姿でディスプレイされる。
更に、この簿冊表示の3次元的な形状と挙動とを表現するために(即ち、この簿 冊表示をユーザが見たときに、多数の頁の厚さがあるように見えるようにするた めに)、本出願人は以下のようにしている。即ち、先ず、簿冊表示の各々の葉の 面(即ち、頁)に対して、その頁をフル・ビューでディスプレイするときの(従 って、簿冊表示を、その頁を開いた状態でディスプレイするときの)、その頁の 画面ビューの中における位置を定めである。より詳しく説明すると、葉の前面の 、画面ビューの位置は、一連の順序で、1本の軸線に沿って、画面ビューの中を 横切って、その画面の一方の側から他方の側へ向かって所定距離ずつ間隔をとる ようにしである。また、葉の背面の、画面ビュー位置も、一連の順序で、その1 本の軸線に沿って、画面ビューの中を横切って、その画面の一方の側から他方の 側へ向かって所定距離ずつ間隔をおくようにしである。更に加えて、葉の背面の 画面ビュー位置は、その葉の前面の画面ビュー位置に対してオフセットさせてあ り、そのオフセット量は、開いた状態の簿冊表示の、その見開きの頁(即ち、1 枚の葉の背面と、それに続く次の葉の前面)が、並んでディスプレイされるよう にしである。そして、そうするために、簿冊表示を開いた位置にある見開きの2 つの頁の画面ビュー位置は、この簿冊表示を形成している葉の連続体における、 それら頁の(対応する葉の)順序位置の関数として変化する。
換言すれば、簿冊表示を形成する一連の複数の葉を、画面ビューの1本の軸線に 沿って配置するようにしている。そして、簿冊表示が、その簿冊表示を形成して いる葉の連続体の開始点の頁を開けた状態でディスプレイされるときには、その 頁が、上記軸線の一方の端部の近くの位置にディスプレイされる。また、簿冊表 示が、その簿冊表示を形成している葉の連続体の中間の頁を開けた状態でディス プレイされるときには、その頁が、画面ビューの中の、上記軸心の中間の位置に ディスプレイされる。そして、簿冊表示が、その簿冊表示を形成している葉の連 続体の終了点の近くの頁を開けた状態でディスプレイされるときには、その頁が 、上記軸線の他方の端部の近くの位置にディスプレイされる。従って、ある頁か ら目的とする頁までの一連の頁が、その一連の順序に従って次々とめ(られてい る状態をディスプレイしているときには、−瞬だけその頁を開かれて、見える状 態で表示される頁(フル・ビューで)の画面ビュー位置は、画面ビューの上記軸 線に沿って、目的頁の画面ビュー位置へ向かって移動して行く。
本発明では更に、特定の頁(葉の面)をフラッギング(flagging)様々 なタブや、簿冊表示の中における、頁の順序位置を示すための様々なマーカーを 使用しており、これらについては、以下に、本発明の様々な実施例について説明 して行(中で明らかにする。
本発明の実施例の好ましい一例は、データ処理システムに使用するソフトウェア ・プログラムとして構成するものであり、そうした場合の、そのデータ処理シス テムの一例を図1に示しである。先ず、このデータ処理システムはディジタル・ プロセッサ15を含んでおり、このディジタル・プロセッサ15は、対話式タス ク13の中で、本発明に係るソフトウェア・プログラム11を実行する。このデ ータ処理システムの様々なI10デバイスによって、本発明に係るプログラム1 1を実行しているときの、このプログラム11との間のユーザ・インターフェー スが提供される。より詳しく説明すると、ディジタル・プロセッサ15に接続さ れているビデオ・ディスプレイ装置25は、本発明に係るプログラム11の実行 中に、様々な画面ビューの中にこのプログラム11の出力をディスプレイする。
同じくディジタル・プロセッサ15に接続されている、キーボード27、マウス 29、それにスタイラスとタブレットは、本発明に係るプログラム11の実行中 に、このプログラム11に対するユーザ入力を発生したり、中継したりする。
以上のディスプレイ装置25、キーボード27、マウス29、スタイラス31と タブレット、それに更にその他のI10デバイスによって、ユーザ・ワークステ ーション端末が形成されている。ディジタル・プロセッサ15には、この種のユ ーザ・ワークステーション端末を1以上接続しても良(、その場合には、ローカ ル・エリア・ネットワーク(LAN)や、その他のネットワーク形態のバスを介 して接続することができる。ネットワークを使用した場合には、本発明に係るソ フトウェア・プログラム11のコピーを、各々のワークステーションに常駐させ 、それらワークステーションの夫々でそのコピーのプログラムを並行して実行さ れるようにすることも可能である。一方、ユーザ・ワークステーション端末が1 台だけの場合には、ディジタル・プロセッサ15をシングル・タスク・タイプの ものとすることができ、一度に本発明に係るソフトウェア・プログラム11のコ ピーの1つだけが実行される。
このユーザ・ワークステーション端末の好ましい一例は、本願発明の譲受人に譲 渡された米国特許出願第245419号に開示されている。尚、同米国特許出願 に記載されている、ワークステーションと、スタイラス付きタブレットを用いた ユーザ・インターフェースとについての詳細な説明を、この言及をもって本開示 に援用する。また、以後の説明において「ユーザが選択する」というとき、それ は、画面ビューのカーソルを、ディスプレイされている所望のアイテムの上に合 わせて、入力デバイスを活性化する(例えばキーボードのキー操作、マウスのボ タン、或いはスタイラスの操作)ことをいう。また、「ユーザが画面ビューのカ ーソルの位置合せをする」というとき、それは、キーボードのキー、作業面での マウスの移動、或いはタブレットの表面に対するスタイラスの相対的な移動等に よって、カーソルを移動させることをいう。
図2a〜図21は、本発明の一実施例の動作を例示した一連の画面ビューの図で ある。図2aには簿冊表示35が「閉じ状態」で示されており、表紙37(先頭 の葉の前面)には、様々な表示文字が記入されている。この表紙37の側方に隣 接して並んでいる一連の縦線39は、簿冊表示35の厚みを形成している一連の 複数の葉を表わしている。基本的に、各々の葉は、大部分がその直前の葉が上に 重なることによって覆い隠されて、側縁部(縦線で示す)だけが露出した状態で 表示される。簿冊表示35の中で、ある葉が覆い隠されていない状態で表示され る(即ち、その頁の全体が表示される)のは、簿冊表示35が、その葉の一方の 面(前面ないし背面)を開けるように開かれたときだけである。この場合には、 見開きの2つの面(即ち、1枚の葉の背面と、それに続く葉の前面)が、覆い隠 されていない状態でディスプレイされる。また、覆い隠されていない状態の累の 前面より前に位置している各々の葉は、その葉の直前の葉の上に重なってその大 部分を覆い隠した状態でディスプレイされており、また、全く覆い隠されていな い状態の葉の後面より後に位置している各々の葉は、その葉の直後の葉の上に重 なってその大部分を覆い隠した状態でディスプレイされている。
簿冊表示35の一連の葉39をこのようにして表示することによって、簿冊表示 35の厚みを示すことができる(即ち、2次元的な画面画像において3次元的な 感覚を与える)ばかりでなく、更に、簿冊表示35の終了点に対する各々の葉の 相対的な順序位置をも示すことができる。即ち、縦線39が表紙37に近い位置 にディスプレイされる程、その縦線に対応した葉は、簿冊表示35を形成してい る葉の連続体の開始点の近くに位置しており、また逆に、縦線39が表紙37か ら遠くにディスプレイされる程、その縦線に対応した葉は、葉の連続体の終了点 の近くに位置していることが分かる。
以上において、ユーザは、簿冊表示35の所望の頁を開けるためには、その所望 の頁を含んでいる葉を表現しているところの、その葉に対応した縦線39を選択 する。この選択操作を容易にするために、画面のカーソル41を、十字形のカー ソル(例えば、照準線として使用される十字線等)が、それに類似した形状のも のとすることが好ましい。更に、所定本数の縦線39毎に(所定枚数の葉39毎 に)、具体的には例えば、葉の10枚毎に(即ち20頁毎に)、1つの指掛は式 タブ43を表示しである。従って、もしユーザが、例えば簿冊表示35の第54 頁及び第55頁を開けたいと考えるならば、ユーザは、図2aに示したように、 表紙37の右方の、第2番目の指掛は式タブ43bからその次の第3番目の指掛 は式タブ43cまでの間の、3分の2の位置にカーソル41を位置合せしく簿冊 表示の第40頁、及び第60頁に対応している)、そして適当な入力デバイス( 即ち、キーボードのキー、マウスのボタン、或いはスタイラスの先端)を操作す れば良い。このディスプレイの仕方から明らかなように、指掛は式タブ43の、 位置、大きさ、それにラベル付は等は、様々に異なったものとすることができる 。
マウス29のボタンの押下、或いは、スタイラス31のペン先を押し付ける操作 、或いは、キーボード27のキーの操作によって、それら入力デバイスから、プ ロセッサ対話式タスク13の中で実行されている本発明に係るプログラム11へ 向けて、信号が送出される(図1参照)。本発明に係るプログラム11は、図2 aの画面ビューに対応したビット・マツプ17と、その画像ビューの中のカーソ ル41の位置とを参照することによって、その信号を解釈し、そして簿冊表示3 5の状態を、ユーザが選択した頁を「開いた状態」に変化させる。これを行なう ために、本発明に係るプログラム11は、ビット・マツプ17(図1)に変更を 施すことによって、簿冊表示35の表紙37がめ(られて開かれ、そして更にそ れに続く複数の奮39が、それらの一連の順序を保ったままで裏返され、その開 かれた表紙37の裏面の上に重ねられ、そしてこれを、簿冊表示35の状態が、 カーソル41が位置を指定している頁(即ち、ユーザが選択した頁)が開いた状 態になるまで、連続して行なうようにしている。これが完了した時点の画面ビュ ーを示したのが図2bであり、同図において、簿冊表示35は、第54頁と第5 5頁とが開いた状態で示されている。図2b〜図21から分かるように、夫々の 頁のデータに対して各々に頁番号を付与してお(ことが好ましく、そうしておけ ば頁のデータとそれに対応した頁番号とが、異なった葉の面にディスプレイされ ることがなくなる。
更に詳しく説明すると、本発明に係るプログラム11は、以下の前提の上に立っ て動作している。その前提とは、先ず、各々の葉の前面(即ち、表紙37の方を 向いている頁)は、それら前面の夫々の画面内位置が、一連の順序を保ちつつ、 表紙37の画面内位置から離れるように少しずつ右側へずれて行く(換言すれば 、表紙37の画面内位置よりも、画面の軸線の一端へ向かって少しずつ近付いて 行く)ようにしであること。そして次に、同様に、各々の葉の背面(即ち、表紙 37とは逆の方を向いている頁)は、その一連の順序の逆順を保ちつつ、それら 背面の夫々の画面内位置が、裏表紙(即ち、最後の葉の背面)の画面内位置から 離れるように少しずつ左側へずれて行く (換言すれば、裏表紙の画面内位置よ りも、画面の前記軸線の他端へ向かって少しずつ近付いて行く)ようにしである こと。
そして更に、先に述べたように、葉の背面の画面ビュー位置は、葉の前面の画面 ビュー位置からオフセットさせてあり、それによって、簿冊表示35の中の見開 きの2つの頁が、互いに隣接して、或いは略々互いに隣接して、並んで位置する ようにしであるということである。
従って、本発明に係るプログラム11は、簿冊表示35のうち、ユーザが選択し た頁の側縁部、即ち、その頁を表わしている縦線39より、図2aにおいて左側 に位置している部分を描き直すようにしている。より一般化した述べ方をするな らば、簿冊表示35が、現在状態から、ユーザが選択した頁を「開いた」状態へ と変化する際に、その変化をディスプレイするために、プログラム11は、この 簿冊表示35のうちの、(表紙がディスプレイされている場合には)表紙37か ら、または、現在状態において簿冊表示35が開かれている頁から、ユーザが選 択した頁の側縁部までの間の部分を描き直すのである。
本発明に係るプログラム11は、描き直しの対象となる簿冊の部分を描き直す際 には、ビット・マツプ17のビットをセットすることによって、ユ選択した頁に 対応した葉の面を、フル・ビュー(full view)で、簿冊表示35の中 のその頁に対応した画面ビュー位置にディスプレイするようにしている(この葉 の面は、その面の向かって右側ないし左側の側辺が、ユーザが選択した対応する 縦線39と対応している面である)。本発明に係るプログラム11は更に、ビッ ト・マツプ17のビットをセットすることによって、選択した頁と向かい合って いる頁(Iの面)を、フル・ビューで、簿冊表示35の中のその頁に対応した画 面ビュー位置である、選択された頁と並ぶ位置に、ディスプレイするようにして いる。
好適実施例においては、それら見開きの2つの頁の間には所定幅の隙間が存在す るようにしている。描き直しをする簿冊の部分のうちの残りの部分に関しては、 本発明に係るプログラム11は、ビット・マツプ17のビットをセットすること によって、新たにディスプレイしたそれら見開きの頁の外側の側縁部に隣接させ て一連の縦線39をディスプレイして行くようにしている。この一連の縦線39 は、描き直しをしない簿冊の部分に一連の縦線が存在している場合には、それら 一連の縦線に連続するように描かれる。
ユーザは、所望の頁選択する作業を行なう際に、入力デバイスを操作状態に維持 (例えば、スタイラス31のペン先を押し付けた状態を維持したり、マウスのボ タン29を押下した状態を維持して)することもできる。このようにした場合に は、本発明に係るプログラム11へ向けて更に追加の信号が発せられ、それによ って、カーソル41、が、ユーザが入力デバイスを操作している方向へ移動し、 それに続けて、更に葉39がめくられ、そのカーソル位置に対応した頁が開かれ ることになる。例えば、ユーザは、図2bの画面ビ、−に至る直前、或いは至っ た直後に、スタイラス31を操作状態に保つ(或いはマウスのボタンを押下状態 に保つ)ことによって、カーソル41を、然るべき量だけ更に右方へ(或いは左 方へ)移動させることができる。これによって、現在フル・ビューでディスプレ イされている頁の直後に(或いはその直前に)位置している何枚かの葉39が更 にめくられることになる。このときめくられる葉の枚数は、ユーザがカーソル4 1を移動させて横切った縦線39の本数に等しい。最終的に簿冊表示35は、カ ーソル41が現在指し示している頁の位!に静止する(即ち、その頁が開いた状 態になる)。図示の具体例では、図20に示したように、簿冊表示35は、図2 bに示した第55頁を開いた状態から、第61頁を開いた状態へと変化している 。
従って、簿冊表示35がユーザが選択した頁を開かれた状態にあるとき、この簿 冊表示35は、入力デバイスが活動状態に保たれている限り(即ち、スタイラス 31がペン先を押し付けた状態に保たれていたり、マウス29のボタンを押下し た状態に保たれている限り)は、ユーザが行なうカーソル41の(縦線39を横 切る左右方向の)移動に対して反応する活動状態に維持されるようにしである。
簿冊の成る頁から遠く離れた頁を新たに開く際には、ユーザは、入力デバイスを 必ずしも活動操作状態に保つ必要はなく、カーソル41を、中間の頁に対応する 各葉を横切って所望の頁に達するまで移動させれば良い。また、ユーザは、入力 デバイスを複数回にわたって操作することによって、複数の選択を行なうように しても良い。即ちユーザは、簿冊表示35の中の縦線39(即ち葉の側縁部)を 選択する際に、一度の1本ずつの縦線39を、図2aに関して説明したように、 異なった複数本の縦線39を選択することができ、かつ再選択をすることができ る。それに応答して、本発明に係るプログラム11は、簿冊表示35が現在開か れている頁から、新たに選択された頁(葉)までの間の中間に存在する頁(葉3 9)を、上で説明したようにしてめくる処理を行なう。
各々の頁(葉の側部)には、種々のアプリケーションのための様々なデータを記 しておくことができる。図示例では、簿冊表示35の頁には、ある特定のユーザ にとって意味のある抽象図形を記しである。頁に記しておくデータは、ある種の コンピュータ・プログラムで使用されているメニュー・アイコンとしても良い( 例えば、簿冊表示35の見開きの2つの頁のうちの一方の頁に、使用される可能 性のあるメニュー・アイコンを記入しておき、他方の頁にはそのアイコンを説明 した文章を記入しておくようにすることもできる)。或いはまた、頁に記してお くデータは、ドキュメントの小さなピクチャーとすることもでき、また、サブデ ィレクトリやファイル・システムのファイルの表示とすることもてき、また、そ の他の、スキャン又はざっと目を通される複数のアイテムの組とすることもでき る。
この簿冊表示35は、その頁のデータの内容の如何にかかわらず、有用な頁や興 味を引く頁が見つかったときには、即座にその頁を詳査、即ち詳読することがで き、また、その頁に適当に変更をして(1)その頁を拡大してディスプレイさせ たり、或いは、その頁に関連した資料の集合をディスプレイさせたりすることが でき、また、(i i)本発明に係るプログラム11を組み込んだアプリケーシ ョンの性質によっては、適当なサブプログラムを入力することもできる。対話式 プログラムの設計に熟達した当業者であれば、様々な種類の選択が可能な迂回処 理手順であって、それら処理手順の大部分が、最終的にはここに説明している簿 冊表示35の視覚ディスプレイへ回帰するような種々の処理手順に、容易に想到 し得るであろう。
好適実施例には、頁をめくる(即ち、葉をめくる)際の基本的なモードとして2 通りのモードを備えている。概略的に述べるならば、高速で頁をめくるモードが あり、ユーザがこのモードを選択するのは、途中に存在している資料を見ようと 思わない場合である。この高速で頁をめくるモードを実行する際には、簿冊表示 35が開かれている頁から、簿冊表示35を開こうとしている目標頁までの間の 中間頁に関しては、フル・ビューで表示すべき位置にある頁45(図2d)を、 空白の状態で表示する。これを行なうために、本発明に係るプログラム11は、 上で説明した描き直しのステップを実行している間中、簿冊をめくっている途中 で開かれる中間頁のフル・ビュー表示が空白になるように、ビット・マツプ17 のビットをセットするようにしている。更に、本発明に係るプログラム11は、 頁をめくっている間は、空白の頁の然るべき側の側方に、一連の縦線39がディ スプレイされるように、ピント・マツプ17をセットするようにしている。
一方、低速で頁をめくるモードを選択した場合には、ある頁(即ち、葉の面)を 開いた状態で簿冊表示35がディスプレイされたときに、その頁に記されている 全てのデータないし情報(アイコン、テキスト、グラフィックス等)が、実際に その頁に表示される。これによって、ユーザは、容易に判別できるものについて の捜索を行なうことができ、それを行なうには、簿冊表示の一方の端から始めて 、低速で頁をめくるモードを選択し、簿冊表示の他方の端へ向けて、各々の頁を その順序をに従って、夫々を一時的に開いて行(ことをめる要求を発すれば良い 。本発明に係るプログラム11は、各々の頁ないし葉を、その順序に従って次々 とめくって行くが、ただし、これを行なっている途中でユーザが介入して、簿冊 表示35が現在開いている頁を選択した場合には、頁をめくる処理はそこで停止 する。この選択を行なうには、入力デバイスを、上で説明したようにして操作す れば良い。また、その選択が、頁1枚ないし2枚分遅れた場合には、ユーザは、 その入力デバイスを操作した状態にしたままで、カーソル41を、めくられてし まった葉39を表わす縦線を横切らせて、所望の葉まで戻すようにすれば良(、 これによって、最後にめくられた数置が、先に説明した頁のめくり方と同様にし て、元にめ(り返される。
図2a−図2dに示した好適実施例では、頁をめくる速度(頁めくり速度)を、 ユーザが選択できるようにしてあり、これを選択するには、rSLEW 5PE ED(速度抑制)」という見出し文字の下に並んでいる、rHI(ハイ)」と記 入しであるアイコンからrLO(ロー)」と記入しであるアイコンまでの一連の アイコン47のうちから、1つのアイコンを選択すれば良い。それら選択用アイ コン47の各々は、互いに異なった信号を、本発明に係るプログラム11へ向け て送出し、その信号によって、頁めくり速度変数の値が定められる。この頁めく り速度変数の値が、所定のスレショルド値を超えているときには、本発明に係る プログラム11は、中間ページを空白表示しつつ、高速で頁をめ(るようにする 。
一方、頁め(り速度変数の値が、そのスレショルド値より小さく、その差がある 値以上のものであるときには、本発明に係るプログラム11は、頁をめくってい る間にも各々の中間頁にデータをディスプレイするようにする。頁めくり速度変 数の値が、上述のスレショルド値と、低速頁めくりを行なう値との間にある領域 を、本発明に係るプログラム11では、中速度領域と定めている。中速度の頁め くりにおいては、中間ページは空白表示とするか、或いはグラフィックのみの表 示とし、ただし頁番号を表示し、また、続けて頁をめくる間の間隔を異ならせて いる。更なる詳細に付いては、以下に示す本発明の別実施例の説明の中で明らか にして行くことにする。
本発明の更に別の特徴の1つに、簿冊表示35の所望の頁(葉の面)に、取り外 し自在に取り付けることのできる1組のタブを備えているということがある。
図2eは、使用中のタブ49を示している。複数の子め定めたタブ49が、画面 ビューの中に表示されている。ユーザは入力デバイスを操作して、タブ49を、 そのタブ49の元の画面ビュー位置から、開いている頁(即ち、簿冊表示35を 開いた葉の面)の上辺の近くへ移動させる。そのタブ49が、開いている頁から 所定距離以内に近付いたならば、本発明に係るプログラム11が、そのタブ49 をその頁に、その頁に連続した形で取付ける。これを、図2eには、第164頁 に取り付けたタブrAJによって例示しである。頁に取り付けられたならば、そ れ以後、そのタブ49は、その頁(葉の面)に取り付けられたままの状態でその 頁と一緒にめ(られるようになる。尚、タブ49にも前面と背面とがある。この 特徴を示すために、図2eにはタブ「L」、タブ「H」、タブ「K」、及びタブ rWJの、タブ49が使用中である状態を例示している。タブrLJは黒塗り状 態でディスプレイされており、これは、このタブrLJの背面が見えている状態 を示したものである。また、このタブrLJは、葉の前面(即ち、開いたときに 向かって右側にくる頁)に取り付けてあり、その葉は、図2eの状態では、めく られて裏返しにされている(即ち、前面を下に向けている)。夫々の頁に取り付 けられているタブ49は活動状態にある。ここで、タブが活動状態であるという 意味は、ユーザにとって、そのタブを選択することと、そのタブが取り付けられ ている頁を選択することとが、同等であるということであり、従ってこの場合、 そのタブが選択されたならば、簿冊表示35の葉が次々とめ(られて、最終的に 、その頁が開いた状態になる。
理解されるように、タブ49は、本の頁の外側の辺であればどの辺に取り付ける ようにしても構わない。理解を容易にするために、図示例ではタブを取り付ける 辺を頁の上辺としており、また説明もそのようにしているが、決してそれに限定 されるものではない。
図示したタブ49は、予め用意しておく1文字だけを記入したタブであるが、タ ブの形状やタブに記入する内容等は任意の適当なものとすることができる。例え ば、タブの大きさを、2文字以上の文字を記入できるような大きなものとした上 で、その記入内容を、キーボード入力等によってユーザ自身が決められるように しておいても良い。また、そうする場合には、ユーザがデザインした、幾つかの 文字ないしは更に幾つかの単語を記入したタブを、提供し得るようにしておくの も良い。
一実施例として、タブ49をある頁(葉の面)に取り付けたならば、そのタブが その頁の上辺の中央にくるようにしておくことも考えられる。しかしながら、こ のようにした場合には、複数のタブが互いに重なり合い、下になったものが隠さ れてしまうという不都合がある。複数のタブ49が互いに近接した頁に取り付け られていたり、幅の広い(即ち、多数の文字が記入されている)タブを使用し得 るようにしである場合に、このことは特に起こる。
かかる状況を回避するために、別実施例においては、タブ49を頁の上辺の中央 にしか取り付けられないようにするのではなく、タブを取り付けた頁の辺(上辺 )に沿って水平方向に、タブの位置を移動させ得るようにしている。このために 、簿冊を開いた箇所(即ち、一連の頁の中で、簿冊表示35を開いである位置) がどこであっても、そのとき空間位置的に互いに干渉し競合するタブは、1組の 拘束条件と、その競合状態を仲裁するためのタブ配置手順とに従って、適当な位 置にディスプレイするようにしている。このプログラム11の好適実施例におい て採用している、拘束条件とタブ配置手順とについては、次に説明するとおりで ある。理解されるように、あらゆるアイテムの全てをディスプレイするのに充分 なスペースがない場合の1次元的な配置問題であれば、タブの配置問題に限らず 、その他の問題でも、このタブ配置手順と同様の手順を用いて解決することがで きる。
拘束条件のうちの1つは、各々のタブが、そのタブが取り付けられている頁の上 辺の、左端からも、また右端からもはみ出してはならないということである。
従って、タブの幅寸法は、いかなる場合でも、頁の幅寸法よりも大きくあっては ならない。また、これとは別に、1組のタブ49の合計した幅寸法が、画面全体 の幅寸法を超えてはならない、或いは、簿冊表示35の水平方向の全長を超えて はならないというという拘束を課すようにしても良い。
簿冊表示35のタブ49の視認性を良好にするための、2つの前提条件があり、 それら2つの前提条件のうちのいずれか一方に、できる限り従うようにすべきで ある。それら前提条件の一方は、互いに競合しているタブに対しては、互いに等 しいディスプレイのスペースを与えるようにするということである。他方の前提 条件は、互いに競合しているタブに対しては、それらタブの同一割合の部分をデ ィスプレイするようにする(即ち、幅の広いタブに対しては、より広いスペース を与えるようにする)ということである。その他の点に関しては、実際の簿冊に おいて、その頁をめくるときに見られる、現実世界における特徴的な点のできる だけ多(を、簿冊表示35の中において実現することが望まれる。そのため、各 タブは不透明なものとしてあり、また、頁をめくることによっても、他のタブの 配置によっても、その見出しくcaption)が変化したり、その大きさが変 化したりしないようにしている。
タブ配置処理手順は、簿冊表示35に大きな変化が生じるたびに、その変化の直 後に、タブのディスプレイ位置を再計算するようにしている。更に詳しくは、プ ログラム11が、このタブ配置処理手順をコールするのは、(1)使用している タブの幅寸法が変更されたとき、ないしは、開かれているページにタブが取り付 けられ、或いはそこからタブが取り外されたとき、それに、(2)1枚ないし複 数枚のタブが取り付けられている頁(葉の面)が、めくられたときである。これ らのうち、(1)の場合には、タブ配置処理手順は、開いた状態の簿冊表示35 の見開きとなっている2つの頁のうち(1)に示した操作が施された方の頁が存 在している側の半体と、同じ半体に含まれている夫々の頁についてのみ、タブの 再配置を行なう。一方、(2)の場合には、タブ配置処理手順は、開いた状態の 簿冊表示35の、左右いずれの半体に含まれている頁についても、そこに取り付 けられているタブの再配置を行なう。開いた状態の簿冊表示35の各々の半休に おいて、タブは、それらタブが取り付けられている頁に応じて、即ち、それら頁 の順序に従って、簿冊表示35の始点ないし終了点から、その開いている頁へ向 かって処理されていく。
図2fは、以上の処理手順を例示した図である。この図には、連続した頁である 、第86頁〜第95頁を開いて行くときの簿冊表示35をディスプレイした複数 の画面ビューを示してあり、これら画面ビューにおいて、複数のタブ49が夫々 の頁の上辺に沿って自動的に再配置されている。いずれの瞬間においても、それ らタブ49は最適の視認性が得られるように、そして互いに隠し合うことのない ように再配置されている。図中の矢印は、1つの画面ビューから次の画面ビュー へ移るときに、タブ49が移動する方向を表わしている。いずれのタブも、それ が頁の上辺に沿って移動する範囲は、そのタブが取り付けられている頁の左右の 側辺までに制限される。夫々のタブの裏側は、黒塗りの背景に白文字で表示され ている。
以下の処理手順は、開いた状態の簿冊表示35の、(図2fにおいて)向かって 右側の半体51、即ち簿冊表示35の終了点から開いている頁(例えば図2fの 第87頁)までの部分、に位置しているタブの配置の処理を説明するものである 。理解されるように、(図2fにおいて)向かって左側の半体53に対しては、 これと対称形の処理を施せば良い。尚、この説明において「配置する」というと き、それは、タブ49を備えた簿冊表示35のディスプレイに関する変更を実際 には何も実行しないうちに、使用中の各タブ49について、頁の上辺に沿ったそ のタブの位置を算出をすることを意味している。好ましくは、開いた状態の簿冊 表示35の、その2つの半体に各々に関して、このタブ配置処理手順によって夫 々の頁に取り付けられているタブの位置を計算して行く際には、一番端の頁から (おもて表紙側、ないしは裏表紙側から)、頁の一連の順序に従って(その一連 の順序の順方向に、ないしは逆方向に)、開いたページへ向かって行なって行( ようにするのが良(、これは次に説明する通りである。
この処理手順の全体を通して、次の2つのパラメータを維持するようにしている 。
(1)RIGHT LOCKは、向かって右側の半体51の開いた頁に最も近い 頁であって、その頁の右側辺に対して面一としたタブを備えている頁を表わして いる。この頁よりも更に、開いた頁に近い頁に取り付けられているタブは、この 右側辺と面一のタブを、更に右方へ追いやることはできず、また、この右側辺と 面一のタブを備えた頁よりもあとの頁に取り付けられているタブの算出位置を変 更することもできない。
(2)PREV LEFTは、追加したタブの順序が、簿冊表示の端部に最も近 い頁に連結されているタブから、開いた頁に取り付けられているタブまでである とき、最も最近に追加されたタブの左側辺の位置を、絶対画面座標で表わしてい る。
ここで、開いている簿冊表示35の右側の半体51に、少なくとも1つのタブが 存在しているものとすれば、この処理手順は、先ず最初に、簿冊表示35の端部 55に最も近い、タブ49付きの頁を捜索する。それに該当するタブ49(図2 fにおけるrdormantJ)を、そのタブが取り付けられている頁の右側に 面一に配置し、RIGHT LOCKをその頁の頁番号に設定する。また、PR EV LEFTを、そのタブの左側辺の位置に設定する。続いて、簿冊表示35 の右側のY体51の全てのタブについて、開いている頁へ向かって逆向きの順序 F(即ち、「D」、rtJRGENTJ、rF r i J、rEJ、rAsA PJ、rtodayJ)、以下の命令のループを適用して行く。
もし、そのタブを、PREV LEFTと重なることなしに、そのタブが取り付 けられている頁の右側面に対して面一になる位置に、配置することが可能であれ ば、 そのタブをその位置に配置し、 それ以外の場合に、もしそのタブを、PREV LEFTの左側でこのPREV  LEFTに接する位置に、ただし、そのタブが、それが取り付けられている頁 の左側辺から更に左側にはみ出すことなしに、配置することが可能であれば、 そのタブをその位置に配置し、 PREY LEFTを、そのタブの左側辺の位置に設定する。
それ以外の場合には: そのタブを、その頁の左側に対して面一になる位置に配置し、そのタブとRIG HT LOCKのタブとの間にくるタブを再配置し、この再配置に際しては、使 用可能なスペースをできるだけ公平に使用するようにしく最も優れているのは、 新たなタブの全体が完全に見えるようにすることであるが、一般的には、RIG HT LOCKによって表わされている頁に至るまでの後続の頁に取り付けられ ている全てのタブが、ある程度は、それらタブより前の頁のタブによって覆われ ることになる)、これは次のようにすることによって達成される:(a)RIG HT LOCKの頁に至るまでの鎖員を含む一連の頁に取り付けられているタブ の、幅寸法(必要なスペース)を合計し、(C)各々のタブが姿を現わす割合( 即ち、使用可能なスペースの長さをタブの幅寸法の合計値で割ったものが、各々 のタブに適用される割合の値となる)を決定し、全てのタブを水平に並べ、各タ ブの算出された割合の水平方向長さがディスプレイに表示されるようにする。こ れとは別に、使用可能なスペースを割り振る際に、そのスペースをそれらタブの 間で分配する、その他の何らかのアルゴリズムを組み込むようにしてもよ(、例 えば、タブどうしの間で、割合を用いるのではなく絶対長さを用いるようなアル ゴリズムを組み込むようにしてもよい。関係している全てのタブの配置が完了し た後に、もしいずれかのタブが新たなタブの左側辺を超えて更に左方に突き出て いたならば、(幅の広いタブではこのようなことが起こり得る)、その突き出て いるタブの、新たなタブの左側辺の位置から先の部分を切り捨てるようにする。
以上の説明は、見開きの2つの頁のうちの右側の頁及びそれに続く後続の頁に関 連したタブの配置についての説明である。ただし、同様の方法を用いて、見開き の2つの頁のうちの左側の頁及びそれに先行する頁に関連したタブであって、互 いに競合するタブの位置を定めることができ、この場合には、簿冊表示の前から 始めて、開いている頁へ向かって、簿冊表示の中を順方向に作業を進めて行くよ うにすれば良い。
本発明の更に別の1つの特徴に、簿冊表示35の「ソフト順序付け」の機能があ る。これは、一連の複数枚の葉39の順序を、ユーザの制御の下に、プログラム 11が変更できるようにしたものである。概略的にいうならば、簿冊表示35の 葉の配列位置を、ユーザが行なう直接的な操作によって、個々の頁ごとに設定で きるようにしたものである。より詳しく説明すると、一連の複数枚の葉39を作 成するには、ユーザは先ず最初に、一般的な手段、例えばメニューからの選択等 、によって、画面ビューに表示する様々なデータや画像のユニットを得る。ユー ザは、先に説明したユーザ・インターフェースを利用して、それらデータ・ユニ ットを、みずからが望むように順序付けし、配列して、それらデータ・ユニット をパイル又はスタックに形成する。この後、ユーザからのコマンドが、例えばア イコン式インターフェース等を介して、発せられたならば、プログラム11が、 ユーザが設定したデータ・ユニットのスタックに基づいて定義された一連の葉( 頁)を備えた簿冊表示35を作成する。更に、後に行なわれる、その簿冊表示3 5への追加(ないしはその削除)は、ユーザが選択した対象とすべきデータ・ユ ニット(頁)と、簿冊表示35の中における目標位置の選択と、更に、ユーザが 、そのタスクを実行することを命じる指令を発することとを含んでいる。これら の、データ・ユニットの操作を実行するためのデータ構造及びソフトウェアの例 としては、米国特許出願第245419号、並びに同第200091号に説明さ れているものがあり、これら米国特許出願はこの言及をもって引用例として本開 示に援用する。プログラム11は、それら操作に応答して、追加された頁に対し ては適切な頁番号を付与し、また、その変更に伴って必要となった頁番号の付は 替えを行なう(簿冊表示35に対する頁の削除と追加とのいずれの場合にも頁番 号の付は替えが必要になる)。
以上とはまた別に、簿冊表示35の一連の葉39の順序付けを(簿冊表示の新規 作成時又は作成後に)プログラム11に自動的に行なわせることも可能である。
より詳しく説明すると、キーボード27ないしその他の入力デバイスを介して入 力されるユーザからのコマンドと、グラフィック・インターフェース(メニュー やアイコン)とが図2gに例示したように用いられる。この場合、先に説明した ユーザ・インターフェースを使用して、順序変更ボタン(アイコン)57を選択 する。すると、プログラム11が、そのボタンが選択されたことに応答して、簿 冊表示35の葉39の順序位置に対して、予め定めである順序付は規則に従って 、或いは、ユーザによって指定された順序付は規則に従って(例えば、数値で指 定したり、或いは、その葉に対応したデータのアルファベット、著者、等々で指 定して)順序変更処理を施す。図2gに示した順序変更処理の一例においては、 元の頁番号を、夫々の頁のデータと一緒に保存したままで、葉の位置を、従って 頁の位置を、順序変更したものであり、その順序変更の結果、以前の第114頁 と第171頁とが、図示の如く、簿冊表示35のおもて表紙37の近くの位置に おいて互いに向かい合うように配置されている。
一実施例においては、本発明に係るプログラム11を、ランダム数発生機構を備 えたものとし、ユーザが順序変更アイコン57を選択したときには、一連の葉3 9を、ランダム数発生機構を利用して算出した順序に並べ替えることもできるよ うにしている。また、幾つかの好適実施例においては、プログラム11を、メモ リの中に格納されている個々の頁に関連した情報、例えば、著者、大きさ、作成 日等、に基づいて、一連の葉39に順序変更を施せるものとしている。このよう な順序変更を行なうためのルーチンには、当業界において一般的な用いられてい る様々なルーチンを利用することができる。
また、簿冊表示35のある特定の頁に何らかの方法で関連付けた更なる情報を、 ユーザがその頁の然るべき部分を選択することによって、表示させ得るようにし てもよい。図2hは、買上のrfoldout (引き出し部)」と記した部分 59を示している。ユーザがこの引き出し部59を選択したならば、本発明に係 るプログラム11が、更なるデータ63を表示させる。例えば、「引き出し部」 59を備えた頁が、あるドキュメントの表紙を表している場合には、更なるデー タ63を、そのドキュメントの個々の頁を表示するものとすることができる。ま た、「引き出し部」59を備えた頁がメニュー・アイテムを列挙したものである 場合には、更なるデータ63を、それらメニュー・アイテムについての説明情報 とすることができる。いうまでもなく、更なるデータ63は、それが関連付けら れている「引き出し部」を備えた頁に関連した多種多様な目的に利用することが できる。
更には、例えば図2hに示したように「第141頁も参照のこと」と記した相互 参照部61を、最初の頁に表示したり、或いは、図示のごとく引き出したデータ 63として表示したりすることもできる。この相互参照部61は、ユーザがそれ を選択することによって活動化することができ、この相互参照部61が活動化さ れたならば、本発明に係るプログラム11は、簿冊表示35の中のその参照すべ き頁を開く。この相互参照を行なうためには、公知の様々な方法を利用すること ができる。
引き出しデータ63は、簿冊表示35の頁がめくられて他の頁に移った後にも表 示されたままにすることもでき、また、頁かめ(られたならば、その表示が消失 する(即ち「畳み込まれる」)ようにすることもできる。引き出されるデータ6 3は、図2hに示したものよりも、更に複雑なものとすることもでき、例えば道 路地図のように、必要に応じて展張することによって、画面ビューの更に広い範 囲にわたって広がり、それによって関連した全ての情報をディスプレイするよう にすることも可能である。
図21には、簿冊表示35の選択した頁から引き出すことのできる、更に別のア イテムを示した。この図に示したものは、最初の簿冊表示35の中のある1つの 頁から、更に別の完全な簿冊表示65を引き出して表示しており、また更に、そ の第2の簿冊表示65から第3の簿冊表示67を引き出して表示している。従っ て、例えばコンピュータに関する、複数のサブディレクトリ(引き出した簿冊表 示65及び67)とファイル(引き出した簿冊表示の夫々の葉)とから成るディ レクトリ構造を表現した階層構造を、基本的に同一の視覚模式表示によって観察 することが可能になる。画面のスペースを適当に管理することによって、その階 層構造の中を下方へ進んで行く2つ以上の経路を表示することもでき、また、よ り高いレベルの簿冊表示の、その頁をめくって他の頁を開いたときにも、その階 層構造のうちのある部分をディスプレイに表示させたままにしておくことも可能 である。
好適実施例においては、簿冊表示35を開いである頁(図2a〜図2i)は、そ の幅寸法を128ピクセルとしである。また、縦線で表わしている、簿冊表示の 葉39の側縁部は、その幅寸法を3ビクセルとしている(側縁部のうち、白い部 分の幅を2ピクセルとし、輪郭線を成している黒い縦線の幅を1ピクセルとして いる)。画面の幅寸法がIKビクセル(即ち、1024ビクセル)である場合に は、各音の側縁部を3ピクセル幅で最大で約250枚までの葉、従って各音の裏 表を合わせて最大約500頁までを、図2a〜図21に関して上で説明した状態 で、画面内に収容することができる。
簿冊表示の葉の枚数が250枚を超えた場合には、図3a〜図3eに示した実施 例を採用すれば良い。それらの図に示した実施例は、1024ピクセル幅のディ スプレイ装置の画面上に、本発明によって、全1200頁のコンピュータ・ンミ ュレーノヨンによる簿冊を表示したものである。8172インチ幅の用紙の全幅 にわたってプリントアウトする場合には、一般的にそのプリントアウトが可能な のは、最大全870頁(葉の枚数にして全435枚)の簿冊である。
頁数の多い簿冊が有用であるのは様々な情報を収めておくことができるからであ り、その情報には、例えば、順序が全くランダムな資料、例えばイン・ボックス や電子メールボックス等から得られる情報や、部分的にしか順序付けられていな いアイテム、例えばアドレス帳の中の記入項目や、常時変化し続けているアイテ ム、例えばコンピュータのディレクトリ、作成中のドキュメント、ないし編集中 の大きいドキュメントや、それに、本来的に順序付けが困難な要素、例えば不動 産の写真や様々な公用資料写真など、が含まれる。
図3a〜図3eの実施例では、簿冊表示の複数の葉は、通しの順序をもって順序 付けられており、また、揃えて配置され、部分的に重なり合い、各音の側縁部は 、図2a〜図21の実施例に関して説明したのと同様に露出している。ただし、 図2a〜図21の実施例のように、簿冊表示の各々の葉の側縁部の露出部分の幅 を全て同一にするのではなく、この図3a〜図30の実施例では、簿冊表示を現 在開けである頁の近くの葉では、側縁部の露出幅をより大きくしである。図3a は、この壱を明らかにするために、簿冊表示73が第108頁及び第109頁を 開いた状態を示している。第108頁の直前に先行する8枚の葉71aは、各々 が側縁部を8ピクセル幅で露出しており、また、第109頁の直後に続(8枚の 葉71bも同様に、各々が側縁部を8ピクセル幅で露出している。一方、この簿 冊表示73のうちの、残りの葉75はいずれも、各々が側縁部を1ピクセル幅で 露出している。それら1ピクセル幅の側縁部の1つ1つは、黒のビクセルと白の ビクセルとを交互に並べた細い線で示されている。更にそれら側縁部が連続して いる部分は、黒のビクセルと白のビクセル位相が交互しているパターンである。
そのため、残りの葉75によって占められている領域は、細かな市松模様になっ ており、これによって、簿冊表示73が1つの状態から別の状態へ変化するとこ ろをディスプレイする際に、ある利点が得られるようになっている。
従って、図3a〜図3eに示したディスプレイされている簿冊表示73は、基本 的に3種類の領域から成り、それら3種類の領域は、(i)開いている頁(例え ば、葉の前面側の頁(向かって右側の頁)に描かれた画像と、葉の背面側の頁( 向かって左側の頁)に記入されている画像についての説明)と、(i i)開い ている頁に隣接している複数枚の葉71の縁部であり、後に説明する様々な記号 類を表示し得るだけの広さを備えている縁部と、(iii)黒と白とを交互に並 べた細かな市松模様を形成している、開いている頁から隔たっている葉75の縁 部、との3種類である。
図3aに示したように、各々の頁には、夫々に頁番号を付与してあり、その頁番 号は、簿冊表示73がその頁を開いた状態にあるときには、その各々の頁の左右 方向の中央に表示される。加えて、夫々の頁番号の1の位の数字が、開いている 頁と、それに隣接している葉71に対応した頁の、夫々の外側の角部77に表示 されている。更に10頁をひとつのグループとして、その各々のグループ毎に、 角部77に表示する1の位の数値の、表示位置の高さを交互に変化させ、それに よって頁番号の認識を容易にしている。頁番号の数字と1の位の数字とは、頁の ビットマツプ画像の一部として取り扱うこともてき、或いは、簿冊表示73のデ ィスプレイの中の各々の頁毎に算出するようにしてもよく、これについては後に 詳述する。
更に、簿冊表示73の中の所望の頁を捜し出す作業を補助するために、図3a〜 図3eの実施例には、先に説明した実施例において指掛は式タブとしてあったも のを、数字表示79によって表示して使用している。図示の数字表示79(図3 a)は、簿冊表示73の、100頁毎に(葉でいえば50葉毎に)1つずつ設け られている。それら数字表示79は、簿冊表示73の領域のうち、開いている頁 から隔たっている葉75の領域の上縁部に配置しである。従ってユーザは、例え ば簿冊表示73の、第108頁及び第109頁を開きたいときには、先ず、「1 」という数字表示と「2」という数字表示との間にある(しかも第100頁を表 示している「1」に近い位置の)1枚の葉の縁部を選択し、そして更に、「1」 という数字表示の後の最初の1組の角部の数字(それら数字は、第100頁〜第 109頁に対応している)のうちから、「8」または「9」という角部数字77 が記されている葉の縁部を選択すれば良い。
図3a〜図3eの実施例の更に別の特徴の1つに、頁の外縁部(露出している縁 部)に沿った幾つかの所定の位置に配置される、ユーザ選択可能なタブ81を備 えているということがある。その概要を述べるならば、このタブ81は、その形 状を矩形としてあり、各々のタブが3種類のパターンのうちの1つのパターンを 取ることができ、それら3種類のパターンは、例えば図3aに示したように、白 色、黒色、それに縞模様とすることができる。1つの頁の中で、予め定めである 複数のタブ位置の、その各々に1つずつのタブを設けることができ、また、1つ の頁に複数のタブを設けるときには、それらタブを互いに異なったパターンのも のとすることもでき、同じパターンのものとすることもできる。
図3aには、好適実施例においてユーザが選択可能なタブとして、1つの頁に5 箇所のタブ位置を定めたものを例示しである。それら5a!!所のうちの第1の タブ位置は、図3aの簿冊表示73の第113頁の上方角部77の近傍の黒色の タブ81. aによって示されている位置である。また、第2、第3、及び第4 のタブ位置は、図3aにおいて開いている頁である、第109頁の、タブ81b 、81C1及び81dによって示されている位置である。そして、第5のタブ位 置は、図3aの第1−02頁の下方角部の近傍の白色のタブ81eによって示さ れている位置である。尚、頁の外縁部のその他の位置も、タブ81を記すための タブ位置として利用することができることはいうまでもない。
更にこの好適実施例においては、ユーザがタブ81を選択するには、開いている 頁の外縁部の5箇所のタブ位置のうちの1箇所の近傍にカーソルを位置付け、カ ーソルをその位置に置いたままで入力デバイスを操作するようにしている。入力 デバイスが操作されたならば、プログラム11が、その選択された位置に、上述 の3種類のパターンのうちのある1つのパターンのタブ81を付与する。その位 置において、ユーザがそのタブ81に対して再び選択操作を加えると、そのタブ 81のパターンが第2のパターンに変化する。その位置においてそのタブ81に 対して更にもう一度(従って3回目の)選択操作を施すと、そのタブ81のパタ ーンが第3のパターンに変化する。そして、その位置においてそのタブ81に対 して4回目の選択操作を加えると、そのタブはディスプレイから消失し、これに よってそのタブは除去されたことになる。従ってユーザは、頁の側縁部のタブ位 置の各々において、タブ81の除去をも含めたタブの複数のパターンの間での循 環を行なうことができ、開いている頁に所望のパターンのタブ81を付与するこ とができる。
タブ81は、好ましくは8ビクセル幅のものとし、それによって、簿冊表示73 の開いている頁に隣接している葉71に対応した頁の露出した側縁部の幅一杯に 表示されるようにするのが良い。開いている頁から隔たっている葉75の頁にお いては、タブ81は、長さがタブ81の高さに等しく幅が1ビクセルの、ライン ・セグメントとして表示されることになり、そのライン・セグメントは、黒の連 続線か、白の連続線か、或いは、黒と白のまだらのパターンの線の外観を呈する ことになる。従って、タブ81の夫々に異なったパターンは、図3a〜図3eか ら分かるように、簿冊表示73の、開いている頁から隔たっている頁と、開いて いる頁に隣接している頁との、いずれにおいても、それらパターンをを識別する ことができる。
簿冊表示73の所望の頁を開くことや、簿冊表示73の頁をめくって行くことに 関する、ユーザ・インターフェース及びプログラム11の応答は、図2a〜図2 1の実施例に関して先に説明したものと同じである。更に、図3a〜図3eの実 施例では、ユーザが選択した頁めくり速度に応じて、その頁め(りの間に簿冊表 示73が瞬間的に開かれる夫々の頁に表示される詳細度のレベルを変化させるよ うにしている。より詳しくは、高速の頁めくりにおいては、簿冊表示73の中間 頁、即ちめくられる葉の頁、の各々は、簿冊表示73が瞬間的にその頁が開いた 状態となったときに、空白の開いた頁として表示される。この開いた状態が過ぎ 去ったならば、その葉の頁は、空白の側縁部(実線の縦線、または幅のある白い 縦長の長方形)として表示されるようになる。この表示の仕方を示したのが図3 bであり、この図では、図3aの簿冊表示73の第108頁及び第109頁のす ぐ後に、続いてめ(られた葉が、黒の実線83で示されており、また、最近めく られた葉が、開いている頁に隣接している葉の側縁部85として、白色の(空白 の)側縁部85で示されている。図3bの簿冊表示73は、瞬間的に第500頁 及び第501頁が開かれた状態にあるが、図示のごとく、それら頁は、空白の開 いた頁として表示されており、そこには頁番号も、またデータないし画像も、い ずれも表示されていない。また更に、角部の数字、タブ、100頁毎の表示、及 びその他の記号類も、この高速の頁めくりが行なわれている間は、この頁めくり に関係した葉ないし頁83.85(図3b)にはディスプレイされない。
中速の頁めくりにおいては、その頁めくりが行なわれている間も、その頁め(り に関係した葉ないし頁に、頁番号と、角部の数字(即ち、頁の角部に表示される 、頁番号の1の位の数字)と、タブとがディスプレイされ、これを図30に示し た。即ち、図3cの簿冊表示73は、図3bの簿冊表示73に類似のものである が、しかし、中速の頁め(りである。そのため、83で示した部分の最初にめく られた葉の組に関しては、1ビクセル幅の側縁部に示されたタブと、100頁毎 の表示75とが描き込まれている。更に、85で示した部分の最近めくられた頁 と、現在開かれている頁とに関しては、角部の数字と、タブと、頁番号が描き込 まれている。ただし、開いている頁とそれに隣接する葉の縁部85とには、図3 aに示した開いた状態の簿冊表示73にディスプレイされているデータないし画 像、ないしはそれらの部分が、ディスプレイされていないことに注意されたい。
更に、プログラム11に対しては、1枚の葉をめくってから次の藁をめくるまで の間に、所定の長さのポーズ時間を取らせることができる。
低速の頁めくりにおいては、図30に示した詳細表示の全てに加えて、図3dに 示すように、開いている頁にはデータないし画像が更にディスプレイされ、また 、開いている頁に隣接した葉の側縁部85にはデータないし画像の一部が更にデ ィスプレイされる。また、プログラム11には、中速の頁めくりの場合よりも更 に長いポーズ時間を取らせることができる。頁め(りの続行、停止、ないしはそ のめくる方向の変更は、図2a〜図21の実施例に関して先に説明したのと同様 にして、ユーザ・インターフェースに従って行なわれる。尚、頁めくりの速度の 如何にかかわらず、ユーザが選択した頁、例えば図示例では第774頁及び第7 75頁、に停止したならば、プログラム11は、図3eに示すように簿冊表示7 3の全ての詳細表示をディスプレイする。
図3a〜図3cの実施例を通して、そのディスプレイのフリッカ−を防止するた めに、プログラム11は、簿冊表示73のうちの描き直し対象部分を、オフ・ス クリーン用のステージング・バッファ19(図1)において描き直すようにして いる。このステージング・バッファ19は、高速ランダム・アクセス・メモリの 一部で構成することが好ましい。簿冊表示の描き直し対象部分が、ステージング ・バッファ19の中に用意できたならば、ステージング・バッファ19のウチで 、その描き直し対象部分を保持している領域を、画面ビットマツプ17(図1) へ転送する。このときその描き直し対象部分を、頁めくりを行なっている方向に 応じて、前回の転送における転送先の位置よりも、1ビクセル分右または左へず らした位置へ転送する(ただし、タブ状態の変化に応じて描き直しをするときに は、前回の転送先と同じ位置へ転送する)。
具体的な例として、頁めくりによって、現在見開きになっている2つの頁のから その直後の(或いは、直前の)見開きの頁へ、開いた頁を変更する場合、例えば 図3aでいえば、第108頁及び第109頁から、第110及び第11頁(或い は、第106頁及び第107頁)へ、開ける頁を変更する場合には、プログラム 11は、図3aの白色の背景の領域(即ち、開いている頁と、それに隣接してい る頁71とによって占められている領域)を、RAM内のステージング・バッフ ァ19の中において、1バイト左へ(或いは右へ)シフトさせる。更にプログラ ム11は、シフトさせる領域に隣接する最左端(或いは、最右端)の頁以外の、 その地金ての頁の、頁番号と、角部の数字と、タブと、側縁部に表示するデータ ないし画像とを保持してお(。続いてプログラム11は、この頁めくりの目的頁 である、第110頁及び第111頁(或いは、第106頁及び第107頁)に対 応したデータないし画像を、ディスク23(図1)、或いはその他の画像記憶装 置、ないしはキャッシュから取り出す。続いてプログラム11は、取り出してき たデータないし画像を、RAM内のステージング・バッファ19の中の該当する 位置へ挿入する。続いてプログラム11は、新たに追加した最右端(或いは最左 端)の近接する頁、即ち、その側縁部が新たに以前より広い幅で表示されるよう になる頁の、その頁画像をディスクないしキャッシュから作業バッファ21の中 へ取り込む。続いてプログラム11は、この頁画像に、タブと角部の数字とを加 える。そして最後に、作業バッファ21の中に用意した、この1バイト幅の側縁 部の頁画像を、RAM内のステージング・バッファ19の中の該当する位置へ転 送する。
更に、第108頁及び第109頁が開いた状態から第110頁及び第111頁( 或いは第106頁及び第107頁)が開いた状態への、簿冊表示の連続したビュ ーをディスプレイするために、プログラム11は、RAMの内容を画面ビットマ ツプ17ヘブロソク転送する。このブロック転送は、対象となっている白色の背 景の領域(即ち、開いている頁と、それに隣接する頁71とによって占められて いる領域)の以前のビットマツプ位置よりも、1ビクセル分右へ(或いは左へ) ずらしたビットマツプ位置へ向けて行なう。このように1ビクセル分ずらしたブ ロック転送を行なうことによって、開始頁の最左端(あるいは最右端)の広い幅 で露出した側縁部が、1ビクセル幅の側縁部へ変化し、これは、元の広い幅の側 縁部を形成していたピクセルのうち、最左端(或いは最右端)の1本の縦列だけ がディスプレイに残されるからである。更に、好適実施例に使用しているタブ8 1のうち、白色のものは、その外側の側辺を、白色のビクセルの縦列で形成して あり、そのため、1ビクセル分ずらしたブロック転送を行なうことによって、新 たに形成される、開いている頁から隔たった葉の頁には、黒色及び縞模様のタブ と同様に白色のタブも自動的に形成される。
ビットマツプ17へのブロック転送を行なったならば、続いてプログラム11は 、画面ビューに更新を施して、100頁毎の表示を、新たに必要となった位置に 付加する。
更に、ディスクからの取出しゃ、画像の更新、それにバイト位置合せに関係した 様々な問題、例えばシフト操作、マスク操作、OR演算等、をできるだけ軽減す るために、簿冊表示73の、開いている2つの頁の各々が占める領域と、それら 開いている頁に隣接している複数枚の葉の側縁部(即ち、広い幅で見えるように ディスプレイされる側縁部)の各々が占める領域とは、その幅寸法を整数倍のバ イトにしておくことが重要である。好適実施例においては、開いている2つの頁 の各々が占める領域の幅を16バイトとし、また、開いている頁に隣接している 複数枚の葉の側縁部は、並んでいる1組の累の全体では8バイトを占め、その中 の各々の幅の広い側縁部が1バイトずつを占めるようにしている。
好適実施例は、高速の頁め(りにおけるその頁めくり速度を更に高速化するため に、以下のようにしている。即ち、先ず、ステージング・バッファ19の中に空 白頁を「取り込む」ことによってこのステージング・バッファ19をクリアした ならば、ビットマツプ17における空白頁の位置を、一度に2ビクセルずつずら すようにしている。これによって、隔たっている葉75の領域の市松模様のパタ ーンが、RAM内のステージング・バッファ19に対して何ら変更を加えること なく、適切にマツチングするようになる。また、8枚の葉内に目的頁(即ち、最 終的に開きたい頁)があるとき、隣接する8枚の葉の各々に対応して、画像ない しデータと頁番号、角部の数字、及び然るべきタブ構造の取り出しが(例えばデ ィスク23等から)行われる。これによって、ステージング・バッファ19の中 での最終的なディスプレイを適切に完成させることができる。尚、高速の頁めく りにおいては、100頁毎の表示と側縁部のタブとは、そのディスプレイを省略 されるため、このステージング・バッファ19の中の最終的なディスプレイに、 更に回復処理を施して、開いている頁から隔たった葉83のうち、めくられた葉 に対して、100頁毎の表示と側縁部のタブとを後から付加するようにしている 。
更に、簿冊表示が現在開いている頁に隣接した、或いは比較的その近くに位置し ている、何枚かの頁ないし葉に関する頁画像を、キャッシュの中に保持させるよ うにしても良い。こうすることによって、特に、各々の頁について、その画像な いしデータを2回取り出さねばならないという事態を回避することができる。
即ち、このようにしなかった場合には、近接した葉の縁部を形成する際の1バイ ト幅の側縁部について1度、そして、それから更に8枚の葉をめくった後に頁の フル画像について行なわねばならない。
容易に理解されるように、図3a〜図3eの実施例には、図2a〜図21の実施 例が備えている様々な特徴を、互換的に、或いは、追加の特徴として組み込むこ とができる。そのようなことが可能な特徴には、先ず、頁の上辺に取り付ける、 取外し自在なタブ即ちラベルを備えるということがある。このタブは、一定の幅 寸法のものとすることも、また様々に異なった幅のものとすることもでき、更に 、ユーザが指定した内容を記すようにするというオプションを組み込むこともで きる。このタブが、視認性が最大となるように自動配置されるという特徴も組み 込むことができる。また、葉ないし頁の、順序変更、除去、及び/または、挿入 をできるようにすることも可能である。引き出し部や、活動状態で組み込む相互 参照部を備えるようにしてもよい。また、階層構造を組み込むようにしても良( 、それには、1つの頁から1冊分の簿冊表示の全体を「引き出せる」ようにして おき、第1の簿冊表示の上に重ねて第2の簿冊表示を開け、そして、その第2の 簿冊表示から更に第3の簿冊表示を引き出し、以下同様にして、次々と簿冊表示 を引き出せるようにしておけば良い。この階層構造を組み込んでおけば、例えば ディレクトリ、サブディレクトリ、及びファイルから成るコンピュータの構成を ディスプレイさせて、その全体にざっと目を走らせることも可能になる。
本発明のいずれの実施例においても、プログラム11の更に別の処理手順によっ て、ある頁の情報、及び/または、その頁の画像を、拡大ディスプレイすること ができるようにしている。尚、ユーザがコマンドによって拡大ディスプレイを選 択することにより、その拡大ディスプレイが実行されるようにしたものが、先に 言及した米国特許出願第245419号、並びに同第200091号に記載され ている。
ユーザがある頁にカーソルを合わせてその頁を選択し、一連の頁の自動頁めくり が行なわれるようにすることに加えて、簿冊表示の中の頁をサーチする互換的な 又は更なる手段を採用するようにしても良い。例えば、ユーザが、頁のデータや 文章に含まれる単語等々の特性のプール関数を用いて、照会を与えるようにする 。このサーチ照会を利用して、更なるサーチ手段が現在開いている頁から始めて サーチをして行き、要求に適合するデータを保持している新たな頁を捜し出す。
そして、その要求に適合している頁が発見されたならば、この更なる手段は、簿 冊表示の頁めくりを実行して、要求に適合しているその頁を開くようにする。ま た、これまでに説明したものとは更に別の識別可能なタブを作成して、そのサー チ照会に適合する頁にそのタブを自動的に付与するようにしても良い。
以上に説明した種々の特徴に更に追加することのできる、本発明の簿冊表示のた めのその他の機能ないし特徴、ないし、それら機能ないし特徴の様々な組合せと して、様々なものが、当業者には思い浮かぶであろう。更には、簿冊表示の外観 についても、以上に示したものとは異なった外観を用いることが可能である。
例えば、葉が片面使用のものであれば、開いた頁(開いた葉の面)を表示する際 には、図4に例示したように、一連の葉の中からその1枚の葉を引き抜いた姿で 表示するようにしても良い。この種の表示態様は、幾分の変更を加えることによ って両面使用の葉にも適用することができ、例えば、表示すべき両面使用の葉の 、その前面の頁と背面の頁とを同時に表示するようにしたり、或いは、本来の頁 の順序に従って、先にその葉の前面の頁だけを表示し、その後にその葉の背面の 頁を表示するようにすれば良い。このことからも分かるように、以上に詳述し或 いは簡単に言及した種々の機能、特徴、及び外観等は、いずれも本発明の具体例 を示すためのものであって、本発明がそれらに限定されるというものではない。
次に、本発明の簿冊表示のための、好適例のソフトウェア・プログラムについて 説明する。プログラム11は、図6に例示した、テーブル形式のデータ構造87 を使用しており、このデータ構造87は、ここで「簿冊分割位置」と呼んでいる ものを、頁画像や、頁画像と共にディスプレイすべき頁番号及びタブを含んでい る特定の葉の面ヘマップする。「簿冊分割位置」とは、簿冊を開く一連の開き位 置のことである。例えば、閉じた状態にあって、そのおもて表紙がフル表示され ている簿冊表示では、その簿冊分割位置が、第O簿冊分割位置となっている。
また、おもて表紙に続(次の葉の前面と、おもて表紙の背面とを開いた状態にあ る簿冊表示では、その簿冊分割位置が、第1簿冊分割位置となっている。そして 、第n枚目の葉(このrnJは表紙の葉も含めて数えた枚数である)の前面を開 いた状態にある簿冊表示では、その簿冊分割位置が、第rn−IJ簿冊分割位置 となっており、また、第n枚目の葉の背面を開いた状態の簿冊表示では、その簿 冊分割位置が、第n簿冊分割位置となっている。
例えば、ある簿冊表示において、そのおもて表紙に続く次の葉の前面を、第1頁 と定め、更にその後に続く夫々の葉の各々の面に、次々と自然数の順序で付番し て行くことによって連続した頁を設定した場合には、第1頁に定められた頁は第 1簿冊分割位置にあり、また、互いに見開き関係にある第2頁及び第3頁は第2 簿冊分割位胃にあり、同じ(見開き関係にある第4頁及び第5頁は第3簿冊分割 位置にあり、以下同様である。従って、(自然数の順序で)連続して付番した頁 では、簿冊分割位置番号は、「(頁番号+2)÷2」の値に切り捨て処理を施し て整数にした値に等しい。更に、おもて表紙(即ち第1枚目の葉の前面)は第0 簿冊分割位置にあり、また、裏表紙(最後の第n枚目の葉の裏面)は第n簿冊分 割位置にある。プログラム11は、以上を利用して、所望の処理対象頁の簿冊分 割位置番号をめ、その後に、そのめた簿冊分割位置番号を、テーブル87へのイ ンデックスとして使用するようにしている。
テーブル87内には、簿冊分割位置インデックスの各々に対して2つずつのエン トリ88a及び88bが存在している。それらのうち、第1エントリ88aの方 を、その簿冊分割位置において開いた頁となる2頁のうちの、葉の裏面に存在す る方の頁(向かって左側の頁)に対応したエントリとし、第2エントリ88bの 方を、葉の前面に存在する方の頁(向かって右側の頁)に対応したエントリとす ることが好ましい。各々のエントリ88は、図6に矢印で示したように、対応す る頁の紙面にディスプレイすべきデータないし画像についてのポインタを備えて いる。図中には、第0簿冊分割位置の第1エントリ88aの矢印は、ヌル・ポイ ンタとして示されており、それによって、おもて表紙(即ち、第1枚目の葉の前 面)に対して、裏面を向けている葉が存在していないことを表わしている。また 、この図示の構成とは異なった別の構成例として、第0簿冊分割位置の第1エン トリ88aを省略して、メモリ空間を節約した構成としても良い。
第0簿冊分割位置の第2エントリ88bは、簿冊表示の、おもて表紙のデータな いし画像を提供している。また、第1簿冊分割位置の第1エントリ88aは、第 1頁として指定されたテーブル87内の簿冊表示の第2枚目の葉の前面に向かい 合っているおもて表紙の葉の、空白の裏面を提供している。従って、図示のテー ブル87は、おもて表紙の葉の直後の葉から始めて自然数の順序で頁番号を付番 して行った、上記の具体例の簿冊表示を、提供するものである。
テーブル87のエントリ88の各々は更に、頁データないし頁画像と共にディス プレイすべき頁番号をも提供している。一実施例においては、頁番号は変化させ ないようにしており、即ち、頁データないし頁画像が、常に、その頁データない し頁画像に付された頁番号と共に、ディスプレイされるようにしている。そのた めに、簿冊表示の頁の順序変更を行なうときには、テーブル87のエントリ88 の全体を、簿冊分割位置インデックス間で交換するようにし、その頁の画像ない しデータ及び示された頁番号が、対象の頁情報のあるもとの葉の一側とは別の簿 冊表示の他の葉の一側に表示される。プログラム11は、自然数の順序で並べた 頁に対しての上掲の数式を使用して簿冊分割位置を断定するということは行なわ ず、所望の頁情報に対応した頁番号をこのテーブル87の中からサーチして断定 する。
各々のエントリ88には更に、簿冊表示の中の対応する頁にディスプレイすべき タブの表示も含まれている。図2a〜図21の実施例の場合には、このタブ表示 には、幾つものタブの画像を収容したファイルの中の1つのタブについてのポイ ンタと、頁の上辺に沿ったそのタブをディスプレイすべき位置の表示とが含まれ る。このタブ表示には更に、タブの各面(前面と背面)のディスプレイ情報も含 まれる。また、図3a〜図3eの実施例の場合では、このタブ表示には、対応す る頁の活動化タブの位置とパターンとが含まれる。
更に加えて、指定によってインデックスされる「タブ対頁(tab to pa ge) Jテーブルを備えている。あるタブ指定が与えられたならば、プログラ ム11は、このタブ対頁テーブルによって、もしそのタブが取り付けられている 頁が実際に存在している場合には、そのタブがどの頁に取り付けられているのか を判断することができる。このタブ対頁テーブルは、タブに関するユーザのアク ションをプログラムが解釈する際に利用される。
テーブル87(図6)のエントリ88の各々には更に、そのエントリのデータな いし画像に関係した、引き出し部及び相互参照部の表示が含まれている。引き出 し部の表示は更に、対応する頁の2つの状態をフラグによって表わすことができ るようにしてあり、それら2つの状態とは、引き出してディスプレイするための 情報が実際にディスプレイされている状態と、それが非活動状態にあって、代− わりに引き出し部のアイコンがディスプレイされている状態との2つである。
簿冊表示35を形成する作業の中で、テーブル87は、あるプログラム処理手順 によって完成される。即ち、先ず、ユーザが、入力デバイスと所与のユーザ・イ ンターフェースとを使用して、所望の頁情報と、その所望の頁情報の所望の順序 とを指定する。続いて、ユーザが、こうしてユーザが指定した仕様に沿って簿冊 表示を形成することを命じるコマンドを入力したならば、あるプログラム処理手 順が、テーブル87の中に、ユーザが指定した順序に従って、ユーザが指定した 各々の頁に対するエントりを作成して行へ即ち、先ず、ユーザが指定した一連の 葉のうちの第1枚目の葉の前面に関する情報が、テーブル87の中の、先頭の変 数エントリ(即ち、第0簿冊分割位置のエントリ88b)を完成するのに用いら れる。続いて、ユーザが指定した第1枚目の葉の背面に関する情報に基づいて、 第1簿冊分割位置のエントリ88aを完成し、以下同様にして、次々とエントリ を完成して行く。
更に、1つのサブ処理手順によって、引き出し部情報に対する参照及びリンクを 、同様にしてテーブル87の中に設定して行くようにしている。その後行なわれ る簿冊表示へのアプリケーションアクセスが、このテーブル87と、ユーザが指 定した頁情報(即ち、頁データないし頁画像)を収容しているディスク・ファイ ルやその他の記憶装置とによって、サポートされるようになる。また、簿冊表示 のテーブル87の見出し部86は様々な詳細情報を含んでいるが、この対応した 簿冊表示の識別情報と、その簿冊表示をサポートするために必要なディスク・フ ァイル及び記憶位置のアドレスとを含んでいる。
ユーザが簿冊表示に対して葉を挿入ないし除去を行なったときには、それに応じ て、あるプログラム処理手順によって、テーブル87の拡張ないし倒壊(cal lapse)を行なうようにしている。このような拡張ないし倒壊を実行するた めの手段ないし方法には、一般的に採用されている様々な手段ないし方法を利用 することができ、それらは簿冊表示を現在形成している所望の一連の葉に反映す るテーブル87更新用のタスクを含む。このテーブルの更新作業には、新たな頁 番号の付与する作業と、夫々の頁画像のタブ情報を維持する作業とが含まれる。
好適実施例においては、このプログラム処理手順は、1枚の葉の挿入ないし除去 を行なえると共に、更に、後に説明するように、一連の葉の順序変更のために葉 の除去と最挿入とを反復して何回でも実行できるものとしである。このプログラ ム処理手順が実行を完了したならば、プログラム11、ないしはそのサブプログ ラムが、簿冊表示のディスプレイの更新に取り掛かり、このディスプレイの更新 の際には、該当する画像の部分の、移動、追加、ないしは削除を行なったり、頁 番号が変更された頁の、新たな頁番号と頁の角部の数字の表示とを付与したり、 100頁毎の表示ないし指掛は式タブに修正を加えたりする。頁の角部の数字や 、100頁毎の表示ないし指掛は式タブを算出し直す際には、テーブル87の中 のエントリ88の数を数えるようにしても良く、或いはその他のカウント方式を 利用しても良い。
以上の処理を終了したならば、そのときの簿冊表示の状態をセーブしておくこと ができ、そうしておけば、次回の処理を行なう際に、以前の処理が終了したとき の簿冊表示の状態からその処理を開始することができる。特に、所望の頁に付与 したタブは、その位置に取り付けたままにしておくのが良い。
これより図5aについて説明して行く。ユーザがログオンを行なって本発明に係 るプログラム11ヘアクセスしたならば、先ず、プログラムの初期設定作業89 が実行される。この初期設定作業89においては、図1に示した、頁画像を格納 しであるディスク・ファイル23(例えば、米国特許第245419号並びに同 第200091号のスタンプ・ファイル等)をオーブンし、また、グラフィカル ・エレメント(例えば、図2a〜図21の使用可能なタブ49、順序変更アイコ ン57、速度抑制アイコン47、それに、その他のメニューニレメンI−等)ヲ 定義し、また、図6に示したテーブル87のような簿冊定義テーブルを取り出す か或いは構築し、そして更に、様々なパラメータ(例えば、頁めくり速度、互い に異なった中速度の頁めくりに対応したポーズ時間、所望される簿冊分割位置を 表わすdivwan t、現在の簿冊分割位置を表わすdivhave、等々の パラメータ)を初期設定する。好適実施例においては、divwantと、di vhaveとは、初期設定として、簿冊が現在量いている位置に設定するように している。また、図2a〜図21の実施例では、初期設定作業89の際に、全2 6種類のタブ49を全て使用可能な状態に設定するようにしている。
初期設定作業89においては更に、ディスプレイ装置の画面を初期設定して、あ る特定の状態(例えば、閉じた状態や、ある特定の頁を開いた状態)の簿冊表示 をディスプレイさせるようにしている。これを行なうために、初期設定作業89 の際には、現在簿冊分割位置(divhave)が例えばrlooJであると宣 言し、次に、第0簿冊分割位置を要求する(変数divwantをrOJにセッ ト)ようにしている。そして、この要求を満足させるために、初期設定作業89 においては、サブルーチン・調整93(これについては後に説明する)を呼び、 この調整93が、要求された簿冊分割位置に近付く方向、即ち目的の簿冊分割位 置であるdivwantに示された位置に、簿冊を開かせるための方向、へ向か って、簿冊表示の中の1枚の葉をめくり、そして、画面ビューのビットマツプ1 7に対して、その葉をめくったことに応じた調整を加える。初期設定作業89に おいて、第O簿冊分割位置の要求が満足されるように必要な回数にわたって、調 整サブルーチン93を反復してコールする(簿冊表示が閉じた状態)。また、図 38−図3eの実施例で、開いた頁に隣接している葉と、それら葉の側縁部の頁 情報とをディスプレイするために、初期設定作業89において更に、例えば第3 簿冊分割位置を要求しく変数divwantを「3」に設定し直し)、そして、 調整サブルーチン93をコールする。これを行なうことにより、初期設定作業8 9において、簿冊表示の初期ディスプレイとして、ある頁を開いた状態がディス プレイされるようになる。
初期設定作業89につづいて、プログラム11は、ユーザが行なう入力デバイス の移動操作に応じて、画面ビ、−の中にカーソルをディスプレイするようにする 。また、プログラム1]は、ユーザがrQUIT(中止)」アイコンを作動した ことを検出するか、或いはサイン・オフ信号を検出するまで、メイン・ループ9 1の中を循環し続ける。
メイン・ループ91を開始したならば、先ず、ユーザが速度抑制選択アイコン( 制御ボタン)を操作している(即ち、ユーザがカーソルをそのアイコンの上に合 わせて、スタイラスの先端を押し付けるが或いはマウスのボタンを押下している )か否かを調べる。もしそれが行なわれていたならば、プログラム11は、ユー ザが選択した新たな速度が、頁め(り速度パラメータの現在設定値と異なってい るか否かをチェックする。もしそうであったならば、プログラム11は、そのパ ラメータの値を設定した上、それに合わせてポーズ時間を調整する。更にプログ ラム11は、画面ビューに更新を施して、新たに選択された速度アイコンを反転 表示させると共に、それまで反転表示モードにあった速度アイコンを、通常の表 示モードに戻す。
そうでなかった場合には、続いて、メイン・ループ91では、ユーザが「順序変 更ボタン−1を操作しているか否かを調べる。所定の順序変更を行なうようにし ている場合には、順序変更ボタンが操作されると、プログラム11は、簿冊表示 の葉の面に対して、先に説明したようにしてその所定の順序付は規則に従りた順 序変更処理を施す。更にプログラム11は、テーブル87に更新を施して、テー ブルのエントリに、簿冊表示の葉の現在の順序を反映させるようにする。ブ■コ グラム11は、順序変更ボタンが再び操作された別のときには、葉の面を、通常 の(順次的な)順序に順序付ける機能を備えている。これを行なうには、テーブ ル・エントリ88を頁番号に従ってソートし、モして簿冊分割位置を通常の順序 で割り振って行くようにすれば良い。
複数の所定の順序付は規則が定められている場合には、プログラム11は、順序 変更ボタンが操作されたときに、それら複数の順序付は規則を列挙したメニュー を表示する。メニューからそれら順序付は規則のうちの1つを選択したならば、 プログラム11は、一般的なソート・ルーチンに従って(例えば、夫々のテーブ ル・エントリ88に含まれている著者データのアルファベット順としたり、或い は、テーブル・エントリ88の中の日付はデータに基づいた日付は順等とするこ とができる)、葉の面に対し、ユーザが選択した順序付は規則に沿った順序変更 を施す。プログラム11は、この後、テーブル87に更新を施して、テーブル・ エントリ88に、簿冊表示の葉の現在順序を反映させる。好ましくは、このメニ 、−の中の複数の選択肢のうちの1つとして、葉の面の順序を通常の順序に戻す という選択肢を加えておくのが良い。プログラム11が、この元の順序へ戻すと いう処理を実行する際の方法には、当業界において公知の、一般的に採用されて いる様々な方法を利用することができる。
いずれの場合にも、プログラム11は、パラメータないしフラグをセットして、 現在の順序付けが、どのようになっているか(通常の順序か、それとも、所定の 順序変更か)を表示する。プログラム11は更に、葉の面の順序変更の処理を行 なっているとき、順序変更ボタンを反転表示しておく。また、プログラム11は 、ディスプレイを現在の順序付は方式に合わせるために、調整サブルーチン93 をコールして、見開きの2頁が新たなものとなるように頁をめくった状態の簿冊 表示をディスプレイさせる。或いは、図3の実施例の場合であれば、プログラム 11は、調整サブルーチン93をコールして簿冊表示の8枚の葉をめくらせ、タ ブ並びにその他の表示記号類を必要に応じて再構成して、新たな順序に即したデ ィスプレイとなるようにする。
既述の如(、順序変更の作業を行なう際には、1枚の葉を挿入ないし除去するた めのプログラム処理手順と同じプログラム処理手順を利用することができる。
また、当業者であれば容易に想到し得る、更に異なった、葉の順序変更、挿入、 及び/または、除去のためのプログラム処理手順も使用することができる。
そうでない場合には、メイン・ループ91では、ユーザがタブの選択ないし活動 化を行なっているか否かを調べる。図2a〜図21の実施例では、タブに関する 処理は以下のようにしている。先ず、画面ビューの全体を、ディスプレイのため の区画として3つの区画に分割しておく。図2aに点線で示したように、この分 割の際に好ましくは、それら区画を長方形の形状とし、画面ビューの第1区画が 使用可能なタブ49を包含し、第2区画が簿冊表示35を包含し、第3区画がそ の地金てのアイコン及びグラフィックスを包含するように区画を定めるのが良い っこのように区画を定めれば、視認容易性と操作容易性との両方を満足すること ができる。
プログラム11は、ユーザが選択したタブが現在使用中であるか(即ち、そのタ ブが簿冊表示のいずれかの頁に取り付けられているか)否かを、画面ビューの3 つの区画に対してのカーソルの位置によって判断する。もしカーソルが、簿冊表 示35を包含している第2区画の中に位置していたならば、その選択されたタブ は現在使用中であり、この場合、プログラム11は、そのタブがどの頁に取り付 けられているかを判定する必要がある。なぜならば、現在カーソル位置に幾つか のタブ49が(積み重なった状態で)位置していることがあり得るからである。
これを行なうために、プログラム11は、カーソルが(選択されたタブカリ、開 いた状態の簿冊のどちら側に位!しているか、即ち、葉の前面を向けて開いてい る頁を含む開いている頁の後に続く一連の頁の側か、それとも、葉の背面を向け て開いている頁を含む開いている頁より先行している一連の頁の側かを判定する 。
そして、カーソルが、開いている頁の後に続く一連の頁の側に存在していたなら ば、プログラム11は、先ず、カーソル位置に存在しているタブを識別し、続い てそれらタブのうちから、その側の一連の頁のうちで、そのタブが取り付けられ ている頁の簿冊分割位置の値が、他のタブのものと比べて最も小さいタブを識別 する。そして、その特定したタブを、選択されたタブであると表示する。一方、 カーソルの位置のタブが、開いている頁より先行している一連の頁の側に存在し ていたならば、プログラム11は、先ず、カーソル位置に存在しているタブを識 別し、続いて、それらタブのうちから、その側の一連の頁のうちで、そのタブが 取り付けられている頁の簿冊分割位置の値が、他のタブのものと比べて最も大き いタブを識別する。そして、その特定したタブを、選択されたタブであると表示 する。
プログラム11は、その特定したタブをハイライト表示(反転表示)することに よって、ユーザに対して、どのタブが選択されたのかをディスプレイで示し、そ して変数divwantをその特定したタブの簿冊分割位置の値に設定する。
続いて、ユーザが、マウスのボタンを押下状態から解放したならば、或いは、ス タイラスの状態をペン先を持ちあげた状態に変化させたならば(即ち、ユーザに よるタブの選択ないし活動化の操作が終了したならば)、プログラム11は、調 整サブルーチン93をコールして、簿冊表示の葉をめくらせて変数divwan tに示されている簿冊分割位置を開かせるようにすると共に、ユーザに選択され たそのタブの表示状態を、反転表示から通常表示に戻す。ここで、もし特定した タブが、たまたま現在量いている頁に取り付けられているものであったならば、 プログラム11は、その特定した(ユーザに選択された)タブを、開いている頁 に取り付けられている通常表示へ戻して、更なるユーザのアクションを待つ。
もしユーザが、スタイラスをペン先を押し付けた状態に維持したままで、或いは 、マウスのボタンを押下状態に維持したままで、カーソルを移動させたならば、 それは、ユーザが、選択したタブを現在それが取り付けられている頁から除去し ようとしているのである。それゆえプログラム11は、そのタブを通常表示に戻 した上、そのタブを、ユーザが行なうカーソルの移動に従って移動させる。更に プログラム11は、テーブル87のタブと頁の間のリンクを解除し、その後、そ のタブを、画面ビューの第1区画(使用可能なタブ49を包含している領域)の 中に描き直してディスプレイする。更にプログラム11は、タブを取り除いた頁 のディスプレイを整復した上、場合によっては、残りの全ての使用中のタブの再 配置を行なって、それらタブの視認性を向上させる。プログラム11は、タブの 再配置を行なう際には、先に説明した、タブの見え方を最大にするためのルーチ ンを用いる。
一方、ユーザが選択したタブが、使用可能なタブ、即ち画面ビューの第1区画の 中にあるタブ、であったならば、プログラム11は、開いている頁のうちの少な (とも一方がタブを付けられていない頁であるか否かをチェ・ツクする。そして 、もし、タブが付けられていない開いている頁が存在していたならば、プログラ ム11は、ユーザが選択したタブを71イライト表示(反転表示)した上、その タブを、ユーザが行なうカーソルの移動、即ちマウスのボタンを押下状態に維持 したまま、或いは、スタイラスをペン・ダウン状態に維持したままで行なうカー ソルの移動、に従って、その開いた頁の領域へ移動させる。ペン・ア・ツブ状態 とされたならば、或いはマウスのボタンの押下状態が解除されたならば、プログ ラム11は、そのタブのハイライト表示を通常表示に戻し、そのタブを取り付け る頁を次のようにして特定する。即ち、先ず、葉の背面を見せて開いている頁が タブ49を備えていたならば、プログラム11は、葉の前面を見せて開いている 頁が、タブを取り付けるべき頁であると特定し、また、これと反対の場合には、 反対の頁を特定する。一方、開いている2つの頁のいずれもが、タブ49が取り 付けられていない頁であったならば、プログラム11は、タブを取り付けるべき 頁は、開いているそれら頁の間の隙間に対して、そのカーソルが最後に位置して いた側と同じ側にある方の開いている頁であると特定する。続いてプログラム1 1は、タブを取り付けるべき頁とそのタブとをテーブル87の中で互いにリンク させ、そのタブ及びそれを取り付けた頁のディスプレイを整復し、そして場合に よっては、先に説明したルーチンを実行することによって、全ての使用中のタブ の視認性を向上させるようにする。
一方、図3a〜図3eの実施例ではタブに関する処理を次のようにしている。
即ち、プログラム11は先ず、カーソルの位置が、開いている頁の外側の側縁部 の中の、設定されている可能性のあるタブ81の位置のうちの、いずれか1つの 位置の上またはその近傍に位置しているか否かを判断する。もしそうであったな らば、ユーザがタブ81の選択操作を行なう度に、プログラム11は、テーブル 87の中の、その開いている頁に対する多種のタブ・エントリのサイクルを通じ て1ステップ進め、タブをその様々なパターンで活性化してディスプレイする。
一方、もしカーソル位置が、開いている頁の外側の側縁部に位置していなかった ならば、プログラム11は、タブに関する処理を実行する必要がないものと判断 する。
再び説明を図5aに戻して、タブに関する処理を実行する必要がないと判断した ならば、続いてプログラム11は、開いている頁の引き出し部の領域が、ユーザ の対話操作によって選択ないし活動化されているか否かを判断する。更に詳しく 説明すると、葉の前面を見せて開いている頁(或いは、葉の背面を見せて開いて いる頁)が引き出し部ボタンを備えており、且つ、引き出すことによってディス プレイすることのできる情報(以下、引き出し情報という)が展開されていない (即ち、引き出されていない)ことが、テーブル87の中の引き出し部フラグに よって表示されており、且つ、入力デバイスが引き出し部ボタンの上に位置合わ せされて操作されていたならば、プログラム11は、葉の背面を見せて開いてい る頁(或いは、葉の前面を見せて開いている頁)に関係した展開されている引き 出し情報があったならそれを消去し、そして、テーブル87に更新を施して、そ れを消去した後の新たな状態を表示させる。プログラム11は更に、テーブル8 7の中の、葉の前面を見せて開いている頁(或いは、葉の背面を見せて開いてい る頁)に対応した引き出し部フラグをセットして、その引き出し情報が展開状態 にあることを宣言する。プログラム11は更に、新たに展開される引き出し情報 を表示する引き出しパネルの各々ごとに、その引き出しパネルに対応した引き出 し情報を、葉の前面を見せて開いている頁(或いは、葉の背面を見せて開いてい る頁)に対応したテーブル・エントリ88に示されている夫々の記憶位置から取 り出し、そして取り出した情報をディスプレイする。また更に、葉の前面を見せ て開いている頁(或いは、葉の背面を見せて開いている頁)に対応したテーブル ・エントリ88に従って、もし展開した引き出し情報が相互参照部を備えていた ならば、プログラム11は、その相互参照部のパネルを作成してディスプレイす る。
一方、引き出し部の領域の活性化が行なわれていなかったならば、プログラム1 1は、ユーザが、ディスプレイされている相互参照部の領域を活性化しているか 否かを調べる。より詳しく説明すると、簿冊表示が静止状態(即ち、頁めくりが 行なわれていない状態)になければならず、また更に、葉の前面を見せて開いて いる頁(或いは、葉の背面を見せて開いている頁)に、相互参照部のパネルがデ ィスプレイされていなければならない。プログラム11は、ディスプレイされて いる相互参照部パネルの上にカーソルが位置しており、しかもユーザがそれを活 動化している(即ち、マウスのボタンが押下されているか、或いはスタイラスが その相互参照パネルの上で操作されている)ことを検出したならば、divwa ntの値を、相互参照部パネルの中に示されている頁番号の簿冊分割位置の値に 設定する。プログラム11は、この相互参照すべき頁の簿冊分割位置の値を、テ ーブル87から得るようにしても良く、また、頁の順序がその本来の頁番号の順 序になっている場合には、先に説明した数式に従って計算によってめることもで きる。
もし、これまでに調べてきた様々な事項のいずれについても肯定的な判定がなさ れておらず、しかも、カーソルが簿冊表示の領域の中に位置している場合には、 入力デバイスが操作されたときに、プログラム11は、その人カデノ(イスの操 作によって、ユーザが簿冊表示の葉のうちのいずれか1枚を活性化したものと推 定する。特に、それまではマウスのボタンないしスタイラスが非操作状態にあっ たのであれば、プログラム11は、その入力デバイスが操作されたときの(即ち マウスのボタンが押下されたとき、或いは、スタイラスがペン・ダウン操作され たときの)カーソル位置の関数として、カーソル位置解釈シフト量を算出する。
更に詳しく説明すると、開いている頁の紙面にカーソルを合わせて入カデノくイ スを操作し、そのままカーソルを動かさずにいたならば、後に、入カデノくイス を操作状態に維持したままカーソルを移動し始めるまで、頁めくりは行なわれな い。
また、開いている頁より先行する頁の葉の側縁部、或いは、開いでいる頁より後 に続く頁の葉の側縁部にカーソルを合わせて入カデノくイスを操作したならば、 ユーザが、その頁を選択したものと判断する。この場合、プログラム11は、変 数divwantの値を、その選択された頁の簿冊分割位置に値に設定する。尚 、好適実施例では、プログラム11が、簿冊分割位置の値を表わす変数d i  vwantの値を、最小では「0」まで、最大では簿冊表示の葉の枚数に基づ0 た上限スレショルド値までに制限して、それらから逸脱する値は、それら制限値 までに切り揃える(クリッピングする)ようにしている。
また、ユーザが、メニューの選択やキーボードからの入力等によって、ユーザ自 身が選択した頁を挿入(或いは、削除)することをめるコマンドを発したときに は、プログラム11は、簿冊表示の葉に関する処理を、以下のようにして行なう 。即ち、プログラム11は先ず、テーブル87に更新を施して、対象頁の挿入( 或いは、削除)を反映させる。このテーブル更新作業において行なうのは、該当 する簿冊分割位1のテーブル・エントリ88の書き直しく或いは、削除)と、そ のエントリ88の後に続くその他の一連のエントリ88のシフトとである。挿入 対象頁に対する個々のエントリ88の書き直しを行なうには、単にその現在エン トリの情報に上書きをするのではなく、その現在エントリの情報をセーブしてお き、最終的にはその情報をシフトするようにしている。書き直されたエントリ8 8の中のポインタは、その頁データないし頁画像の記憶位置を指し示しており、 従って、その頁のディスプレイをサポートするための記憶リンクを設定している 。
プログラム11は更に、このテーブル87の更新に沿って、簿冊表示のディスプ レイに更新を施す。尚、以上に説明した簿冊の頁の挿入(或いは、削除)を実行 するための方法としては、当業界で一般的に用いられている様々な方法を利用す ることができる。
入力デバイスの操作を何ら検出しなかった場合には、プログラム11は、ユーザ による選択は行なわれていないものと宣言する。
以上に説明した判定及び処理の後に、プログラム11は、それまでの処理におい て設定した変数divwantの値(即ち、目標の簿冊分割位置)と、現在ディ スプレイされている開いた頁の簿冊分割位置を表示している変数divhave の値と比較する。そして、変数divwantの値が変数divhaveの値と は異なっていたならば、プログラム11−は、調整サブルーチン93をコールし て、目標の簿冊分割位置に近付く方向へ葉を1枚めくらせる。続いてプログラム 】1は、目標の簿冊分割位置へ向かって更に次の葉をめくる前に、メイン・ルー プ91を横切り、それによって、葉をめくる作業の間にも、ユーザの対話操作を 継続的にモニタするようにしている。そのため、調整サブルーチン93は、変数 divwantの値が変数d i vhaveの値と等しくなるまで、即ち現在 ディスプレイされている開いた頁が、開きたい目標頁となるまで、必要な回数、 反復してコールされる。また、その選択した頁の上ないし近傍にカーソルを位置 合わせしており、入力デバイスも操作状態に維持しているならば、プログラム1 1は、変更されるであろうカーソル位置の関数として、拡大された寸法で、目標 頁の再作成を行なう。
ルーチン・調整93は、図5bにその概要を図示してあり、以下、このサブルー チンについて説明する。概略を述べると、調整サブルーチン93は、簿冊表示の 状態が目標頁を開いた状態になかったならば、簿冊表示の開いた頁の位置が目標 頁に近付くような方向へ、1枚の葉をめ(す、そしてその後に、画面ビューに対 して、その1枚の葉をめ(ったことに対応した調整を施す。
調整サブルーチン93は、実行を開始したならば、先ず最初に、変数divwa ntの値のエラー・チェックを行なう。この変数divwantの値は所定の最 大有効値と最小有効値との間になければならない。続いて、もし変数divwa ntの値が変数divhaveの値(即ち、現在ディスプレイされている開いた 頁の簿冊分割位置の値)と等しかったならば、調整サブルーチン93はメイン・ ループ91へ制御を返す。
そうでなけば、頁めくり速度変数が高速に設定されているか否かを調べ、もしそ うであったならば、調整サブルーチン93は、画面のカーソルを消して、カーソ ルのフリッカを防止すると共にディスプレイの処理の速度を向上さぜる。
次に、調整サブルーチン93は、そのとき開いている頁に引き出し情報が表示さ れていたならそれを消去した上、テーブル87の内容に従って、目標頁の種々の パラメータを更新する。
続いて、フル・ビューでディスプレイすべき、葉の前面側の頁(おもて表紙の頁 を含む)が存在しているならば(即ち、裏表紙だけをフル・ピコ−で表示する閉 じた状態の簿冊表示ではないとき)、調整サブルーチン93は、このザブルーチ ンの動作中のポーズ時間を指定しているパラメータの値に従って動作する。図5 bのステップ95において、簿冊表示が静止状態にあるか、または調整ヅブルー チン93がポーズ時間に入っているかのいずれかであるか否かを調べ、そうであ ると判定されたならば、調整サブルーチン93は、その新たな葉の前面側の頁の 頁画像をディスク・ファイル23から取り出し、更に、その取り出した頁が引き 出し部を備えたものであるか否かをテーブル87を参照して判定する。もしそう であったならば、調整サブルーチン93は、取り出したその頁画像に引き出し部 アイコンのボタンを付加し、更に、その頁に付随する相互参照部(即ちrSEE  ALSO(〜を併せて参照せよ)」と記されたアイコン)が存在しているか否 かを判定する。調整サブルーチン93は更に、ディスク23に格納されている画 像が頁番号を含まない画像である場合には、取り出した頁画像に頁番号を付加す る。また図3a〜図30の実施例の場合には、調整サブルーチン93は、更に先 に説明した処理を施して、新たな葉の前面側の頁の頁画像を作成する。いずれの 実施例に場合でも、新たな葉の前面側の頁の頁画像は、ステージング・バッファ 19の中に保持される。
一方、図5bのステップ95において、簿冊表示が静止状態になく、また、調整 サブルーチン93がポーズ時間にも入っていないと判定されたならば、調整サブ ルーチン93は、ステージング・バッファ19を完全に空白化する。
ステージング・バッファ19が最後の葉の前面側の頁(即ち、裏表紙の菫の前面 側の頁)を保持していたならば、調整サブルーチン93は、簿冊表示35の右側 辺と下辺の境界線を特に太くすることによって、簿冊表示の全体としての輪郭線 が太線となるようにする。続いて調整サブルーチン93は、ステージング・バッ ファ19の内容を画面ビットマツプ17へ転送する。
一方、葉の前面側の頁が存在していなかったならば、即ち裏表紙をフル・ビュー で表示する閉じた状態の簿冊表示の場合には、調整サブルーチン93は、図5b のステップ96において、画面ビットマツプ17の、葉の前面側の頁に対応する 部分に、白のビクセルだけから成る長方形を書き込むことによって、画面上の、 葉の前面側の頁に対応する領域を白塗りにする。
もし葉の背面側の頁が存在しているならば、調整サブルーチン93は、ポーズ時 間を指定しているパラメータの値に従って動作する。図5bのステップ97にお いて、簿冊表示が静止状態にあるか、または調整サブルーチン93がポーズ時間 に入っているかのいずれかであるか否かを調べ、そうであると判定されたならば 、調整サブルーチン93は、その新たな葉の背面側の頁の頁画像をディスク・フ ァイル23から取り出す。更に調整サブルーチン93は、その取り出した頁が引 き出し部を備えたものであるか否かをテーブル87を参照して判定する。もしそ れが引き出し部を備えたものであったならば、調整サブルーチン93は、その頁 画像に引き出し部アイコンを付加し、更に、その頁に付随する相互参照部が存在 しているか否かを判定する。調整サブルーチン93は更に、必要とあらば、取り 出した頁画像に頁番号を付加する。また図3a〜図3eの実施例の場合には、調 整サブルーチン93は、更に先に説明した処理を施して、新たな葉の背面側の頁 の頁画像を作成する。いずれの実施例に場合でも、新たな葉の背面側の頁の頁画 像は、ステージング・バッファ19の中に保持される。
一方、図5bのステップ97において、簿冊表示が静止状態になく、また調整サ ブルーチン93がポーズ時間にも入っていないと判定されたならば、調整サブル ーチン93は、ステージング・バッファ19を完全に空白化する。
ステージング・バッファ19が、先頭の葉の背面側の頁、即ちおもて表紙の葉の 背面側の頁、を保持していたならば、調整サブルーチン93は、簿冊表示35の 左側辺と下辺の境界線を特に太くすることによって、簿冊表示の全体としての輪 郭線が太線となるようにする。続いて調整サブルーチン93は、ステージング・ バッファ19の内容を画面ビットマツプ17へ転送する。
一方、ディスプレイすべき葉の背面側の頁が存在していなかったならば、即ちお もて表紙をフル・ビューで表示する閉じた状態の簿冊表示の場合には、調整サブ ルーチン93は、図5bのステップ98において、画面ピントマツプ17の、葉 の背面側の頁に対応する部分に、白のピクセルだけから成る長方形を書き込むこ とによって、画面上の、葉の背面側の頁に対応する領域を白塗りにする。
続いて、調整サブルーチン93がポーズ時間に入っているか、または簿冊表示が 静止状態にあるかのいずれかであるか否かを調べ、そうであると判定されたなら ば、調整サブルーチン93は、ディスプレイの仕上げ処理を行ない、その際には 、ディスプレイされている見開きの2つの頁の間の隙間を描き直し、この隙間を 横断している綴じ輪を描き直し、また更にその他の様々なグラフィック的な仕上 げ処理を施す。調整サブルーチン93はまた、先に説明したルーチンに従ってタ ブの再配置処理を行ない、タブの視認性を向上させる。そして更に、調整サブル ーチン93は、カーソルを点灯させる。
続いて、調整サブルーチン93は、もし頁めくり速度が高速に設定されていなけ れば、必要な所定のポーズ時間を消化し、その後、メイン・ループ91へ制御を 返す。
以上、本発明をその好適実施例に即して具体的に図示し説明してきたが、当業者 には容易に理解されるように、ここに示した実施例は、その形態並びに細部に対 して、本発明の概念並びに範囲から逸脱することなく様々な変更を加え得るもの であり、本発明の範囲は添付の請求の範囲に明示するとおりである。
FIG、2F 浄書(内容に変更なし) −浄書(内容に変更なし) FIG、6 手続補正書 1、事件の表示 PCT/US91104456 2、発明の名称 頁をめくることのできる簿冊をグラフィ・ソクスで表示するコンピュータ装置及 び方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ディジタル・プロセッサと、画面ビューをディスプレイするためのディスプ レイ装置とを備えたデータ処理システムにおける、コンピュータ装置において、 画面ビューにディスプレイ可能な複数のエンティティであって、該エンティティ の各々がディスプレイすべきデータを提供するものであり、それら複数のエンテ ィティは一連の順序の中に順序変更可能に配置することができかつ整列され、該 エンティティの各々が、前記一連の順序の少なくとも1つのディスプレイにおい て、その順序において当該エンティティの直後のエンティティ及び直前のエンテ ィティのうちの、少なくとも一方のエンティティの上に実質的に重なり、エンテ ィティの覆い隠されていない部分だけが見えるように表示される、エンティティ と、 ユーザがエンティティの覆い隠されていない部分に対して選択操作を行なうこと に応答して、所望のエンティティを、前記一連の順序の中において、覆い隠され ていない状態でディスプレイするプロセッサ手段であって、前記一連の順序のデ ィスプレイを変化させて、前記一連の順序において前記所望のエンティティより 後の各々のエンティティが、そのエンティティの直後のエンティティの上に重な るように、且つ、前記一連の順序において前記所望のエンティティより前の各々 のエンティティが、そのエンティティの直前のエンティティの上に重なるように し、前記所望のエンティティを、前記一連の順序の中において覆い隠されていな い状態でディスプレイするようにする、プロセッサ手段と、を備えることを特徴 とするコンピュータ装置。
  2. 2.前記一連の順序の前記エンティティは、作業処理を加えることのできる薄冊 表示を形成しており、前記エンティティの各々は所望の情報の頁を提供する前面 と所望の情報の頁を提供する背面とを有する該薄冊表示の1枚の葉であり、各々 の葉はいずれか一方の面だけが見えるように表示され、背面が見えるように表示 されている葉の各々は、その表示されている背面がその葉の直前の葉の背面を実 質的に覆い隠しており、また、前面が見えるように表示されている葉の各々は、 その表示されている前面がその葉の直後の葉の前面を実質的に覆い隠しているよ うにしてある、ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュータ装置。
  3. 3.前記プロセッサ手段は、1枚の葉の背面とその直後の葉の前面とのうちのい ずれか一方の面の覆い隠されていない部分に対してユーザが選択操作を行なった ときにそれに応答して、前記1枚の葉の前記背面と前記その直後の葉の前記前面 とを互いに近接させて、それら2つの面がその他の葉によって全く覆い隠されて いない状態で、それら2つの面を同時にディスプレイすることにより、前記薄冊 表示を薄冊が開いた状態でディスプレイするようにしてあり、薄冊が開いた状態 の前記薄冊表示において、ディスプレイされている前記1枚の葉よりも前にある 葉の背面の各々が、当該葉の直前の葉の背面を実質的に覆い隠し、且つ、ディス プレイされている前記その直後の葉よりも後にある葉の前面の各々が、当該葉の 直後の葉の前面を実質的に覆い隠すようにしてある、ことを特徴とする請求の範 囲第2項に記載のコンピュータ装置。
  4. 4.現在覆い隠されていない状態でディスプレイされている葉から離れて位置し ている所望の葉の面の覆い隠されていない部分に対してユーザが選択操作を行な ったときに、それに応答して、前記プロセッサ手段が、葉めくり状態にある前記 薄冊表示をディスプレイし、この葉めくり状態においては、1枚の葉の背面とそ の直後の葉の前面とから成る葉の面の対の各々が、一連の順序で、前記覆い隠さ れていない葉から前記所望の葉の面へ向かって、一度に一対ずつ、他の葉によっ て全く覆い隠されていない状態でディスプレイされて行き、その際に、前記1枚 の葉より前にある各々の葉の背面は、前記その直後の葉からの距離が、前記薄冊 表示の1本の主軸に沿った前記1枚の棄よりも更に次第に遠くなって行くように して配置され、かつそれら各々の葉の背面がその直前の葉の背面の大部分を覆い 隠すようにしてディスプレイされ、且つ、前記その直後の葉より後にある各々の 葉の前面は、前記1枚の葉からの距離が、前記その直後の葉よりも更に次第に遠 くなって行くようにして配置され、かつそれら各々の葉の前面がその直後の葉の 前面の大部分を覆い隠すようにしてディスプレイされ、前記薄冊表示が、前記葉 の面の対の各々を開いた状態を瞬間的にディスプレイされるようにしてある、こ とを特徴とする請求の範囲第2項に記載のコンピュータ装置。
  5. 5.ユーザが薄冊表示との間で対話操作を行なったときに、それに応じて、前記 薄冊表示のディスプレイを現在状態から別の状態へ変化させる手段を更に備え、 この別の状態とは、一度に一対ずつ、一連の順序で、画面ビューにおいて覆い隠 されていない状態で、1枚の葉の背面とその直後の葉の前面とから成る葉の面の 対が連続してディスプレイされる状態である、ことを特徴とする請求の範囲第2 項に記載のコンピュータ装置。
  6. 6.前記エンティティの各々は、その画面ビュー位置が、前記一連の順序の中の 順序位置の関数として与えられており、前記プロセッサ手段が、前記一連の順序 の開始点に次第に近付いて行く一連の順序位置を与えられている連続した複数の エンティティを、前記画面ビューの一方の端部に次第に近付いて行く夫々の画面 ビュー位置にディスプレイし、且つ、前記一連の順序の終了点に次第に近付いて 行く一連の順序位置を与えられている連続した複数のエンティティを、前記画面 ビューの他方の端部に次第に近付いて行く夫々の画面ビュー位置にディスプレイ する、ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュータ装置。
  7. 7.所望のエンティティに除去自在に取り付けられるタプを更に備えることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュータ装置。
  8. 8.前記タプがユーザ指定可能なタプであることを特徴とする請求の範囲第7項 に記載のコンピュータ装置。
  9. 9.前記タプが所定のパターンを付与されるクプであることを特徴とする請求の 範囲第7項に記載のコンピュータ装置。
  10. 10.前記タプが、1組の所定のタプ位置及びタプ状態のうちからユーザが選択 したタブ位置及びタブ状態を付与されるタプであることを特徴とする請求の範囲 第7項に記載のコンピュータ装置。
  11. 11.前記プロセッサ手段が前記一連の順序のエンティティのディスプレイを変 化させているときに、該プロセッサ手段によって行われる、夫々のエンティティ に取り付けられているタブの位置を調整してそれらタプの視認性を向上させるた めの処理手順、を更に備えることを特徴とする請求の範囲第7項に記載のコンピ ュータ装置。
  12. 12.ユーザがあるタプの選択操作を行なったときに、それに応答して、前記プ ロセッサ手段が、そのタプが取り付けられているエンティティを選択した上、そ の選択したエンティティを一連の順序の中にあってその他のエンティティによっ て覆い隠されていない状態でディスプレイするようにし、その際に、該プロセッ サ手段が、前記一連の順序において後方に位置する各々のエンティティが夫々の 直後のエンティティの上に重なり、且つ前方に位置する各々のエンティティが夫 々の直前のエンティティの上に重なるようにして、前記一連の順序のディスプレ イ状態を変化させるようにしてある、ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載 のコンピュータ装置。
  13. 13.他のエンティティによって覆い隠されていないエンティティに近接してい るエンティティがその直前と直後のいずれか一方のエンティティによって覆い隠 される程度は、他のエンティティによって覆い隠されていないエンティティから より遠く離れたエンティティがその直前と直後とのいずれか一方のエンティティ によって覆い隠される程度よりも、少ないものとしてある、ことを特徴とする請 求の範囲第1項に記載のコンピュータ装置。
  14. 14.ユーザがコマンドを発したときにそれに応答して、エンティティに対応し た追加の情報をディスプレイするためのコンピュータ手段を更に備えることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュータ装置。
  15. 15.複数のエンティティの順序位置を変更するためのコンピュータ処理手順を 更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュータ装置。
  16. 16.前記一連の順序のエンティティの中における順序位置を示すためのグラフ ィカル手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュー タ装置。
  17. 17.前記一連の順序のエンティティは第1の一連順序のものであり、前記第1 の一連順序のエンティティにおいて、あるエンティティが覆われていない状態で ディスプレイされているときに、ユーザがコマンドを発したならば、それに応答 して、少なくとも第2の一連順序のエントリをディスプレイするようにしたコン ピュータ手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンピュ ータ装置。
  18. 18.前記一連の順序のエンティティに対してエンティティの挿入及び削除を施 すためのコンピュータ手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載のコンピュータ装置。
  19. 19.ディジタル・プロセッサと、画面ビューをディスプレイするためのディス プレイ装置とを備えたデータ処理システムにおける、画面ビューの中に作業用の 薄冊表示を提供する方法において、 ディスプレイ装置の画面ビューの中に、メイン薄冊表示を形成する一連の順序の エンティティをディスプレイするステップであって、前記エンティティの各々が ディスプレイすべきデータを提供し、前記エンティティは前記画面ビューの1本 の軸に沿って整列されており、前記エンティティの各々がその直後のエンティテ ィとその直前のエンティティとのいずれか一方のエンティティを実質的に覆い隠 しており、それによって夫々のエンティティの覆い隠されていない部分のデータ だけが見えるように表示され、前記エンティティの各々が、前記一連の順序の中 の順序位置の関数として、前記軸に沿った夫々の画面ビュー位置を付与される、 ディスプレイステップと、 プロセッサ手段によって前記一連の順序のディスプレイを変化させるステップで あって、エンティティを、前記軸に沿ったそのエンティティに対応した画面ビュ ー位置に、一度に1ずつ、前記一連の順序で、覆い隠されていない状態でディス プレイして行き、その際に、前記覆い隠されていないエンティティより後にある 各々のエンティティが、夫々の直後のエンティティの上に重なり、前記覆い隠さ れていないエンティティより前にある各々のエンティティが、夫々の直前のエン ティティの上に重なるようにし、前記一連の順序の開始点に次第に近付いて行く 一連の順序位置を与えられている連続した複数のエンティティが、前記画面ビュ ーの前記軸の一方の端部に次第に近付いて行く夫々の画面ビュー位置にディスプ レイされ、且つ、前記一連の順序の終了点に次第に近付いて行く一連の順序位置 を与えられている連続した複数のエンティティが、前記画面ビューの前記軸の他 方の端部に次第に近付いて行く夫々の画面ビュー位置にディスプレイされる、デ ィスプレイ変化ステップと、 を備えることを特徴とする方法。
  20. 20.前記一連の順序の中におけるエンティティの順序位置の表示を提供するス テップを更に構えることを特徴とする請求の範囲第19項に記載の方法。
  21. 21.前記表示には、前記一連の順序のエンティティのうちの所定数ごとのエン ティティに対してのマーカーが含まれていることを特徴とする請求の範囲第20 項に記載の方法。
  22. 22.前記表示には、エンティティの各々に対して1つずつ付与するための個別 の頁番号が含まれていることを特徴とする請求の範囲20項に記載の方法。
  23. 23.大きさ、形状、色、及びキャプションのうちの少なくとも1つをユーザが 定義できるようにしたタブを、ユーザが望むエンティティに、除去自在に取り付 けるステップを更に備えることを特徴とする請求の範囲第19項に記載の方法。
  24. 24.前記一連の順序のディスプレイを変化させる前記ディスプレイ変化ステッ プが、夫々のエンティティに取り付けられているタプの位置に調整を施して、そ れらタブの視認性を向上させるためのプロセッサ手段を含んでいることを特徴と する請求の範囲第23項に記載の方法。
  25. 25.ユーザがあるタプの選択操作を行なったときに、それに応答して、前記一 連の順序のディスプレイを変化させるステップであって、タプが取り付けられて いるエンティティを、そのエンティティの画面ビュー位置に、覆い隠されていな い状態でディスプレイし、前記一連の順序において後方に位置する各々のエンテ ィティが夫々の直後のエンティティの上に重なり、且つ前記一連の順序において 前方に位置する各々のエンティティが夫々の直前のエンティティの上に重なるよ うにディスプレイする、ステップを更に備える、ことを特徴とする請求の範囲第 23項に記載の方法。
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